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(1)

B1WD-2957-04Z0(00)

2013年7月

Windows/Solaris

FUJITSU Software

Interstage List Works V10.3.0

(2)

はじめに

本書は、List Worksの「運用手引書」です。List Worksの概要、帳票の保管活用、サーバの運用に必要な知識について、説明してい ます。 List Worksのマニュアルの体系、関連マニュアル、マニュアルの読み方、商標、説明・表記上の約束については、“マニュ アル体系と読み方”を参照してください。 Windows版の帳票印刷配信機能については、あわせて“帳票印刷配信手引書”を参照してください。

本書の構成

第1部 概要編 第1章 List Worksの概要 List Worksとは何か、帳票保管活用機能を運用するために必要となる基本的な知識について説明しています。 第2章 帳票保管活用機能の運用 List Worksを利用して、どのような帳票保管活用機能の運用ができるのか、概要を説明しています。 第3章 帳票保管活用機能のシステム構成パターン 扱う帳票や回線形態別に、帳票保管活用機能のシステム構成パターンを説明しています。 第2部 運用準備編 第4章 現状業務の調査と運用設計 List Worksを導入するために必要な、現状業務の調査と運用方法の設計について説明しています。 第5章 印刷資源の準備 List Worksで帳票を扱うために必要な印刷資源の準備について、扱う帳票ごとに説明しています。 第6章 印刷データの準備 List Worksで帳票を扱うために必要な準備について、扱う帳票ごとに説明しています。 付録 付録A 帳票保管活用機能における機能比較 帳票保管活用機能の機能比較を、エディション別、オペレーティングシステム別、クライアント別に説明しています。 付録B NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合の機能サポート範囲

NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合の機能サポート範囲について説明しています。

付録C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性

富士通ホスト帳票の印刷データのサポート範囲と印刷属性について説明しています。 付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係

富士通ホスト帳票の出力結果とList Worksの出力結果との関係について説明しています。 付録E LISTVIEW またはListWORKS 互換用の運用設定<Solaris版のみ>

配信連携定義やユーザ登録コマンドによる登録について説明しています。 付録F ファイリングラベル編集出口<Solaris版のみ>

Solaris版でのファイリングラベル編集出口について説明しています。

付録G 帳票保管活用機能における推奨値と限界値

(3)

付録H 運用における文字の準備と制限事項

List Worksを運用するための文字の準備と制限事項について説明しています。

付録I List Worksクライアント/WebクライアントをWindows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 8、Windows 7、 Windows VistaまたはInternet Explorer7、8、9、10上で使用する場合

List Worksクライアント/WebクライアントをWindows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 8、Windows 7、Windows Vista

またはInternet Explorer 7、8、9、10上で使用する場合の注意事項について説明しています。 付録J 設定が必要なアクセス権 保管フォルダ、および、保管フォルダ内の帳票の操作に必要なアクセス権について説明します。 付録K オーバレイ名の仕様 List Worksで扱う帳票種のオーバレイ名の仕様について説明しています。 付録L 帳票保管活用機能のIPv6対応 帳票保管活用機能におけるIPv6アドレスの使用範囲および留意事項について、説明します。 付録M 帳票ごとに外字を切り替える運用 <Windows版のみ> 帳票ごとに外字を切り替える運用の概要や手順について、説明します。 Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。

(4)

目 次

第1部概要編...1 第1章 List Worksの概要...2 1.1 List Worksとは...2 1.2 List Worksの製品構成...2 1.3 帳票保管活用機能とは...3 1.3.1 List Worksによる帳票保管活用...3 1.3.2 帳票保管活用機能の導入による効果...6 1.3.3 帳票保管活用機能の業務への適用...6 1.3.4 帳票保管活用機能の主な機能...6 1.4 帳票保管活用機能のしくみ...9 1.4.1 帳票保管活用機能のシステム構成...9 1.4.2 帳票保管活用機能のコンポーネント...11 1.4.3 帳票保管活用機能の運用形態...13 1.4.4 帳票保管活用機能のサービス...13 1.4.5 帳票保管活用機能のフォルダ...14 1.5 帳票保管活用機能の帳票と資源...15 1.5.1 印刷データ...16 1.5.2 オーバレイ...22 1.5.3 外字...24 1.5.4 FCB/LPCI <富士通ホスト帳票のみ>...27 1.5.5 その他の資源...27 1.5.6 帳票情報...28 1.5.7 帳票のPDF変換...32 第2章帳票保管活用機能の運用...35 2.1 帳票の登録...35 2.1.1 帳票の登録...35 2.1.2 帳票の振り分け...46 2.1.3 帳票の仕分け <EEのみ>...52 2.1.4 登録通知の自動メール配信 <Windows版のみ>...54 2.2 帳票の管理...58 2.2.1 帳票の保管...58 2.2.2 帳票のファイリング...62 2.2.3 オーバレイの履歴管理...67

2.2.4 Charset Managerとの連携 <Windows版のみ>...74

2.3 帳票の活用...76 2.3.1 クライアントで帳票を参照...76 2.3.2 帳票の印刷...79 2.3.3 帳票の登録時自動FAX配信 <Windows版のみ>...86 2.3.4 帳票の登録時自動PDFメール配信...88 2.3.5 帳票の登録時自動PDF帳票作成...91 2.3.6 帳票のPDF一括変換...94 2.3.7 帳票の配付...95 2.3.8 Web連携...96 2.3.9 抜き出し検索...97 2.4 システムの運用...99 2.4.1 クラスタシステムでの運用 <EEのみ>...100 2.4.2 マルチプロセス運用<EEのみ>...102 2.4.3 フォルダの共有運用 <EEのみ>...103 2.5 セキュリティ...105 2.5.1 ユーザ認証...106 2.5.2 保管フォルダのアクセス権... 110 2.5.3 受信フォルダのアクセス権... 116 2.5.4 印刷フォルダのアクセス権... 117

(5)

2.5.5 帳票のアクセス権...120 2.5.6 機能の利用制限による保護...125 2.5.7 エリアIDによる保護...129 2.5.8 暗証番号による保護...130 2.5.9 ID印刷による保護...131 2.5.10 操作ログ/実行履歴の改ざん有無の確認...133 2.5.11 Web連携によるセキュリティ...133 2.6 運用の管理...135 2.6.1 ログ情報による運用管理...135 第3章帳票保管活用機能のシステム構成パターン...138 3.1 帳票別システム構成基本パターン...138 3.1.1 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows版のみ>...138 3.1.2 NetCOBOL/MeFt帳票を扱う場合...138 3.1.3 List Creator帳票を扱う場合...140 3.1.4 富士通ホスト帳票を扱う場合...142 3.1.5 IBMビジネスサーバ帳票を扱う場合 <Windows版のみ>...146 3.2 回線形態別システム構成パターン...146 3.2.1 一般アプリ帳票、NetCOBOL/MeFt帳票、およびList Creator帳票を扱う場合...146 3.2.2 富士通ホスト帳票を扱う場合...148 第2部運用準備編...152 第4章現状業務の調査と運用設計...153 4.1 現状業務の調査...153 4.1.1 運用している帳票の種類の調査...153 4.1.2 帳票の運用状況の調査...154 4.1.3 帳票の利用状況の調査...154 4.2 運用設計...155 4.2.1 List Worksに登録する帳票の決定...157 4.2.2 検索を考慮した帳票の設計...158 4.2.3 帳票を登録するための運用形態の決定...161 4.2.4 印刷資源の設計...161 4.2.5 帳票を活用するための運用形態の決定...163 4.2.6 回線形態の決定...164 4.2.7 帳票の管理方法の設計...164 4.2.8 帳票情報の設計...169 4.2.9 帳票の振り分け設計...169 4.2.10 帳票の仕分け設計 <EEのみ>...171 4.2.11 帳票のファイリングの設計...172 4.2.12 登録通知の自動メール配信の設計 <Windows版のみ>...172 4.2.13 帳票の登録時自動PDFメール配信の設計...173 4.2.14 帳票の登録時自動FAX配信の設計 <Windows版のみ>...173 4.2.15 マルチプロセス運用の設計<EEのみ>...173 4.2.16 フォルダの共有運用の設計 <EEのみ>...177 4.2.17 クラスタシステム運用の設計 <EEのみ>...177 4.2.18 リモート印刷用のプリンタの決定...178 4.2.19 List Worksのバックアップについて...180 4.3 システムの見積もり...181 4.3.1 メモリ量の目安...181 4.3.2 システムに必要なディスク容量...185 4.3.3 帳票の登録およびファイリングに必要な作業ディスク容量...185 4.3.4 保管フォルダの資源のディスク容量...186 4.3.5 オーバレイ/帳票項目の設定に必要なファイルのディスク容量...187 第5章印刷資源の準備...189 5.1 一般アプリ帳票を扱う場合 <Windows版のみ>...189 5.1.1 オーバレイの準備...189

