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学べ、そして忘れろ!

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Academic year: 2022

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(1)

1 S h i z u o k a J i d a i

(2)

みなさんは「ロック」と言ったらどんなイメージを持っているでしょうか ? 激しい、尖ってる、若者の音楽、カウンターカルチャー。暖かくのんびりし ている、なんて言われる静岡は、そんなロックとは一見、無縁そうに見えます。

そもそもここ「静かな岡」なる静岡に、ロックはあるのでしょうか ? その 前に、ロックとは何なのか改めて考えてみるとよく分かりません。一体どこ からどこまでがロックなのでしょう ?

若者の音楽といわれるロック。時代によって次々と変わりゆくなかで、ロッ クが表現しようとしているものやその変化は、私たち大学生と少なからず関 係があるのではないでしょうか ? 静かな岡のロックを探し、見えてくるも のは、静岡やわたし自身が何者であるかということなのかもしれない。

ロックを子守唄に育った副編集長 樫田那美紀(静岡大学)

特集

静かな岡のロックを探せ

ロックに救いを求める編集長 須藤千尋(静岡県立大学)

静岡時代の毎号変わる 編集長・副編集長

黙 って 読め!

学べ、そして忘れろ!

(3)

望月 大貴さん

ロ ッ ク な 生 き 方 を す る の が

大学 : 静岡大学

学部・学科 : 人文社会科学部社会学科

樫田 那美紀

さん 梅田 愛さん

ア ニ ソ ン に も ロ ッ ク は あ る

野中 青月さん

と 思 い ま す

歌 詞 が 理 解 で き た ら 興 味 を 持 つ か も し れ ま せ ん

答 え が 出 な い

︑ そ れ が ロ ッ ク の 魅 力

人 間 な ん だ と 思 い ま す

俺たちが知ってる This is ロッ 俺たちが知ってる This is ロッ 俺たちが知ってる This is ロッ 俺たちが知ってる This is ロッ

ッ ク な 生 き 方 を す る の が

俺たちが知ってる This is ロッ

ッ ク な 生 き 方 を す る の が

俺たちが知ってる This is ロッ

ニ ソ ン に も ロ ッ ク は あ る

俺たちが知ってる This is ロッ

ニ ソ ン に も ロ ッ ク は あ る

俺たちが知ってる This is ロッ

思 い ま す

俺たちが知ってる This is ロッ

思 い ま す

俺たちが知ってる This is ロッ

間 な ん だ と 思 い ま す

俺たちが知ってる This is ロッ

間 な ん だ と 思 い ま す

  私は 今号 の副 編集 長で

︑ロ ック は好 きで よく 聴き ます

︒ロ ック と いう と激 しい と思 われ がち です が︑ 私は 静か な音 楽も

︑﹁ 普通

﹂ や﹁ 多数 派﹂ への 抵抗 を含 むな ら ロッ クだ と思 って いま す︒ 人に は︑ 多勢 の中 に入 ろう と常 識や 流れ に 沿お うと して も︑ そう した くな い 時が ある はず

︒そ んな 人を 肯定 し 拠り 所を 作っ てく れる のが ロッ ク なん じゃ ない でし ょう か︒ 自分 で はな い誰 かの 価値 観を 音楽 を通 し

て吸 収す るこ とで

︑少 し日 常が 楽 に生 きら れた りし ます

︒た だ︑ 企 画を 進め る中 で︑ ロッ クほ ど人 に よっ ての 定義 が様 々で 考え るほ ど 曖昧 にな る言 葉っ てな いん じゃ ない か?  と感 じま した

︒で も一 つは っき り言 える のは

︑ロ ック と は何 か?  を考 える のは

︑答 えが でな くて も抜 群に 楽し いと いう こ と︒ 少し 悔し いけ れど

︑私 はロ ッ クが 正体 を隠 せば 隠す ほど

︑ロ ッ クに 惹か れて しま うん です

︒ 大学:静岡英和学院大学

学部・学科:人間社会学部コミュニティ福祉学科    今の 僕に とっ て︑ 生活 の一 部で ある ロッ クは 生き がい です

︒僕 は プロ のア ーテ ィス トを 目指 して

︑ ボイ スト レー ニン グに 通っ たり

﹁Daisy Walkers

﹂と いう バン ド で静 岡や 東京 のラ イヴ ハウ スで 演 奏を した りし てい ます

︒一 人で 路 上で 歌う こと やス テー ジに 立つ こ とに 抵抗 はあ りま せん

︒演 奏し て いる 時は 自然 と血 が騒 ぎ︑ 自由 に なれ る気 がす るん です

︒   音楽 だけ じゃ なく て生 き方 も

ロッ ク︒

﹁人 と同 じこ とを して は いけ ない のが ロッ クだ

﹂と ロッ ク を演 奏す る人 は思 って いる よう に 感じ ます し︑ それ が個 性の ある 生 き方 に繋 がる んで す︒ これ は僕 の よう に音 楽を 仕事 にし たい 人だ け じゃ なく

︑他 の職 業の 方に も同 じ こと が言 える と思 いま す︒ 実は

︑ ロッ クと 関わ りの ない 人も

︑そ う いう 生き 方を して いる ので はな い でし ょう か︒ ロッ クな 生き 方を す るの が︑ 人間 なん だと 思い ます

︒ 大学 : 静岡文化芸術大学

学部・学科 : デザイン学部生産造形学科   私が 普段 聴く のは アニ ソン や キャ ラソ ン︑ ボー カロ イド など 一 般的 に言 うオ タク 部類 の曲 ばか り で︑ ロッ ク好 きか と言 われ れば 違 いま す︒   私は 盛り 上が れた り︑ 迫力 があ るの がロ ック だと 思い ます

︒ア ニ ソン も聴 く人 聴か ない 人と いる と 思い ます が︑ 動画 サイ トで はア ニ ソン を弾 いて いる 人が たく さん い て︑ 演奏 技術 がす ごい んで す︒ 他 の人 から 見た ら好 きな アニ メの ア

ニソ ンを 聴い てい るよ うに 思う か もし れま せん が︑ 私は 迫力 に惹 か れて 聴く こと もあ りま す︒   だか ら︑ ロッ クと いう 枠が ある ので はな くア ニソ ンに もロ ック はあ ると 思う し︑ 初音 ミク が歌 うロ ック だっ てあ るわ けで

︑い つ の間 にか 触れ てい るん じゃ ない で しょ うか

︒で も︑ やっ ぱり 私は ロッ クを 聴い てい るよ りも アニ ソン を 聴い てい る︑ と言 った 方が 正し い です ね ( 笑)

