Author(s) 沖縄大学地域研究所沖縄の法班; 新城, 将孝; 前泊, 博盛;
小西, 吉呂; 川﨑, 和治; 春田, 吉備彦
Citation 沖縄大学法経学部紀要 = Okinawa University JOURNAL OF LAW & ECONOMICS(12): 55-89
Issue Date 2009-03-31
URL http://hdl.handle.net/20.500.12001/5996
Rights 沖縄大学法経学部
沖縄大学法経学部紀要 第12号
経営破綻 と権利救済 ( *
1)沖縄大学法経学部准教授 川 嶋 和 治
1.は じめに
2∝冶年9月15日、サ ブプライム ロー ン問題 に端を発 したアメリカ大手投資銀行の リーマン ・ブラ ザースは、連邦裁判所 に対 して、連邦倒産法第11章 (書2)の適用 申請 を行 うと発表 し、事実上倒産 し た。負債総額は6.130億 ドル と米国最大の倒産劇 となった。 また、これ に先立つ3月には、投資銀行 及び証券会社のベアー ・スターンズが経営破綻 に陥った。 さ らには、投資銀行 メリル リンチ も経営 破綻するなど,アメ リカにおいては業界上位5銀行の うち3銀行が経営破綻 に陥るという最悪の事 態 となった ことは耳 目に新 しい。 これ らの経営破綻の影響は、ひとりアメ リカのみな らず、世界各 国に大きな影響を与えてお り、わが国において も、その影響は計 り知れないものとなっているO
わが国においては、いわゆるバ ブルの崩壊後、企業倒産が全国的な規模で広が り、経済や個人の 消費生活 にも大きな影響を与えた ことも記憶 に新 しい。 このバ ブル崩壊後の企業処理が急務 となる 中で、法律上も、これ までの企業倒産 に対する処理方法か ら、新たな対応が要求 されるようにな り、
倒産法関連の法律が大きく改編 されることになったO企業が倒産 した とき、従業員は職場を失 うこ とになるが、支給 されるはずの給料や退職金債権が支給 されないことも懸念 される。 また、倒産 し た企業 と取引があった相手方企業 も、債権 の回収ができな くなって しまうことになる。その結果、
従業員の生活困窮はもとよ り、生活困窮 に伴 う消費活動の低迷、消費活動の低迷に伴 う経済全体の 落ち込みと、連鎖反応は続 くことになる。
このとき、従業員や取引企業にとっては、満額の債権回収ができない状態であって も破綻企業が 存続 した方がよいのか。 このような問題 を調整するのも、倒産処理手続の役割の一つであるといえ る。 とはいえ,倒産企業に対 して債権 を有する者の権利保護 と倒産企業の責任 とのバ ランスは保た れているのであろうか。本講 (稿)は、 このよ うな問題意識の下で、沖縄で実際に起 こった企業倒 産を例 にあげなが ら、倒産処理制度はどのように構成 されているのか、また、倒産処理手続のうち、
とくに、最近施行 された新 しい法律である民事再生法についてみていくことにする。
2.沖縄 における企業倒産事例 ・
(1)沖縄 における企業倒産
2CO7年 4月 7日付けの沖縄の企業倒産 に関する新聞記事 ('3)によれば、沖縄県 において、2∝方年 度 (2(X近年4月‑2007年3月)の負債額が1,α氾万円以上の倒産企業件数は49件、負債総額は403億 8,500万円となっている。 これを前年度 と比べると、倒産件数は48.5%増、負債総額は14.3%増 と、
