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内科101巻3号/nai03‐01(試験問題抜粋)

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Academic year: 2021

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(1)

本学会は「認定内科医」と「総合内科専門医」の 2 種類の試験を行っており,昨年度までに認定内科医 は 27 回,総合内科専門医は 39 回行われた.現在の認定医数は,認定内科医 71,078 名(うち,認定試験 合格者 48,188 名),総合内科専門医 14,765 名である. 認定試験は多選択肢問題(MCQ)を使用し,問題形式は,①単純択一形式(Aタイプ)②多真偽形式 (X2 タイプ)で,問題内容は,①必修問題②一般問題③臨床問題である. 1.66 歳の男性.呼吸困難を主訴に来院した.3 か月前の感冒罹患後から労作時の呼吸困難が出現した. 平地歩行は可能であったが,階段昇降は休まずにはできなくなった.1 か月前から呼吸困難が増悪し た. 喫煙歴:20 本!日×40 年間. 現 症:身長 167 cm,体重 65.0 kg.胸部でfine cracklesを聴取する. 検査所見:赤沈 64 mm!1 時間.血液所見;白血球 5,600!"(好酸球 5.0%). 免疫学所見;CRP 1.9 mg!㎗,KL-6 980 U!㎖(基準 499 以下).

動脈血ガス分析(自発呼吸,room air);pH 7.40,PaO265.0 Torr,PaCO238.0 Torr,HCO3− 23 mEq!ℓ. 胸部単純CT【図No. 1】を示す. この疾患について正しいのはどれか.1 つ選べ. (a)全肺気量は増加する. (b)拘束性換気障害を示す. (c)拡散能は基準範囲である. (d)肺コンプライアンスは増加する. (e)フローボリューム曲線は下向きに凸となる. 平成23年度

認定内科医資格認定試験問題

(抜粋)

第27回

(2)

問題 1

 図 No. 1

L R 2.高安動脈炎でみられるのはどれか.1 つ選べ. (a)心膜炎 (b)足趾潰瘍 (c)糸球体腎炎 (d)間質性肺炎 (e)一過性脳虚血発作

(3)

問題 3 ∼ 4

 図 No. 2

問題 3∼4 次の文を読み,3∼4 の問いに答えよ. 45 歳の女性.最近,腹部膨満感と倦怠感とを自覚したため来院した. 検査所見:血液所見;赤血球 257 万!",Hb 7.0 g!㎗,Ht 23%,白血球 38 万!",血小板 45 万!". 好中球アルカリホスファターゼスコア低値. 末梢血塗抹May-Giemsa染色標本【図No. 2】を示す. 3.最も考えられる疾患はどれか.1 つ選べ. (a)類白血病反応 (b)巨赤芽球性貧血 (c)慢性骨髄性白血病 (d)骨髄異形成症候群 (e)急性前骨髄球性白血病 4.最も適切な治療薬はどれか.1 つ選べ. (a)抗菌薬 (b)イマチニブ (c)ビタミンB12 (d)ダウノルビシン (e)全トランス型レチノイン酸〈ATRA〉

(4)

問題 5

 図 No. 3

5.66 歳の男性.5 日前から発熱,咳嗽および喀痰を自覚し,3 日前から呼吸困難も出現したため入院 した. 既往歴:慢性心不全. 肺炎と診断され,入院直後からイミペネムを点滴投与されていた.入院時の抗菌薬投与前に採取し た喀痰から分離された細菌の感受性の検査結果が入院 3 日目に判明した.その結果を示す. 抗菌薬 MIC 判定 アンピシリン ≦0.06 S セフトリアキソン ≦0.03 S クラリスロマイシン 8 R シプロフロキサシン 1 S イミペネム ≦0.06 S 入院時の喀痰Gram染色標本【図No. 3】を示す. 入院 3 日目の時点で,呼吸困難や咳嗽などの臨床症状は改善し,末梢血白血球数などの検査所見も ほぼ正常化している. この後,投与する最も適切な抗菌薬はどれか.1 つ選べ. (a)イミペネム (b)アンピシリン (c)セフトリアキソン (d)クラリスロマイシン (e)シプロフロキサシン

(5)

問題 6

図 No. 4

L R 胸部造影 CT 6.58 歳の男性.夕食後の突然の胸背部痛を主訴に来院した.

