2 1 - 1 近幾大学農学部紀要
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iusneuobLsus,tow Hynob
監 ヨ 約3号 200
近畿大学奈良キャンパスにおけるレッドリスト動物種の生息状況
前田武志 ・桜谷保之
近畿大学L-学部農学科3 3
6
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とが明 らかになった. キ ャンパ ス内での動物群柴 に関す る調査 はその後 も継続 して行 ってい るか, さ らにい くつかの レ ッ ドリス ト稀 が発 見されたC もちろん,生態 系を構成す る生物種 において,特 に レッ ドリス ト種 に限 って注 目す るこ とは適 当で はな く,普通種 も注 目す る必要 があ ることは当然 である。 しか し,特 に近年 ,環境の悪化や過度 な 採 娘行 為な どによ り,特定の生物種の減少がおこ ってお り,それ らは絶滅が危供 されているレッ ド リス ト種 とな っている以上,早急 な対策 が必要 と されている.
そ こで, これ までにキ ャンパ スで確認 された レ ッ ドリス ト種 についてま とめ,今後の保全対策 を たて ることが重要であ る と考 えた。 その手法は他 地域で も役立 つ可能性 が高 く,また,環境教育を 通 じた波及効果 も期待で きると考えられる。
こうした観点 か らこれまでに近畿大学奈 良キ ャ ンパ スで記録 された レッ ドリス ト種 (今回は動物) について報告 し,また,い くつかの種では保全を めざ した対策 も検討 したO
は じめに
近畿大学奈 良キ ャンパ スは奈 良市郊外の丘陵地 にあ り,周囲の里 山林 ,草地 ,植林地 ,調整池, 庭 園な ど比較 的 多様 な環境 か ら成 り立 って い る
L・'2.特 に里山林 には各種生物 が生息 してお り, こ うした生物 を研究の対 象 とした り.教育 (実習) に役立て る 目的で,キ ャンパ ス内に生息す る生物 やその生態 について調査 を行 って きた。野鳥 につ いては,種 目録J-と食性 t'について報告 したCまた, チ ョウ頬・5)とテン トウム シ頬Hlについては生態面 を 中心にま とめた。
しか し, これ らは動物 界のご く一部の グループ に過 ぎず.動物相全体を解 明す るには かな りの時 間を要 す るもの と考 え F)れ る. そ こで,キ ャンパ スにおけ る生態系を概観的 に把握 す る意味で,辛 ャンパ ス内におけ る典型種 ,特徴的な種 ,食物連 錦 の上 位 に位澄 す る種 について ま とめてみ た2-. その結果,上位種 には猛 禽頬 がかな り含 まれ し か もそれ らはほ とん どが レッ ドリス ト種であ るこ
i
SAKURATANI710n
前川礼 L lt:・ d快之. 桜'
調査方法
調査は面軌 約
1 20ha
か らなる近放大草奈 良キ ャンバ ス (奈良市中町)内で ,1989年4月の移転 時か ら随時行 って きた。当キャンバ スは,コナラ,クヌギ, スダジ イな どの
2
次林 , スギ, ヒ ノキーマツ類u )植林地 ,竹林,草地,庭L詞,調整池な ど があ り,比較的 多様 な環境 か ら成 り立 って いる l '
1'(図1)。調査は各環境の地域 を任意 に歩 き, 見 出された環境 省の選定 した レッ ドリス ト励物種 丁 ' を記環 した。特 に
,200
]年 はキ ャンパ ス内の 各調査結果
調 査の結果 , 当キ ャンパ スでは 11健の レ ッ ド リス ト勅物種 が記 録 された(表 1)O その分煩学的 内訳 は,昆虫が3重臣,両生煩が1槌,鳥塀が5種, 魚頬 が
2
種であ ったO また,カテゴ リ一別 → ■に み地域 で 屯点的 に調査 し,一部の種では個体数 も記 録 したO また,環境省選定の楼以外で も,過去に 重要な種や注 目すべ き種 として リス トに掲載 され ている動物種 について も取V)上げた。個 々の調査 75'法は 各種の項 で述べ る。 なお,今回は陸産 貝塀 な ど徴′いな動物や同定 が困難な種については調査 を行わなか った。
今回, ここで報告 した メダカ以外の レッ ドリス ト機 について生態写斑を示 したが, これ らはすべ て筆 者 らが 当キ ャンパ ス内で舶 彫 した ものであ る。
る と,絶滅危
供 工B頬 ( E
N)が1
健,絶滅危快t I
頬 (VU)が6健 ,準絶 滅 危快 模 (NT) か3種 , 絶滅の恐 れのあ る地域個 体群
( LP)
が1
柾(ただし, これは大阪府 と京都府地域 における個体群で あ るが, ここで も リス トに含めた)であ った。
近故 人7'.::ミj--iキ ャン J -く/に Iけ ;.
