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平成 13 年度

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Academic year: 2021

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指 定 管 理 者 監 査

1 監査の対象 株式会社 ビケンテクノ ⑴ 公の施設 寝屋川市立中央公民館 ⑵ 指定の期間 平成 27 年4月1日から平成 32 年3月 31 日まで ⑶ 所管課 社会教育部 社会教育課 2 監査の範囲 地方自治法第 244 条の2第3項の規定に基づき指定管理者の株式会社 ビケン テクノ(以下「ビケンテクノ」という。)に行わせた平成 28 年度の公の施設の 管理に係る出納その他の事務の執行を対象として実施した。また、所管課の指 定管理に係る事務についても監査の対象とした。 3 監査の期間 平成 29 年 10 月6日~平成 29 年 12 月 22 日 4 監査の目的 指定管理者監査を実施することにより、本制度の目的が適切に達成されてい るかどうかについて検証し、さらに制度導入効果の向上が図られることを目的 とする。 5 監査の方法 監査に当たっては、主に次の事項が適正に行われているかどうかについて、 指定管理者及び所管課から関係書類の提出を求め、関係諸帳簿及び証拠書類の 照合、点検、計数確認などの方法により実施した。 ⑴ 協定書の記載内容等は適正か。 ⑵ 協定書及び仕様書に基づく業務が適切に行われているか。 ⑶ 協定書及び仕様書に反して、第三者への再委託が行われていないか。

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- 2 - ⑷ 作業記録・日報・月報や事業報告書の内容は適切か。 ⑸ 現金の管理は適正か。 ⑹ 個人情報の管理は適正か。 ⑺ 利用料金の収納手続、出納関係帳簿や領収書の整備・保管は適切か。 ⑻ 公の施設の管理に係る関係法令等を遵守しているか。 ⑼ 利用者へのサービスの向上として、具体的にどのような努力・方策を講じ ているか。 ⑽ 経費節減は図られているか。 ⑾ 住民の平等利用は確保されているか。 6 施設の概要 ⑴ 名称 寝屋川市立中央公民館(以下「公民館」という。) ⑵ 所在地 寝屋川市池田西町 28 番 22 号(寝屋川市総合センター内) ⑶ 目的 地域住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の 事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生 活文化の振興、社会福祉の増進に寄与すること。 ⑷ 指定管理者が行う業務 ア 公民館の利用の許可に関する業務 イ 公民館の施設及び附属設備の維持管理に関する業務 ウ 上記に掲げるもののほか、公民館の運営に関する業務のうち、市長又は 教育委員会の権限に属する事務を除く業務 ⑸ 施設 ア 開 設 昭和 52 年 11 月3日 イ 構 造 鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建 ウ 延床面積 3,290.65 ㎡(共用部分 642.46 ㎡含む) エ 施設内容 講堂、応接室、作法室、軽スポーツ室、第1幼児室、第2幼 児室、事務室、講義室、和室、第1研修室、第2研修室、音

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- 3 - 楽室、工芸室、視聴覚室、展示ホール、展示用壁面、陶芸窯 7 指定管理者の概要 ⑴ 団体の名称等 株式会社 ビケンテクノ 吹田市南金田2丁目 12 番1号 代表取締役社長 梶山 龍誠 ⑵ 選定方法 公募による ⑶ 指定の議決 平成 26 年 12 月市議会定例会 8 利用の状況 過去5年間の利用実績の推移は、表1のとおりである。公民館における指定 管理者制度の導入は平成 22 年度からであり、平成 22 年度から平成 26 年度の指 定期間については特定非営利活動法人 かわちモアCOM.が指定管理者であっ た。 利用者数については、指定管理者1年目である平成 27 年度を前指定管理者の 管理期間の最終年度である平成 26 年度と比較すると、協定書で実施が必須とさ れている「公民館まつり」、「市民大学」、「ハングル講座」及び「寿楽学級」 の4事業(以下「必須事業」という。)を含め、講座等の参加者数は減少して いるものの、貸館の利用者(許可を受けて講堂、研修室等を利用する者)数は 増加しており、利用者全体では 5,316 人(2.4%)の増加となっている。 なお、平成 28 年度の利用者数は 235,516 人となっており、前年度と比べ 11,532 人(5.1%)の増加となっている。