(6)

5.1.2 外字の準備...191 5.2 NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合...191 5.2.1 オーバレイの準備...191 5.2.2 外字の準備...193 5.3 富士通ホスト帳票を扱う場合...198 5.3.1 オーバレイの準備...199 5.3.2 外字の準備...206 5.3.3 FCB/LPCIの準備...214 5.4 IBMビジネスサーバ帳票を扱う場合<Windows版のみ>...221 第6章印刷データの準備...222 6.1 一般アプリ帳票を扱う場合<Windows版のみ>...222 6.1.1 帳票情報の設定...222 6.1.2 管理情報定義ファイルの準備...224 6.2 NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合...239 6.2.1 帳票情報の設定...240 6.2.2 電子帳票情報ファイルの準備...243 6.2.3 NetCOBOL/MeFtと連携する場合の準備...277 6.2.4 フォント名対応ファイルの設定 <Solaris版のみ>...280 6.3 富士通ホスト帳票を扱う場合...282 6.3.1 帳票情報の設定...282 6.3.2 帳票情報を連携する場合の準備...284 6.3.3 印刷データの登録 <ファイル転送運用のみ>...318 6.4 IBMビジネスサーバ帳票を扱う場合<Windows版のみ>...340 付録A 帳票保管活用機能における機能比較...342

A.1 List Works EEとList Works SEの機能比較...342

A.2 List WorksクライアントとWebクライアントの機能比較...344

A.2.1 Windows版の場合...344

A.2.2 Solaris版の場合...348

付録B NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合の機能サポート範囲...352

B.1 NetCOBOLの機能サポート範囲...352 B.1.1 ページ属性に関する機能...352 B.1.2 文字属性に関する機能...353 B.2 帳票定義体のサポート範囲...354 B.2.1 管理情報...354 B.2.2 項目形式...357 B.2.3 項目属性...358 B.2.4 罫線...363 B.2.5 網掛け...364 B.3 文字コードごとのサポート文字種 <Solaris版>...365 付録C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性...367 C.1 印刷データのサポート範囲...367 C.1.1 文字制御コード...367 C.1.2 印刷制御レコード...368 C.1.3 文字の扱いについて...369 C.2 印刷属性...372 C.2.1 ライタの定義情報...373 C.2.2 デマンド印刷...377 C.2.3 バッチ印刷...379 C.2.4 印刷制御レコード...381 C.2.5 印刷属性の優先順位...385 C.3 帳票ビューアについて<Windows版のみ>...386 付録D 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係...387 D.1 富士通ホスト帳票の出力結果とList Works帳票の出力結果との関係...387

(7)

付録E LISTVIEWまたはListWORKS互換用の運用設定<Solaris版のみ>...391 E.1 配信連携定義による登録...391 E.1.1 配信連携マスタファイルの登録...391 E.1.2 配信連携定義ファイルの登録...398 E.1.3 配信連携定義による印刷データの登録について...414 E.2 ユーザ出口コマンドによる登録...418 付録F ファイリングラベル編集出口 <Solaris版のみ>...430 F.1 ファイリングラベル編集出口...430 付録G 帳票保管活用機能における推奨値と限界値...433 G.1 フォルダ数と帳票数の推奨値と限界値...433 付録H 運用における文字の準備と制限事項...435 H.1 ベンダ固有文字を使用する場合の準備...435 H.1.1 Windows版の場合...436 H.1.2 Solaris版の場合...438 H.2 使用できない文字...439

付録I List Worksクライアント/WebクライアントをWindows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 8、Windows 7、Windows VistaまたはInternet Explorer 7、8、9、10上で使用する場合...442

I.1 Windows Server 2012、Windows Server 2008、Windows 8、Windows 7またはWindows Vistaを利用する場合...442

I.1.1 UAC(User Account Control)について...442

I.1.2 Windowsファイアウォールについて...443

I.1.3 List Worksクライアント/Webクライアントを利用する場合の日本語フォント環境の変更による影響について...443

I.2 WebクライアントでInternet Explorer 7、8、9、10を利用する場合...445

I.2.1 タブブラウジングについて...445

I.2.2 保護モードについて...445

I.2.3 ActiveX Opt-inについて...446

I.2.4 複数のInternet Explorerの起動について...446

I.2.5 最終閲覧セッションを再度開くについて...446

I.2.6 ズーム機能について...447

I.2.7 ActiveXフィルターについて...447

I.2.8 PDF保存について...447

I.2.9 【ご使用になる前に】ボタン、【PDF表示】ボタン、【マニュアル】ボタンおよび【ヘルプ】ボタンをクリックしたときの動作について447 I.2.10 Internet Explorer 10のユーザーインターフェースについて...448

付録J 設定が必要なアクセス権...449 J.1 設定が必要なアクセス権...449 付録K オーバレイ名の仕様...451 K.1 オーバレイ名の仕様...451 付録L 帳票保管活用機能のIPv6対応...453 L.1 帳票保管活用機能のIPv6対応...453 付録M 帳票ごとに外字を切り替える運用 <Windows版のみ>...457 M.1 概要...457 M.1.1 使用できる帳票...457 M.1.2 システム構成...457 M.2 運用手順...458 索引...460

(8)

1

概要編

第1章 List Worksの概要...2 第2章帳票保管活用機能の運用...35 第3章帳票保管活用機能のシステム構成パターン...138

(9)

1

List Works

の概要

この章では、List Worksを運用するために必要となる、基本的な知識について説明します。 1.1 List Worksとは 1.2 List Worksの製品構成 1.3 帳票保管活用機能とは 1.4 帳票保管活用機能のしくみ 1.5 帳票保管活用機能の帳票と資源

1.1 List Works

とは

List Worksとは、以下のシステムを実現するソフトウェアです。

電子帳票システム 電子帳票を保管・活用する機能を、帳票保管活用機能と呼びます。帳票保管活用機能を使用して、紙に出力している帳票を電子 化し、紙の帳票と同じイメージでWindows画面に表示、検索、付せんやメモなどの記入、表計算ソフトやワープロソフトにデータを 連携できます。

帳票印刷配信システム 帳票出力アプリケーションが出力した帳票、および帳票の出力先・印刷方法などの情報をセンターで一元管理し、帳票を配信し、 印刷する機能です。 Windows版の帳票印刷配信機能については、“帳票印刷配信手引書”を参照してください。 Solaris版の帳票印刷配信機能については、Solaris版の帳票印刷配信機能のマニュアルを参照してください。