現 症:意識は清明.体温 36.8℃.脈拍 88!分,整.血圧 166!76 mmHg.SpO2(room air)98%. 胸腹部に明らかな異常所見はない. 検査所見:血液所見;Hb 13.9 g!㎗,白血球 13,900!",血小板 18.5 万!",Dダイマー 20.8 μg!㎖ (基準 1 未満).血液生化学所見;尿素窒素 60 mg!㎗,クレアチニン 1.2 mg!㎗.CRP 4.9 mg!㎗. 胸部造影CT【図No. 4】と腹部造影CT【図No. 5】とを示す. この患者について正しいのはどれか.1 つ選べ. (a)緊急手術を行う. (b)β遮断薬を用いる. (c)血栓溶解薬を投与する. (d)第 1 選択は硝酸薬である. (e)疼痛の程度は予後と相関する.

(6)

L R 腹部造影 CT 問題 6

図 No. 5

7.58 歳の男性.38℃台の発熱と右胸部痛とを主訴に来院した. 胸部X線写真【図No. 6】と胸部単純CT【図No. 7】とを示す. まず行う検査はどれか.1 つ選べ. (a)血液培養 (b)胸腔試験穿刺 (c)喀痰細菌培養 (d)局所麻酔下胸腔鏡 (e)QuantiFERONⓇ TB-2G

(7)

問題 7

図 No. 6

(8)

問題 8∼9 次の文を読み,8∼9 の問いに答えよ. 84 歳の女性.独居.意識障害のため搬入された. 現病歴:自宅居室で倒れているところを訪室した新聞配達員に発見された.気象庁発表の昨日の最 高気温は 35.5℃であった.居室には冷房機がなく,窓が閉め切られ,高温であった. 既往歴・家族歴:詳細は不明.かかりつけ医療機関はない. 現 症:意識レベルはGCS 3.身長 150 cm程度,体重 40 kg程度.体温 41.7℃.脈拍 112!分,整.血 圧 92!50 mmHg.貧血,黄疸および発汗を認めない.心音と呼吸音とに異常は認めない.腹部は 平坦で,腸蠕動音は聴取しない.下腿に浮腫はない.深部腱反射の亢進は認めず,Babinski反射 は陰性である.項部硬直はない. 8.この患者に対する適切な対応はどれか.1 つ選べ. (a)経過観察 (b)微温湯噴霧 (c)エタノール噴霧 (d)アイスパックでの体表冷却 (e)非ステロイド性抗炎症薬投与 9.この患者の冷却目標体温はどれか.1 つ選べ. (a)41.0℃ (b)39.0℃ (c)37.0℃ (d)36.0℃ (e)35.0℃ 10.B型慢性肝疾患の治療について正しいのはどれか.1 つ選べ. (a)インターフェロンは効果がない. (b)ラミブジンが第 1 選択薬である. (c)HBe抗体陽性であれば治療の必要はない. (d)核酸アナログ製剤は肝硬変にも適応がある.

(9)

11.21 歳の男性.約 1 か月前に感冒様症状があり,その後,口渇,多飲および多尿が出現し,体重が 約 6 kg減少したため来院した.糖尿病の家族歴と肥満歴とはない.

現 症:身長 170 cm,体重 56 kg.脈拍 100!分,整.血圧 124!74 mmHg.

検査所見:血液生化学所見;来院時血糖 563 mg!㎗,血中ケトン体 2.8 mmol!ℓ(基準 0.6 以下). 動脈血ガス分析(自発呼吸,room air);pH 7.26,PaO2120.4 Torr,PaCO217.6 Torr,HCO3−

