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アジアの動向 マレーシア シンガポール 1964

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アジアの動向 マレーシア シンガポール 1964

著者

アジア経済研究所

権利

Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization

(IDE-JETRO) http://www.ide.go.jp

シリーズタイトル

アジア動向年報

雑誌名

アジアの動向1964年版

発行年

1964

出版者

アジア経済研究所

URL

http://hdl.handle.net/2344/00051988

(2)

アジアの動向

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マ レ ー シ ア

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1 ) マレーシア紛争 マレーシア紛争解決をめぐって,さる 1月下旬 Kennedy米司法長官, Khomanタ イ外相,および Sihanouk カンボジア元首らがフィリピンラインドネシア, マレーシ ア3国を個別訪問した結果, 2月になって問題を平和的に解決するためラ タイを調停 役とするパンコック 3国外相会談(2.5∼10),またカンボジアを仲介役とする Maca-pagal-Rahman会談(2.11∼12)が実現した。 パンコック 3 国外相会談の結果は, 2 月 10 日~こ発表された共同コミュニケ(とくに 付属文書2)にあるように,点、Jレネオにおける停戦の実施方式についてマレーシア, インドネシア双方の意見があわず不首尾に終った。停戦を実施する際にマレーシア領 ボルネオに侵入しているインドネシア・ゲリラをどう扱うかが直接の争点である。イ ンドネシア側はこのゲリラの撤退を英軍のマレーシアからの撤退に対する交換条件と してなら応ずる,という態度を示した。英国の新植民地主義を非難するインドネシア としては絶好の条件であろう。マレーシアを粉砕すると主張するのも,それが英国の 東南アジアにおける利益を確保するために英国人によってつくられたものであるから だ,とされている。 しかしこうしたインドネシア側の主張はもはや面子を保つための ものにすぎないと考えられるふしもある。それはインドネシア側が,ボJレネオで住民 投票を行ない, その結果がマレーシアに賛成であればラこれを承認しようと,再三主 張しており, 英国の新植民地主義を激しく非難する一方で,こうした承認方式を提案 することは必ずしも論理があわないからであるO いずれにしても3国会談は,決裂と いう形こそとらなかったが,激しい論争のうちに休会ということになったc なおこの 会議は 2月下旬に同じパンコックで開会されるはずであったが, 機が熟さないまま 3 月にもちこされてしまったO 一方プノンペンにおける Macapagal-Rahman会談は,フィリピン,マレーシア聞の 外交関係を再開(ただし領事クラスの〉する, サパー問題については国際司法裁判所 への付許をふくむ諸方法を用いて解決する一一一等の点で同意に達した。元来両国の間 では,フィリピンがサパー問題の解決を国際司法裁判所で行なおうと主張していたの に対L,マレーシア側は, 問題の解決についてはマニラ協定でいろいろな方法を考え ており, なにも国際司法裁判所だけがそのための手段で、はないこと,また問題解決の 具体的方法を提案しないうちにフィリピン側は外交関係を断絶するような行為にでた ため,両国間で交渉を行なう基盤が存在していないと主張しつづけていたものであるO -115 一(59 )一 一 一 』

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マレーシア しかしいずれにしてもフィリピンとマレーシアの間では今回の会談でやっと問題を解 決するための交渉について一応の了解が成立したわけであり, マレーシア紛争につい て残る問題はインドネシアによるマレーシア承認の方式をどうするか一一一双方にとっ てのみやすいものを考え出すこと一一ーということになってきたと思われる。 下旬になってフィリピンの Macapagal大統領と Lopez外相はインドネシアを訪問 し(2.22)インドネシア側の意向を打診した。その結果は最初,外相ベースによる紛 争解決の交渉は無駄であり,代りに首脳会談を開らこう,という線が出され(2.24), 後になって首脳会談を聞くための準備として外相会談を3月 3日に開らこうという提 案が出された(2.2針。 (2) 近ずくマラヤ総選挙 マレーシア政府fi2月29日,中央議会を 3月 1日上り停会すると発表したC これに よってマラヤ(シンガポーJレラサラワクラサパーの3州を除く)の104選挙区(1区1 人)で中央議会議員の総選挙が4月中には行なわれることとなったcマレーシア紛争が 近い将来解決するという見通しが必ずしも立たない現在,早めに一一つまり経済対決 の影響が未だそれほど強くならないうちに一一選挙をするということは現政府として は賢明であるかもしれない。今回の選挙での最大の関心事はシンガポーJレの人民行動

党(PAP)がこの選挙;こ参加を伝えられていることであるO (PAPの Rajaratnam

政治局長は 1月17日に「 PA P を全マレーシア的政党にする」と語っている)これは 将来のマレーシアにおいて,マラヤ中国人協会(M C A)とシンガポーJレの人民行動党 のいずれが中国人の覇権を握るかという大政治・経済問題であるだけに, 今回人民行 動党がどの程度まで進出するかが問題である。 もし人民行動党が多く進出するようで あれば,現在マー己中国人協会と手を結λ叩 え 些 色 豊 斗 と 、 る 統 一 マ レ 一 国 民 組 織(Umno)の中国人;こ対する態度も微妙なものとなろう。マラヤ中国人協会ではこう

した問題に対処するためか,さる1月から TanSiew Sin同会長や LimSwee Aun

氏らが各地を遊説L,組織固めにのりだしている。 マラヤの政治のうちで第2の関心事は強力な野党が成立しえるかどうかである。前 回の選挙 (1959年 8月)でAllianceについで第 2党となったのはマラヤでの後進地ケ ランタン, トレンガヌ両外|のマレ一人に基盤をもっ, 宗教的色彩のつよい全マラヤ回 教徒党(P MI P)であるが, 近代的政党といわれる社会主義戦線は第3位にとどま った。マレーシア・ムードにつつまれるマラヤで,こうした野党の成長は疑問である。 いずれにしても長い目で見れば人民行動党の参加はマラヤ中国人協会と社会主義戦線 のいずれにとっても,きびしい試練とならざるをえないだろう。 一( 60 )一

円 。

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マレーシア日誌

1964年2月1日 〔3国外相会談の準備〕 VタイのKhoman外相は1日ジャカJレタよりクアラJレンプ

Jレを訪問し,マレー シア紛争解決のためのパンコック3国外相会談開催についてRahmanマレーシア首 相, Razak副首相, Ghazali外務次官, ThitinantRanong駐マレーシア・タイ大使 らと会談を行なった。 VフィリピンのLopez外相は1日「わたくしは4日にパンコックへ行く。パンコ ックの3国外相会談の重要な目的はボルネオでの停戦である。この場合中立監視国 としてタイはインドネシアのもっとも認めやすい国である。今後はタイに国連の権 威をそえることが問題である。そうでないとタイはSEATO加盟国であり,したが って(マレーシアと軍事同盟を結んでいる)オーストラリア,ニュージーランドと も同盟を結んでいるから,問題を複雑にすることになろう」と語った。 〔上空侵犯の抗議〕 Vマレーシア政府は1日早朝「インドネシアによる昨31日のマレーシア上空侵犯 を強く抗議する。政府は Kennedy米司法長官およびタイ政府に対して,この事件 を深刻なものと考え,これから起るいかなる事態もインドネシア政府のみが責任を 負うべきものである,と通告した

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と発表した。なおこれを発表したGhazali外務 次官は,マレーシア政府は Kennedy長官が作りだした協力の精神を守り,このよ うな挑発的行動にもかかわらず,これを耐えるだろう,と語った。 〔インドネシアの態度〕 'fSukarnoインドネシア大統領は1日「インドネシアのマレーシアに対する戦術 は1日}こ24回変わることがあるかもしれないが,対決とマレーシア粉砕という目的 は変わらない。マレーシア問題は Sukarno-Macapagalドクトリンの結果としてア ジア人同志により平和的手段によって解決されよう」と語った。 Vボ、Jレネオ停戦を指令する Sukarno大統領のサイン入りのピラが1日早朝サラ