5
3レ ・・/ドリ..J卜劇物 帥J)′=1_.L.l状批 表 1. 近畿 人′羊京良キ ャンバ スにJ
l= .
息 す る レ ・.Jドデー ツ純ランク 絶滅危七日Ⅰ斬(VU) 純減危I!=Ⅰ斯 くVU l
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t紐'
_減危似 (NT) 継滅危V,=Ⅰ棚tVU) 経滅 危†1日Ⅰ柳(VU) 絶滅JW =Ⅰ甘i(VU) i-lBl純減 危1!(-tNT) 叩維滅 仏IHL(NT) 枇滅危ilH BTLi(F,N) 紐状 危
棋Ⅱ粁J ( VU
) 絶滅の恐れのある 地域佃休肝日.ド)H
f・r.(.Iトンボ Il ぺニ イトトンホ カ メム シH イ1、ア メンホ チ ョウIl オオムラサキ タカ日 オオ タカ タカII ハヤプサ スス メIA サ ンシ ョウ クイ タカIl ハチ クマ タカII ハ イタカ コイII カワバクモロコ メタカII メダカ
イJIdHJ カス ミサ ンショウウオ
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Cer〟 t.Jg' Z,[07日 ZI'j))〟/a I(./I(77 H)・ d Jh(ablnGam77e,r/oie/
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卜 外 レ I./ドリス ト動 物相 に ついて .′ I :
.息状 批 等に/)いて紬I
l.'・ '。す }Daa ac o d 1. オオム ラサ キ S skI' harn a
タテハチ ョウ科 (NT) (図2)
図21オ オム = J牛/''- F,==i
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鮎 'd,Jr・二州 (1 越 冬.
, +山 J J
本縄
は 北細
道. 本州
,lTtlJ札ノJ L ・
・IにJl JT巾す る日 本宛 ダテ ハナ コTL科JJ LL1人0 純で,肘 成虫 の地 ノは. ) 壬 紫 也をI
Tして い る .と。- I
--. 1 にに (川」 1息 して い るが .′
三 近 年 (阿体数は減 少帆 ;・‖こあ る とされ てい る.3JJ虫I J l
は ニ レ糾0)エ ノキ r(、H'ss't7亡リlS's a)姫を 食 へ .成山u クスギ , コ十 二//JどC)樹 液 を吸 う。 成 虫は
(
う日頃 に羽 化 し.8)
j頃 まで比 l、れ る)。
.'3
齢 または Il齢kJl山 で,エ ノキ0)株 J亡に ト ,て、 枯ら
葉d)矧 こJ'i・' _M Jして越冬す る。
(り 越 冬幼 虫U)′ヒ息状 況胡 鹿
本縄は エ ノキの株 元U)落 ち 姫で越 冬す るの で , 冬 季が個 体数の把粕 に遜 して い るo キ ャソバ スl^J で 本縄 C)糾 地 物 で あ るエ ノキの 調度
( / ド .
何機 所 , 胸 Il.i.rLt止 径 :今l u
lは , 湘 麿 効 率 な どの 面 か ら, ic
nl以 l=の もの を調 査 対 饗 と した )を 行 った とこ ち, 111本の エ ノキが 確認 された。 これ らすべ て d'エ ノキ に つ いて) ,」 0 年 0 2 1) -J2
) にJ 枕 元の 幹 か 「)'0・3(n以 内U 満ち 姫を調 査 した ところl ) , 13計 1 ` L
本の エ ノキ か ら/rT 8lIT_の オオム ラサ キの越 冬 幼 山 が記鎚 された。 す なわ ち,エ ノキ 】本あた り
、ドyJ .'l7rLa オオム ラサ キ幼 山 が越 冬 して い る こTI) とが 分か った。
しか し,エ ノキ には クズや フ ジな どの つ る的物 に巻 き什か れ て い る個 体 も少 な くな か ・'たた れ これ L', る抽 物 に よるエ ノキ樹冠 部0被) ) ) 鞄も圭度 を ム 2に'Jミサ よ うに う段 隅 で記蝕 した。 こV)エ ノキ a)披昭 和舷 とオ オム =サ 牛の越 冬LJ/ J山 個体数ur])X 係 を調 べた ところ, 衣 :3に′ミJサJ:うに. 披
p i !
?J:)iialL:,iいエ ノキ には イ-L1iに オオム ラサキの越 冬幼 山 数JrT. か 少 な い こ とか 分 か 一'た (/2- G 7(‥.1 . 53P
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。・0-。 また.エ ノキ.,, 1本あ た 。0'齢 幼 山数 も,
前田武志 ・桜 谷保之
被覆度 が高 いエ ノキでは少ない傾 向を示 した(図
0
表
2.
