地中連続壁の側圧に及ぼす壁厚の影響
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(2) V-517. 20 脱水量. 15. L H v=6m/h. 1500. 脱水量(cc). L H v=6m/h. f. 100. 2000 摩擦力. L,室内 L,実機 H,室内 H,実機 室内,文献2 実機,文献2. 摩擦力 P (kPa). 側圧Ph(kPa). 150. 50. 10. 1000. 5. 500 注)v=6m/hは文献2 いずれも室内試験結果. 0 0. 60. 120. 0. 60. 経過時間(分). 経過時間(分). 図− 3 周辺摩擦力の経時変化. 図− 2 側圧の経時変化の比較. 側圧の最大値 Ph,max は,室内で 76.7kPa,76.0kPa,実機で 38.2kPa,. である壁厚が 1.0 mの連壁を約 7m/h で施工した場合の側圧の最大 値97.2kPa2)に比べて半分以下である.これらの差は,打込み速度, コンクリ−ト温度などを考慮してもそれ以上の差であると考えら れる. 室内試験の周辺摩擦力Pf を式(2)で求め,Pf および脱水量の経. 150. 平均摩擦力 Pf '(kPa). 35.5kPaである.同品質のコンクリ−トを用い,配筋量がほぼ同じ. 20 平均摩擦力 Pf ',L Pf ',H. 距離 ΔT,L ΔT,H. 100. 10. 50. 0. 時変化を図− 3 に示す.図中には同品質のコンクリ−トの測定値 2). 0 180. 120. 0. を併記した.図ー 3 から Pf は,本試験結果の方が周辺摩擦力が. 0. 60. -10 180. 120. 測点とトレミ先端との距離△T(m). 0. 経過時間(分). 小さいことがわかった.これらは,文献2)の脱水量が本試験の約. 図− 4 平均摩擦力とトレミーの関係. 1.5 倍と多いことからも推定できる. 次に,式(3)から求められる平均摩擦力ΣPf /A(以下,Pf' )と. 後から増加しており,その時点でのトレミ先端位置は測点より幾 分下にあり,従来の実績 2) である 3 mより早い.これは,壁厚が 小さいために壁との摩擦などにより打込み時の動的な影響が低減 され,壁厚が大きい場合のコンクリ−トの流動状況と異なったた めと考えられる.. Pf '(kPa). 比較結果を図− 5 に示す.図ー 4 では Pf' は,L,H ともに約 20 分. 注)添字t,p;P f 'がt,pの関数. 平均摩擦力. 測点とトレミー先端との距離の関係を図−4, 平均摩擦力の実機の. 200. 150. 100. 50. 0. 図− 5 に示すように 2 回の実機の測定値は差がなく,Pf' が増加. L,t,室内 L,p,室内 L,実機 H,実機 実機,文献2. 0. 60. 120. 180. 経過時間(分). し始める時間および勾配は同品質のコンクリ−トの実績と異なる 傾向を示し,室内試験から算定したPf' の結果も実機に比べて小さ. 図− 5 平均摩擦力の比較. い.このように壁厚が小さい場合には,Pf'の室内試験結果は小さめに評価されるためにこれまでとは異なる考え方による 補正が必要である. 4. まとめ 本研究で得られた主な結果はつぎのとおりである. (1)側圧の最大値は,壁厚の影響を受ける. (2)Pf' は,約 20 分後 から増加しており,その時点でのトレミ先端位置は測点より幾分下にあり,これらは従来の実績と異なり,壁厚の影響と 考えられる. 参考文献 1)木村克彦ほか:高流動コンクリ−トを用いた地中連続壁の側圧に関する一考察,コンクリ−ト工学年次論文集,Vol.23,投 稿中,2)平井孝典ほか:地中連続壁打込み時の地山とコンクリ−トの摩擦力,第 55 回土木学会年次講演会講演概要集 V-193, 2000.9. -1035-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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