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兵庫教.育大学大学院

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(1)

<学位論文>

児童の喫煙,飲酒,セルフエスティームに関わる 白已評価の縦断的変化に関する研究

兵庫教.育大学大学院

学校教育研究科修士課程

教科・領域教育学専攻

生活・健康・総合内容系コース

1M[1 0  2  2  5 F

陰   山   幸   司

(2)

目 次

第1章序章....  ....、................、...........、....................、.....................、.............、....、.....1

第2章研究方法      .........、......,.........、....................、..........................................3

 1.調査対象・調査時期.......、.....、...、...、.、........................................................................3

 2、調査方法............................................................、...........、...............、....................、..、.4

 3.調査項目..............、...............、................................................................................1..4

 4.喫煙,飲酒,セルフエスティームに関わる授業...............、....、.......、.........、.....、.......8

 5.分析方法...........、.、..、.........、..、.........................................1.....1............、....................、..8

第3章 結果...........、.............、...........、、...............................................................................9

 1.4回の回答結果の推移............1......、..........................................、...............................9

  1)セルフエスティームに関わる項目.........................................................、.........、....9

  2)喫煙,飲酒に関わる意識や行動に関する項目....................1.......................、.......19

 2 1回目の回答結果の回答と2回目以降の結果との関連結果........、..、..........、....、.......27

  1)セルフエスティームに関わる項目の1回目回答結果と2回目以降の回答結果の相

  関..........、............................................、..、..、................................................................27

  2)喫煙,飲酒に関係する項目の1回目回答結果と2回目以降の回答結果の相関..28

 3、セルフエスティームに関わる因子分析..................................................................30

 4.セルフエスティームの回答結果の回答と喫煙,飲酒の関連項目の結果との関連結果

  ...................................、................、...、.......、.、......、..............................、...................、.....35

  1)セルフエスティームと喫煙,飲酒の関連項目との相関(横断調査)..........、......35   2)セルフエスティームと喫煙,飲酒の関連項目との相関(縦断調査)..........、.、...I39

 5 学年別結果........、、.................、.................................................................................41

  1)教育との関係性................、.................................................................、.、..、..、.......41

  2)分析対象...................…................、......................................................................41

(3)

   (3)3回目から4回目..................

第4章考察..........................................

 1.セルフエスティームの現状..................

 2.喫煙,飲酒に関わる項目.、................

 3.セルフエスティームと喫煙,飲酒関連項目との関係..

第5章 結論、.............、.、..、.............、.......................、...、......

         ..57          ..73

  .........       、..73

  ........、        ..74

  ...............、   ...74

........、........       ..76

(4)

第1章 序章

 青少年の喫煙・飲酒・薬物乱用行動は心身の健康を損なうだけでなく,知的,社会的発 達に対しても重大な影響を及ぼす。最近の年次推移については,喫煙,飲酒では,中・高,

男女とも割合は減少している。1996年以降4年毎に行われてきた中・高生対象の調査9)

の年次推移をみてみる。中学男子は,1996年での喫煙経験率(今までに一度でも喫煙した ことがある者)は34.6%で,2008年での喫煙経験率は12.3%であった。高校男子では,

1996年時の喫煙経験率は51.9%で,2008年での喫煙経験率は24.9%であった。一方,中 学女子では,1996年時の喫煙経験率は19.9%で,2008年での喫煙経験率は9.5%であった。

高校女子では,1996年時の喫煙経験率は33.3%で,2008年での喫煙経験率は15.8%であ った。次に,月喫煙率(月に1目でも喫煙経験がある月喫煙者及び毎日喫煙者)は,中学 男子は,1996年では月喫煙率10.9%で,2008年での月喫煙率は2.9%であった。高校男子 では,1996年時の月喫煙率は30.7%で,2008年での月喫煙率は9.7%であった。一方,中 学女子では,1996年時の月喫煙率は4.9%で,2008年での月喫煙率は2.0%であった。高 校女子では,1996年時の月喫煙率は12.6%で,2008年での月喫煙率は4.5%であった。申・

高,男女ともにピーク時の半分以下となった。

 飲酒については,中学男子の飲酒経験率(今までに一度でも飲酒したことがある者)は 1996年で73.5%,2008年で38.4%であった。高校男子での飲酒経験率は,1996年で87.2%,

