1
密 近Bt‑蛸 脚 耽 要 那 2号 2卜 35 1999 2
近畿大学奈良キャンパスのチ ョウ類相
桜谷保之 ・西中康 明 ・岩崎江利子
近世大学段学部農学科
ut t yF ai nt
an i
SAKURATANI,Y i
N IdE
k n
S
rlllWl
l
cuuTlKiu a
k a s ua
ar
Abutt ycmmu yW so donteN aC mpsofKi iUh e.
L t
‑ A Lgr
bserve
L
oa
f e r
D Gep
it n
l aun
Y a s uyu k /
o
B
ern
k n aC mp a us o f Ki ar
N
he i U nve i r s i t y
k
oi
r
lwASAKI HINAKAN k G y aa. m 'L t S U i7nye
i k
n C NGlu', ra6311 5J850,apan
Synopss i
ll t a h fwa hi ty a, i i
nvers yupteY aHisina itxy d ons l dansga, redn a,n t
ores gr, d
seconar i
rses co
200m abovesealevel.Thecmpa us mp yf ass dp .S
‑ 0 5 1 i pce,
cop ‑
scmpsau n i pece es
a on
hi
t oppcie h
sofbutt
dt efhos oundinsomec sinteKi
n oun u
o l f er h t e t l tar i tron a er
sw ererecoredd.Th ew sas gsmi yb weentebutt ycmm nttyf do ie
l f er
n t e lanc ese l tt i a her herea i isrc wt t, d i k
n st ew sl er mb eb wee i
envron
di nO
l i t
auraenvron
f t reecure k
sa k ar f bor t n b ra
mmu yadt efoun nu np si ap .TheEI(
gaf en me utt hos
l n it n
b avora in
i tca idn
sco i h
t menatlidnex)vaulewas124, ies.
一 f er
緒 言 方 法
笠者の一 人は先に近幾大学奈良キ ャンパ スの野 キ ャンパ ス内に一定のルー ト(調整池周辺 ,袋 鳥頬 について報告 したが‑,郊外に移転 した大学 山の林縁部 ,校舎敷地 ,庭園,閉場 を通 るルー ト キ ャソパ スにおけ る生物群集 の研究 の一環 とし で全長
42 , k m
の コー ス)を決めて,1 7 9 9
年3
月か て,今回はチ ョウ頬について報告する。チ ョウ頬は昆虫の中では最 も親 しまれているグ ループの一 つで,多様 な面で人間生活 と関 係が深 い.た とえば,理科教育では観察な どの教材 とし て よ く利用 されている. また, El本産のチ ョウ頬 は生活史や餌植物 な どがかな り解明されてお りコ, 同定 も比較的容易な こ とか ら,近年はチ ョウを指 標 に した環境評価 に関する研究が盛んに行われて い る
.
1◆。 さ らに般近 は放 チ ョウ閲な どが各地 に 作 られ,教育的役割の他,ア メニテ ィー的役割 も 果たす といった新 しい面 も注 目されている。本報告は,近畿大学奈 良キ ャンパ スの 自然環境 をチ ョウを指標 として評価する と同時に,実験 ・ 実習の教材や研究材料 としてのチ ョウ頬の利用を はかるための基礎的資料 とな るこ とも目的 として いる。
2
る。
ら
1
月まで原則 として週2
回歩 き,調査者の左右 上方各5m以内に兄い出されたチ ョウの成虫の種頬 と個体数 を記録 した。 また,成虫の吸蜜植物 も記 録 した. こうした定立的調査 によって成虫の発生 消長 が把握で き, また,植物 との関係 も把握 で き る。 この他に,随時 キ ャソパ ス内で観察 を行い, 行動 ,越冬,幼虫の餌植物な どの定性的な面 を把 握 した。 今回の報告では,ルー トセンサ スによっ て得 られた結果 とこれまでの随時調査の結果を合 わせて,キ ャンバ ス内のチ ョウ頬相 として報告す成虫の出現期は月の旬単位で示 したが,記錠の 少ない種 (これ までの調査で,原則 として
5
例以 下の種)では記録デー タ (月は ローマ数字で表示) のすべてを記減 した。生態等の観察記録は当キ ャ ンパ ス内で確認 した ものに限 り記叔 し,引用の場桜 谷保之 他
.
&
nl l u
sC& R
i a mp r o s p l u
sC.i I i s oen t o
P P m r o s 由
合は文献 を示 した。 また,主な記録者 (採集 また 5.ホ ソバセセ リは 目撃者)は次の ように ( )内の略号で示 した。 R.F lederssp. .F leder 桜谷保之 (YS),西 中康 明 (YN),岩崎江利子 成虫は 7月中〜下旬に二次林の周辺部で見
(EI),川村活久 (KK)。プ レー トで示 した写英は られ,年1回の発生 と推定 される。個体数 YS)が当キ ャンパ ス内で撮影 した
生態写某である。種の配列や学名は 「チ ョウの調
すべて桜谷 ( はかな り少ない。
l a v u m h J u s Pt t oa n
6.キマグラセセ リ (Murr )ay べ方l。」によった。 ssp.
j 7 mv u m
(Murr ) ayなお,ルー トセンサスによって得 られたデー タ (palte I‑5)成虫は 5月下旬か ら9月中旬 をもとに した群集解析に関 しては別の磯会に報告 に出現 し,8月下旬〜 9月中旬に比較的多
する予定である。 い。年 2回の発生 と推定 され る。 オカ トラ
ノオ, ヒ メジ ョオン,ヤマハギの花で吸蜜
調査結果 が観察 されている。
オオチ ャバネセセ リ
Plt oyr e m i l sp eu li c d a 7.
当キ ャンパ ス内では,以下の
8料6
1種頬のチ ョウ頬が記録 された。 0
d l li eu c
P p.6
‑ ay lt pa (
(
Murr )ss a(Murr
e I )6月上旬か ら1月上旬に成虫 )
ay
が出現 し,特 に秋 になるに したが って個体 数が増加す る傾向を示す。年 2回の発生 と セセ リチ ョウ料 Hesperiidae
ミヤマセセ リ
E T i y nnsmo na t n u
s(Bremer) 推定 される。 オカ トラ ノオ,ヒメジ ョオン, 1.ヤマハギ,アキ ノノゲシの花で吸蜜が観察 )
mer Bre
t
(mo na n u s
ssp.e I lt pa
( ‑1)成虫は 4月上旬から5月上旬 されている。
まで出現 し,年1回の発生 で, ピー クは 4 8. チ ャバネセセ リ
PlP eo i d a sma t h i d s
月下旬であ る。二次林の周辺部の 日当た り (F biiarcus)ssp.oe b t r h u e r
iEvansの よい場所で見 られるが,個体数はあま り (paelt ト 7)成虫は 9月〜 10月に見 られ 多 くない。ニガ イチゴ, コバ ノガマ ズ ミの る。 個体数 はあ ま り多 くない。 アベ リア, 花で吸蜜が観察 されている。 セ イタカアワダソウの花で吸蜜が観察 され ダイ ミョウセセ リ
D iitt amoe h y s
2.
