• 検索結果がありません。

極小未熟児の身体発育に関する研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "極小未熟児の身体発育に関する研究"

Copied!
16
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

原 著

〔留女麟97灘、翻転〕

極小未熟児の身体発育に関する研究

東京女子医科大学 小児科学教室(主任:福山幸夫教授)   同 母子総合医療センダー(所長:武田佳彦教授)        ミツイシチサコ        三 石 知 左 子 (受付平成4年6月19日) Growth in Very・Low・Birth・Weight Infants       Chisako MITSUISm Department of P6diatrics(Director:Prof. Yukio FUKUYAMA), Maternal and Perinatal Center(Chief:Prof. Yoshihiko TAKEDA)       Tokyo Women’s Medical College    We followed postnatal physical growth in 51 very−low−birth・weight(VLBW,<1,500 g)infants until they reached the corrected age of 36 months, and analyzed the results in relation to data on normal healthy infants to study growth−determining factors.    The mean values for head circumference, body weight and height in VLBW infants reached the 10th percentile values for these variables in normal infants respectively at 40 gestational weeks, the corrected age of 12 months and 18 months. However, at the corrected age of 36 months, the mean values for VLBW group fell short of the 50th percentile values for the normal group, that is, VLBW infants still lagged behind normal ones particロ1arly in respect.to weight and height. Leanly built infants were significantly more common ln the VLBW group.    Analysis of weight gain by the birth weight revealed that the body weight catch up rate for E・group(25 cases with birth weight<1,000 g)was significantly lower than that for V・group(26 cases with birth weight>1,000 g)throughout the study period.    Weight gain classified by the extent of intrauterlne growth showed that growth rate for SFD group surpassed that for AFD group at the corrected age of 12 months onward, which indicated that growth spurt occurred later in SFD group.    In conclusion though the catch up tendency was apparent in a follow・up to the corrected age of 36 months, the premature infants, particuiarly extremely・10w・birth・weight infants or SFD, lagged far beh孟nd the normal infants. This suggests the need for etablishing a physical growth curve separately for premature infants from birth through early childhood.       緒  言

 周産期医療の長足の進歩によりneonatal

intensive care unit(NICU)を退院し,長期に follow upされている・・イリスク児が増加してい る.とくに出生体重1,500g未満の極小未熟児 (very low birth weight infant:VLBW)におい ては最新の医療により,その生存率の上昇,後障 害発生率の低下が著しく,正常出生体重児と同等 に就園,就学する児が次第に数を増してきている.   しかし,VLBWの身体発育に関しては,長期に わたって綿密に観察すると,正常体重で出生し, 正常に発達しつつある同年齢健常児の発育に次第 にcatch upしていく例もあるが,一般に小柄でか つ痩せている印象は否定できない.これまで未熟 児の身体発育についての追跡研究は多数報告され ているが,体格および身体発育に影響を及ぼす諸

(2)

因子について触れているものは少ない.

 本研究においては,VLBWの身体発育につい

て,出生後3年以上追跡し,体重,身長,頭囲の

経年的推移と,健常児の正常範囲内へ如何に

catch upするかを分析した.さらに身体発育に影 響を与える各種因子とその体格の特徴について検 討した.        対象および方法  1984年10月より1987年3月までの2年6ヵ月間 に東京女子医大母子総合医療センターで管理した 極小未熟児88例のうち,死亡退院した10例を除き, 生存退院した78例において,先天異常,奇形症候 群を合併しない単胎出生したのは68例であった. この中でさらに修正36ヵ月以上の年齢まで追跡で きた55例中,脳性麻痺,てんかん,重度の精神発 達遅滞(DQ<50)の4例を除いた51例を対象とし た.この対象51例の出生時身体発育値と新生児時 期の状態は表1のごとくで,平均在胎齢数は28.8 週,平均出生体重1,012.5gであった.  これらの対象例の体重・身長・頭囲は,follow up 外来の定期的受診のたびに,担当医師,およびト レーニングを受けた看護婦によって,常に同一機 器を用いて厳密に測定された.  体重は計量検:定を受けている10g単位の体重計 で測定した.身長は修正24ヵ月未満までは仰臥位 で,修正24ヵ月以降は立位で測定した.丁丁は前 額と後頭隆起を通る最大頭周囲とした.  身体発育を評価する際の月齢はすべて出産予定 日より起算する修正月齢を用いた.出産予定日は 寄親の最終月経,妊娠初期の子宮内の超音波断層 像で決定し,それが不明確な場合には,出生後間 もない児のDubowitz法1)による在胎週数推定法 により決定した.  発育の評価は昭和55年厚生省調査による乳幼児 身体発育パーセンタイル曲線2)を使用し,10パー センタイル以上の値に到達した場合をcatch up とした.またcatch upした例数の全体に対する比 率をcatch up率とした.  身体発育速度については在胎40週置ら12ヵ月ご との体重,身長,頭囲の増加とした.  体格については修正6ヵ月時にはKaup指数に より,同36ヵ月時には肥満度により検討した.  Kaup指数〔体重(kg)/身長2(cm)×104〕で, 20以上は肥満,18以上20未満はやや肥満,15以上 18未満は正常,15未満はやせと定義した.  また肥満度〔(現在の体重一標準体重)/標準体 重×100(%)〕は,+20%以上を肥満,肥満度+10% 以上をやや肥満,肥満度一10%以下をやや痩せ型, 表1 対象例の出生時身体計測値と新生児期合併症 対象例 V群 E群 AFD群 SFD群 (N;51) (N=26) (N=25) (N=33) (N=18) 在胎回数 28.8±3.2 30.6±3.1*ホ 26.8±2.0 27,4±2.P* 31.2±3.5 (最小一最大) (24−37) 出罐細大) 1,012.5±285.7 @ (420−1,462) 1,259.1±147.7零* 775.4±156.3 1,017.1±275.0 1,004.1±304.1 出生時身長(cm) 35.4±3.3 37.8±2.1零宰 32.8±2.1 35.1±3.1 36.0±3.4 (最小一最大) (29−40) 出生時重囲(cm) 24.8±2.2 26.8±1.9串串 23.0±1.8 24.5±2.5 25.6±2.8 (最小一最大) (18,6−31.1) 性比(M/F) 29/22 16/10 13/12 17/16 12/6 低血糖症(例) 8(15、7%) 3(11.5%) 5(20%) 3(9.1%) 5 新生児慢性 15(29.4%) 2(7.7%)翠* 13(52%) 11(33.3%) 4(22.2%) 肺疾患(例) 人工呼吸器管理 31(60.8%) 8(30.8%)榊 23(92%) 21(63.6%) 10(55.6%) (例) 人工呼吸器管理 17(33.3%) 1(3.8%)拳零 16(64%) 12(36.4%) 5(27.8%) 装着日数≧7days (例) 建馬継纏・, 64.1±40.8 58,3±32.8皐 84.0±39.6 71.7±39.5 50.8±40.8 要した日数 魑p<0,01,*p<0.05Mean±SD

