英語イマージョン授業 地理歴史科 世界史B 学習指導案 1 単元名 第4編 地球社会の形成と課題 第16章第3節 19世紀の欧米文化 2 単元設定の理由 ○単元(教材)観 「世界の一体化」が進展する現代にあって、それが顕著になった19世紀を中心に学習をすすめる。 この時代は近代世界システムが完成し、世界が欧米列強諸国を中核として政治・経済が一体化していく。 しかし、非欧米地域は一方的に統合されたわけではない。アジア・アフリカ・ラテンアメリカ等の政 治・経済・文化も欧米列強諸国に対して大きな影響を与えた。欧米列強諸国の世界進出に対する他地域 の対応と影響をテーマとして取り上げることにより、現代における「グローバリゼーション」の原点考 察させることができる。 ○生徒観 本学級は、2学年普通科のクラスである。男女共に海外文化に関する興味・関心は高く、普段のいわ ゆるアクティブ・ラーニング形式の授業においても積極的に発言を行う。また、学校行事におけるSG H課題研究等でも堂々と発表することができる。このクラスがもつ言語活動が巧みであるという特性を 活かし、英語イマージョンの授業においても積極的な発言を促していきたい。 ○指導観 本単元では様々な分野で政治・経済・文化の一体化が行われた時代である。この非常に複雑でグロー バルな視野が必要な時代を、EASの言語活動による主体的・対話的な内容で学習することにより、世 界史から“Global History”への視点を育成する。また、当時のヨーロッパや日本の政治・経済・文化を 英語で理解・紹介することにより、自国の文化や歴史を外国人に表現することができるようにさせ、世 界史の内容から学びに向かう人間性を涵養したい。 3 単元の指導目標 ・欧米諸国が世界を植民地化した要因と、それに対する各地域の反応を理解する。 【知識・理解】 ・19世紀における欧米諸国と他地域との政治・経済・文化の相関関係、即ち“Global History”の考え方 を自ら積極的に思考・判断・表現することができる。 【思考・判断・表現】 ・EASの紹介する資料を基に歴史を学習し、国際人としての歴史感覚を身に着けることができる。 【資料活用の技能】 4 単元の指導計画 (1)イギリスの覇権とヨーロッパ諸国 ・・・3時間 (2)南北アメリカの発展 ・・・2時間 (3)第2次産業革命と社会生活の変化 ・・・4時間(本時3時間目) (4)植民地獲得競争と動揺する世界秩序・・・2時間 5 本時の指導目標 ①本時のねらい ・19世紀ヨーロッパの絵画になぜ浮世絵が描かれているのか、その原因を自ら調べることができる。 ・ヨーロッパの絵画芸術に与えた日本文化の影響について考察することができる。 ・日本の伝統文化である浮世絵やその特徴について、英語で説明することができるようになる。同時に、 他の生徒の発表も聞いて評価することにより、「読む」「聞く」「話す」「書く」4技能を涵養する。 ②本時の手立て ・ヨーロッパ芸術に影響を与えた「ジャポニズム」を取り上げる。【マネ班】【モネ班】【ルノアール班】 【ゴーギャン班】【ゴッホ班】の5つに生徒を分け、それぞれの画家のもつ特性について調査する。 ・それぞれの画家と日本の浮世絵から受けた影響を統一テーマとし、ジグソー法を用いて英語で説明する。 ・学習内容の理解を深めるため、ICT機器(タブレット)を活用する。 ③教材 教科書『世界史B』東京書籍、『詳説日本史B』山川出版社、図説『ニューステージ世界史詳覧』 浜島書店、絵画図鑑「マネ」「モネ」「ルノアール」「ゴーギャン」「ゴッホ」等
4 単元の指導過程(英語イマージョン授業3時間)※評価はワークシート・自己評価表でも行う。 時 間 学習活動 指導上の留意点および評価の基準 指導者 時間 1 時 間 目 単元の目標を理解する。 ・JTとEASよりこの単元のテーマおよび 授業の目標を説明し、重要語句の発声練習を行う。 【興味・関心】 JT EAS 3分 EASによる発表方法の 説明 を理解する ワークシートへの記入 ・EASより生徒が本授業の目標を説明する。 ・19世紀のヨーロッパの芸術家が日本の浮世絵から受 けた影響に焦点をあて、ジャポニズムの歴史的背景に ついて説明する。 ・具体的に良い発表の方法と悪い発表の方法を説明し 評価の基準も提示する。 ・生徒が他の生徒に、ヨーロッパの画家と浮世絵との関 係性を説明できるようになるためにグループ学習の ねらいについて説明する。 【知識・理解】 EAS 15分 グループ活動 タブレットの使用 ・4~5人によるグループを10班作り、それぞれの班 が割り当てられた芸術家について調査する。 ・各グループの調査項目は ①芸術家の簡単な紹介 ②その芸術家の作品が、浮世絵からどのように影響を受 けているか ③芸術家の作品の中にある浮世絵から、どのような 特徴が読み取れるか ④その芸術家と、ジャポニズムに対する自らの考え の4点とする。 ・生徒はタブレットとワークシートを利用して、パワーポ イントによる発表の準備を英語で行うようにする。 【資料活用の技能】【思考・判断・表現】 EAS JT 30分 まとめ・次回の予告 ・次回の授業の流れを生徒に説明する。 EAS JT 2分 2 時 間 目 導入 ・本時の目標を説明する。 JT EAS 3分 グループ活動 ・それぞれの調査グループがタブレットを用いて芸術家 を調べ、ワークシートを活用して、パワーポイントによ る発表の準備を英語で行うようにする。 ・JTとEASは生徒の補助を行う。 【資料活用の技能】【思考・判断・表現】 EAS JT 35分 グループによる発表練習 ・EASによる発表の手本を生徒に見せ、その上でグルー プ内でお互いに発表の練習を行わせる。 【思考・判断・表現】 EAS 10分 まとめ・次回の予告 ・次回の授業の流れを生徒に説明する。 EAS JT 2分 3 時 間 目 ( 本 時 ) 本時の目標を理解する。 ・それぞれの調査グループごとに着席する。 ・EASより本時の授業の概略を説明する。 ・浮世絵から影響を受けた印象派芸術について復習する。 ・EASが生徒にどのような発表が好ましいか質問する。 【興味・関心】【知識・理解】 JT EAS 5分 グループで発表の練習 ・それぞれの調査グループがタブレットを用いてお互いの パワーポイントを完成させ発表の準備を行わせる。 ・JTとEASは生徒の補助を行う。 【資料活用の技能】【思考・判断・表現】 EAS JT 10分 グループでの発表 ・それぞれの調査グループが、5人ずつの8班の発表グル ープに分かれる(ジグソー法)。 ・生徒はそれぞれの発表班でタブレットを用いて発表を 英語で行う。 【思考・判断・表現】 ・生徒は「評価基準」にそって「評価表」に記入する・ 発表終了後、生徒にワークシートに沿ってEASに 対する質問を考えるように促す。 【興味・関心】 【資料活用の技能】 EAS 25分 EASへの質問 JTによる振返りとまと め ・質問のある生徒は、EASに対して学習内容に関する質 問を行う。 ・生徒は「自己評価表」を記入し、完成させる。 EAS JT 10分
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