大学:静岡英和学院大学

学部・学科:人間社会学部コミュニティ福祉学科    僕は ロッ クを ほと んど 聴き ませ ん︒ たま にち ょっ と耳 に入 るぐ ら いで す︒ でも 歌そ のも のは 聴く し︑ 歌い ます よ︒ 僕は クリ スチ ャン と いう こと もあ り讃 美歌 が好 きな の で︑ 特に 讃美 歌を よく 歌い ます ね︒ 讃美 歌は 神様 を讃 歌す る歌 なの で︑ 歌詞 に深 い意 味が あり

︑そ れ を理 解し なが ら気 持ち を込 めて 歌 いま す︒ 僕に とっ て歌 は祈 りな ん です

︒だ から メロ ディ ーよ りも 歌 詞を 重視 して しま いま す︒ ロッ ク

は歌 詞が 複雑 で意 味が 分か りに く そう で興 味を 持て ない です が︑ 歌 詞が 理解 でき たら 興味 を持 てる か も︑ とは 思い ます

︒讃 美歌 もロ ッ クも 同じ 歌で すし

︑僕 が讃 美歌 で 心を 動か され るよ うに

︑ロ ック で 心を 動か され る人 だっ てい ると 思 いま すか ら︒ だと した ら︑ 好き に なれ なく ても 理解 する こと はで き るよ うな 気が して

︒今 はロ ック っ てよ く分 から ない もの です けど

︑ それ がで きた ら面 白そ うで す︒

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ク ! スターティングオーバー! 樫田 那美紀 ク ! スターティングオーバー! 樫田 那美紀 さん ク ! スターティングオーバー! さん ク ! スターティングオーバー!

ク ! スターティングオーバー! 野中 青月さん ク ! スターティングオーバー! 野中 青月さん

て吸 収す るこ とで

︑少 し日 常が

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収す るこ とで

︑少 し日 常が 楽 に生 きら れた りし ます

︒た だ︑

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きら れた りし ます

︒た だ︑ 企 画を 進め る中 で︑ ロッ クほ ど人

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進め る中 で︑ ロッ クほ ど人 に よっ ての 定義 が様 々で 考え るほ

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ての 定義 が様 々で 考え るほ ど 曖昧 にな る言 葉っ てな いん じゃ

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曖昧 にな る言 葉っ てな いん じゃ と感 じま した

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っき り言 える のは

︑ロ ック と を考 える のは

︑答 えが

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︑答 えが でな くて も抜 群に 楽し いと いう

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くて も抜 群に 楽し いと いう こ と︒ 少し 悔し いけ れど

︑私 はロ

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少し 悔し いけ れど

︑私 はロ ッ クが 正体 を隠 せば 隠す ほど

︑ロ

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ッ クが

正体 を隠 せば 隠す ほど

︑ロ ッ は歌

詞が 複雑 で意 味が 分か りに

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詞が 複雑 で意 味が 分か りに く そう で興 味を 持て ない です が︑

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で興 味を 持て ない です が︑ 歌 詞が 理解 でき たら 興味 を持 てる

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理解 でき たら 興味 を持 てる か も︑ とは 思い ます

︒讃 美歌 もロ

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ッ も︑

とは 思い ます

︒讃 美歌 もロ ッ クも 同じ 歌で すし

︑僕 が讃 美歌

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で クも

同じ 歌で すし

︑僕 が讃 美歌 で 心を 動か され るよ うに

︑ロ ック

ク ! スターティングオーバー!

で 心を

動か され るよ うに

︑ロ ック で 心を 動か され る人 だっ てい ると

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思 心を

動か され る人 だっ てい ると 思 いま すか ら︒ だと した ら︑ 好き

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すか ら︒ だと した ら︑ 好き に なれ なく ても 理解 する こと はで

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き なれ

なく ても 理解 する こと はで き るよ うな 気が して

︒今 はロ ック

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っ るよ

うな 気が して

︒今 はロ ック っ てよ く分 から ない もの です けど

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︑ てよ

く分 から ない もの です けど

︑ それ がで きた ら面 白そ うで す︒

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それ がで きた ら面 白そ うで す︒

(4)

̶̶

そも そも ロッ クは いつ 頃ど のよ う にし て生 まれ たの でし ょう か?  

﹁ロ ック

﹂と 呼ば れる ジャ ンル は英 米に 由来 しま す︒ そも そも

﹁ロ ック

﹂は

﹁ロ ック ンロ ール

﹂か ら派 生し たも の で︑ 19 50 年半 ばの アメ リカ でリ ト ル・ リチ ャー ドな ど黒 人歌 手に よる ノ リの よい ダン ス曲 やエ ルヴ ィス

・プ レ スリ ーの よう な黒 人音 楽と 白人 音楽 を 融合 させ たス タイ ルに ロッ クの 原型 が ある とさ れま す︒   次に

︑1 96 2年 に登 場し たビ ー トル ズを 代表 とす るバ ンド サウ ンド が﹁ ロッ ク﹂ とし て広 く認 識さ れま し た︒ 労働 者階 級出 身の 彼ら は︑ 社会 や 親世 代に 対す る反 抗を 代弁 する よう な 象徴 とし て︑ ビー トの 効い た音 楽を バ ンド 形式 で演 奏し まし た︒ イギ リス で はビ ート ルズ 以外 にも ロー リン グ・ ス トー ンズ をは じめ とす る多 くの バン ド が出 現し ます

︒彼 らは 男性 でも 長髪 に した り︑ 派手 なフ ァッ ショ ンを しま し た︒ 社会 に対 する 反抗 のス タイ ルで も あっ たの です

︒若 者は その スタ イル に も共 感し たの です ね︒ また 電気 化さ れ た大 音量 のサ ウン ドが 若者 を興 奮さ

そもそもロックはどのように生まれ、

どう変わってきたのでしょう?

「激しい」「尖っている」などの漠然としたイメージはあるものの、

音楽としてのロックの起源や日本でどのような歴史を辿ってきたかは意外と知らない。

そもそもロックって何ですか ? 音楽学専門の葉口先生、教えてください!