2008年で59,6%であった。一方,中学女子では,1996年で71.5%,2008年で41.9%で あった。高校女子では,1996年で86.7%,2008年で63.2%であった。次に,月飲酒率(月 に1目でも飲酒経験がある月飲酒肴及び毎日飲酒者)は,中学男子飲酒経験は,1996年 で29.4%,2008年で9.9%であった。高校男子での,飲酒経験率は1996年で49.7%,2008 年で22.5%であった。一方,中学女子では,1996年で24.O%,2008年で10.8%であった。

高校女子では,1996年で40.8%,2008年で20,5%であった。飲酒については,月飲酒率

(5)

防止対策を縮小してよいわけではない。これら危険行動は,使用を繰り返すと依存状態を 引き起こすという共通の特性を持っており,一度依存が生成されると使用を止めることは 極めて困難であることから,喫煙,飲酒,薬物乱用を経験していない児童生徒を対象とす る一次予防が最も本質的な予防策であるとみなされている1川2)。喫煙等の危険性について の正しい知識を子どもたちに伝えると共に,現実的な対応能力を高めるためのスキル学習 が必要である。すなわち,指導内容として,健康影響も大切であるが,喫煙,飲酒,薬物 乱用は社会的要因が大きく関わるため,正しい知識だけでは危険行動を回避することに結 びつかない。自分の考えや気持ちを効果的に相手に伝えるコミュニケーションスキル3〕,

感情やストレスを上手にコントロールするストレスマネジメント,問題状況において解決 策を選択する意思決定などのライフスキルの形成が不充分な場合,及び自分には能力や価 値がないと感じていたりする場合,社会的要因や環境要因の影響を受けやすい。また,喫 煙,飲酒,薬物乱用の各行動は関連性が強く,喫煙,飲酒防止教育は薬物乱用の防止とし

ても意義が大きい。

 青少年の喫煙行動に関しては多くの研究がなされ,周囲の人,友人の喫煙行動や態度が 青少年の喫煙行動と強い関連性を持っていることが,幾つかの研究4山5〕によって確認され ている。関連要因の一つとしては,特にセルフエスティームが注目されている。川畑らは 7),喫煙や飲酒行動とセルフエスティーム尺度の間には有意な関連がみられ,とりわけ「家 族」に関するセルフエスティームとの間には密接な関係が認められているとしている。ま た,個人要因としては,将来の自分の喫煙行動の予測や喫煙意志が強い関連性を持ってい ることが示されている4山7)。

 しかしながら,セルフエスティームと喫煙,飲酒行動の関係性を縦断的に研究されたも のが少なく,小学4年生〜中学校3年を対象とした川畑ら1o)の縦断的研究により,セルフ エスティームと喫煙行動との間に関係のあることを示しており,学習,家族そして全般的 なセルフエスティームのレベルが低い青少年が喫煙しやすいのではないかと解釈している。

 その結果は大変貴重である。そこで本研究では,小学生を対象とした防止教育とセルフ エスティーム育成の縦断的評価を行い,その関連を報告する。

(6)

第2章研究方法

1 調査対象1調査時期

 兵庫県内A小学校の138人を対象とした。調査対象学年は3〜6年生とした。表1には,

学年別の調査対象数を示した。1学年1クラスであり,2011年時で3年生33名,4年生

37名,5年生26名である。

      表1学年別の調査対象者数(人)

3年生(男)

2009年9月

P回目調査

@   13

2010年2月

Q回目調査

@   13

4年生(男)

2010年9月

R回目調査

@   13

2011年2月

S回目調査

@   13

(女) 21 19 (女) 20 20

小 計

34 32

小 計

33 33

4年生(男) 22 22 5年生(男) 22一 22

(女) 17 15 (女) 17 15

一・ R9一 37一 ・小 叶 35・ 37

5年生(男) 14 15 6年生(男) 15 15

(女) 9 10 (女) 11 11

小 計

23 25

小 趾

26 26

6年生(男) 22 22

合 討

98 96

(女) 13 13

小 計

35 35

合 計

131 129

(7)

2.調査方法

 2009年9月下句に,一回目の調査を行い,2009年9月から2011年2月にかけて質問

紙調査により調査を行った。調査項目の中には喫煙や飲酒など,未成年者においては法律

によって禁止されている行動に関する調査項目も含まれているので,できるだけ正確な回 答を得るために,回答した内容についての秘密の保持に配慮した。具体的に,調査は自立 式の無記名調査とした。また,記入後,あらかじめ各人に配布した封筒に記入済みの調査 票を入れ,封をさせた。さらに,調査中は机間巡視をしないように調査担当教師に求めた。

