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学 生 主 導 型 フ ィ ー ル ド学 習 と支 援 プ ロ グ ラ ム の 導 入 にむ けて

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Academic year: 2021

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(1)

学 生 主 導 型 フ ィ ー ル ド学 習 と支 援 プ ロ グ ラ ム の 導 入 にむ けて

田中晃代,保 本 正芳

Student Support Programs and the Introduction to Fieldwork Techniques

Akiyo TANAKA and Masayoshi YASUMOTO

The aim of providing support in field study to new students is to ensure that they are capable of carrying out fieldwork. Workshops are organized, for example, on using the K-J method and on report writing. It is very important that students share the time of "awareness" and "turn around." Such support programs offer practical training and not just theoretical knowledge, and the students can make their decisions independently after participating in such programs.

1.は じめ に

文系 学 部 の 講 義形 態 は,一 般 的 に座 学 教 育 が 中 心 で あ る 。2010年 度 に 設 置 さ れ た 総 合 社 会 学 部 の環 境 系 専 攻 は,統 合 化 され た学 問 を 目指 す環 境 学 を視 野 に据 え,環 境 と人 間 ・社 会 との 関 係 を総 体 的 に 眺 め,文 理 融 合 型 の 解 決 ア プ ロ ー チ を図 れ る 人材 を養 成 す る こ とを 目的 と し て い る 。 受動 的 な教 育 だ け で な く,学 生 自 らが 考 え判 断 出来 る 能 動 型 の 学 習 が 必 要 で あ る1)。

そ こで,能 動 型学 習 の導 入 の 一環 と して,学 生 の 主体 性 ・勉 学 意 識 を引 き出 す きっ か け とな る フ ィー ル ド学 習(イ ベ ン ト)を 実施 した 。

フ ィー ル ドを捉 え る とは ど うい う こ とな の か に つ い て,篠 原 らは 「テ ー マ に 関 わ る さ ま ざ ま な 事 柄 を,フ ィ ー ル ドの 人 々 の 中 に 入 っ て い き,見 て,聞 き,記 録 し,考 え,記 述 す る 一 連 の研 究 過 程 」 と称 して い る2)。 フ ィ ー ル ドに お け る様 々 な事 象 か ら重 要 と思 わ れ る事 象 を抽 出 し,分 析,考 察 す る とい う一 連 の 過程 を経 験 し て も ら う こ と こそ が,文 理 融 合 型解 決 ア プ ロ ー チ を図 れ る 人材 を養 成 す る もの と考 え る 。

今 回実 施 し た2回 の イベ ン トは,"ま ち"や 環 境 に つ い て の 見 方 ・考 え 方 を 身 に つ け る こ と

を 目的 に しつ つ も,学 生 自 ら が イ ベ ン トを企 画 ・実 行 す る こ とに よ り,物 事 を調 整 す る力 を 高 め る とい う副 次 的効 果 も得 られ る 。

本 論 で は,本 年 度 の イ ベ ン ト実 施 報 告 及 び支 援(こ こで い う支 援 とは,学 生 の主 体 性 を高 め る た め の教 員 側 の学 生 へ の は た ら きか け と定 義 す る。)状 況 分 析,今 後 の フ ィー ル ド学 習 に お け る学 生 支 援 プ ロ グ ラム の導 入 に つ い て検 討 す る 。

2.環 境 系 イ ベ ン トの 実 施

2.1イ ベ ン トの 概 要

教 員 が イ ベ ン ト実 施 を提 案 した後,学 生 実 行 委員(7名)が 結 成 さ れ た。 実 行 委 員 に よ る イ ベ ン ト内容 を検 討 した結 果 ,博 物館見学 と"ま ち あ る き"を 設 定 し,6月27日 と11月28日 に実 施 す る事 と した 。環 境 系 専 攻 に は地 球 環 境 コー ス と都 市 ・まちづ く り コー ス が設 置 され て お り,地 球 環 境 コー ス を希 望 す る学 生 に対 して も満 足 が得 られ る よ う博 物 館 見 学 を"ま ち あ る き"に 付 加 した とい え る 。実 行 委 員 は,計 画 立 案 ・イ ベ ン ト実 施 だ け で な く,イ ベ ン ト終 了後

一43一

(2)