1.2 List Works

の製品構成

List Worksの製品構成について説明します。

製品構成

List Worksは、以下のような構成で提供しています。システムの規模や運用にあわせて、ご利用ください。 Standard Edition(SE) SEは、List Worksの標準機能を提供しています。 Enterprise Edition(EE) EEは、SEの機能のほか、大規模システム、高信頼の機能を提供しています。

List Works Print Agent(Windows版連携機能)

(10)

帳票保管活用機能のエディションによる機能差については、“付録A 帳票保管活用機能における機能比較”を参照してくだ さい。 Windows版の帳票印刷配信機能については、“帳票印刷配信手引書”を参照してください。

1.3

帳票保管活用機能とは

帳票保管活用機能とは何か、その位置付けや主な機能について説明します。

1.3.1 List Works

による帳票保管活用

帳票保管活用機能の利用により、List Worksは、紙に出力している帳票を電子化し、帳票のデータを活用します。経費削減、情報提 供のスピード化、およびデータの有効利用を図ることができます。 帳票保管活用機能を利用したList Worksの位置付けや特長について説明します。

(1)

位置付け

帳票保管活用機能を利用したList Worksの位置付けについて説明します。

(11)

帳票共有・活用を実現するList Works

帳票保管活用機能では、以下のような、さまざまな帳票を扱うことができます。

Windows上の会計パッケージなどの一般アプリケーションパッケージで作成した帳票(一般アプリ帳票)

NetCOBOL/MeFtと連携したアプリケーションで作成した帳票(NetCOBOL/MeFt帳票)

List CreatorまたはInterstage List Managerで作成した帳票(List Creator帳票)

富士通ホストで作成した帳票(富士通ホスト帳票)

IBMビジネスサーバ上で作成した帳票(IBMビジネスサーバ帳票) SFA(営業支援システム)、EIS(役員情報システム)などのシステムから、List Worksが統合する各種帳票を活用することができます。 帳票は、企業における貴重な情報の宝庫です。List Worksは、多様な帳票出力サービスを統合し、情報の共有と活用を実現しま す。 帳票管理基盤としてのList Works マルチベンダ環境で作成された帳票を、仕分けから配付まで管理し、堅実なセキュリティと集中管理を実現します。List Worksは、 帳票管理基盤として、帳票業務システムの中核を担います。

(12)

さまざまな帳票出力アプリケーションで出力された帳票を受信し、帳票に付加された情報やオーバレイ名などで、自動的に保管先 や配付先の仕分けを行います。仕分けの際に、帳票名や作成者などの情報を付加したり、帳票を分割したりすることも可能です。 帳票の印刷や印刷状態の監視、ハードディスク、MO、CD-Rへのファイリングやファイリングの状態監視などができます。保存期限 切れの帳票を自動的に削除したり、帳票の流出を防止したりするなど、帳票のライフサイクルやセキュリティの管理も行います。

(2)

帳票保管活用機能の特長

帳票保管活用機能の特長を以下に示します。 幅広い電子帳票運用を実現 帳票の利用部門を限定したクライアントサーバシステムから、営業所や支店、取引先からも利用できるWebによるイントラネット/エク ストラネット運用まで、システムの適応範囲も柔軟に対応できます。 それぞれの帳票業務にあわせた、システム構築が可能です。 多彩なアプリケーション出力サービスを統合 基幹業務や、部門ごとの業務アプリケーションによる出力帳票など、異なるシステムで作成された帳票を幅広くサポートしています。 多様なプラットフォームから出力される帳票を集約し、仕分けから配付まで一括集中管理を実現します。 List Worksは、基幹系システムからオープンシステムまで、多様な環境にもシームレスな帳票の運用と管理を実現します。 既存システムにアドオンするだけで、運用可能 既存の資産はそのまま利用でき、無理のない電子化運用を実現できます。帳票出力元のアプリケーションに変更を加える必要は ありません。帳票出力先の変更や振り分け先の追加など、簡単な作業だけで導入できます。フォームオーバレイパターンもそのま ま利用でき、固有の外字も表示・印刷できます。 List Worksは、帳票資産や既存システムを最大限に活用し、スムーズな導入・運用を実現します。

(13)

1.3.2

帳票保管活用機能の導入による効果

業務上の課題と帳票保管活用機能を導入することによる効果について説明します。 業務上の課題 帳票を扱う業務では、以下のような課題を抱えています。

印刷紙数を削減したい。

各種帳票をまとめて管理したい。

ポータルサイトで基幹系の帳票を公開したい。

帳票業務の手作業によるミスを防止したい。 導入による効果 帳票保管活用機能を導入することで、以下のような効果を期待できます。

ペーパーレス化、省力化によるコスト削減

一元管理による保守性の向上

流通範囲の拡大、出力形態の多様化による情報活用の活性化

自動化による信頼性の向上

1.3.3

帳票保管活用機能の業務への適用

帳票保管活用機能は、以下のような業務に適用できます。 電子帳票運用とWeb環境への配信を両立 電子化した帳票を運用・管理するだけでなく、Web環境に配信することで、郵送やFAXしていた営業所などで、Webブラウザから帳 票を参照することができます。このため、紙の配付が必要なくなります。 また、印刷運用も同時に行えるので、電子保存と印刷が並行してでき、無理なく業務への適応ができます。 各種帳票の電子化と一括管理 様々なプラットフォーム、帳票出力システムで出力されている大量の帳票を電子化し、List Worksで管理します。管理・保存する サーバや印刷先などの仕分けから、配信、活用まで、List Worksで一括管理できます。 帳票業務の自動化

帳票の出力から配信まで、手作業で行っていた運用が自動化できます。帳票の出力先をList Worksにするだけで、List Worksへ の登録ができます。 帳票の仕分け・印刷も環境設定により自動で行えるほか、各種APIを利用してアプリケーションを開発することで、List Worksの機 能をアプリケーションから制御できます。

1.3.4

帳票保管活用機能の主な機能

帳票保管活用機能の主な機能を、以下の項目に分けて説明します。

運用・管理のための機能

帳票を活用するための機能

(14)

帳票業務アプリケーションを開発するための機能

(1)

運用・管理のための機能

List Worksは、運用と帳票の管理のために、各種機能を提供しています。

フォルダの管理(作成・変名・複写・移動・削除・プロパティの変更)

帳票の管理(複写・移動・削除・連結・再振り分け・帳票情報の変更)

帳票の登録

帳票の振り分け

帳票の仕分け <EEのみ>

登録通知の自動メール配信 <Windows版のみ>

帳票の保管(有効期限、自動削除)

帳票のファイリング

オーバレイの履歴管理

Charset Managerとの連携 <Windows版のみ>

クライアントで帳票を参照

帳票の印刷

帳票の登録時自動FAX配信 <Windows版のみ>

帳票の登録時自動PDFメール配信

帳票の登録時自動PDF帳票作成

帳票のPDF一括変換

Web連携

クラスタシステムでの運用 <EEのみ>

マルチプロセス運用<EEのみ>

フォルダの共有運用 <EEのみ>

帳票のセキュリティ

ユーザ認証

アクセス権による保護

機能の利用制限による保護

エリアIDによる保護

暗証番号による保護

ID印刷による保護

操作ログ/実行履歴の改ざん有無の確認

Web連携のセキュリティ

ログ情報による管理 フォルダの管理の概要については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 帳票の管理の概要については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 そのほかの機能の概要については、“第2章 帳票保管活用機能の運用”を参照してください。

(15)

フォルダおよび帳票は保管データベースにより管理します。

使用できるデータベースシステムは、List Worksから提供しているデータベースシステム、Symfoware Server、Oracleのいずれかとなり ます。