ワク各地tこ投下された。この一部はクチン,シブにも投下されたが,それには「武 器を手離すことなく,現在地を守もれD停戦命令については Sukarno大統領発行 のものにのみ従え」とある。 一方サラワク側がインドネシア・ゲリラに対して投下してピラは「進撃をやめよ。 (サラワク〉治安隊と遭遇したした場合には,武器を捨て,白旗をかかげて降服せ ヴ d ρh v

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マレーシア よ」とあるc 〔外交

7

, Johnson米大統領は1日, C.Baldwin駐マレーシア米大使を更迭し,後任に James D. Bell国務省南西太平洋局長を任命したcBell氏は1911年7月生まれで, 1955年には国務省フィリピンおよび,南東アジア局副局長に,1956年:こは南西太平洋 局長に任命されたcその後ジャカルタで SEATO関係の仕事に勤務し, 1959年 帰 国0 1960年には再び南西太平洋局長にもどっていたものcなお Bell氏は Kennedy 米司法長官と共に先月中旬よりマレーシアを訪問中であったc 〔Lee-BenBella共同戸明: VシンガポーJレに1日とどいた報道によるとアルジエリア訪問中のLeeシンガポ ール川首相と BenBellaアJレジェ 1)ア大統領は「アノレジヱリアはマレーシアとイン ドネシアとを和解させようとすといかなる努力をも支持する」という共同戸明を発 表した。 Vアフリカを訪問中のマレーシア議員団は1日,アルジェ1)アからマリ共和国の パマコ:こ到着したc 2月2日

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3

国外相会談〕 VクアラJレンブール訪問中のKhomanタイ外相は2日「マレーシア紛争に関する インドネシア,マレーシア,フィワピン3国の閣僚会談は5日からパンコックで開 らかれる。満足すべき決定に達するまでは会談をつづける」と発表した。なお同外 相は同日午後ノてンコックvこ戻った。

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停戦ピラの投下

7

Vラジオ・ジャカJレタは2日一インドーネシア空軍機10機が停戦ピラの投下を完了 した」と発表した。 〔マレーシア・マリ共同戸明j Vアフリカを訪問中のマレーシア議員団は 2日マリ共和国からりベリアに向かっ たιなおマレーシア・マり共同コミニニケは「マリ共和国大統領はマレーシア紛争 をよりよく理解するようになっ/:_o大統領はこの紛争が交渉によって解決され,ま たそれが非同盟主義の勝利に帰ずることを希望している」としているc 〔国内政治〕 Vマラヤ統一民主党(UDP)中央総会は2日次の決−議を行なった。 1. 国家防衛のための兵力調査を支持する。 U DPが政権についた場合,防衛 一( 62 )ー QU

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マレーシア 総動員令を動す。 2. マレーシアに外国基地を認めない。国家防衛には自己の力,国連,英連邦 等をたよりにする。 3. マレーシアは既成事実として認めるが,ボルネオに対しては離脱の機会を 与えるだろう。 4. 野党連合をつくってヲ中央政府を支配する。 5. 憲法については,平等の原則にもとづき各州聞に均衡をつくるようこれを 改正するc 2月3日 〔停戦ピラ投下の問題〕 Vマレーシア外務省は3日夜「マレーシア政府はインドネシア空軍機による停戦 ピラの投下に許可を与えたことはない。この要請はタイ政府から為されたが,マレ ーシアとしてはインドネシアに代わってマレーシアかタイがこれノをやるよう提案し た」と発表した。 ;サパ一人民反乱戦線〕

Vサパ一人民反乱戦線(BarisanPembrontakan Rakjat Sabah)の指導者 Rakiman bin Pawirdjojo氏(インドネシア人〉が 3日,禁鏑 4年の判決をうけた。同氏は同 戦線はサパー在住のインドネシア人保護を目的としていると語ったが,検事による と同戦線は昨年10月に組織され,カンポンを焼き,スパイ網をつくりあげることを 目的としているc 〔政治犯の釈放〕 v昨年10月 8日シンガポーJレで、ゼネ・ストを起し逮捕された BarisanSosialis (社 会主義戦線〉の党員 LeongKe時 Seng(前州議員Jかつて教育省政務次官をもっ とめた〉氏が3日釈放されたむ同氏は出獄に際して自身の心の底からの発言である として, 「マレーシアを支持し,共産主義はマレーシアのような多民族社会では適 用できないと考える」,と語った。 2月 4日 〔Lopez外相パンコック到着〕 , Lopezフィリピン外相は 4日夜, 3国外相会談出席のため空路パンコックに到 着した。 Lopez外相はパンコック空港で次のように語ったc 1. 外相会談はマレーシア問題とボルネオにおける停戦に関するたくさんの重 -119- 一( 63 )一

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マレーシア 要なテーマをとり上げることになろう。私は,忍耐と善意をもってすればラ意見 の相違を満足できるよう解決できる自信がある。 2. 3国外相は高度の政策事項以外(工会談で諸決定をする完全な実権が与えら tLてし、るc fパンコック会談:このぞむインドネシアの態度) Vパンコックにいるインドネシア外交高官筋は4日,インドネシアが今回の会談 に出席するのほ単なる戦術(a tactical manoeuvre)であり,マレーシア紛砕の目的 は変わらない, と語った。 〔タイの停戦監視班の構成

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V国連外交筋は4日,タイのボルネオ停戦監視班は3∼4人からなり,サラワク (クチンかシマンガン〉とサパー〔ティカウ)に配置されよう,と発表した。 〔Kifli司令官解任] V北カリマンタン統一国家の Mohamed Mango! 外相は 4 日ジャカJレタで

Azahari氏は北カリマンタン・ゲリラ軍司令官 AbangKifli中将を解任した。同 中将が武官・文官として任命した人ノバl主反動的,反革命クツレープに属している。か れらは殆んどインドネシア市民であり,北カリマンタン統‘国家に政治的避難を求 めた人々である」との声明を発表したcなおこの声明は去年の 11月30日付けになっ ており,その後における Kifli中将の行動はすべて無効,無責任なものであるとさ れている。また Azahari氏がこの決定を下したのは 12月2日で,サラワク指導者評 議会(Sarawakleadership council)からの要請にもとづし、たものである,とこの声 明はいっているc 一方ジャカJレタの消息筋によると, Ki自i中将は最近 Sukarnoインドネシア大統 領を会談しており,この時に解任されたものと思われる。解任の理由は Kifli中将 が,ボルネオ停戦についてインドネシア側と意見が合わなかった(停戦に反対か賛 成かは不明〉からだとされているcなおフィリピンの最近の新聞報道は Azahari氏 自身も解任されたと伝えている。(ジャカルタ4日発=Reuter) (教育〕

v

教育省顧問の Inche Aminudclin bin Baki氏は 4日マレ一人の地位向上;こは 次の3点についての努力が必要であると,語ったC

1. 中国人やインド人と競えるよう努力し,過去におけるような傍観者ではい ないこと。

2. 単:こ生存するだけに満足することなく,出来るだけ多く金をかせぐよう努 一( 64 )一 一 120ー

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マレーシア 力ずること。政治権力は経済発展に支えられるものであることを理解すべきだc 3. 教育・科学のあらゆる分野での進歩を求めることc 〔世界回教徒会議

1

vクアラルンブールで、さる31日よりひらかれている世界回教徒会議は4日,マレ ーシア,インドネシアの紛争について,両国首脳が平和的手段でこれを解決するよ う要請し,また回教徒たるパキスタンの大統領がこれに調停に立つようアピーJレし た声明を発表しfこ;C 2月 5日 = 3国外相会談はじまる〕 Vマレーシア紛争に関するインドネシアラフィリピンラマレーシア3国外相会談 は5日午後,パンコックのタイ外務省で Khoman外相の以下の要旨の開会宣言に より正式に開始された。 われわれがこの会談を開催した目的が,会議のテープソレでの対決をはかるため でなく,相互のよりよし、理解のためであることは明白である。この会談は深い歴 史的意義をもっている。なぜならこれは,この地域の諸国民がみずからの問題の 解決を求めて参集したはじめての例ではないにしてもヲたぐいまれな機会の一つ だからであるc タイ政府

