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(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

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Academic year: 2021

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第2学年国語科学習指導案

平成29年12月6日(水) 第5校時 2年2組 17名 授業者 今城 知亜希 1 単元名 世界に1つだけのお話を作ろう 教材名 「絵を見てお話を作ろう」(東京書籍2年下) 2 単元の目標 ○絵から想像したことをもとに物語を書くことに関心を持ち、進んで取り組むことができる。 【関心・意欲・態度】 ○絵を見て想像を膨らませながら、場面の様子や人物について考えることができる。 【B 書くこと ア】 ○想像したことをもとに、事柄の順序に沿って話の構成を考えることができる。 【B 書くこと イ】 ○場面の様子がよくわかるように、人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書くことがで きる。 【B 書くこと ウ】 ○句読点の打ち方や、かぎ(「 」)の使い方を理解して文章の中で使うことができる。 【言(1)イ(オ)】 3 単元について (1)単元観 ①本単元で取り上げる主な指導事項 本単元は、小学校学習指導要領国語の第1学年及び2学年「B 書くこと」の指導事項「ウ 語と語や文と文の続き方に注意しながら、つながりのある文や文章を書く。」を取り上げて指導 する。 ②付けたい力へ向けての言語活動とその特徴 本単元では、「B 書くこと」の言語活動例(2)「ア 想像したことなどを文章に書くこと。」 を具体化した、「絵から想像を広げて、場面と場面がつながるように物語を書く」という言語活 動を位置付ける。 ここで取り上げる言語活動は、3種類の物語の絵の中から自分が作りたいものを選び、想像 したことから登場人物を決め、世界に1つだけのお話を作ってお話発表会をするというもので ある。 本単元は、場面と場面とがつながるように物語を書く力を身に付けることを主なねらいとし た。3つの絵からそれぞれの場面の様子を想像して、それを詳しく説明する文章を書くだけで は、1つの物語にならない。3つの場面の人物の行動や会話、出来事のつながりが読み手に伝 わるように書く必要がある。3つの場面がつながるように、物語の展開を考え、適切な接続表 現を用いることを意識して取り組むことが大切である。

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(2)児童観 児童は1年生1月に「おはなしをつくろう」で、昔話をもとにして、人物と出来事を考えて簡 単に物語を書く学習を行っている。また、2年生の1学期には「じゅんじょよく書こう」の学習 で、「はじめ」「中」「おわり」の構成を考え、自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている。 この学習を通して、順序を表す言葉を用いて文と文とをつなげることもできるようになってきた。 「名前を見てちょうだい」の学習では、「時」「場所」「人物」が変わるところで場面も分けられる ということを学習してきている。今年度4月に行った標準学力調査では、書く能力において通過 率85.7(全国平均 84.8)で全国平均を上回っている。小領域で見ると、「文しょうをかく」は94.1 (全国平均 90.6)と上回ってはいるが、個人差があり、同じ内容を繰り返し書いている児童や、 「 」の使い方や句読点が正しく使えていない児童もいる。 (3)指導観 第一次では、場面と場面がつながるように想像を広げてお話を書くという学習課題をつかみ、 お話のモデルを提示し、自分だけが作れる、世界に1つだけのお話を作ることをゴールとして示 し、児童の「やってみたい」という意欲を高めさせ、興味の持てる導入とする。また、付けたい 力に向けて既習を確かめながら、書くためにはどんな学習が必要か自分たちで考え、学習計画を 立てさせる。 第二次では、自分だけのお話を作るために、どんなことを書けばよいのかを教材文で学ばせる。 まず読む人に伝わるお話を作るためには、「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」など、くわし く書く必要があることに気づかせ、全体で確かめるようにしていく。その際、出来事をつなぐ言 葉である、「それから」「すると」「そこで」「ところが」「こうして」などの接続表現を押さえてお く。その次に絵を見て登場人物を確認し、「時」、「場所」、さらに3つの場面の「出来事」を想像 させた上で、吹き出しの会話を考えさせる。吹き出しを書かせる際にも、児童の自由な発想を大 切にし、想像することの楽しさやお互いの想像を交流する喜びを味わわせ、登場人物の動物たち になったつもりで想像させ、セリフをつなげさせる。次に、会話、場面、出来事をつなぐような 文章構成を考えお話を書く。吹き出しで書いた会話文を入れながら、お話②の文章を書かせる。 その際、①と③の場面とつながっている文章になっているか読み返す習慣をつけさせる。 そのあとで、3種類の物語の中から、1つ選び、自分だけのお話を作っていく。教材文で学習 したことを活かし、絵から想像を膨らませ、1つの場面ごとに、「いつ」「どこで」「だれが」「ど うした」のかをメモに書く。また、吹き出しに会話を入れることで、どんなお話にするのかを明 確にさせる。そのあとで、メモをもとに接続表現や人物の気持ちなどを入れながら、3つの場面 のお話を作っていく。また、友達とお話を読み合う活動を入れ、良いところや付け加えたらよい ところを交流し合い、自分の作品に活かせるようにする。友達のお話を読むときは、句読点やか ぎ(「 」)の使い方が正しいか、つながりのある文章になっているのか確かめながら読み合うよ うにする。 第三次では、お話発表会をして、人物の行動や会話のつながりを考えて物語を書くことができ たか振り返る。良かったところや感想を伝え合うことで、自分や友達の作品のよさに気付かせた い。友達が書いたお話に多く触れることで場面がつながるようにお話を書くことができたか、推 敲の観点に沿って友達とお話を読み合う活動を取り入れ、自分の作品の足りないところに気付か