一 連 の 象 徴 が ロ ッ ク と 呼 ば れ は じ め た

人 の 数 だ け ロ ッ ク が あ る 時 代 の 数 だ け ロ ッ ク が あ る

特集

静かな岡のロックを探せ

せ︑ 刺激 を与 えま した

︒私 たち がイ メー ジす る﹁ ロッ ク﹂ のル ーツ は︑ 60年 代 半ば 以降 から 英米 で活 躍し た一 連の バ ンド のサ ウン ドや スタ イル にあ ると 思 いま す︒

̶̶

では

︑ロ ック やビ ート ルズ が誕 生 した 当時 の時 代背 景に つい て教 えて く ださ い︒   階級 意識 が根 強く

︑保 守的

・伝 統的 な価 値を 重ん じる イギ リス 社会 にお い て︑ 若者 が親 世代 や社 会に 対し て抵 抗・ 反抗 する 気運 が高 まっ てい た時 代背 景 があ りま す︒ 若者 の中 には 鬱屈 する 気 持ち を表 現し たり

︑発 信し たい と考 え る人 もい たん です ね︒ そこ でビ ート ル ズや スト ーン ズが 目を つけ たの が先 の ロッ クン ロー ルで した

︒当 時の 若者 が 親し んで いた 音楽 はポ ップ スで

︑大 半 の音 楽が 穏や かな 曲調 です から

︑強 く 激し いメ ッセ ージ を込 める には あわ な かっ たの でし ょう

︒ロ ック ンロ ール 自 体︑ ブル ース とい う黒 人音 楽の 要素 を 引き 継い だ音 楽ジ ャン ルで す︒ この ブ ルー スも 社会 に対 する アン チテ ーゼ の

表現 であ った 点で はロ ック と共 通し て いま すよ ね︒   また 電気 化の 進展 がロ ック の音 楽性 に大 きく 関わ って いま す︒ 例え ば︑ ア コー ステ ィッ クギ ター がエ レキ ギタ ー に変 わる こと で︑ ロッ クサ ウン ドは よ り激 しさ を追 求す る表 現が 可能 にな り まし た︒ また アン プに よる 大音 量の 演 奏が 可能 にな った こと で︑ 大人 数の 観 客の 前で ライ ブが でき たの もそ の爆 発 的な 流行 に一 役買 って いる と思 いま す︒

̶̶

ロッ クが 誕生 し︑ 日本 に輸 入さ れ てか らは どん な歴 史を 辿っ てき たの で しょ うか

?   日本 でも 60年 代半 ば頃 には

︑グ ルー プサ ウン ズ( 通称 GS) とい うジ ャン ルが 生ま れ︑ 多く のバ ンド を輩 出し て いま す︒ 彼ら のル ック ス︑ ファ ッシ ョ ンは 英米 バン ドの 模倣 でし たが

︑流 行 歌謡 曲の 作家 が曲 を提 供し てい たこ と もあ り︑ ロッ クと いう より も歌 謡曲 に 近く

︑演 奏技 術も 巧く あり ませ んで し た︒ ただ し︑ 日本 でも 19 70 年初 頭

には

︑ニ ュー ロッ クと いう ジャ ンル が 現れ ます

︒歌 謡曲 的な サウ ンド であ っ たG Sと は違 い︑ 演奏 技術 も高 く︑ 英 語歌 詞を 採用 しま した

︒そ の代 表格 バ ンド

﹁フ ラワ ー・ トラ ベリ ン・ バン ド﹂ は当 時北 米で も活 動し てい たん です よ︒ そし て同 時期 に日 本語 でロ ック を 実践 する バン ドも 現れ まし た︒ Jロ ッ クの ルー ツと され る﹁ はっ ぴい えん ど﹂ です

︒彼 らは 同時 代の 英米 のロ ック と 比べ ても 遜色 のな い音 楽性 や技 術力 を 持っ てい たと 評価 され てい ます

̶̶

19 66 年か ら1 97 0年 代初 頭 とい う短 い期 間で 日本 のロ ック がそ れ ほど まで に発 展し たの には

︑何 か理 由

があ るの でし ょう か?   当時 日本 は高 度経 済成 長期 の真 っ最 中で

︑人 々の 生活 は豊 かに なり 衣食 住 以外 のこ とも 考え る余 裕が 出て きた 時 代で した

︒し かし 一方

︑公 害問 題︑ 安 保闘 争︑ ベト ナム 戦争 など 国内 外で 起 こる 社会 問題 に直 面し ます

︒ロ ック は そう した 矛盾 した 社会 を生 きる 若者 の 表現 手段 とな り得 たの でし ょう

︒親 の 世代 に対 する 保守 的な 価値 観へ の反 発 もあ った と思 いま す︒ また 若者 にと っ て楽 器が 身近 にな った こと も挙 げら れ ます ね︒ つま り音 楽を 自己 表現 の手 段 とし たの です

︒楽 器を 鳴ら して 歌う こ とは

︑そ れ以 前の 若者 にも 見ら れた 現

若 者 の ﹁ 社 会 に 反 発 し て や ろ う

﹂ と い う 気 運 が 高 ま っ て い た 時 代

     

静岡産業大学 葉口 英子先生 静岡産業大学 葉口 英子先生

音楽学の専門家。ポピュラー音楽を研究 

(5)

6 S h i z u o k a J i d a i 7 S h i z u o k a J i d a i

ロックは時代を映す……

私が知らないあの頃へ「瞳を閉じて」

ロックの捉え方は時代によって違うはず。そこで 70 年代・80 年代・90 年代に 青春時代を過ごしたお三方に、当時の自分とロックの関係を聞いてみた。

  19 66 年に ビー トル ズが 初来 日し

︑ 19 69 年に アメ リカ でウ ッド スト ック

・ フェ ステ ィバ ルと いう 伝説 的な 野外 フェ ス が行 われ まし た︒ その 熱を 受け 継い 70だ 年代 はロ ック の創 成期 と言 って も過 言で は ない と思 いま す︒ 僕が 高校 生の 当時 はレ ッ ド・ ツェ ッペ リン やデ ィー プ・ パー プル な どブ リテ ィッ シュ

・ロ ック が流 行っ てい て︑ 僕自 身も バン ドを 組ん でい まし た︒ 自分 た ちで 演奏 する 以外 には ラジ オや レコ ード で ロッ クを 楽し んで いま した ね︒ また

︑男 性 の長 髪や ベル ボト ムス タイ ルと いっ たロ ッ クの スタ イル がロ ック を聴 かな い若 者の 生 活に まで 染み 付い てい たよ うに 感じ ます

今年の3月にビートルズのイベントを開 催。来年はローリング・ストーンズのイベ ントを開催するそう。

  小学 6年 生の 頃︑

﹁Bay City Rollers

﹂と いう スコ ット ラン ドの バン ドが はや り︑ そ のレ コー ドを 親戚 のお ばさ んに 買っ ても らっ たの がロ ック に触 れた きっ かけ です ね︒ 80年 代の 洋楽 ブー ムに 乗り

︑高 校時 代 には 友人 とバ ンド を結 成し まし た︒ バン ド 練習 の後

︑小 林克 也さ んの

﹁ベ スト ヒッ ト US A﹂ とい う番 組を 仲間 と見 るの が楽 し みで した ね︒ 洋楽 をか っこ よく 歌い たく て︑ アメ リカ に留 学ま でし まし た︒ 当時