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,マレーシア紛争の停戦を監視し,事件が発生しないことをみきわ めるよう要請されたことに感謝する。細目はこれからとりきめられることになっ ているがうタイ政府は注意深く,公平に使命を果たすため最善を尽くすであろう。 しかし紛争解決のための主要な責任は,当事国みず、からの上にかかっている。 私はこのほど関係3国の首都マニラ,ジャカjレタラクアラルンブーJレで、会談した ところに基づき“アジアの善意と和解の精神”が今度の会談を奮起させるものと 確信しているc T Subandrioインドネシア外相とRazakマレーシア副首相は3国外相会談に出席 するため5日パンコックに到着し, Subandrio外相は空港で「今度の会談ではマレ ーシア承認がまず第一の問題である。会談が成功すればインドネシアが対決をやめ るのは当然である口わたくしは成功を期待してはいるがラ結果を予想することは困 難である」と語った口一方Razak副首相は「わたくしはにごりのない,率直な気持 でこの会談に出席する。マレーシアは隣国が主権と領土保全を尊重するかぎり,平 和と協力とを欲する。インドネシア外務省の高官が,会談出席は一つの戦術である と語ったことはあまり気にしない。 Subandrio外相が語ったこと(上記〉は心あた ワ 山 一( 65)一

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マレーシア

7こまるものである」と語ったコ

なおこの会談;このぞ、むマレーシア代表団は次の通りCInche Senu Abdul Rahman

元駐インドネシア大使, IncheZaiton Ibrahim前駐フィワピン大使, lncheYa'acob

Abdul Lati旺 現 駐 タ イ 大 使 )ncheGhafar Babaマラッカ州首相, GohKeng S,vee

シンガ、ボーJレ升|蔵相, lncheAbdul Rahman Ya'acob副農業開発相(サラワク入

Peter Lo Su Yin中央議会議員(サパー州), Lee Siok Yew MCA書記長, Ghazali

bin Shafie外務次官, IncheAbdul Kadir Shamsuddin防衛次官, AbdulHamid

bin Abidin少将, IncheAbdullah Mohamed副首相づき政務次官。

Vバンコック;こいるフィリヒン高官筋は5日, 「フノ 1Jピンとマレーシアと:t3 国外相会談が行なわれている間,これとは別個に両国の外交再開について打んとげ た話し合いをするだろう。今回の3国外相会談は,第3国のタイ外相が招集した3 国民の非公式な会談である」と詰った。 曹パンコックからの5日の AFP電によると, Subandrioインドネシア外相:二同 日「マレーシアユ英国との“へそのお円を切るべきだ。(AFPの記者はこれをイン ドネシアのマレーシア和解条件と考えている〉わたくしはマレーシアが昨年7月の マニラ協定をなぜ踏みにじったかについて, Razak副首相に問うつもりだ。その説 明が筋の通ったものなら,これを受け入れる用意がある。今回の会談で最終的解決 はむずかしかろうが,部分的解決でも出ることを期待している」と語った。 (サパー〕 , Stephensサパー州首相は5日,「今年中にサパーで総選挙を行なう可能性はな い。ただし6月までには現立法州議会で、残る14議 席1こついて間接選挙が行なわれよ う」と語っfこ口 〈サパーの貿易) 曹三FェスJレトンからの5日の報道によると,サパーの1963年における総輸入額は 3億0473万6477ドル、総輪出額は2億7478万4847ドルで、3000万ドルの輸入超過とな っている。なお一昨年は415万5790ドルの入超であったまたサパー各港の輸出実積 は次の通り。サンダカン1億1〕258万8304ドJレラタワウ5812万2082ドJレ,ジェスJレト ン3430万3883ドJレ,ラブアン2038万6942ドJ, ラハト・ダトゥレ 2029万9601ドル。 一方輸出品目の中では木材が1億5060万ドJレ(1昨年ょっ4700万ドJレ増入ゴムが 1750万ドJレ(一昨年は4120万ドル

J

,コプラが1750万ドル(一昨年は2700万ドル〉と いう順になっている。 〔経済〕 一( 66)一

(11)

-122-マレーシア v三菱クツレーブの実業家15人が 5日,クアラJレンプールに到着した。 〔アフリカ訪問議員団コートジボアーJレ到着〕 Vアフリカを訪問中のマレーシア議員団は5日,ギニアからコートツボアール;こ 向かった。 〔東南アジア連合〕 Vタイ外務省経済局のUpadisthPrajriyangkur局長は5日,「、マレーシア紛争?こ も拘らず東南アジア連合〔A S A)は存在を続けており,その組織は影響をこうむ っていないjと語った。なお同氏はA

s

Aのタイ事務局長でもある。 2月 6日 〔3国外相会談〕 Vマレーシア紛争に関する第1回の 3国外相による非公式会談が 6日行なわれ, 会談終了後「3国外相は予備的な話し合いを行ない,ボソレネオ,カリマンタンにお ける停戦を効果的にするための基本原則について若干の意見の一致に達した」との 共同声明が発表された。またタイ政府当局者は同会談後「3国は U Thant国連事 務総長に対しボJレネオにおけるマレーシア,インドネシア国境の停戦監視固として タイを正式に指名するよう共同で要請した」と発表した。 一方 ThanatKhoman外相は次のように語った。 1. ボJレネオの両国々境は非常に長いが,軍隊派遣の必要があるとは思はない。 しかしオブザーパーの構成は主として軍人からなり,これに若干の文官が加えら れる。 2. オブザーパ一派遣にはまず国連総長からの公式任命がこなければならず, ついでタイ政府がインドネシア,マレーシア両国の軍事専門家と協議することに なる。 3. マレーシア側の停戦案(3点からなる〉は,最近の Kennedy-Rahman会 談での取り決めをもとにしている。米国がこの案をはっきりと支持しているので Rahman首相は承認を含む全条件を放棄してインドネシアとの会談に同意したO Khoman外相が発表したこのマレーシア停戦案がどのようなものであるかは不明 だが,3国外相やその他の筋が語ったところによると(6日Reuter=The Times), 6日の会談での同意点は次の 3点になっているといわれる。 1. タイはl停戦については,その治安を維持するというよりも,むしろこれを 監視するものとする。 2. このためのオブザーパーの大半は文官とする。 -123ー 一( 67 )一

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マレーシア

3. オブザーパーの各々のクソレーブにはインドネシア,フィリピン,マレーシ アの代表をつけるc

Vパンコックでの3国外相会談について, TheNev:.!Eノ'arkHerald T1ゴbuneは

6日「この会談は紛争の解決を生み出さなL、かもしれないが,すくなくとも一時的 にマレーシアとインドネシアとをジヤングノレiこおいて引き離すことにはなろう。問 題 ii,戦火をまじえることなく,いつまで会談を続けられるかである口これは Sukarno大統領が,“停戦は忠実に守られねばならぬ”とする Khoman外相のアピ ーJレを守るかどうかにかかっているコパンコァク会談の成否はSukarno大統領が, 戦争では絶対に勝てないのだということを納得するかどうかで決まろう」と報じて いるc 一 方 The}d.anchester Guardian (土 6日「ニュージーランド(主,インドネシアに 去三ことニとア承認と対決政策の撤回との代償が,マレーシ三ど

2

-

主要唾退ミ去

と 込 と と 叫 ん と の 報 道 に 深 い 関 心 を よ せ て い るcニュージーランドとオースト ラリアの東南アジア防衛政策にとってマレーシアにある英連邦軍の基地は要めとな っているからである」と報じている司

L

サパ一元首辞任問題

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V辞任を伝えられていたサパ一元首は 6日,クアラjレンブーJレで「わたくしは今 月一杯で元首を辞退する。後任1今月末中央政府から発表されよう」と語ったO 〔回教徒会議終わる〕 クアラJレンプーJレできる31日より開らかれていた世界回教徒会議は 6日,終了し たcなお同日の会議はこの7日間に同会議が行なった決議のうち政治に関係するも のばすべて廃棄するとの決定がなされた。 2月7日 〔3国外相会談〕 Vマレーシア紛争をめぐる 3国外相会談は 7日(第 3日目〉午前から 3時間半に わたって行なわれ,会談終了後調停役のKhomanタイ外相は「マレーシア,インド ネシア聞の停戦の指導原則についての検討が続けられ,基本的政治問題についても 率直な意見の交換が行なわれているc昨年8月のマニラ協定の実施状況を検討する ため3国間で作業部会を設置することで合意が成立した」と発表したO なおこの作 業部会はマレーシア 8人,インドネシア 8人,フィリビン 5人の合計21人で構成さ れ,その討議結果は8日午前, 3国外相に報告されるはずである。 3国外相会談が7日にいたって停戦問題を1時棚上げして,マニラ協定の実施状 一( 68)ー つ 山 4 A

