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胃アニサキス症6例の経験

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Academic year: 2021

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8

(消化器病センター〕井手博子 患者は

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歳,男性.主訴は心寓部痛,背部痛,っか え感です.大酒家で,

s

革炎, 胃潰蕩にて,昭和

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月より外来で経過を追っており,

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9

6

月,外来内視 鏡検査にて表在型食道癌と診断.

7

月入院

.X

線像, 内視鏡検査にて,下部食道に良性炎症性疾患によると 思われる高度狭窄を合併し手術所見からも,豚炎によ る食道狭窄と考えられた.繰り返した勝炎発作により, 炎症が大動脈,食道周囲の抵抗減弱部に沿って上行し 縦隔内へ達したと思われた症例を報告した.

1

2

.

食道癌治療ー食道抜去症例の検討一 (濁協医科大学第2外科〉 門 馬 公 経 , 門 脇 淳 , 田 島 芳 雄 教室で、経験した食道癌症例は

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7

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年以来

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例で,切 除例は

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(

6

3

.

0

%

)

と低率であるが,最近

3

年間で は

75%

に向上した.その理由の

1

つに高齢者や低肺機 能例で,従来切除不能例とされていた中に食道抜去法 で主病巣の切除が可能となった事が挙げられる. 我々の経験した食道抜去法は9例で,

6

0

歳代4例,

7

0

歳以上5例である.病巣部位別ではCε3例, 1mEi l例, EiあるいはEiEa5例である.食道抜去となっ た理由は,喉食摘出後の再建が3例で,他の6例は肺 機能障害例か高齢に加え低肺機能のある症例であっ た.術後合併症は, Ceで咽頭胃吻合を行なった3例は 経過良好であったが,胸部食道癌症例では4例に縦隔 出血,縦隔炎,肺合併症および循環系障害などの合併 症を併発した.手術死亡例はなく,手術後5例に両鎖 骨上富,上縦隔に対し放射線照射を行なった. 手術に際しては横隔膜食道裂孔部を十分に開大して 縦隔内操作を行なうことが重要である.

1

3

.

最近10年間の食道癌治療の経験 (都立駒込病院外科〉 岩 塚 油 雄 , 吉 田 操,増山 克 病院開設以来約

1

0

年間に当科に入院した食道癌症例 は

2

7

7

例で,そのうち切除し得た症例は

1

9

2

例,切除率 は

69%

である.直接死亡例は

1

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年で直死率は

5.2%

で あった.これら切除例の占居部位はやはり 1mが

9

7

54%

と多く,ついでEi,luの順であった.ほとんどが 右開胸であるが,下部食道癌などでは左開胸も

1

7

例あ り,また,全身状態,年齢などを考慮して非開胸抜去 法によったものも

2

0

例を数える.

6

0

歳台が

44%

と多い が,

8

0

歳以上の高齢者の切除も

3%

と多い.胸部食道 癌の

5

年生存率は

5

年以上経過例

6

6

例 で

7.2%

と悪い が,これはStill,N例が多く,両者で

1

5

7

例,

85%

-678

占めることによると考えられる.最近は,遠隔成績向 上のため術前の化学療法を併用する例もあり,好成績 をおさめつつある.

1

4

.

ラット実験食道癌の応用 (日本医科大学第l外科〉 山 下 精 彦 , 笹 島 耕 二 , 田 久 保 海 誉 森 野 一 英 , 岡 崎 滋 樹 , 谷 口 善 郎 高井 淳 , 吉 松 信 彦 , 小 島 範 子 代 田 明 郎 私共はウイスター系ラットにN.sチルーN.アミルニ トロサミン,

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.

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0

1

5

%

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.

0

0

3

%

4-8

週間経口投与 し乳頭腫,早期癌,進行癌を食道のみに発生させ種々 なる検討を加えている. 治療面での検討ではOil-BLM,hinacの効果,特に OHPの三者併用は明らかに有効であった.CDDP単 独と CDDP+OilBLMの併用投与では早期癌,進行癌 の発生を対照群より減少させ治療効果も認められたが 両者間の発生頻度と組織学的効果には差はなかった. 食道癌に対して各種のRiskfactorが考えられてい るが喫煙とエタノールについて検討した.ニコチン投 与では対照群に比して癌腫の発生がやや多い傾向と大 きさも増大し,エタノールは対照群に比し腫蕩の発生 が高く,癌発生もみられ両者とも癌腫の発生に関与す る有力なる根拠があると考えられた. 癌組織と嫌気性解糖とは密接なる関係があり各病変 について組織化学的染色と生化学的定量を試み検討し た

1

5

.

消化性潰蕩に対する迷切術々後の合併症 (広田胃腸病院〉広田 和俊 十二指腸潰療による穿孔や出血症例に対して,幹迷 切 CTruncalV agotomy)がしだいに普及してきてL

る.著者の

2

3

年に及ぶこの術式の臨床から,手術手技 に関係した合併症の体験とその対策について述べた. すなわち,術後裂孔ヘルニアの発生,食道下部液痕輸 による狭窄,絹糸による幽門成形部潰蕩とその出血, 牌門部出血,幽門成形部と肝との癒着による胃内容排 出障害, Stamm型胃痩のノミノレーンによる腸管閉塞,胃 痩周聞のリーケイジ,ホリーのキャセター抜去困難症, 食道穿孔などの実例を提示し,その対策及び防止を手 術手技の面から具体的に論じた.

1

6

.