エ ノキに対す るつる植物被顎 ランクラ
ン ク 被撹軽度1
つる植物がエ ノキにか らみついていない状態2
つる植物がエ ノキにか らみ始めている状態3
つる柑物がエ ノキ樹冠の半分程度煙 っている状態4
つる柄物がエ ノキ樹冠の4分の3程度絞 っている状態5
つる植物がエ ノキ樹冠のほぼ全体を樫 っている状態 表3.
オオムラサキ越 冬幼虫のつる植物被襟 ランク別個体数つる柄物被群ランク
1 2 3 4 5
合 計3 )
1 2 3 0 2 1
7 1 9 5 2 1 3 2
5 7 42 15
2669
越冬幼虫がいたエ ノキの本数13
越冬幼虫がいなか ったエ ノキの本数
1 4
20 27
エ ノキの合.本数
オオムラサキの幼虫個体数
52
jIr 33 111
5 . 29
・ 9 5 2 1
8 ・
15 184 平均 (醍/ 本) 1
. 9
エノキ1本あたりのオオムラサキ越冬助か個件数 化
.
HT208642-、J .i5LL
3
25
2
】5
1
エ ノ キ
1本あたりの越冬幼虫個体数 5000
Lrfo
H t )- L-) 稚 t
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こ1 1- 2(
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l- FrL
0 3 :
)
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1 ) ml
エノキの胸FiLL
図 4.
エ ノキの胸高直径 とオオムラサキの越冬幼L:l
2
2
) 2 0 50 5 - n
卜 10 20 21-3(I31-10 日-印 -60 日-
」 什
1 2 3 4 7-)
被招ランク 虫数
図3.
エ ノキのつる植物 による被軍僅度 とオオム ラサキ越冬幼虫数次にエ ノキの胸高直径 とオオムラサキの越 冬幼 j
r
虫数o関係を調 べた ところ図4に示す ように,太 いエ ノキほ ど越冬幼虫数が多い傾向を示 した。一 万 ,当地 に生育 してい るエ ノキ111本の胸高直径 の度数分布は図5に示す とお りで,直径が大き く な るほ ど本数 が逆 数的 に減少 す る傾 向を示 した。
すなわち, これはあ る面ではエ ノキの生存曲線 を
3 - . I :
15
近似 しているともみなす ことがで き,幼木による 10
更新が順次行われ エ ノキは比較的安定 した個体
F、
群を維持 している とも言える。
0
1(
)- 1 l 11、IO・a GO /(
il t エ ノキの肋 J r 柁
図
5.
エ ノキの胸高直径度数分布!
i
i故 人'lLLI-,,n▲ト i
サ ン′-A:Iけ .く/ j 'Jレ .・ドリス ト仙' 拘純のJ-f..い た批2)収山U)
3J 'l_ Jf
成 山u) 1 1
T食 f d)l川
a活 動 を 知 るた め に , キ ャンバ スIJl)g1次 林 U 樹 液 ) u)日J..て い る クヌギ で ,l 吸
汁 に Jlモ来 した 個 体 をl 世
相 た]J L)l.I'刻 別 に .f 言S己,・iした。 例 解 に 飛 来 した 成 山 数 は そ れ ほ ど 多 くは 認 め '/'jlな か・'た か . (吸汁 は Ir-・朝 か ( 夕 刻' まで観 察 され(J,1)C ,
=l!如
. T
i動ur
U確 で は な か った.J表4.オ オム ラサ キ 収 山 の 吸
汁' f
r動 d)観察 結 果2()りJIIil ll
ll)Jは .-1ll I I) ll.2只
7日2Jl
リ
日 日 ':ち() 1.-1.;H;71JIOH l) 1 IO::)u 7JJlrlH J (I IFI:1>17 7日IHll l H I.-1-I:1
本 純u)跳 成 山 は 1・7.)
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卜等て r卜 . ' イ
((-I)一鍬 ヒ J,卜L IIJビ ン//、川 llL()川川哨 )を 示す こ とか 知 l-れ て い' る ●。 そ こ で , キ ャ ン パ ス巾 で の こ う した助所 を 杷 舶 す る た め に ,成 山 の碓/
L=.
Lgで あ るJJ O O
二年7
)jに キ ャ ン パ スIJd )l )
朗 4- 粘 日近(
抜2 0-二O0 3Onl) を 威服 綻 T・を ( ,小 て 糾繁 した。 そ d 緋 リ) l.)・ I・E帆の 数 か ITで ヒ ル トッビ ン yをr l ( -て い る と思 わ れ る'
r ,cu . はlH.
