第1章 List Worksの概要
1.5 帳票保管活用機能の帳票と資源
1.5.6 帳票情報
帳票に付加するさまざまな情報を帳票情報といいます。帳票情報には、以下のものがあります。
・ 帳票の管理情報(帳票名、作成者名、コメントなど)
・ 印刷データの登録に必要な情報(帳票の登録先、振り分け用のキーワード)
・ 印刷データの解析に必要な情報(印刷用紙種別、文字間隔、文字コード種別など)
・ 帳票の運用時の情報(メール配信やFAX配信の情報など)
設定した帳票情報は、以下の機能で利用できます。
・ 保管先や印刷先への仕分け/振り分け
・ 一覧に表示する帳票の絞込み
・ 帳票を検索
・ ファイリングする帳票の条件設定
・ 帳票の長期保管と自動削除
・ 帳票登録時のPDF作成
・ 自動メール配信
・ PDFメール配信
・ FAX配信
帳票情報の付加
帳票情報は、以下の方法で付加することができます。
・ 帳票出力時にアプリケーションで付加(帳票情報の連携)
・ 帳票情報をサーバ内に設定して、帳票登録時に付加
ポイント
EEでは、仕分け機能でも帳票情報を付加できます。
仕分け機能については、“帳票仕分け手引書”を参照してください。
帳票情報の連携
帳票出力元のアプリケーションで帳票情報を定義して、リスト管理サーバで帳票情報を利用することを「帳票情報の連携」または「情報 連携」といいます。
帳票出力時にアプリケーションで付加(帳票情報の連携)
帳票出力元で帳票情報を付加して、帳票登録時に連携します。扱う帳票ごとに付加の方法が異なります。
一般アプリ帳票の場合<Windows版のみ>
- List Worksプリンタドライバのプロパティに帳票情報を設定します。
- リスト管理サーバの管理情報定義ファイルに、帳票ごとに帳票情報を設定することができます。
NetCOBOL/MeFt帳票の場合
NetCOBOL/MeFtで帳票を出力する場合は、NetCOBOL/MeFtの電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定します。
List Creator帳票の場合
List Creatorで帳票を出力する場合は、以下のいずれかで帳票情報を設定します。
- List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション
- List Creatorのprprintコマンドのin2オプション(電子帳票情報ファイルを指定)
- List Creatorデザイナの帳票業務情報
富士通ホスト帳票の場合
- 分散印刷運用の場合は、APS/NP、PrintASSORT、またはOSIV LISTVIEWで帳票情報を定義します。
- ファイル転送運用の場合は、OSIV LISTVIEWで帳票情報を定義します。
- Solaris 版では、コマンドで登録するときに、情報連携ファイルで帳票情報を設定することができます。
帳票情報をサーバ内に設定して、帳票登録時に付加
以下の方法があります。設定された情報は、帳票登録時に付加されます。
- 受信フォルダのプロパティに帳票情報を設定
- 保管フォルダのプロパティに帳票情報を設定
- 印刷フォルダのプロパティに帳票情報を設定<Windows版のみ>
- リスト管理サーバの環境設定に帳票情報を設定<Windows版のみ>
- サーバ動作環境ファイルに帳票情報を設定<Solaris版のみ>
帳票情報の採用における優先順位
複数箇所で帳票情報を設定した場合、採用される優先順位があります。
一般アプリ帳票を扱う場合
採用の優先順位は、以下のとおりです。
1. リスト管理サーバの管理情報定義ファイルの値
2. List Worksプリンタドライバのプロパティの値
3. 各フォルダのプロパティ、およびリスト管理サーバの環境設定に設定している値
NetCOBOL/MeFt帳票を扱う場合
採用の優先順位は、以下のとおりです。
1. 電子帳票情報ファイルの値
2. 各フォルダのプロパティに設定している値
3. リスト管理サーバの環境設定(Windows版のみ)、またはサーバ動作環境ファイル(Solaris版のみ)に設定している値
List Creator帳票を扱う場合
採用の優先順位は、以下のとおりです。
1. List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプションで指定した値
2. List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定した、電子帳票情報ファイルの値
3. List Creatorデザイナで帳票様式を定義する際に設定した値
4. 各フォルダのプロパティに設定している値
5. リスト管理サーバの環境設定(Windows版のみ)、またはサーバ動作環境ファイル(Solaris版のみ)に設定している値
注意
帳票定義体を使用している場合、以下の情報は、帳票定義体の値が有効になります。
- 用紙サイズの省略値
- 用紙の方向
- 非定型用紙を指定した場合の横幅
- 非定型用紙を指定した場合の縦幅
帳票定義体のサポート範囲については、“付録B NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合の機能サ ポート範囲”を参照してください。
富士通ホスト帳票を扱う場合
採用の優先順位は、以下のとおりです。
1. APS/NP、OSIV LISTVIEW、PrintASSORTの情報連携で設定した値(複数のソフトウェアを導入している場合は、どれか1つ
に帳票情報を設定します)
2. ファイル転送運用で転送した印刷データを帳票登録コマンドで登録するときに指定する情報連携ファイルの値(Solaris版の み)
3. 各フォルダのプロパティに設定している値
4. リスト管理サーバの環境設定(Windows版のみ)、またはサーバ動作環境ファイル(Solaris版のみ)に設定している値
注意
- 複数の製品(APS/NP、OSIV LISTVIEW、PrintASSORT)で帳票情報を設定すると、情報連携機能を使用した場合、実際に帳 票に付加される帳票情報や、各種機能の処理結果が意図しない結果になる場合があります。情報連携機能を利用するとき は、複数の製品で同時に帳票情報を設定しないでください。
- 帳票情報には、印刷属性に設定してある値が優先されるものがあります。
印刷属性のサポート範囲については、“付録C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性”
を参照してください。