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4 地域中心都市 ( 倶知安町 岩内町 余市町 ) への移動実態 地域中心都市のうち 移動頻度が最も高い市町村は 倶知安町 で 38% 余市町 が 全体小樽市島牧村寿都町黒松内町蘭越町ニセコ町真狩村留寿都村喜茂別町京極町倶知安町共和町岩内町泊村神恵内村積丹町古平町仁木町余市町赤井川村 23% 岩内町

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(1)

70

④ 地域中心都市(倶知安町・岩内町・余市町)への移動実態

・地域中心都市のうち、移動頻度が最も高い市町村は「倶知安町」で

38%、「余市町」が

23%、「岩内町」が 22%となっており、各市町村とも近接する地域中心都市への移動頻

度が高い傾向にある。また、地域中心都市である倶知安町と余市町では他の地域中心都 市へ移動しない割合が半数程度と高い割合である。

図 5-8 最も移動頻度の高い地域中心都市

・地域中心都市間へ移動の頻度は「週1回以上」が

45%、

「月

1~3

回」が

36%で、中核

都市への移動より頻度が高く、ニセコ町・真狩村・京極町から倶知安町や、共和町・泊 村から岩内町、古平町・仁木町から余市町は「週

1

回以上」が

60%を上回り、日常的に

移動が生じている。

5-9

移動頻度の高い地域中心都市への移動の頻度【主な都市間】

338

33 2

1 1 2 1

37 17 1

4

56 30

76 37

40 573

2 2

2

31

52 69 39 84

44 78 21

21

74 1

2

1 50

330 1 35

40

20

2

1 1 36

56

13 61

52

3 9

262 11

6 4 14

2 1 4

1 77

4 31

3 3

1 100

n=1503 n=47 n=45 n=46 n=65 n=56 n=70 n=40 n=90 n=46 n=81 n=171 n=81 n=135 n=63 n=58 n=59 n=33 n=81 n=196 n=40

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村

余市町 倶知安町 岩内町 地域中心都市への移動はない

113 3 1

1 2

12 3 4 1

8

1 8 3

8 7 4

9 13 2 1

217 6 3

1 5

18 5

6 8

21 3

6

22 6

21 6

11

3 27 1

13

217 5 1

9 1

13

24 15

12

9

29 1

3

8 7

17 9

7

9 18 3

8

435 11 20

23 17

8

25

14 13 39

19

19 10

15

9

16 10

31

13 28

26

4 12 16

15

230 7 12

3 12

10

6 1 1 23

5 26

16

2 2 7

26

1 1 8 4

5 28

3

n=1212 n=32 n=33 n=39 n=30 n=20 n=51 n=69 n=37 n=84 n=42 n=77 n=36 n=35 n=21 n=56 n=17 n=73 n=60 n=51 n=56 n=29 n=75 n=50 n=40

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市→余市町 島牧村→岩内町 寿都町→岩内町 黒松内町倶知安町 黒松内町→岩内町 蘭越町→倶知安町 ニセコ町→倶知安町 真狩村倶知安町 留寿都村→倶知安町 喜茂別町→倶知安町 京極町→倶知安町 倶知安町→余市町 倶知安町岩内町 共和町→倶知安町 共和町→岩内町 岩内町→余市町 岩内町→倶知安町 泊村岩内町 神恵内村→岩内町 積丹町→余市町 古平町→余市町 仁木町→余市町 余市町→倶知安町 赤井川村→余市町

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 月1回未満

(2)

71

・地域中心都市への移動の目的は、「買い物」や「通院」が多いが、地域中心都市間の移動 においては、「買い物」や「通院」を目的とした移動が少なく「観光・レジャー」や「趣 味・サークル活動」を目的にした移動が比較的多い傾向にある。

図 5-10 移動頻度の高い地域中心都市への移動目的【主な都市間】

・地域中心都市への移動において、「公共交通をほとんど利用していない」割合が

79%で、

「公共交通を主な移動手段としている」割合は

17%であり、北後志地区や共和町で公共

交通の利用頻度が比較的高い傾向にある。

図 5-11 移動頻度の高い地域中心都市への移動における公共交通の利用頻度【主な都市間】

3

2 10 3

5 2

6 1

2 4 2 3 8 4 4 2 2 2

22 17

32 15 10

41

65 35

55 32

73 7

6 14

48 6

30 56 41 44 22

67 7

32 2 6

7 4

22

22 8

9 10

17 3

9

17 2

14

16 17

33 16

31 1

18 4 2 2

12

15 1

3 2

4 2

1

14 6

14 8

5 1

11 2

4 1

2

2

5 2

2

1 1

1

2 9

1

1 16

1 2

3

8 2

2

6 1

2

5 2

2

5 4

6

2 4

2 3

3 4

5

3 2

3 3

5 2

5 1

1 1

2

5 2

4

4 4

1 n=25 n=21

n=36 n=18

n=10

n=45

n=68 n=36

n=61 n=35

n=77 n=10

n=19 n=17

n=53 n=10

n=47

n=59 n=50

n=48 n=25

n=69 n=22

n=36

0 20 40 60 80 100 120 140

小樽市→余市町 島牧村→岩内町 寿都町→岩内町 黒松内町→倶知安町 黒松内町岩内町 蘭越町倶知安町 ニセコ町→倶知安町 真狩村→倶知安町 留寿都村→倶知安町 喜茂別町→倶知安町 京極町倶知安町 倶知安町→余市町 倶知安町→岩内町 共和町→倶知安町 共和町→岩内町 岩内町余市町 岩内町倶知安町 泊村→岩内町 神恵内村→岩内町 積丹町→余市町 古平町→余市町 仁木町余市町 余市町→倶知安町 赤井川村→余市町

通勤・通学 買い物 通院 官公庁・銀行・郵便局等への用事 観光・レジャー 趣味・サークル活動 その他

140 4 3 4

4 7 3

6 7

5 3

2

6 12 7 3

11 11 4 5

4 12 29

1 1 3

2 2

3 2

1 1 1 9

1

649 14 15 28

9 7

31 47

26 43

22 66 9

15

4 30

9

36 46

29 32

13 45 15

17

n=818 n=18 n=18 n=32 n=13 n=7 n=38 n=51 n=32 n=51 n=27 n=72 n=9 n=17 n=12 n=44 n=9 n=46 n=51 n=41 n=44 n=18 n=59 n=19 n=30

