右 折 甘 ・・i.1.: ∵ ,̲17 . 1r 1‑ 一L ∩ ヽ小山 . ,LIII II HF J.LJ j・二・1=J> Ir .I;I;.J ・. .. .pf.・ =IT・. < ‑.i., 1 ヽ\ ,且 棋 mY.ヽtJr ・tijr
u 止 HHI =
加 W 醐唖 乱 打
る研究 l V■■ 1 人 .iL .‑i V ・1 ‑ 11,4'JirtI r血町 L., .i Jン>・ 叶., ∩ 〜止 ; T;J.I 〟 ー丁・ リJrhrI ‑ LLA r・」リ l, t・ ‑i.・望 ・真 一Lu トL I.: lJ「.JL川川‖ ■r一 mリ ‑.‑. .導 聖 rU ..「
一.L 一ヰ
;I.; :.I L: ''髄 .捕 .: 葺 .‑7A卜 1 ‑i=ト .I .T m S [ →‑ JL.r lr‑ .1 rL ̲与 ∵ 心iP 且 「Ar1 ・.J・こす .I ‑上 芦 1 . LH. , LfLL ・・・i I.i .i,1[ I.̲I‑1・ ・ ・17・・ I,・1‑̲ ‑1/I J ,・7‑ .㌢ / 昔 ・; [.
.L 一1.I .‑ハ け' ・.'1. ・l・lr んrl㌧ . .′・̲・・1 ‑ 「r ‑一 .⁚..L い ・・. I .‑.‑ 1JT { ‑
、理学療法の臨床実習教育における推論に開す
ri▲LIーh 1 .l lJJ ̲: . L̲̲ ■ィ II IIJヽ Hu r・ .・ け1 ‑T ▲ .1 1. .YETI .加 鶴 ・ザ ‑・ ・.rT: ト..J・ 1i‑I ‑いJ hT .. ̲ 11■.1 < CLl. ・11 lot 143 号 1 香 題 蘇 LII I i Ih t 1 ・ .I; ; ‑.・...I ..∫I J ‑ 骨 〜. 〜.I 1. ).̲.f・ ・17
L LIH.Ei
..・.'・.・ .,:; ...'i.: .・# 閥 .:・I: ... :I'・川 .::. . I ..I :I.・ ・[I,:.I. i,1 .・A・・拙 .I . .I.・ ・・ .ギ ・.・ .'' ・:I . ... :/. ・弓 [ ・ ' ''.・・ '::・・ 十 ・. I.: 1LI I: ‑・一日=り1‑ J・‑
・1. I‑.rrl l、
lt.・1‑.■T4J.1 十
I . , , 竹 ん 川 ′ ・ ・ I
. :
、 . , . 1 . ‑
. + ・ t : イ ー 「
・ T L ・ l
̲ ‑ d 一 ‑ r J J . J ; I ・ ・ L < .
・躍 :.i lL;.I L .勺 I. .淋 軒 描 出 満 了 据 ‑.∫ .‖ L I.. 1 .㌔ 随 肺 晶 蝕 l ■ 1日‑ yL.; 51.,㌦ .I+ ︼rlir .1O 了 .i lTlr
rl 一「 ‑ ⊥ ′ 1 gt.打 ....i .L・.,I
賓 東 ,・瑞 ・ =+ ‑・・ i L ・ ill l‑̲ I,I . ̲LI LJ / / ‑.1 ' . I't 1 ‑ ■. ‑ ■‑ ・〃 ■J L3 ‑1 ↑ ㍗. Li・1fJ T ‑]・∫ ・:‑ . 'r J‖」 ‑]L̲ 」し
鮎 .i, .'・・''. I..,・ i'..I.I: '・ r‑ 1 ⊥ ・.・J・ー .叫I j .tI . LqLLlrll ヽ < ・.I T.誌 il ゝ・ .リ IL'
I
l I
,
◆ 川
r ・
▲
「
」
「 i=」ィ ̲・ナノ ; /Lr ︼︻ LL〜̲ ‑ 1.‑ I.T rp ■\‖■‑ ‑ ‑ 1一 l l,. 1 ・IL 11..J .‑ ̲=t 一・1 11 = l‑ J
U ( ..・IJ I ‑‑/ qll J‑ノ ‑1
J ・1.‑̲ 」..> 「 ■l ‑I‑/ Lj̲ ii i.f L1.InJl ■ . ・ト ・ili山「 † 上 . A ‑ ナー 「ー I ./̲ I ‑‑ ‑ I. ̲l bE ̲. ‑ . .‑Ull
化.ll .・/L ・LI JJ ・ 1 El ・lい 1 I l,IE.. ‑ I・;L.
鮎 凍 [
:祝.l
. .⁚; ・ 1 ‑ . I ,I ・.11 ・' ‑・r E。 J.I . 1 .J J..・ ・. I ▲「 .〜■ul■ ▼t, . ■ .∫ I‑1 1 ,I IJ・IL‑ ㌧ー 1 ̲∫ り‑ 1 〃 JlI‑I IJ‑ 1 」. 「いI h Ir 証 肌領 宵 山 グ 平成 14 年度 〜15 年度科学研究費補助金 JI .
基盤研究 B( 2) 研究成果報告書
T p . i J l l ・ ' : r I ‑ l J L L I. . ‑ J 「 L
‑ L :I : 1 L / . 】 ・ ' ' . : : t t ・ l ・ ' ・ F‑ . I . I I l , l
・ I j l 一 ヽ 1 .
‑ E L 一 ‑ ・ L
..Llr I JI ・Hu〃r l 1 1■れ 「
‑■■r .・. I‑ 1 ▼ ‑t =卜. ‑1 ,r‖ ・ しト i/II ;i I T 叩J川川ハH J II ] 」̲ ヽ i,I LJL I ‑‑1 E: 」 Jr r̲ Lq 平成 16 年 3 月 r ゝlr !. ・・T i′ 引 手 」い † ‑ .,̲Ji .‑
什 ⁝ 撒 甘 .‑; ・ ・Ir ・1.・・ ・.