︑バ ン ドを やっ てい ると 健全 では ない とい うイ メー ジが あり まし たが

︑私 たち の時 代か ら は少 しず つ市 民権 を得 てき てい たよ うに 感 じま すね

高校の時に組んでいたバンドの担当はシン セサイザー。今はご自宅の教会で讃美歌の 伴奏をすることもあるのだとか。

  僕は もと もと ファ ンタ ジー とい う点 で 共通 する ゲー ムの サン トラ とビ ジュ アル 系が 好き で︑ テレ ビで 見た ロッ クバ ンド

﹁Number Girl

﹂の ライ ブ映 像で ロッ クに 目覚 めま した 90︒ 年代 は﹁ くる り﹂ など 優 れた ロッ クバ ンド が多 く登 場し た伝 説の 時 代と 言わ れて いま す︒ 僕は その 頃ラ イブ に はあ まり 行か ずC Dで 満足 して いま した

︒ 今の ライ ブは 様々 な種 類の モッ シュ が登 場 し昔 より 激し くな って いる と感 じま す︒ 当 時は 小室 哲也 全盛 期で

︑ロ ック を聴 いて い ると 奇異 の目 で見 られ がち でし たが

︑今 は SN Sや メデ ィア の発 達で ロッ クの 敷居 が 低く なり メジ ャー にな った なと 思い ます

ロ ッ ク DJ イ ベ ン ト「Me,We.」 主 催 者。

地元で頑張るバンドを応援したいという気 持ちからイベントを手がけているという。

日 映 株 式 会 社   社 長 森 岡   映 二 さ ん

高 校 英 語 講 師 渡 辺   礼 子 さ ん

オ ー ガ ナ イ ザ ー 寺 本   高 士 さ ん

 静岡時代 WEB をチェック! http://gakuseinews.eshizuoka.jp/

象で した が︑ キャ ンパ スフ ォー クと 呼 ばれ るソ フト な楽 曲が 主流 でし た︒ し かし 当時 の若 者は ソフ トな 楽曲 より

︑ 親世 代か らは

﹁不 良の 音楽

﹂と 非難 さ れた ロッ クに 強い シン パシ ーを 抱い た ので しょ う︒ それ と︑ その 時期 は団 塊 世代 が青 年期 を過 ごし た時 代で す︒ 若 者の 人口 も多 く︑ 彼ら が連 帯意 識を 強 く持 ち︑

﹁音 楽で 社会 を変 える んだ

﹂ とい った 価値 観を 共有 して いた のも 理 由の 一つ です ね︒

̶̶

高度 経済 成長 が関 わっ てい たと は 思い もし ませ んで した

︒ニ ュー ロッ ク やは っぴ いえ んど 以降

︑ロ ック はど の よう に変 化し てい った ので しょ うか

?   19 70 年代 半ば 頃︑ 日本 でも 多く のロ ック ミュ ージ シャ ンや バン ドが 登 場し ます

︒し かし 一方

︑ロ ック でお 金 儲け をす ると いっ た商 業主 義的 な傾 向 がは びこ って きま す︒ これ は日 本に 限っ た話 では なく

︑英 米で もロ ック で 利益 を上 げる 音楽 産業 シス テム が浸 透 しま した

︒ロ ック の中 でも

︑売 れる こ とを 目的 とし たも のと 強い メッ セー ジ

ロ ッ ク で あ る か そ う で な い か は 聴 く 側 が 定 義 し て い く

葉口 英子先生

静岡産業大学 経営学部 准教授。専門は広告論、音楽 学、メディア論。音楽の他にもゲームやマンガの研究 もされている。以前、京都でロックと若者や京都のロッ ク事情についての論文を執筆したことも。

存在 は薄 まっ てい きま す︒ かつ ての 反 抗の 象徴 であ った ロッ ク音 楽の 勢い は 衰退 して いく ので す︒ いわ ゆる ロッ ク の死 と呼 ばれ る時 代へ の突 入で す︒   しか し日 本で 根付 いた ロッ クは 水面 下で 生き てい まし た︒ 地方 のラ イブ ハ ウス や路 上で 演奏 し︑ ファ ンの 支持 を 受け てい るロ ック バン ドは 数多 く存 在 して いた ので す︒ これ らの バン ドは 例 えば

︑﹁ イカ 天﹂ とい うイ ンデ ィー ズ バン ドを 取り 上げ る深 夜番 組を 通じ てメ ジャ ーシ ーン に浮 上し てき ます

19 80 年代 の後 半の バン ドブ ーム の 到来 でロ ック に再 び光 が差 しま した

︒ 当時 活躍 して いた 無数 のロ ック バン ド の実 践に は﹁ これ はロ ック なの か?

﹂ とい う疑 問が 生じ るバ ンド もた くさ ん いま した し︑ 以前 のよ うな 反抗 とい っ たメ ッセ ージ 性の よう なも のも 乏し かっ たと 思い ます

︒そ こに は︑ 60年 代︑ 70年 代の 若者 と違 って

︑一 体何 に抵 抗︑ 反抗 する のか 明確 なタ ーゲ ット が規 定 でき ない 複雑 な社 会︑ 文化 状況 が背 景 にあ った ので しょ うね

︒ロ ック の定 義 が揺 らぎ

︑曖 昧で 難し くな った 時代 の 到来 でし た︒

̶̶

今︑ ロッ クの 定義 は揺 らい でい る とお 聞き した ので すが

︑改 めて ロッ ク の定 義と は何 だと 思い ます か?

  一つ 言え るこ とは

︑今 ある バン ドが ロッ クで ある かそ うで ない かは 聴く 側 が定 義し てい く時 代だ とい うこ とで す︒ 以前 は社 会や 文化 の状 況に よっ て ロッ クの 定義 づけ や説 明が なさ れて い まし た︒ しか し︑ 今は ある 集団 やコ ミュ ニテ ィの 中で

﹁こ れは ロッ クだ

﹂と 承 認さ れれ ば︑ ロッ クと して 成り 立つ よ うに 感じ ます

︒私 も色 々な バン ドを 見 てき ては 彼ら の実 践は ロッ クか そう で ない か長 い間 考え てい まし たが

︑若 い 頃は ロッ クで はな いと 思っ てい たバ ン ドが

︑歳 をと って 改め て聴 いて みる と ロッ クだ なと 気づ くこ とも あり ます

︒ そう 考え ると

︑ロ ック の定 義は 人の 数 だけ あり

︑か つ流 動的 なも のな のか も しれ ませ んね

︒( 取材

・文

/野 村和 輝)

性を 持っ たも のと の対 立 も深 まり ます

︒そ れに 加 えて ロッ クの スタ イル

・ ジャ ンル の細 分化 も進 み まし た︒   日本 の状 況で いえ ば︑ 19 80 年代

︑当 時テ レ ビが 強い 影響 力を 持っ て いま した が︑ その テレ ビ では アイ ドル

︑演 歌︑ 歌 謡曲 がヒ ット チャ ート と して 紹介 され

︑ロ ック の

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■このお話をもっと深く掘り下げたいひとへ葉口英 子先生からのオススメ本!

『ロック・クロニクル』広田寛治 . 河出書房新社 . 新 版 2012. 『ロックミュージックの社会学』南田勝 也 . 青弓社 .2001.