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市→余市町 島牧村→岩内町 寿都町→岩内町 黒松内町→倶知安町 黒松内町→岩内町 蘭越町→倶知安町 ニセコ町→倶知安町 真狩村倶知安町 留寿都村倶知安町 喜茂別町倶知安町 京極町倶知安町 倶知安町→余市町 倶知安町→岩内町 共和町→倶知安町 共和町→岩内町 岩内町→余市町 岩内町→倶知安町 泊村→岩内町 神恵内村→岩内町 積丹町→余市町 古平町→余市町 仁木町→余市町 余市町→倶知安町 赤井川村余市町

概ね公共交通を利用 公共交通を半分程度利用 公共交通をほとんど利用しない

(3)

72

・地域中心都市への移動で利用する公共交通は、「路線バス」が最も多く、次いで「高速バ ス」、「鉄道」が利用されている。

図 5-12 移動頻度の高い地域中心都市への移動で利用する公共交通手段【主な都市間】

・地域中心都市への移動において、公共交通の「乗継ぎを行う」割合は

18%である。

図 5-13 移動頻度の高い地域中心都市への移動における公共交通乗継ぎ有無【主な都市間】

3 5 2

1

4

1 1

8 1

2 1

2 2

1

4 5

6 1

4 6 1

6 2

3 3 1

4 4

7 5

6

7 9 6 4

9 8 3

4 1

5 1

3

2 5

n=3 n=2

n=3 n=3 n=0

n=5 n=4 n=4

n=7 n=5

n=6 n=0

n=0

n=8 n=13 n=0

n=10 n=5

n=12 n=11 n=4

n=14 n=3

n=10

0 5 10 15 20 25

小樽市余市町 島牧村→岩内町 寿都町→岩内町 黒松内町→倶知安町 黒松内町→岩内町 蘭越町→倶知安町 ニセコ町→倶知安町 真狩村→倶知安町 留寿都村倶知安町 喜茂別町倶知安町 京極町倶知安町 倶知安町→余市町 倶知安町→岩内町 共和町→倶知安町 共和町→岩内町 岩内町→余市町 岩内町→倶知安町 泊村→岩内町 神恵内村岩内町 積丹町余市町 古平町余市町 仁木町→余市町 余市町→倶知安町 赤井川村→余市町

鉄道 高速バス 路線バス 市町村営バス

23

1

3

1

3 2

2 1

1 1

4

107 4

1 3

4

3 3

6 5 6

5 9 5 4

7 9

3 10 3

6

n=130 n=4 n=2 n=3 n=3 n=0 n=4 n=4 n=3 n=6 n=5 n=6 n=0 n=0 n=8 n=11 n=0 n=5 n=4 n=9 n=10 n=4 n=11 n=3 n=10

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市→余市町 島牧村→岩内町 寿都町→岩内町 黒松内町→倶知安町 黒松内町→岩内町 蘭越町倶知安町 ニセコ町倶知安町 真狩村倶知安町 留寿都村倶知安町 喜茂別町倶知安町 京極町→倶知安町 倶知安町→余市町 倶知安町→岩内町 共和町→倶知安町 共和町→岩内町 岩内町→余市町 岩内町→倶知安町 泊村→岩内町 神恵内村→岩内町 積丹町→余市町 古平町→余市町 仁木町→余市町 余市町→倶知安町 赤井川村→余市町

乗継ぎを行う 乗継ぎを行わない

(4)

73

⑤ その他の移動頻度の高い市町村への移動実態

・その他の移動頻度の高い市町村について、「倶知安町」、「岩内町」、「余市町」が多く近接 する以外の地域中心都市への移動も一定数あることが分かる。また、地域中心都市以外 では隣接市町村への移動が多い。

図 5-14 その他の移動頻度の高い市町村

・その他の移動頻度の高い市町村への移動の頻度は、「蘭越町からニセコ町」や「岩内町か ら共和町」、「泊村から共和町」、「積丹町から古平町」等の隣接市町村間の移動において

「週1回以上」の割合が高い傾向にある。

図 5-15 その他の移動頻度の高い市町村への移動頻度【主な都市間】

7 2 2

1

2 37

24 3

3 2

1 1 2

1 17

2 2

7 1

1 2

2 44

4 3

16 2

3 11

1 4

144 4

2 1

11

4 10

7 2

9

63 8

1 1

6 14

37

2 7 1 14

1

5

3

1

2

36 1

1

1 6 2

13 8

3

1

50

2

2 25

6 8

5

2

26 1

2 1 5 3

12

2

221 2

2 5

3

19 21

9 14

13 15

6 37

17 10 11 2

18 12 5

90

2

2 2

4 4 4

43 20 4

2 3

115

6 12

4

10 5

4 7 23 6

8 23

1

2 4

18

1

2 10

3 2 9

2 3 4 24

2

1

4

3

1 12

1

46 1

18

5 20

2

68 4

1

5

1 5

1 50 1

187 19

3

2 3 2

4 5 11

3 15

7 12 19

13 30

17 22

22 3

1 3 15

39 4 30

2 2

1 105

1 3 6 12

1 3 3 23

2 5 13 2 5

2 3

1 19

1 n=43 n=42 n=60 n=52 n=66 n=37 n=87 n=47 n=71 n=149

n=72 n=113

n=57 n=58 n=47 n=26 n=69 n=175

n=33

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村

島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村 長万部町 その他

129

4

2 2

3 4

12 4

7 1

148 5

3 2

1 1

1 2

8 11 3

1 1

139 2

1 3

2 2

1 7

3 5

2 1

2

520 13

3 8

2 13 6

4 8 15

7 9 6 3

4 5

477 4 6

3 7 5

3 1 10

4 5

2 5 11

10

n=1413 n=24 n=11 n=16 n=9 n=25 n=13 n=11 n=12 n=34 n=23 n=40 n=20 n=18 n=17 n=18

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 島牧村寿都町 蘭越町→ニセコ町 ニセコ町→蘭越町 真狩村→ニセコ町 留寿都村→喜茂別町 喜茂別町留寿都村 倶知安町→蘭越町 倶知安町→京極町 共和町倶知安町 共和町→岩内町 岩内町共和町 泊村→共和町 積丹町→古平町 仁木町倶知安町 余市町→古平町