(3)

肥満度一20%以下を痩せ型と定義した.ここで必 要となる標準体重は村田ら3>の幼児期の性別年齢 別身長別標準体重を用い,幼児肥満度計算尺4)を 使用して肥満度を求めた.  対象例のコントロールとして,同時期に当セン ターで出生し,新生児期に問題なく経過し成長し た健常児(154例)の6ヵ月健診,3歳児健診時の 体格を用いて比較検討した.健常児154例は男児76 例,女児78例で在胎回数(mean±SD)は39.3±1.2 週,出生体重(mean±SD)は3,164.1±402,6gで あった.

 身体発育の評価方法として,まず対象VLBW

全体の経年的推移,catch up率,体格について検 討した.次に,身体発育に影響を及ぼす可能性が ある以下の各種諸因子について検討した.  出生体重:出生体重1,000g未満群(以下E群と 略す)25例(男児13例,女児12例)と,出生体重 1,000g以上群(以下V群と略す)26例(男児16例, 女児10例)の2群に分けて,経年的推移,catch up 率,身体発育速度,体格について比較検討した.  胎内発育状態:厚生省ハイリスク母児管理研究 .班の日本人の胎児発育曲線5)により,出生体重 が一1.5SD未満をsmall for dates児(以下SFD 児),一1.5SD以上+1.5SD未満をappropriate for dates児(以下AFD児),十1.5SD以上を heavy for dates児(以下HFD児)とした.対象 51例中SFD児は18例, AFD児は33例であり,

HFD児は1例もなかった.こめSFD児とAFD

児の2群を比較検討した.  呼吸管理と初期栄養状態:身体が順調に成長す るためには十分な栄養が必要であり,また呼吸管 理が行われている場合には,栄養を十分摂取する ことが困難であることは周知の事実である.そこ で12ヵ月の時点で体重・身長・頭囲すべてcatch upした群(以下catch up(十)群と略す)21例と, 体重・身長・頭囲のいずれかひとつでもcatch up 60 50 45 30 頭囲〔c呵 身長〔cm 90 80 70 60 50 30 掩重(堕} 14 :: ;1 9 0 頭囲 身長 体重 60     55 90パーセンタイル 50パーセンタイル50 10パーセンタイル     45 40 90パーセンタイル35 50パーセンタイル ioパーセンタイル30 頭囲〔cm) 身長{cm) 9D BO 70 90パーセンタイル   60 50パーセンタイル  50 10パーセンタイル      40 王・・…S・ 在胎40週 6ヵ月  12ヵ月  18ヵ月  24ヵ月 36ヵ月 修正月齢    図1 極小未熟児の身体発育(男児) 体重は12ヵ月、,身長は18ヵ月,頭囲は在胎40週で平均 値が10パーセンタイル以上となった. 体重 1: :1 晋 珊: 睾 : : : o kg} 壬 璽 頭囲 身長 体重 90パーセンタイル 50パーセンタイル 10パーセンタイル 90パーセンタィル 50パーセンタイル 10パーセンタイル 90パーセンタイル 50パーセンタイル 10パーセンタイル 修正月齢  在胎40週 6ヵ月   12ヵ月   笥8ヵ月   24ヵ月        36ヵ月       王Mean±SD    図2 極小未熟児の身体発育(女児) 体重は12ヵ月,身長は18ヵ月,頭囲は在職40週で平均 値が10パーセンタイル以上となった.