総合社会学 部紀 要 第1巻 第1号

表1第1回 イ ベ ン ト運 営 ス ケ ジ ュ ー ル 企 画 運 営 ス ケ ジ ュ ー ル 6月4日 委 員 顔 合 わせ,場 所 の検 討(実 行 委 員 会 ①)

6月11日 場所 の候補(実 行委員会②)

6月17日 ポ ス タ ー ・パ ン フ レ ッ ト作 成,名 簿 確 定(実 行 委 員 会 ③) 6月27日 しお り印刷(実 行 委 員 会 ④)

6月28日

環 境 系 イ ベ ン ト当 日

ド願 ■

8月2日 「近 江 八 幡 ま ち歩 きマ ップ」 作 成

8月5日

オ ー プ ン キ ャ ンパ ス にて 「近 江 八 幡 ま ち歩 きマ ップ」 展 示

{趣翻 夢 鰹 漏 コ

(3)

も学 部 オ ー プ ン キ ャ ン パ ス に て 報 告 や 報 告 書 の 作 成 を行 う事 と な っ た 。

第1回 イ ベ ン ト に お け る,実 行 委 員 よ る 会 議,イ ベ ン ト当 日,オ ー プ ン キ ャ ンパ ス 用 ボ ス タ ー 作 成 風 景,作 成 ポ ス タ ー を ス ケ ジ ュ ー ル と 併 せ,表1に 示 す 。

2.2第1回 イベ ン ト

第1回 は,2010年6月27日(琵 琶 湖 †専物 館 見学,近 江八 幡 まち あ る き)に 実施 した 。参 加 者 は,学 生20名,教 員7名 で あ っ た。

琵 琶湖 博 物 館 は,滋 賀 県草 津 市 の 琵 琶湖 畔 に あ り,「湖 と人 間 」 と い うテ ー マ に 沿 っ て,琵 琶湖 とそ の他 の湖 沼 に つ い て の 自然 ・歴 史 ・暮 ら しの理 解 を深 め る展 示 が され て い る 。 これ ら の 見 学 か ら,「 湖 と人 間」 の 共 存 関係,さ らに 地球 規 模 で の環 境 や生 物 多様 性 の保 全 に つ い て 考 え る きっ か け とな る こ とが 選 定 理 由 で あ る。

当 日は,移 動 中 に教 員 か ら博 物 館 の企 画 ・展 示 に つ い て 説 明 を行 い,館 内 を 閲 覧 した 。

滋賀 県 近江 八 幡 は,文 化 財 保 護 法 第144条 の 規 定 に基 づ き,国 が 選 定 した重 要伝 統 的建 造 物 群保 存 地 区(以 下,重 伝 建 地 区)で あ る 。 戦 国 期 に 豊 臣秀 次 に よ り開 か れ た城 下 町 で,江 戸 期 に は 近江 商 人 の在 郷 町 と して 栄 え た 。 また,関 西 を中心 に 数 々 の 洋風 建 物 を残 す,建 築 家 ウ ィ

リア ム ・メ レル ・ヴ ォー リズ が 近江 八 幡 に も数 多 くの 洋 風 建 築 を残 して い る 。 現 代 に お い て も,鉄 道 の駅 が 町 か ら少 し離 れ た位 置 に 設 け ら れ た こ と もあ り,近 江 八 幡 は和 洋 の貴 重 な建 物 が 混 在 す る古 い 町並 を残 して い る。"ま ち"の 様 子 は,人 間 ・環 境 ・社 会 の繋 が り(関 係)を 表 した もの で あ る。 各 々 の"ま ち"の 感 じ方 (興味 を持 つ と こ ろ)の 違 い を議 論 す る こ とが,

「人 間 ・環 境 ・社 会 」 を考 え る き っか け と な る。

イ ベ ン ト当 日 は3コ ー ス に分 か れ,"ま ち"を 散 策 した。 街 の 人 々 との 出会 い ・対 話 は,"ま ち"の 理 解 を進 め る イ ベ ン ト実施 の重 要 な 意 義 で あ る。 参 加 学 生 に は,興 味 の あ っ た物,店, 建 造 物 等 を撮 影 し,メ モ を 取 る 事 を 課 題 と し