(13)

マレーシア 況を検討するという方向に変わったのは,この方がマレーシア紛争の根源に位置し ている問題だからであり,また(外相会談に出席しているフィリピン代表筋による と〉同会談がインドネシア・ゲリラ隊のマレーシアからの撤退問題をめぐって行悩 んでいるため,打解策が必要になったためで、もあろうc (以上は編者)かくしてこ のための作業部会は同日午後タイ外務省で2時間半にわたって秘密会を開いた。 作業部会は,マレーシア筋によると,主にインドネシアヲフィリピン両国オブザ ーパーが国連調査団に参加するのを英国が断わったことなど,これまでのマニラ協 定違反の申し立てを検討したcまた会議筋によるとインドネシア代表が何故マレー 結成を受け入れられないかについて激しい調子で説明し「英国がこの地域に干渉し ており,インドネシアのマレーシア承認をはばんでいる」と述べたといわれる口一 方他の参加者は「率直な討議だったが,結論は出なかった」と語った。 〔ボルネオ停戦に対する国連の態度

7

, U Thant国連事務総長は7日,タイをボソレネオ停戦の監視役に任命すること を求めた3国会談での要請に応じることに“原則的”に同意した。同総長

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.

,

3国 外相に同文のメッセージを送り“一部の点を明確化するため”タイ政府と接触する むね通告した。同なおこの中には,停戦監視のための費用はいっさい国連の負担に しない, という了解が含まれているc 〔アフリカ訪問議員団ガーナ到着〕 Vアフリカ訪問中のマレーシア議員団は 7日夜コート・ジボワ

Jレよりガーナの アクラに到着し大歓迎をうけた。ただアクラの Evenz・ng.ZVe1-ι’s紙はマレーシア紛 争について次のような社説をかかげた。 北ボルネオは,中立か独立でないかぎりは,インドネシアとフィリピンにとっ て脅威である。マニラ協定のインクも乾わかぬうちに英国はRahman首相に圧力 をかけてマレーシア発足の発表をさせたD こうした早計な発足がマレーシアの紛 争となったものである。アフリカの経験からすればマレーシアは新植民地主義者 の所有印をつけている。アーデンを南アラビア連邦:こ加盟させたために起きたマ サツやさきごろ崩壊した中央アフリカ連邦のことを思い出して見るとよい。 なお S.K. Ningkanサラワク州首相は7日ヲマレーシア議員団に参加すべくシ ンガポーJレを出発した。 2月 8日 〔3国外相会談〕 Vパンコックで3国外相会談は8日,第3回の秘密会議ののち次の声明を発表し F D つ ︼ 一( 69 )一

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マレーシア fこO 1. 3国外相はさらに会談を重ねラ政治的問題につき討議を続ける。このため 3国外相は 9日,それぞれの提案を行なうことについて意見が一致した口 2. 作業部会は 7' 8両日の会合によって報告書を作成,休戦協定の細目につ いて討議する予定の外相会談に提出するc 3. 停戦についての U Thant国連総長からの回答はまだ届いていないョ なおAF P電によると 4日目;こはいった 3国会談で、すでに合意をみた点は次の通 りであるD 1. これまでインドネシア・マレーシア聞の不安定な合意であった停戦を,遵 守すると正式に誓約するD 2. タイ代表団を国連委任のオブザーパーとして承認する。 3. これに停戦を監視させ, 1500キロにわたる境界線ぞいで発生したすべての 事件を通告することとし,同オブザーパーが現地に着き次第発砲停止を指令する。 4. タイのオブザーパーに3国の連絡官をつける。 5. サパー,サラワクの司令部を含めて,マレーシア,インドネシア双方はタ イのオブザーパーに便宜を提供する。 ' 8日明らかにされたところによると, Lopezフィリピン外相はマレーシア紛争 の打解策として,インドネシア・ゲリラの撤退というマレーシアの要求を単なる兵 力の引き離しということにするという案を,インドネシア,マレーシア双方に伝達 し7こO (AFP)

一方 TheStraits Timesのパンコック特派員は同日, Khoman外相も停戦方式

として兵力の撤退(withdrawal)ではなく,兵力を双方の領内に固定する(con五ne・ ment of troops within their respective territories)という案を3国に提示した, と 伝えているO また同特派員によると,米国の支持を受けているというマレーシアの 停戦3案は,(1)発砲の停止,(2)インドネシア・ゲリラのインドネシア領への撤退, (3)これ以上侵入を起こさない一一ーというものであり,インドネシア側の立場は,“発 砲停止はするが,ボルネオでの現状はこのままにする”というものである。インド ネシア側にとっては停戦をマレーシア領に入っているゲリラに指令することが困難 であり,それが出来ても「撤退」という印象を与えることは欲していない,この点 で Khoman外相の案はインドネシア側にとって,工合のよいものであろう,と同 特派員は報じているO 〔 乱facapagal大統領カンボジア訪問〕 一( 70 )一

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--126-マレーシア VフィリピンのMacapagal大統領はRahmanマレーシア首相と会談するため8 日午後マニラからブノンペンに到着したc同大統領は出発前マニラで「マレーシアを めぐる3国の対立は,マニラ協定をどのように解釈,実行するかIこ起因しているQ わたくしは Rahman首相との会談でこの見解相違を解消できるよう希望する」と 述べた。 なおパンコック滞在中の Lopezフィリピン外相とRazakマレーシア副首相とは 8日午後,フィリピンのサパー領有権問題について予備的な話し合いを行なったO -・--...『、』』『ーー この会談は両氏がパンコックに来て以来2度目のもので,今後Lopez外相が10日に プノンペンへ向かうまでは Ghazali外務官と同外相との間で話し合いが進められ るD 〔Rahman首相61歳:こ〕

, Tengku Abdul Rahmanマレーシア首相は8日61歳の誕生日を迎えた。

2月 9日 〔3国外相会談〕 Vマレーシア紛争をめぐる3国外相会談(第4回目〉は9日午前, 2時間にわた って行なわれ,会談終了後, “3外相は今後1ヵ月以内に再び会談L,首脳会談へ の道をひらくこととなった”との発表が行なわれた。またタイ政府スポークスマン は, 3外相が9日夜最終会議をひらき10日朝共同声明を出す,と発表した。なおこ の発表のあとRazakマレーシア副首相は, 10日の共同声明には停戦取り決めの細目 が盛り込まれることになろう,とほのめかし, Lopezフィリピン外相は,今夜(9 日夜)の最終会議は共同声明起草のためのものだ,と述べたコ しかしAP電によると3国外相による9日夜の最終会議は, Subandrioインドネ シア外相の“胃病”のため開催不能となったといわれる。一方Reuter電によると, 同夜,共同声明起草をめぐる話し合いが4時間にわたり行なわれ, Lopezフィリピ ン外相は会談終了後「 3国は停戦実施について合意1こ達せず,会談を10日に延長し た。停戦については一項だけが未決定だ」と述べた,といわれる。 〔解説〕 さる5日より行なわれた3国外相会談はまず停戦監視をタイに依頼する ことで意見が一致したが,会談の友好的空気は 7日に至ってくずれ,マレーシ アの存在をめぐる本格的な意見の対立が表面化してきたD それは,まずマニラ 協定復活の可能性を研究するための作業部会で表面に出た。同部会のインドネ シア代表は,ボルネオ国境地区にあるインドネシア側ゲりラ部隊に関し“撤兵” という字句を使用することに反対したと伝えられ,一方マレーシア側はゲリラ の撤兵なしには停戦はありえないと反対した。 ヴ d つ h H ヴ a

