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第4学年 国語科学習指導案

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Academic year: 2021

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第4学年 国語科学習指導案

4学年 男14名 女7名 計21名 指導者 佐 藤

単元名 材料の選び方を考えよう 教材名 「アップとルーズで伝える」

「四年三組から発信します」

単元について (1)児童について

児童は、三年生上「ありの行列」、下「すがたを変える大豆」では、問題提起、答えにあ たる部分を読むことや、接続語に注意して一つの段落ごとにそれぞれ一つの事柄が書かれて いることを読む学習を行い、四年生上「かむことの力」では、段落毎に要点をまとめること、

段落のつながりを考えることや、他教材との比べ読みの学習活動をもとに説明的文章の文 章構成の特徴をとらえる学習を行ってきた。

児童は、説明的文章の学習への関心が高い子や、読み取ったことをもとに意欲的に発言し ようとする子が多い。論理的に思考し、大事なことを落とさずに読み取る子も見られる。し かし事前テストの結果から、要点をまとめる力や、段落構成を把握する力が十分身に付いて いるとは言えない子が多いということが明らかになった。また、サイドラインを引いたり書 き込みをしたりする力や、読み取ったことを文章表現する力には大きな個人差が見られる。

(2)教材について

本単元における「読むこと」の主な指導事項は、「目的に応じて,中心となる語や文をと らえて段落相互の関係を考え,文章を正しく読むこと。」(読むことイ)である。

教材「アップとルーズで伝える」は、テレビや新聞などを通して私たちに届けられる映像 や写真が、送り手の目的や意図によって取捨選択されたものであることを、「アップ」と「ル ーズ」の映像技法をもとに読者に伝える説明文である。

本教材 の文章 は、「 始め(問 題提起)」「中(説明)」「終わり(まとめ)」 という典型 的な 説明文の構成で書かれている。「始め」の部分では、アップとルーズの画面の特徴を紹介し ながらそれぞれの定義を述べ、問題を提起している。「中」の部分では、アップとルーズの 長所と短所を対比的に説明している。「終わり」では、送り手がアップとルーズをどのよう に使い分けているかということについてまとめている。

本教材は、キーワード、要点の把握、段落構成をとらえる学習に適している。また、児童 がアップとルーズの映像技法について身近に感じられる内容であるとともに、自らが発信者 としての学習につなげることにも適した教材である。

(3)指導について

単元の「つかむ」では、スポーツ中継の映像や新聞記事を見せたり、「アップとルーズで 伝える」の学習を生かして自らが発信者となる学習をするという見通しをもたせたりして、

学習の意欲化を図る。

「深める」では中心となる語や文をとらえるために、毎時間中心文を見つけ、要点文をまと める。どの子もその能力が身に付くよう、支援を工夫したい。また、段落構成をとらえるた めに要点文や接続語・文末表現をもとに、グループで文章構成図を作らせたい。さらに、新 聞に掲載された写真を対比する活動を行い、筆者の考えを確かめるとともに、自ら発信する 学習につなげる。

「広げる」では、「四年三組から発信します」の学習において、グループで情報の収集、選 択、発信を体験させる。その際、「アップとルーズで伝える」で学んだことを活用し、全校 の子ども達に見てもらうという目的意識を持たせながら表現の仕方を工夫させたい。

(2)

(4)家庭学習と授業とのつながりについて つかむ ・漢字練習

・語句調べ 深める ・授業作文

・音読(予習・復習)

・次時に学ぶ段落をノートに視写・書き込み 広げる ・音読(まとめの読み)

・関連図書の読書 単元目標

(1)関心・意欲・態度の目標

伝える目的や相手に応じて、情報の材料や選び方や表現方法が異なっていることに気づ き、自分が表現していくときに役立てていこうとしている。

(2)能力の目標

◎アップとルーズのそれぞれの特徴について、中心となる語や文を的確にとらえ、段落相 互の関係を考えながら文章を読むことができる。(読むことイ)

○相手や目的に応じ、必要な材料を集めたり、選択したりして書いている。(書くことイ)