私が知らないあの頃へ「瞳を閉じて」

どブ リテ ィッ シュ

・ロ ック が流 行っ てい て︑ 僕自 身も バン ドを 組ん でい まし た︒ 自分 た ちで 演奏 する 以外 には ラジ オや レコ ード で ロッ クを 楽し んで いま した ね︒ また

︑男 性 の長 髪や ベル ボト ムス タイ ルと いっ たロ ッ クの スタ イル がロ ック を聴 かな い若 者の 生 活に まで 染み 付い てい たよ うに 感じ ます

70's

80's

90's

uh 〜 uh 〜

(6)

̶̶

ノダ さん が店 長を 務め る騒 弦の ラ イヴ はど のよ うに つく られ るの でし ょ うか

?  また ライ ヴを つく る時 に意 識 して いる こと はあ りま すか

?   バン ドか らの 持ち 込み もあ るし

︑僕 自身 で企 画や 出演 交渉 をす るブ ッキ ン グラ イヴ をす るこ とも あり ます

︒そ の 半々 です ね︒ ちゃ んと した 趣味 性の あ る音 楽を 集め たい とい うの が僕 のこ だ わり です

︒ど この ライ ヴハ ウス でも ブッ キン グラ イヴ はあ るん です けど

︑ 中に はこ だわ りが なく て︑

﹁誰 でも い いか ら出 て欲 しい

﹂み たい な感 じの も のも ある んで す︒ とい うの もラ イヴ ハ ウス も商 売な ので

︑ち ゃん とお 客さ ん が集 まる かが 重要 にな って くる から な んで す︒ でも

︑騒 弦の 場合 は小 さい こ とも あっ て︑ ある 程度 の人 数が 入れ ば やっ てい けま す︒ なの で︑ お客 さん が どう こう 抜き に自 分と 向き 合っ てや っ てい る趣 味性 のあ る音 楽を 集め るこ と が可 能な んで す︒ 例え ば︑ ノイ ズミ ュー ジッ クや 即興 演奏 の人 はう ちで よく 演 奏し てい ます ね︒

̶̶

なる ほど

︒で は︑ ノダ さん のバ ン ド﹁ アド バル ーン

﹂は そう いっ たノ イ

静岡にロックはあるのか!?

そもそも暖かくのんびりと言われる静岡は、ロックとは一見、無縁そうに見えます。

静岡のロックってどんなだろう? 静岡のロックシーンの傾向をライヴハウス騒弦 の店長であり、バンドマンでもあるノダフルタさんに伺いました。

ち ゃ ん と し た 趣 味 性 の あ る 音 楽 を 集 め た い 静かな岡のロックを探せ

特集

ズミ ュー ジッ クや 即興 演奏 なん でし ょ うか

?   いえ

︑ラ イヴ ハウ スと して はそ うい うバ ンド が多 く出 演し ます が︑ バン ド とし ては 全く 逆で すね

︒僕 は元 々︑ ポッ プな 人間 だと 思う んで すよ

︒小 学生 の 時はCHAGE & ASKA

やKAN

︑槇 原 敬之 のよ うな メロ ディ アス な音 楽を 好 んで 聴い てい たの で︒ でも

︑中 学生 の とき にブ ルー ハー ツと 出会 って 衝撃 を 受け

︑高 校生 のと きに 選択 授業 の音 楽 でバ ンド を組 まさ れて

︑そ れで ギタ ー を弾 いた んで す︒ それ がき っか けで 音 楽に のめ り込 みま した

︒そ れか ら大 学 でサ ーク ルに 入る んで すけ ど︑ その サー クル の先 輩が 超ア ンダ ーグ ラウ ン ド指 向で

︒部 室で 先輩 がノ イズ ミュ ー ジッ クを 流し

︑ミ キサ ーを いじ って い たの がす ごく かっ こよ かっ たん です

︒ バン ドで オリ ジナ ルも やっ てい まし た︒ でも

︑サ ーク ルの 中で

﹁こ れは ダ メだ

!  これ を聴 いた 方が いい

!﹂ と 教育 され てい くの がず っと どこ か嫌 で︒ 今や って いる

﹁ア ドバ ルー ン﹂ で

はみ んな が分 かり やす く聴 いて くれ そ うな 音楽 をや って るつ もり です

̶̶

サー クル にい なが らも

︑反 抗心 は あっ たの です ね︒   ずっ と相 反す るも のが あり なが ら やっ てい るん です

︒騒 弦は アン ダー グ ラウ ンド の巣 窟み たい に︑ みん なは 思っ てい ると 思い ます

︒つ くり とか 狭 さと か︑ なん か怖 い感 じが する し︒ で も︑ その 店の 店長 であ る僕 がや って い るバ ンド は実 はそ うで はな いん です

̶̶

実は

︑私 も最 初入 る時 は少 し怖 かっ たで す( 笑)

︒ノ ダさ んは 東京 や 長野 でも ライ ヴを した こと があ るそ う です が︑ 地域 によ って ライ ヴに 違い は あり ます か?   それ はも う︑ 圧倒 的に 静岡 のお 客さ んは 静か です ね︒ 間違 いな いで す︒ ハー ドコ アも 静岡 では すご く盛 り上 がっ て いる シー ンな んで すけ ど︑ そう いう 一 部の 人を 除い たら

︑静 岡の 人は 大人 し いで す︒ 静か に感 動し てい る人 が多 い です ね︒

̶̶

静岡 県内 でも そう いっ た違 いは あ

騒弦の内装はかなり個性的なデザイン。内壁は、黄色のパネル に灰色のペンキを壁一面に塗り、その上に赤や緑、青、黄など の色が使われている。騒弦は、「みんなでつくるライヴハウス」。

ノダさんをはじめ内装はみんなで手がけたそうです。

﹁ こ れ は ダ メ

!   こ れ を 聴 い た 方 が い い ﹂ ず っ と ど こ か 嫌 だ っ た

装 い は 静 か ︒ で も

︑ 僕 ら は 新 陳 代 謝 を 求 め て る 静 岡

県 の

ラ イ

ヴ ハ

ウ ス

   

   

   

環 境

(7)