個 体 Ji・観 察 で きた. ,-' )rl
Wt H 川'
,・ flf-L川!i頃 て あ -'たO雌 成 虫 d)J7巨卯 t助Uf )槻 繋 は , 越 冬kJJ虫 が か な り 薙iiされ た エ ノキ を rl'心に2)2(0咋
7) ) )
か r8) )
に か け て随時'lrった。 そ の 折 果、 7
) =G J
I と8F ノ」2 日に席 卵 77劫 か 観 察 され た。・ ゝ門地 では7l lL
・.'qi)i かr ,) 8J
l )二11が庵卵JJgIF'と抑 解 され た。r,l2.べ 二 イ ト トンボ
C raro n'p nCm ei i g n p I o U /
イ ト トンボ科 (VU)(図6)
本納は 本州 ,
l I L l l
q,
) 州LにJ . 山
狩r r
/LJ Jに L H riL,辛 地 かし -f '
t陣 地 の 柚 水仙 物 や 浮 袋他 物 o )繁 茂 す る地i
(iI こ 牛
思 し. 成 山 は l=に う) . J- O1JJに か け て兄
r)れ る 川. 、L3キ ャ ン バ スrJlで は 成 虫 は 八旭 (
図
)部 分 で の み 比 ()
日 の 砂 洲 o -れ る
。′
\旭 は 人 部 分 が コ ン ク リー トの堤
防 で あ るが ,沢 水 が 流 入 す る 部 分 に 砂 が鵬 fl.して . ガ マ や ヒ シな どの 抽 水植 物i が′ 1 ' .
ffして い る。 こ う した 環 境 が . 本 絹 U )充 I
′二/ rf i
J'場 所 に rJつて い る もの とJ: Ll.わ j た Ot 、LL地 で l 2O(l)咋 に ル ー トセ ンサ スで調
作 Lた と こ 7).成 虫 は ・-)) か 「 J )k r7れ るが,G1 8 J-
11 )l0 l'1は 個 体 数日 は 多 くな く,(川 に 入 -て 増 加 し,,9
J・lf1llに ビJ ー '/が .=tAcJ. らわ た(d) L1 。 しか し突7) . 10)=二は , 症 山 u川 '.現 IUlが 過 ぎた た め 個 体 数 は か な り減 少 し た。 ik-F己や 姥 卵J f T
動 も観察 され て い るが ,幼 山 は まだ 観察 され て いな い。Lt
ll
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lU
q rN 什 政 ti
l'・rJlItl 7- .l,ll lII山J )TT ヽlヽ H IJbuJ 小■q1りl小11l' 7 川}11 り Il
図
7
. ベ ニ イ ト トン ボ成 虫 の 発 /七消 長 (ル ー トセ ンサ ス)2001
年3.
イ ト7 メ ンボH d yrmerab/ o l l I a a on a 'el
イ ト7 メ ンボ科 (VU)(図8)
図
8
, イ トア メンボ図
6
ベ ニ イ ト トンボ LL:♂L: J
?前m武,よ・ 保之
本州か ら トカラ列砧に分 JFす る小僧U)7 メソポ
''if Fi
r<.
で,
他
mや 川岸の 水 草の部分にJ ufキ ャンパ スIJl息す る■
では ,A地 とE地 C)砂洲 部分で観 h。
Li OC
7 H
I:?り匂いていた仙体払
察 されてい る. ルー トセ ンサ スで調度 した とこ7) 個 体数は A地 では ,200lJ'F9川 こ少数観察 された が.
( 長5)
E地 では2uO2年ら)」‑ 6Jjに比較的 多くの 個体が観察 された。
'‑‑
5.
表
ハ ルゼ ミ
4.
イト7 ノンポの観察 個体数 (20OL年) り
rJI TL7 ‑1日 'l川 .‑Lll {‑ 2 LL r :I)t 捕
01年 )
'‑
‑H l r ':llX ,qlI
純然 lI 本数
9ノ12()ll 】 図 10
llh=
[=.H艮 JJH
L i
0 2
!臣 、ていた個体数 )( ハル・L/ミ成山の発/
( l
. 9日21H I
FHJ2:3Jl ()
当キ ャンパ スでは.広 く/
るが
, 個
体数は 少ない。 その小で.rUJ
干北斜面に LllI= 、J して いるJ=うであ H二 i三;‑)l
F) 1
9) 711
)JJ OJl 0
) aV a C U a
セ ミ科(図9
12 二Z f・
T e r pno s l
1
J j
‑
!了 '
r .