(3)伝統的な言語文化と国語の特質に関する目標

文脈に沿って指示語や接続語の役割を理解し、使うことができる。(伝統的な言語文化 と国語の特質に関する事項ク)

単元の指導・評価計画(18時間)

過 時 学 習 活動 (指導 内 容 ) 評 価 規 準

国 語 へ の 関 心 ・ 意 欲 読 む 能 力 言 語 に つ い て

・ 態 度 書く能力 の 知 識・ 理 解 ・ 技

つ 1 ・ ア ッ プ と ル ー ズ に 関 わ る 単 元 の 学 習 の 見 通 段 落 番 号 を 正 映像 や 新 聞 記事 を 見 る 。 し を も ち 、 進 ん で 教 し く つ け て い る 。

・ 学習 の 見 通 しを も つ 。 材 文 を 読 も う と し て 全 文 を 読 み 、 段 落 番 号 を い る 。

つけ る 。

1 ・ 初 発 の 感 想 を 書 き 、 疑 問 内 容 の 大 体 を つ か 内 容 の 大 体 を つ 新 出 漢 字 を 読 をも と に 問 題作 り を す る。み 、 感 想 や 問 題 文 を か み 、 感 想 や 問 題 み 、 正し く 書 く こ

・ 新出 漢 字 、 語句 を 学 ぶ 。 書 こ う と し て い る 。 文 を 書 い て い る 。 と が で き る 。 1 ・ 初 発 の 感 想 と 自 分 で 考 え 進 ん で 感 想 や 問 題

た 問 題 文 を 発 表 し 、 学 習 文 を 発 表 し 、 学 習 の 計画 を 立 て る。 見 通 し を も と う と し

て い る 。

1 ・1~ 3 段 落 を 読 み 、 そ れ ぞ 内 容 に 興 味 を も ア ッ プ と ル ー ズ 指 示 語 、 接 続 れの 内 容 を まと め る 。 ち、中 心 文 を 見 つ け、の 画 面 の 説 明 と 問 語 の 役 割 を 正 し 要 点 を ま と め よ う と 題 提 示 に つ い て 中 く と ら え て いる 。

し て い る 。 心 と な る 語 や 文 を

と ら え 、 要 点 を 短

く ま と め て い る 。

1 ・ 4 ~ 6 段 落 を 読 み 、 そ れ 内 容 に 興 味 を 持 ア ッ プ と ル ー ズ 指 示 語 、 接 続 語 ぞれ の 内 容 をま と め る 。 ち、中 心 文 を 見 つ け、の 長 所 ・ 短 所 に つ の 役 割 を 正 し く

要 点 を ま と め よ う と い て 、 中 心 と な る と ら え て いる。

し て い る 。 語 や 文 を と ら え 、 要 点 を 短 く ま と め て い る 。

(3)

深 1 ・ 7 ~ 8 段 落 を 読 み 、 そ れ 内 容 に 興 味 を 持 問 い に 対 す る 答 指 示 語 、 接 続 ぞれ の 内 容 をま と め る 。 ち、中 心 文 を 見 つ け、え に つ い て 中 心 と 語 の 役割 を 正 し く 筆 者 の 伝 え た い こ と を と 要 点 を ま と め よ う と な る 語 や 文 を と ら と ら え て いる。

らえ る 。 し て い る 。 え 、 要 点 を 短 く ま と め て い る 。

1 ・ 各段 落 に 小 見出 し を つ け、 各 段 落 の 小 見 出 各 段 落 の 小 見 出 文 章 全 体 の 構 成 段 落 の ま と ま り を 考 え て し 、 ま と ま り ご と の し を 正 し く つ け て を 考 えて ま と め て 大見 出 し を つけ る 。 の 大 見 出 し を つ け よ い る 。 い る 。

う と し て い る 。

1 ・ 段落 構 成 を 図に ま と め る。 段 落 の つ な が り を 文 章 構 成 図 を 自 文 章 全 体 の 構 成 図 に 表 そ う と し て い 力 で ま と め て い を 考 えて ま と め て