(4)

しなかった群(以下catch up(一)群と略す)30 例の2群に分けて,呼吸管理,初期の栄養状態に ついて比較検討した.  統計学的有意差検定はt検定とλ12検定を用い, p〈0.05を有意とした.         結  果  1.極小未熟児の身体発育の経年的推移  対象51例(男児29例,女児22例)の平均在胎週 数は28.8±3.2週(24∼37週),平均出生体重は 1,012,5±285.7g(420∼1,435g)であった.これ ら対象例の体重,身長,重囲の平均値の経年的推 移を昭和55年厚生省調査による乳幼児身体発育 パーセソタイル曲線上に示したのが図1,2であ る.  1)体重  在胎40週時の体重(平均値±標準偏差)は,男 児2.07±0.68kg,女児1.88±0.41kgでいずれも 3パーセンタイル未満であった.12ヵ月以降10 パーセンタイル以上となったが,36ヵ月時まで25 パーセンタイル以下であった.  2)身長  身長は体重よりcatch upが遅く,18ヵ月で男女 ともに10パーセンタイルを越えた.とくに,女児 は,24ヵ月からの伸びが著しく,36カ,月では90.0± 3.1cmと25パーセンタイルを越えた.  3)頭囲  頭囲は在胎40週臆すでに10パーセンタイル以上 であり,6ヵ月では25パーセンタイル以上となり, 36ヵ月まで継続していた.  総括すると,catch upは頭髪,体重,身長の順 に認められ,頭囲は初期より10パーセンタイル以 上と良好な発育を示した.体重は12ヵ月で10パー センタイルを越えたものの,その後,成長促進が 認められなかった.これに対して,身長のcatch upは18ヵ月と最も遅かったが,その後も順調な伸 びを示した.これら身体発育経過の特徴は,男女 100 90 80 70 60 50 4D 30 20 10 86.3 92.2 ョ霧 「「=輌 843 ^函 顛 叢 78.4 翻り、 (内数) か  ’ x;1 議セへ∵ 難・明「 7a 5 イ‘・・.:{ X:il 76.5 鷺 ・1気♂ ヨ、1碁 蒙碧: 11∵、 56.9 ジ “ c1「r社、 6吐7 i33 64.7 妻…ll ?^彰「く 60.8 R1) ・ゴワ≧i 6巳7 i34) 蒙ll: 劉 F 「 51.0 」■■  ■

、、・・気 I ’1 葦.、「5 煤F ≧■』‘ ン批 裟1 辱=“ (26 ζ1、’: 「 ‘噛 5 雄餅、 醜 と縁

π

**「 毎鼈黷堰 @37.3 9 35.3 曹W) 41.2 @垂 ミレ.、 ピ匁 o宦u 掛1=・託 P鰺鱗 琵沙 以6

O

解  1i ォ  1 」 @目 P 目印離i醗鑛 鋸為重1影1 轟 巽ii 焉@‘ a距 …謬 : ロi:: 繋繕難鷲1:黛 11.7 麟 外ゼ F 螺 」りく、 1、 §講 ミご 二}ヒンρ ⑥ 欝霞繕 溺 灘一 聰 影熱、‘こ. =」 @藝 D峯 蛛D、 ’謹 鰻響稜ンゴニ 鋲 繕葺蓬 体重 身長 頭囲    体重 身長 頭囲  上身40週置        6ヵ月   *p<O,05   緋p<0.01 体重 身長 頭囲    体重 身長 頭囲    体重 身長 頭囲    体重 身長 頭囲  12ヵ月       18力周       24カ月       36カ月  修正月齢 図3 極小未熟児の身体発育catch up状況 身長は体重より高いcatch up率を示した.体重は18ヵ月以降,身長は24ヵ月以降, catch up率の 増加を認めなかった.頭囲は24ヵ月から36ヵ月にcatch up率の低下を認めた.

(5)

共に認められたが,女児の身長の顕著な伸びが目 立つ所見であった.  2.極小未熟児身体発育の健常児正常範囲ぺの catch up率  在胎40週,修正6ヵ月,12ヵ月,18ヵ月,24ヵ 月,36ヵ月の時点でcatch up率を図3に示した.  体重のcatch upは在胎40週で6例(11.7%), 6ヵ月で18例(35.3%),12ヵ月で26例(51.0%) に認められた.18ヵ月以降のcatch up率は.60%台 であり,最終診察である36カ.月でも34例(66.7%) に止まった.  身長のcatch up率は同時期の体重のcatch up 率より高い値を示した.12ヵ月で29例(56.9%) と過半数を越え,璽ヵ月では39例(76.5%)とさ らに上昇したが,その後36ヵ月時のcatch up率 (76.5%)は増加しなかった.  三囲のcatch up率は二三40週19例(37.3%), 6ヵ月40例(78.4%)で,体重,身長のそれに比 し有意に高率であった.この三囲のcatch up率の

上昇は24ヵ月まで続いたが,36ヵ月では42例

(82.4%)となり,逆に低下した.  3.極小未熟児の体格(表2)  修正6ヵ月では,痩せ(Kaup指数15未満)が20 例(39.2%)に認められ,健常児群1例(0.6%) との問に有意差を認めた.  また,36カ,月では,やや痩せ(肥満度一20%以 上一10%未満)がVLBW群の17例(33.3%)に認 められ,健常児群4例(2.6%)に比し有意に高率 であった.肥満度+10%以上は,健常児群の14例 (9.1%)に対して,VLBW群では1例(2.0%) に過ぎず,全体的な体格の特徴として痩せ型を示 した.  4.身体発育と各種諸因子  1)出生体重