(2)

帳票を活用するための機能

List Worksは、帳票を活用するために、各種機能を提供しています。

帳票の一覧表示、帳票を簡単に検索

紙と同じイメージで帳票表示

付せんやメモなどの記入

抜き出し検索などの大量で複雑な帳票データの検索

Text、CSV形式へのデータ変換

PDF形式への変換

FAXへの送信

Web環境での帳票活用 帳票を活用するための機能の説明については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 抜き出し検索を行うために必要な設定の説明については、“2.3.9 抜き出し検索”を参照してください。

(3)

帳票業務アプリケーションを開発するための機能

List Worksでは、帳票業務アプリケーションを開発するために、以下のインタフェースを提供しています。 サーバ機能API 帳票の削除や一覧取得など、帳票を管理するためのAPIです。サーバの帳票業務アプリケーションを開発できます。 クライアント機能オートメーション 帳票の表示、印刷、検索など帳票の操作をほかのアプリケーションやスクリプトから制御することができます。クライアントの帳票業 務アプリケーションを開発できます。 Web連携機能API Webクライアントの画面のカスタマイズなど、Web業務と連携するためのAPIや、Web環境で帳票の操作を制御するためのAPIで す。Webクライアントの帳票業務アプリケーションを開発できます。

注意

Windows Server 2012、Windows Server 2008 (x64)およびWindows Server 2003(x64)上で動作させるアプリケーションは、64ビットモー

(16)

各種APIの詳細については、“APIリファレンス”を参照してください。

1.4

帳票保管活用機能のしくみ

ここでは、帳票保管活用機能の運用を実現しているシステム構成などのしくみについて説明します。

1.4.1

帳票保管活用機能のシステム構成

(17)

各プラットフォームから出力された帳票は、List Worksサーバ内のリスト管理サーバで保管・管理されます。

リスト管理サーバの帳票は、List Worksクライアントで表示・印刷します。また、Web連携の利用により、Webクライアントからも表示・印 刷が行えます。

List Worksサーバ

List Worksが帳票を管理するサーバ機のことです。List Worksサーバには、リスト管理サーバ、Web連携をインストールします。

List Worksクライアント

帳票を表示・活用するパソコンのことです。List Worksクライアントには、クライアント機能(List Worksクライアント)をインストールしま す。 Webクライアント Web環境を利用して、リスト管理サーバで管理している帳票を表示・活用するパソコンのことです。List Worksサーバに接続するだ けで、Web連携(Webクライアント)が自動でインストールされ、利用することができます。 ファイリング用パソコン リスト管理サーバで管理している帳票をCD-RやMOなどに保存(ファイリング)するために、ファイリング専用に設置するパソコンのこ とです。ファイリング用パソコンには、リストファイリングサーバをインストールします。

(18)

1.4.2

帳票保管活用機能のコンポーネント

帳票保管活用機能には、以下のコンポーネントがあります。 リスト管理サーバ 帳票の登録、保管、管理などを行います。 リストファイリングサーバ リスト管理サーバの帳票をTEAC社製CD-R装置、MO、またはハードディスクに保存(ファイリング)します。リストファイリングサーバ は、ハードディスク/MO版とCD-R装置版の2つで構成されます。 帳票データ転送アダプタ

NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を、List Worksで扱える形式に変換して登録します。

Web連携 Web環境で帳票を利用できます。Web連携は、以下の2つで構成されます。 Webゲートウェイサーバ Webクライアントからの要求に応じてリスト管理サーバと通信し、結果をWebクライアントへ送信します。 Webクライアント リスト管理サーバが管理する帳票の表示、印刷、データの検索などを行います。Webクライアントは、List Worksサーバに接続 すると自動でダウンロードされ、Webブラウザから利用できるクライアント機能です。 List Worksクライアント インストールして使用するクライアント機能です。帳票の表示、印刷、管理などを行います。List Worksクライアントは、マイコンピュー タ、およびリスト管理サーバが管理する帳票にアクセスすることができます。帳票を活用する際は、リストナビ、リストビューアを使用 します。 リストナビ フォルダや帳票を一覧表示し、管理します。 リストビューア 帳票を紙と同じイメージで表示します。また、データの検索やデータ変換、記入情報の記入など、さまざまな機能により、帳票を 活用できます。 リストナビ、リストビューアについては、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 List Worksプリンタドライバ 一般アプリ帳票を、電子化してList Worksに登録するための仮想プリンタです。

List Worksプリンタドライバのモデルには、List Works Writerがあります。

ホスト帳票受信サービス <Solaris版のみ>

富士通ホストから受信した帳票を、リスト管理サーバや帳票印刷配信機能と連携して配信します。

(19)

各コンポーネントが動作可能なオペレーティングシステム

List Worksの各コンポーネントは、以下のオペレーティングシステムで動作可能です。 Windows版の場合 List Worksの機能 オペレーティングシステム名 Windows Server 2012 Windows Server 2008 Windows Server 2003 Windows 8 Windows 7 Windows Vista Windows XP Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 リスト管理サーバ (注1) ○ ○ ○ ○ ○ - - - - - - Webゲートウェイサーバ (注 1) ○ ○ ○ ○ ○ - - - - - - List Worksプリンタドライバ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 帳票データ転送アダプタ ○ ○ ○ ○ ○ - - - - - - リストファイリングサーバ(注 2) ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ - ○(注3) - List Worksクライアント ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ - Webクライアント ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ - ○:動作可能 -:動作不可 注1:リスト管理サーバとWebゲートウェイサーバは同一サーバでの運用を推奨 注2:リスト管理サーバの帳票をTEAC社製CD-R装置、MO、またはハードディスクにファイリングする場合に必要 注3:Microsoft® Windows® XP Professional Editionのみ動作可能

Solaris版の場合 List Worksの機能 オペレーティングシステム名 Solaris 9 Solaris 10 Solaris 11 Windows Server 2008 Windows Server 2003 Windows 7 Windows Vista Windows XP Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 x86 x64 リスト管理サーバ (注1) ○ - - - - - - - - - - Webゲートウェイサーバ (注 1) ○ - - - - - - - - - - List Worksプリンタドライバ - - - - - - - - - - - 帳票データ転送アダプタ ○ - - - - - - - - - - リストファイリングサーバ(注2) - ○ ○ ○ ○ - - - - ○ (注3) - List Worksクライアント - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ - Webクライアント - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ - ホスト帳票受信サービス ○ - - - - - - - - - -

(20)

○:動作可能 -:動作不可

注1:リスト管理サーバとWebゲートウェイサーバは同一サーバでの運用を推奨

注2:リスト管理サーバの帳票をTEAC社製CD-R装置、MO、またはハードディスクにファイリングする場合に必要 注3:Microsoft® Windows® XP Professional Editionのみ動作可能

1.4.3

帳票保管活用機能の運用形態

帳票保管活用機能で帳票を活用するための運用には、おもに以下の形態があります。 クライアントサーバ運用 リスト管理サーバで管理する帳票を、List WorksクライアントおよびWebクライアントから参照する運用形態です。 スタンドアロン運用 リスト管理サーバに回線がつながっていないList Worksクライアントだけの環境で、媒体配付により帳票を参照する運用形態です。 クラスタシステム運用 <EEのみ> List Worksをクラスタシステム上で利用する運用形態です。異常発生時にも、帳票業務の継続が可能となります。 マルチプロセス運用 <EEのみ> リスト管理サーバの処理を複数のプロセスで実行する運用形態です。 クライアントの同時実行数の増加や、帳票の参照などの処理量の増加に、1台のサーバで対応できます。 フォルダの共有運用 <EEのみ> リスト管理サーバが管理するフォルダを、複数のリスト管理サーバで共有することにより、フォルダ内の帳票を、複数のリスト管理サー バで活用する運用形態です。なお、フォルダの共有運用を行うすべてのリスト管理サーバは、同一バージョンレベルである必要が あります。また、マルチプロセス運用とは、同時に運用できません。 なお、Solaris版の場合、Solaris 11上ではフォルダの共有運用はできません。