 縦断調査のデ]タ照合のために,初年度の調査時に3桁のID番号を印字した4枚のタ ックルシールが入った小封筒を無作為に各人に配布した。児童は,調査票に記入後,調査 票の所定の位置にシールを貼り,残りのシールは各人が小封筒に入れて密封をし,小封筒 の表紙に自分の名前を書いた後に返却した。回収した小封筒を次の調査実施時に調査実施 者が名前によって児童に配布した。以上の手続きによって,無記名でありながら,個人の データを照合することが可能となった。

3.調査項目

 本研究では,児童のセルフエスティームの実態を把握する測定にはこれまで我が国で実施さ れた横断研究によって喫煙行動との関係が示唆されている尺度,即ち,全般的なセルフエステ ィームのレベルを測定するためのローゼンバーグの尺度と,領域別のセルフエスティームのレ ベルを測定するためのハーターそしてホープらの尺度から代表的と思われる項目を選抜した。

本来であれば,全ての尺度(76項目)を質問項日にする方が望ましいが,今調査においては,

全ての項目を答えるには時間もかかることや,小学3年生にも調査対象にしていることからも,

比較的答えられ,セルエスティームを図れると思われる16項目を選択した。

 ローゼンバーグの尺度は,全般的なセルフエスティームのレベルを測定するものである3〕。

本研究では, 「自分のことが好きか」「自分にはよいところがあると思うか」「今,頑張って いることがあるか」 r毎日が楽しいか」 r夢や願い事があるか」とした(表2)。ホープらの 尺度は[全般][家族][友人1[学習1[身体1という5つの下位尺度,合計50項目から構成され,各 領域におけるセルフエスティームを測定している3〕。JKYB研究会の最近の調査では[身体]と[家 族コの項目を用いてる。本研究においても[身体1と[家族]の項目を用い, 「家族からほめられ ているか」 r家族といっしょにいるとき,楽しいか」 r家族に自分の話をしているか」 r家族 に自分の話をしているか」「もっとほかの子のように,かっこよく(あるいは可愛く)なりた

(8)

いと思う」r自分の顔や体つきが好きか」とした。ハーターの原尺度は,[学習][友人][運動][全 般コという4つの下位尺度から構成され,それぞれに対する認知された有能さを測定している3)。

JKYB研究会の最近の調査では[学習]と[友人]の項目を用いてる。本研究においても[学習]と

[友人]の頃日を用い,「むずかしい勉強をあきらめずに,頑張っているか。」 「毎日宿題をし ているか」 「仲良しの友たちがいるか」「自分がクラスの中の大切なひとりだと思うか」 「友 たちから好かれやすいと思うか」(表3)とした。回答形式は4件法とし,各項目について,得 点が高いほどセルフエスティームのレベルが高いことを示している。例えば, 「自分のことが すきですか?」の回答でr1.好き」r2、だいたい好き」r3、あまり好きではない」r4.

そう思わない」で。表2・3の反転項目は, 「4.そう思わない」を1点, 「3.あまり好きで はない」を2点, 「2.だいたい好き」を3点, 「1.好き」を4点とした。分析の際には,質 問項目における妥当性確かめるため,これらの項目に関して,因子分析を毎回行い複数回含ま れる項目をとりあげた。喫煙,飲酒に関する項目(表4)については, 「喫煙,飲酒の経験」

「喫煙,飲酒に対する意識」 「喫煙,飲酒に関わる行動」とした。

(9)

1.自分のことが好きですか?(*)

2.r自分にはよいところがある」と思いますか?(*)

3.今,がんばっていることがありますか?(*)

4.毎日が楽しいですか?(*)

5.夢や用い事がありますか?(*)

(*):反転項目

一       一

@ ≒

鍛一 阯   ・ 麟、1麟・.壬.一P. .鞘簸.一、1嚢1嚢撫=

1. 家族からぼめられていますか?(*)

2.家族といっしょ1=いるとき,楽しいですか?(*)

3. 家族に自分の話をしていますか?(*)

4. 家族に自分の話をしていますか?(*)

怐B璋

#  

5. もっとぼかの子のように,かっこよく(あるいは可愛く)なりたいと思いますか?(*)

6. 自分の顔や体つきが好きですか?(*)

7. むずかしい勉強をあきらめずに,がんばっていますか?(*)

8. 毎日宿題をしていますか?(*)

濠火

9. 仲良しの友だちがいますか?(ホ)

10. 自分がクラスの中の大切なひとリだと思いますか?(*)

11. 友たちから好かれやすいと思いますか?(ホ)

(*):反転項目

6

(10)

琵 一 一≡」拙 一i1・一・町嚢  . 。# 甑・一・』

1. お酒を飲みたいと思うことがありますか?