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マレーシア その後外相聞の討議は進展せず,インドネシア側は依然、として,マレーシア を承認する前にマレーシアから英軍が撤退すべきだと主張しており,フィリピ ンとマレーシアの聞の比較的小さな意見の食い違いさえ主依然として解決には ほど遠いというのが実情であるr 〔Razak副首相,米大使と会談) Vパンコック滞在中の Razakマレーシア副首相は 9日ヲ同じくパンコックを訪問 中の JamesBell駐マレーシア米大使と 15分間会談を行なったc両者のパンコック における会談はこれで第3回目と解されるc [フィリピン南部と北ボjレネオ〕 f A1anila Chronil-eは9日ボJレネオからきた貿易業者の話としてスルー島(ボJレ ネオ島とミンダナオ島の間にある)のフィリビン人はインドネシア派,マレーシア 派にわかれて争っていることを伝えているcこれによるとインドネシア派の人々r インドネシア領ボ、Jレネオのタラカンに住んでいた人々で、あり,スルー島のスルタン

Esmael Kiramのいとこであると主張するスルタン SaBolongan の指揮下に入っ ているc一方マレーシア派の人々は,かつてスルー島で政府税関吏をしていたスル

タン MohamadJ ulaspiに忠誠を誓う人々であるc Julaspiはマレーシア発足後ジ

ェスJレトンに渡ったcかれはかつて北ボルネオを領有していたスルー・スルタンの故 Javalul Kiramの後継者と自認し,現在北ボJレネオに対する領有を主張しているc

なおフィリピンはスルタン Esmael Kiran に代わって北ボルネオを要求してい る。同スルタンによると北ボ、Jレネオは BritishNorth Borneo Companyアがただ単 に

f

昔りfこ(lease)だけだとしているc

〔防衛〕

Vマレーシアにたいする軍事援助問題を協議するオーストラ1)アの防衛使節団は

9日夜シンガポーノレ{ノこ到着したc

[カナダ軍艦シンガポーJレ訪問:

▼カナダの駆逐艦 Fraser 号, Mackenzie 号および St.Laurence号の 3隻が 9 日,親善の目的( 8日間)でシンガポーJレを訪れたcなおこの 3隻は親善訪問後英 連邦海軍の大平洋訓練作戦に参加する予定である。 [米英会談: ’近く米英首脳会談にのぞむ Home英首相は 9日「マレーシア(土英軍なしには独 立をたもてないc英軍が撤退ずるとなればヲボソレネオはただちに破壊され,その次 の目標v主シンガポーJレとなろう」と語ったc 2月10日 一( 72 )一

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-128-マレーシア 〔3国外相の共同コミュニケ〕 Vマレーシア紛争をめぐってさる5日より6日間にわたって行なわれた3国外相 会談は10日大略以下のような共同コミュニケを発表して閉幕した。 1. 3国外相は率直で白由な非公式な話し合いを通じ各国聞の関係について の問題にかんして意見の交換を行なった。これには Khoman外相も出席したO 2. 3国はムシャワラ(話し合い〉とマフィリンドの精神のもとでマニラ協定 の原則と目的との堅持を再確認できるとの希望をもって同協定の実施について検 討したD 3. 3国は相互の立ち場をよりよく理解し,また相互の意見の相違と共通の問 題を解決するため共同の道を見いだすうえで進展があったことに満足している口 4. 3国外相はいず、れら現在の意見の相違は,マニラ協定の原則と精神を基 礎とし,このヲクの中で最もよく解決されうると確信する。 5. 3国はサパ,サラワクでの停戦をムシャワラとマフィリンドに好適な空気 を作る措置として歓迎した。また停戦実施のための若干の詳細な取り決めについ て合意したが,その内容は付属文書として,マレーシア副首相が行なった留保と ともに本コミュニケに付しである。 3国はまた国連事務総長にたいし,停戦監視 (こタイを指名するよう要請することに意見が一致した。 6. 3国外相は,主要な政治問題を解決するため,それぞれ自国政府と協議し ながら新たな諸提案を検討することを決定した。この点で首脳会談に先立ち,も う一度閣僚級の会談を招集すべきことで合意した。 【付属文書I,停戦】 関係諸政府は次の事項で同意をみた。 1. タイ政府と協力して停戦監視のため最善をつくすc衝突が起こったさいは, すみやかに戦闘を停止するため各国に指令を出す。 2. タイ政府の停戦監視を支援するため,各国はバンコク駐在の連絡将校を任 命する。 3. タイのオブザーパーの入国を許し,停戦の履行にさいし,オブザーパーの 仕事に必要な便宜を与える。 【付属文書2,マレ←シアの留保】 1. 上記の条項と関連してマレーシア副首相は次の点で同国政府の立ち場を留 保した。 停戦協定を守ることはマレーシア政府の心からの願いである。しかし,インド ネシア正規事および不正規軍が国境のマレーシア側にいるので,これら軍隊の存 Q d つ ] ( 73)一

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司E マレーシア 在は衝突事件をひき起こすだろう。したがってマレーシア政府は,関係各国政府 がその正規軍および不正規軍の活動を自国内に限定することに同意しないかぎ れ停戦は完全に効果的にはならないと考えるc :Rahman首相カンボジアへ〕 , Rahmanマレーシア首相は Macapagal フィリピン大統領と会談のため 10日午 前プノンペンに向かった。なお Rahman首相にはサパー州元首,サパー州首相 Khaw Kai Boh無任所相らが同行しているc

一方この会談に出席するべく Lopezフィリピン外相, Ghazaliマレーシア外務次 官らもパンコックより同日プノンペン入りをしたc 〈シンガポーJレ,政治犯を釈放: Vシンガボールで、昨年 2月治安維持法にもとずいて逮捕された政治犯 5人が16日 釈放されたc 〔経済

1

VシンガポーJレで, 10日発表されたところによると,ソ連は 3ヵ月ぶりにシンガポ ーJレで、ゴムの買付けを行なう。これが今後も続くものであるかどうかは不明である が,いずれにしてもソ連船Kirug Vishne-i吋1号、;:117日シンガポールに到着して, l万トンのゴムを積み込む予定である。 VセランゴーJレ州政府は10日「プタリン・ジャヤ工業地区が狭くなってきたので, 新工業地区をクランとノ〈トウ・ティガの聞に建設される新衛星都市に作ることにな った」と発表した。なお同州政府はこのため 400万ドルの借款を商工省に対して要 求した。 〔マレーシア議員団ナイジエリア到着〕 Vアフリカ訪問マレーシア議員団は10日ガーナのアクラカらナイジエリアのラゴ スに到着した。 2月11日 [Rahman-Macapagal会談;

Rahman 終了後 Rahman首キ目v土「会談は大きく進展したO われわれは相互に理解しあって いる。今後トラブ、Jレは起らないだろう。承認問題で苦しむべきでない。大事なこと はわれわれが現在最善の友好関係にあるということだJと語り, Lopezフィリピン 外相も「Rahman首相と全く同感だ」と語った。 また12日の Reuter電によると Rahman首相は11日夜「フィリピンのマレーシア ( 74 )一 130