・ 'LFい グロマ ツ林では
比
較的 個 体数が 多 に鳴 きJ を も とに定)をカウン トした とこ7)
,・ 川
r 納叔 された0
J H
ll 0 い。 20Ol1 EIJ勺に個体数(rl 純)
10日211 () iJJに ピー '/が認め
) a ド)わた
7 、ソノI
急速 に進み ,ハルゼ ミ JI
1 二,‑ ll. )
i (L Ji'
noa Lか し.この lいマ ツ体 も脳近 . (センチ ュTlJに 上る と,Lわれ る松枯れが
=.息、か
f供 k
され る。i t
pe r y xpr y e r T a n y
5.
ムカシャ ンマ ムカシャ ンマ科(図1図9.
ハ
ルゼ ミ) 1
1'‑ 環
風
声紬日本の 屯要な昆 虫類(近幾版 )‑の指 標 性昆 虫煩 と して取 り しけ られてい る椎 で , 本州 ,l= 国.)L州の上 にマ ツ林 に′
Jq 息す るセ ミであ る‑。
制令,の よ うに成虫は 作に出現 して鳴 く。
図 11. ム カシャ ンマ I
i l穀 f
)・:(Y袋
良キ ャンバスに I' iレ ・,け , ・Jlrり-汁/ 動物 f・rのi′il巳紙状? ' B 近 放
前 維同様 ,Fk境 目・編 日本の
屯'
f・な昆 虫 概(版 )'`・の
精糖性
昆 虫 桁 として耽 り1
こげ られ てい る紬
であ る
。
lll地 の コ ケ頬C) J
Lえた 沢に/卜息 す る トン ボ て.原 的的 で. 古い時 代 に. l
I現 した トンボ とさi れ て い るt.oh、Llキ ャンパ スではf
山
a)iltか r)統れ込 むク地 で .だ 毎年 (iFj明 に成 iLiが観察 され る。 しか し,個 体数 u 多 くな い。 幼 山 はJこ.朔推であ るが. こC)沢で 雅 /lして い る も〝 と三 ). I l l
. lわI る。6.カス ミサ ンシ ョウウオ
Hnb s euou yo山 nb/ss
サ ンシ ョウウオ科 (LP)(図12)
本
桃 は近畿他 ノブの按 いl l ・ _
水城 にtE息 し, 人阪附 と)).-榔肘 では絶滅 危似 椛の地域 個体耶 にな って い るが, 奈 良リ,しては指定 されて いな い。 しか し,奈 良蛇は r二記 ∠府 に憐接 してお り,
旭近 非#-,に減 少 して い る と斉われて いる-1の で調 査対
喚純 として ここにI
lki H
こげた。、ui地 ては
,18 9 9
年 の 移転虚 後か ら19 ' 9 7
l-F・耶 ま で は ,裏山 U)スギ 林 )llU)止 水城 (以 前は 水川で あ った と rjえ r)れ る)で .」七位 的 多 くの卵 塊 や幼 /良 が確認 されたが,2000
年 と2001
叫 こは 行LL水城 では卵 は 全 く観察 されな か った。 しか し,2002
年
2
J]には2
卵塊 を碓記 し,そ れか ら脈 化 した幼/L=も観察 された。. ゝ巧地 では また、林 内 で越 冬個体 も観察 され てJjFl,広 く分 布 して い る もの と思)一一 わ れ るが ,最近 は
各
止 水域(水溜 り)が 初更 には-F・ あ が って しま うこ とが 多 く, 本俄 のFh息 が危供 さ れ る。7 . カワバタモロコ H m/rm oyr e ga m cp/ s r ∂ s bo r e / /
∂コイ科 (EN)(図13)図13.カワバ クモ ロコ Ll:側dii lJ
: l
下血 本附 まl 伸的L
)1,-u 粥の 太 平作側か ら,市 川
、徳 島, )L
州 にJ/TJ
ffL,湖 桐の沿岸 や溜池 に/ヒ息 し,
群れ 杏,)くる。 什j5'・稚
好i
や 水/
上尾 山籾 を捕 ftす るい,・.、ILキ ャン バ スで は r
,1 0 0 j
lF3 -J
jと2 0 0
2年 ・-J)l に F:池 で . LJJ.1.(Lが 各 l個 体 確 認 Lth て い る 。_20 2 0
年1 : 0)
J311 1 にi'■.・.約・成
.I.O介わせ てL 1 21
71
:_が
確認
されて い る。8.