ている。r Bre
gu
r
1 a 7
BrePa
a g p.Grey
ma
地 ta( me )ss uttta( me&る。個体数はあま り多 くない。ヤマ ノイモ るが,特 に秋季 に個体数が多い。 10月中 で幼虫の寄生が確認 されている。ヤマハギ, 旬 まで見 られ る。年 3‑ 4回の発生 と推定 シロツメクサの花で吸蜜が観察 されている。 され る。7ベ リア,ヤマハギ,アキ ノノゲ
h y s tt e
p.i tres 占
n )ss (M占
9.
M占 lt pa ( ( eI
) i tres 占
n イチモ ンジセセ リ
‑2)成虫は 5月中旬か ら9月中旬 & Grey) まで見 られ 年発生回数は
3
回 と推定 され (palte I‑8) 成虫は 5月中旬か ら見 られ3. 7オバセセ リ
C h o a s p e se b n j a m i ni i
シ,セ イタカアワダチ ソウ, ミゾソバの花 Murray‑
(P ao mc a j
p. で吸蜜が観察 されている。
lle i nev
‑ Guerni
( Me )ss )
lt pae
( I‑3)1996‑Ⅴ‑12 (YS,目撃)にモチ
ツツジで吸蜜 している1成虫の記鞍がある。 アゲハチ ョウ科P iapli iondae
7オスジ7ゲハ
G h r a p ms i u a
ゆeo d
n3
‑ ( D
‑ 7 9 9
また,1 0(YS)に,キ ャンパスの
1 0.
裏山に自生 しているアワフキで幼虫を確認 し (Linnaeus)ssp.
np i p o nu m
(F hru sotrerf) ている。個体数はかな り少ないようである。 (paelt Ⅲ‑1) 1化 目の成虫は4月下旬か ら コチ ャバネセセ リT
‑4)成虫は 5月中旬か ら7月下旬 虫は6月下旬〜 8月に出現 し, 9月〜 10 Murray
i
(v a ra
h we s s a
) 見 られ, 5月中旬がピークで, 2化 目の成 4.lt pae ( 二
に記録があるが,個体数はあま り多 くない。 月下旬に も観察 されているので,年 3回発 成虫はオカ トラ ノオの花で吸蜜が観察 され 生するもの と思われる。個体数はあま り多 ているはか,湿 った地面での吸水 も観察 さ くない。 シロツメクサ,ヤフカラシ, リョ
れている。 ウ7,カラスザ ソシ ョウ,セ イタカアワダ
22
3 2 近故 大草奈良キ ャンバ スOrチ ョウ)
チ ソウの花で吸蜜が観察 されている。 また, (PltaeⅢ )-3
4
月下旬~5月下旬及び 7月 湿地での吸水行動 も観察 されている。 中旬~9
月中旬に記録があ り,年2
回の発. 7
ゲハl
l
(ナ ミ7ゲハ)P i a p l i t ox u hu s
生 と推定 され る。吸蜜植物は クサギが観察 innaeusL されている。 また,湿地 での吸水行動 も観
lt pae
( Ⅲ-2) 春型 の成虫は4月上 旬か ら 察 されている。個体数はかな り少ない。
出現 し,
6
月上旬 ころまで見 られ る。 夏型は6月 よ り出現 し,7月中旬に一 つの ピー シロチ ョウ科 Pi daeel・i クが認め られ るが,以後,
1
月上旬まで連続的 に見 られ る。少 な くとも年
3
回の発生0
Esper p.2
t r ae
hlk tscusyPL o
MosC
( )ssi o gr a pu h s
3
月中旬 よ り1月中旬までi a
C l o
モ ンキチ ョウ 7.1
と推定 され る。個体数は 多い。幼虫は イヌ (paelt Ⅲ-4)
1 r
ほほ連続的 に見 られ る。 ピー クは `l 上 ては,ハル ノノゲシ,オカ トラ ノオ, ネジ 中旬 と6月上~中旬, 7月下旬,8月下旬, バナ, リョウ7,7ベ リア, イタ ドリ,ヤ 10月中旬の4回認め られる。1回 「Ⅰと
2
川 マハギ,アキ ノノゲシが記録 されている。 口の個 体数は 多いが,盛夏には少ない。秋ザ ソ シ ョウの薬 を食 べ る。 吸 蜜植 物 とし ~
キ7ゲハ
P i a p l i oma ca h o
nLinnaeusssp. はふたたびやや個体数 を増やす。吸蜜植物 としては , シ ロツ メクサ ,7 カツ メクサ , SC.& Ri p p o c y lt ae
h
.F leder春型の成虫は 4月上旬か ら出現 し,
6
月頃 スズ メノエソ ドゥ,カラス ノエソ ドゥ,ブ まで見 られ る。夏型は6
月下旬 よ り見 られ タナ, オオキン ケ イギ ク,オ カ トラ ノオ, また9
月に見 られ るので,年2-3
回発生 プ リペ ッ ト, ヒ メジ ョオン, ネジバナ, ノ1 8 9 9
(1 年 1月 16日
す る もの と考 え られ る アザ ミ,ヤマハギ ,アベ リア,キ ュウ リ, に コスモ スで吸蜜中の新鮮 な個体の観察記 オ ミナエシ,キキ ョウ,アキ ノノゲシが言己 録(YS)もあ る)。個体数はあま り多 くない。 録 されている 。
アベ リア,ヤマハギ,アキ ノ ノゲシ, コス
e c ae b
nnaeus p.)
Eur e m
innaeus Lh b e c ae
(ah
(Li )ss 8.1 キチ ョウ
nnaeus モ スの花で吸蜜が観察 されている。
i o
Lil
P i a p
lenus
leri il
B tnc c o nc oe n s
ssp. uモ ンキ7ゲハ he (palte Ⅲ )-5 成虫で越冬す るこ とが確認 されてお り,越 冬 した個 体は2月中†りから 5月中旬
~6
月上 旬,及び 7月下旬~9
月 見 られる。新成虫は恐 らく5
月 より出現 し,J ノ
1 0
1
以後,連続的に
1
ノ下旬まで 見られ る。特 の発生 と考 え られ る。 アベ リア とクサギの に,秋 に個体数が増 加 し,9 J
H1旬-1
花で吸蜜 が観察 されてい る。個体数 はあ ま 中旬に個体数 が奴 も多 くな る。 ゝ巧地0) 中旬に成虫が観察 されているので,年2回
チ ョ
り多 くない。 ウ煩ではモソキチ ョウな どとともに最 も普
クロ7ゲハ
P i a p l i opr oe t no r
Cramerssp. 通 な種の 一つであ る。吸蜜植物 としては カ 1l to
i
St eru
sd e m
ラス ノエソ ドゥ,モチツツジ,シロツ ノクinnaeus
5
月 と7
月中旬~9
月下旬に見 られ,年2 サ,ヤマハギ , ネジバナ,アキ ノノゲシ, 回の発生 と推定 され る。 個 体数は少 ない。 ア メリカセ ンダソグザ,セ イタカア ワ ダチリョウブ とクサギの花 で吸蜜が観察 されて ソウ, ヒヨ ドリバナ, グ ミが観察 されてい
いる。 る。 また,湿地での吸水行動 も見られる 。
no n
Lm
d ibleoi L
P i a p ome A n i h h i o ca rss c oy l mt t s
B tuナガサキ7ゲハ 19.ツマキチ ョウ ler
l .