研究代表者若山 .1 佐一
( 弘前大学医学部教授)
‑tV 、Jl 芳
i J I J 一 I
JIIl■ ・y l 1 ・ ・T 4]了 .I:, ・・ .・一 ・.e) . し 十.‑ . 1 .,・・f ‑LT.I + .I. iI ・:i .‑1‑ キ ・・I ‑I‑・・
. . i ‑ J ・
減 吋 叫=1 Tr巧 = ・ ..一h. IA. 滞 =折 目 iL 1 ・.t :Ii .r ∵ ..C t T‑ .; i]l JJ , ■ H ∩ 畑
(目次)
研 究組織 ・決 定交付額 (配分額)・研究発表1‑‑‑‑‑・・1‑・一一‥‑‑‑‑・‑・・‑・・‑‑I‑・‑・‑‑‑ 正
研 究成果
1
卓越 した臨床実習指導者 に よる推論 の指導・・・一・・一・一‑‑・‑‑‑‑‑‑‑・・‑‑・・・‑‑1 2
オー ス トラ リアの2
大学 にお ける臨床 的推論 の教育 (学内及び臨床 実習教育)‑‑22
賓料編‑‑‑ ‑I ‑‑=‑I ‑
‑‑・‑・‑‑‑‑‑‑‑‑=・‑‑一・‑‑‑・‑‑‑・一・・‑‑‑‑‑・‑‑=37
あ とが き
は しがき
本報告書は、平成 1 4 年度 〜1 5 年度学術振興会科学研究費補助金の交付を受けて実施 した
「 理学療法の臨床実習教育における推論に関する研究」についての最終報告書である。
理学療法の世界 も医学の流れに沿 うようにエ ビデンスが強調 され、効果をいかに証明す るかにシフ トしているのかと考えていたが、最近はナラテイブメデ ィスンなどにも注 目が 集まり、臨床の感性や体験、経験 を見直す方向も垣間見える。
本研究は、非介入観察型の質的研究手法により、理学療法教育においてその時間数の 1 / 3
‑1 / 5 を占める臨床実習について、卓越 した臨床実習指導者は理学療法の推論過程、意志決 定過程についてどのような指導法 をとっているか、その特徴を明 らかに しようとするもの であ り、いわばエキスパー トの研究の一種にも位置づけられる
。しか しなが ら、限られた 地域での数例の事例に関する研究であ り、一般化には限界があることも自認 している
。こ のような限界 を踏 まえつつ、以下本研究の成果を記す。
1 .卓越 した臨床実習指導者による臨床実習教育では、指導スタイルは指導者独 自の理念 や方法 を持 ち、臨床的推論についての指導はモデルを示 し、理 由を常に考えさせ る方 法は共通 していた。これ らの方法は学生の能力や資質に応 じて大 きく変わるとい うこ とはなかった。中堅や経験の少ない指導者 とは観察上は際立 った差異は認め られなか ったが、意思決定過程への配慮が情意領域 も含み広範であることが示された。
2.臨床的推論の教育研究を先進的に行っているオース トラ リアのシ ドニー大学、カーチ ン工科大学の理学療法教育では臨床的推論の教育が障害別科 目のなかで事例 を用いて 一般的に実施 され、臨床実習においても指導者、学生間で推論過程の意見交換がよ く なされていた。特徴 として、1回の臨床実習期間は 4‑5 週間と日本 と比べ 2 , 3 週間 短いにもかかわ らず、この期間中は崩骨格系障害の実習、次の実習期間は呼吸循環器 系障害 というように特定の障害領域を集中的に実習するとい うシステムのため、同一 障害事例 を多数経験することによ り、推論過程に限 らないが、繰 り返 し学習経験 を重 ねることがで きることがあげ られる
。3 .今後の課題 として、( D研究手法が観察主体の質的研究であ り、研究者間の観察調査の 信頼性、解釈の妥当性などの問題がある②本研究の目的に対 し、今回用いた手法が最 適 といえるかさらに検討が必要である③調査数が限 られ、普遍性のある結果を導 くに は更なる継続調査が必要である
。なお、本冊子は研究成果 として、研究データやワークショップの資料 を一部含んでいるo 卓越 した臨床実習指導者の研究については膨大な観察ノー トか ら一部抜粋 して提示 した。
臨床的推論 に関するワー クショップ資料 も推論過程の指導教材にな りうるので、基本的な
部分を収録 した。
研究組織
研 究 代 表 者 研 究 分 担 者 研 究 分 担 者 研 究 分 担 者 研 究 分 担 者 研 究 分 担 者 研 究 分 担 者 海外共 同研究者
若 山 佐 一 封 馬 均 石 川 玲 封 馬 栄 輝
土 橋 勇 由 美籾 山 日 出 樹 伊 藤 佐 知 子 Hi ggsJo y
海外共 同研究者 Ref s haugeKat hr yn
交付決定額 ( 配分額)
弘前大学 ・医学部 ・教授 弘前大学 ・医学部 ・教授 弘前大学 ・医学部 ・助教授 弘前大学 ・医学部 ・助手
弘前大学 ・医学部 ・助手 ( 平成 1 5 年度 ) 秋 田大学 ・医学部 ・助手 ( 平成 1 4 年度 ) 秋 田大学 ・医学部 ・助手
TheUni ve r s i t yorSydne y
,Fac ul t yorHeal t h Sc i enc es ,Pr o f es s or
TheUni ve r s i t yorSydney
.Fac ul t yorHeal t h Sc i enc es , Pr o f es s or
( 金額単位 :千円)
直接経 費 間接経 費
合 計
平成 1 4
年度4, 900 0
4, 900 平成 1 5
年度1 , 700
0 I . 700
総 計 6, 600 0 6, 600
研究発表 (1)国際学会発表
Wa k a y a maS,Ts u s h i ma H ,l s hi k a waATs us h i m aE ,Mo m iy a ma H ,Ue mur aS:Cl
i ni c a lr e a s o ni n g e d uc a t i o nbye x pe r tc l i n i c a ls u pe r v is ori nc l i ni c a le d u c a t i on PR‑ P
0‑ 2 01 3 (1 4
t hI n t e r na t i on a l con g r e s sofWo r l dCon f e d e r a t i onf orPhy s i c a l T
he r a pIBa r c e l o na ,S pa in , 7‑ 1 2J un e2
0 0 3) ) ( 2)国内学会発表
若 山佐一 ,籾 山 目出樹 ,上村佐知子 ,封馬均 ,石川玲
,封馬栄輝 :卓越 した臨床実習指 導 者 による臨床的推論の臨床実習教育 .理学療法学 3 0: S u p 2, 1 4 8,
2 0 0 3. ( 発表学会 :第 3 8 回 日本理学療法学術大会 ( 長野 ,
2 0 0 3