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マレーシア 承認は時間の問題だ」と語った。 '11日パンコックからカンボジア入りした Lopezフィリピン外相は,マレーシア に関する3国外相会談を25日ごろ再び開くと発表した。 〔Sihanouk元首, 3国首脳会談で発言〕 , Sihanouk カンボジア元首は11日記者会見でラマレーシア問題解決のため 3国 首脳の直接会談を提唱し, 「わたくしはマフィリンド3国会談をとりもつ用意があ るが,いまは会談の場所よりも開催そのものの方が重要である」と語った。 (シェ ムレアップ11日発AFP) 〔Razak副首相パンコックより帰国) , Razak マレーシア副首相は 11 日パンコックよりクアラルンプー Jレ~こ戻り,大略 次のように語ったC パンコックでの3国外相会談はマレーシア紛争をめぐる緊張を緩和した。ボJレ ホオで停戦を実施するために要する費用は関係3国が負担する。停戦監視はタイ が行なうが関係3国はこれに関連して連絡将校をパンコックに送る。インドネシ アが現在マレーシア領内にいる正規および不正規のインドネシア兵はそのまま現 在地にとどまるべきだと主張していることはマレーシアにとって遺憾である。こ れでは事件を誘発することになるからだ。マレーシア軍はひきつづき国境地域の パトローJレを続け,もしインドネシア軍に遭遇した場合は武器を捨てて,インド ネシア領内にもどるよう勧告する。かれらがわれわれの領内にとどまることは許 せない。タイの停戦監視班派遣の時期はわからないcまたフィリピンのマレーシ アに対する態度に変化があったかどうかはわからないが,わたくしがマレーシア の副首相として会談に出席したという事実は,マレーシアの承認につながるもの と思う。 〔停戦監視班〕 Vタイの Khoman外相は 11日「ボJレネオ停戦委員会はバンコックに設置される。 マレーシア,インドネシア両国はタイ国防省と連絡のためラパンコックに特別軍事 代表を駐在させることになろう」と述べた。同外相によれば,作戦におけるタイの 役割りは“査察”である。(Reuter) 〔国内政治〕 Vマラヤの 5野党が,来たるべき総選挙で、現与党 Allianceに対抗して統一戦線を つくることに原則的に同意した。 5野党とは社会主義戦線(人民党と労働党の合併 したもの〉, 人民進歩党,統一民主党,国家党,国民会議党の5つである。国家党

司 。

一( 75)一

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マレーシア のInche Garie b会長が11日発表したところによるとこれら 5野党はきたる 16日;こ会 合をもって統一戦線の名称を決定する=なお全マラヤ回教徒党はこれに加わってい ない。 2月12日 〔Rahman-?vlacapagal会談終わる〕 ’カンボジアにおける Rahman-Macapagal会談の結果が12日,フィリピン側と マレーシア側とから別々に発表された。双方の発表は同会談で、の意見の相違を反映 させ若干のちがいがある。以下の発表中カッコ内はそれを示す。 1. 両首脳は満足できる話し合いをもち,誤解の空気は一掃された。 2. 両国間の友好関係の復活については,両者は相

E

の領土内に領事館を設け ることを考慮することに合意したD 3. Macapagal大統領は,マレーシアとインドネシアの和解(フィリピン側は conciliation,マレーシア側は rapprochement)に関する提案を行ない, Rahman 首相はこれを検討することに合意した。両者はまた司マレーシア,フィリピン, インドネシア3国外相会談が成功したのち, 3国首脳会談を開らくとの諸提案を 歓迎した。 4. サパー:こ対するフィリピンの要求については,マレーシアはこれに関する フィリピンの覚え書きを歓迎し,国際司法裁判所への付託をふくめ(フィリピン 側は include,マレーシア側は withoutprecluding),この要求の最善の解決策に ついてフィリピンとできるだけ早く話し合うことに同意した。 , Rahmanマレーシア首相は 12日カンボジアよりクアラJレンプールに戻った c同 首相に同行していた Stephensサパー州首相は「われわれはフィリピンのサパー問 題の国際司法裁への提訴要求には同意できない」と語った。 Vカンボジア訪問中の :V1acapagalフィリピン大統領と Sihanoukカンボジア元首 は12日次の要旨の共同声明:こ調印したC 1. Macapagal大統領;主カンボジアでの Rahman首相との会議に引き続き Sukarno大統領も含めた会談が聞かれることを望む。このような会談:土マレー シア危機を解決するための話し合いを容易にするであろう。 2. Sihanouk元首はカンボジアと米国間にある若干の誤解を解消するため Macapagal大統領が払った努力に感謝した。 〔国連の態度〕 , U Thant国連事務総長は 12日,ボソレネオ停戦に関するパンコック 3国外相会 一(76 )一 つd っ “

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マレーシア 談の要請に対して,単にこれを“注目する”とだけ発表L,総長自身あるいは国連 がタイによる停戦監視に対して国連の正式任命を与えない旨,関係3国に通告した。 〔サパ一元首辞任問題〕 Vサパ一元首の秘書は12日「同元首は国民と SabahAlliance Party との要請に より元首にとどまるだろう, 6日の新聞報道は正しくない」と語った。 〔サラワクの労働不足〕

T Abdul Rahman Ya'acob副農業開発相は 12日,サラワクの労働力不足を調査

する作業委員会を設置したと発表した。 〔国内政治〕 V人民進歩党PPPは12日p 国家党の IncheGariel】会長が11日に, (PPPを含 む) 5野党が統一戦線の結成に同意したと発表したことを,事実無根であると反駁 した。 PPPは(1)民族に関係なく全市民に平等の権利を与えること(憲法上マレ一 人に与えられた特権をさす入(2)インドネシアの反中国人政策および我が国に対する 対決等に反対する一一2の点で社会主義戦線,および国家党とは政策をことにして いる,(1)については社会主義戦線と国家党は現与党のAllianceの政策を支持してお り,また(2)1こついては社会主義戦線はインドネシアを支持している,というのがそ の理由である。 〔アフリカ訪問議員団の成果〕 Vアフリカ訪問マレーシア議員団は12日夜ナイジエリアを立って北ローデシアの Jレサカに向かった。なお同議員団に同行している TheStraits Timesの記者は12 日ラゴスから次のように報道している。 ラコ、、ス(ナイヅエリア〉はアフリカ西海岸での最後の訪問地であるcいままで われわれは九つの首都を訪問したが,まだ11の首都が訪問予定地としてのこって いる。 アフリカの偉大な人々が次ぎから次ぎへとマレーシアに対して考えを改ため, ちがった目でこれを見るようになった。 「もしアフリカを訪問しなければ誤解は そのまま残ったろうJ,とNkrumahガーナ大統領は語ったOこうしたことから, マレーシアの正当な理由が認められ,アフリカにおける失地を回復することがで きた,と推測できょう。当初カサプランカ派の諸国は正邪についてインドネシア

の見解をとる傾向にあったOBen Bella大統領が, Lee氏との会談をうけ入れ,

マレーシア紛争の平和永久解決にアルジエリアは積極的に関心を持つと決定した ことは故なしではない。マリの Keita 大統領も敵意をすてた。またギニアの q J q J 1 i 一( 77)一

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r-マレーシア Sekou Toure大統領が東南アジアの緊帳の根本原因に対してするどい理解を示 したことは,議員団にとってとくに印象深かったc 2月 13日 CMacapagal大統領帰国

7

T Macapagal フィリピン大統領は 13日午後, カンボジアからマニラに戻り, 「Rahman首相との会談とパンコックでの 3国外相会談は成功であった。 3国首脳 会談も間近いだろう」と語ったcなおマニラの消息筋によると首脳会談について, インドネシアは用意が出来ているが,マレーシアは,細目がすべて閣僚級会談でま ず明らかにされねばならないと主張してL、る。 〔マレーシア,フィリピン関係

7

T Lopezフィリピン外相は 13日マニラで「フィリピン,マレーシア両国が領事館 を相互にひらくことになったからとて,にわかに外交関係が打ちたてられたことに はならないと」語った。 〈マレーシア紛争に対する米国の態度〉 T Kennedy米司法長官は 13日のテレビ会見で「インドネシアとマレーシアがこの うえ争えば,それは南ベトナムでの戦争よりも重大な戦争になるだろう。衝突が起 こればそれを北ボソレネオだけにとどめることは困難で、,マレーシア本土に拡大する だろう。英国がマレーシアを守るために戦うことは明らかであるcそしてそれ以外 の国も条約によって参戦を余儀なくされる可能性があり,米国もそれらの国との条 約で主主込まれるかもしれない」と語った。 〔停戦監視班の任命〕 T Thanomタイ首相は 13日ボルネオ停戦監視班員の任命を行なった。 〔第2回3国会談開催について: Vタイ駐在のインドネシア大使館に近い筋が 13日発表したところによれば,マレ ーシア紛争解決のための第 2回閣僚級会議は26日からパンコックで開らかれる。 〔経済〕 v中央政府は 13日ラ国連の Jordan博士による工業開発を助長するための Depart-ment of Scientific and Industrial Researchの設置勧告を原則的に承認した。なお また Jordan博士はこの Department内に工業技術研究所,標準規格検定所,製品 試験所等の設置をも勧告しているD