8.4 mEq!ℓ. この患者の治療として適切なのはどれか.1 つ選べ. (a)酸素吸入 (b)生理食塩液投与 (c)ブドウ糖液投与 (d)重炭酸ナトリウム投与 (e)スルホニル尿素薬投与 12.50 歳の男性.2 週前から発熱,四肢末梢のしびれ及び手指筋力の低下を認め,呼吸困難も増悪した ため来院した.重症気管支喘息と副鼻腔炎とで通院中であり,喘息症状は安定していた. 検査所見:血液所見;Hb 12.4 g!㎗,白血球 24,000!"(好中球 32%,好酸球 54%,単球 3%,リン パ球 11%),血小板 46.5 万!". 胸部X線写真では両側の中下肺野に浸潤影を認める. この疾患について正しいのはどれか.1 つ選べ. (a)血清総IgEは低値である. (b)PR3-ANCA陽性例が多い. (c)経口副腎皮質ステロイドは無効である. (d)細小血管を病変の主座とする血管炎である. (e)血清アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉は高値である. 13.55 歳の女性.人間ドックで右副腎に直径 8 cmのFDG-PET陽性の腫瘍を指摘されたため来院した. 2 年前から発作性の頭痛,動悸,血圧上昇および手足の冷感が出現していた. 現 症:意識は清明.脈拍 88!分,整.血圧 116!80 mmHg. 検査所見:血液所見;赤血球 432 万!",白血球 6,900!"(好酸球 5%).

血液生化学所見;随時血糖 140 mg!㎗,Na 144 mEq!ℓ,K 4.8 mEq!ℓ,Cl 100 mEq!ℓ.ホルモ ン検査所見;副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉26.4 pg!㎖(基準 9∼52),コルチゾール 15.5 μg! ㎗(基準 4.5∼21.1),アドレナリン 1,222 pg!㎖(基準<100),ノルアドレナリン 5,628 pg!㎖(基 準 100∼450),ドパミン 46 pg!㎖(基準<20),尿中総メタネフリン 3.84 mg!日(基準 0.13∼0.52). この疾患で認められないのはどれか.1 つ選べ. (a)肥 満 (b)便 秘 (c)心不全 (d)糖尿病 (e)起立性低血圧

(10)

14.24 歳の男性.歩行障害を主訴に来院した.両下肢筋力低下,両下肢腱反射亢進,肛門括約筋の緊 張低下および臍以下の全感覚消失を認める. 障害されている部位はどれか.1 つ選べ. (a)Th4 (b)Th7 (c)Th10 (d)L1 (e)L4 15.運動負荷心電図が心筋虚血の診断に最も有用なのはどれか.1 つ選べ. (a)WPW症候群の患者 (b)右脚ブロックの患者 (c)左脚ブロックの患者 (d)β遮断薬内服中の患者 (e)安静時ST低下を認める患者 16.アスピリン喘息について正しいのはどれか.1 つ選べ. (a)副鼻腔炎の合併が多い. (b)成人と比べ小児で多い. (c)Ⅰ型アレルギー反応により惹起される. (d)アスピリン以外の非ステロイド性抗炎症薬は使用可能である. (e)リン酸エステル型ステロイドの点滴静注によって急性増悪が生じる. 17.関節リウマチ患者に生物学的製剤(抗TNF薬)を導入する際に実施するスクリーニングとして適 切なのはどれか.1 つ選べ. (a)眼底検査 (b)骨密度測定 (c)抗CCP抗体測定 (d)上部消化管内視鏡 (e)QuantiFERONⓇTB-2G検査 18.我が国におけるHelicobacter pylori感染率の経時的変化に伴い,今後罹患率増加が予想される疾患は どれか.1 つ選べ. (a)胃 癌 (b)胃潰瘍 (c)萎縮性胃炎 (d)胃食道逆流症 (e)十二指腸潰瘍

(11)