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 月1回未満

(5)

74

・その他の移動頻度の高い市町村への移動の頻度は、「買い物」や「通院」が多いが、地域 中心都市間の移動においては、「買い物」や「通院」を目的とした移動が少なく「観光・

レジャー」や「趣味・サークル活動」を目的にした移動が比較的高い傾向にある。

図 5-16 その他の移動頻度の高い市町村への移動目的【主な都市間】

・その他の移動頻度の高い市町村への移動の頻度は、公共交通の利用頻度が「月1回未満」

とほとんど利用していない割合が高い傾向にある。

5-17

その他の移動頻度の高い市町村への移動で利用する公共交通手段【主な都市間】

1 4

3 1

2 3 1

6 2

7 1

12 7 5

4 6 8

21 16

22 14

5 3

1

13

5

1

11 7

1

2 2

1

3 3

2 1

5 1

1 1

4

2

1 4

1

3 3

7 1 3

1 2

2 1

1 1

1 1

2 2

4

1 6 4

3 1

6

n=20 n=11

n=10 n=6

n=18 n=8

n=8

n=11

n=24 n=17

n=35 n=18

n=13 n=6

n=8

0 5 10 15 20 25 30 35 40

島牧村寿都町 蘭越町→ニセコ町 ニセコ町→蘭越町 真狩村ニセコ町 留寿都村→喜茂別町 喜茂別町→留寿都村 倶知安町蘭越町 倶知安町→京極町 共和町→倶知安町 共和町岩内町 岩内町→共和町 泊村→共和町 積丹町古平町 仁木町→倶知安町 余市町→古平町

通勤・通学 買い物 通院 官公庁・銀行・郵便局等への用事 観光・レジャー 趣味・サークル活動 その他

9

1 19

1

1 1

2

1 22

1 1

2 1 85

2

7 2

2

644 14 9 8 5 15

8 7 11

11 9 27

16 10 6

5

n=779 n=18 n=10 n=8 n=5 n=15 n=8 n=8 n=11 n=21 n=14 n=27 n=16 n=12 n=6 n=7

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 島牧村→寿都町 蘭越町ニセコ町 ニセコ町→蘭越町 真狩村→ニセコ町 留寿都村→喜茂別町 喜茂別町→留寿都村 倶知安町蘭越町 倶知安町→京極町 共和町→倶知安町 共和町岩内町 岩内町→共和町 泊村共和町 積丹町→古平町 仁木町→倶知安町 余市町古平町

4 7 2 3 1 13 1回未満

(6)

75

⑥ 居住市町村内での移動実態

・居住市町村内での移動において、公共交通の利用頻度が「月1回未満」とほとんど利用 していない割合が

85%で、

「週1回」以上の利用は

7%で、小樽市、共和町、赤井川村は

公共交通の利用頻度が比較的高い傾向にある。

5-18

居住市町村内の移動における公共交通の利用頻度

・居住市町村内で公共交通を利用する主な移動目的は、「買い物」や「通院」が多く、他の 地域への移動に比べ「通院・通学」を目的にした利用も

13%ほどある。

図 5-19 居住市町村内の移動において公共交通を利用する目的

27 6

1 2 2 1

1 3 1

1 1 2

5 1

44

7 2

2

1 2

5 8 1

1 1

2 4

8 27

4 2

1 3 1 1

1 2

4 2

5 1

109

6 5

3 1

4 1

1 4

2 2

7

15 10

3 5

7 3

3 21

6

1,133

28 33

36 55

41 53

31 75

33 70

142

49 109

49 41

44 19 56

151 18

n=1340 n=51 n=42 n=42 n=60 n=47 n=57 n=34 n=80 n=38 n=73 n=159 n=76 n=123 n=54 n=48 n=55 n=22 n=63 n=190 n=26

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1~3回 月1回未満

7

1

1 1 3

2 1

2

7 1

15 4

5 3 5 1

2 2 2

2 7

21 7

3 3

4 3

15 7

11 6

3 1

3 1

1 2 3

4

14 11

3 5

6 3

5

23 4

8 3

2 1

1 1

1

4

3 2

1

2

6 1

1

1 1

3 1

3 1

2 2 2

1

3

1

1

1

4 1

1 2

1

1 2

5 n=44

n=14 n=12 n=9

n=10 n=5

n=6 n=5

n=8 n=3

n=23

n=39 n=21

n=9 n=11

n=14 n=3

n=11

n=63 n=13

0 10 20 30 40 50 60 70

小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村

通勤・通学 買い物 通院 官公庁・銀行・郵便局等への用事 観光・レジャー 趣味・サークル活動 その他

(7)

76

・居住市町村内での移動で利用する公共交通は「路線バス」が最も多く、高速バスの沿線 市町村では市町村内の移動においても「高速バス」が利用されている。

図 5-20 居住市町村内の移動において利用する公共交通手段

5 1

3 4 1

9 3

1 1

4 6 1

1 3

3 1

2 9 10 1

4 4

1

12 3

18 2

2 1 1 1 2

5 3 2

2

18 2

2

5 7 1

2

27 3

4 1 1 1

2

6

2 4

1

1 2 1

3 5

n=24 n=9

n=7 n=6 n=5 n=3 n=2

n=5 n=5 n=2

n=19

n=32 n=16

n=4

n=11 n=14 n=1

n=8

n=48 n=12

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村

鉄道 高速バス 路線バス 市町村営バス

(8)

77 2) 後志地域広域交通網アクセス実態調査

① 調査概要

○調査目的:後志地域全域における幹線交通網・広域交通網・生活圏交通網による階層的 な交通ネットワークの検討のため、現状の広域交通へのアクセス実態の把握 を目的として実施