メダカ0/za /J y/s∂/e ps
メダカ科 (VU)ll本/(>「_剛二分/Jし,ナl' 長い地 や
i
n,川 水路 な どに此占
.・桜'6 i-li・之 柄 l/
息 す る。 水1 1
什近 にLれ で行動 し.浮遊助物 を捕
食す るl。 汚濁 等に比較r必 いが.近 f減少幌 向 にあ り,そ0
)原
rJdとして,水川 と川水路の分断Ll
'・ r- l'・J
TT; 日一
●日
l=_ 表
6
. オオ クカが観'無 された LrとそJ)個体数00
1年-2001
年 )( 2
本数 (lH)
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1 1 '(,y-;-Tu な どが考 え Eれている一
lキ ャン バ スでは,
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(l名目) 日JJ( fll 1・O
〔 日日1 1 1
1 で 数個休観察 されて い る。 しか し,lOO朗 二 は I O
HJl 211 Jj現 任記糾 されていな い
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日日22日
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、りキ ャン バ スでは
,
秋 季に比較的 観察 例が 多 く9
. オオタカAc c J p ' / t e rg e n t l / i s ) HHH
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日l( タカ科 (VU)(図
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渡 りをす る個 体 もあ る もの と!J)れ る。I:七
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l ~) Jには,キ ャンパ ス内で
岩,
が観察 され, また,2001
/LFと2002
'lFU)各席季にはキ 1・ンパ ー /I lノ1の林 r小 二おいて警戒のJ 鳴き
J:i-がI i
Hかわたの で,f: キ ャンパ ス内で繁碑 してい る‖丁憶性 がl
'J l_
ト、。 秋季 Dj一; F t
S U l l t n e i p
a)観察 例は ^池
( 凶 日 l
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Sタカ科 ( 側U)丘陵地 U)接線 か 多かつた。10.
ハイタカAc c
NT)(図15)図
14
. オオ タカ 図 15,ハ l
J/カ とl:飛期 中の個体 1):I軌 l二中の個 体J q
本椛は
l
H以北 に軌 (鳥 として
渡
来す る何 体かあ る とされ ている仙。 冬 さ.として分 布'す る胴 体 と冬 ')
J' r '.S
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北 に何日 として分/し,
ヤ地 か L 息 して いるが卜・,牛
忠地 が If川Jで・ ) llり
本椎はノL 也にかけ て/
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二七
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奈良リにおいては冬鳥 かm,lか
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不明であ るい キ ャンパ スでは秋の渡 り0 こ観察 されて' l f
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あ る場 (が 'i・く,宅地 開 発の 膨幣 を}1・けやす い と :.
言われてい る17■。 iに
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系 に おけ る食物迎 緋 の Jn・.に位 E.す るJ fl_
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Pi 鳥好沌 捕
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態 liが 多、
いるが,剛体数はかな り少ない。 本楯 もオオ 'Jカ
い。
と川様.西側J)稜線[' - .
'ffて観察 され る例が 多い。近俵大学奈良キャンバスにおけるレッドリス ト動物純U)生息状況
.
ハチクマ
P r s ' u 図1 ll enI'ap/vorsタカ科 (NT)( 6)図16. ハチ クマ
本絹は夏鳥 として,九州以北の低山や 丘陵地 に 腰 来 し 冬季は如F帝7 ジ7で越 冬す る。 昆虫規や
柄
/Fl・碓 虫堺 を捕 食 し.特 に スズ メバチ頓a幼 虫. ) を好む と言われ てい る卜I。 奈良肘 こおいては繁殖 は確認 されていな いようであ るl''.、JLキ ャンパ ス内では,俳の波l tの 季節 に しぼ) L は観察 されてい る。 やは り,人
他
門 側0)稜線 卜/'E で観察抑畦が高い。12.ハヤブサ F lop rgIac ee r'un sハヤブサ科 (VU)(図17)
図17. ′、ヤプ
叶
-L)州以北 に
留 .