年5 月 2 2 ‑ 2 4 日) ) 若 山佐一 ,上村佐知子 ,封馬均 ,石川玲 ,封馬栄輝 :
卓越 した臨床実 習指導者 による臨床 的推論 に関す る臨床実習教育 第 2 報、理学療法学 31 : S u p 2, 2 4 9
, 2 0 0 4 ( 発表学会 :第 3 9
回 日本理学療法学術大会 ( 仙台、
研 究 成 果
研究成果 1
1 卓越 した臨床実習指導者 に よる推論 の指導
研究 目的
本研 究では、理学療法教育にお いて理 学療法 を実施 してい く上で思考過程の核 とな る臨 床 的推論 を、臨床 実習教育において どの よ うな実践がな されているかについて、特に卓越 した臨床 実習指導 を行 っている臨床 実習施設の臨床 実習指導者 を対象 に、その教育方法 を 調査研 究 し、その特徴や教育手法な どを明 らかにす ることを 目的 とす る。
これ までの研究か ら、専門的知識 ・技術 に卓越 した理学療法専門家 の特徴は明 らかにな ってい るが、 これ らの専門的知識 ・技術 を持つ専門家が臨床実習教育 にお ける臨床的推論 の教育において どのよ うに能力が発揮 され ているか明 らかではなかった, この点に注 目し、
臨床的推論教育の先進的研 究 を実施 しているシ ドニー大学の研 究者 と共 同で分析 し、 日本 との相違や共通点、課題 な どを明 らかにす る。
研究方法
対象
平成 1 4 年度は、選抜 した 2ヶ所の臨床 実習施設 の臨床実習指導者 3 名について、臨床 的推論 の臨床実習 における実践状況 とその特徴 を調査分析す る。卓越 した臨床実習指導者 の選択 は、教育機 関の教員間での私的な話 し合いによ り、経験的に選抜 された。
平成 1 5 年度は、学生が異なった場合 に指導方法 な どで変化す るか確認す るために、1 4 年度 と同 じ
2ヶ所の臨床実習施設の臨床 実習指導者
3名、お よびその他 に対照群 として、
2 ヶ所 の臨床実習施設及び指導者 2 名 について、臨床的推論の臨床実習における実践状況 とその特徴を調査分析 した。学生は各指導者 につ き 1 名であ り 、2 名以上の患者 を指導者 の監督 の もとで学生が理学療法を実施 した,
調査方法
研究代表者お よび 4 名の研究分担者が、卜2 ヶ所の臨床実習施設 について訪問調査 を実施 した。訪問時の調査は、非介入参加観 察型 の方法 とし、通常半 日ない し朝 出勤後か ら終 了 までの 1日を週 1回、毎週実施 した。 平成 1 4 年度は 9 週間の臨床実習期間、平成 1 5 年度 も 9 週 間、対照群は 7 週間であった。実習施設指導者 ( 以 下 S V と略す)の特性 を表 1 に 示すO なお、 S Vの BとC は同一施設に所属 しているo
S Vは
5名であるが、 うち
3名 は
2年 間調査 されてお り、学生数はのべで
8人 となるO
‑ 1‑
表 1 対象 となった臨床実習指導者 ( 施設特性 な ど)
S V A B C D. ■ = ・
. . 耳 .
施設特性
疾患/ 病期 総合/ 期 亜急性 総合/ 急性期 総合/ 急性期 ヰ 枢
個 後期 癒 合喰 性町 臨床経験( 年数) 30 22 1 8
1 . 5 ■. . ・ ■ 二 号■ .
学生数/ 1
/ 1 / 1 / 1 / 二 . . = 1 仁 期間
9 週間 9 週間 9 週間 . . 7. 通 商 I . = . 万申 観察方法 は主に学生 も
しくは S Vのそばに張 り付 き、学生 との実習 に関す る会話やO学 生 と患者 との会話や指
導の説明な どをフィール ドノー トに記録す る とともに、ボイス レコ ー ダーで も記録 し、あ
とで ノー トと照合 しノー トを完成 させた。 また、患者 との実習場面 は両者 の了解が得 られ
た場合に ビデオカメラにて記録 した, また、指導方法 との関係 を分 析す るため、監督方法 として、そばで密着 して行 うのか、遠位 で観察 しているのか、
ある いは学生が独立 して実施 しているのかについても記録 した, 学生の指導に関す る
情報 は、会話だけでな く、学生の 日々の記録、診療記録 、症例報告 書な ど、紙媒体 となった
ものについて も可能な範囲で了解が得 られた場合には収集 し、 S Vの指導内容や 、学生の
反応 、思考過程の裏づけ となるか、フィール ドノー トと照合 した。
学生の理学療法対象 と
なった患者 か らも必要な場合 には、患者 自身 は学生の説明をその よ うに理解 したかイ ンタビュー、 ビデオを再生 しつつ質問す るな どで確認 した。 フィール ド
ノー トは、その ごく一部 を資料編に収録 したので参照 されたい sv ‑の推論過程な
。どに関す る指導の確認は、観察者側か ら極力影響 しないよ う、指導 直後ではな く、一 日の
終了後や、分析時の記録 の確認 の ときな どに必要に応 じて問い合 わ せ
た
。しか し、場合によっては、指導直後 に確認する場合 も合 った。
調査がすべて終了 した後 に、 S V、学生それ ぞれ に対 し、非構
造化面接 を実施 し、主に
調査手法に関 して 自由意見を聴取 した。 これ らの調査デー タは、一度研究代表者 に集約 され、代表者 がまず、分析 し
代表者は、臨床的推論の指導に限定せず、まず、 sv の臨床実習指導のス タイルを、研 究者間で話 し合い、指導ス タイルの大枠 を設定 し、それを念頭 に置きなが ら指導ス タイル のあてはめを検討 した。その上で、得 られた調査デー タを見直 し、指導ス タイルに当ては めてみ る方法を取った。また、推論に関す る指導については、主にフィール ドノー トか ら、
患者の情報収集、理学用法検査測定な ど情報収集過程 に関す る推論過程か、問題点や その 分析、 目標や治療 プ ログラム設定に関わ る統合解釈 に関す る推論過程か、あるいは治療 プ
ログラムの検討や見直 しな ど理学療法治療 に関す る推論過程か情報を仕分 けす るとともに、
その指導を S Vは どのよ うに実施 したかについて もあわせて記録す る
。さらに、指導 され た学生が どのよ うに反応 したかをデー タか らわかる範囲で書き出す。実際には毎 日観 察 し ていないため、その確認が
1週間後の調査か らわかる とい う場合が多かった。
研究代表者 によ り分類 されたこれ らのデー タか ら推論に関す る指導スタイル について も 仮説 を立て、再度その仮説の観点か ら各デー タを見直 し、仮説 の確認 を行 う。 ここまで実 施 した うえで、分担者や共同研究者に情報の分類や指導スタイルに関す る話 し合いを持 ち、