○調査時期:2021(令和

3)年 7

20

日(火)にアンケート調査資料を配布、7月

31

(土)を締切として回答を回収

○調査対象:後志地域の主な鉄道駅

10

箇所(塩谷・蘭島・余市・仁木・銀山・小沢・倶知 安・ニセコ・蘭越・黒松内)・バスターミナル

2

箇所(岩内・寿都)における 広域公共交通(鉄道・高速バス等)の利用者(調査対象の鉄道駅・バスター ミナルは利用者数や接続路線等を考慮して選定)

○調査方法:調査対象の各駅・バスターミナルにて、利用者にアンケート調査資料を手渡 しで配布、郵送により回答を回収

○調査項目:鉄道や高速バス等の広域公共交通の利用状況(利用する路線・区間、利用頻 度、利用目的など)

自宅から広域公共交通の駅等への移動状況、広域公共交通の駅等から目的地 への移動状況(移動手段、移動時間、バスを利用しない理由など)

回答者属性など(性別、年齢、居住地、職業)

○回 答 数:177票(調査資料配布数

940

票、回答率

19%)

② 広域公共交通の利用状況

・回答者の利用路線・区間は、「JR:余市周辺エリア(余市・仁木)⇒小樽駅以東(小樽・

札幌)」が約

25%、

「JR:塩谷・蘭島⇒小樽駅以東(小樽・札幌)」が約

12%、

「高速いわ ない号:岩内ターミナル⇒小樽・札幌」が約

10%と多い。

図 5-21 最もよく利用する広域公共交通(鉄道や高速バス等の広域路線)の路線・区間

42 25%

20 12%

12 10 7%

6%

23 14%

16 10%

10 6%

16 10%

16 10%

JR函館本線:余市周辺エリア→小樽駅以東 JR函館本線:塩谷・蘭島→小樽駅以東 JR函館本線:ニセコエリア→小樽駅以東 JR函館本線:小樽駅以東→余市周辺エリア JR函館本線:その他区間

高速いわない号:岩内ターミナル→小樽・札幌 高速いわない号:その他区間

その他路線・区間

ほとんど利用しない(1 ヵ月に1 回未満)

N=165

余市駅→小樽駅:12 余市駅→札幌駅:10 余市駅→南小樽駅:8 仁木駅→小樽駅:4 等

42 25%

20 12%

12 10 7%

6%

23 14%

16 10%

10 6%

16 10%

16 10%

JR函館本線:余市周辺エリア→小樽駅以東 JR函館本線:塩谷・蘭島→小樽駅以東 JR函館本線:ニセコエリア→小樽駅以東 JR函館本線:小樽駅以東→余市周辺エリア JR函館本線:その他区間

高速いわない号:岩内ターミナル→小樽・札幌 高速いわない号:その他区間

その他路線・区間

ほとんど利用しない(1 ヵ月に1 回未満)

塩谷駅→小樽駅:10、蘭島駅→小樽駅:5 等 倶知安駅→小樽駅:3、倶知安駅→札幌駅:3 等 小沢線:6

留寿都 倶知安線:3 神恵内線:2 等

ニセコ駅→倶知安駅:3 余市駅→倶知安駅:3 等

(9)

78

・利用頻度について、「JR:余市周辺エリア⇔小樽駅以東(小樽・札幌)」や「JR:塩谷・

蘭島⇒小樽駅以東(小樽・札幌)」といった比較的短距離の

JR

利用は、週

4

回以上の割 合が高く、比較的長距離の「JR:ニセコエリア⇒小樽駅以東」や「高速いわない号:岩 内ターミナル⇒小樽・札幌」は、月

1~3

回の割合が高い。

・また、新型コロナウイルスの感染拡大前と利用頻度が変わっていない利用者が約

70%を

占める。

図 5-22 「最もよく利用する広域公共交通の路線・区間」の利用頻度

図 5-23 新型コロナウイルスの感染拡大前(2019(令和元)年

12

月以前)の利用頻度

17%

32%

10%

33%

17%

0%

10%

19%

0%

37%

70%

33%

48%

13%

0%

50%

8%

16%

0%

10%

13%

6%

10%

0%

0%

11%

0%

10%

4%

13%

0%

19%

67%

0%

20%

14%

13%

38%

50%

6%

8%

5%

0%

0%

4%

31%

30%

6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

JR函館本線:ニセコエリア→小樽駅以東

JR函館本線:塩谷・蘭島→小樽駅以東

JR函館本線:小樽駅以東→余市周辺エリア

JR函館本線:余市周辺エリア→小樽駅以東

JR函館本線:その他区間

高速いわない号:岩内ターミナル→小樽・札幌

高速いわない号:その他区間

その他路線・区間

週6 ~7 回 週4 ~5 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 その他

N=12 N=19 N=10

N=23 N=42

N=16

N=16 N=10

コロナ前の利用 頻度は、現在よ り多かった

9%

コロナ前の利用 頻度は、現在よ り少なかった

2%

コロナ前と現在 の利用頻度は、

変わらない 71%

コロナ前と現在で生活が変 わったため、比較できない(転

居、転勤、転職、進学など)

15%

その他 3%

(10)