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- 4 - 表1 過去5年間の利用実績の推移 平成28年度 平成27年度 平成26年度 平成25年度 平成24年度 公民館まつり 7,813 7,279 7,725 4,974 5,336 市民大学 1,416 1,011 1,696 1,590 1,766 ハングル講座 2,657 2,323 3,074 3,207 3,193 寿楽学級 894 876 926 806 905   小  計 12,780 11,489 13,421 10,577 11,200 6,903 4,718 9,602 8,564 6,365 215,833 207,777 195,645 201,704 169,011 235,516 223,984 218,668 220,845 186,576 126.2 120.0 117.2 118.4 100.0 (単位:人)  平成22年度に指定管理者制度を導入 し、公募でかわちモアCOM.が指定管 理者となる。  公募でビケンテクノが指 定管理者となる。 ※ 指数は、平成24年度の利用者数合計を100とした指数 その他主催講座・教室等 貸館(施設の利用) 合  計 指  数 必 須 事 業 9 利用促進の状況 公民館について広く市民に周知するため、公民館におけるイベント等のポス ターやチラシについて、開催場所近くの自治会や学校をはじめ、他の市公共施 設にも配布・掲示依頼を行うとともに、平成 28 年度から公民館まつり等の大き なイベントについては、寝屋川市自治推進協議会を通じて市内全自治会に対し てチラシの回覧及びポスター掲示の依頼を実施するなど、広報活動の充実強化 を図っている。 また、施設利用報告書及び利用者アンケートの実施により市民ニーズを的確 かつ迅速に把握するとともに、事務所受付窓口に意見箱を設置し、要望内容と 改善結果を事務所前に掲示することにより、改善の促進を図っている。 さらに、公民館のホームページを立ち上げ、各室の空き状況、講座情報を掲 載するなど、利用の促進及び利用者サービスの向上に努めている。 平成 28 年度の自主事業は、表2のとおりである。

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- 5 - 表2 平成 28 年度の自主事業 公民館まつり 夏休み自然教室 市民大学 ボイストレーニング ハングル講座 チョコケーキ作り 寿楽学級 少年少女合唱団 夏休み子供陶芸教室 はじめてのパン教室 親子パン教室 親子コラージュ教室 若返るメイクアップ教室 リトミック 歴史講座(真田丸) 気軽に楽しく布遊び リース作り教室 プリザーブドでしめ縄 ベビーヨガ わくわくフラワーアレンジメント ラッピング教室 チョークアート体験教室 籐工芸体験教室 花育親子植物アレンジレッスン JAL折り紙ヒコーキ教室 枝で作るクリスマスタペストリー 草苗体験教室 色鉛筆画教室 カラーコーディネイト 3Dクラフト教室 キルト小物作り スカーフ巻き方 寝屋川寄席 ジャズ体操 ハワイアンフラ 似顔絵教室 骨格調整ヨガ 講 座 講 座 イ ベ ン ト 必 須 事 業 輝きフェスティバル スプリングファミリー ダンスフェスティバル ワンコインシアター ファミリー映画会 お正月の寄せ植え 夏休みファミリー卓球 初心者盆踊り 冬休みファミリー卓球 親子電子工作教室 クリスマスの集い 新春お茶会体験講座 10 収支の状況 ビケンテクノから提出された平成 28 年度寝屋川市立中央公民館決算の内容は、 表3のとおりである。

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- 6 - 表3 平成 28 年度寝屋川市立中央公民館決算 予 算 額 決 算 額 差  引 5,600,000 5,021,000 579,000 16,512,000 16,512,000 0 1,792,000 2,748,640 △ 956,640 0 179,873 △ 179,873 23,904,000 24,461,513 △ 557,513 14,663,000 15,564,414 △ 901,414 415,000 413,711 1,289 10,000 4,536 5,464 30,000 0 30,000 10,000 835 9,165 490,000 485,644 4,356 300,000 684,180 △ 384,180 50,000 43,582 6,418 100,000 94,240 5,760 1,696,000 1,723,248 △ 27,248 550,000 373,284 176,716 380,000 354,654 25,346 30,000 0 30,000 公民館まつり 250,000 165,766 84,234 市民大学 1,000,000 813,478 186,522 ハングル講座 1,700,000 1,715,796 △ 15,796 寿楽学級 250,000 222,756 27,244 1,980,000 1,777,036 202,964 23,904,000 24,437,160 △ 533,160 0 24,353 △ 24,353 一般消耗品費 必 須 事 業 その他自主事業 収支額(a)-(b) (単位:円) 内  訳 収 入 小計(a) 支 出 小計(b) 使用料(利用料金) 市委託料 自主事業収入 雑入 人件費 自 主 事 業 費 被服費 燃料費 食糧費 印刷製本費 修繕料 郵便料 保険料 委託料 使用料 備品購入費 公課費 11 監査の結果 監査の結果を総合的にみると、事務の執行については概ね適正と認められた。 しかし、一部に検討・改善を要する事項が見受けられたので、以下に記述す る監査結果を踏まえて、一層適正な事務の執行に努められたい。 なお、軽易な事項については、それぞれ口頭での個別の指導も併せて行った。