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せたい。そして、世界に1つだけのお話を作れた喜びを味わわせ、単元の付けたい力を付けるこ とができたか、振り返る。 本時では、前時で行ったお話を書く時に大切なことを振り返り、吹き出しに書いた会話を入れ ながら①と③の場面と場面とがつながるように②の場面のお話を作っていく。交流する際、人物 の行動や会話、気持ち、場所や時を表す言葉などを使って、前の場面からつながっている文章を 書くことができているか、見つけ合う。また、よかったところや付け足したらよいところを交流 することで本時のねらいにせまらせたい。

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4 単元構想図

つけたい力に向けた言語活動

絵から想像を広げて、場面と場面がつながるように物語を書く。

児童の実態

○文と文をつなぐ言葉を使うこ とに課題がある。 ○同じ内容を書くことがあり、く わしく書くことが弱い。 ○「へ」「に」「を」「は」の助詞 を正しく使うことに課題があ る。

本単元で児童につけたい力

◎場面の様子がよくわかるように、人物の行動や会 話のつながりを考えて物語を書く力 【B 書く ウ】

学習の流れと評価計画(全9時間)

単元の評価規準

《国語への関心・意欲・態度》 ①絵から想像したことをもとに物 語を書くことに関心を持ち、進んで 取り組もうとしている。 【関心・意欲・態度】 《書く能力》 ①絵を見て想像を膨らませながら、 場面の様子や人物について考えて いる。 【B 書く ア】 ②想像したことをもとに、事柄の順 序に沿って話の構成を考えている。 【B 書く イ】 ③場面の様子がよくわかるように、 人物の行動や会話のつながりを考 えて物語を書いている。 【B 書く ウ】 《言語についての知識・理解・技能》 ①句読点の打ち方や、かぎ(「 」) の使い方を理解して文章の中で使 っている。 【言(1)イ(オ)】 第 一 次 1 ( 導 入 ) 第 二 次 7 ( 展 開 ) 第 三 次 1 ( 発 展 ) 1.「世界に1つだけのお話」を作って、お話発表 会をするというゴールイメージを持ち、学習計 画を立てる。 【関①】 主体的な学び 2.p.25と、p.26.27とを見比べて、 お話を書くときに大切なことを考える。 【書②】 3.教科書の絵を見てどんな会話をしているの か想像し、②の場面の吹き出しに会話を書 く。 【書①】 4.本時吹き出しの会話を入れながら、①と③ の場面がつながるように②の場面のお話 を書く。 【書③】 5.3種類の物語の絵の中から1つ選び、どん なお話にしたいか考え、メモを書く。 【書①】 6・7.メモをもとに3つの場面のお話を作る。 【書②】 書いたお話を読み返し、見直す。 【書③】【言①】 8.友達と読み合い、よかったところや間違っ ているところを伝え合い、清書する。 【書③】 身につけさせたい資質・能力《書くこと》 (考えの形成)ウ 語と語や文と文との続き方に注意しながら、内容のまとま (記述) りが分かるように書き表し方を工夫すること。 深い学び 対話的な学び 9.お話発表会をし、単元を振り返る。 【関①】 対話的な学び 深い学び