10 S h i z u o k a J i d a i 11 S h i z u o k a J i d a i

るの でし ょう か?   けっ こう 違い ます

︒や って る音 楽も なん とな く微 妙に 変わ って たり

︒言 葉 にす るの は難 しい んで すけ ど︑ 浜松 の 方が 素直 で︑ 静岡 の方 がポ ップ では な いで すね

︒静 岡の 方が 演奏 も荒 々し い よう な⁝

⁝︒ その 辺は 単純 にま とめ ら れる わけ じゃ ない んで すけ ど︑ そん な 風に 感じ てい ます

︒あ と︑ 浜松 の方 が お客 さん のノ リが いい 気が しま す︒

̶̶

県内 でも 色々 と指 向が ある んで す ね︒ とこ ろで

︑ノ ダさ んが 初め て静 岡 のラ イヴ ハウ スに 行っ たの はい つで す か?   19歳 の頃

︑こ の騒 弦の 近く にあ った

﹁ス パイ ラル

・マ ーケ ット

﹂と いう ラ イヴ ハウ スで すね

︒今 はも うな くな っ てし まっ たん です けど

︑そ こが 僕の 青 春で した

︒ス パイ ラル で盛 り上 がっ て いる 音楽 をか っこ いい なと 思っ てず っ と観 てい まし たし

︑ラ イヴ にも 出て い まし た︒ ここ より もず っと いい 加減 な 箱で

︑音 響関 係も 全部 自分 たち でや り なさ いっ て鍵 だけ 渡さ れる こと もあ り まし た︒ 当時

︑静 岡の 面白 い音 楽を やっ てい た人 たち がス パイ ラル には いっ ぱ いい たん です よ︒ 騒弦 も雰 囲気 がわ り と似 てる って 言わ れる んで す︒ 意識 は して なか った んで すけ ど︑ 結果 的に 近

くな っち ゃっ たみ たい です ね︒

̶̶

騒弦 のラ イヴ ハウ スそ のも のは ど のよ うに まわ って いる んで すか

?   最低 限の こと はや りま す︒ 音響 も独 学で すけ ど僕 がや るし

︑ス タッ フが ド リン クを 出す し︒ でも

︑基 本的 にラ イ ヴは みん なで 作り 上げ てま す︒ ハー ド コア の人 たち って DI Y精 神が あっ た りす るん です けど

︑そ れに 近い こと を やっ てる 気が しま す︒ 内装 も防 音の や り方 も調 べて

︑遮 音材 とか 吸音 材と か を重 ねて

︑パ ネル に色 を塗 って

︑み ん なで 作っ たん です

︒   でも

︑今 だと 騒弦 には 若い 人は あま り来 るこ とが ない ので

︑僕 らも 大学 生 だっ たり

︑年 下の 人た ちを ちゃ んと 拾 い上 げて

︑一 緒に 盛り 上げ てい かな い とい けな いと 感じ てい ます

︒新 陳代 謝 がず っと ない とラ イヴ ハウ スが まわ っ てい かな いと 思う ので

︑難 しい こと だ けれ ど大 事に して いき たい です ね︒

̶̶

では

︑ノ ダさ んに ライ ヴハ ウス の 店長 にな るほ どま での 影響 を与 えた ロッ クと は︑ どの よう な存 在で すか

  難し いで すね

︒昔 から 僕は ロッ クっ てな んだ とか

︑い ろい ろ避 けて きて る んで す︒ とい うの も︑ ロッ クに つい て 語っ てい る人 がや って いる 音楽 は結 果 的に ダサ いと いう のが

︑僕 の経 験の 中 です ごく 多く て︒ 意識 の高 いバ ンド を 馬鹿 にし てい るわ けで はな いん です け ど︑ 今︑ 僕が やっ てい るバ ンド もロ ッ クと いう こと は意 識し てい ない んで す︒ まぁ

︑結 果的 にそ れが ロッ クだ っ たり して ね︒

︵取 材・ 文/ 鈴木 理那

ノダ フルタさん

ライヴハウス騒弦 店長。静岡県中部で活動するバン ド「アドバルーン」のギターヴォーカル。曲作りも行う。

ノダさんがスパイスから調合した騒弦カレーは騒弦の 名物。静岡市葵区両替町2丁目 5-7 花崎ビル BF1

19 の 頃 に 行 っ た ラ イ ヴ ハ ウ ス そ こ が 僕 の 青 春 で し た

■このお話をもっと深く掘り下げたいひとへノダフ ルタさんからのオススメアルバム!

THE BLUE HEARTS 『THE BLUE HEARTS』(1987) The Beatles 『Revolver』(1966)

̶̶

激し いノ リや ファ ッシ ョン など

︑ 浜松 まつ りは ロッ クだ と思 うん です が 渥美 さん はど う感 じま すか

?   確か に浜 松ま つり はロ ック な部 分が たく さん ある と思 いま すよ

︒浜 松ま つ りの 名物 のひ とつ に︑

﹁練 り﹂ があ る ので すが

︑こ れは 人が 集ま り密 着し た 状態 で︑ ラッ パの 音に 合わ せ声 をあ げ なが ら練 り歩 くこ とで す︒ 激練 りは 激 しい 状態 の練 りの こと を言 うの です が︑ 痣が でき るほ どの 激し いお しく ら まん じゅ うを して いる よう なも ので す ね︒ この 激練 りを 見て ロッ ク性 を感 じ る人 も多 いと 思い ます

︒あ と︑ 浜松 ま つり は本 番だ けで なく 準備 から も本 気 なん です

︒開 催期 間の 三日 間の ため に︑ 半年 以上 かけ て打 ち合 わせ や楽 器の 練 習を 行っ てい ます

︒そ れだ け長 い時 間 をか けて 祭り を作 り上 げて も︑ 祭り が 終わ った 瞬間 は﹁ また 来年

!﹂ が合 言 葉︒ 三日 間全 力で 騒い でも

︑も う来 年 の祭 りが 待ち 遠し いん です

︒こ の異 様 なほ どの 祭り 好き 精神 がロ ック だな あ と思 いま す︒

̶̶

みな さん 本当 に浜 松ま つり が好 き なん です ね︒ 渥美 さん のロ ック の印 象

浜松まつりってロックじゃない?

若者の対抗意識が高まって盛んになった浜松まつり。それだけでなく練りやラッパ 隊、ファッション性などの見た目やその精神はロックと通ずるものがあるのでは ? 毎年浜松まつりに参加される渥美さんに聞くロックと浜松まつりの共通項とは。

異 様 な ム ー ヴ メ ン ト ? 浜 松 ま つ り の ロ ッ ク 魂

静かな岡のロックを探せ

特集

初 の 子 供 を 出 産 し た 時 手 術 台 で ふ と 呟 い た ⁚

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 静岡時代 WEB をチェック! http://gakuseinews.eshizuoka.jp/

﹁ こ れ で 初 練 り が で き る ﹂

渥美 久仁子さん 渥美 久仁子さん

とんでもなく浜松まつり好き

(8)

とは どの よう なも ので しょ うか

?   盛り 上が る︑ そし て好 きな 対象 に入 り込 む︑ とい う印 象で す︒ 私は

︑X  JA PA Nが 好き でラ イヴ に行 った こ とも ある ので すが

︑そ のア ーテ ィス ト が好 きな 人が 集ま れば

︑年 齢や 性別 に 関係 なく みん な仲 間に なり 盛り 上が る とこ ろが

︑浜 松ま つり のノ リと 似て い ると 思い まし た︒ ロッ クの 楽し み方 も︑ CD を聴 いた り︑ ライ ヴに 行っ たり と 色々 な方 法が あり ます よね