共通認識が得 られ る方法で進 める。必ず しも共通認識 が得 られ るわけではないが、指導ス タイルな どの認識 を確認 した うえで調査 を継続す る方法 としたO
これ らの分析作業を‑年 目に実施 し、方法や分析方法になれた上で 、2 年 目の調査にあた った 。2 年 目は仮説に当てはめ、分析す ることができたため研究者間の確認作業は少な くな った,海外の共同研究者 には招‑い時に会議 を持 ち確認す るとともに、適宜 メール等 で助 言を得た。その内容は、 どの ような臨床的推論 の理論や教育手法 を用いてい るか、クライ アン トとの関係や相互作用な どの点についてであった。
分析結果 をま とめ、臨床 実習指導者 を対象 とした臨床的推論 の ワー クシ ョップ、国内外 の学会や研究会にて報告 し、意見を求める機会 とした。
倫理的配慮
本研究では、臨床実習施設の臨床実習指導者 、指導 されてい る学生、指導者 の監督 のも とで学生が担 当している患者 さんに対 し、面接 調査や 臨床実習指導場面を映像 に記録 し、
撮影場面を見なが ら質問な どを行 う。 この調査 に際 しては、趣 旨を説明す る調査協力依頼 の文書 中に、調査や撮影 を希望 しない場合 には、調査 に協力す る必要のない こと、調査‑
の協力の同意後 もいっで も意思の変更は可能であること、特に学生や患者 さんに対 しては、
協力 しない ことによる不利益等はない こ とを十分説 明す る旨の文言を含む調査‑の協力の 同意書を提示 し協力を求める。以上のよ うに、調査に協力いただ く方 々の人権やプライバ シー等 には十分配慮 した。
研究結果
S V の臨床実習教育の方法は 3 組 とも異なっていた。
‑ 3‑
‑粗 目 (SV :A)は、SVがまず理学療法を患者 に実演 し考え方 も解説 し、学生はそれ に従い実施 していた,学生の実施場面ではSVは遠位 での監督が中心であった。二組 目(S v :B)は、学生のプランを理由や 目的な どを確認 の上学生 自身に実施 させ、必要に応 じ 指導を行っていた。監督は遠位での監督が主であるが適宜近位 での監督 も行 っていた。SV に監督の距離の使 い分け理 由を聞いたが、実習 当初は近位 とし、安全 に実施可能であると 確認 した ら遠位 もしくは監督 しない こともあるが、SV 自身 と学生 と患者 の状況 とで臨機応 変に考えていた。 これはSV3名に共通 していた。三組 目 (SV :C)は、前述の二組の中 間型 とも言える方法で、実習前半はSVの指導が多 く、後半は学生が 自ら考え実施 し必要に 応 じSVが指導 していた。監督距離は二組 目のSV とほぼ一致 していた。理学療法の計画や 変更等に関わる推論について、‑粗 目はSVの考 え方をまず解説 していた。他の二組はまず 学生に考 えさせ、反応がない場合にはこのような考え方 もあるとい う話 し方で示 していた。
2
年 目の調査では、昨年調査 した3
人のSVの教育方法は、学生が異なっても基本的には かわ りはなく、SVモデル提示、学生主体、その中間型であ り、推論の指導 も基本的には昨 年 とかわ りはなかったo追加の2
人 (一組は一人はケースパイザー (cv と略す)が関与) のSVの指導ス タイルは どちらか とい うと中間型の範境 に含 まれ るが、場面によりSVモデ ル提示 もあれば、学生主体 もあ り、一定のスタイルがあるとはいえなかったO今回追加の 3 人のSVの推論に関す る指導は、「なぜそ う考えるのか」を問 う場合 と「 S
V としてはこう考えるがあなたは どうか」な どの質問型が比較的み られたO (表
2 )
o表2 SVの指導スタイル、推論の指導方法な ど
方法等 SV A
B
C 了:D....‑ D (車 ト 一二:JI二Ib==∴
臨床教育方法 モデル提示型 学生主体型 モデル提示型 車間 . 濃 車
指導時のSV と
学 生 との 距 再の傾向 DSV>CSV>NSV NSVDSV>CSV≧ CSV=DSV>NSV
:.C 喜≡=¥,:=.:..
臨 床 的 推 論 の モデル提 学生主体 モデル提示型 7ム‑
教育方法 示型 型 か ら学
調査 した共通の認識 として卓越 した S V について以下のような点の一致得 られたO
①現実の患者 さんにより、直接経験 し学ぶ こ とができるのが臨床実習であるが、各 S V は患
者 さんを通 して臨床的推論の教育をす るとい うスタイルは共通 していた。
②適切 な タイ ミング と適切な質問,応 答 に よ り推論能力は促進 され る ( Ref s hauge &
Hi ggs2000) が、卓越 した S V 各々の指導スタイルの中で実践 されていた。
③学生‑の S V の影響力は強 くそれ ゆえに責任 も重大で PT とは何か、どうあるべきかを持 ち、教育者、臨床家 としての 自覚 と自己認識 を持つ( 福屋 1 9 7 8 ) とい う S Vのあ り方は三者に 共通す るO
全体終了後の面接調査では、一部実施 で きないケー スもあったが、以下の よ うな意見が 見 られたO
① S V及び学生共通で、調査方法の非介入観察 とい う方法は、は じめは非常に緊張 し実習を や りず らい、ス トレスになるが、何回か実施 してい くうちに慣れて くるO慣れ るとはい
って も、完全に平常 とはいえない。
②学生は、指導ス タイルについて、意見はそれぞれであった。 しか し、傾 向 としては、各 学生は他の S V か らの指導経験 もあ り、どちらか とい うと S V がモデルを示 して くれるス
タイルを好む
。ただ し、1年 目の学生は このよ うな ことは述べてはいなかった。
考察
3 例ではあるが、経験豊富で卓越 した臨床実習指導者では、その指導スタイルがほぼ決 ま ってお り学生によ り変化す るとい うことはないことが この 2 年間連続の調査で示 された, マ ンツーマンとい う学生対 S V の関係は、学生により指導方法が変わ りうるとい う面は避 け られない と考えていたが、2年間調査 した S V は、学生により変 えるとい うよ りも学生を自 分の方法に巻き込み、学生に影響 を与えていると考え られた。
卓越 した S V による指導は、基本的には S V 自身の指導スタイルが基本にあ り、学生の レ ベルや積極性等の状況に応 じて対応 している と考えたが 、S V 自身 もこの解釈 には同意 して いた
Dそ して、学生の知識 レベルや積極性等の把握 に優れ、臨機応変 に対応 できるこ とが 優れた S V であることが、限 られた事例か ら特徴 を抽 出できた と考える。
観察者間で一致 していた以下の点、
①現実の患者 さんにより、直接経験 し学ぶ ことができるのが臨床実習であるが、各 S V は患