いずれ も非常に増加 している。 また、企業倒産の発生割合については、東京商工 リサーチが行 った 都道府県別倒産発生率動向調査によれば、1989年か ら2002年の14年間における年度別 ・都道府県別 の倒産発生率で トップになった回数が最 も多かったのは、沖縄県 の8回であった (*4)。 また、1992 年の全国倒産発生率が0.44%であったのに対 して、沖縄県は1.46%と、過去最高の数値 を出 してい
る。
近時の沖縄県 における大型企業倒産 としては、以下のような ものがある。すなわち、交通関連企 業の うちバス会社の倒産例 としては、「琉球バス」(負債総額110億 円)が商法の会社整理を申請 した 1994年 には じま り、その後 も営業成績の低迷が続き、2005年には民事再生手続の申請を行 うことに なった (同81億 円)o また、2002年には 「東陽バス」 (同24億 円)が、2(刀3年 には 「那覇交通」 (同40 億円)がそれぞれ民事再生手続の申請を行 い、事実上倒産 した。 また、家具 ・雑貨販売や食品販売 企業の倒産例 としては、2001年に県内家具販売大手の 「ヨナシロ」(同60億 円)が、2004年には県内 食肉卸販売大手の 「丸市 ミー ト」 (同14億 円)が、同じく民事再生手続の申請を行 うことになった。
さらに、2005年の観光関連企業の倒産 としては、 リザ ンシーパークホテル谷茶ベイを所有する 「沖 縄オー ラコーポ レーシ ョン」 (同250億円)が、また、ザ ・サザ ンリンクス ・ゴル フクラブを運営す る 「琉球 リゾー ト」 (同173億 円)が、それぞれ民事再生手続の申請を行 い、翌年20CX3年には、県内 最大規模の民事再生手続の申請 となった 「パーム ヒルズゴル フリゾー ト」が250億円もの負債を負っ て倒産 した。
(2)パーム ヒルズゴルフリゾー トの倒産 (*5)
沖縄県 内で最大規模の民事再生手続 を申請 した 「パームヒルズゴル フリゾー ト」が、 どのように して倒産手続 を行 ったのかについては、概ね以下の通 りである。
パーム ヒルズゴル フリゾー トは、1957年 に高倉不動産 として設立され、不動産の賃貸や分譲マン シ ョン販売な どを手がけていた。同社は、1989年よ りゴル フ場の建設に着工 し、その後、社名を高 倉 コーポ レーシ ョンに変更すると同時に会員募集 を始め、1991年にはゴルフ場 「パームヒルズゴル フリゾー ト」をオープンした.同ゴル フ場の設備やグレー ドは県内上位 クラス として位置づけられ、
2000年3月期の年収入高は12億4,200万 円を計上す るに至 った. しか し、その後の経営状況は振る わず、苦 しい経営 を余儀な くされるようになる。20(光年9月、経営難に陥ったパームヒルズゴルフ リゾー トの全株 を取得 したゴール ドマン・サ ックスグループのゴール ドマン・サ ックス・リアルティ・
ジャパ ン ・リミテ ッ ドは、20(光年12月、東京地方裁判所に対 して民事再生手続の申請を行ったが、
このときの負債額は250億 円にものぼっていた。 この間、一部の会員は、預託金の返還 を求める仮差 押えを行 うという動きをみせていた。
2007年5月、民事再生手続中のパーム ヒルズゴル フリゾー トの債権者集会が開かれ,同ゴル フリ ゾー トが提案 した再生計画案が賛成多数で可決 したO これ を受けて、同 日、東京地裁か ら認可決定 を受けることになる。
再生計画案記載の預託金の弁済方法については、次のようなものであった。
①会員および一般債権者には、預託金の10万円以下は全額、10万円以上の部分については94%を カ ッ トし、残 りの6%を一括弁済する。
②継続会員については、 この弁済額 を10年据え置きの新 しい預託金 として設定する。