た 。 イ ベ ン ト終 了後,参 加 学 生 か らは 「次 回 も ぜ ひ 参加 した い 」 との 意 見 が あ り,満 足 度 の 高

い評 価 が得 られ た 。

2.3第2回 イベ ン ト

第2回 は,2010年11月28日(人 と 自然 の 博 物 館 見 学,丹 波 篠 山 ま ち あ る き)に 実 施 し た 。参 加 者 は,学 生43名,教 員9名 で あ った 。 参 加 者 は,前 回 と比 べ て大 幅 に増 加 した 。前 回

イ ベ ン トの参 加 者 の満 足 度 の高 さが,参 加 者 の 広 が り をみせ た要 因 と考 え る 。

兵 庫 県 立 「人 と 自然 の博 物 館 」 は,兵 庫 県 の 多 様 な 自然 を紹 介 す る 「兵 庫 の 自然 誌 」 を は じめ,「 人 と 自然 ⊥ 「新 しい 文 化 ⊥ 「生 物 の世 界 」,「地球,生 命 と大 地 」 の5つ をテ ー マ と し

て,人 と 自然 との か か わ り,地 球 ・生 命 の営 み 等 を紹 介 して い る 。

兵 庫 県 丹 波 篠 山 は,江 戸 時代 に篠 山城 が築 か れ た事 に伴 っ た城 下 町 で,近 江 八 幡 と同様 に重 伝 建 地 区 で あ る 。6月 と11月 の 両 イ ベ ン トに 参 加 した学 生 か らは,「 同 じ重 伝 建 地 区 で あ っ て も,"ま ち"の 違 い を感 じ る事 が"ま ちづ く り"に 役 立 つ と思 っ た 。」 と感 想 が あ り,イ ベ ン トを2回 実 施 した こ と に意 義 が あ っ た 。 図1 に 第2回 環 境 系 イ ベ ン トの様 子 を示 す 。

3.学 生 支 援 プ ロ グ ラム の 導 入

3.1イ ベ ン ト開 催 前 の 学 生 支 援

表1,2に 示 す よ う に,第1回 お よ び 第2回 の イ ベ ン ト実 行 委 員 会 の ス ケ ジ ュ ー ル を み る と,回 数 お よ び打 ち合 わ せ 内 容 が 明 ら か に異 な っ て い る こ とが わ か る 。

回 数 に つ い て は,第1回 の実 行 委 員 会 は4回 程 度 の 実 施 で あ る が,第2回 の 実 行 委 員 会 は9

回 の実 施 と倍 以上 の 回数 とな っ て い る 。打 ち合 わ せ 内容 に つ い て は,第1回 は 「場 所 の 候 補 」 や 「ポ ス ター や チ ラシ の制 作 」 な どの作 業 に と ど まっ て い る が,第2回 は 「場 所 の候 補 」 の み な らず,「 ま ち あ る き コ ー ス の 検 討 」 や 「班 分 け」,「班 ご との リー ダ ー の確 定 」,「当 日の役 割 分 担 」 等 多 様 化 して い る 。

第1回 の イ ベ ン ト実 行 委 員 会 を構 成 す る学 生 は入 学 後2ヵ 月 しか経 過 して お らず,企 画 運 営

一45一

(4)

総合社会学 部紀 要 第1巻 第1号

(a)人 と 自然 の 博 物 館(b)丹 波 篠 山 で の 様 子

図1第2回 環 境 系 イベ ン トの様 子

表2第2回 イ ベ ン トス ケ ジ ュ ー ル 及 び 分 担 実 施 日

月/日 内容

役割 教 員

学 生

10/1 場 所 の候 補(実 ①) ●

10/8 場 所 の 候補(実 ②) ●

10/15 場 所確 定,チ ラ シ作 成(実 ③) ●

10/22 コ ー ス,施 設 検 討(実 ④)

10/23 オ ー プ ン キ ャ ン パ ス 打 ち 上 げ ○ ●

10/29 バ ス レ ク内 容検 討(実 ⑤) ●

11/4 行事許可願提 出 ●

ll/5 チ ラシ作 成(実 ⑥) ●

11/12 チ ラシ 配付,班 分 け(実 ⑦) ● ●

ll/19 名 簿確 定,し お り作 成(実 ⑧) ● ●

ll/26 実行委員役割確 定(実 ⑨) ○ ●

11/28 イ ベ ン ト当 日運 営 ●

11/29 行事報告書提出 ●

12/3 企画運営課題の整理 ●

12/10 企 画 運 営 課 題 の 整 理(KJ法) ○ ●

12/17 報 告 書作 成 の イ メ ー ジ 共 有 ● ●

12/24 報 告 書作 成 の イ メ ー ジ 共 有 ●

●:内 容 に つ い て,お も にそ の役 割 を担 っ た 主 体, 0:運 営 の た め の チ ェ ッ ク リ ス ト作 成 づ く りや, KJ法 をや って み て は ど うか と促 す 助 言 。(実):実 行 委 員会 の 開 催 。