 E群25例とV群26例の出生時身体計測値と新

生児期合併症を表1に示したが,在胎回数,出生 時の体重・身長・頭囲,新生児慢性肺疾患例,人 工呼吸器装着例,100kcal/kg/day経口摂取到達 に要した日数に有意差が認められた.  (1)平均値の経年的推移(図4,5)

 体重:V群では6ヵ月で10パーセンタイル以

上となるが,E群では36ヵ月まで10パーセンタイ ル未満であった.

 身長:V群では6ヵ月で10パーセンタイルを

越え,以後成長促進していったが,36ヵ月までに は50パーセソタイルに到達しなかった.E群では 24ヵ月より10パーセンタイル以上となった.  体重,身長の推移については男女とも同傾向で あったが,男児では24ヵ月時の身長を除く他のす べての検査時点で,2二二に有意差を認めたのに 対して,女児では在胎40週時と6ヵ月時の体重に 有意差を認めたのみであった.  頭囲:男児ではV群は在団40週より12ヵ月ま で50パーセンタイルを越える値であったが,それ 以後は50パーセソタイル未満であった.E群では 12カ.月で10パーセソタイルを越え,36ヵ月ではV 群との間の有意差は認められなくなった.女児で はV群は在胎40週で10パーセソタイル以上,6カ 月より36ヵ月まで50パーセンタイル以上を継続し ていた.1E群では6ヵ月で10パーセンタイル以上 表2 極小未熟児(VLBW)と健常児との体格の比較 修正6ヵ月時 Kaup指数 <15 15≦∼<20 20≦ VLBW(N=51) 衷寬凵iN=154) 21131:1菱1}・ 28(54.9%) P39(90.3%) 3(5.9%) P4(9.1%) 修正36ヵ月時 肥満度(%) <一20 一20≦∼<一10 一10≦∼<10 10≦∼〈20 20≦ VLBW(N=51) 衷寬凵iN=154) 1(2.0%) O(0.0%) 11131:1菱〕一 32(62.7%) P36(88.3%) 1(2.0%) P2(7.8%) 0(0.0%) Q(1.3%) *零o<0.OI

(6)

6D 55 50 ⑩ 35 30 頭囲(cm) 身長{cm} 9Q 8D 70 60 5σ 40 30 体重(kg} 「 杢 「 頭囲 6q 闘 身長 体重   r「 「 90パーセンタイル     50 50パーセンタイル 10パーセンタイル 9Dパーセンタイル 3s 『 50パーセンタイル 10パーセンタイル 30 頭囲{c而 身長{cm) 100 go   パ センタイル 「、,。パーセン夘レ・・ 10パーセンタイル 壬・群・1蜘・上・ 杢E群・糊繍        修正月齢 な ゆ    カ       をカ      カ      カ      コ カロ        一一・・壬Mea・SD 3D 体重(k9) :: 慧 :1 1: 茸 : ; : o 壁 「 頭囲 身長 体重 90パーセンタイル 50パーセンタイル 10パーセンタイル 90パーセンタイル 50パーセンタイル 10パーセンタイル 90パーセンタイル 50パーセンタイル 10パーセンタイル 壬・群・絢網 杢E群・一山   図4 出隼体重別による身体発育(男児) V群の体重・身長の平均値は6ヵ月でcatch upした のに対して,E群での身長は24ヵ月でcatch upした が,体重は36ヵ月でもcatch upしなかった。 在胎40週  6ヵ月    12ヵ月   18ヵ月 24ヵ月     修正月齢   ヨ カ  ・・… @IMea・±S・   図5 出生体重別による身体発育(女児) V群の体重・身長の平均値は6ヵ月でcatch upした のに対して,E群での身長は24ヵ月でcatch upした が,体重は36ヵ月でもcatch upしなかった. となった.女児のV・E群間にはいずれの月齢時 においても有意差は認められなかった.  (2)catch up率(表3)  体重:V群は6ヵ月で26例中16例(61.5%),12 ヵ月で20例(76,9%),18ヵ月で22例(84.6%), と上昇したが,その後上昇は認められなかった. 一方,E群では月齢とともに徐・々にcatch up率は 上昇したが,全経過を通じてV群のそれより低率 であり,常に有意差が存在した.  身長:V群では6ヵ月で16例(61.5%),18ヵ月 で22例(84.6%)と体重と同じcatch up率を示し, 36ヵ月には23例(88.5%)と9割近くcatch upし た,E群においては,6ヵ月で5例(20,0%),18 ヵ月で11例(44.0%)とV群との間に有意差を認 めたが,同月齢の体重のcatch up率より高く,そ の後のcatch up例の増加も順調であり,24ヵ月以 降のcatch up率は60%台であった.  頭囲:V群は在胎40週ですでに20例(76.9%) と高いcatch up率を示し,18ヵ月では100%に達 したが,36ヵ月で24例(92.3%)とやや低下した. E群でも6ヵ月で17例(68。0%)と高いcatch up 率を示し,24ヵ月では21例(84.0%)まで上昇し たが,36ヵ月ではV群と同様に18例(72.0%)に 低下した.  (3)身体発育速度(表4)  体重の増加はV群が修正12∼24ヵ月以外,E群 を上回っていた.