H.現 本種は北上傾向の著 しい種 で,現在近畿地 し,年 1回の発生であ る。 個体数はかな り 方 まで発生 (定 着 ) が認 め られて い る11■。 少 ない。成虫は日
当 りの よい草地1二を緩 やh b u ne r
Yot
ssp.
gi i
nS (Pltae [ ) -6 Ll月中旬~う月中旬に当地では1
虫の記録がある 。 ソ ドゥ,アブ ラナの花で吸蜜 が観察 されて 1
-
Ⅶ - 7 9
9 5 (YS,R嘩)に 1雌成 かに飛ぶ。ニガ イチ ゴ, グ ミ, カラス ノエ 2.
1
3.
1
4.
1
5.
1
6.
d e
C.カラス7ゲハ
h a a ni i
&Ri a n o r
Cra p.ib o l i
PP a
merss いる。der F le . 1
4
2 桜 谷保之 他
る。 1998‑Ⅵ‑6(KK,採集)。
An ii gu sat t
( met
) r BrePi sr
e(( l)
p aa 7 i e,
B idosuvai7 v oa ,
l , C E c y
ssp.Linnaeus) 20.モ ンシ ロチ ョウ
i a l i
26. ミズ イ ロオナ ガ シ ジ ミ4
ノ
」上 旬‑11月上 旬までほ (Breme)srsp.a t t i l i a
Pl e Ⅲ7)ほ連 続 的 に 見 られ る。 ピー クは 4月 中 旬,
‑ t a (
Pl e Ⅲ ) 5月下 旬〜
れ,個体数 は少 ない。二 次林 での観察 例が 2
‑ t a
( 6月中旬に見 ら
6月上 〜中旬,
7
月上 旬,9
月上旬,1
月中 旬に認め られ,少な くとも年 5回は発生 多い。
0
す る もの と推定 され る. ただ し,盤 Z封こは
2 7.
ミ ドリシジ ミN e oe ZP h y r u s j ao P m ' c u s P i
ao nc u s
Murr )ssp.j
(Murrチ ョウ等 よ りも少ない。吸蜜植物 としては, キ ャンパ ス内の ハン ノキ林付近 で 見 られ る
シロツ メクサ,ブ タナ, ヒ メジ ョオン, ネ 成虫は夕方活動す る。幼虫の餌植物 はハソ (
ジバナ , リ ョウ7 , カ タバ ミ,ヤマ ハギ , ノキ と推察 され る。
ay
1 6
カラ ス ノエソ ドゥ,アブラナ科植物の 種, が ,個 体数 は 多 くな い。 月 に 出現 す る。 個 体数 がかな り減少す る。 個 体数はモ ソキ ay)
セ イクカア ワ ダチ ソウ,マ リー ゴー ル ドが
3
C
‑ lta P (
al l
e Ⅲ ) 年 1回の発生 で, 4月上〜 B tu
r r e a
(f e S ツ l h
o p
ler) 28. コツバメ確認 されて い る。 幼 虫の 食管 としては ,7
ブラナf:トの栽培植物 が確認 されている。 4月下 旬に見 られ る。個体数はやや少ない。
・ lf meee S ' iL e r
P
二 次林の林緑部 で よ く見 られ る。 吸蜜植物 は, コバ ノ ミツバツツジ,ニガ イチ ゴが確1.
2
スジグ ロシ ロチ ョウ M占( n占tresi) Pl e Ⅲ
6ノ
J上旬, 7J
JF旬 , 9J J
F句に観察 され‑ t a
( 8) Lll)l‑下旬、 = 5月下 旬‑ 認 されている。
9.
2
トラ7シジ ミR a p aa l a r aa t
( meBre r) て い るが , †阿体数は少 な い。 ニ ガ イチ ゴ, (PltaeⅢ‑4) 4月上 旬〜 6月上 旬 と7月クリの花で吸蜜が観察 されている。 に観察 されてい る。年 2回の発生 と推定 さ れ る。個 体数は かな り少ない。 コバ ノミツ バ ツツジ,ニガ イチ ゴの花 で吸蜜 が観察 さ
e
シ ジミチ ョウf‥ト Ly a nd.c c ia
ムラサキシジ ミ
N ll aa , / u l J , a j G Po m ' c a
れている。2.
2
' c a P ao m j
p
, Lyc ae n h l a e a s
tsu
i o
(di am
ssp.a♪
( Ma muMurr )ss
1 1‑1
6)ay
( (Murr
月 まで(:.'録 があ るが,秋の記録が己 )
ay 30.べ二 シジ ミ Linnaeus) )
ra
比較的 多い。 個 体数は少 ない。 セ イタカア (PltaeⅢ‑5) 3月下 旬〜 11月下 旬 までほ ワ ダチ ソウの 花 で吸蜜 が観 察 され て お り, ぼ連続的 に見 られ る. ピー クは 4月中旬〜
ヤマガキの美での吸汁 も観察 されている。 5月上 旬, 6月中〜下 旬, 7月下 旬 , 9月
0
上 旬
〜1
月上 旬に認め られ る。特 に,春 に 個体 数が 多い。少 な くとも年 4回発生 す る sonHew
t ue a ' c
JP ao mal
( it )ssp.23.7カシジ ミ
f e a
(Hl l l
ewiI‑ )] 1 ) tson
うJj下旬
‑6
月上 旬に観察 tae (Pl
されてい る。 年
1
t叫の 発生。 ク リの花 で吸 バ ツツ ジ,ニガ イチ ゴ,栽培 7プ ラナ科植 蜜 して い るの か しば しば 観察 され て い る。 物 の 1種 ,セ イヨウ タンポポ, シロツ メク 個体数は 多 くない。 サ ,オカ トラ ノオ, ヒ メジ ョオン,ハル ジ もの と思われ る。 吸蜜植物 は, コバ ノミツョオン,セ イヨウカラシナ,オオキソケ イ 24.ウラナ ミ7カシジ ミ
J♪ ao m ' C a s a e p e s aa ttt J ・ , '
ギ ク,モ チ ツツジ,セ イタカア ワダチ ソウ
il aa
H・ J l s a e pe s
p. (
tson i ew H
( )ss ewit
これ までに次の 2例の記録 があ るだけであ が観察 されている。
) son
( 1
1998‑ll‑3 (1(,採 渠),1998‑ 31.ウラナ ミシジ ミ
L , a mp i d b t e s o e iE c L S
.