問題 20 ∼ 21

図 No. 8

L R 頭部単純 MRI T2 強調像 19.23 歳の女性.一過性の意識消失を主訴に来院した.夏の日に朝食を摂らずに出勤し,午前中,会 社内で立ち仕事が続いた後,コピー機の前で気を失って倒れてしまった.肩を打撲したが,2 分後に は気付いて,同僚に助けられて医務室へ行った. 現 症:身長 158 cm,体重 46 kg. 最も考えられる病態はどれか.1 つ選べ. (a)熱中症 (b)不整脈 (c)てんかん (d)神経調節性失神 (e)一過性脳虚血発作 問題 20∼21 次の文を読み,20∼21 の問いに答えよ. 31 歳の男性.3 日前から右上下肢がしびれ,次第に力が入りにくくなってきたため来院した.3 年前に右眼の視力低下に気付いたが,3 か月ほどで自然に消失した.1 年前に左下肢のしびれと脱力 とを自覚したが,2∼3 週で自然に軽快した. 現 症:右半身の筋力低下と異常感覚とがあり,頸部前屈時に右下肢にしびれが出現する. 頭部単純MRI T2 強調像【図No. 8】と頭部造影MRI T1 強調像【図No. 9】とを示す.

(12)

L R 頭部造影 MRI T1 強調像 問題 20 ∼ 21

図 No. 9

20.最も考えられる疾患はどれか.1 つ選べ. (a)多発性硬化症 (b)多発性脳梗塞 (c)転移性脳腫瘍 (d)急性散在性脳脊髄炎 (e)進行性多巣性白質脳症 21.治療方針として適切なのはどれか.1 つ選べ. (a)血漿交換療法 (b)抗凝固薬投与 (c)アシクロビル投与 (d)ステロイドパルス療法 (e)抗コリンエステラーゼ薬投与

(13)

問題 22

 図 No. 10

22.34 歳の男性.1 か月前から持続する倦怠感があり,3 日前から呼吸困難が増強したため来院した. 現 症:意識は清明.体温 38℃.呼吸数 22!分.脈拍 92!分,整.血圧 120!80 mmHg.SpO(room2 air)88%. 検査所見:血液所見;赤血球 360 万!",Hb 10.8 g!㎗,白血球 10,100!"(好中球 75%,好酸球 8%, 単球 10%,リンパ球 7%).血液生化学所見;LD 610 IU!ℓ(基準 115∼245).免疫学所見;CRP 5.0 mg!㎗,β-D-グルカン 330 pg!㎖(基準 20 以下),血清梅毒反応でTPHA 2,480 倍,RPR法 32 倍. 胸部HR-CT【図No. 10】を示す. 最も考えられる原因微生物はどれか.1 つ選べ. (a)Aspergillus fumigatus (b)Chlamydophila〈Chlamydia〉psittaci (c)Coxiella burnetii (d)Mycoplasma pneumoniae (e)Pneumocystis jiroveci 23.ステロイド骨粗鬆症について正しいのはどれか.1 つ選べ. (a)若年者では治療の必要はない. (b)ビスホスホネートが有効である. (c)活性型ビタミンD3は有効でない. (d)骨密度が正常であれば治療の必要はない. (e)プレドニゾロン換算 7.5 mg未満!日の低用量であれば安全である.

(14)

問題 25

 図 No. 11

R L 24.原発性膜性増殖性糸球体腎炎について正しいのはどれか.1 つ選べ. (a)小児・若年者に多い. (b)糸球体にIgAが優位に沈着する. (c)血清補体価は正常であることが多い. (d)副腎皮質ステロイドの反応は良好である. (e)ネフローゼ症候群を呈することは稀である. 25.28 歳の女性.起床時に右胸の違和感を認め,息苦しさを自覚したため来院した.以前にも同様の 出来事があったが,数日で軽快したため放置していた.月経は 1 週前に終わっている.喫煙歴はない. 既往歴と家族歴とに特記すべきことはない. 胸部単純CT【図No. 11】を示す. 最も考えられる疾患はどれか.1 つ選べ. (a)Sjögren症候群 (b)月経随伴性気胸 (c)原発性自然気胸 (d)リンパ脈管筋腫症 (e)肺Langerhans細胞組織球症 26.呼吸筋の障害による肺胞低換気の自覚症状はどれか.1 つ選べ. (a)頭 痛 (b)悪 心 (c)腹 痛

(15)