 身長ではE群は在胎40週∼12ヵ月でV群に比

較してよく伸び,有意差を認めた..その後は次第 にV群と差がなくなっていった.

 頭囲の増加はすべての時期でE群がV群を上

回っていた.  (4)体格(表5)  6ヵ月では,E群の25例中14例(56.0%)と半数

(7)

表3 極小未熟児における出生体重別2群間の身体発育のcatch up率の比較

体 重 身 長 頭 囲

修正月齢

E群 V群 E群 V群 E群 V群

N二25(%) N=26(%) N=25(%) N=26(%) N=25(%) N=26(%) 在胎40週 0(0.0) 6(23.1)拳 0(0.0) 9(34.6)榊 11(44.4) 20(76.9)* 6ヵ月 2(8.0) 16(61.5)熟* 5(20.0) 16(61,5)** 17(68.0) 23(88.5) 12ヵ月 6(24.0) 20(76.9)*傘 11(44.0) 18(69.2) 20(80.0) 24(92.3) 18カ月 11(44.0) 22(84.6)* 11(44.4) 22(84.6)* 18(72.0) 26(100)* 24ヵ月 11(44.0) 20(76.9)累 17(68.0) 22(84,6) 21(84.0) 26(100) 36ヵ月 12(48.0) 22(84.6)零 16(64.0) 23(88。5) 18(72.0) 24(92.3) E群:出生体重1,000g未満, V群:出生体重1,000g以上 *寧吹q0.01 *p<0.05 表4 極小未熟児における出生体重別・胎内発育別2欄間の身体発育速度の比較 修正月齢 在日40週∼12ヵ月 12∼24ヵ月 24∼36ヵ月 体重 E群(N=25) 5.99±0.90 222±0,52 1.77±0.55 (kg/year) V群(N=26) 6.41±0.94 2.02±0.45 1。85±0.54 身長 E群(N=25) 29.1±2.9零* 11.8±2.3 8.0±1.8 (cm/year) V群(N=26) 26.8±2.8 10.6=ヒ1.3 8.1±1.7 頭囲 E群(N=25) 13.4±1,6 2.2±0.8 1.2±0.6 (cm/year) V群(N=26) 12.6±1.5 2.0±0.6 1.1±0.6 体重 SFD群(N=18) 5,78±1.12串 2.23±0.42 2.03±0.59卓 (kg/year) AFD群(N=33) 6.42±0,73 2.07±0.52 1.69±0.49 身長 SFD群(N=18) 27.9±3.6 12.4±2.P零 8.5±1.3串寧 (cm/year) AFD群(N=33) 27.9±2.8 10.8±1.7 7.8±1.9 頭囲 SFD群(N=18) 13.6±1.6 2.0±0.6 1.1±0.6 (cm/year) AFD群(N=33) 12.7±1,5 2,1±0.7 1.1±0.5 *索垂ュ0.01 *p<0,05 Mean±SD 表5 極小未熟児における出生体重別2群間の体格の比較 修正6ヵ月時 Kaup指数 <15 15≦∼〈20 20≦ E群(Nコ25) u群(N二26) 111麟;]・ 11(44.0%) P7(65.4%) 0(0.0%) R(11.5%) 修正36ヵ月時 肥満度(%) く一20 一20≦∼<一10 一10≦∼く10 10≦∼<20 20≦ E群(N=25) u群(N=26) 0(G.0%) P(3.9%) Il撒;]・ 12(48.0%) Q0(76.9%) 0(0.G%) P(3.9%) 0(0.0%) O(0.0%) E群:出生体重1,000g未満 *p<0.05 V群:出生体重1,000g以上 以上が痩せ(Kaup指数15未満)であるのに対し て,V群では26例中17例(65.4%)が正常からや や肥満(Kaup指数15以上20未満)であった.36カ 月では,肥満度一10%以上+10%未満がV群の20 例(76.9%)に対して,E群では肥満度一20%以 上一10%未満が13例(52.0%)と過半数を占め, V群に比較して痩せ型が有意に高率であった.  2)胎内発育状態

(8)

60 品 50 40 35 30 頭囲{c励 身長(cm oσ 9Q go 5Q 50 aσ 体重{kg} 1: な 11 1 1 F 三囲 『 6◎ 身長 体重     S5 90パ一覧ンタイル 50パーセンタイル50 て0パーセンタイル     45 90パーセンタイル85 50パーセンタイル 10パーセンタイル30 a5 頭囲〔cm) 身長(㎝) go ao 70      60 90パーセンタイル 50パーセンタイル  5Q 10パーセンタイル      40 壬・・D群 杢S・D群        修正月齢 な       さカ        カ      ヨヵロ      カ       ヵ        ★★pao1貢区α。5 1Mean・SD 30 体重(k9}  1:  ;二 l1 1:  i  : 量 顕 頭囲    曹   _90パーセンタイル         50パーセンタイル         10パーセンタイル 身長 体重 90パ一向ンタイル 50パーセンタイル toパーセンタイル 90パーセンタイル 5σパーセンタイル 10パーセンタイル 壬・・D群 杢s・D群  図6 胎内発育状態別による身体発育(男児) AFD群の体重・身長の平均値は6ヵ月でcatch upし たのに対して,SFD群での身長は36ヵ月でcatch up したが,体重は36ヵ月でもcatch upしなかった.       修正月齢 セ ゆロ  どヵ      ロ ヵ      らヵロ      ヵ      ヨどカ        ★P価 1・・a・士SD  図7 胎内発育状態別による身体発育(女児) AFD群の体重・身長の平均値は6ヵ月でcatch upし たのに対して,SFD群での身長は36カ,月でcatch up したが,体重は36ヵ月でもcatch upしなかった。