79

・移動目的については、「JR:余市周辺エリア⇔小樽駅以東(小樽・札幌)」や「JR:塩谷・

蘭島⇒小樽駅以東(小樽・札幌)」といった比較的短距離の

JR

利用は、「通勤・通学」の 割合が高く、「高速いわない号」は「通院」の割合が高い(通勤・通学利用は少ない)。

また、比較的長距離の「JR:ニセコエリア⇒小樽駅以東」は、他の

JR

と比較して「通院」

が多い。

図 5-24 「最もよく利用する広域公共交通の路線・区間」の利用目的

③ 広域公共交通へのアクセス状況

・自宅から広域公共交通の駅等へのアクセス手段は、徒歩が非常に多く、50%以上を占め る。

・路線バスや市町村運営バスでアクセスして広域交通に乗り換えている利用者は僅か

9%

であり、岩内ターミナルや余市駅、倶知安駅からの利用者のみである。岩内ターミナル 利用者

20

名のうち、

3

名が市町村営バス「ノッタライン」、

4

名が路線バス「神恵内線」

を利用している。

図 5-25 自宅から広域公共交通の駅等へのアクセス手段【左:全回答、右:主要な発駅毎】

41.7

59%

89%

76%

73%

13%

11%

60%

0.0

18%

0%

2%

5%

7%

0%

13%

33.3

6%

0%

17%

9%

47%

33%

20%

0.0

6%

0%

0%

0%

7%

0%

0%

0.0

6%

0%

0%

0%

0%

11%

0%

8.3

0%

0%

0%

9%

0%

11%

0%

8.3

0%

11%

5%

5%

27%

33%

7%

8.3

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

JR函館本線:ニセコエリア→小樽駅以東

JR函館本線:塩谷・蘭島→小樽駅以東

JR函館本線:小樽駅以東→余市周辺エリア

JR函館本線:余市周辺エリア→小樽駅以東

JR函館本線:その他区間 高速いわない号:岩内ターミナル→小樽・札

高速いわない号:その他区間

その他路線・区間

通勤・通学 買物(食料品・日用品) 買物(服飾品などの日用品以外)

通院 趣味・習い事など 役場、郵便局、銀行などへの用事

観光・レジャー その他 無回答

N=11 N=17

N=15 N=22 N=42 N=9

N=15 N=9

市町村営バス【コミュニティ バス,町内循環バス,スクー

ルバス,デマンドバスなど】

2%

路線バス 7%

徒歩 51%

自転車 12%

タクシー 2%

自家用車(自 分で運転)

5%

自家用車(家族・知 人等による送迎)

19%

その他 2%

0%

0%

0%

0%

0%

15%

5%

0%

11%

0%

0%

20%

49%

100%

22%

57%

57%

25%

24%

0%

11%

0%

0%

15%

3%

0%

11%

14%

29%

5%

16%

0%

44%

29%

14%

20%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

余市

塩谷

倶知安

仁木

蘭島

岩内ターミナル

市町村営バス 路線バス 徒歩 自転車 タクシー 自家用車(自分で運転) 自家用車(家族・知人等による送迎)

N=37

N=10

N=9

N=7 N=7

N=20

(11)

80

・自宅から広域公共交通の駅等へのアクセスにおいては、70%以上の利用者が「徒歩や自 転車、自家用車で問題なく広域交通にアクセスできる」ため、路線バスや市町村運営バ スを使っていない。

・一方で「ちょうどいい時間のバスが無い」と感じている利用者も

30%程度いる。

図 5-26 自宅から広域公共交通の駅やバス停への移動に

「市町村営バス」や「路線バス」を利用しない理由

・広域公共交通の駅等から目的地へのアクセス手段は、さらに徒歩が多く、70%以上を占 める。また、目的地へのアクセスのために路線バスに乗り換えている回答者は、全て小 樽駅以東の利用者である。

・広域公共交通の駅等から目的地へのアクセスにおいても、70%以上の利用者が「徒歩や 自転車、自家用車で問題なく広域交通にアクセスできる」ため、路線バスや市町村運営 バスを使っていない。

図 5-27 広域公共交通の駅等から目的地へのアクセス手段(左)及び

広域公共交通の駅等から目的地への移動に「市町村営バス」や「路線バス」を利用しない理由

市町村営バス【コミュニティ バス,町内循環バス,スクー

ルバス,デマンドバスなど】

2%

路線バス 8%

徒歩 73%

自転車 2%

タクシー 0%

自家用車(自 分で運転)

1% 自家用車(家 族・知人等に よる送迎)

7%

その他 7%

市町村村営バス2%(3名)は、下記のとおり

●『岩内ターミナル』から目的地へのアクセス手段

⇒市町村営バス「ノッタライン」:2名

●『長万部駅』から目的地へのアクセス手段

⇒スクールバス:1名

N=117 路線バス8%(9名)の着駅は、

全て小樽駅以東(対象区間外)

(12)

81 3) ビッグデータ(携帯基地局データ)分析

小樽市、倶知安町、岩内町、余市町等の中心部や小樽市の工業団地、ニセコ町、留寿都村、

倶知安町の宿泊・観光施設周辺等において、日中に滞在人口の増加傾向がみられる。

資料:モバイル空間統計(2019(令和元)年

9

月)

図 5-28

2019(令和元)年 9

月の昼夜滞在人口の差分(1kmメッシュ)【上:平日、下:休日】

昼夜滞在人口差分

(1kmメッシュ人口)

交通ネットワーク 鉄道 -1000人以下 -1000~-500 -500~-10 -10~10 10~500 500~1,000 1,000人超過 凡例

ダミー 鉄道路線

道路ネットワーク RKCD

1 3 4 5 6 7

昼夜滞在人口差分

(1kmメッシュ人口)

交通ネットワーク 鉄道 -1000人以下 -1000~-500 -500~-10 -10~10 10~500 500~1,000 1,000人超過 凡例

ダミー 鉄道路線

道路ネットワーク RKCD

1 3 4 5 6 7

(13)

82

後志地域内における移動は、平日は余市町から小樽駅周辺、小樽市から余市駅周辺、ニセ コ町・共和町・岩内町から倶知安町中心部、共和町から岩内町等の移動が多く、休日は倶知 安町・岩内町・余市町から小樽駅周辺、小樽市から余市駅周辺、共和町から岩内町等の移動 が多い。

○北後志地区: 小樽駅周辺や銭函工業団地・石狩工業団地周辺、余市駅周辺等において、

日中に滞在人口の増加傾向にある。

小樽駅周辺は平日・休日とも余市町を中心に北後志地区の各町村居住者 の日中の滞在が多いほか、倶知安町や岩内町の居住者も日中に滞在して おり、休日には倶知安町・岩内町居住者の日中の滞在が平日よりも増える。