者 さんを通 して臨床的推論の教育をす るとい うス タイルは共通 していた。
②適切 な タイ ミング と適切 な質問,応 答 に よ り推論 能力は促 進 され る ( Ref s hauge &
Hi ggs2000) が、卓越 した S V 各々の指導スタイルの中で実践 されていた。
③学生‑の S V の影響力は強 くそれゆえに責任 も重大で PT とは何か、どうあるべきかを持 ち、教育者、臨床家 としての 自覚 と自己認識 を持つ( 福屋 1 9 7 8 ) とい う S V のあ り方は三者に 共通す る
。‑ 5‑
これ らは従来か ら優れた指導者 について述べ られていることの再確認 となった。
一方、比較的 S V 経験の少ない場合 には、まだ、指導スタイルが定まっていないことも示 された。逆 に考 えれば、経験 の豊富な s Vは、教育方法の柔軟性 に欠 ける とい うことが示 唆 され る。
推論の指導方法は、 S V モデル提示型 のほ うを学生は好む傾 向がみ られたが、初年度の調 査では この ような傾 向はな く、学生の観 察数が限 られているこ とを考慮す る とどちらが よ い とい うことはいえない と考えられ る。
ま とめ と課題
質的研究手法による非介入観察や非構造化 ・非標準化面接 な どにより、卓越 した S V によ
る臨床実習教育の、特に臨床 的推論の教育 とい う手法は時間がかか り調査す る側、 され る
側
ともに負担 となっていたが、理学療法教育では これ まであま り実施 され なかった研 究方 法であ り、臨床実習指導者 の特徴に関す る研究では成果が得 られた といえる。
今後の課題 としては、臨床実習にお ける推論の教育モデルは、どちらか といえば S V モデ
ル提示型が学生には好まれ る傾 向があるが、推論の能力の向上 な どを客観的に測定 してお らず、更に調査 を継続す る必要があるこ とや客観的な推論能力 の測定が必要であることが 課題 としてあげ られ る。すなわち、臨床 的推論能力の実習場面 での客観的評価手法の開発 が必要であることが明確 となった。
学内授業では知識的なチェ ックは可能 であ り、臨床実習で も知識面の確認 は可能 と考 え
るが、思考過程、認知過程、そ してそれ らの実行場面である実習時に どの よ うに反映 され
ているか、非介入観察 とい う方法のみでは確認できない とい うことは明 らか となった。
参 考
「 理学療 法士のための臨床 的推論 の ワー クシ ョップ」の実施報告 :若 山 佐一
研 究成果 にもあ る面では貢献 してい るか も しれ ない こととして、直接的 には関係 しない が、海外共 同研 究者 として研 究者 会議 に参加 し、助言や情報提供 を受 けるため、オー ス ト ラ リア、シ ドニー大学健康科学部理学療法学科教授 Kat hr ynRe f s hauge 博士 ( 理学療法士) を招いてい る。
その折 に、臨床実習指導者 向け に理学療法 士 のた めの臨床的推論 の ワー クシ ョップ を開 催 してい る。 この招‑い旅 費 につ いては学術 国際振興 基金 よ り研 究費 を得て、英語での講 演であ るこ とか ら、通訳兼解説者 として、本科研 費 に よ り、 シ ドニー大学健康科学部 大学 院博 士課程 に所属 し、千葉県 内の ク リニ ックの所長 で あった小形洋悦氏 ( 理 学療法士) を 招 き、実施 したOこの ワー クシ ョップは、筆者 ( 若 山)が 1 999 年 に文部省 ( 現文部科学省 ) 在外研究で シ ドニー大学か ら帰国後 、毎年 2 日間の 日程 で実施 しているもので、今回 も平 成 1 4 年度 、15 年度 に各 1 回に実施 した。
ワー クシ ョップは、青森 県 内の理学療 法学専攻学生 の教育 に関わ る臨床実習指導者 、教 員そ して臨床 の理学療 法士や理学療法学専攻学 生な ど多様な知識ベー スを持 っ理学療 法士 と学生集 団 を対象 として、理学療 法教育 にお け る臨床 的推論 に関す る知識や 実践方法 の普 及 を図 るこ とによ り、臨床実習教 育の一層 の発 展 向上 と最終的 には理学療法 の質的向上 に つなげてい くことを 目的 として、弘前大学医学部保健 学科 にて、平成 1 4年度 は、平成 1 5 年
3月
7日 ( 金)
〜3月
8日 ( 土)の
2日間 にわた り実施 した。参加者数 は青森 県内か ら臨 床実習指導者 、教員そ して臨床 の理学療法 士が 1 6 名 、理学療法学専攻学生が 1 2 名 、合計 28 名 であった。平成 1 5 年度 は、平成 1 5 年 7 月 31日 ( 木)
〜8月 1 日 ( 金)の 2日間にわ た り実施 したO参加者数 は青森県 内か ら臨床実習指 導者 、教員 そ して臨床 の理学療法士が 20 名 、理学療法学専攻学生が 4 名 、合計 24 名 であった。
ワー クシ ョップの内容 は、臨床 的推論 に関す る理論や概念 の講義 、講義の演習 として骨 折や腰痛 な ど理学療法 の主な対象 障害で あ る筋骨格系 障害の事例 について、小 グルー プに よる検討 と発 表 を行 った。 内容の詳細は、別紙 の ワー クシ ョップ配布 資料 を添付 した ので 参照 され たい。
ワー クシ ョップ後のアンケー トでは、今 回の 日程や事例 を多 く用 いて演習 を行 う方法 は、
満足が得 られ ていたO また、今後 も継続 的な開催 を全 ての回答者 が賛成 していたO意 見や 感想 として 、臨床 的推論 とい う日本では あま り耳慣れ ない用語 が、臨床 では意識 しな くと も誰 もが大 な り小 な り実施 してい る思考過 程 で あるこ と、深 く考 えることを しな くな って い るこ と、基礎 的知識 が重要であ ることな どを再確認 した こ とな どが述べ られ ていた。 ま た、演習時 の足関節 モ ビライゼ‑ シ ョンや腰痛 のマ ッケンジー法 な どの技術 講習が よか っ た と多数 が述べ ていたO ‑方で、 もっ と多 くの事例で演習 を して は しかった と言 う意 見 も あった。 また、推論 の展開では、基礎 的知識 の重要性 を再認識 した こ とな どが述べ られ 、
‑ 7‑
学生か らも同様の意見があった。学生か らは臨床の理学療法士の思考能力の高 さや少ない 知識基盤 で も臨床的推論は可能であることな どが述べ られていた,