る 。 る 。 い る 。

1 ・ 新 聞 に 掲 載 さ れ た 二 枚 の 新 聞 記 事 の 写 真 や 筆 者 の 伝 え た い 記 事 の 表 現 の 写 真 を 比 べ た り 、 見 出 し 見 出 し に つ い て 自 分 こ と や 、 材 料 の 選 仕 方 の違 い に 気 づ る 時 を も と に 写 真 材 料 の 選 び の 考 え を 書 こ う と し び 方 に つ い て 理 解 い て い る 。

方を 選 ん だ りす る 。 て い る 。 し て い る 。

2 ・「 四 年 三 組 か ら 発 信 し ま 学 習 内 容 に 興 味 を 教 科 書 作 例 の 工 す 」 を 読 み 、 活 動 の 見 通 も ち 、 グ ル ー プ の 話 夫 や 良 さ を と ら え しを 持 つ 。 し 合 い に 積 極 的 に 参 て い る 。

・ 教 科 書 作 例 の 工 夫 を と ら 加 し よ う と し て い

える 。 る 。

・ 題 材 に つ い て 話 し 合 い 、 自 分 た ち の ま と め か た の

イメ ー ジ を もつ 。 〈以下、書く能力〉

3 ・ 取 り 上 げ る 題 材 を 決 め 、 友 達 の 意 見 も 取 り 相 手 や 意 図 に 応 表 現 し た り 理 解 取材 す る 。 入 れ な が ら 意 欲 的 に じ て 写 真 や 材 料 を し たり す る た め に

・ 集 め た 材 料 を 選 び 、 整 理 作 業 し て い る 。 選 び 、 分 か り や す 辞 書 を 利用 し て い

する 。 く ま と め て い る 。 る 。

1 ・ 構 成 を 考 え 、 組 み 立 て 表 読 み 手 を 意 識 し て 段 落 相 互 の 関 係 を作 る 。 組 み 立 て を 考 え よ う な ど に 注 意 し て 文 と し て い る 。 章 を 構 成 し て い

る 。

2 ・ 下書 き を す る。 段 落 を 意 識 し て 文 目 的 や 必 要 に 応 指 示 語 や 接 続 語 ・ 清書 す る 。 章 を 書 こ う と し て い じ て 書 い て い る 。 を 正 しく 使 っ て 文

る 。 章 を 書 い ている 。

1 ・ 単元 の 学 習 を振 り 返 る 。 単 元 で 学 ん だ こ と 書 き 手 の 写 真 や

・ 互 い に 読 み 合 う 。 を 振 り 返 り 、 感 想 を 表 現 の 良 さ な ど に

・ まと め の 感 想を 書 く 。 書 こ う と し て い る 。 つ い て 意 見 を 述 べ て い る 。

(4)

教材分析

文章構成 1 問題提起(話題提示・問いかけ)

①会場全体(ルーズ)

小見出し 画面には会場全体がうつしだされている。

要点 ②コートの中央に立つ選手

画面は、コートの中央に立つ選手を大きくうつし出した。

③アップとルーズとは

アップとルーズとは、どんなちがいがあるのか。

説明(アップとルーズの特徴)

④アップの長所と短所

アップでとると、細かい部分の様子がよくわかるが、うつされていない多くの部分はわ からない。

⑤ルーズの長所と短所

ルーズでとると、広いはんいの様子がよくわかるが、選手の細かい様子や気持ちはわから ない。

⑥アップとルーズの使い分け

アップとルーズには、それぞれ伝えられることと伝えられないことがあるので、目的に応 じて切りかえて放送している。

3 まとめ

⑦新聞写真のアップとルーズ

新聞の写真にもアップとルーズがあり、目的に合うものを選んでいる。

⑧アップとルーズの選び方

受け手が知りたいことは何か、送り手が伝えたいことは何かを考えて、アップでとるかル ーズでとるかを決めたり、とったものを選んだりしている。

言語事項 <指示語> このとき それぞれ それ それら

<接続語> しかし でも それら それで そして

<文末表現> ます です ました いいます のでしょう みましょう ません のです

文章構成

要旨 ある部分を大きくうつすとり方をアップといい、広いはんいをうつすとりかたをルーズと いう。アップとルーズでは、どんなちがいがあるのか。

アップでとると細かい部分の様子はよく分かるが、広いはんいの様子は分からない。ルー ズでとると広いはんいの様子はよく分かるが、細かい部分の様子は分からない。テレビの制 作者や新聞記者は、受け手が知りたいことは何か、送り手が伝えたいことは何かを考え、目 的に応じてアップとルーズを使い分けている。

