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地域をフィールドとしたアクティブ・ラーニングについて

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Academic year: 2021

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36回麻布環境科学研究会講演要旨 99

 次期学習指導要領では, よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る という目標を学校と社会が共有し,

連携・協働しながら新しい時代に求められる資質・能力をこどもたちに育む「社会に開かれた教育課程」を目指 し,「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「何ができるようになるか」の視点から改善を行う。「どのように学ぶか」

の観点で小中高等学校に導入されるのがアクティブ・ラーニングである。

 高大接続改革により2020年からセンター入試が廃止され,高等学校基礎学力テストと大学入学希望者学力評 価テストが導入されるスケジュールとなっており,大学教育も「どのように学ぶか」の観点から,アクティブ・

ラーニングを意識しなければならない。

 本報告は,地域社会研究室で実践してきたアクティブ・ラーニングを紹介するとともに,「師弟同行型PBL」

としてモデル化する。師弟同行とは,麻布大学の建学の精神である「学理討究と誠実なる実践」を実現するため の教育の伝統であり,「教員と学生が一緒に現実世界に存在しながら,同じ課題を同じ方向を見ながら,考え,

対話し,研究・実践する」ことである。

 PBLとは,アクティブ・ラーニングの1種であり,Project Based Learning Problem Based Learningがある。

Project Based Learning の実践として親と子の自然環境セミナーをProblem Based Learningの実践としてあざおね 社中の実践を紹介する。どちらの実践も地域という現実世界をフィールドとして,そこに学生と教員が一緒に学 び・行動をする。

 地域での師弟同行型PBLという学びを通して,学生たちは「学生同士」「学生-教員」という学内の既存の関 係性を強めるだけでなく,地域の多種多様な他者との関係性を構築できる。関係性は相互的なものだから,この 関係性は地域の他者にとっても大学との社会関係資本の基盤となる。

 また,地域での師弟同行型PBLESD(持続可能な開発のための教育)である。学生と地域コミュニティの 関係性は,自己と社会の変容の基盤となる。

36

回麻布環境科学研究会 一般学術講演

10

地域をフィールドとしたアクティブ・ラーニングについて

○村山 史世

麻布大学環境科学科 地域社会研究室講師

教室内での学び 地域での師弟同行型 PBL

参照

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