この再生計画案 によれば、2,000万円の預託金を預けている会員が退会を希望する場合、約130万 円の一括弁済 を受け、それ以外の約18,700,000円は諦めるという厳 しいものであった。
沖縄大学法経学部紀要 第12号
3.倒産処理制度の必要性
倒産処理 に対する考え方 については、 2つの考え方 に大別 される。すなわち、懲罰主義 と債務者 更生主義である。
懲罰主義は,債権者に対 して支払 うべき債務 を履行することができな くなった責任は債務者 自身 にあ り、経済的に破綻 した債務者 に対す る制裁 として位置づけるものである (事6)。 この考え方は、
古 く、 ローマ法時代か ら存在 してお り、 ドイツ法や フランス法で採用 されてきた。 これに対 して、
債務者更生主義は、イギ リス法やアメリカ法で採用 されたものであ り、債務者が経済的に破綻 した のは債務者個人の責任ではな く、経済社会全体の問題であるとの認識の下、破綻 した債務者はむ し ろ被害者であると考えるものである。 このような被害者 を、一度の経済的な失敗によって経済活動 か ら抹殺することは相当ではな く、再度、経済活動に復帰させる機会 を与えるべきであるとするも のである。 この点 について、19世紀のアメリカにおいては、西部開拓等のために多 くの人材 を必要 にした ことか ら、一度の経済的失敗でその者を経済社会か ら排除する余裕がなかった という事情 も 含めて、アメ リカが ヨー ロッパ大陸の敗者たちの復活戦の舞台であった という特性 による との指 摘 ̀書7)もなされている。
従来、大陸法系と英米法系の諸国では、倒産処理制度 に対するこのような大きな差異があったが、
1970年代に入ると、諸外国では、抜本的な倒産法改革に着手するようにな り、 ドイツや フランス と いった大陸法系の国家 において も、英米法 と同様 に債務者更正主義的な考 え方 を導入するよ うに なった。 このような傾向は、わが国 においても同様 に見 ることができる。
わが国の倒産処理 に関する法律は、破産法や民事再生法 をは じめ複数の法律が存在す る (*8)O債 務者が債権者に対 して負っている債務を弁済することができない倒産状態 に陥った債務者 を放置 し てお くことは、債務者による財産の隠匿を助長することにつながった り、 また、暴力的な債権者 に よる強行的な債権回収が行われることによって、債務者の財産が縮小 ・散逸 し、他の債権者の権利 を侵害する結果 となることが予想 される。そのため、法律 による縛 りをかけることによ り、債権者 全体が、平等の権利行使 と配当を受けることができるような法制度が必要 になって くる。そのよう な意味で、現在の倒産処理制度は、一定の効果 をあげているといえる。 しか し、債務者は、既 に経 済上の破綻状態 にあることか ら、債権者の権利実現 にはほど遠い経済状態であることは容易に推測 できる。 いかに倒産処理制度が完備 した として も、債権者が劣勢に置かれている現状は、なお変わ
らないといわざるをえない。
4.民事再生法
民事再生法は、中小企業の再建を目的 とする倒産処理手続 として、1999年12月に公布 され、2αX) 年4月1日に施行された新 しい法律である。清算型の倒産処理手続 とは異な り、民事再生法のよ う な再建型の手続では、倒産企業が負っている多 くの負債 を免除 して もらうことによって、企業を存 続 させようというものである。 アメ リカの連邦倒産法の影響 を強 く受けて成立 した民事再生法が施 行されるまでは、中小企業の再建を目的とす る法律 として和議法 (2CXX)年3月31日廃止)があった.
