社会認識の深まる討論ができる子の育成
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(2) 子ども違に実践した。. によって,自分の考えが深まる傾向がある。. ①実践の成果. それに対して,A児・C児はr資料の読み取. ア 認識図の分析. り」で自分の考えが深まっている。また,そ. 単元の学習開始前と学習終了後にr水の学. れぞれの子どもは「ノートをまとめる」(ここで. 習」における概念地図を書かせた。3人の抽. は,識図や用水の説明を文章翔する)ことで,学習したこと. 出児は,授業によって,水道に関する新しい. を関連づけ社会認識を深めている。. 知識を得ると共に,そのつながりを認識して. ウ 討論による認識の分析. いることがわかる。. ノートの記述から子ども達が,討論によっ. イ 子どもの認識変化の分析(変化の原因). て自らの認識を深めていることがわかる。テ. 認識の変化に大き准影響を与えたのがr資. ープ起こしからは,討論にかみ合う部分が出. 料の読み取り」と「友達の意見」であった。. てきた。その為少しずつであるが,子ども達. ウ 討論による認識の分析. 同士で論を進め,認識を深めていることがわ. 特に討論では,「友達の意見」に触れるこ. かる。ただ,都合が悪くなると論理のすり替. とで,自分の考えを変えたり,また補強した. えを行い,それに対して諭理のズレを指摘す. りしていることがわかる。. るまでには至っていないこともわかった。. ② 実践の反省. ② 実践の反省. 成果から読み取れるのは,授業実践によっ. 特に討論では,詳細な授業記録を分析する. て,子ども連の水道に対する社会認識を深め. ことで,子ども連の論点が明確になった。そ. る事ができている。しかし,認識図からは,. の中で,論点をさらにかみ合わせるには,子. 認識が討論で深められたのかがわからない。. ども連の立場をできるだけ同じにしなければ. (4)社会認識の深まる討論の授業実践(その2). ならないことがわかった。. (3)の実践の反省をいかし,小学校社会科. 7 研究の成果と今後の課題. 4年(東京書籍)の「郷土につたわるねがい」を取. 研究の成果としては,先行文献の分析から. り上げ,実践した。. 社会認識の深まる討論の授業の設計と実践を. ① 実践の成果. 行うことができた。. ア 認識図の分析. 今後の課題は,実践の反省である「子ども. 単元開始前は,どの子も用水路の役割につ. 連を同じ立場に立たせる」ために「明確な論. いて正しく認識していないことがわかる。ま. 題の設定」を実践に取り入れる。. た,用水の記述と認識図を併用することで,. 例えば,今回の実践であれば,「掃除はい. つながりが鮮明になり,構造化が図れた。. いか,悪いか」と一度絞ることで,より子ど. イ 子どもの認識変化の分析(変化の駆). も連の立場が掃除に限定され,討論がかみ合. 子ども達が,r教師の説明」r資料の読み. わせやすくなる。. 取り」「友達の意見」によって自分の意識を 発展させて,社会認識を深めている様子がよ. 修学指導教員 大根哲治・永田智子. くわかる。特に,B児・D児は「友達の意見」. 指導教員 岩田一彦. 一43一.
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