の 多 くが 教 員 に よ っ て 実 現 化 され た。 例 え ば,

「場 所 の 候 補 」 で あ るが,事 前 に環 境 系 専 攻 会 議 で の教 員 間 の話 し合 い を も とに場 所 の候 補 を リス トア ップ した の ち,実 行 委 員 会 で諮 る な ど の 過 程 を経 た 。 教 員 間 の 話 し合 い で は,「 地 球 環 境 に興 味 を持 つ学 生 」,「都 市 ・まちづ く りに 興 味 を もつ学 生 」 が共 に満 足 の い くイ ベ ン トで あ る こ と を第一 義 の 目的 とす る こ とが 共 有 され た 。

しか し,第2回 の実 行 委 員 会 で は,第1回 の イ ベ ン トの 「場 所 の候 補 」 を参 考 に しな が ら,

「歴 史 的 な 町並 み 散 策 」 と 「自然 を テ ー マ に し た博 物 館 」 が学 生 側 か ら提 案 され た 。

3.2イ ベ ン ト開 催 後 の 学 生 支 援

第1回,第2回 の イ ベ ン ト実 施 に お け る支 援 の 特 徴 は,イ ベ ン ト終 了 後 に 「オ ー プ ンキ ャ ンパ ス 」 で 学 生 達 に 「発 表 の 場 」 を 設 け る こ とや,「KJ法 を活 用 した 目的意 識 の共 有 化 」 や

「作 業 の 場 」 を 用 意 す る な ど,学 生 達 に 「気 づ き」 や 「振 り返 り」 の 時 間 を共 有 して も ら う こ とに あ っ た 。

例 え ば,第1回 イ ベ ン ト終 了後 で は,オ ー プ ンキ ャ ンパ ス に展 示 す る た め の 「近 江 八 幡 まち 歩 きマ ップ」 を作 成 した 。 第2回 イ ベ ン ト終 了 後 で は,あ る学 生 か ら 「イ ベ ン ト運 営 の反 省 が 必 要 」 とい う声 が あ が っ た た め,KJ法 を使 っ

(5)

適 度 な休 憩 が ほしかった.

:事 前に ま ちの 下見があれば, : 昼 食 を食 べ る 旨.

: : 一:㍉

:こ と を 調 べ て 場所 の確 認 や : 場 所 の確 認 が

一一 :一:己

: : 一:一

お けば よか っ コ ー ス の 確 認 で きてい な か 一一一:

: : : 一̲一̲ゐ

≡ た ・ 匿.

: ができたはず。:

一:

っ た。 :一:一;

房:::ミー‑1 一一一一:

1 あ る コ ー ス の :

集 合 場所 が わ :::」

初 めて い く場

道 がな く なっ :

: か り に く か っ 一一一 :一:一:

所 だか ら こそ : :::≡

て い た 。 た。 一:一

楽 しめ た 。 躍 一:

z:::三

玉鼻昌一一一一・

::一:一

も っ と 多 く の :::一: 先生 の班 ご と

一:一

先生 か ら意 見 :::一: の分 け 方 を考

艮壊 集:: ::一:一

を 聞け ば よか :::一: 慮 す べ き 。

一:一 グ班粥 糞

っ た 。 : :: 一 一一 一

:一:一

̲: 男女 の バ ラン

一一一:一:

一:一 バ スの 運転 手 ス を考 えて 班

:一二

一:ご 分けをすべ き。

:一: との機器 類 の

一:一

:一: 調整 が で きて

一:一

一一一一一一一一∫

:一: い な か っ た 。

毒前準

一一一一一一一∵̲一̲一̲‑」

̲一̲

(凡例 口:良 か った と思 う点,口:悪 か っ た と思 う点,1⊃:目 的 だ と思 う点)

