E017 巨大な蟻塚状の溶岩樹型(静岡県GEO DATA(10) : 地学散歩(89))
著者 齋藤 朗三
雑誌名 静岡地学
巻 109
ページ ii‑ii
発行年 2014‑06‑22
出版者 静岡県地学会
URL http://doi.org/10.14945/00024590
(ⅱ)
巨大な蟻塚のような竪型 溶岩樹型である.高さが約 270cm、地面から約 40cm の 立ちがあり,樹型の長径が約 180cm, 短 径 が 約 170cm で ある.溶岩の流れてきた方向 が分かる立派な高まりもあ る.中を覗くと,溶岩が樹木 に巻き付いた様子や下位の溶 岩を見ることができる.この 溶岩樹型は , 西暦 870 年頃に 東臼塚の南麓より南に延びる 約 2km の割れ目から流れた とされる東臼塚南溶岩流中にある.この東臼塚南溶岩流は大変多くの溶岩樹型があることが知られて おり,この蟻塚状の溶岩樹型にたどり着くまでのわずか 70m の間でも3つの溶岩樹型を観察できる.
(齋藤朗三)
E017 巨大な蟻塚状の溶岩樹型
国土地理院 1:25,000 印野