27.Sjögren症候群に合併しやすいのはどれか.1 つ選べ. (a)腎梗塞 (b)肺気腫 (c)橋本病 (d)回盲部潰瘍 (e)原発性硬化性胆管炎 問題 28∼31 次の文を読み,28∼31 の問いに答えよ. 42 歳の男性.酒量が多く,アルコール依存症ではないかと心配した家族の強い勧めで来院した. 現病歴:3 年前から就寝前にアルコールを飲むようになり,その量が増えている.当初はビール 500 ㎖程度であったが,最近は 2 ℓ前後は飲むようになっている.宿酔で仕事を欠勤したことはない が,睡眠は浅く,しばしば夜間に覚醒する. 既往歴・家族歴:特記すべきことはない. 現 症:身長 175 cm,体重 64 kg.脈拍 72!分,整.血圧 120!68 mmHg.眼瞼結膜に貧血は認めず, 眼球結膜に黄染はない.皮膚の色調は正常で,くも状血管腫を認めない.表在リンパ節は触知し ない.頸部に異常はない.心音と呼吸音とに異常は認めない.腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知 しない.神経学的異常を認めない. まず,アルコール依存症の可能性を考え,CAGE質問表で医療面接することにした. 28.CAGE質問表に含まれないのはどれか.1 つ選べ. (a)「お酒を飲まないと寝つけませんか」 (b)「朝からお酒を飲むことがありますか」 (c)「お酒を飲むことに罪悪感を感じることがありますか」 (d)「今までにお酒の量を減らそうとしたことはありますか」 (e)「周囲の人からお酒を飲み過ぎると非難されることがありますか」 初診医は医療面接前にこの患者がアルコール依存症である確率は 20%と判断した.アルコール依存 症の診断で,CAGE質問表の感度は 75%,特異度は 90%である. 29.CAGE質問表が陽性の場合,アルコール依存症である検査後確率に最も近いのはどれか.1 つ選べ. (a)10% (b)25% (c)65% (d)75% (e)90% この患者が意識障害で搬入された.意識レベルはJCSⅠ-3.体温 36.2℃.脈拍 104!分,整.血圧 130!70 mmHg.両下腿に浮腫を認める.項部硬直を認めない.両眼の外転障害と注視方向性の水平眼振とを 認める.歩行は失調性,Achilles腱反射は低下している.

(16)

30.考えられるのはどれか.1 つ選べ. (a)脳梗塞 (b)低血糖発作 (c)Wernicke脳症 (d)単純ヘルペス脳炎 (e)Guillain-Barré症候群 31.治療として適切なのはどれか.1 つ選べ. (a)血漿交換 (b)ブドウ糖液静注 (c)ビタミンB1静注 (d)アシクロビル静注 (e)免疫グロブリン大量静注療法 32.メタボリックシンドロームの診断基準に含まれないのはどれか.1 つ選べ. (a)収縮期血圧 (b)拡張期血圧 (c)血清トリグリセリド値 (d)血清LDL-コレステロール値 (e)血清HDL-コレステロール値 33.電解質異常と臨床所見の組合せで誤っているのはどれか.1 つ選べ. (a)低カリウム血症――――――――筋麻痺 (b)高カルシウム血症―――――――QT短縮 (c)低カルシウム血症―――――――多 尿 (d)高ナトリウム血症―――――――痙 攣 (e)低ナトリウム血症―――――――意識障害 34.閉塞性黄疸の原因にならないのはどれか.1 つ選べ. (a)慢性膵炎 (b)総胆管結石症 (c)自己免疫性膵炎 (d)十二指腸乳頭部癌 (e)原発性胆汁性肝硬変 35.肺胞気―動脈血酸素分圧較差〈A-aDO2〉が開大しないのはどれか.1 つ選べ. (a)肺線維症 (b)細菌性肺炎

(17)