1.4.4

帳票保管活用機能のサービス

帳票保管活用機能では、以下のサービスを提供しています。 List Worksサービス リスト管理サーバ上の帳票の表示・検索・印刷などを行うときに必要なサービスです。リスト管理サーバをインストールすると、自動 的にサービスが開始されます。このサービスが停止していると、リスト管理サーバ上のフォルダや帳票の操作を行うことはできませ ん。また、サービスは手動で起動/停止できます。

List Works Watch Service <Windows版のみ>

List Worksサービスの運用状態を監視するときに必要なサービスです。何らかの原因で、List Worksサービスが停止した場合に、 List Worksサービスを自動的に開始させます。リスト管理サーバをインストールしてもサービスは開始されません。手動でサービス

(21)

List Works Filing Service

帳票をCD-R、MO、ハードディスクなどにファイリングするときに必要なサービスです。リストファイリングサーバをインストールすると、 自動的にサービスが開始されます。

List Works Assort Service < EEのみ >

仕分けを行った富士通ホスト帳票を他サーバに転送するときに必要なサービスです。リスト管理サーバをインストールすると、自動 的にサービスが開始されます。

1.4.5

帳票保管活用機能のフォルダ

帳票保管活用機能では、以下の4つのフォルダにより帳票を管理しています。

受信フォルダ

保管フォルダ

印刷フォルダ

ファイリングフォルダ

これらのフォルダは、List Worksサーバに作成します。保管フォルダおよびファイリングフォルダについては、List Worksクライアント(マ イ コンピュータ)にも作成できます。

(22)

受信フォルダ 受信フォルダは、リスト管理サーバで印刷データを受信するためのフォルダです。受信した帳票を振り分けたり登録したりします。 保管フォルダ 保管フォルダは、帳票を保管するためのフォルダです。階層的に作成することができ、帳票の管理や参照が容易にできます。 EEの機能であるフォルダの共有運用では、フォルダを複数のリスト管理サーバで共有して帳票を活用することができます。 リスト管理サーバの保管フォルダおよび保管フォルダ内の帳票は保管データベースにより管理します。List Worksクライアント(マ イ コンピュータ)の保管フォルダは、リスト管理サーバの帳票をList Worksクライアントに複写して管理する場合に使用します。

注意

Solaris版の場合、保管フォルダはNFSのファイルシステムに作成することはできません。

可搬媒体(CD-R、MOなど)を保管フォルダとして指定することはできません。 印刷フォルダ 印刷フォルダは、帳票を印刷するためのフォルダです。印刷フォルダには、List Worksサーバに接続しているプリンタを設定できま す。印刷フォルダを経由して印刷することをリモート印刷といいます。 また、Windows版ではPrint Managerと連携して、FAXに出力することができます。FAXに出力する場合は、FAX用の印刷フォルダ を作成します。

注意

List WorksサーバがSolaris 11の場合、印刷フォルダは作成できません。 ファイリングフォルダ ファイリングフォルダは、帳票のファイリングに必要な情報を管理するためのフォルダです。ファイリングフォルダは、以下の2つの フォルダから構成されています。 グループフォルダ グループフォルダは、CD-RやMOなどにファイリングするために、1つ以上の保管フォルダをどのようなまとまりでファイリングす るかを定義するフォルダです。 装置フォルダ 装置フォルダは、ファイリングを行う装置を定義するフォルダです。

注意

List Worksクライアント(マイコンピュータ)では、CD-Rを装置フォルダとして指定することはできません。

1.5

帳票保管活用機能の帳票と資源

帳票は、印刷データと印刷資源で構成されています。 リスト管理サーバは、印刷データと印刷資源を別々に管理し、List Worksクライアント、およびWebクライアントからの要求に応じて処理 します。

(23)

印刷資源は、以下の資源で構成されています。

オーバレイ

外字

FCB/LPCI(富士通ホスト帳票を扱うときに必要な資源) そのほか、帳票保管活用機能の運用に必要な資源として、以下のものがあります。

抜き出し検索ファイル

記入情報ファイル

帳票項目ファイル また、帳票の登録時には、各帳票出力元のアプリケーションで定義した情報や、各フォルダのプロパティで用意した情報を付加するこ とができます。これらの情報を帳票情報といいます。

1.5.1

印刷データ

印刷データとは、帳票のデータ部分のことです。スプールデータ、出力データとも呼びます。印刷データは、List Worksでは改ざんで きません。

扱える印刷データ

帳票保管活用機能で扱える印刷データを以下に示します。 扱える印刷データ 説明 一般アプリ帳票のデータ Windows上で動作する会計パッケージなどの一般アプリケーションパッケージで印刷できるデータの ことです。 Windows版 のみサポートしています。 NetCOBOL/MeFt帳票の印刷 データ Windowsサーバ、またはSolaris上のアプリケーションで作成した帳票をNetCOBOLと直接連携、また はMeFt経由によるNetCOBOLとの連携により印刷するデータのことです。 List Creator帳票の印刷デー タ

List CreatorまたはInterstage List Managerで作成した印刷データのことです。

富士通ホスト帳票の印刷デー タ 富士通ホストで作成した、NLP/CLP装置で印刷できるJEF形式(F6671、F6672、SIA)の印刷データの ことです。 IBMビジネスサーバ帳票の印 刷データ IBMビジネスサーバ(AS/400、iSeries)上で作成した印刷データのことです。 Windows版 のみサポートしています。

(24)

印刷データを扱う場合の留意事項については、“2.1.1 帳票の登録”の“帳票を扱う場合の留意事項”を参照してください。

印刷データのページ数

1つの帳票について、扱うことができる印刷データの最大ページ数は、約20万ページ(ファイルサイズ 1.8ギガバイト)です。 ただし、Windows版 において、扱うことができる富士通ホスト帳票の最大ページ数は、65535ページです。65535ページを超えた場合、 帳票出力アプリケーションで分割して下さい。

注意

最大ページ数を超える場合、超えた分のページは登録されません。

0ページの帳票、および富士通ホスト帳票の空白ページだけの帳票は登録できません。

List Worksでは、空白文字を文字データとして扱いません。検索やデータ変換などを行う場合は、注意が必要となります。

リスト管理サーバの帳票を連結表示する場合、合計ページ数が最大ページ数を超えると帳票を表示することはできません。

List Worksクライアントに保存されている帳票を連結保存する場合、ファイルサイズが1.8ギガバイトを超える帳票を保存することは できません。合計ページの目安は約20万ページです。

印刷データ内の文字罫線は、表示/印刷したときに線がつながらないなど期待どおりにならない場合があります。このため、印刷 データ内の文字罫線は、オーバレイとして定義することをお勧めします。

印刷データのコード系

扱うことができる印刷データのコード系を以下に示します。 印刷データ コード系 一般アプリ帳票のデータ シフトJIS Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8) Unicode(UTF-16) Windowsサーバ上で作成したNetCOBOL/MeFt帳票の印刷データ シフトJIS Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8) Unicode(UTF-16 リトルデンディアン) Unicode(UTF-16 ビッグエンディアン) Unicode(UTF-32 リトルデンディアン) Unicode(UTF-32 ビッグエンディアン) Windowsサーバ上で作成したList Creator帳票の印刷データ シフトJIS

Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8)

Unicode(UTF16 リトルエンディアン) Unicode(UTF16 ビッグエンディアン) Solaris上で作成したNetCOBOL/MeFt帳票やList Creator帳票の印刷データ シフトJIS

(25)

印刷データ コード系

EUC

Unicode(UTF-8) Linux 上で作成したList Creator 帳票の印刷データ シフトJIS

EUC Unicode(UCS-2) Unicode(UTF-8) 富士通ホスト帳票の印刷データ JEF IBMビジネスサーバの印刷データ IBMビジネスサーバのコード系 登録された印刷データの文字コードは、List Worksが変換し、シフトJISで表示・印刷されます。

注意

OS共通の注意事項

シフトJISコードに存在しない文字については、List Worksがサーバの辞書から文字パターンを取り出し、イメージ(ビットマップ)化 します。これにより、クライアントでの表示/印刷が可能になりますが、検索やほかのアプリケーションとの連携機能などで使用するこ とはできません。

イメージ化せず、文字コードとして運用したい場合は、外字の登録を行ってください。 外字については、“1.5.3 外字”を参照してください。

印刷データがUnicodeの場合、シフトJISの半角文字にない、Unicodeの半角文字は使用することができません。

JIS2004の結合文字の扱いは以下のとおりです。

対応するシフトJISの文字がある場合は、シフトJISの文字に置き換えて、文字コードとして扱われます。

対応するシフトJISの文字がない場合は、Windowsシステム(一般アプリ帳票を除く)では「〓」文字、Solaris/Linuxシステムでは 空白文字として扱われます。一般アプリ帳票では、対応するシフトJISの文字がない場合は、文字化けする可能性があります。 Windows版の注意事項

印刷データがUnicodeの場合、JIS2004の文字のうち、新しく追加された全角文字(第三水準、第四水準から補助漢字JIS X 0212 に定義された文字を除いた文字)については、イメージとして扱われます。 Windowsシステムにおいて、イメージとして扱うには、文字を描画するフォントがJIS2004で追加された文字に対応している必要が あります。対応していない場合は、「〓」文字として扱われます。 対応しているフォントは以下のとおりです。

Windows Server 2012、Windows Server 2008の場合

-

MSゴシック(MSゴシック、MSPゴシック(注)、MS UI Gothic(注))

-

MS明朝(MS明朝、MSP明朝(注))

-

メイリオ(注)

Windows Server 2003において、「Windows XPおよびWindows Server 2003向けJIS2004対応MSゴシック&MS明朝フォントパッ

ケージ」がインストールされている場合

-

MSゴシック(MSゴシック、MSPゴシック(注)、MS UI Gothic(注))

-

MS明朝(MS明朝、MSP明朝(注))

(26)

一般アプリ帳票では、フォントの種類によっては、文字が正しく出力されない場合があります。このため、運用前に十分な検証を 行ったうえで使用してください。

一般アプリ帳票で、プロポーショナルフォントを使用している場合、リストビューアで検索すると、検索結果で強調された範囲が文 字よりも小さく、または大きく表示される場合があります。 印刷データの文字コードがUnicodeの場合の、登録後のコード系について Windowsサーバ上で作成した印刷データの文字コードがUnicodeの場合、Unicodeの文字はList Worksへ登録するときに、以下の とおりシフトJISまたはイメージに変換されます。 注: 外字はリスト管理サーバ環境設定の外字の扱いにより、文字コードまたはイメージに変換されます。 外字を文字コードとして運用した場合、文字コードの範囲は以下のとおりです。

-

シフトJIS X’F040’~ X’F9FC’

-

Unicode X’E000’~ X’E757’ 上記以外の外字は、イメージとして扱われます。

ポイント

印刷データがUnicodeの場合、イメージとして登録された文字を、文字コードで描画(表示、印刷のみ)することができます。 Unicodeの文字の扱いについては、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。

Web

連携で運用する場合の印刷データの文字コードに関する注意事項

印刷データの外字を文字コードで表示、印刷する場合には、Webクライアントに以下の製品をインストールし、外字を登録する必 要があります。

JEF拡張漢字サポート Windows版の場合:V4.1L40以降 Solaris版の場合:V4.1L55以降

Charset Manager Windows版の場合:V8.0.0以降 Solaris版の場合:6.0以降

(27)

外字の準備については、“第5章 印刷資源の準備”を参照してください。

以下の印刷データの外字をイメージで表示、印刷した場合、印刷データは太字で表示されません。

Shift-JISコード X’8740’ ~ X’87FC’ のベンダ固有文字

Shift-JISコード X’EB40’ ~ X’EFFC’ のベンダ固有文字

Shift-JISコード X’FA40’ ~ X’FCFC’ のベンダ固有文字

Shift-JISコード X’F040’ ~ X’F9FC’ の外字

Windows版の場合、外字をイメージで表示、印刷することができます。イメージで表示する場合、Webゲートウェイサーバに以下の 製品をインストールする必要があります。

JEF拡張漢字サポート V4.1L40以降

Charset Manager V8.0.0以降 帳票の1ページ内に数種類の外字がある場合、Webアプリケーションサーバの負荷が高くなります。負荷を軽減するには、リスト管 理サーバの「外字の扱い」をイメージデータに設定することをお勧めします。 なお、「外字の扱い」についての設定は、富士通ホスト帳票とNetCOBOL/MeFt帳票、List Creator帳票を登録する場合に有効にな ります。 外字の準備については、“第5章 印刷資源の準備”を参照してください。 リスト管理サーバ環境設定の外字の扱いについては、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。

注意

Windowsでは、外字情報はユーザごとに保持され、ログオン時にメモリにロードされます。Webゲートウェイサーバがログオフ状態であ ると外字情報にアクセスできず、外字をイメージで表示、印刷できません。 このため、外字をイメージで表示、印刷する場合、WebゲートウェイサーバでWindowsにログオンしていることを確認してください。

ポイント

Windows版の場合、外字の表示、印刷方法を、Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.properties)で設定することができます。Web クライアントで外字の文字コードを登録してある場合は、外字をそのまま文字で表示、印刷できるように設定できます。

Webクライアントでは、帳票名に外字が使用されていると、正常に表示できない場合があります。帳票名には外字を使用しないで ください。

印刷データがUnicodeの場合、イメージとして登録された文字を、文字コードで描画(表示、印刷のみ)することができます。イメー ジで描画するか、文字コードで描画するかは、Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.properties)で設定できます。 Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.properties)については、“環境構築手引書”を参照してください。

印刷データとして扱うことができるバーコード

NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票の場合、バーコードを扱うことができます。以下にList Worksで扱うことができるバーコー

ドを示します。

バーコード種別 帳票の表示 印刷 PDF変換 (注1)

(28)

バーコード種別 帳票の表示 印刷 PDF変換 (注1) JAN短縮 ○ ○ ○ Code 3 of 9 ○ ○ ○ Code 3 of 9(EIAJ準拠) × × × INDUSTRIAL 2 OUT OF 5 ○ ○ ○ INTERLEAVED 2 OUT OF 5 ○ ○ ○ NW-7 ○ ○ ○ カスタマ ○ ○ ○ QR Code(モデル1) (注2) ○ ○ ○ QR Code(モデル2) (注2) ○ ○ ○ マイクロQRCode × × × PDF417 × × × Maxicode × × × Code128 ○ ○ ○ EAN-128 ○ ○ ○ EAN-128(コンビニエンスストア向け) (注3,4) × ○ ○ UPC バージョンA ○ ○ ○ UPC バージョンE ○ ○ ○ EAN-13 ○ ○ ○