しか し、 この法律にはさまざまな問題点が指摘 されてお り、利用者 にとっては非常に使 いづ らい手 続であった。 とくに問題点 として指摘 されていたのは次のようなものである (*9)。
すなわち、①和議手続の開始には破産原因があることを要する (和議法12粂 1項)ために、手続
の開始が遅れ、再建が困難 となる場合があった こと、②再建計画 (和議条件) を手続開始の申立て と同時 に提出 しなければな らなかったために、適正な再建計画 を提示す る ことが困難であった こ と、③保全処分の濫用がみ られる場合があった こと、(彰担保権が設定されている場合には、担保権 者は手続 とは無関係に担保権 を実行することができたため、再建に不可欠な財産が散逸するおそれ があった ことなどが指摘されていた。
そ こで、民事再生法は、(∋民事再生手続の開始原因を債務者が経済的に窮境にあることとして、
破産原因がな くて も手続開始の申立てを行 うことができることとした (民再法21粂)。 これによ り、
企業は、早い段階で再建に向けて動き出す ことが可能 となった。 また,(参再建計画案の提出は、手 続が開始 された後 に裁判所が定める期間内に提出すればよいことにな り、(彰保全処分が行われた場 合には、裁判所の許可を得なければ、 申立ての取 り下げができないといった濫用防止策を講 じてい る。 さらに、④担保権の実行 については、一定の場合 には中止することができるとしている。 この ように、 これ までの和議手続の問題点 を解消す ることによって、よ り利用 しやすい民事再生法が誕 生す ることになった。
これ らの諸点は、民事再生法の特色 として位置づけることも可能であるが、同法の特色 として、
さらに次の2点 をあげることができる。すなわち、D IP型手続の採用 と迅速な手続進行である。
D IP型手続はアメ リカ連邦倒産法で採用 されているものである。 このD IP型手続の採用によ り、倒産企業の経営者 (債務者)は,民事再生手続 に入った後 も、 自らが主体 となって手続 を追行 す ることができる (民再法38粂1項)。すなわち、経営者 (債務者)自身が経営権 を持続できること によって、その営業力や技術力を企業の再建に役立てることができるという利点がある一方で、不 誠実な経営者が債権者の権利 を害する行為 を行 う可能性 も指摘 されている。
また、企業を再建 しよ うとするときに最 も重要な ことは、できる限 り迅速に手続を進行 させると いうことである。時間がかか りす ぎると、再建す ることが困難になる場合が多々あるか らである。
これ までの倒産処理手続は多 くの時間を要するものであったが、民事再生手続の場合には、 申立て か ら手続開始 までに要する時間は2週間程度 と、極めて迅速な手続進行 となっている。
5.権利救済
では、そ もそ も法は、権利救済について どのように考えているのであろうか。一般法たる民法上 の問題 として、金銭消費貸借を例 にとって考えると、金銭消費貸借の場合、弁済期 日は一般 に当事 者間で決定 される。 このとき、貸主 (債権者)は、弁済期 日が到来 した場合には貸金を弁済 しても らえると考える。法律の条文な ど一度 もみた ことがない者でも、貸 したお金は返 してもらえると考 える。借主 (債務者)が約束 (契約)通 りに弁済 をすれば金銭消費貸借契約は終わ りを迎えること になる。
しか し、借主が弁済をせず、 これ を放置す ることは、貸主は貸金分の損失を被 ると同時に、借主 は借入金の分だけ利益 を得 ることになって しまう。 この とき、債権者 (貸主) と債務者 (借主) と の関係が極めて不均衡な状態であることは誰の目か らみても明 らかである。 このような不均衡な状 態を法が奨励するものではないにして も、債権者が、不誠実な債務者に対する貸金回収に際 して暴 力的な方法 を用 いることも、法の許す ところではないO
では、債権者は どのような対応ができるのか。法は、債権者 による自力救済を禁止する代わ りに、
沖縄大学法経学部紀要 第12号
法による救済を用意 している。 これが、民事訴訟 (裁判) という制度である。 自己に権利があると 主張する者が、義務 を負っているとされる者 を、国家機関でたる裁判所に対 して訴えを提起 し、裁 判所の審理を経て、権利義務関係 を明確 にしようというものである。裁判所は中立の立場で、原告 (債権者 ・貸主) と被告 (債務者 ・借主)の主環 を吟味す ることによって、法 と正義 に合致するよ う、判断 (判決) を下す ことになる。 しか し、 これで、債権者の権利は守 られたのであろうか.一 見、権利者の救済のために、裁判所が権利救済機能を果た したかのよ うにみえるが、本当に債権者 の権利は守 られるのであろうか。