2、 子どもがお酒を飲むと健康に害があると思いますか?

3.お酒の宣伝やコマーシャルを見て.次のように思うことがありますか?

4. 20歳以上になったらお酒を飲むと思いますか?

5.今までに一度でもお酒を飲んだことがありますか?

6.家族や親せきのおとなにお酒をすすられたら,ことわることができると思いますか?( )

7. 友だちや先輩にお酒をすすめられたら,ことわることができると思いますか?(*)

8. たばこを吸いたいと思いますか?

9. たばこを吸うと健尉二審があると思いますか?

10. 20慮以上1二なったらたばこを吸うと思いますか?

11. 家族でたばこを吸う人がいますか?

12.今までに一度でもたばこを吸ったことがありますか?

13.家族や親せきのおとなにたばこをすすめられたら.ことわることができると思います ゥ?(*)

14.友だちや先日二たばこをすすめられたら.ことわることができると思いますか?(㍗)

(*):反転項目

(11)

4.喫煙,飲酒,セルフエスティームに関わる授業

      表5調査回数と教育内容

学年 教育内容 学年 教育内容 教育内容

大切な命

3年

1

2 4年

(2009年9月) 3

4

大切な命 毎月健康の日 飲酒の断り方

4年

調 調

5年

調 調

査 (2009年10月) 査 (2010年4月) 査 (2010年9月) 査 喫煙の断り方

5年 6年

(2010年9月)

 喫煙,飲酒薬物乱用防止教育において重要視されている意志決定スキルやコミュニケーショ ンスキルの指導効果をあげるために,各領域と関連付けながら授業を展開してもらった。3・4 学年では道徳「大切な命」,5・6学年では保健学習に際し,それぞれ担任と養護教諭でチーム ティーチングで行った。3・4学年の保健学習「大切な命」では,かけがえのない命を感じさせ たり,大切に思われていることに気づかせたりするなかで,自分の心と体を大切にし,健康的 な生活をしていこうとする意欲を育てさせることを目的としている。5・6学年の保健学習「自 分にあった断り方」では,喫煙,飲酒をしないという強い意志を育て,誘われた時の効果的な 断り方を行動として習得させることを目的としている。また,全学年を対象に,毎月初やに「健 康の目〜健康について考える目〜」を設定し,日頃から自分に合った健康的な生活を選び取っ ていけるようにさせることを日的としている。

5.分析方法

 分析にはPASW Statistics18を用いて統計処理を行った。分析の手順としては,セルフエス ティームに関する項目,喫煙,飲酒に関する項目について,1回日調査から4回日調査の比較に フリードマン検定を行った,さらに統計上有意な差があったものに対して,多重比較を行った。

次にセルフエスティームに関する項目,喫煙,飲酒に関する項目について,各調査間での相関 をスピアマンの順位相関係数により求めた。各調査時での質問項目における妥当性確かめるた めに,各調査時での因子分析を行い因子を求めた。因子分析によって得られた因子を基に,因 子と喫煙,飲酒の関連行動との相関をスピアマンの順位相関係数により求めた。教育の効果を みるために,教育の前後の比較に,Wilcoxonの符号付順位検定を行った。

8

(12)

第3章 結果

1.4回の回答結果の推移

1)セルフエスティームに関わる項目

 ここでは,セルフエスティームに関わる16項目について,肯定的回答,及び各選択肢 の回答の分布の推移を述べた。

O%        20%       40%       60%        80%

■好き  1塞…だいたい好き  終あまり好きではない  ■きらい

 r自分のことが好きか」(図1−1)では,肯定的回答(r好き」十rだいたい好き」)の割 合が1回目77.1%,2回目75.5%,3回目67.3%,4回目62.9%で,経時的に漸減した。