︒好 きな も のに 対し て様 々な 関わ り方 が出 来る と いう とこ ろも 浜松 まつ りと 共通 して い ると 思い ます

︒違 うと ころ とい えば

︑ 浜松 まつ りは 参加 者自 体が 警備 員で あ ると ころ でし ょう か︒ 無理 な飲 み方 を する 人が いれ ば止 めに 入る し︑ うる さ すぎ る時 には 誰か の喝 が入 りま す︒ 町 の子 ども の出 産を 祝う ため の祭 りな の で︑ 子ど もさ んと その 家族 が良 い気 持 ちで いら れる よう にと いう こと をみ ん な心 がけ てい ます ね︒ ただ 騒い でい る だけ では ない んで すよ

̶̶

確か にラ イヴ では 観客 と警 備員 は 別物 です ね︒ その ロッ クの ライ ヴで 起 こる モッ シュ は︑ 浜松 まつ りの 練り と 似て いる よう に感 じま す︒ そも そも 練 りっ てど うや るん です か?   基本 的に 練り のリ ズム を作 るラ ッパ

隊と

︑練 りを する 人に まず 分か れま す︒ 凧揚 げ会 場や 初練 りな ど︑ 練り を する こと が決 まっ てい る場 面で は合 図 とと もに 練り が始 まり ます ね︒ 町内 の 人達 だけ で集 まっ てい る時 には

︑誰 か が掛 け声 を出 した りラ ッパ を吹 いた り する こと で︑ 自然 と練 りに 発展 して い きま す︒ ラッ パの リズ ムが 早い と練 り も勢 いを 増し ます し︑ 逆に 練り が加 熱 して ラッ パが 早く なる こと もあ りま す︒ 音楽 と参 加者 のテ ンシ ョン は呼 応 して いま すね

︒掛 け声 や腕 の振 り方 な ども

︑特 に決 まり はな いの に自 然と み んな 揃っ てい ます

︒こ こに もロ ック の ライ ヴと 共通 して いる 点が ある と思 い ます

̶̶

祭り に音 楽は 欠か せな いも のな ん です ね︒ 他に も浜 松ま つり に欠 かせ な いも のは あり ます か?   参加 する 地区 の法 被( はっ ぴ) と ワッ ペン

︑あ と提 灯が 最低 限必 要な も ので す︒ ワッ ペン は地 区ご とに 売っ て いる んで すが

︑祭 りに 参加 する ため に 買う こと を考 える とラ イヴ のチ ケッ ト

のよ うな もの です ね︒ あと は上 から 下 まで 完全 に祭 りの 服装 であ るこ と︒ 最 近は 女の 子の 参加 者が 増え て︑ 髪型 や 服装 もど んど んオ シャ レに なっ てい ま す︒ 仲間 とお 揃い で作 った 内袢 纏( う ちは んて ん) を着 るの が最 近の 流行 で すね

︒浜 松ま つり はフ ァッ ショ ンか ら 入る と言 って も過 言で はな いと 思い ま す︒   服装 以外 だと やは りお 酒で すか ね︒ その 年に 子ど もが 産ま れた 家の 周辺 で 行う 初練 りで は︑ 用意 され た樽 酒を ひ しゃ くで すく って みん なで 回し 飲み し ます

︒通 りす がり の知 らな い人 でも お 構い なし に飲 んで もら いま すね

︒私 の 父は お酒 が飲 めな いの で中 身を 水に 入 れ替 えた 瓶を 用意 した こと があ った の です が︑ 間違 えて お酒 が入 った もの を 一気 飲み して しま い︑ 飲み 終わ った と 同時 に倒 れる

︑と いっ たエ ピソ ード も あり ます ね( 笑)

̶̶

町の 人同 士︑ とて も距 離が 近い こ とが 伝わ って きま す︒ 最近 は別 の地 区 に住 んで いる 人や

︑浜 松出 身で ない 人

去年の浜松まつりのパンフレット(写真左)には、各地区の法被や屋台の写真も載っています。173 種類もの法被のデザインは見応えありです!

ラ ッ パ に 合 わ せ ︑ 人 が 密 着 し た 状 態 で 声 を あ げ ︑ 練 り 歩 く

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渥美 久仁子さん

県内の高校常勤講師。長刀部顧問。今回の取材にも、

部活後の袴姿のまま急いで駆けつけてくださいまし た。ふたりのお子さんも着々と祭りスピリットを受け 継いでいるそうです。

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『浜松まつりまるごと完全ガイド』(毎年無料で配布 されている浜松まつり公式ガイドブック)

の参 加も 多く なっ たそ うで すが

︑そ れ につ いて はど う思 いま すか

?   大歓 迎で すよ

︒自 分で 出る 地区 を決 める こと が出 来る 分︑ 去年 出て みて 楽 しか った から 今年 も来 たよ と言 って く れる 人が いる と嬉 しい です ね︒ その 代 わり 町の 出身 の人 をど う保 持し てい く かが 課題 です

︒凧 の操 り方 など すぐ 出 来る もの じゃ ない ので

︑操 れる よう に なる よう 若い うち から 教え てい かな け れば なり ませ ん︒ 今年 楽し けれ ば来 年 も来 てく れる とい うこ とも 考え て︑ 祭 りを 仕切 る役 員の 人は 特に みん なが 楽 しめ るよ う配 慮し てい ます

︒初 めて 参 加す る人 のマ ナー が悪 くて も︑ もう 来 ない で欲 しい とは 思わ ない です ね︒ そ こは 他の 参加 者が 宥め てい くの で︑ じ きに マナ ーが 守れ るよ うに なれ ばい い なと いう 長い 目で 見守 って いま す︒ 楽 しん でく れる 人は 一人 でも 多い ほう が 嬉し いで すか らね

̶̶

浜松 まつ りに 参加 する 人へ の愛 を 感じ ます

︒渥 美さ んの 浜松 まつ りに ま つわ るロ ック なエ ピソ ード はあ りま す

か?   まだ 女性 が屋 台の 引き 回し に 参加 する のは 珍 しか った 頃︑ 父 がそ の年 の組 長 だっ たの で旗 を 持つ 役を もら い 引回 しに 参加 し たこ とが あり ま した

︒行 列の 先 頭に 立ち

︑男 連 中と 屋台 を引 き 連れ

︑ダ ーッ と 街中 の道 路の 真 ん中 を走 り抜 けた のは 気持 ちよ かっ た です ね︒ あと 私は 働き だし てか ら結 婚 資金 では なく

︑初 子資 金を 貯め まし た︒ 初練 りを する と︑ 町の 人に 振る 舞う お 酒代 や料 理代

︑あ と凧 代な ども 含め て 結構 なお 金が かか るん です

︒一 番上 の 子を 妊娠 した とき に倒 れて しま い帝 王 切開 で出 産し たの です が︑ 手術 後で も うろ うと した 中の 第一 声が

﹁こ れで 初

練り がで きる

⁝⁝

﹂で した

︒二 番目 の 子ど もが 男の 子だ とわ かっ た時 に出 た 言葉 も﹁ 今年 は凧 が揚 げら れる

!﹂ で した ね( 笑)