る Ⅵ ‑6
( Il (
l,採根)r . いずれ も,雑木林 什近で記録 (Linnaeus)0
9月下旬
〜1
月下旬に記録 25.ダイセ ンシジ ミ (ウラ ミスジシジ ミ) があ るが,個 体数は少 ない。 ミヤ コグサへlta P
( eⅢ )‑6 されている。
S l Z lt a ) i s
p. の産卵 が確認 されてお り, ミヤ コグサ ,セ
・ lle B tu
L
ll gna
)i g
ler B tu (
Wa mos
l' S( )ssイタカア ワ ダチ ソウの花 で吸蜜 が観察され これ までに次の 1例の記録 があ るだけであ ている。
L
近世大学奈良キャンバスのチ ョウ 25
Ⅳ ) 3 ‑ 3
月上旬〜4
月下旬に見 られlt ae
P am aa h ( K (
i e e r i z Z
2.
ヤマ トシジ ミo l l a r )s s p.
るが, これ らは越冬 した個体 と考 えられる。
i
a r ga ( M占 n 占 t res i )
Ⅲ‑7) 4月中旬か ら11月上旬まで 4月にエ ノキに産卵 す る雌成虫を確認 して
lt ae
P (
ほほ連続的 に見 られ るが,個体数 は秋 に多 いる。新成虫は
5
月上〜中旬に出現するが, い。年 数世 代 を経過 す る もの と思 われ る。 その後姿 を消 し,1 0
月頃に も比較的 多 くの 幼 虫の食草 としてカ タバ ミが確認 されてい 個体が見 られ る。 夏は成虫で越夏 している る。 カ タバ ミ,セ イタカアワダチ ソウの花 もの と思われ る。秋 に活動す る個体はセ イ タカア ワダチ ソウ, ヒヨ ドリバナの花で吸 で吸蜜する成虫が観察 されている。aa r gou il s ( Li nna e us i
t rn lS a
CT e
蜜 しているのが観察 されている。 また,湿3.
3
ル リシジ ミ)
el ' d e s ( d ld i ao n
s s p. Or z a )
地で吸水する新成虫 も観察 されている。Pl Ⅲ ) 3
月中旬か ら出現 し,1
月中旬 まではば連続的 に見 られ る。 ピー クは マ グラチ ョウ料
8 0
‑ t ae (
dae D ana i
4
月上〜中旬,6
月中旬,7
月下旬,9
月n t i c i f a p.
) P r e
( Ko l l )s s wa as a r 7.
3
7サギマグラ 上旬で,年4回は発生す るもの と思われ る。npo ih m ' c a ( Mo o
吸蜜植物 は コバ ノミツバ ツツジ, コバ ノガ 本種は春 に南方 か ら北上 した成虫が本州な マ ズ ミ,モチ ツツジ, ヒメジ ョオン,セ イ どで世 代を繰 り返 し,秋 に暖地 に移動 す る
㌦ S 9
Y (
と言 わ れ て い る
一
, 目撃) と
1
5 9
1 96
当地 では‑X1
7 ( KK
,採iR ヨウタンポポ,ヤマハギが観察 されている。また,成虫は湿地で よ く吸水する。
9 7 1 X ‑
‑)に記録 されてい る。 これ らの個体は移動 (南 下)途中の もの と思われる。
p.
Pl aa l s Sa r ga id e s( )s s E l v ee l
) Pl aa l s e s (
34.ツバ メシジ ミ0 i d d
eⅣ ) ‑ 1
4月上旬か ら出現 し,1
月lt a
a r g P (
中旬 までほほ連続的 に見 られ る。 ピー クは 4月下 旬〜5月上 旬, 6月中〜下 旬,7月
dae i h l a P Nyl l l 38.
クテハチ ョウ料
yr o no g
Ar me ( M占
ウ ラギ ンス ジ ヒ ョウモ ン
下旬
,8
月下 旬,9
月下 旬で年5
回発生すld a o i c e ( Pa l l a s )s s p. ) ' a po nc i a n 占 t re i s )
る もの と思われ る。吸蜜植物 としては,カ1 9 9 7 ‑ Ⅵ‑ 3 2
(YN,El,採媒 )に1
個体が ンサ イタソポポ,ニガ イチ ゴ,オカ トラ ノ 記録 されているだけで,個体数は少ない も オ,グ ミ,シロツ メクサ, コメツフ ウマ ゴ の と思われる。ヤ シ,スズ メノエソ ドゥ,オオキンケ イギ
3 9.
メスグ ロヒ ョウモ ンD a moaa lS , g a n a
ク, ヒメジ ョオン, クサ フジ,ヤマハギが
( D b o u ld ea y )s s p. l i a ne ( Fr uh so t re f r ) S Y 1
‑ X
‑ 5
9 2 (
記錬 されている。 また,湿地 で吸水す る成
虫 も観察 されている。
Ⅵ ‑
t ae
7‑
Pl 9 9 ( 1
9
N‑4)
1
,El*)' ,9
21( K
Iく,採集 ),1 9 7 ‑ Ⅸ ‑ 3 0
(EI,採 集),の 3例の記録 があ るだけ で,5 9 9
1
年 の個 体は雌 で,セ イタカア ワ ダチp.
t r c ua i C t u r e i c e v P a r a c ua t d
sa Mo oes s eNi
5.
3
ウラギ ンシジ ミl l e t
ae ( Pl
これは越 冬 した個体 と考 え られ る。新成虫
Ⅳ‑2) 4月下 旬 か ら見 られ るが, ソウで吸蜜 していた ものであ る。
0.
4
f t so re r
i ynn g i ma n a F r h
Ar sp uh
i a h a p
ミ ド リ ヒ ョ ウ モ ン は 5月下 旬か ら発生す るようで,以後,ll
( L i nn a e us )s s p. fS s u
月中旬 までほほ連続的 に見 られ る。個体数
( P lt ae
Ⅳ‑5) ヒ ョウモソチ ョウ頬では個 は1
0月頃 に最 も多い。成虫は熟 したカキの 体数 が比較的 多 く, 6月中旬〜 7月上 旬 と 実 に よ く集 まる他,湿地 で吸水 した り人の 9月下旬‑1 0
月中旬に各数例の 口軽,採媒 汗 を吸 う個体 もよ く観察 されてい る。幼虫 記録 があ る。年1
回の発生で,盛夏には成 は クズで見つかっている。 虫で夏眠 してい るもの と思われ る。 オカ トラ ノオ, ヒヨ ド])バナの花で吸蜜 してい る のが観察 されている。
dae h i e b t y i L
テングチ ョウ料6. L i bt y h e ac i e L t s ( L ih t aca r i n g ) 41.
ツマグ ロヒ ョウモ ン, gr e u i u s ( b p e r h y p.