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- 7 - ⑴ ビケンテクノに関する指摘 寝屋川市立中央公民館指定管理者協定書(以下「協定書」という。)にお いて、公民館の業務に関する経費を他の経費と区分して整理し、その経費の 収支を明らかにする帳簿を設けることが求められているところ、収入に係る 帳簿は設けられていたものの、経費の支出に係る帳簿が設けられていなかっ た。 協定書の規定に基づき、公民館の業務に関する経費のみの収支に係る帳簿 を設けられたい。 ⑵ 社会教育課に関する指摘 ア 協定書において、指定管理者は公民館の業務に関する経費を他の経費と 区分して整理し、その経費の収支を明らかにする帳簿を設けることが求め られているところ、収入に係る帳簿は設けられていたものの、経費の支出 に係る帳簿が設けられていなかった。 所管課は、指定管理者による公の施設の管理の状況を把握し、適宜、必 要な指示を行うべきであることから、経費の支出に係る帳簿を整備すると ともに、講座・文化事業ごとの収支を明らかにするよう指定管理者に対す る指導監督を適切に行われたい。 イ 寝屋川市立中央公民館指定管理者募集要項(平成26年8月)において、 管理運営上の留意事項として自身の団体や他の事業と分離独立した管理口 座を設けることが求められていたが、協定書においては管理口座を設ける 旨が規定されておらず、管理口座が設けられていなかった。変更協定書の 締結などにより、適切な措置を講じられたい。 ウ 協定書に添付された寝屋川市立中央公民館指定管理者委託仕様書(以下 「仕様書」という。)において、委託内容の項に、指定管理者が行う業務 として4つの必須事業を含むプログラムサービス(各種講座・各種文化事 業をいう。)の提供が規定されるとともに、自主事業についても規定され ている。

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- 8 - また、指定管理者が提出した業務計画書や業務報告書においては、必須 事業・自主事業の全てがプログラムサービスとして掲載されており、必須 事業に係る収支も含め、全ての講座や文化事業の実施に係る収支が自主事 業収入又は自主事業費として計上されている。 更に、必須事業についても、指定管理者が利用申請を行い、指定管理者 が利用許可を与える形で実施されており、指定管理者としての業務として 位置づけられていない実態が見受けられる。 協定書及び仕様書において、指定管理者としての業務(委託業務)と、 指定管理者である団体が行う自主事業とを明確に区分して規定するととも に、適正な区分による計画、報告、許可業務等の実施となるよう指定管理 者を指導されたい。 12 意見 ⑴ 講座・文化事業の利用促進について 平成 27 年度、平成 28 年度の公民館利用者数を平成 26 年度のそれと比較す ると、公民館の利用者のうち貸館等利用者は増加しているものの、講座等の 参加者は減少している状況である。 所管課においては、公民館事業の目的の達成に向けて、利用実績や市民ニ ーズの変化等も踏まえ、必須事業を含む講座・文化事業の実施について、指 定管理者と共にその効果や効率性について十分吟味し、必要な場合は廃止や 変更などの見直しについて検討し、指定管理者が指定管理者制度導入のメリ ットである民間事業者のノウハウを活用し、より多くの市民の講座・文化事 業への参加を促せるよう、助言や支援を行われたい。 ⑵ 地元の雇用の創出及び事業者の育成について 平成 29 年7月に改正された「指定管理者制度の導入及び運用指針」の「指 針に関する留意事項」として、指定管理者候補者の選定について「市内団体 の活動の促進」と「市民の雇用の確保」の観点から、「事務所が市内に在る こと」を指定管理者候補者選定の審査項目に加えることが示されている。 同様の観点から、指定管理者による公の施設の管理に当たって指定管理者 が新たに従業員を雇用する場合や指定管理業務の一部を再委託する場合には、

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- 9 - 可能な限り、市民を雇用し、市内業者に再委託するよう配慮されることを希 望する。 検討・改善を要する事項は以上のとおりであるが、ビケンテクノは指定管理 者として、イベント・講座の充実や積極的な広報活動を行うとともに、市民ニ ーズを的確かつ迅速に把握するため、利用者アンケートの実施、事務所受付窓 口への意見箱の設置など、利用の促進、利用者サービスの向上に努めた結果、 その成果が前指定管理者との比較において利用者数の増加というかたちで現れ ており、この点は評価すべきところである。 今後とも民間事業者のノウハウと併せて、公民館の設置目的である地域住民 のための実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業の実施によ る住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図ることでの生活文化の振興、 社会福祉の増進への寄与に努めるとともに、適正かつ効率的な管理運営に努め られたい。

参照

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