また,フリ』ドマン検定の結果,1回目から4回目の回答の分布(「好き」「だいたい好き」

「あまり好きではない」「きらい」の分布)の間で有意な差が認められた。多重比較の結果,

1回目と3回目4回目,2回目と3回目4回目の回数間で有意に減少し,3回目と4回目の

間で有意に増加した。

(13)

   O%         20%         40%         60%         80%        100%

    ■そう思う 1覇だいたいそう思う ■あまりそう思わない ■そう思わない 図1−2自分にはよいところがあると思うか

 r自分にはよいところがあると思うか」(図1−2)では,肯定的回答(rそう思う」十rだ いたいそう思う」)の割合は,1回目75.O%,2回目76.6%,3回目71.4%,4回目67.O%

であった。1回目から4回目の間で,有意な差は認められなかった。

   ■そう思う  1萎だいたいそう思う 図1−3友たちから好かれやすいと思うか

 r友たちから好かれやすいと思うか」(図1−3)では,肯定的回答(rそう思う」十rだ いたいそう思う」)の割合は,1回目55.8%,2回目52.1%,3回目50.5%,4回目46.4%

で経時的に漸減した。しかし,1回目から4回目の間で有意な差はなかった。

1O

(14)

67.き

 59.8

   O%         20%        40%        60%        80%

         ■よく褒められる     繍ときどき褒められる          ■あまり褒められていない  ■褒められていない 図1−4家族から衰めらているか

 「家族から褒められているか」(図1−15)では,肯定的回答(「よく褒められている」

十「ときどき褒められている」)の割合は,1回目90.4%,2回目91.5%,3回目88.8%,

4回目89.7%であった。1回目から4回目の間で,有意な差は認められなかった。

   0%         20%        40%         60%         80%

       ■とても楽しい  j111案しい  ■あまり楽しくない  ■楽しくない

図1−5家族と一緒にいるとき楽しいか

(15)

  0%         20%         40%         60%         80%        100%

    ■よくしている  嚢蓑ときどきしている  様あまりしていない  ■していない

図1−6家蜘こ自分の話をよくしているか

 「家族に自分の話をよくしているか」(図1−6)では,肯定的回答(「よくしている」十

「ときどきしている」)の割合は,1回目8&2%,2回目81.9%,3回目85.7%,4回目 80.4%であった。1回目から4回目の間で,有意な差は認められなかった。

   ■そう思う  ;≡。…だいたいそう思う

図1−7家族に大切にされていると思うか

 「家族に大切にされていると思うか」(図1−7)では,肯定的回答(「そう思う」十「だ いたいそう思う」)の割合は,1回目90.5%,2回目90.3%,3回目92.8%,4回目91.4%

であった。1回目から4回目の間で,有意な差は認められなかった。

12

(16)

    40%         60%         80%

…鱗だいたい好き  ■あまり好きではない  ■きらい

[多重比較]

1回目>4回目2回日>4回目

 r自分の顔や体つきが好きか」(図1−8)では,肯定的回答(「好き」十rだいたい好き」)

の割合は,1回目66.7%,2回目66.3%,3回目60.2%,4回目56.7%で,経時的に漸減 した。また,フリードマン検定の結果,1回目から4回目(「好き」十「だいたい好き」十

「あまり好きではない」十「きらい」)の間で有意な差が認められた。多重比較の結果,1 回目と4回目の間,2回目と4回目の間で有意に減少した。

(17)

   0%         20%         40%         60%         80%        100%

   g毎日している :…簸だいたい毎日している 6あまりしていない gしていない 図1−1O毎日宿題をしているか

 r毎日宿題をしているか」(図1−10)では,肯定的回答(r毎日している」十rだい たい毎日している」)の割合は,1回目94.8%,2回目95.7%,3回目91.7%,4回目96.9%

であった。1回目から4回目の間で,有意な差は認められなかった。

14

(18)

  2主6、

}岬…r}〃ヰー山■一一川・

■そう思う  露だいたいそう思う     [多重比較]

    1回目>3回目

 「もっと他の子のようにかっこよく(可愛く)なりたいと思うか」(図1−11)では,肯 定的回答(rそう思う」十rだいたいそう思う」)の割合は,1回目58.3%,2回目54.8%,

3回目55.1%,4回目50.5%で,経時的に漸減した。また,フリードマン検定の結果,1 回目から4回目の回答の分布(rそう思う」rだいたいそう思う」rあまりそう思わない」r思 わない」の分布)の間で有意な差が認められた。多重比較の結果1回目と3回目の間で有 意に減少した。