余市駅周辺は平日・休日とも北後志地区居住者の日中の滞在が多く、休日 には共和町や岩内町の居住者も日中に滞在している。

○羊蹄山麓地区:倶知安駅周辺や倶知安町、ニセコ町、留寿都村の宿泊施設・観光施設周 辺等において、日中に滞在人口の増加傾向にある。

倶知安町中心部は、羊蹄山麓地区の各町村居住者のほか、共和町や岩内町 の居住者が日中に多く滞在しており、休日より平日の滞在者が多い傾向 にある。

留寿都村は、平日は隣接する喜茂別町や倶知安町の居住者の日中の滞在 が多く、休日には小樽市や倶知安町の居住者の日中の滞在が多い。

○岩宇地区: 岩内町中心部において、日中に滞在人口の増加傾向にある。

岩内町中心部は、岩宇地区の共和町や泊村の居住者の日中の滞在が多い ほか、小樽市や倶知安町、寿都町の居住者も日中に滞在しており、休日は 小樽市居住者の日中の滞在が増える。

○南後志地区: 日中に大きく滞在人口が増加する地区はないが、長万部町と黒松内町間 の移動や島牧村から寿都町への移動、島牧村・寿都町から岩内町への移動 などが確認される。

(14)

83

表 5-1 滞在人口集中地区における後志地域の他市町村からの流動

(居住市町村別滞在者数)

資料:モバイル空間統計(2019(令和元)年

9

月)

9月平日 9月休日

倶知安町

25 113

共和町

0 25

岩内町

90 170

古平町

57 17

仁木町

35 48

余市町

710 517

小樽市

441 376

共和町

0 11

岩内町

0 26

積丹町

13 0

古平町

36 67

仁木町

79 86

小樽市

28 38

蘭越町

91 54

ニセコ町

210 95

真狩村

12 0

留寿都村

0 10

喜茂別町

10 0

京極町

43 24

共和町

104 34

岩内町

109 77

余市町

26 0

小樽市

25 43

蘭越町

11 0

ニセコ町

57 47

岩内町

25 0

赤井川スノーリゾート 小樽市

0 66

小樽市

0 52

喜茂別町

42 57

倶知安町

15 40

小樽市

14 43

島牧村

0 10

寿都町

13 13

倶知安町

13 26

共和町

170 142

泊村

26 39

倶知安町 中心地部

倶知安・ニセコ スノーリゾート

留寿都中心部・

スノーリゾート

岩内町 中心地部

滞在地区 滞在者の 居住市町村

昼間(12時)の滞在者数(人)

小樽駅周辺

余市駅周辺

(15)

84 (2) 地域住民の通勤実態

1) 国勢調査

2015

(平成

27)年国勢調査における従業地を見ると、中核都市群の小樽市は、札幌市のほ

か、仁木町や余市町との通勤流動が多くなっている。

また、各地域中心都市は、下記のとおり、周辺市町村との通勤流動が多くなっている。

○余市町:隣接する小樽市・古平町・仁木町・赤井川村との通勤流動が多い。また、積丹町 からの通勤や倶知安町への通勤もある。

○倶知安町:近接する蘭越町・ニセコ町・真狩村・喜茂別町・京極町・共和町との通勤流動 が多い。一方で、それら町村間の流動は、ニセコ町~蘭越町間以外は少ない。同じく 地域中心都市である岩内町との通勤流動(相互)や余市町からの通勤もある。

○岩内町:隣接する共和町・泊村のほか、倶知安町との通勤流動が多い。また、共和町か ら泊村への通勤も多くなっている。

南後志地区は、島牧村から寿都町、寿都町と長万部町から黒松内町への通勤流動が一定数 ある。

※数値は、通勤者数(人/日)であり、50人/日以上の流動のみを記載 各市町村の○内の数値は、在住市町村内の通勤者数

資料:2015(平成

27)年国勢調査

図 5-29 後志地域の通勤流動

(16)

85 2) 後志地域住民アンケート調査

・中核都市(札幌市・小樽市)への通勤において、「週

4~7

回」と高頻度で移動している 場合に、公共交通の利用頻度も「週

4~7

回」で主な移動手段としている割合が

40%程

度であるが、全体では「年1回未満」とほとんど利用していない割合が

50%程度と高い。

図 5-30 札幌市・小樽市への移動頻度×公共交通の利用頻度【目的:通勤を含む】

・地域中心都市(倶知安町・岩内町・余市町)への通勤における公共交通の利用頻度は、

「月1回未満」とほとんど利用していない割合が

90%程度と高く、移動頻度と同じ利用

頻度を回答している公共交通を主な移動手段としている割合は

10%程度である。

図 5-31 地域中心都市への移動頻度×公共交通の利用頻度【目的:通勤を含む】

6

1 1

1

3 1

1 1

5 2

1 5

2

n=14 n=4 n=3 n=7 n=2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 年1回以上

12345

札幌市・小樽市へ訪れる頻度

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 年1回以上 年1回未満 公共交通の利用頻度

5

1

46

7

2

4

n=51

n=7

n=3

n=4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

週4 ~7 回

週2 ~3 回

週1 回

月1 ~3 回

1234

地域中心都市へ訪れる頻度

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 月1回未満 公共交通の利用頻度

(17)

86 (3) 地域住民の通学実態

1) 国勢調査

2015

(平成

27)年国勢調査における通学地を見ると、高等学校が多数ある小樽市には、隣

接する余市町や赤井川村のほか、倶知安町・共和町・岩内町・積丹町・古平町・仁木町と、広 範囲からの通学流動がある。

また、倶知安町にも、近接する蘭越町・ニセコ町・真狩村・喜茂別町・京極町・共和町から の通学流動が多数ある。

岩内町には、岩宇地区内の町村(共和町・泊村・神恵内村)からの通学がある。なお、岩宇 地区の高等学校は、

2015

(平成

27)年国勢調査の時点では、共和町に共和高等学校があった

が、2019(平成

31)年 3

月に閉校している。このため、2022(令和

4)年現在は、岩内町

の岩内高等学校が岩宇地区における唯一の高等学校になっており、共和町からの町外への通 学がさらに多くなっていると推測される。

南後志地区の町村(島牧村・寿都町・黒松内町)及び長万部町は、高等学校が無い黒松内 町から蘭越町・倶知安町・長万部町へ、島牧村から寿都町への通学流動が一定数ある。

※数値は、通学者数(人/日)であり、10人/日以上の流動のみを記載 各市町村の○内の数値は、在住市町村内の通学者数

資料:2015(平成

27)年国勢調査

図 5-32 後志地域の通学流動

高等学校がある 市町村

(18)