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5.本時における研究テーマとのかかわり

(本時の目標)

絵を見て想像したことから、場面と場面とがつながるように物語を書くことができる。

本時の評価規準

絵を見て想像したことをもとに、 場面と場面とがつながるように物 語を書いている。 支援 p.25の状況を説明している文を そのまま②の書き出しに使ってよ いことを伝える。

主体的な学びにつなが

る「めあて」と「振り

返り」の関連

・世界に1つだけのお話を 作るというゴールイメー ジを持たせてから本時の めあてに入ることで、自分 だけのお話を作りたいと いう意欲を持たせる。 ・めあてに沿って振り返ら せることで、本時の付けた い力が付いたかどうか確 かめられるようにする。

深い学びへ向かうため

の発問・指示の工夫

発お話を書くときに大切な ことは何でしたか。 指場面と場面がつながるよ うにお話を書くとき、どん な こ と に 気 を つ け ま し た か。

対話的な学びを実現す

るための工夫や手立て

・自信を持って友達と交流 できるよう、机間指導を しながら評価する。 ・できたものを誰かに伝え たい、見せたいという思 いを膨らませた上で、対 話をさせる。 ・深めタイム「あいうえお」 や問い返しの例などを示 し、対話が一方的になら ないようにする。 指お隣さんと良かったとこ ろや付け加えたらよいと こ ろ を 伝 え 合 い ま し ょ う。 ○絵から想像したことをもとに、①と ③の場面と場面とがつながるように、 会話文を入れてお話を書く。 思考・判断 ・お話の書くときに大切なことを振り 返り、場面と場面とがつながるよう にするためにはどんなことに気を つけて書けばよいか考える。 表現 ・お話の書き方をもとに、②の場面の お話をワークシートに書く。 ・ペアで発表し合い、良かったところ や付け加えたらよいところを伝え させ、赤鉛筆で書き込む。 ・工夫したことについて全体で伝え合 う。

軸となる言語活動

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6 本時の学習 第二次 3時間目(4/9) (1)目標 絵を見て想像したことから、場面と場面とがつながるように物語を書くことができる。 (2)展開 主な学習活動と予想される児童の反応 指導上の留意点(○)支援(※) 評価(☆)、主な指示指、主な発問発 見 通 す 1.単元のゴールを確認し、前時までの 学習を振り返る。 2.本時の学習のめあてを確認する。 ○②の場面を書く時間であることを自覚させ、ゴールイメー ジを持たせるようにする。 思 考 ・ 判 断 ・ 表 現 す る 3.お話の書き方を振り返る。 ・「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」の かを書く。 ・出来事をつなぐ言葉を書く。 ・人物の気持ちも書く。 4.②の場面の物語を書かせる。 ・会話文を入れて書く。 5.書いたものを発表する。 ・出来事をつなぐ言葉を使っているね。 ・場所や時を表す言葉があると、場面の様子 が浮かんでくるね。 【ペア】→【全体】 ○出来事をつなぐときに使う言葉を示しておく。 (「それから」「すると」「そこで」「ところが」「こうして」) 発お話を書くときに大切なことはどんなことでしたか。 ○①と③の場面とのつながりを意識して②の場面のお話をワ ークシートに書かせる。 ○早く書き終えた人は場面と場面とがつながっているかを確 かめさせる。 ※p.25の状況を説明している文をそのまま②の書きだし に使ってよいことを伝える。 ☆絵を見て想像したことをもとに、場面と場面とがつながる ように物語を書いている。 【書③】(ワークシート、発言) 指お隣さんと良かったところや付け加えたらよいところを伝 え合いましょう。 ○付け加える際には赤鉛筆で書き込ませる。 ま と め 振 り 返 る 6.今日の学習を振り返る。 ・ 指場面と場面がつながるようにお話を書くとき、どんなこと に気をつけて書きましたか。 せかいに1つだけのお話を作るために 場めんと場めんがつながるように、お話を書こう。 どんなところをくふうすればいいかな。 家庭学習 お家の人に今日完成した物語を発 表してくる。

参照

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