(19)

       ■いくつかある 図1−12今頑張っていることがあリますか

  60%

灘一つある

 「今頑張っていることがありますか」(図1−12)では,肯定的回答(「いくつかある」

十「1つある」)の割合は,1回目95.8%,2回目95.7%,3回目95.9%,4回目95.9%で あった。1回目から4回目の間で,有意な差は認められなかった。

       ■いる 9いない 図1−13仲良しの友たちがいるか

 r仲良しの友達がいるか」(図1−13)では,肯定的回答(いる)の割合は,1回目96.9%,

2回目93.5%,3回目93.9%,4回目90.7%であった。1回目から4回目の問で,有意な 差は認められなかった。

16

(20)

       gとても楽しい 図1−14毎日が楽しいか

  60%         80%         100%

調あまり楽しくない  ■楽しくない

 r毎日が楽しいか」(図1−14)では肯定的回答(rとても楽しい」十r楽しい」)の割合 は,1回目9618%,2回目92.4%,3回目94.9%,4回目93.8%であった。1回目から4 回目の間で,有意な差は認められなかった。

  O%         20%         40%         60%

  ■そう思う  美≡jだいたいそう思う  義あまリそう思わない

(21)

   0%         20%        40%        60%

       ■いくつかある 簿一つある 図1−16夢や願いごとがありますか

 「夢や願い事がありますか」(図1−16)肯定的回答(「いくつかある」十「1つある」)

の割合は,1回目96.9%,2回目96.8%,3回目99.0%,4回目96.9%であった。1回目 から4回目の間で,有意な差は認められなかった。

 【小指】

 セルフエステイHムに関する項目では,「自分のことが好きか」(図1−1),「友たちから 好かれやすいか」(図1−3),「自分の顔や体つきが好きか」(図1−8),の項目において,

1回目から4回目の問で,漸減した。また,漸減していない項目,「自分にはよいところが あると思うか」(図1−2),r家族からほめられているか」(図1−4),rもっとほかの子の ようにかっこよく(可愛く)なりたいと思うか」(図1−11),「毎日がたのしいか」(図1

−10),「夢や願い事がありますか」(図1−16)においても減少傾向が見られる。一方,「家 族と一緒にいるとき,楽しいか」(図1−5),「家族に自分の話をしているか」(図1−6),

r家族に大切にされていると思うか」(図1−7),rむずかしい勉強をあきらめずに,頑張 っているか」(図1−9),「毎日宿題をしていますか」(図1−10),r今頑張っていることが あるか」(図1−12),「自分がクラスの中の大切なひとりだと思うか」(図1−15)の7項

目で増減しながらも4回目までで増加に転じている。また,フリードマン検定の結果,「自 分のことが好きか」(図1−1),「自分の顔や体つきが好きか」(図1−8),「もっとほかの 子のようにかっこよく(可愛く)なりたいと思うか」(図1−11)の項目で,有意な差が認 められた。

18

(22)

2)喫煙,飲酒に関わる意識や行動に関する項目

喫煙,飲酒の意識や行動に関する14項目について,健康上好ましいと考える肯定的回答,

及び各選択肢の回答分布を調べた。

  0%         20%        40%        60%

      ■まったくない  ■時々ある 図2−1飲酒してみたいと思うことがあるか

  80%

■よ<ある

「飲酒してみたいと思うか」(図2−1)では,肯定的回答(「全くない」)の割合は1回目 75,3%,2回目69.6%,3回目68.0%,4回目61.1%と経時的に漸減した。1回目から4 回目の間で,有意な差は認められなかった。

   0%         20%        40%        60%        80%

        ■断れると思う        11…1一多分断れると思う         ■多分断れないと思う     ■断れないと思う

(23)

  O%         20%         40%         60%         80%

       ■飲むと思う       ■多分飲むと思う        葦≡葦多分飲まないと思う   ■飲まないと患う        [多重比較]

       2回目く3回目・4回目 図2−320歳以上になったら飲酒すると思うか

「20歳以上になったら飲酒すると思うか」(図2−3)では,肯定的回答(「多分飲まないと 思う」十r飲まないと思う」)の割合は1回目49.5%,2回目5a0%,3回目49.5%,4 回目45.3%といずれも50%前後であった。フリードマン検定の結果,1回目から4回目の 回答の分布(「飲まないと思う」「多分飲まないと思う」「多分飲まないと思う」「飲むと思