87 2) 高校生アンケート調査

① 調査概要

○調査目的:後志地域住民のうち特に公共交通を利用する機会が多いと考えられる高校生 の移動特性や公共交通の利用実態・ニーズ等の把握を目的として実施

○調査時期:2022(令和

4)年 1

月~2月

○調査対象:2015(平成

27)年国勢調査結果より、市町村を超えた通学者の多い小樽市・

倶知安町・岩内町・余市町を調査の対象市町村とし、対象市町村に所在する 公立高校の

2

学年の生徒を調査の対象とした(倶知安農業高等学校は公共交 通を利用した遠方からの通学者も少ないため、調査の対象外)。

○調査方法:各高等学校にて教師より配布及び回収

○調査項目:回答者属性(居住地、公共交通アクセス時間など)

平日・休日それぞれの移動特性(移動目的、移動頻度、移動手段ほか)、公共 交通利用状況とニーズ(公共交通を利用する場合の満足度・改善点、利用し ない場合の理由・改善点など)

公共交通施策に対する意見(新たな仕組み導入に対する意向など)

○回 答 数:計

777

票(うち集計対象

332

票)

※小樽市に所在する高等学校への通学者は、小樽市の塩屋地区居住者及び後 志地域の他市町村居住者のみを集計対象とした。

№ 市町村 高等学校 配布数 回収数 集計 対象数

1

小樽市 北海道小樽潮陵高等学校

235

名 182名

44

2

小樽市 北海道小樽桜陽高等学校

196

名 177名

35

3

小樽市 北海道小樽未来創造高等学校

120

名 108名

22

4

小樽市 北海道小樽水産高等学校

171

名 102名

23

5

倶知安町 北海道倶知安高等学校

125

名 106名 106名

6

岩内町 北海道岩内高等学校

80

64

64

7

余市町 北海道余市紅志高等学校

39

38

38

名 合計

966

名 777名 332名

(19)

88

② 通学の実態

・通学における移動手段として

23%が「鉄道」

、20%が「高速バス」を利用している。

・主な地域間では、居住市町村外に通学する学生は、公共交通(「鉄道」、「高速バス」、「路 線バス」)を利用する割合が高く、居住市町村内の高校に通学する学生は、「家族等の送 迎」や「徒歩・自転車」の利用が多い。

図 5-33 通学に利用する移動手段

図 5-34 通学に利用する移動手段【各高校がある市町村と他の市町村間】

75(22.7%) 67(20.3%)

98(29.7%) 36(10.9%)

111(33.6%)

147(44.5%) 鉄道

高速バス 路線バス 市町村営バス 家族等の送迎 徒歩・自転車

0 20 40 60 80 100 120 140 160

1 1 1 5

15 23 7

13 7

1

1 3

6 6 3 2

4

27 3

1 2

4

1 2 1 2

7 1

3 6

8

25 2

4 3 4

8 2 1 1

7 3

2 5 1 1

4 2

1 1 1

1

3 1

1 4 1

1 2

1

16 4 1

1 1

1 1

1

3

8 2

3 2

1 1

17 2

1

9 26 3

1 1

19 1

1 1

1 1

2

7 3

2 7 1 1 1

1

47

1

9

38 1

1 2 1

16 n=12

n=1 n=1

n=5 n=6 n=6

n=3 n=7

n=16

n=62 n=4

n=7 n=13 n=7

n=4 n=3

n=4 n=9

n=49 n=5

n=2 n=1

n=1

n=14

n=39 n=5

n=4 n=6 n=3 n=1 n=1

n=27

0 20 40 60 80 100

小樽市⇒小樽市 真狩村⇒小樽市 京極町⇒小樽市 倶知安町⇒小樽市 共和町⇒小樽市 岩内町⇒小樽市 積丹町⇒小樽市 古平町⇒小樽市 仁木町⇒小樽市 余市町⇒小樽市 赤井川村⇒小樽市 黒松内町⇒倶知安町 蘭越町⇒倶知安町 ニセコ町⇒倶知安町 真狩村⇒倶知安町 留寿都村⇒倶知安町 喜茂別町⇒倶知安町 京極町⇒倶知安町 倶知安町⇒倶知安町 共和町⇒倶知安町 岩内町⇒倶知安町 泊村⇒倶知安町 余市町⇒倶知安町 共和町⇒岩内町 岩内町⇒岩内町 泊村⇒岩内町 神恵内村⇒岩内町 小樽市⇒余市町 積丹町⇒余市町 古平町⇒余市町 仁木町⇒余市町 余市町⇒余市町

鉄道 高速バス 路線バス 市町村営バス 家族等の送迎 徒歩・自転車

小樽市内 高校(4校) への通学

倶知安 高等学校 への通学

岩内 高等学校 への通学

余市紅志 高等学校 への通学

(20)

89

・通学に公共交通を利用する学生のうち、

88%が公共交通を「毎回利用」と回答しており、

通学時の主な移動手段として利用している。

図 5-35 通学における公共交通の利用状況

195(87.8%) 7(3.2%)

24(10.8%) 6(2.7%) 1(0.5%) 毎回利用

冬場の利用 送迎がない時の利用 徒歩・自転車での移動が困難な時の利用 その他

0 50 100 150 200 250

(21)

90 (4) 地域住民の通院実態

1) 受療動向

2016

(平成

28)年受療動向を見ると、病院が多数ある小樽市には、通学流動と同様、隣接

する余市町の他、倶知安町・共和町・岩内町・積丹町・古平町・仁木町と、広範囲に通院流動 がある。また、余市協会病院等がある余市町には、周辺の古平町や仁木町、積丹町からの通 院が多数あり、倶知安厚生病院がある倶知安町には、近接する蘭越町・ニセコ町・真狩村・