〔国内政治〕

V統一民主党の LawrenceH. C. Huang広報部長は13日,野党の統一戦線につ

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-134-マレーシア いて次のようfこ語った。 統一戦線はいまだっくられたわけで、ないので,分裂ということはないOわれわ れは今,統一戦線結成の原則的同意を実行にうっす方式を求めている。社会主義 戦線は統一民主党の誠意を疑がっているが,わが党は去年の3月以来野党の共闘 を主張している口また人民進歩党はマレ一人に特権の与えられていることにこだ わっているが,これは忘れるべきだ。憲法上は中国人やインド人にも保護が与え られている。 (マレーシア議員団北ローデシア到着〕 Vアフリカ訪問マレーシア議員団は13日ナイジエリアより北口ーデシアのルサカ に到着した。北ローデシアの Kaunda首相は不在(タンガニーカ訪問中〉である が,当地における議員団の主目的の一つはマレーシアと今はすでに崩壊した中央ア フリカ連邦とのちがいを明らかにすることである。 :祭日] Vサパーを除くマレーシア全土で13日から5日間HariRaya Puasa (マレ一人の 祭日〉と旧暦の正月が祝われるc 2月14日 :停戦の諸問題: T Lopezフィリピン外相vU4日マニラで, 「インドネシアとマレーシアとの停戦 協定について,残っている問題は停戦を保証するための兵力引き離しについてだけ である。 Macapagal大統領は22日から29日にかけてジャカjレタを訪問するが,これ はマレーシアとインドネシアを和解させることが主問題の一つである以上,プノン ペンでの Rahman首相との会談の論理的帰結である。わたくしと Subandrio外相 は, 24日パンコック訪問を計画しているc この時にはRazakマレーシア副首相もマ レーシア元首に同行してパンコックを訪問しているだろうと」語った。 Vパンコック3国外相会談およびプノンベンでの Rahman-Macapagal会談に出 席していたGhazaliマレーシア外務次官は14日クアラJレンプ

Jvtこ戻り, 「インド ネシア人はわが国の領土から離れねばならない。停戦を効果的なものにする手段が とられる場合にかぎり,マレーシアは次の外相会談にのぞむだろうと

J

語ったc 〔フィリピン,インドネシアの態度〕

T The Philippines Herald紙は14日, Macapagal大統領が Rahman首相との

会談で提示したといわれるマレーシア紛争解決案を次のように紹介した。なおこれ は同紙の記者が高級外交筋から得たものとされている口

戸 、

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マレーシア インドネシアとフィリヒンはマレーシアを歓迎するD マンーシアユサパー,サラワクで、の人民投票;こ同意する。 3. マレーシアはフィリピンのサパー要求問題の解決に同意する。 , Subanc!rioインドネシア外相(主 14日, Sukarno大統領の召集した最高作戦会議 1 2. の終了後, 「満足すべき政治的解決が得られないかぎり,インドネシアは反マレー シア・キャンベーンを決して捨てないだろう」と語った。

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米英会談終る

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米英首脳会談;Jsら帰ったHome英首相は14日, 「米大統領との聞で東南アジア に対する政策で完全:こ意見が一致したこと,および、マレーシアの独立を保つ, とい う点は,今回心会議でもっとも喜:乏しいものであった」と語った。 (経済〕 シンガボーJレの1963年の1月 て ア ニ7ムァ 、 ノ \ ' 可14日の TheStraits Times :こ二ると、 ∼10月間の貿易額三次の通りつ シンガポール 29億9630万ドJレ 21倍、6090万ドル マラヤ 12億7690万ドJレ 16億6100万ドル 人 出 輪 輸 シンガポール 27億5090万ドノレ 20億4070万ドJレ なお1962年の同期:三次の通りであったっ マラヤ 12億3780万ドJレ 16億2000万ドJレ 入 出 輸 輸 〔経済対決の影響〕 v労働・社会福祉省はこのほど, インドネシアの対決の労働者に及す影響を調査 ジョホーJレ する委員会を設置したc今主で:こ登録されたケースはマラッカ 792, 700,ペナン1300となっている。 一方政府は影響をうけた労働者:こ対し一時的措置として, マラッカでは1万 1000/ Jしの補償を行なったっ 1月{こベナンで;工1万 6000ドj,レ 2月 15日

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539ドル{こ:土ねあがった。これは1951年6月以来最高り もので,ワシントンでの米国調達局とITC代表団との共同声明の発表にもとずいて いる。なおこの共同戸明によると,米国は現在のストックを処分する長期計画を立 てたうえで ITCのスズ鉱業育成に関する見解を考慮すると約束しているc p o q d 一( 80 )一

(25)

マレーシア Lマレーシア議員団ニアサランドヘ向う

7

Vアフリカ訪問マレーシア議員団は15日北ローデシアからニアサランドに向かっ J」 口 2月17日 〔外交〕 Vマレーシア外務省スポークスマンは 17日, Up I記者にたt、しソ連がこのほど 同国と外交代表を交換することについて非公式な接触を行なったことを確認したO 同スポークスマンは「われわれは今後この問題を検討する態度である」と述べたが, 両国の非公式接触にだれが当たったか,またその場所がどこだったかなど詳細を明 らかにすることを拒否した。 なおこの問題については The1¥Jalay仰 Times(17日〉も「パンコックで 3国会 談が聞かれたさい,駐タイ・ソ連大使はマレーシア代表団と非公式に話し合い,こ の打診を行なった。ソ連はマレーシア紛争(こは中立的立ち場:こたっていたようで, マレーシア側も,ソ連政府が正式に申し入れてくるなら考慮する意向とみられる」 と報じているが,その出所は明らかにされていないc しインドネシア,ゲリラに援助〕 l Subandrioインドネシア外相は 17日,パンコックに数名の連絡将校を送ってマ レーシア内にいるゲリラに物資を輸送する手はず、をととのえることに決定した,と 発表したc :経済〉 Vシンガホールのタンジョン・ブンジュJレに 17日カルテ、ソクス系の石油精製所(年 間18万5000バーレJレを産出する〉が開所した。 Vアジア・アフリカ農村復興機構(Afro-AsianRural Reconstruction Orga111sa -tion)の会議が17日クアラノレンプ−;レで、開会したc Vマレーシア商工省の RajaMohar bin Badiozaman次官は 17日ラ「 3月23日か らジュネーブで開らかれる国連貿易開発会議にマレーシアは強力は代表団を送る, マレーシアはこの会議を非常に重要視している」と語ったむ (国内政治〕 Vサラワク国家党とサラワク国民戦線(BarisanRayアatJati Sarawak)とは17日, 解党して統一マレ一人国民組織(Umno)を*5)実するむふ合同事務昂を設置した。 ← 137 - '

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81 )ー

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マレーシア 新党は Machinda と呼ばれる予定。現在の Alliance政府に対抗して国家党と共闘 しているサラワク統一人民党(SUPP)の党員も若干これに加わるだろうと伝えら れている。 2月 18日 〔マレーシア, 3国会談に疑問をもっ〕 Vマレーシア外務省は 8日午後,次のような声明を発表した。 1. 3国閣僚会議で発表された共同声明は,マレーシア領域内:こ残存するイン ドネシア側ゲリラ:こ関するマレーシアの留保を含んでいた。そして Subandrioイ ンドネシア外相はこの留保問題に対する Sukarno 大統領の態度決定を“ 2, 3 日以内”に Khoman タイ外相に伝えることを会議最終日に約束した。しかしそ の後インドネシア側からは何の連絡もなく,さらに Subandrio外相vi.17日,マレ ーシア問題の政治的解決に先立ってインドネシア部隊をマレーシア領内から引き あげることはないと言明L,またゲリラ部隊への物資空輸を取りきめるためパン コックに連絡官を派遣すると述べたと伝えられる。 2. 同外相が政治的解決;こ先立つてゲリラを引きあげないと公言した以上,マ レーシア政府はこれ以上インドネシアとの会談を進めることの有用性について重 大な懸念を持つものであるD マレーシア領内におけるインドネシア・ゲリラの存 在は交渉の対象とはなりえない。インドネシアが停戦を効果的なものとする意図 がないことは今や明白である口 3. マレーシア政府はインドネシアがゲリラ部隊に物資を空輸することを認め ない。こうしたジャカJレタの行動は,マレーシア領内?こ“占領地区”があるとい う印象を与えるよう計算されたものであると考えられるD しかし実際マレーシア 領内で活動しているゲリラは,インドネシア軍の正規不正規兵を含めて 200人た らずである。 4. マレーシア政府は必要に応じ,自国領域内における公共の安全の維持:こ関 するものを含み,一切じ措置をとることになろう。 〔マレーシア議員団タンガニーカ到着; Vアフリカ訪問中のマレーシア議員団は18日,マラガシからタンガニーカのダ− Jレ・エス・サーラムに到着した。 [経済〕