̶̶

日々 の中 心に 浜松 まつ りが ある ん です ね︒ 最後 に︑ 改め てロ ック と浜 松 まつ りの 共通 点を 教え てく ださ い︒   浜松 まつ りは 他の 祭り と違 って

︑初 子さ んの 出産 を祝 うと いう 具体 的な 目 的が あり ます

︒ロ ック もア ーテ ィス ト やス テー ジを 対象 とし て︑ そこ に情 熱 を注 ぎま すよ ね︒ 情熱 を出 す先 が決 まっ てい るか ら︑ 全力 を出 せる んじ ゃ ない でし ょう か︒ あと は参 加し ない と

真の 楽し さは わか らな いと ころ

︒よ く 好き なバ ンド を勧 める 時︑

﹁ラ イヴ を 観れ ばハ マる から

﹂っ て言 いま すよ ね︒ ただ 楽し そう だな あと 見て いる だけ で は本 当の 魅力 には 気付 けな いん です

︒ これ から もそ の魅 力の 虜に なる 人が 増 え︑ 浜松 まつ りが 永く 残っ てい って ほ しい と思 いま す︒

︵取 材・ 文/ 服部 茜︶

とても丁寧に浜松まつりについてお話してくださった渥美さ ん。実家で行われた初練りの DVD も見せてくださいました。

私 は 働 き だ し て か ら 結 婚 資 金 で は な く

︑ 初

子 資

金 を

貯 め

ま し

(9)

14 S h i z u o k a J i d a i 15 S h i z u o k a J i d a i

「浜松まつりのここがロック!」

集めました。

浜松まつり好き・渥美さんが見せてくれた浜松まつりのロックなアイテム。

伝統から流行りのファッションまで、一本筋が通ったものだったり、ノリだったり、

どれもキャラ立ちするものばかり! 浜松まつりとロックの相性度、想像以上です!

その② 内半纏(うちはんてん)

重ね着するのがお洒落さん!

その① 法被(はっぴ)

これは、超必須事項です!

法被の下に重ね着する袢纏。渥美さんが言っていたように、家族 や仲の良い友達間でお揃いの色と模様のものを特注して作るのが 今のスタンダードです。背中にはグループ名、またはインパクト のある熟語が入っていることがほとんど。同じ半纏を着てお祭り に出ることで、更に仲間との一体感が増します。ライヴ会場で販 売される T シャツと通ずるものがありますね。公式の地区の法 被よりも丈が長く、重ね着しても内袢纏の色が見えるようになっ ています。色味が増し、よりオシャレになります。

一番上に着る袢纏 ( はんてん ) のこと。地区ごとに公式の法被が あり、これを着ないと練りや凧揚げに参加できません。町ごとに デザインが異なるため、現在では 173 種類ものデザインがあり ます。渥美さんの地区は北寺島町という地区のため、法被だけで なく凧や手拭いにも「北」の字が入っているんだそう。昔は短い 丈が主流で、年々長い丈のほうがカッコイイということで変化し ていったんだとか。ただし丈の長さは膝上 20cm 以上という規 定があります。

その③ 鯉口シャツ

ルーツは刺青? 裏番の裏。

内袢纏の下に着る襟なしシャツ。袖口の形が鯉の口に似ているこ とから鯉口シャツと呼ばれるようになったそうです。もともと鯉 口シャツの柄は刺青を真似たものだったそう。渥美さんが見せて くれた女の子用の鯉口シャツも鮮やかな色使いと模様のもので、

編集部員からも「可愛い!」と声が上がりました。渥美さんが着 用したのは男らしい龍の柄。あまり法被を開いて着ずに、ちらっ とシャツの柄が見える程度にするのが浜松まつり流の着こなしポ イントなんだとか。まさに裏定番。汗を吸収しやすい生地で出来 ているので、たくさん汗をかく練りの衣装としてもピッタリです。

その⑥ 提灯

夜の練りは「提灯片手」が定番。

渥美さんのお子さんの名前が入った提灯。各町の印と名前が入っ た公式の提灯もあり、これも地区ごとにデザインが異なります。

公式提灯は浜松まつりに参加するための必須アイテムです。夜の 練りをする時も公式提灯を片手に参加します。しかし提灯の灯り は電球ではなくろうそくがほとんど。練りの最中にろうそくの火 が揺れ、提灯の紙に引火してしまうこともしばしばあるんだそう。

そんな時は足で踏んで火を揉み消して、また練りに加わるそうで す。すぐに練りに戻るために、これもお祭りには欠かせないファッ ションアイテムである足袋 ( たび ) や雪駄 ( せった ) で燃える提 灯を踏みつぶす……ここにも浜松まつりのロック魂を感じます。

その④ たすき

練りデビューはたすきと共に。

写真は渥美さんのお子さんが初練りの時にかけたたすき。大人が たすきをかけていたら、その人は組長 ( 町の長の人 ) であったり、

交通係や監督係であったり、町内において大事な役割を担ってい ることを示しています。役割によってたすきをふちどる色が違う んだそう。組長のたすきの色は緑ですが、呼び名は青だすきと呼 ばれます。町のトップである組長の権限は強く、浜松まつりの期 間中は市長と対等に話しをする権利もあるのだとか。かつて組長 を 2 度経験したことがある渥美さんのお父さんは、「たすきを脱 ぐまで自分の中で祭りは終わらない」と語ってくれました。組長 が感じる使命感や責任感の強さがうかがえます。

その⑤ 凧

初子を祝う! いざ合戦の地へ。

写真は渥美さんの姪っ子の初凧。長男の誕生を祝って作られるも ので、初凧と呼ばれます。最近では子どもの数が減ってしまった ので、女の子や次男の子の凧を作ることも多いそうです。凧が高 く揚がるほど子どもが健やかに育つと言われています。これとは 別に、地区ごとにデザインが違う大凧もあります。地区同士で凧 糸を絡ませ相手の糸を切ろうと競う凧揚げ合戦には、この大凧が 使われます。風に舞い上げられた時の凧糸の摩擦は強く、手を傷 つけてしまうので、皮の手袋をはめて凧を揚げます。かつて軍手 をはめて凧を揚げた渥美さんのお父さんの指には、凧糸の摩擦で えぐられてしまった傷跡がくっきりと残っていました。

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参照

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編集後記 静岡理工科大学キャンパスニュース 平成 26 年 7 月 31 日発行 企画・編集・発行/静岡理工科大学 大学広報委員会

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