このワー クシ ョップでは、臨床 において推論す ることの重要 さやそれ による問題解決で きた ときの喜び、そ してその繰 り返 しに よ り理学療法の質的向上 に最終的につながるこ と を 目標 としている。 この よ うな成果は、短期的に得 られ るものではな く学生時の教育 と卒 業後のこの ような ワー クシ ョップ‑の参加 によ り、推論過程、思考過程 を意識 して実践す る理学療法士を徐 々に増や してい くことが、一見遅い よ うで も着実な方法であるとが これ まで過去 3 年間、秋 田大学にて実施 してきた感想である。今回の実施 と参加者の反応か ら もそのことを再確認す ることがで きた。 また、臨床 において推論す ることの重要性、解剖 学や生理学 、運動学 な どの基礎知識の重要性 、問題解決過程の演習 による体験の 日々の臨 床‑の実践応用の可能性 な ども確認 された,今後の開催は、 よ り応用的な コース と基礎的 なコースの 2 本立てで行 うことな ど検討 中であ り、今後 も招‑いを継続 したい と考えてい る。
添付資料 ; 学術国際振興基金 平成 1 4 年度 、1 5 年度学術国際振興基金助成事業実施報告書
資料編 に、 ワー クシ ョップに使用 した基本資料を収録 した。
学 会 発 表 抄 録 他
第 3 8 回 日本理学療法学術大会 ( 長野 ・長野) 2 0 03 . 5. 2 2 ‑ 2 4
ポスター演題
卓越 した臨床実習指導者による庵床的推論に関する海床実習教育 KW : 卓越 した臨床実習指導者、臨床実習教育、臨床的推論
演者 :若山佐一
1),上村佐知子
2),籾山目出樹
2), ■封馬均
1),石川玲
1),封馬栄輝
1)所属 :
1)弘前大学医学部保健学科,
2)秋田大学医学部保健学科
【日的】経験豊富かつ優れた臨床実習指導者による臨床実習教育の特徴や要因を、臨床的 推論に対する教育に焦点を しぼ り抽出する。
【 方法】卓越 した臨床実習指導者 ( 以下 SV と略す)による臨床実習教育を極力介入 しな いように観察 し、特に臨床的推論の教育に焦点を当て分析 した。優れた SV の基準は特に 設けず、学校養成施設の教員によ りほぼ一致 した認識が得 られている指導者 とし、今回は 2 施設 3名 とした。指導を受けた学生は各 SV 当た り 1 名、計 3名、観察者も各 1名ずつ 計 3 名で担当 したo観察頻度は実習開始か ら 過 1 回終 日とし、一組は実習後半のみの観察 となった。観察は主に学生に密着 し、SV と学生の位置関係、指導方法や内容を継時的に 記録するタイムスタデ ィとし、指導や理学療法場面はビデオや音声録音を行った。ビデオ や音声記録は観察記録の補完のために使用 した。また、理学療法の経過記録やデイ リー ノ ー ト、症例報告も適宜参照 した。さらに臨床実習中の中間評価や最終成績についても収集 し、学生および SV には実習終了後に面接を行った。なお、調査にあた りSV、学生、担当 患者には本研究の趣旨等を口頭及び書面にて説明 し協力の同意 と署名を得て実施 した。
【 結果】SVの臨床実習教育の方法は 3組 とも異なっていた。一組 目は SVがまず理学療法 を患者に実演 し考え方も解説 し、学生はそれに従い実施 していた。学生の実施場面では SV は遠位での監督が中心であった。二組 目は学生のプランを理 由や目的などを確認の上学生 自身に実施させ、必要に応 じ指導を行っていた。監督は遠位での監督が主であるが適宜近 位での監督 も行 っていた。SV に監督の距離の使い分け理由を聞いたが実習当初は近位 と
し、安全に実施可能であると確認 したら遠位 もしくは監督 しないこともあるが SV 自身と 学生 と患者の状況 とで臨機応変に考えていた。これは SV3名に共通 していた。三組 目は 前述の二組の中間型とも言える方法で実習前半は SV の指導が多 く、後半は学生が自ら考 え実施 し必要に応 じSV が指導 していた。監督距離は二組 目の SV とほぼ一致 していた。
理学療法の計画や変更等に関わる推論について、一組 目は SV の考え方をまず解説 してい た。他の二組はまず学生に考えさせ、反応がない場合にはこのような考え方もあるという 話 し方で示 していた。
【 考察】そばで観察されるのは学生や SV にとっても心理的ス トレスになることは避け ら れず、通常の臨床実習 と全 く同 じ環境 とは言えないことを学生、SV 共終了後の面接で答
えていた。これは本研究の限界 と認識 しつつ、卓越 した SV による指導は基本的には SV
自身の指導スタイルが基本にあ り、学生のレベルや積極性等の状況に応 じて対応 している
と考えたが、SV 自身もこの解釈には同意 していた。そ して、学生の知識 レベルや積極性
等の把握に優れ臨機応変に対応できることが優れた SV であることが限 られた事例か ら特
徴を抽出で きたが、これ らは従来か ら述べ られていることの再確認 となった。
2003/ 5/ 22 第 38 回理学療法学 術 大会 長野
卓越した臨床実習指導者 による 臨床的推論の臨床実習教育
若山佐‑1),籾山日出材 2).上村佐知子2)
封鳥均1),石川玲1),封馬糞狩り
1)弘前大事 F筆簡保曽羊嘱 4筆 轟法事尊貴 2)軟EF大事 臣事僻食t筆科Jt畢轟法事嘉枚
3■hPT N
e
pn。 200yy22責料1:クライエントEb心のblJニ加 LIJ‑ズニングの各璽 曇
¢liBP,&JdAd2000
クライ ントデータ)
環 境
認知 知識
臨床 的 問 題 メタ認知
38thPT N
e
PnO 200yS/223
方法 ; 調査対象
・臨床実習施設 は短大3年次曲床実 習Ⅱ潮 目の
2 施設
・3
学生と3 S V( マンツーマン)、担当ケ
ース各々 3 ‑ 5
・S
例V
の睦床経験 は1 8 ‑ 3 0
年 ;卓越している
S V
か否かは学生所属の学校の教 員の認証 の
一致鹿から選 出した1恥lPTN
A
O●nO2003J5/22 優れた臨床教目的 ⑳
育能 力を持 つ塩味実習指 尊者
( S V )
の臨床実習教 育場面 における 臨床
的推論の教 育の特 赦を抽 出する 背
景1:
知雛や技術の統合の場である睦床実習 2 は、臨床
的推論 (クリニカルリ‑ズニング ;臨床 に不可欠な思考と意 思決定の過
程)を美称に 学習する最適な場である
背景
2:
苦手臨床実習指導者が急増している状 況下での睦床的推論 の教育モデルの必要性
38thPT N
I
PrlO 200y5J22資料2:クライエント中心のクリニカルリー
ズニング艦食tZl
(Hi藤一,丘JOAd2
00)
Gro一ln
g u ∩ d e r
IlfndinD○r
clinlcB
l p r d ) l ●
rn ;‑ ハ
F○ILndtrt■it
J
ClinlCm CBIr●■8drlJhg〜 ‑柵 L.