 SFD群とAFD群の2丁丁の出生時身体計測

値と新生児期合併症を表1に示したが,在胎回数 のみに有意差が認められた。  (1)平均値の経年的推移(図6,7)

 体重:AFD群では6ヵ月より10パーセンタイ

ル以上であったが,SFD群では,月齢と共に成長促 進を認めた.しかし36ヵ月でもなお10パ一目ンタ イル未満であった.

 身長:AFD群では6ヵ月より10パーセンタイ

ル以上となったが,SFD群では36ヵ月で10パーセ ンタイル以上にcatch upした.  体重・身長については男女とも同傾向であった が,AFD・SFD 2群間の有意差は男児では36ヵ月 で,女児では18ヵ月で消失した.

 三囲:AFD群では男女共に在胎40週より10

パーセンタイル以上を示し,その後50パーセソタ イル近くの値を継続した.SFD群では6ヵ月より 10パーセンタイル以上であった.  (2)catch up率(表6)

 体重:6ヵ月時,AFD群では33例中17例

(51.5%)と過半数であったが,SFD群では18例中 1例(5.6%)のみと低率であった.その後,AFD 群では36ヵ月で25例(75.8%)カミcatch upしたが, SFD群では36ヵ月まで50%以下であった.  身長:AFD群は在胎40週の8例(24.2%)より, 36カ.月の28例(84.8%)まで常にAFD群の体重の それを上回るcatch up率であった. SFD群でも 12・18ヵ月以外ではSFD群の体重のそれを上回 るcatch up率をみせており,36ヵ月では11例 (61.1%)であった.

 三囲:AFD群は6ヵ月より60パーセント以上

のcatch up率を示した.一方SFD群は6ヵ月時 は9例(50.0%)と半数のcatch upに過ぎず, AFD群との間に有意差が生じたが,次第にcatch

(9)

表6 極小未熟児における胎内発育別2群間の身体発育のcatch up率の比較

体 重 身 長 頭 囲

修正月齢

SFD群 AFD群 SFD群 AFD群 SFD群 AFD群

N=18(%) N=33(%) N=18(%) N=33(%) N=18(%) N=33(%) 在胎40週 1(5.6) 5(15.2) 1(5.6) 8(24.2) 8(44,4) 23(69.7) 6ヵ月 1(5.6) 17(51.5)** 3(16,7) 18(54.5)* 9(50.0) 31(93.9)** 12ヵ月 6(33.3) 20(50.6) 5(27.8) 24(72.7)赫 12(66.7) 31(93.9)累 18ヵ月 9(50.0) 24(72.7) 8(44.4) 25(75.8) 14(77.8) 30(90.9) 24ヵ月 8(44.4) 23(69.7) 11(61.1) 28(84.8) 15(83.3) 32(97.0) 36ヵ月 9(50.0) 25(75.8) 11(61.1) 28(84.8) 11(61.1) 31(93.9)掌. *索吹モO.01 *p<0.05 up率の増加を認め,24ヵ月では15例(83.3%)と なった.しかし,36ヵ月には11例(61.1%)に低 下し,AFD群との間に再び有意差が生じた.この ようなcatch up率の低下は体重・身長には認めら れず,.この点に注目し,SFD群の体重と頭囲の catch up率の関係を24ヵ月と36ヵ月で比較した.  24ヵ月時に頭囲と体重がともにcatch upして いた例は8例あり,これは36ヵ月時も不変であっ た.次に24ヵ月時に頭囲のみがcatch upして,体 重はcatch upしていない例は24ヵ月時7例,36カ 月時3例であり,高息・体重ともにcatch upして いない例は24ヵ月時3例,36ヵ月時6例であった. すなわち24ヵ月時に頭囲のみがcatch upし,体重 がcatch upしていない例は,修正36ヵ月では頭 囲・体重ともにcatch upが認められなくなる傾向 を示した(表7).  (3)身体発育速度(表4)

 AFD群の体重の増加速度は,最初の1年では

SFD群のそれより有意に大であったが,次の1年 表7 SFD群の修正24ヵ月・36ヵ月時の体重と頭蓋  のcatch up状況 修正24ヵ月 体重  (+) Catch up(一) 修正36ヵ月 頭 囲 Catch.up (+) 8 7 (一) 0 →体重  (+) 3      Catch up(一) 頭 囲 Catch up (+) 8 3 (一) 1 6