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ンンガポーJレのジュロン工業地区で18日,シンガポーJレと日本の合弁メッキ工

SingaporeGahアanisingIndustries Ltd.)の建設が始まった。資本金は 150万ドJレ 一( 82)一

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-138-マレーシア で,シンガポ

Jレ側はセメントおよび建設材の輸入業者たる HongLeong Co., Ltd., 日本側は川崎製鉄,横河電機,伊藤忠,丸紅飯田の4社である。 2月19日 〔3国会談の延期〕 , Subandrio インドネシア外相は 19日,インドネシアはフィリピンの 3国閣僚会 談の延期提案に同意した,と語ったO 〔フィリピンの態度〕 Vフィリピン政府は19日 Macapagal大統領が Sukarnoインドネシア大統領に対 L, “フィリピンはマレーシアと外交を再開する前に 3国会談によるマレーシア紛 争の解決を待っている”とのメッセージを送ったと,発表した。 〔マレーシア・タイ国境〕 Vマレーシア保安省は19日,マレーシア・タイ国境におけるテロ討伐作戦につい て「昨年7月にタイと合同会議をひらいたが,その後はその必要がなくなっている。 昨年は 7人のテロが除去された。テロリストの現存数は公式数字としては 450人で ある。また1948年以降現在まで6721人が殺され, 1300人が逮捕され, 2751人が投降 した」と発表した。 〔経済〕 V上昇を続けるスズ価格は19日553.37YzドJレヲと 1日で10.37Yzドルも上がった。 2月 20日 〔3国外相会議〕 , Lopezフィリピン外相は20日,第 2回 3国外相会議について次のように語った。 第 1回会談が終った時,第 2回会談を25日に開催することが一応決めら♂fこ。 主たる議題はマレーシア問題中に含まれる政治問題の解決である。フィリピンは この目的で,フィリピンとインドネシアが一定条件のもとにマレーシアを既成事 実として承認するという案をインドネシア,マレーシア両政府に提示しておいた。 しかし両政府とも 25日に会談を行う段階にいたっていないようだ口したがって第 2回会談を 3月の第 1週に延期するよう提案する。この場合,わたくしと Suban-drio インドネシア外相が22日から28日までジャカJレタで開らかれる Macapagal-Sukarno会談にそれぞれ付き添うことができる利点がある。 〔防衛〕

T 21日の TheNew York Times によるとマレーシアは20日,インドネシアが

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マレーシア マレーシア領内にいるゲリラに物資を空輸しようとする場合,英国がマレーシアの 領空を防衛するよう要請した。 Vシンガポールで、20日発表されたところによると,英連邦諸国(オーストラリア, 英国,カナダ,ニュージーランドおよびインド〉海軍の訓練が, 2月29日から3月 23日にかけておこなわれる。合同作戦本部ばシンガポールに置かれるcこれに参加 する兵員は約1万人,軍艦ば30隻,それにオーストラリア空軍機等である。 〔経済

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」−'シンガポー Jレのジュロン工業地区で20日,造船所 (JurongShipyard Ltd.)の建 造が始められたcシンガボールで最大の企業::こなるものと思われるこの造船所は資 本金23οo万ドルで,シンガポール経済開発庁49%,石川島幡磨重工業51%の合併で あるc

’と旦丘三辺国格

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土, 13.37,Yzドルあけ守て5侃.75ドJレに達したcこれは1951年5 月末以来の最高である。 2月21日 〔住民投票の提案〉 Vマニラの外交筋が21日語ったところによるとラフィリピンとインドネシアは,サ ラワク,サパーで民意確認のため住民投票を行うことにマレーシアが同意すれば, 両国はマレーシアを承認する用意があるといわれる。もっともサパーでの住民投票 はフィリピンの同州に対する領有権問題の解決方法についてフィリピンとマレーシ アが同意に達してからのちのことである。 [外支〕 Vマレーシア外務省は21日,同国がサンジパJレを承認したラと発表した。 〔経済; VシンガポーJレのジュロン工業地区で21日ラブリジストン・マレーシア会社の起 工式が行なわれた。同社の資本金は2000万ドJレで,パン・マレーシア・セメント会 社50%,日本のブリジストン・タイヤ社50%の合併であるcなお同社の生産は本年 7月に始り,最初は自動車タイヤやゴム・チューブ等を生産する。 2月 22日 〔Macapagal大統領インドネシア訪問〕 , Macapagalフィリピン大統領は22日マニラよりジャカJレタ到着した。 〔住民投票〕 一( 84 )一

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-140-マレーシア T Rahmanマレーシア首相はフ 22日,マニラからの,ボルネオ2州における住民 投票をマレーシア承認の条件とする, との報道についてラ 「住民投票に同意するこ とは可能だが,それをしてみて何の役に立とう。結果はわかっている。かれらはそ れを承認しないだろう」と語った。 (停戦後の事件〕 Vマレーシア国防省は22日,サラワク第1省トリングスにあるマレーシア軍前哨 地が21日夜インドネシア・テロに襲撃された,と発表した。なお同国防省の発表に よるとボルネオ停戦命令が出されて以来発生したインドネシア・テロによる事件は 次のとおり。 1月30日:サラワク第 5省パ・パンゲルで、保安隊が20人以上のテロと遭遇。 2 月13日:サパーのプンシアンガン地区で;11人のテロを発見。 2月15日:サラワク のピアワクでテロ2人を逮捕。 (かれらは2月12日に越境し, “独立”までサラ ワクにとどまるよう命令されていた) 2月19日:サラワク第4省パレオ東方で保 安隊,ゲリラと遭遇。 2月20日:サラワクのJレンドウでゲリラ 6人が保安隊を襲 撃。 2月21日:サラワク第1省トリングスでの事件c 〔ゲリラ問題〕 T Subandrioインドネシア外相は22日,インドネシアはマレーシアから許可がな くても,同国領内にいるインドネシア・ゲリラに対して物資空輸を行なうだろう, と語ったO 〔領空防衛〕 ’ロンドンの権威筋が22日語ったところによると,英国はもしマレーシアからの 要請があれば,インドネシアによるマレーシア領空の侵犯を防衛するため協力する 用意を進めているc 〔外交〕 T 22日のAntara通信によるとソ連はこのほどインドネシアに対しマレーシアを 承認する考えがないことを通告した。 〔国内政治〕

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,コタ・パJレ市にある全マラヤ回教徒党本部が22日午後警察の手入をうけた。な おこの手入れは21日夜にケランタン州内の同党員 9人が“秘密結社に関係している” との理由で逮捕されたのに引き続いて行なわれたものD V全ラヤ回教徒党のDatoRaja Abu Haniffah選挙委員長が22日語ったところに よると,同党は今年の総選挙に80人の候補者を立てる予定である。 -141- 一( 85)一 ( /

表 3a 国会議員選挙の各党得票表 C The S t r a i t s  Times  4 月 27 日により作成〉
表 3b 州議会議員選挙の各党得票表( The S t r a i t s   Times  4 月 27 日により作成〉

参照

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端を示すものである。 これは漸江省杭州市野下人 民公社に関する 1958

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出版者 日本貿易振興機構アジア経済研究所/Institute of Developing Economies (IDE‑JETRO) .

権利 Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア 経済研究所 / Institute of Developing.

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国際図書館連盟の障害者の情報アクセスに関する取

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