織布補強ゴムの異方性超弾性体によるモデリング ○九州大学大学院
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(2) 1-558. 土木学会第63回年次学術講演会(平成20年9月). きる. 本研究では,MSC.MARC のユーザ定義モデル(Hypela2)により. (i=1,2)は.材料試験により求まる材料定数である.以下では, 材料パラメータの同定法と構成則の再現性について検証する.. 4.一軸引張試験によるパラメータ同定 一軸引張試験(JIS K-6404-3)より,式(1)における材料定. 35. 公称応力(MPa). 上記のモデルを組み込んだ.尚,Kianii,βi,γi,Kcoupi,Kcoupani,δi,ξ. 試験0° 同定0° 試験90° 同定90°. 30 25 20 15 10 5 0 0. 数を同定した.試験体は,織布シートの強軸方向から 0°,90°より. 5. 10. 20. 25. 30. 35. 40. 図-5 短冊試験の同定. 120mm. 切り出した短冊試験片を用いた.図-5 に試験・同定結果の比較を. 15. 公称ひずみ(%). 示し,表-2 に同定したパラメータを示した. 40mm. 5.円孔穴あき板の重錘引張試験による精度検証 5.1 試験概要. 剛体 重錘. 一軸試験により,同定したパラメータを用い,円孔穴あき板の重 錘引張試験を実施した.図-7 には,使用した試験装置を示した. 試験ケースは表-1 に示す.下部のジグでは水平方向変位を拘束し ない為,織布の配置により試験片がせん断変形を起こす.変形モー. 100mm. 図―6 境界条件図 表-1 試験ケース case. 重錘質量 (kg). 1-30°. 34.16. ドと円孔楕円の長径変位 A・短径変位 B(図-8)を試験状況写真よ. 1-45°. 34.16. り評価し,解析結果と比較した.. 2-30°. 64.32. 2-45°. 64.32. 3-30°. 94.58. 3-45°. 94.58. 5.2 解析結果 図-8(a)(b)には,強軸 30°方向時の変形モードを試験結果と 比較した.これより,試験体の変形モードは試験と一致している. 同図(c)には,解析による相当応力コンター図を示した.繊維方 向の相当応力値が高いことから,繊維に起因する異方性が評価でき た.図-9 では,強軸方向 30°,45°における円孔楕円の長径 A と短 径 B の変位量を比較する.解析値と測定値には,ほぼ同一の傾向. 図-7 試験状況. 表-2 同定したパラメータ K 1 ani1 (MPa) K 1 ani2 (MPa) K 2 ani1 (MPa) K 2 ani2 (MPa) 21 0.21 10.5 0.105 β1 K coup1 (MPa) K coup2 (MPa) K coupani (MPa) 10 10 10 2 γ1 γ2 δ1 β2 5 2 5 2 δ2 ζ 2 6. が確認できたものの,誤差の原因としては,一軸の引張試験のみか ら,材料パラメータを設定した為,せん断変形に関連するパラメー タ K2anii,Kcoupi,Kcoupani,δi,ξ(i=1,2)に信頼性がない為と思われ る.. (a). 6.結言. (b). MPa. 10 9. 本研究では,止水板の強度特性評価へ向け,材料構成モデルの基. n1. n2. 8 7 6. 礎検討を行った.巨視的な材料挙動は,織布の配置により大きく異. 5. 60°. 4. なるが,同一の材料パラメータにて任意の方向の特性を評価する可. 3 2. 能性が示された.. 1 0. (c) 図-8 変形モードと相当応力. 参考文献. 16. S.Reese, T.Raible and P.Wriggers, “Finite element modeling of. orthotropic material behavior in pneumatic membranes”, Int. J. Solid.Struct., Vol.38, 9525-9544 (2001). 円孔楕円長径,短径変位(mm). 14. ・. 12 10 8 6 4. A(30°解析). B(30°解析). A(30°試験). B(30°試験). A(45°解析). B(45°解析). A(45°試験). 2. B(45°試験). 0 -2. 30. 40. 50. 60. 70. 80. 90. -4 -6. 重錘質量(kg). 図-9 円孔楕円の径長比較. -1116-. 100.
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