Al Sh y pe r b i us
テ ンゲチ ョウ
d e s r F h uso t re f r i
t o l c e
s s p. ( L i nn a e us )s s i nna e us ) 3
3
6
2 桜谷保之 他
Ⅳ )
ヒ ョウモソチ ョウ類では最も個体数が多 く
,5
月中旬か ら1
1月上旬ま ヨ ドリバナ,セ イタカアワダチ ソウが記録 で,断続的に見 られる。 5
月下旬 と9月〜 されてお り,またヤマガ牛の実で吸汁 も観6
‑
ては, ソメイヨシノ,グ ミ, コスモ ス,ヒlt ae P (
2.
4
5.
4
6.
4
察されている。
月に比較的多 くの記禄がある。ノアザ ミ,
0
1
セ イタカアワダチソウ,コスモス, ミゾソ
4 7.
ヒオ ドシチ ョウN y mpa hl i sx a n i h o mea L s e r rl1 hu
f f i
Sh c e r ) s s p. ) J i a p o nc a
バの花で吸蜜が観察 されている。( D i e ns
&ih ce
l)t S
イチモ ンジチ ョウLd no g a c a m i L h 2 (
4月上 旬に記号 があ るが (1995‑Ⅳ‑15,
)s s p. 1 a p o n i c a( M占
i nna eus L
( ‑ n 占 t res i )
YS
, 目撃), これは越冬 した個体であ る とeⅣ ) 5 ‑ 7
月中旬‑9
月上旬まで断続lt a P (
1
的に記録があるが,個体数はかな り少ない。 思われ る。新成虫は 5月下旬に 2例の記録 がある
(
年 2回の発生 と推定 される。セ イヨウノコ
9 9 8 ‑ V ‑ 2 0( YS
, 目撃). 1 9 9 8 I
ギ リソウの花での吸蜜が観察されている。 V‑30( YS
, 目撃))。個体数はかな り少ないようである。
Lmf
d o g ag b
L
ica 43. 17サマイチモ ンジ4・
コ ミスジNe ss p t i 4
) F h r usore t f r
( K ik a nsa c a n a c e ( L i nnae us p.
Yo
)s s ( nS
481 ル リタテハ
i c u m a po
nj n o
Ⅳ ) 5
月中〜下旬 と9
月に記壕が あ り、個体数はかな り少ない。年2
回の発8 lt ae ‑ P
( ibl eo d )
t
4ae
( Pl
V‑ )3
月下旬〜4
月中旬に記録 生 と推定 される。 プ リベ ットとセ イヨウノ があ るが, これ らは越冬 した個体であ るこ コギ リソウの花での吸蜜が観察されている。 とは確実であ る。新成虫は5
月下旬か ら出 現するようであ る。以後各月に記録があ るsp.
as ( Pal l )s ho
) O a L
0
が
,1
月頃の記錠が比較的多い。全体的に は個体数は少ない。熟 したヤマガキの実 とW.B Pr . ye r
i a d W i ne t n l
0
4月下旬
〜1
月下旬まではば連続的に見 られ 個体数は多い。 ピー ク クヌギの樹液で吸汁する成虫が観察 されて いる。 また
,1
lt ae P
(
V‑1)は
5
月中旬〜6
月上旬,7
月中〜下旬,8 9 9 7 ‑ X I I ‑ 1 6 ( YS)
に側溝付p.
bt e rs
月下旬〜9
月中旬で,年3‑4
回の発生 と 近 に隆かれた屋根型にな ったベニヤ板の裂 推定 される。吸蜜植物は, クリ,プ リベ ッ で越冬中の成虫が確認 されている。)s s
ト,シロツ メクサ,ヤマハギ, ヌルデが観4・ 9
7カタテハt ( a n e s s an id i c a ( H
i c
id n a( He rs bt )
察 されている。 また,吸水行動 も観察 されている。
( Pl e V a t ‑ 5 )
4月上〜中旬にソメイヨソ ノ,グ ミの花で吸蜜 している個体が観察 さl e
i T i spy e r B t u
N t e p rs s p. ♪ 1 i y e r
ホシ ミスジl e r
B t u
れてお り,これ らは越冬個体 と考 えられる。新成虫は
5
月下旬か ら出現するようである。lt ae P
(
V‑2)5月下旬〜6月上旬に比較的多く見 られ,以後
10
月までの各月にそれぞ1 0
月下旬〜1
1月上旬に比較的多 くの記録が れ数例の記録がある。年2‑3
回の発生 と ある。全体的には個体数は少ない。L di ( in c a ru i a h C t y n
推定 される。個体数は少ない。 ヒメジ ョオ
5 0.
ヒメ7カタテハna e us ) 9
6
‑ lt a P
( e V )
当地では1 9 7 ‑ Ⅴ ‑ l l( YS )
ンの花で吸蜜が観察 されている。幼虫は植栽されているユキヤナギで発見されてお り, の記録 が季節的 に最 も早 い もので,以後 ,
2
1
月下旬まで,断続的に見 られる。個体数 成虫もその付近を飛んでいることが多い。0
は
1
月中〜下旬にかな り多 くなる。吸蜜植 物 としては,シ ロツ メクサ,プ リベ ッ ト キクテハPL oy go n i ac ‑ aur e um ( Li nnaeus )
a u r e u m
‑ C
s s p. ( L i nnae us )
オカ トラ ノオ,ア レチハナガサ, ヒヨ ドリ
2 t
‑a
( Pl e V
3)な りの個体が見 られるが, これ らは越冬 し バナ,セ イタカアワダチ ソウが記録 されて た ものであ る と思われ る。 それ以降
,8
月 いる。 ヨモギの葉 を食べている幼虫が よ く 上旬まで記掛 まな く,8
月中旬〜1
月中旬2
月中旬〜4
月中旬までか観察される。
0 1
まで連続的に見 られる。特に
,1
月上旬〜1月上旬には個体数が多い。吸蜜植物 とし
1.
5
コムラサキp au t r e t iF s r e ye p.
l er B t u ll ua i bt s us
A am rs s
近世大学奈良キャンバスのチ ョウ 27
減少する。本種の雌成虫は安眠することが
eV ) ‑ 7
記掛ま19
lt a P
( 9 5 ‑ Ⅴ ‑ 3 0 ( YS
, 目撃)
,1 9 9 7 ‑ Ⅶ‑2 5 ( YN
,EI,採 集 ) と 知 られてお り'■り,当 地ではこの時期に林内Ⅶ‑29 ( YN
,EI,採 集 ) お よび で観察 され る個体が多い。年 1回の発生 と997
1V
‑ 3
‑ 8 9 9 1
1 0 ( YS
, E]#),19 9 8 ‑ D : ‑ 1 4
考 え られる。吸蜜植物 としては,オカ トラ ノオ, ヒメジ ョオン,オオキンケイギ クがYS
, 目撃)にいずれ もキ ャンバ ス内のシダ(
レヤナギ付近 で得 られている。個体数はか 記錠 されてお り,また, クヌギの樹液 を吸 な り少ないが,幼虫や桶は シダレヤナギで う個体も多い。
ヒカゲチ ョウ
LL e h il esc e i s ( He w it ) s o n
発見されている。
5 6.