で逆転し,3年目ではSFD群が有意に大であっ

た.  身長では両群とも最初の1年は同じ伸び率を示

したが,次の2年はSFD群の伸び率が有意に大

であった.  頭囲の増加については体重・身長のような特徴 はなかった.  (4)体格(表8)  修正6ヵ月時SFD群は18例中12例(66.7%)が 痩せ型を示し,AFD群33例中6例(18.2%)に対 表8 極小未熟児における胎内発育別2群間の体格の比較 修正6ヵ月時 Kaup指数 <15 15≦∼〈20 20≦ SFD群(N=18) `FD群(N=33) 11撒1]・・ 、llll:潔]・ 0(0.0%) R(9.1%) 修正36ヵ月時 肥満度(%) 〈一20 一20≦∼<一10 一10≦∼<10 10≦∼く20 20≦ SFD群(N=18) `FD群(N=33) 1(5.6%) O(0.0%) 7(38.9%) P0(30.3%) .10(55.5%) Q2(66.7%) 0(0,0%) P(3.0%) 0(0.0%) O(0.0%) *串吹モO.01 串p<0.05

(10)

表9 修正12ヵ月までの身体発育catch upの有無に  よる2群間の呼吸管理・栄養状態の比較 Catch up(+) Catch up(一) (N=21) (N=30) 人工呼吸管理 10(47.6%) 20(66.7%) 呼吸器装着日数≧7days 4(19,0%) 14(46.7%) 新生児慢性肺疾患 2(9.5%) 13(43.3%)*

面面櫟省鰭口占

48.5±23.2 72.7±47.5* 一 一■ 一冒一 一 一 一 一一一一一 一一 一一 一 一一 一 一 一一 一 一一 而冒 一一 一 旧 如未熟児数 5(23.8%) 20(66.7%)ホ* SFD口数 4(19.0%) 14(46.7%) **吹モO.01 ホp<0.05 して有意差を認めた.しかし36ヵ月ではSFD群・

AFD群ともに肥満度一10%未満がそれぞれ8例

(44.5%),10例(30.3%)で,有意差はなかった.  3)呼吸管理と初期栄養状態(表9) 呼吸管理については,人工呼吸器装着による呼 吸管理を受けた例はcatch up(一)群では20例 (66.7%),catch up(十)群では10例(47.6%), また1週間以上呼吸器装着した例はそれぞれ14例 (46.7%),4例(19.0%)といずれもcatch up(一) 群に多かったが,有意差は認めなかった.  気管支肺異形成,Wilson−Mikity症候群を含め た新生児慢性肺疾患(chronic lung disease,以下 CLDと略す)例は, catch up(+)群2例(9,5%) に対し,catch up(一)群13例(43.3%)と多く, 有意差を認めた(p<0.05).  次に100kcal/kg/dayを経口摂取に達するまで に要した日数を比較すると,catch up(+)群で は48.5±23.1日,catch up(一)群では72.7±47.5 日置,catch up(+)群において有意に短かかっ た.ちなみに各群における超未熟児数とSFD児 数を比較したが,いずれもcatch up(一)群に多 く,特に超未熟児数はcatch up(+)群の5例 (23.8%)に対し,catch up(一)群では20例 (66.7%)と有意差を認めた(p<0.01).          考  察  周産期医療の目覚ましい進歩に伴い,従来生存 不可能,あるいはintact survivalは困難と考えら れた極端な未熟症例がNICUを退院して,発育・ 発達し,正常な出生・成長をとげた児たちと肩を 並べて就園・就学することも珍しくなくなってい る.保健所における3歳児健診等の集団健診で普 通児に混じって超未熟児出生児が受診することも 多くなったが,通常一見して未熟児出生という推 測が容易になされる.この推測は特有の未熟児顔 貌だけでなく,小柄で華奢な特徴的体型に基づい ている.この未熟児の身体発育については種々の 報告がなされているが6)∼21),そのほとんどは健常 児を対象に横断的に作成された成長曲線に対して のcatch upで評価している.  著者は当母子総合医療センター開設以来,未熟 児の身体発育を綿密に追跡しているが,未熟児,

特にVLBWは成熟児と異なる独特の身体発育パ

ターンをとるのではないかという印象を強くして いる.  また出生体重,胎内発育状態,出生後早期の栄 養状態などがその身体発育に重大な影響を与える 因子であろうとも推測してきた.

そこで,まずVLBWの発育を評価する上で基

準となる身体発育値が必要となるが,本研究にお いては,日本で10年頃とに全国的規模で実施され ている厚生省調査乳幼児身体発育パーセンタイル 曲線を使用した.また低出生体重で出生した児が 正常範囲に追いつくいわゆるcatch upの定義に ついては,一1.5SD以上,3%パーセンタイル値 以上など諸家の報告において種々異なるが,本研 究では,母子手帳に記載されている正常範囲下限

10%パーセンタイル値をもって正常範囲への

catch upと定義した.