‑㌔ .l.fTN rTtL:
JLH‑一̀ーp l C○p llAb t●The d l'J{JMtq rlr○rllcJ1LIItIFI帥l一〇bl〇m n仙 b dP 'Th● m l一〇nrrl●nt 'Tーt●cll●nt'■hput tIhhdl●n
n M
rrL. }khPT NJ
Pn○ 2003J5/22 t 4方法 ; 調査方法
'参加叔察(非介入):週
1
日、
4 ‑ 8
遇間、 3S V
に3
枚葉音 、曜 日は不定
・叔察記録 は
3
着の行動や発言等を推 時的に 記録(ビデオや録音も必要に応じ記録)
・面接(非構造化 ・非棟準化
) :
3
放棄者がS
V、学生、必要に応じ患者さ
んに随時、及び実 習終 了後
3
概葉音対学生の個別面接2 0 0 3 / 5 / 2 2 第 3 8 回理学療法学術 大会
長野
分析 方法
調査終了後に観察者3人が集まり、観察疋録から、睦氏 実習蒋専方法(スタイル)、睦氏的推論の指導方法を分 析検討した
終了後の畢生への面拝により、岳氏的推輪に関する思 考過程や意思決定過程の弗専内容や方法を確認した タイムスタディとして
、 S
Vと畢生との距離についてclo* Superyisjon(CSV), disbncesuperyisjon(DSV), nonsuperyision(NSV))
に分け時間比を算出し、指導方法との関係を検討した
38thPT NaOanC 2003/5/22
結 果と解釈
②‑ 1 臨床的推論の指導
A;実習指導方法と同様、SVは 自身の思考過程 や 意思決定過程を解現し実演 し、質疑応答 B;学生主体で実施する理 由や優 先帆位の理 由を 考 えさせ 、rなぜ」が不明柾な場合 、リスクを伴 わな い時は実施して考 えさせ 、リスクを伴う時はヒントを 与 え考 えさせ 、答えや仮現を持って実施させる
⊂;まず実習開始 当初はAと同様SV自身の考 えを 示し実演し質疑を行い、慣れるに従い、学生主体 で理 由や仮税を考えさせた上で実施させる
38thPT Nflqanr) 20【13/5/2̲i
考察
① ‑1 臨床的推論の教育方法
実習指導方法、
零した3SVは三誓珠的推論の教育方法は、今回観 三種の指導を行い、学生の能 力 や希望を反映させていた
学生への指導をどうするかは1週 日の反応でr引ま 見極めていた
必要に応じて適宜修正する臨機応変さがあった
欝完柔 真 綿 諾腔 菅 珊蘭 是認警
島床的推論の教育をするというスタイルは共通して いた
38thPT Nag8nC 2003/5/21
結果と解釈 ㊨
①臨床実習指導方法
SVをA(臨床経験30年)、B(22年)、亡く18年)とす ると、3人3様の指導方法、スタイルが観零された 崇ai宅配 主語 誉ん野 し学生が軸 (tTル提 聖記 豊 課 券等 匙 潜 まず患者に DSV>NSV≧CSV
C;実習開始 当初はSVがモデル撞示後学生が実施、
控告舘 野 i(iA芸濃 請 垂)S基 ・V*A Svt譜t ,fJ
38thPT NaganO 2003/5/22
結果と解釈 ㊨
② ‑ 2 臨味的推論の指導
学生の能力や反応を見て実習指事方法や推論の指 導法を変えるか :
A;特に変えることはないが、学生の希望は柾思
B&C;
学生により対応や介入は適宜修正していく 各SVは,これらの指導方法や介入程度を開始1 週 目にほぼ決定していた施錠的推論能 力を含む臨床実習の評価では、SVは 向上を温めていた
学生はこれらの指導法を3人とも満足していた 38thPTN的an(、2003/5/22 10
考察
①‑ 2 臨床的推論の教育方法
整 蓋露 語 豊 牒 甜 附 莞
学生へのSVの影 響力は強くそれ ゆえに責任も重大でPTと
筆数 鰯 染 野 躍 鼓
せ 敢とその検証という仮 税 演 樺 的推輪の方法をSVのB,C 既 苧糟 君LfTgL'.=f=Fqtgi.LA bi溝 聖 霊曽Ta'Z LJ:
ワ‑クショップ の 有 効 性 を 示 唆 し て い る
38thPT NjlganC 2003I5/22
2003/ 5/ 22 第 38 回理学療法学術 大会 長野
考察
② ‑ 1 本研究の限界と課題
本研究の手法は賞的研究の範鴫に入るといえるが、こ の研究方法が包含している罷職を克服すべき方法を今 回十分取れなかった.
例えば観察の時期の統一性、週一回(曜日も一定でな い)という限定された観察機会、一学生のみの桐査等で ある
観察者が3人では、非介入や非構造化・非標準化面操で の各々の観察ポイントや面捧時のインタビュー内容は載 字音の観察や面捧能 力に依存すると考えられ、可能な 範囲で観察者同士の意思疎通を回ったが、観察者 自身 の経験年故事も偏りの要因となるのは避けられないこと が見えてきた
38IhPTN898nO 20〔13/5/22 13
まとめと課題
賞的研究手法による非介入捜寮 や非構造 化 ・非標準 化面接などにより、卓越 したSVによる臨氏実習教育 の 、特に臨朱的推論 の教育にスポットを当て調査を 行った
三者 三様 の指導方 法であったが 、モデルを示す、主 体的に考えさせる、学 生の特 賞を早期 に見極め臨機 応変に対応するなど、従来から述 べられている
S
Vに 必要な特徴が抽 出された研究方法による辞温とその改善 策 が何 点か明らかと なった
38thPT NJa98nO2tlO3/5/̲I)2 15
考察 ㊨
② ‑ 2 本研究の限界と課題
非介入とはいえ学生やSVは、すぐそばで観察されるのは ストレスとなることは避けられず、まったく平常の臨床実習 とはいえない面がある
誓諾 蔓麓 誤 鵠 書誌召譜 竺遊 諾 要語 で、十分考慮する必要がある
マンツーマンという学生対SVの関係は、学生により指導方 法が変わりうるという面は避けられない。今回のSVで今後 も継続的に調査することでこの点の検柾が可能と考える 臨床的椎的能力が果たして向上したのか客観的評価が 必要
38thPT N8ganO 20(13/5/コ2
‑ 1 2‑
ABSTRACT
1 4 t hI n t e r n a t i ona lCon gr e s so ft h eWor l dCon f e d e r a t i o nf orPh y s i c a l Th e r a p y ( Ba r c e l on a , Sp a i n)2 0 0 3 / 6 〝 ‑ 6 / 1 2
CLI NI CAL REASONI NG EDUC♪汀1 0N BY EXPERT CLI NI CAL SUPERVI SOR I N CUNI CAL EDUC♪汀1 0N.