Delivery Point Code(U.S.POSTNET) ○ ○ ○ ZIP+4 Code(U.S.POSTNET) ○ ○ ○

5-Digit Zip Code(U.S.POSTNET) ○ ○ ○

FIM A(U.S.Postal FIM) ○ ○ ○

FIM B(U.S.Postal FIM) ○ ○ ○ FIM C(U.S.Postal FIM) ○ ○ ○

物流コード標準バージョン ○ ○ ○ 物流コード拡張バージョン ○ ○ ○ 物流コードアドオンバージョン ○ ○ × ○:サポート ×:未サポート 注1: 帳票の登録時自動PDFメール配信、帳票の登録時自動PDF帳票作成、帳票のPDF一括変換、サーバ機能APIによるPDF変換、 およびWebクライアントのPDF表示/保存を指します。 注2: バーコードを分割する場合は、分割方向に応じて適切なサイズ(横幅、縦幅)を指定してください。適切なサイズを指定していない 場合、バーコードが表示されなかったり、正しく表示/印刷されない場合があります。 注3: EAN-128(コンビニエンスストア向け)の表示はできません。バーコードが表示される位置には、点線の矩形が表示されます。 印刷、PDF変換は、正しく出力されます。ただし、低解像度(300dpi未満)では、正しく出力されない場合があるので、高解像度(300dpi 以上)で出力してください。

(29)

注4: 印刷するプリンタによっては、EAN-128(コンビニエンスストア向け)の印刷結果が、バーコードリーダで正しく読み取れない場合が あります。その場合は、バーコード補正機能により読み取り精度を向上させることができます。 詳細は、“保守手引書”を参照してください。

注意

一般アプリ帳票のバーコードについては、印刷、およびPDF 変換後の印刷について、バーコードリーダの読み込みを保証できま せん。

NetCOBOL/MeFt帳票、またはList Creator帳票の場合、バーコードのサイズは適切な値を指定してください。サイズが不適切な場 合、List Worksで正しく表示/印刷されない場合があります。

List Works

帳票

印刷データはリスト管理サーバに登録されるときに、List WorksクライアントやWebクライアントで扱うことができる形式に変換されます。 変換されたものをList Works帳票といいます。

1.5.2

オーバレイ

オーバレイとは、帳票の固定フォーマット(枠線、見出し文字、網かけのパターンなど)のことです。List Worksの印刷資源の1つです。 また、オーバレイをグループ化することで、複数のオーバレイをページ単位に切り替えて使用することができます。これをグループオー バレイといいます。

オーバレイの種類

List Worksで扱うオーバレイを以下に示します。 種類 形式 説明 ドットオーバレイ KOL1 富士通ホストのNLPやCLPなどのJEF印刷装置で使用するJEF形式のオーバレイで す。 ベクトルオーバレイ KOL2 (注1) Kシリーズ、GP6000、およびPRIMEGYの印刷装置で使用するオーバレイです。 KOL5 富士通ホストのJEF/AP印刷装置で使用するJEF/AP形式のオーバレイ、およびFORM のFORMツールで作成したオーバレイ(注2)です。

KOL6 (注3) FORMのPowerFORMツール(注2)、またはList Creatorデザイナで作成したオーバレ

イです。 注1: Windows版において、ASP版ListWORKSとの連携時、またはASPの資源の移行時のみ使用できます。 富士通ホスト帳票を扱う場合、ゴシック体の文字列は明朝体で表示・印刷されます。 注2: FORMでオーバレイパターングループとして作成したグループオーバレイは扱えません。 注3: オーバレイ文字については、JIS2004を扱うことはできません。

(30)

扱う帳票によって、以下のオーバレイを利用できます。

扱う帳票 KOL1 KOL2 (注2) KOL5 KOL6 富士通ホスト帳票 ○ (注1) △ (注3) ○ (注4) ○ (注4、5) NetCOBOL/MeFt帳票 × ○ ○ (注6) ○ List Creator帳票 × ○ × ○ ○:サポート △:条件付きでサポート ×:未サポート 注1: Solaris版の場合、OPR用を除きます。 注2: Windows版において、ASP版ListWORKSとの連携時、またはASPの資源の移行時のみ使用できます。 注3: ゴシック体の文字列は明朝体で表示・印刷されます。 注4: リモート印刷で「VSPシリーズにホスト帳票を印刷する」にチェックした場合、ベクトルオーバレイは利用できません。ドットオーバレイ (KOL1)を利用してください。 注5: Windows版/Solaris版V8以前およびLinux版V9のList Worksクライアントでは、利用できません。 注6: 必ずFORMのFORMツールで作成したベクトルオーバレイ(KOL5)を使用してください。ADJUSTで作成したベクトルオーバレイ (KOL5)を使用する場合は、FORMのFORMツールで開き、上書き保存してから使用してください。

注意

ベクトルオーバレイ内の文字列にJEF 拡張漢字、外字、旧字体のいずれかを使用している場合は、そのままではクライアント側で 表示/印刷されません。 以下のいずれかの方法で、オーバレイを表示/印刷してください。

JEF 拡張漢字、外字、旧字体に相当する文字フォントをクライアントに配付

ドットオーバレイ(KOL1)に変更 JEF拡張漢字、外字、旧字体に相当する文字フォントをList Worksクライアントに配付して表示/印刷する場合は、以下の製品の両 方が必要です。

JEF拡張漢字サポート

Charset Manager 文字フォントの配付方法については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

Windows版では、オーバレイ名に拡張子を付けたファイル名として管理していますが、Windowsの予約語はファイル名として使用 することができません。 このため、以下のWindows予約語を、オーバレイ名として使用することはできません。

(31)

CON, PRN, AUX, NUL, COM1, COM2, COM3, COM4, COM5, COM6, COM7, COM8, COM9, LPT1, LPT2, LPT3, LPT4, LPT5, LPT6, LPT7, LPT8, LPT9

ポイント

富士通ホスト帳票の場合、ベクトルオーバレイ(KOL5)を使用することをお勧めします。

ベクトルオーバレイは、ドットオーバレイと比べて以下の特長があります。

表示/印刷が鮮明になる

データ量が少ないため、クライアントで帳票を表示するまでの時間が短い (例 ドットオーバレイ:100KB → ベクトルオーバレイ:10KB) なお、ベクトルオーバレイ内の文字列にJEF 拡張漢字、外字、旧字体が含まれている場合は、以下のいずれかの対応が必要で す。

JEF 拡張漢字、外字、旧字体をCharset Manager を用いて各クライアントに“外字”として登録しておく必要があります。

ドットオーバレイ(KOL1)を使用してください。 上記のいずれかの対応を行わない場合は、JEF 拡張漢字、外字、旧字体の文字が正しく表示されません。

富士通ホスト帳票について、既存のままではオーバレイが扱えない場合や、ドットオーバレイをベクトルオーバレイに変更して使用 したい場合があります。 このとき、以下のようにオーバレイの種類を変更して、オーバレイを作成すると、使用することができます。

OPR用のオーバレイ → CLP用のオーバレイ

KOL1 → KOL5

KOL5 → KOL1 オーバレイ制御文のオーバレイの種類を指定するオプションを変更して、ADJUSTで再コンパイルすることで、オーバレイの種類 を変更することができます。 詳細については、MSPまたはXSPの“ADJUSTのマニュアル”を参照してください。

オーバレイのファイル

Windows版 では、以下のファイル名でオーバレイは格納されます。Solaris 版では、ファイル名に拡張子はつきません。 種類 ファイル名 ドットオーバレイ オーバレイ名.240 ベクトルオーバレイ オーバレイ名.ovl