3 lt a P
( eⅦ )5 ‑
月下旬〜6
月下旬,8
月中He W jP i 7 ao nc a
C .
&i ( t s P l ao mc a 2.
5
ゴマダラチ ョウ (C.&旬〜 9月中旬に見 られ 年2回の発生 と推
)s s p. j
de r
RFl . e R Fl . e de r )
5月中旬〜 6月上旬の記録があ るが,個体 定 される。個体数はあま り多 くない。成虫 数はかな り少ない。夏の記録は得 られてい はクスギの樹液によく雄まる.
な い。 た だ し,越 冬幼 虫 は
1 96 YS)
と1 Ⅷ‑ 5 ( YN
EI,1 2
匹)に9 2
,‑ 7 9 9 (
2 2
‑
Ⅲ
‑ 5 7.
クロヒカゲLt e h e
diana(ulr p daB te)ss. ina) l e r B t u (
4
‑ lt a P
( eⅥ )
ヒカゲチ ョウよりも個体数が キ ャンバ ス内のエ ノキの根元の落葉で確認されている。 多い ようで, 4月下旬〜 6月上 旬, 7月下
旬‑ 9月下旬に見 られ 年
2‑3
回発生す オオムラサキS
a( it i b k s a He w 0 n d h 1 ca y s s p.
ac h7 a 1 0d n a( it He w 3.
5 s o n )
るもの と思われ る。成虫は クヌギの樹液に
)
s o n
よく染まる。
lt ae P
( )1
と1 ‑ 2
8
V
‑
Ⅵ
‑ 8 9 9
5 ( YSY , N
, 目撃)1
‑
Ⅶ
‑ 7 9 9
8( YS
, 目撃)に記録があ り,5 8.
サ トキマグラヒカゲN e o p eg o s c h k i e v t s c hi i )
i t res 占 n
5
‑ lt a ( ( P
M占
eⅥ )
4月下旬〜6
月上旬,7
月下 個体数はかな り少 ない。 しか し,越冬幼虫E ,
は
,1 9 9 7 ‑ Ⅷ‑ 2 5 ( YN
I)にゴマダラチ ョウの幼虫 とともに, 1本のエ ノキの株元 か ら 旬〜 9月中旬に見 られ 年2回の発生 と推
5
匹発見 されてい るので,当地 に定着 し, 定 される。個体数は比較的 多い。成虫は ク 毎年 ,発生 を繰 り返 しているもの と思われ ヌギの樹液によく雄まる。る。成虫が クヌギの樹液 を吸 っているのが
5 9.
ヒメジ ャノメMy c ae Lt s ' sg oam L a Mo or e F h r uso t re f r
flii ugna s s p.
観察されている。
6
‑ lt a P
( eⅥ )5
月中旬〜6
月中旬,7
月下0
8月下旬,9月中旬
〜1
月中旬に見 ら れ 年3
回の発生 と推定 される。個体数はdae
旬〜S ayr t i
ジャノメチ ョウ科r gus i
h Y t p maa 4.
5
ヒメウ ラナ ミジ ャノ メやや少ない。成虫はクスギの樹液に集 まる。
l e
B t u rs s p . a r g u s u B t l e r 1
‑ lt a P
( eⅥ )
個体数は非常に多 く,4
月中c ae lif ss y i s c S t o
ll p.
s o n i c c a s H e w P d e r
My mc a( )s s it
0
6 1
コジャノメ 旬〜1 0
月上旬 まではは連続的 に見 られ る。ピークは 4月下旬〜 5月上旬, 7月中〜下
( P lt a eⅥ )5 ‑ 7
月中旬〜6
月上 臥7
月下i hd e i t 0
l i an .
8月中旬, 9月上旬
〜1
月上旬に見 ら と推定 され る。吸蜜植物 としては, クネッ れ 年3
回の発生 と推定 される。 個体数は ケバナ, コバ ノガマズ ミ,ニガ イチゴ,セ 比較的 多い。腐敗 した果実に染 まるのか観 イヨウタンポポ,シロツメクサ,アベ リア, 察 されている。61 Me sp ma
旬, 8月下 旬〜 9月中旬で,年3回の発生 旬〜
ネジバナ,アカ メガシワ,セ イタカア ダチ ク ロ コ ノマ チ ョウ
t s um i
t e n ss i o p.
r Cr a
( me)s s Ma
ソウが記録されている。
ur a
0 8
‑ lt a P
( e Ⅶ )7‑8
月 と1
月に記録があT y a
id nos i pun caa E i
b s s p.
Mi ( Mo 5.
5
ジャノメチ ョウS( S c o po l i )
り,特に
1 0
月の記録が比較的 多い。校舎内 の壁 に静止 していた例 もあ る (2
例)が,)
hl k t s cuusy 2
lt a P
( eⅥ1)6
月中旬か ら出現 し,l
o月上旬 まで連続的に見 られる。調整池周辺の草 薄暗 い林 内で見 られ るこ とが 多い。 また, 地 に多い。 ただ し,盛夏には個体数 がやや 熟 したカキな どの実 に媒 まるようであ る。
8
2 桜 谷保之 他
本種 は南方系の種 で2',今後の発生EfLや分布 が注 この ように,当地のチ ョウ頬相は里山 と言われ る
目される。 地域 との頬似性 が高 く,チ ョウ頬 を通 してみた環
境は里山的環境 と言 える。
考 察 当キ ャンパスで記録 されたチ ョウ頬は
6 1
種であ るが,それぞれの種の生息環境 に応 じて,丘数を 以上の ように,当キ ャンパ ス内では これまでに, 与 えて,環境 を評価す る試みがい くつかなされて61
8科 種のチ ョウ頬が記錬 された。以下,種頬 いる lO). ここでは巣瀬lニーの提案 した環境指数EIを
してみ る。 ただ し,各調査面桁や調査年数は異 な 値 が高いほ ど,チ ョウに とっての生息環境が良好 るが,それは考慮せずに比較す ることに した。 各 な こ とを示 している。 当地の
EI
の値 は124
で,2
地域の共通種率を求め ることに よって,その2
これは多 自然的環境で,良好 な林や草原が存在す 地域の種の頬似性 があ る程度評価で きるが, ここ ることを意味 している。改変 した方法IO
数や種頬組成 を,報告のあ る周辺の
7
地域 と比較 'によって,EI
値 を算 出 した。 このO
ではOc川人 Ⅰの J指数Il'せ 用いた。
O
Jは次式で表 以上の ように,当キ ャンパ スはチ ョウ頬を通 しされる。 てみた場 合,その生息環境 として良好 な 自然環境
C と評価 で きる。 これは,周辺の二次林 と造成 して で きた草原的環境 に よって成 り立 っている部分が J5
J;.7
大 きい と思われ る。 すなわち,造成 による開放域 ここで,αと わは 2地域 におけ るそれぞれの確認 の出現 とい う環境の 多様化 がチ ョウ額相 をむ しろ 種数
,C
は2
地域 に共通な種数であ る。各地域の 豊 富な ものに している と言 えるか もしれない。 こ 種数 とO
Jをま とめ る と表1