う」の分布)間で,有意な差が認められた。多重比較の結果,2回目と3回目4回目の間 で有意に増加した。

20

(24)

■断れると思う i蹴多分断れると思う

[多重比較]

1回目>4回目

 「友だちや先輩に飲酒を勧められたら断れると思うか」(図2−4)肯定的回答(「断 れると思う」十「多分断れると思う」の割合は,1回目95.8%,2回目96.8%,3回

目91.8%4回目90.7%であった。また,1回目から4回目の回答の選択肢の回答結果 の間で,有意な差が認められた。多重比較の結果,1回目と4回目,2回目と3回目,

4回目で有意に減少した。

(25)

1回

2回

3回

4回

 「喫煙したいと思うか」(図2−5)では,肯定回答(いいえ)と答えた割合は,1 回目97.9%,2回目96.8%,3回目94.8%,4回目97.9%であった。1回目から4回

目の間で,有意な差は認めら札なかった。

22

(26)

  0%         20%         40%         60%

       ■吸うと思う       一1轍多分吸うと思う         寒多分吸わないと思う   ■吸わないと思う       [多重比較]

      1回目>2回目・3回目・4回目 図2−620歳以上になったら喫煙すると思うか

 「20歳以上になったら喫煙すると思うか」(図2−6)では,肯定的回答(「多分吸わな いと思う」十「吸わないと思う」)の割合は1回目76.8%,2回目84.9%,3回目87.5%,

4回目89.7%で経時的に増加した。また,1回目から4回目(「吸わないと思う」「多分吸 わないと思う」十「多分断吸うと思う」十「吸うと思う」)の間で,有意な差が認められた。

多重比較の結果,1回目と2回目,3回目,4回目の間でそれぞれ有意に減少した。

(27)

  0%         20%        40%        60%        80%        100%

  ■断れると思う ,≡踊喜多分断れると思う ■多分断れないと思う ■断れないと思う

図2−7家族や親せきの大人に喫煙を勧められたら       断ることできると思うか

 「家族や親せきの大人に喫煙を勧められたら断ることができると思うか」(図2−7)で は,肯定的回答(r断れると思う」十r多分断れると思う」)の割合は,1回目97.9%,2 回目98.9%,3回目99.O%,4回目95.9%であった。1回目から4回目の間で,有意な差 は認められなかった。

  O%      20%         40%         60%         80%         100%

   ■断れると思う 繁多分断れると思う 菱多分断れないと思う .断れないと思う 図2−8友だちや先劃こ喫煙を勧められたら断ることできると思うか

 「友だちや先輩に喫煙を勧められたら断ることができると思うか」(図2−8)では,肯 定的回答(「断れると思う」十「多分断れると思う」)の割合は,1回目94.8%,2回目98.9%,

3回目98.O%,4回目93.8%であった。1回目から4回目の問で,有意な差は認められな

かった。

24

(28)

【小指】

 喫煙,飲酒に関わる意識や行動に関する項目では,フリードマン検定の結果,「20歳以 上になったら飲酒すると思うか」(図2−3),「友だちや先輩に飲酒を勧められたら断るこ とができると思うか」(図2−4),「20歳以上になったら喫煙すると思うか」(図2−6)の 項目において,1回目から4回目までの間で,有意な差が認められた。

 喫煙経験,飲酒経験については,下記に示す。

40%      60%

■ない 淡ある

40%      60%

 ■ない■ある

(29)

表6飲酒理由

1回目 2回目 3回目 4回目 合計

かっこいいと思ったから 1 O 0 1 2

大人っぽいから 0 1 1 O 2

おいしそうだから 1 5 6 6 18

なんとなく 14 5 8 6 33

家族や親せきの大人に勧められて 2 4 5 8 19

友だちや先輩に勧められて 0 0 0 0 0

間違って飲んだ 0 9 7 9 25

表7 喫煙理由

1回目 2回目 3回目 4回目 合計

かっこいいと思ったから O 0 O 0 0

大人っぽいから 0 1 0 0 1

おいしそうだから 0 0 0 O 0

なんとなく 2 1 0 1 3

家族や親せきの大人に勧められて 0 0 1 1 2

友だちや先輩に勧められて 1 1 1 1 4

26

参照

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