1.5.3

外字

各コード系間で持ち回りが可能な、JIS規格の文字以外の文字を外字といいます。List Worksの印刷資源の1つです。

外字の種類

外字には、以下の文字があります。

(32)

利用者定義文字 利用者が独自にデザインした文字です。旧字体を使用する場合も、利用者定義文字として定義する必要があります。 ベンダ固有文字 システムメーカー、ソフトウェアメーカーが独自に登録した文字です。富士通ホスト帳票の場合は、JEF拡張漢字を指します。 Windowsには、Windows標準システム外字として、IBM拡張漢字、NEC特殊文字などのベンダ固有文字が含まれます。 [例]

外字の登録方法

List Works帳票内の外字についてイメージ(ビットマップ)で登録する場合と、文字コードで登録する場合の2とおりの方法があります。 保管フォルダ名、保管フォルダの作成者名、帳票の管理情報(帳票の格納先、帳票名、帳票の作成者名、コメント、備考1~4)は文字 コードのみの扱いとなります。 イメージで登録する 外字をビットマップで登録します。外字の表示・印刷はできますが、検索やほかのアプリケーションとの連携機能などで使用するこ とはできません。 外字のイメージ(ビットマップ)は、32×32ドットのサイズを使用します。 List Creator帳票で、Unicodeの0xE000~0xF8FFの領域にある外字を扱う場合は、64×64ドットのサイズも使用できます。外字は、 32×32ドットよりも64×64ドットの方が、きれいに帳票を表示・印刷できます。

注意

64×64ドットの外字のイメージ(ビットマップ)を扱う場合 32×32ドットと64×64ドットの外字のイメージ(ビットマップ)を、混在して運用できません。混在した場合は、帳票登録時にエラーと なります。 文字コードで登録する 外字を文字コードとして登録します。表示・印刷はもちろん、検索やほかのアプリケーションとの連携機能などでも標準登録文字と 同様に使用することができます。 この場合、帳票を扱うクライアントで、外字を文字として登録する必要があります。 なお、登録可能な文字数は、1880文字までです。これを超える文字はイメージ(ビットマップ)で表示されます。 利用者定義文字、JEF拡張漢字を文字コードとして表示する場合は、List Worksクライアントに以下の製品が必要です。

JEF拡張漢字サポート

Charset Manager

注意

OS共通の注意事項

(33)

詳細は“第5章 印刷資源の準備”および“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

保管フォルダ名、保管フォルダの作成者名、帳票の管理情報(帳票の格納先、帳票名、帳票の作成者名、コメント、備考1~4)は、 利用者定義文字は使用できません。ベンダ固有文字についても、JEF拡張漢字など使用できないベンダ固有文字がありますの で、JISの第一水準、JISの第二水準(旧字体のぞく)の文字を使用することを奨励します。 上記の情報は保管データベースに登録する情報であるため、文字コードの変換は、Charset Managerの標準コード変換のみでは なく、データベース特有のコード変換も動作しております。このため、コード変換に失敗すると代替文字に置き換わったり、保管デー タベースへの登録エラーとなる場合があります。 詳細は“付録H 運用における文字の準備と制限事項”を参照してください。

List Works帳票の文字コードの変換は、Charset Managerの標準コード変換を使用しております。標準コード変換の外字の処理に

は、変換規則がありますので注意してください。

標準コード変換の外字の変換規則の詳細については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

印刷データがシフトJISである場合、外字をイメージで登録することはできません。文字コードとして登録されます。

アプリケーションサーバがWindows Server 2012またはWindows Server 2008の場合は、Charset Managerの外字ロードサービスを 起動する必要があります。 外字ロードサービスの詳細は“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。 Windows版の注意事項

Windowsでは、外字情報はユーザごとに保持され、ログオン時にメモリにロードされます。リモート印刷時にList Worksサーバがロ グオフ状態であると外字情報にアクセスできず、印刷データに外字情報が反映されません。 このため、リスト管理サーバにおいて、Windowsにログオンしていることを確認してから、登録、リモート印刷や帳票のPDF変換な ど、運用を実施してください。

リスト管理サーバがWindows Server 2012またはWindows Server 2008の場合は、Charset Managerの外字ロードサービスを起動す る必要があります。 外字ロードサービスの詳細は“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

Windows標準システム外字として定義されているベンダ固有文字の中には、外字をイメージで登録することはできない文字があり ます。 Solaris版の注意事項

Solaris/Linux上のアプリケーションから登録する場合は、文字コードのみ運用できます。イメージ(ビットマップ)は、運用できませ ん。

外字の扱い方の違いによる処理の結果

外字は、List Works帳票でイメージデータとして扱う場合と、文字コードとして扱う場合では、List Worksでの処理の結果に以下の違い があります。 処理項目 イメージデータとして外字を扱う場合 文字コードとして外字を扱う場合 外字の表示 ○ ○ 外字の印刷 ○ ○ 外字の検索 × ○ 外字のデータ変換 ×(「〓」または、空白文字に置き換えられる) ○ クリップボードにコピー ×(「〓」または、空白文字に置き換えられる) ○

(34)

○:可能 ×:不可

なお、外字をイメージデータとして扱う場合は、List Works サーバだけに外字を移入します。外字を文字コードとして扱う場合は、List

Works サーバ、および運用で使用するすべてのList Works クライアントに外字を移入します。また、外字を文字コードで扱う一方で Webクライアントではイメージデータで扱いたい場合は、List Works サーバだけに外字を移入します。

1.5.4 FCB/LPCI <

富士通ホスト帳票のみ

>

FCB/LPCIは、富士通ホストで作成した印刷データの行間隔、改ページなどを制御する情報です。List Worksの印刷資源の1つです。 富士通ホストがMSPの場合はFCB、XSPの場合はLPCIといいます。 List Worksでは、以下のFCB/LPCIを扱うことができます。 FCB/LPCI種 説明 FCB3/NLPI 富士通ホストのNLP、CLPまたはOPRなどのJEF印刷装置で使用します。6LPI、8LPI、12LPIなどの固定の行間 隔、印刷開始行、印刷行数などを指定します。XSPではNLPIといいます。 帳票を登録するための運用形態によっては、あらかじめ富士通ホストからリスト管理サーバに転送しておく必要があります。 FCB/LPCIの準備については、“5.3.3 FCB/LPCIの準備”を参照してください。

注意

FNA通信形態の分散印刷運用(Windows版のみ)の場合、FCB/LPCIは印刷データと一緒に転送されるため、事前に準備する必要は ありません。ただし、以下の両方の条件を満たしている場合は転送してください。

連帳用紙で帳票を出力(富士通ホスト側のAPSライタ定義 DFNWTR の UNIT オペランドで、装置タイプに「F6672」を指定)

FCBの「用紙の長さ」を有効にして、11インチ以外の用紙長を利用

1.5.5

その他の資源

帳票保管活用機能を運用する上で必要な資源には、印刷資源のほかに、抜き出し検索ファイル、記入情報ファイル、帳票項目ファイ ルがあります。 帳票項目ファイル オーバレイや帳票名ごとにデータの単位、検索の型(文字、数値、または日付として検索)などの帳票項目に関する情報、データ変 換に関する情報を設定したファイルです。また、オーバレイの原点位置の設定も、このファイルに格納されます。 帳票項目ファイルは、リストビューアで、データ変換や検索を行うデータの範囲設定(帳票項目の設定)やオーバレイの原点位置の 設定をしたときに作成されます。格納先、およびファイル名は以下のとおりです。 Windows版の場合 オーバレイ格納場所に「オーバレイ名.fld」で格納されます。 Solaris版の場合 帳票項目・オーバレイ位置保存ファイル格納場所に「オーバレイ名」で格納されます。

参照

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