請求認容の勝訴判決が確定 し、債権者が債務者に対 して、判決通 りの弁済を迫った とき、債務者 が弁済をして くれたな らば,債権者は一応の権利救済 を得 ることができた といえるであろう。 しか し,債務者がなお弁済に応 じない場合 には、債権者は民事執行手続 を経て、債務者の財産 を差押え ることによ り権利の実現 を図 らねばな らないことになるが、 この場合 にも、債権者は、一応の権利 救済を完結することになる。
では、倒産企業に対する債権者の場合は どうであろうか。倒産企業は、債務 を弁済す ることがで きない状況に陥って しまったがために、倒産処理手続 に入っている。すなわち、債務 の弁済 をしな いのではな く、弁済ができないのである。弁済できないにもかかわ らず弁済を迫った として も、債 権者は満足のいく弁済 を得 ることはできない。 しか し、少額の債権者 にとっては、 自己の債権額程 度な らば弁済可能であるとして、強硬な回収手段 を用 いることによ り債権回収を図 り、 自己の権利 実現を成 し遂げるとすれば、他の債権者 にとっては、さらに債権回収が困難 になって くることは 自 明であろう。
そ こで、倒産処理制度 としての法は、 これ ら債権者間の公平性 を担保 しつつ、債権者 と債務者 と の間の調整を図ることが要求されることになる。
6.まとめ
沖縄のパーム ヒルズゴル フリゾー トは倒産状態 とな り、再建を目的 として民事再生手続開始 の申 立てを行 い、再生計画の認可を受けて再建す る ことがで きた。 この こと自体は、喜 ば しい結果で あった といえる。 しか し、バ‑ムヒルズゴル フリゾー トのみな らず、民事再生手続 によって再建 し た企業は、多 くの債権者の犠牲 によって再建ができたことを忘れてはな らない。
ゴルフ場の民事再生手続開始の申立てについて、次のような記事 (ヰlo)が公表 されている。すなわ ち、 「民事再生法はゴル フ場経営者 にとって駆 け込み寺のような もの。 ゴル フ場 を手放 さず に借金 だけを棒 引き して もらえる便利な法律です。一方の会員はプ レー権 の保証 と引き替 えに、預託金 カッ ト (90%以上がほとん ど)な ど大きな犠牲 を強いられる。経営者 と会員のメ リッ ト、デメ リッ トの落差はあまりにも大きい」 と。 この記事は、民事再生法施行か らわずか3年足 らずの間に、 ゴ ルフ場の手続 申請が180社 にもおよんでいた ことを背景 とするものであった。
しか し、上記のように、倒産企業を放置 してお くことのメ リッ トは何 もない。今後、債権者 と債 務者間のバランスをどのようにして図っていくのかが課題 となろう。
註
*
1 本稿 は、新城将孝 ほか編 『法学 沖縄法律事情PartⅡ』 (琉球新報社、2008年) に掲載 した論文 (216‑249頁) を要約 ・講演 した もの に、加筆修正 した ものである。
*2 わが国の民事再 生法 に相 当す るもので、 民事再 生法 の成立 に大 きな影響 を与 えた。
*
3 2007年4月7日琉球新報朝刊9貢経2*
4 http://www.tsr‑net.co.jp/new/data/1173350̲818.html*
5 パー ム ヒル ズ ゴル フ リゾー トの倒産 の経緯 につ いて は、以下参 照。http://www.mmjp.or. jD/tubaki‑golf/newsfail/2006/ni441Pamhirz.html*6 中世 ヨー ロ ッパで は,破産 した債務者 に、茶色 と黄色 の帽子 にス トッキ ングの着用 を求め、
また、 3日間役所 の前 に下着姿で立 つ ことを求 め るな ど、懲戒主義の原型 をみ る ことがで き る。 この点 につ き、谷 口安平 『倒産処理法』17頁 (筑摩書房、第2版、1980年)参照。
*
7 山本和 彦 『倒産処理法入 門』 5貢 (有斐 閣、第2版補訂版、20C6年)*8 わが国 の現在 の倒産処理手続 は、破産法 による破産 手続 を中核 として、会社更 生法 による会 社 更生手続、 民事再生法 による民事再生手続 の3手続 に、会社法 による特別 清算手続 を加え た4手続 とな って いる。
*
9 法務省ホームペー ジ参照.http://www.cc.matsuyama‑u.ac.jD/〜tamura/minnjisaiseihou.htmに も掲載 されて いる。