36.腎機能障害時に原則的に投与量の調節が不要なのはどれか.1 つ選べ. (a)セファゾリン (b)ゲンタマイシン (c)ミノサイクリン (d)バンコマイシン (e)シプロフロキサシン 37.網赤血球の増加を認めないのはどれか.1 つ選べ. (a)寒冷凝集素症 (b)鉄芽球性貧血 (c)急性出血の回復期 (d)赤血球破砕症候群 (e)遺伝性球状赤血球症 38.特発性間質性肺炎の分類で最も予後不良なのはどれか.1 つ選べ. (a)特発性肺線維症 (b)剥離性間質性肺炎 (c)特発性器質化肺炎 (d)非特異性間質性肺炎 (e)リンパ球性間質性肺炎 39.空気感染によって伝播するウイルスはどれか.1 つ選べ. (a)風疹ウイルス (b)麻疹ウイルス (c)ムンプスウイルス (d)アデノウイルス 3 型 (e)単純ヘルペスウイルス 40.薬物アレルギーに対するリンパ球刺激試験〈DLST〉が関連するアレルギー(Coombs分類)はど れか.1 つ選べ. (a)Ⅰ型 (b)Ⅱ型 (c)Ⅲ型 (d)Ⅳ型 (e)Ⅴ型

(18)

問題 41

図 No. 12

図 No. 13

41.25 歳の女性.1 か月前からの微熱と体重減少とを主訴に来院した.3 か月前から右下腹部に軽い痛 みを認めていたが,放置していた. 大腸内視鏡(上行結腸)写真【図No. 12】と潰瘍部の病理組織H-E染色標本【図No. 13】とを示す. この疾患に高頻度に認められるのはどれか.2 つ選べ. (a)粘血便 (b)肛門病変 (c)乾酪性肉芽腫 (d)腸管壁全層の炎症 (e)抗大腸粘膜抗体陽性

(19)

問題 43

図 No. 14

R L 42.52 歳の男性.3 週前に非ステロイド性抗炎症薬を服用した後に下腿浮腫が出現したため来院した. 検査所見:尿所見;蛋白 1+,潜血 2+. 血液生化学所見;尿素窒素 28 mg!㎗,クレアチニン 1.8 mg!㎗. この患者に対する方針として適切なのはどれか.2 つ選べ. (a)腎生検 (b)腹部造影CT (c)逆行性腎盂造影 (d)薬物皮内反応試験 (e)67 Gaシンチグラフィ 43.57 歳の男性.下痢と体重減少とを主訴に来院した. 飲酒歴:日本酒 1 升!日×30 年間. 現 症:アルコール臭を認める.顔や手の皮膚は乾燥し,落屑を伴う. 検査所見:血液生化学所見;総蛋白 4.1 g!㎗,アルブミン 2.5 g!㎗,総コレステロール 91 mg!㎗, トリグリセリド 45 mg!㎗,総ビリルビン 0.8 mg!㎗,AST 43 IU!ℓ,ALT 127 IU!ℓ,ALP 335 IU!ℓ(基準 115∼359),γ-GTP 140 IU!ℓ(基準 70 以下),アミラーゼ 35 IU!ℓ(基準 60∼200). 腹部単純CT【図No. 14】,【図No. 15】を示す. 禁酒指導を行った上で適切な治療はどれか.2 つ選べ. (a)高脂肪食 (b)カロリー制限 (c)制酸薬の投与 (d)消化酵素薬の投与 (e)水溶性ビタミンの投与

(20)

R L 問題 43

図 No. 15

44.頻脈性心房細動の心拍数コントロールに用いる薬物はどれか.2 つ選べ. (a)α遮断薬 (b)β遮断薬 (c)ベラパミル (d)ニフェジピン (e)ジソピラミド

(21)

問題 45

図 No. 16

胸骨左縁長軸像(拡張期)

図 No. 17

胸骨左縁長軸像(収縮期) 45.58 歳の女性.全身倦怠感を主訴に来院した. 現 症:心雑音を聴取する. 心エコー図の胸骨左縁長軸像(拡張期)【図No. 16】,(収縮期)【図No. 17】と心尖部四腔像(拡張期) 【図No. 18】,(収縮期)【図No. 19】とを示す. この疾患について正しいのはどれか.2 つ選べ. (a)炎症所見を有する. (b)Ⅰ音の増強を認める. (c)男性に多く発症する. (d)約 50%が右房に生じる. (e)体位により心雑音が変化する.