の ようにな る。 当地 れ と関連 して,成虫の餌植物 として,在来植物 も 域はいずれの地域 よ りも種頬数が多 く,里山 と言 利用 されているが,園芸植物や帰化植物 もかな り2
われ る大阪府三草山 よ りも
1
種 多 く,また,春 日 山原生林 を含む奈 良公園 よ りも7種頬 多い。 これ らの地域は当地 よ りも調査対 象面群はそれほ ど違 わない もの と思われ,当地のチ ョウ頬相は比較的豊 富 と言 える。一万 ,
0
7は春 日山原生林 を含む 奈 良公園の間で最 も高 く,0.836で,次いで三草 山 とでは,0.750,照葉樹林 と二次林 か らな る箕 面国定公園 とでは,0.714とな り比較的高い値 を 示 した。一方,大阪府内の各都市公園 との比較で は,O
Jはいづわ も0.7以下で,特 に大阪市内にあ る大阪城公園 とでは,0.479とかな り低 か った。利用 されている といった点が注 目される。 その反
her dot 面,里山では一般 に普通な種 が,当地では普通種 でない とい った例がい くつかあ り (た とえば,ア ゲハチ ョウ科 や ヒ ョウモ ソチ ョウの構),造成 に よる周辺二次林 に対す る影響 も検討 してみ る必要 があるか もしれない。特 に, こうした造成地では 植物の遷移 も含め,追跡調査lHが不可欠であろ う。
要 約
近畿大学奈 良キ ャンパ スのチ ョウ頬 を定立的 ,
n u a i h ee t
O
ew ty,
l iar f is l au h n i pece l f er h ero area lT ba el. Numb fbutt ys sadtev eo mi Ib nt scmpsa sinteKinkidi isrct t.
i asen
ban t n
zu or
i nv ron o
forest pe
kusa
or
.
i p ce
k ar
p
N Ta
Ty f e me
Co Ur
aP MtMi Hatt i Oi mi D
k par
Minoo O ksaajo 4 1 1 2 2 2 2 3 5
3 9
4 4
N b fumero 5
lSe PCe S
ar Nar l a '' t ea ll iown
donfo e: aPk:
ls j f ueo Base O ksaa
) Va O
g d Mo
o: hii l.
l 08.36 07.50 07.14 07.02 06.01 05.87 04.79 d n iD i or as, e H
, '. t ea ts kus
. T
t ooa..
jm
r M【Mi a: hii I.Minoo att na
近世 大学 奈 良キ ャンバ スの チ ョウ 29
定性的に調査 した結果,
61
種 が記録 された。近畿 各地の里 山や都市公園のチ ョウ頬 との類似性 を比 較 した ところ,里山的環境 にあ る地域 との類似性 が高かった,また各種頬のチ ョウを生息環境 に応 じて点数化 して合計 した環境指数EI値は124とな り,多 自然で,良好 な林や草原の存在す る環境 と 判定 された。謝 辞
本報告 にあた り,調査や研究面で 日頃 ご配慮 を 頂 いている本学農学部の杉本 毅教授 に深謝 しま す。 また,資料等を提供 していただいた本学大学 院農学研究科院生の川村清久氏他教職員,学生
諸
氏に も感謝 します。
文 献
1)桜 谷保之 :本誌 ,29,27‑37 (1996)
2)fliiS
m P
/;・夫・
浜 鋸 ‑・岱'fi 馳 ・た5.橋 昭 ・前橋 L f弓・lHHl 解
・
rrH'作・ †
●林.
‑・′才J 波ir3・ Zl山王之 :llT色7H本蝶 WIJj=̲態 l』鑑 1 r.‑‑ V 米でf托, 人阪 ( 91 82‑ 198∠l)
;3) ll浦 91 :海 を渡 る蝶 ,庁臥 Ij.‑iH? A瓜 200pp.
(1973)
Ll)今井艮兵 衛 :環助 且 ,7,119‑ 13 3.
ら) 今井艮兵 術 ・真Tl,;由博 L てl :環助 長 ,8、23‑.. 3I(9 .L 1 9I)) 6)稲 泉 三九 :栃 木県の蝶 ,栃 木LL.i‑)a蝶 鮎 某委L会 ・l 昆虫
愛
好 会,宇 都宮 ,1,81 ‑ 1i.(O (1 79 5)7)石 井 実 ・広 瀬 俊 故 ・藤 原 新 出 :環 動昆.7.13L‑l 1̀6 (9 .1 1 95)
8)∫;)F ')E・i 山川 止[;・広 漸 俊 故 :環 動 比 ,3.1 38;‑
195日991)
9)「い村 乳 と ・出 E,I,一 弘 :環 助尾 ,7,1‑ 12
10)Fl本環 境 励物 見 山羊 全編 :チ ョウ0)調 べノブ.文 教 出版 , 大阪 ,290PP.(1998)
ll)桜 谷保之 .藤 山静雌 :原動良,3 i5, ,‑23 (91 91) 12)典漸 Hl:日J6:産蝶 琉 U)東 亡 と保詔耶 21雛,83‑90
(1993)
13)田中 席 :「JI6鱗 畑学 会特 別報 告 耶 : 6号,527‑566 (1988)
J∠1).(子l̲8枚 (.';.:' 昆 虫 と自然 , 9 2 (ll), 6‑31 (99l2 1 L) 1.‑)
)a ;
I IMP7人 :l{虫 とn
然. 3 (3 9).2 5 日99 ‑. 8) 16)Y.KlDA,H.NUMATA a d H.F 川 n u :EJLiotlZrl.Elto)O. 6lJZI2,20い ‑ 06 (92 1 97)
17)森 本 くみ 子 :奈 良公 園の 自然 ,11 ‑ 62L9 1 .奈良教 育大
* (1994)
30 桜'Hl札と 他
El lTttt n a l ミ・ l' IlIltsJJ t LS( r/七 セ リ) ( 27 . I )\).I 1 = .〜† ) 2.D nIa' ‑t 0I ̲I /P/・IヽS(J(ミ:Ttt l H8S(I.1川7)'' IJJ H ‑) ‡
)♪ I J ( 日 コ. l ) H L . ' 七七り)( L )
3.C/tLa.S(SbcLja77I')LZII' ‑/サ バt t l日 11とさ'lftj( Ll.'nLOr,SSHIarta (コ+ 1・/、寸. 12Ju・1!U・q)
5.nGIP/ /り'・l( 、Iノ セリ日 加 J N I lZl /tllZn =‑′/ユー'r L Ml、)!7( リ )) 6P/.o.C ' c̲J ZiIl・nt.pII('ttdIaけ 寸+1ハマtセリ日 ・ ・ ' 8Jllll、0別t り1
8.h・FJ)Jlll・ljtI/lllltaH/ +モンン・''Liり)(う tl.リ'):S、)1りq Plate I. B e・le bevdo huttlfisosre nteN r a u S inii aaaC mp slcetfcnme(aaeenme D t)] Jpns a )( ae
iLt故 人・'(''・:,誉J'i=1‑‑t・ンバ‑/A )T JA‑ TJ 3
ItP/
J・ II
(7 ‑‑/ンア'1〜I ゲハ )
OJu)lf・日り1 71 Il
/ Pdeo (
・ lC.