京極町・喜茂別町・岩内町・共和町からの通院流動がある。岩内協会病院がある岩内町には、

共和町から多数の通院流動があり、寿都町や蘭越町からの通院流動もある。

南後志地区の町村(島牧村・寿都町・黒松内町)及び長万部町では、

2016

(平成

28)年受

療動向において、当該町村間を跨ぐ

10

人/日以上の通院流動はない。

※数値は、通院者数(人/日)であり、10人/日以上の流動のみを記載 各市町村の○内の数値は、在住市町村内の通院者数

資料:平成

28

受療動向(北海道医療計画 後志地域推進方針)を基に作成 図 5-36 後志地域の通院流動

病院がある 市町村

(22)

91 2) 後志地域住民アンケート調査

・中核都市(札幌市・小樽市)への通院は、小樽市を除き「週

1

回」以上の割合は低い。

・公共交通の利用頻度が「年1回未満」とほとんど利用していない割合が半数程度で、主 な移動手段としているのは

18%である。

図 5-37 札幌市・小樽市への移動頻度【目的:通院を含む】

図 5-38 札幌市・小樽市への移動頻度×公共交通の利用頻度【目的:通院を含む】

5 2

2 1

20

10

1

1 1

1

6 28

4 1

1

2 3 1

4 10 2

317

10 8

8 2 10

13 3 26

10 15

21 16

29 12 10

17 11

20 58 18

n=370 n=26 n=8 n=9 n=2 n=10 n=14 n=3 n=26 n=11 n=15 n=23 n=17 n=33 n=13 n=10 n=18 n=13 n=24 n=75 n=20

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3回

4

3 1

1 4

1

6 85 8

1

4

7 43

97

4

8 7 151

89

n=5 n=17 n=24 n=282 n=196

0% 20% 40% 60% 80% 100%

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 年1回以上

12345

札幌市・小樽市へ訪れる頻度

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 年1回以上 年1回未満 公共交通の利用頻度

(23)

92

・地域中心都市(倶知安町・岩内町・余市町)への通院は、頻度が高い傾向にあり、「週1 回」以上の通院者も多いが、市町村内に病院のある倶知安町、岩内町、余市町は、通院 の目的で他の地域中心都市を訪れる移動は比較的少ない。

・公共交通の利用頻度は、「月1回未満」とほとんど利用していない方が

60%以上である

が、一方で、公共交通を主な移動手段としている方も

30%程度いる。

図 5-39 地域中心都市への移動頻度【目的:通院を含む】

図 5-40 地域中心都市への移動頻度×公共交通の利用頻度【目的:通院を含む】

27

5

1 1 1

2 1 1

3 8 4

80 1 1

1 3

7 1

5

3 9

3 7 1

9 2

10 12 5

67

3 6

7 3

3 3

5 4 3

6 4

3

7

6

1 3

144 1 7

3 4

13

4 4

6 7

6 4

12 12

3 13

20

4 7

4 10

n=318 n=2 n=8 n=7 n=4 n=22 n=23 n=8 n=9 n=10 n=17 n=8 n=26 n=20 n=16 n=19 n=33 n=16 n=31 n=21

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体 小樽市 島牧村 寿都町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 真狩村 留寿都村 喜茂別町 京極町 倶知安町 共和町 岩内町 泊村 神恵内村 積丹町 古平町 仁木町 余市町 赤井川村

4 7 2 3 1 1 3

3 1

10

1

1

1

8

2

1

4

6

54

18

45

41

66

n=24

n=60

n=55

n=123

0% 20% 40% 60% 80% 100%

週4 ~7 回

週2 ~3 回

週1 回

月1 ~3 回

1234

地域中心都市へ訪れる頻度

週4 ~7 回 週2 ~3 回 週1 回 月1 ~3 回 月1回未満 公共交通の利用頻度

(24)

93 (5) 地域住民の意向

1) 後志地域住民アンケート調査

① 公共交通に対する意見

・全ての移動において「運行便数がもう少し増えるとよい」が

50%以上、次いで「運賃が

もう少し安いとよい」が

40%以上と高い回答を得ており、

「予約の仕方」や「乗継ぎの 待合空間」に関する意見は比較的低い傾向にある。

・また、「現状の公共交通で問題なく移動できている」という意見が

20%以上である。

図 5-41 中核都市への移動における公共交通への意見

図 5-42 移動頻度の最も高い地域中心都市への移動における公共交通への意見

図 5-43 その他の移動頻度の高い市町村への移動における公共交通への意見

252(52.3%) 108(22.4%)

213(44.2%) 52(10.8%)

26(5.4%)

76(15.8%) 40(8.3%)

112(23.2%) 28(5.8%)

運行便数がもう少し増えるとよい 運行時間帯が少し合わない 運賃がもう少し安いとよい 車両の乗降がもう少し楽だとよい 予約の仕方など簡単だとよい 乗継ぎの接続時間が短いとよい 乗継ぎの待合空間が快適だとよい 今のバス・鉄道で問題なく移動できている その他

0 50 100 150 200 250 300

83(57.2%) 43(29.7%)

58(40%) 15(10.3%)

2(1.4%) 15(10.3%) 12(8.3%)

33(22.8%) 10(6.9%)

運行便数がもう少し増えるとよい 運行時間帯が少し合わない 運賃がもう少し安いとよい 車両の乗降がもう少し楽だとよい 予約の仕方などがわかりやすく簡単だとよい 乗継ぎの接続時間が短いとよい 乗継ぎの待合空間が快適だとよい 今のバス・鉄道で問題なく移動できている その他

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

55(50.5%) 33(30.3%)

47(43.1%) 17(15.6%)

2(1.8%)

17(15.6%) 13(11.9%)

24(22%) 2(1.8%)

運行便数がもう少し増えるとよい 運行時間帯が少し合わない 運賃がもう少し安いとよい 車両の乗降がもう少し楽だとよい 予約の仕方などがわかりやすく簡単だとよい 乗継ぎの接続時間が短いとよい 乗継ぎの待合空間が快適だとよい 今のバス・鉄道で問題なく移動できている その他

0 10 20 30 40 50 60

参照

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