胃アニサキス症

6

例の経験 (鈴木胃腸病院〕 鈴 木 重 弘 , 鈴 木 千 秋 , 鈴 木 重 雄 最近5年 間 に6例8匹の胃アニサキス症を経験し

(2)

た.症例の性比は男4対女2で,30代を中心に平均36.5 歳であった.症状はほとんどが強い心嵩部痛で,軽度 の白血球増多を伴うものが多かった. 6例のうち4例 が11月でサパ,残りが3月と4月でカツオをいずれも 生で食したあと, 2 - 6時間後の発症であった.虫体 8匹はすべてアニサキスI型幼虫で,胃角付近から胃 体部領域で摘出された.よく既往歴を聞き,もしやと 思った際はいわゆる緊急内祝鏡を行なうことが肝要と 思われ,注意してみれば結構見付かる筈であることを 強調した. 17.胃冠状静脈左腎静脈問短絡症に早期胃癌を合併 した一治験例 (東京都立荏原病院外科〉 新井田達雄,長谷川利弘,服部博行 椋 棒 豊 , 河 村 正 敏 , 池 本 博 行 志 賀 俊 之 , 木 下 裕 宏 症例は67歳女性,既往歴に肝疾患はない.過去 1年 間に数回の意識障害発作,手指の振戦があり,脳波, 血中アンモニア高値より肝性脳症と診断.その後

PTP

にて上記の巨大な短絡症の確診を得た.さらに偶然

I

I

c

型胃癌合併を発見,両疾患の治療目的にてshunt結事与 を含む胃切除術を施行.shunt遮断後の門脈血流量の 変化に伴う合併症を予防する為可及的長時間門脈圧を monitorしたが門脈庄の上昇なと'種々の合併症を認め なかった.なお術後五カ月経過した現在まで意識障害 発作,肝機能異常その他重篤な合併症を認めることな く治癒せしめることができたので,若干の文献的考察 を加え,これを症例報告した. 18.組織型の異なる胃内重複癌のl例 (宮川

l

胃腸病院〉 松 山 秀 樹 , 宮

)

1

1

普爾 近年胃内重複癌は診断技術の進歩や詳細な組織学的 検索により,その報告例はまれなものではなくなった が,組織型を同一にする場合が多い.今回われわれは 術前に診断のついた早期胃癌多発例で,一方は8mmX 3mmと微小胃癌で,組織型の各々全く異なる1症例を 経験したので若干の文献的考察を加えて報告する. 19.噴門部胃癌の臨床病理学的検討 (金沢大学がん研外科〕 荻 野 知 己 , 磨 伊 正 義 ,食道胃接合線から2cm以内の範囲に中心をもっ胃 癌を噴門部癌と定義し,その態度を検討した.1975年 6月から1984年12月までの9年6カ月間に切除した胃 癌症例620例中,噴門部癌は20例(3.2%)で,高齢(平 59 均64.8歳入男性に多く

CM.F

比=2.25:1),肉眼型は 小雪伺

i

に中心をもっ隆起型ないしはBorr 2型癌が多 かった.組織学的には高分化型癌が多かった.今回は, 転移再発につき検討したが,術中所見よりみると肝転 移例3例 (15%)が多く,腹膜播種は1例と少なかっ たが, リンパ節転移陽性例も70%と高率であった.術 後遠隔では肝転移例は術後平均5カ月で死亡し,術後 平均1年4カ月で傍大動脈,縦隔リンパ節転移再発す るものが 3例(15%)みられた.胸腔内リンパ節転移 例が2例あり, 11, 10, 16番転移も高頻度であるので, 噴門部癌に対する術式としてはp m癌以上では開胸下 に勝尾側牌合併切除を伴う胃全易jを行ない,傍大動脈 の郭清を要すると思われた. 20.当院における最近5年間の豚胆道疾患治療,特 に良性疾患に対する胆道再建術について (防府消化器病センター〉 次回 正,三浦 修 , 戸 田 智 博 南 園 義 一 , 長 崎 進 当院における最近5年間の騨胆道疾患手術症例は, 悪性33例,良性340例,であった.悪性例では,治癒切 除は6例あるが, 1年以上の生存例は2例にすぎない. 良性例では,最近3年間は手術例が増加しており,特 に胆道再建術の増加が目立っている.胆道再建術は, 胆石症に6例,先天性総胆管嚢腫に2例,胆道外傷に 2例施行した. 胆石症に対する胆道再建術は,主に再発結石と考え られる症例に対して行なっている.肝側に狭窄がない 高齢者には胆管十三指腸助合を,若年者には胞管空腸 吻合を原則としている.術後は,超音波検査や胆道動 態シンチグラムで経過を追っているが,概ね良好であ る 症例を供覧しつつ,当院における勝胆道疾患治療の 現況を報告する. 2l.多発性インスリノーマのl治験例 (東京医科大学外科〉 東 里 正 美 , 木 村 幸 三 郎 , 小 柳 泰 久 山本啓一郎,東 陪 雄 , 佐 藤 茂 樹 友 利 千 之 , 小 木 曽 実 , 高 木 進 深 谷 泰 弘 , 石 川 暢 , 吉 松 昭 彦 勝ホルモン産生腫疹のひとつであるインスリノーマ はほとんどが単発性腫蕩であるが,まれに多発性に腫 蕩を有するものがある. 今回,我々は勝に少なくとも 3個の腫蕩を有するイ ンスリノーマを1例経験したので,若干の文献的考察 -679ー

参照

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