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1. 連立一次方程式 1.1 連立方程式とは

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(1)

代数学2 No.1 2006. 9.21

1. 連立一次方程式 1.1 連立方程式とは

担当:市原 連立方程式

³

2種類以上の未知数を含む複数個の方程式を連立方程式といい, そのすべての方程式を満 たす解を求めることを連立方程式を[ ]という. その未知数の個数がn, 複数 個の方程式の最大次数がmの連立方程式を,nm次連立方程式という.

µ ´

連立方程式の解法

³

[代入法による解法]

一つの式から,ある未知数を他の未知数で表し,それを他式に代入することにより解く. {

P(x, y) = 0

Q(x, y) = 0 = {

y=R(x)

Q(x, y) = 0 = {

y =R(x) Q(x, R(x)) = 0 [加減法による解法]

次の式変形を利用して解く. (変形前と変形後での式の個数は変わらない) {

P(x, y) = 0 Q(x, y) = 0 =

{

P(x, y) = 0

Q(x, y) +k×P(x, y) = 0

µ ´

例題 1 次の連立方程式を解きなさい.

(1)

{ x+y= 2

2x−y=14 (2)





x−3y= 7 x+ 2y−z=−6 x+ 2y+ 2z= 3

(3)

{ 2x−y=1 x2+x+y=1

定理 1 (連立方程式の解の個数)

n1次連立方程式に対し,



解が唯一組だけ存在する

解が無数に存在する[ ] 解が存在しない [ ]

のいずれかが成り立つ.

例題 2 次の3つの1次連立方程式の解の個数を調べなさい.

(a)

{ 2x−y = 3

4x+ 2y = 7 (b)

{ 2x−y = 3

4x2y = 7 (c)

{ 2x−y = 3 4x2y = 6

1

(2)

代数学2 No.1 2006. 9.21

1. 連立一次方程式 1.1 連立方程式とは

担当:市原

問題 1 次の連立方程式を解きなさい.

(1) {

x+ 2y=−x+ 3y+ 6 2(y+ 2x) =x−5

(2)





x−y= 3 y−z=−1 z+x= 2

(3) {

x−y+ 1 = 0

1−x25y = 0

問題 2 連立方程式





x−2y+ 3z=a

3x+ 7y10z=3 5x2y+ 7z= 2a+ 3

の解の個数を調べなさい. またその解を求めなさい. ただしaは実定数とする.

学籍番号 氏名

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