I:.iとして分/7; (して いる クルー ーー /と 沖縦以北 に冬鳥 としてiJg来す る//ループがあ る と 言われ ているl 、
。 7-'.に. 〔
5桁を捕 食す る。 奈良It,[,で は.漂 行種 とLttれ 繁鮒ま
鵬認 さhていな い とう であ る-■川 .Ll -t り u)季節 に まれに観 ''キ ャンバ /ては,秋の渡
察 Ln t_ て い る。 2日01年 1 0) には .^地 J l・_I/,tで,f
寮 か ら西 に 飛 期 す る個 体 が
1
羽 観 察 さ れ た 。 2002年 には 10月 17日に北 か ら南 に飛朔 す る個体 が 1羽観察 された。13.サンシ ョウクイ Pericrocotusdivaricatus サンシ ョウクイ科 (∨∪)(図18)
図
1 8
. サ ンシ ョウ ク イ留
鳥 として本州や門間に波 束し,-東南ア ジアで 越 冬す る と言われているL、・。南甜諸島では昏I.島で.l
ll非的 には:
11本は ・・t.:潜な繁 粒地 とされ て い るl・-。鎚
山蛾を捕 食 し,近年は繁栖他の森林伐採 や開発 で.減少傾I・'.にあ る と言われているlJ ・。tJ J 001 )序 と秋の渡 りの Rキ ャンバ スr」では2 年 U
I
l . 柑J
に数羽U群れ)U ) )
陀糊 が観察 されて いる。また, 2002叫 には 粥 か ら火にJ柁糊 す る個 体が数羽観察された。
14
, カヤネズ ミ MI'rmyco smI ts'uun ネズ ミ料 (図19)図19. カヤ ネズ ミ
とl:J'とも- t):ススキに造 rれた髄)
10 JiiLl]]武.LL̲ 桜7保之二・ f
本種は 日本輔乳頬学 会では判定不能種 として扱 われているが,兵飾 県,埼玉県,寵京都では保誰 すべ き地域個体群 とな‑)ているJ'L。
当キ ャンパ ス内では調整池周辺の摩地 に生息 し てお り, ススキ株 な どで典を しば しば観察 してい る。 また,典内で仔の観察例 もあ るので,繁殖 し ているが,個体数はそれほ ど多 くはない と思われ る。
考 察
今回の調査 で,当キ ャンパ ス内では 11種 の レ ッ ドリス ト助物種 が記録 された。その うち,当キ ャンパ ス内で発生が確認 されているものは,オオ ムラサキ, カス ミサンシ ョウウオ,カワバ グモ ロ コの3種 であ るQ これ らの種はほぼ毎年 、卯 や幼 生 も確認 されてお り.当キ ャソバ ス内で恒常的 に 発生 しているもの と考 え られ る。 また,べ二 イ ト
トンボ も毎年,比較的多 くの個体を観察 してお り, A池での発生は確実である。
これ らの レッ ドリス ト機の生息場所はそれぞれ 異な ってお り,保 全対筒 としてまず,それぞれの 環境0)把握 と保全が不可欠J3'である。
オオム ラサキは幼虫の餌植物であ るエ ノキ と成 虫の餌 とな る樹舷が分泌 されるクヌギ等の樹 木が 必要である。すなわち
,2
次林の確保が不可欠で あ るが,当キ ャンパス内には広大な2
次林が存在 し,オオムラサキの生息が保証 されてい ると考 え られ る。 しか し,表3
,図3
に示 した ように, ク ズやフジ等のつる植物がか らみ付いているエ ノキ も少な くな く. こうしたエ ノキでは越冬幼虫q)価 体数 は少なかった。 これは,雌成虫が産卵の際 , そ うした水の発 見が困難にな って産卵数が低下す る可能性が考 え られる.現在 ,何 本かのエ ノキの つ る植物を人為的 に除去 して,幼虫の発生状況を 調査 しているが,特 に2
次林の維持 には下草刈 り やつる植物の除去 などの人為的管理が必費 とされ るヱ{。"一 方,カス ミサ ンシ ョウウオは林内のLL水域 で 繁殖 ,成長す るため, こうした水源の確保 が必要 であ る。 当キ ャンパ スにおけ るカ スミサソシ ョウ ウオの生息場所 は,以前水田であ った場所の水溜 りと考 え られ.それは この丘陵地の沢水に よって 確保 されていた と考 え られ る。 しか し,この数年, 沢水の統鼓が減少 しているようで,溜 ま りの水 も
初夏には干あが って しまうことが多い。 今後 .当 丘陵地全体の水利を検討する必要があ るように思
われる。
ベニ イ トトンボやカワバ クモ ロコは壬 に溜池に 生息す る。 当キ ャンバ スの
A
地やE
池はキ ャンパ ス造成時 に人工的に造 られた もので,周囲は コン ク リー トであ る。 しか し,それぞれ丘陵地の沢か らの水の流 入によって,乳化 した花梅岩の砂が椎 名'して砂洲状にな った部分が発達 して きた。そ こ11 に,ガマな どの抽水植物が生育 して.こうした動 物の生息が確保 されて いるもの と思われ る。 した が って,調整池の管理 に際 しては,抽水植物 も含 めた砂洲部分の保全が不可欠である。現在,特 にA
池では砂洲の部分に外来種のセ イタカアワ//チソウがかな り繁茂 しているため,人為的に除去 を 行 って,在来の抽水植物の生育を促進 している。