図2KJ法 に よ る イベ ン トの 反 省 点

た 実行 委 員 同士 の 目的 の共 有 化 が 図 られ た 。 図 2に,KJ法 に よ る詳 細 な イベ ン ト反 省 点 を示

す 。

図2は 大 き く 「当 日準 備 に 関 す る 意 見 」 と

「事 前 準 備 に 関 す る意 見 」 に 分 類 さ れ て い る が,そ の 中 心 部 に は 「目 的 」 が 明 記 さ れ て い る 。 「歴 史 的 景 観 保 全 」 と 「自然 との か か わ り」

とい う第1回 か ら引 き継 が れ て きた イ ベ ン トの キ ー ワ ー ドに加 え て,新 た に 「人 び と の 暮 ら し ・文化 」 とい うキ ー ワ ー ドが学 生 間 で 共有 化 され た こ とが わ か る 。

当初,教 員 間 で話 し合 わ れ て い た 「地球 環 境 に 興 味 を持 つ 学 生 」 「都 市 ・ま ちづ く りに興 味 を もつ 学 生 」 が 共 に 満 足 の い くイ ベ ン トで あ る こ と を 目的 と した 内 容 で あ る とい う理 由 で,

「歴 史 的 景 観 保 全 」 や 「自然 」 が 提 案 され た が, そ の ほ か に も,こ の両 者 の テ ー マ をつ な ぐ新 た な 目的 と して の 「文 化 」 が学 生 間 で認 識 され た もの と考 え る 。

学 生 に,こ う した 「気 づ き」 や 「振 り返 り」

の機 会 を持 っ て も ら う こ とに よっ て,新 た な 目 的 の 共 有 化 が 促 さ れ,次 の段 階 へ とス テ ッ プ ア ップ が見 込 まれ た もの と考 え られ る3)。

4.お わ り に

イ ベ ン ト実 行 委 員 の 学 生 は,ポ ス タ ー や パ ン フ レ ッ トの 作 成 だ け で な く 当 日 の ス ケ ジ ュ ー ル や 移 動 の バ ス の 中 で の レ ク リ エ ー シ ョ ン の プ ロ グ ラ ム 等 も 考 え,イ ベ ン ト終 了 後 の オ ー プ ン

一47一

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総合社会学 部紀 要 第1巻 第1号

キ ャ ンパ ス で の発 表 に まで至 っ た 。 各 々 が 自然 に役 割 を担 っ て お り,一 部 とは言 え,学 生 の 主 体 性 を引 き出 す 目標 は 達 成 して い る。 現 在 は, イ ベ ン ト報 告書 の作 成,来 年 度 の オ ー プ ンキ ャ ンパ ス の報 告 に 向 け て の検 討 な どが,学 生 主体 で行 わ れ て い る 。

2年 時 必 修 科 目で あ る 「演 習B」 に は,実 際 に"ま ち"を 歩 き,建 物 や"ま ち"と い う空 間 か らデ ー タ を抽 出 ・分 析 す る 実 習 が 含 まれ る。

イ ベ ン トは,演 習 の 受 講前 授 業 と も位 置 づ け ら れ,イ ベ ン トと演 習 を経 験 した2年 生 主導 とな る 来 年 度 の イ ベ ン トは,今 年 度 よ り も充 実 した イ ベ ン トに な る と期 待 して い る 。

最 後 に 環 境 系 専 攻 の1年 生(2010年 度:月

城 静,玉 中健 太,矢 野 修 平,塩 見 拓 也,花 立 智 司,小 川 翔 平,青 山 昌也,西 尾 圭 祐,小 田 島 史 弥)の 各 氏 の協 力 貢 献 と,総 合 社 会 学 部 事 務 部 に よる支 援 に深 い感 謝 の意 を表 し ます 。

参 考 文 献:

1)小 川 潔:「 都 市 の 中 で 環 境 学 習 を 考 え る 」 (1994),都 市 問 題,第85巻 第5号,pp.3‑13 2)篠 原 清 夫 ・清 水 強 志 ・榎 本 環 ・大 矢 根 淳

「社 会 調 査 の 基 礎 社 会 調 査 士A・B・

C・D科 目対 応 」(2010),弘 文 堂,pp.70‑73 3)山 内 祐 平,ほ か:「 学 び の 空 間 が 大 学

を 変 え る 」(2010),ボ イ ッ ク ス 株 式 会 社,pp.46‑50

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