(22)

心尖部四腔像(拡張期)

問題 45

図 No. 18

図 No. 19

(23)

問題 46

図 No. 20

R L 肝動脈相 46.63 歳の男性.C型肝硬変症で通院加療中,造影CTで肝内に径 1.5 cmの単発性腫瘤影を認めたため 入院した. 現 症:意識は清明.腹水は認めない. 検査所見:血液所見;血小板 10 万!",プロトロンビン時間〈PT〉87%(基準 70∼140).血液生 化学所見;アルブミン 4.1 g!㎗,総ビリルビン 1.3 mg!㎗.免疫学所見;α-フェトプロテイン〈AFP〉 30 ng!㎖(基準 10 以下),PIVKA-Ⅱ 72 mAU!㎖(基準 40 未満). 生体機能検査;ICG試験(15 分値)13%. 腹部造影CT肝動脈相【図No. 20】と平衡相【図No. 21】とを示す. 適切な治療はどれか.2 つ選べ. (a)肝切除手術 (b)肝移植手術 (c)抗癌化学療法 (d)肝動脈塞栓療法 (e)ラジオ波焼灼療法

(24)

R L 平衡相 問題 46

図 No. 21

47.78 歳の男性.全身浮腫を主訴に来院した. 検査所見:尿所見;蛋白 4.5 g!日.血液生化学所見;クレアチニン 1.4 mg!㎗. 考えられるのはどれか.2 つ選べ. (a)IgA腎症 (b)膜性腎症 (c)巣状糸球体硬化症 (d)アミロイドーシス (e)膜性増殖性糸球体腎炎 48.尿酸排泄促進薬が適応となるのはどれか.2 つ選べ. 性別 血中尿酸値(mg!㎗) 尿路結石の合併 痛風発作中 (a) 男性 9.6 (−) (−) (b) 男性 9.6 (−) + (c) 男性 7.8 (−) (−) (d) 男性 8.6 + (−) (e) 女性 9.6 (−) (−)

(25)

49.リツキシマブが適応となる疾患はどれか.2 つ選べ. (a)菌状息肉腫 (b)Sézary症候群 (c)濾胞性リンパ腫 (d)急性骨髄性白血病 (e)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 50.急性骨髄性白血病の診断時における重要な予後因子はどれか.2 つ選べ. (a)年 齢 (b)血小板数 (c)血清LD値 (d)染色体検査所見 (e)ヘモグロビン値 51.急性呼吸促迫症候群〈ARDS〉について正しいのはどれか.2 つ選べ. (a)肺動脈楔入圧が上昇する. (b)ステロイドパルス療法が有効である. (c)肺血管内皮の透過性が低下している. (d)びまん性肺胞障害の病理像を呈する. (e)肺外の原因疾患としては敗血症が最も多い. 52.尿検査で健常人でもみられるのはどれか.2 つ選べ. (a)硝子円柱 (b)扁平上皮 (c)尿蛋白 3+ (d)シスチン結晶 (e)細菌定量培養 105CFU!㎖の細菌 53.糖尿病の薬物治療について正しいのはどれか.2 つ選べ. (a)グリニド薬は食後高血糖を改善する. (b)スルホニル尿素薬は体重を減少させる. (c)ビグアナイド薬はインスリン分泌を促進する. (d)α-グルコシダーゼ阻害薬は糖新生を抑制する. (e)チアゾリジン薬はインスリン抵抗性を改善する. 54.亜急性甲状腺炎で使用する薬物はどれか.2 つ選べ. (a)抗菌薬 (b)抗真菌薬 (c)抗甲状腺薬 (d)副腎皮質ステロイド (e)非ステロイド性抗炎症薬

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正解表

問題 No. 正解記号 問題 No. 正解記号 1 b 28 a 2 e 29 c 3 c 30 c 4 b 31 c 5 b 32 d 6 b 33 c 7 b 34 e 8 b 35 e 9 b 36 c 10 d 37 b 11 b 38 a 12 d 39 b 13 a 40 d 14 c 41 b, d 15 b 42 a, e 16 a 43 c, d 17 e 44 b, c 18 d 45 a, e 19 d 46 a, e 20 a 47 b, d 21 d 48 a, e 22 e 49 c, e 23 b 50 a, d 24 a 51 d, e 25 d 52 a, b 26 a 53 a, e 27 c 54 d, e

図 No. 6
図 No. 19

参照

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