発展 グループごとに写真をとり、新聞を作る。

(5)

本時の指導 (1) ねらい

新聞に掲載された2枚の写真を比べたり、見出しをもとに写真を選んだりする活動を通し て、筆者の伝えたいことや、材料の選び方を理解することができる。

(2) 展開

学習内容・学習活動 ・教師の働きかけ「主発問」 ○評価(評価方法)

●家庭学習を生かした働きかけ

つ 1 前時までの学習を想起する。 ●前時までの授業作文を紹介し、前時想起・学習

意欲を高めることにつなげる。

む 2 本時の学習課題を確認する。

新聞の写真をもとに、材料の選び ・意欲的に学習できるように資料について想起す 方を考えよう。 るとともに、本時の学習の見通しを持たせる。

課題を解決する。

(1)2枚の写真を見比べ、それぞれの特 「2枚の写真を比べて似ているところとちがう所

徴を話し合う。 を発表しましょう。」

深 【広げる学び合い(全体)】 ・2枚の写真の共通点・相違点を話し合わせると ともに、人物の表情の違いに気づかせる。

(2)2つの新聞記事の写真や見出しをも 「新聞記者は、この写真でどんなことを読者に伝 とに、新聞記者が何を伝えたかった えたかったのでしょう。」

のか話し合う。

【一人学び】 ・ 写 真 の 特 徴 を も と に 、 送 り手 が 材 料 を選 ぶ 意

【広げる学び合い(ペア~全体)】 図をとらえることができる。

(3)見出しをもとに、多くの写真(材料) 「この見出しについての写真を選びます。どの写 の 中 か ら ど の 写 真 を 選 べ ば 良 い か 話 真を選べばいいか、考えましょう。」

し合う。 ・根拠をもとに発表させる。

7 【一人学び】 ・要旨をしっかりととらえることができるよう 【収束する学び合い(グループ~全体)】 に、常にまとめの段落に立ち返る。

(4)実際の新聞社はどのような意図で写 ・新聞社に取材したことをもとに、多くの写真の 真を選んだか学ぶ。 中からどんな意図で選材したのか理解させる。

【収束する学び合い】

(6)

解決したことをまとめる。 〈具体の評価基準〉

【一人学び】 A 新 聞 は 、 送 り 手 の 目 的 や 意 図 に よ っ て 、 写 真を選んだり、見出しをつけたりしているこ とについて的確に理解している。

B 新聞は、送り手の目的や意図によって、写 真を選んでいることを理解している。

C 八 段 落 に 注 目 さ せ る と と も に 、 板 書 を も と にまとめるよう助言する。

ま 5 学習のまとめ(自己評価)をする。 ・本時学んだことを確かめ、満足感・達成感をも

たせるとともに、次の学習の意欲をもたせる。

○写真の選び方を理解し、次時の学習への意欲を

持つことができたか。(プリント、観察)

3 6 次時の学習内容を確認し、家庭学習 ●次時からグループで新聞作りをする学習を行う の見通しをもたせる。 こと、家庭学習で授業作文を書くことを伝える。

(7)

板 書 計 画 ア ッ プ と ル ー ズ で 伝 え る 中 谷 日 出 新 聞 の 写 真 を も と に 、 材 料 の 選 び 方 を 考 え よ

う。新聞で伝える方法~見出し写真

ア ッ プ

選手が笑っている写真選手の様子がよく分かる選手がうつっている

ピンチなのに笑顔で励まし合う選手の様子を伝えたい。

ル ー ズ

お客さんが喜んでいる写真お客さんの様子がよく分かるお客さんがうつっている

試合に勝って喜ぶお客さんの様子を伝えたい。

受け手の知りたいこと見出し写真送り手が伝えたいこと

新聞は、受け手が何を知りたいか、送り手が伝えたいことは何かを考えて、見出しを書いたり、写真を選んだりしている。

参照

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