sa
l (
tJlL
lt'(IL i '.t P l Tt
2F. ll/]lIS
(ソナ ハ ) 日 1.\l)t.'川 リ7)
( b,roe I J・lrlt l t 5E. a/
(キ イ ヨウ ) (13:\f) .r1m日 )
0 1 / l I l 6./I (
(・ソ ′キナ
S Lan '
/
ts I L J I.日 O W .
)
1 . ' l J
1.J)
(21!.\l
州7
LL
・ ‑ (
・ t t ( P t (
・ l
・ 1 . ' I
・ l L 7P .
lt pa
i ンシH eI. B
l t q l l h
・ l
・ J ' t
・1 , T
‑ )( 川・川I 8[ .' / ' ( ・ l ・ t ' . Y ・ l J t ( ・ / ( ・ [ ( I
‑/tノ ' / 一 日シrIJ J
r‑I)(21 \l)J' 1川JI)us a
・ l a h i b e sos e r v e l
イ l
uue do nteN aC mp 〔 Si t ce n ii r cnme( a J a pa n e s enme a )( D t ae )]
桜打保之 他
a/ a( カシジtL/C -J' ミ)(・' iC
t 1J♪J.ao
2 3
9 I l i t
30.1y 川 08) . / lgt ia (ミズ (ロオナガ シジ ミ)(0Jt n 9 7)
( 恥)
(トラフシジ ミ)
1a 2A〃iTLSall/' 1 u c 1 9
l
叫●1 W (コツ ′り )(
PJr / S
・ ) f ll ) lJo
3 CI.a 13Lll)r f.l川7) 4 R p l rl. aaaaaa
5.ir_CoCl S(へこンシミ)(1:3_\l)r.1‡)07) 6L.AlJtPid bcsoeft'cltS(ウラナミシジミ)(ll0ぐ
a ar h bserve /0(ヤマトシジミ)H I
so donteN aC
う
・ l t
・ g G Ja lt 8.ccmsrli )
Hnq. )l. I (-
S io/Is (ルリンシミ)(
) 8 9 9 L1. Ca
G l L P taI
) 7 ) I lt..o ) l
\ t .
na
Ⅲ.B ta t
ltae 7Z.
P
血,r'
ie l f er
utt mpus[S i tcenificnme(a Japanesenme)a (D tae)]
1
3 3
近故).:乍奈良キ ャンバ スのチ ョウ
1997) 2. tr/s cLa CLCLatl (ウラギンシジ ミ
)( 1 40
NIO 1EL・rS rTeQag'ds (ae ツバメシジミ)( 2】Apr.
ib.I,tJte e///
3 .
L ac -S (テン'/チ ョウ日 31・ l I a y1 9 9 8 ) 4L . h l
・OS
G ug al l
(ノ スグロヒ ョウモン
)(20 L1 1 c 9 9
;
lu I Ldaogu i
7
, r〟 川 /・ _/p・ ・ A _i ・t
_
I ・ it_) 7 9 9 L1 c.
) 5
I _
H -T-モ ンジ+ 'r-})
( : 3 0
' ) q 0 )
† 1 '
\ 1 1 1 1
: '
(
0
i i 3 - F- i
-1-モ ンジ
日 1 1
l g ' G , A
8L
g[(・iV/rl
a (7'サて
†一t
pae
Ⅳ.Bu 亡 t e l ・i ne s os b e r ve donteN aC mp h ar a us 【 Sil ce l t i f i cl lme( a J apane s enme a )
(D t ae ) 】
)
8
9
9
1 1 と 1 11 ,
.
桜打nl一之 他
1. c)NL/is /sa♪♪L コミスジo( ) ( .i-.lL)tと.1 川 07' )
3.P / mt -o_vg I'aCattlet・ utt (キ '/テ ハ ) (lO OLr.t川 り7)
5.1(lC't .aZd {I, l 'iS 'tI(1 (丁 カ 'Iテ J、 )(I-). )'\l Ⅰ. lt)08)
2.Vpljc w J rl'. TeI (・ - ホン ミスジ)( i7la2 ly l 8) f9)
J. '^lJttt'salM rk q e (ル リッチJ)ヽ (RJM、l18l = t9 )
6. .llz' lCrt/tacTJ・dIt/ ヒI'( ノ/カ' ヽ-' )チ/)日1 1と1.11川!丁 ' ))
A♪ t ' = 0 1 . HH・) 8.dwthaCIal・ltd すすム--I-rキ)(iR.hn(、日!H) 7. aIIm l tMIi(. コノ、ノサ キ ) (号 二 I1と r l -I S. i tO a ( l Z l ))
PltaeV.B ene be・e nteN IuttrisoslVdo h a・aC mpslcetfcnme(aaeenme D t)a u S inii a Jpns a )( ae i
近故 人/lJ,1:朱 .キ ャン′ ‑P)1 くJ チ . 1ウ
1.Y /iPJJmaagIrlS (ヒノウうナ ミノ・・ノJ)
^))r. (川 1約 7)
5 3
's L 0 77 ' 2 A1.,J dn・as (シャノノチョウ)
・ll J Lun ) 2I.
( JfJT)
iiりナトキて
ゲラ
4. .LLlJetLd'JL グロヒカtoIlE ナ) (・03 1l. !i8)av l))
'lls kEe,L L / lt
: C os f) ( P o 5.Nc cg
ヒ ーhJ 31.tIa\・ tlJtJfn
ICSLCP/LS(ヒvJ7JT' 3,Lpl/ ‑J'‑
(:311IliV HJHtTn
)
/ r.T l IlL r
) Ur / ' La JH l i d Cl i Jsp I I Ilat ( 7 1rI 8..
l0日 HI
T
l
I‑/)
lt pa
^I.t・〟LJ(I)'...g lY Oa11I〟 L二Jジャ ノノ
eⅥ・ Butt
6. Ll/̲I.{k別lノJ(1 '・Jl maLは (二7ジ十ノL) (JHSt.い.川 り71 日 :3\lil.I lHHT
D tae a
Japanes a
i f i S i tcen Pu
l an ar h
、re b l o se ies l f
er donteN aC S 【 cnme( en me)( )