ワシ・タカの猛 虎頬は特 に盟LLJにおいては生態 系の頂点 に位tJEL,その生息には下位の種/Iの動 植物の生息が不可欠である二㌔ もちろん,営 巣場 所 や採 餌(狩 り)の場所 も必 要であ る。 た とえば , オオ クカは ス半な どの木 に営 巣す るこ とが 多 く, 餌は 各種鳥株 や ノウサギ な どの哨乳類 であ るが 1‑,営娘場所は林地 ,採糾場所 は草地 や疎林地 でI あ る場 合 も多い よ うであ る。 当キ ャンパ スに港 柴 ・常緑広築樹 の
2
次林の他に, スギ ・マ ツ頬の 林 に加 えて,草地 も存在す るため, こうした猛 禽 頬の生息条件は確保 されていると考 え られ る。 し か し,近年 ,草地 におけ るクズの繁茂 が著 し く, それが林緑部 か ら林地 内部 にまで及びは じめ,症 禽塀の鯛の発 見を困難に しているようであ る。 そ こで,現在キ ャンパ スの一部で クズの除去 を行 っ てお り,希少化の傾向にあるヒヨ ドリバナな どの 里山植物の確保 に努めている。 こうした クズの除 去を主 体に した管理は ススキな どの確保 に も有効 で,カヤ ネズ ミ等の生息 も保証 される と考 え られ る。一九 近 年は さらに,7カマツや クロマ ツの枯 死が急激に広が ってお り, こうしたマ ツ林に生息 す るハ)Lゼ ミ等の生息が懸念 されているJ' ●1.松柿 れに強 いテ‑ ダマ、ソな ど外来舷の植栽 も考え られ るが,生態 系に対す る リスクの面か ら慎誼に検討 する必要があ る。
以上の ように,当キ ャンパ ス内には レッ ドリス ト勅物 種 が 11種確認 され さ らに現時点で江 rl す る必要のあ る種が
3
雌確認 された。 当キ ャンバ近丑大学奈良キ ャン′くスにおけるレッドリス ト動物唖の生息状況 ll
スの面掛 ま約
12k
nfであ るが,2
次林(里山林), ス ギ ・ヒ ノキ ・マ ツ類 の柚林 ・植栽地 ,草地 ,池な ど 比較的 多様 な環境 か らな り,それぞれの環境 に適 応 した レ ッ ドリス ト勅物種 が生息 して いるこ とが 明 らかにな った。もち ろん , どれ か
1
種 の環境 を残 す として も, そ れ に適応 した種 は生 息 で きる と考 え られ るが (例 えば ,2次林 とオオム ラサ キ),現 にキ ャンパスに存在 す る多様 な環境 とそれ ぞれa )環境 に生息 す る レッ ドリス ト健 を保 全 して い くこ とが重要で あ る。 その保 全は,それぞれの種 の生 息環境 か ら 検 討 してみて,従来 行われて きた盟 山管理 が主体 をなす よ うに思 われ る。特 に,当キ ャンパ スでは クズを始 め とす るつ る植物 の管理 が中心 にな るよ うに思われ るo Lか し,その一方 で.近年 ,侵入 の著 しい外来生物 27‑に対 す る対策 も考 え る段階 に 遷 して お り (た とえは,マ ツ枯 れを起 こす と言わ れ るマ ツ ノマ ダラカ ミキ リとマ ツ ノザ イセ ンチ ュ ウ28'),外 来生物 の生育 ・生息状 況の把握 も不可 欠であ る。
こう した レ ッ ドリス ト生物種の保 全は単 にその 種 の保 全だけではな く,里 山の生態 系 を支 えて い る他 の 多 くの 生物 の保 全 に もつな が るはず で あ る. さ らに,校 舎の こ く身近 な場所 に何種頬 かの レ ッ ドリス ト種 が生息 して い る とい う地理的 条件 を,環境教 育等 へ活用す るこ とも考 えるこ とが重 要 であ る. 現 に当農学部 では ,授業 として こうし た絶 滅 危供 種 問堰 や 外 来種 問題 を取 り上 げ て お り,教育 を通 じて も, レ ・ソドリス ト種 の保 全 に取 り組 んでいる。
要 約
近畿大学農学部 は奈 良市郊外の丘陵地 にあ り多 様 な植生 が存在 して いる。本調査 では環菟 省選定 レ ッ ドデー タ勅物種 を中心 に調査 を行 った。 これ までに レ ッ ドリス ト勅物種 は昆虫
3
種 ,鳥検5
種 , 両生類1
種 ,魚規2
排の 合計11
種 が観察で きた。11億 の うち敷地 内で繁殖 が確認 されてい るのは 4種 と考 え られた。 観 察 された いずれの種 も個 体 数は少 な く, 1ヶ所 か ら数十 個体 以上 が確認 で き る こ とはほ とん どなか った。 それぞれの種 の生息 で きる環境 が限 られていて,その面毛等が,狭 いので, 今後 は生息環境調蒼 とこう した比較 的 多様 な環境
の保 全が必要 と思われた。
謝 辞
本報告 にあた り,調査や研究面 で 日頃 ご配慮 を 頂 いてい る本学農学部の杉本毅教授 な らび に香取 郁夫講師 に深謝 します。 また調査 にご協 力頂 いた 本学 農学部昆 虫学研究室 の学生 ,大学院生 に も感 謝 します。
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