wakavamaSl ) , Tsushi maHl ) ,L shi kawaAl ) , Tsushi maEl ) ,Mom〜amaH
2),Uemur as2 ) ;1 ) Depar t ment ofPhysi calTher apy ・SchoolofHeal t hSci ences・Hi r osakiUni ver si t y.Hi r osaki ・Japan
・2)Depar t ment ofPhysi cal Ther apy .SchoolofHeal t hSci ences. Aki t aUni ver s〜. Aki t a. Japan.
PURPOSE:Cr l ni cal super vi sori st hemosti mpor t ant f ac t ori ncl i ni caleducat i on.Exper tcl i ni cal super vi sor ' Seducat i onalandbehavi or alchar act er i st i csandi dealm∝l el wer er epor t edmany,butr ar e i nt er msofcl i ni calr easonl ngeducat i oni ncr l ni caleducat i on. Thepur posesoft hi sst udypr esentand di scusst hepr oper t i esofexper tcl i ni cdsuper vi sort ot eachi ngcl i ni caJr easonl ngl nCl i ni caleducat i on set t i ngs.
RELEVANCE:Fh / et housandsphysi cal t her apyst udent snow gr aduat edever yyeari nJapan.Most cl i ni cal super vi sor ser eno ̲ texper t ・Socl i ni caleducanonal quaL 〜 gr adua" yd肘i cut tkeepup・Wej ust needt osuggestsuper vi sepr i nci p一 eandmet hodsespeci al 吋cl hi calr easoni ngi ncl ' L ni cdeducat i on set t i ngs.
SUBJECTS:Si ngl ecasest udymet hodused. Oneexper tcl i ni cal super vi sorwhosel ect edhi scar r i er andcr edi tofcl i ni caleducat i onf r om st udent sandt eacher s.Hi scl i ni cal super vi sorcar r i eri s18year s.
METHODS:Ant hr opol ogl CaJmet hodmod汀i ed.One‑ dayf ul l t i meaweek,30rmor eweek sobser ved cl i ni cal educat i oni nhi shospi t a l . Tmest udyandeventnot ed. Vi deot apeorvoi cer ecor derr ecor ded pat i enti nt eⅣent i onsbyst udentSt udentandsupeⅣi sor ' Sdi scussi onr ecor dedvoi cer ecor der .When wecouL dn. Iunder st andsomequest i onsandanswer s,weaskedt hem i ncl udepat i en t . ANAL YSES:L n t i mest udy・cal cul at edr at i obet weenman‑ t 0‑ mancl osesuper vi . si ont i meandnot man‑ t 0‑ mandi st ance super vbi ont i meandnon‑ Super vi si ont i meandt i meofdi scussl 0nWi t hst uden t .Fr omvoj cer ecor ded and/ orvi deot aper ecor deddi scussi onandpat i enti nt er vent i onswi t hst udent ,Cuequest i onandanswer count edandcl i ni calr easonl ngt eachi ngexpl ai ned.
RESUL TS:Super vi si onpat t er nchangedcl oset odi st anceandt hennon‑ Super vi si ondependson cl i ni calpr ac t i cepr ogr ess.Cl i ni calr easoni ngt aughti ndi scussi onandquest i onandans wer .QJ e quest i onwer e" how doyout hi nkabouti t v and" why?" ・Butmanywor dsused.Super vi sorsomet i mes t aughtr easonL ngdi dn' tawar eofr easonl ng・
CONCLUSI ON:l nt hi ssi ngl ecasest udy,wecoul dnotconcl udeexper tcl i ni cal super vi sor s
pr oper t i es.But廿 1 eSer esul t ssugges t edneedsofcl i ni caJr easonl ngi nt r oduct i ont oJapanesephysbaL
t her apyeducat i on.Fur t herr esear chi sneededt odevel opt eachi ngcl i ni calr easonl ngeSPeCi a" y
cl i ni caleducat i on.
2003 / 6 / 7 ‑ 1 21 4t h WCPTBar c el ona
cuNⅠ m L R EA S.NⅠ NG 静
EDUCAn ON B Y EXPERT
CuNⅠ CALSUPERVⅠ SORⅠ N CuNⅠ CALEDUCm
ON
WAK A Y A
MAS a k
hil) , TS
USHⅠ MAHH 工 6h i l ) ′ Ⅰ S Hl K A WAA k 拍1 ) TS US HⅠ M
AE i k i l ) , MOMⅣAMAHi d
ekjZ
), UE MUR
AS a c h
ib Z
) 1 ) D
甲 rtrTd ○r什 lySkdlTmpy ,
SChd
dH
e一I h
SEk
K占
.H
lrOsakIL
仙 vrdty, Hlrt
d kl,コ側
2 )
帥 td什l
yS
b ITherIPY,SC bddH
d一hSdrtES.Ab Unlverdty, 肋 ,JAPAN
I
mf .,ma. i .m:N.vi cesvsExpe, . S 静
'e t
p e r
tsetcd ht h d
r仰nd m
'e t
pcrbp e r t
: dy
cbTP meAAhfh)pttemsh theb.o¶ td
m
'e t p e I
bAr e
触'e t
pcrbhy eS t I P e r l o r
血 rt‑t e r ma dbq‑ t e m
山一 e T T
PJT'e t p c t t s
別 旺∬■ d托J ) 慨 T t t AP r O t l b
nhd t e L rd
o
nt血 dA
J
e
e p e
rlwdd
b仙T L O
Vk 母l 'e
tpertsAPe
dmt L
d一tjme
叫dqAP r t ) t I L e m
qqd t