VLBW全体の発育では体重は12ヵ月で,身長

は18ヵ月で平均値が10%パーセンタイルを越えて おり,これは男女ともに同様であった.また頭囲 は在胎40週ですでに10%パーセンタイル以上を示 し℃いた.このことより,平均値からみると18カ 月で身体発育は一応のcatch upが認められると いえるが,その後は,身長の伸びが体重を上回り, 痩せ型の体型であることが示されている.また catch up率からみると,体重は12ヵ月で51%と半 数を越えるが,18ヵ月以降は60%台のままであり, 18ヵ月までにcatch upしていない例は,その後36 ヵ月までにcatch upする可能性は極めて低いと いえる.また身長は体重と同様に12ヵ月でcatch

(11)

up率は半数を越え,18ヵ月で60%台となったが, その後もcatch up率は上昇し,24ヵ月で76.5%を 示した.36ヵ月でcatch upの増加を認めていない が,身長について24ヵ月がcatch up率のひとつの チェックポイントになるかについては,さらに数

年のfollowが必要と考えられる.このように

VLBW全体の身体発育についてはcatch up率か らは,12ヵ月から24ヵ月の間に健常児にcatch up してくるといえるが,平均値では身長,体重は50 パーセソタイルに遠く及ばない状態である.また 出生体重,胎内発育状態などの身体発育因子につ

いて十分検討した上でVLBW一人一人の発育を

評価する必要があると考えられる.  出生体重が身体発育に与える影響:まず出生体

重については,出生体重1,000g以上のV群と

1,000g未満のE群では,体重のcatch up率には

常に有意差を認め,18ヵ月でV群は84.6%の

catch upを示したのに対し, E群はその2分の1 近くの44.0%であり,36ヵ月でもE群は48.0%と 半数に満たないcatch up率であった.身長ではV 群のcatch up率は18カ,月時すでに84.6%に達し たのに対し,E群のそれは44.0%に過ぎなかった が,36ヵ月には64.0%まで上昇した.このように 出生体重別にみるとそのcatch up率には差が大 きく,特に体重の発育については,年平均の体重 増加がV群がE群より大であり,出生体重が後年 まで影響を残していた.  このような出生体重が後年の発育に大きな影響 を及ぼし,今回の研究結=果と同様に,出生体重の 小さい症例はその発育が遅いとの報告がある.福 田ら11)は極小未熟児を1,000g以上と未満に分け て6歳まで追跡し,1,000g以上の児の体重は,身 長・三囲に遅れてcatch upが5∼6歳時には50 パーセンタイル値に達して,5歳を越える頃には 普通児と同様の体型となったが,1,000g未満の超 未熟児はなかなかcatch upせず,身長の平均値は 3∼4歳で,体重の平均値は5歳を越えて10パー センタイルに入ったと報告している.  Hirataら7)は501∼750gの児18例を7歳まで追 跡し,平均体重,平均身長は3歳まで5パーセン

タイル前後に止まったが,4∼6歳にかけて

catch upし,10∼50パーセンタイルに達したと報 告している.  Kitchenら15)はVLBWの身長・体重・頭囲につ いて2歳時と5歳時に評価した.出生体重1,000g 未満の超未熟児のcatch upは不良で,2歳時に体 重・身長が10パーセンタイル未満の児は5歳まで その増加率が低く,10パーセンタイル未満のまま であったと報告している.  胎内発育が生後の発育に与える影響:胎内発育

別にみたSFD群とAFD群の身体発育を比較す

ると,まず体重のcatch up率は18ヵ月でSFD群 50。0%,AFD群72.7%,以後の36ヵ月までcatch up率に大きな変動は認められなかった.また体格

は6ヵ月時のSFD群がAFD群に比し有意に痩

せの体格を示していたが,36ヵ月時には有意差は 消失し,2二間の体格の差は無くなっていた.

 身体発育速度をみると,SFD群はAFD群と比

較して,12ヵ月以降に体重増加,身長の伸びが著 しくなってきている.このため,平均値で男児で は身長,体重ともに24ヵ月まで,女児では12ヵ月 までAFD群との間に有意差が認められた.従っ

て,SFD児の身体発育のgrowth spurt時期は

AFD児よりも遅いと言える.極小未熟児SFD児

の原因として通常,児側には主に先天異常,奇形 症候群がある.これらを除いた今回の対象例の SFDの原因は主として母体側にあり,妊娠中毒 症,母体合併症による胎内環境の悪化が主体と考 えられる.この劣悪な胎内環境を出産により終了 することで,SFD児の身体発育の大幅な伸びが期 待されるはずであるが,実際にはAFD児よりも growth spurtが遅く,この理由は不明である.今 後の重要な課題として検討していく必要があると 考えられた.

 未熟児のAFD児とSFD児の発育について比

較追跡した報告も多いが22>∼27),その多くはAFD

児に較べSFD児の発育,健常児に対するcatch

up率が劣っていると述べている.  Vohrら22)23)は極小未熟児のAFD児とSFD児 の発育を5歳まで追跡し,SFD児の体重・身長は 1歳時にAFD児のそれに匹敵するようになった

が,2歳から5歳まではAFD児の方がより体重

(12)

が重く,身長も高く,SFD児との間に有意差を認 めたと述べている.  またPenaら24)の報告では早産極小未熟児の

SFD児に対して平均在晶出数をマッチさせた

AFD児(AFD−GA群)と,平均出生体重をマヅ

チさせたAFD児(AFD−BW)群とでおのおの1

年間の身体発育を比較したが,SFD児は身長・体 重・頭囲のいずれもAFD−GA群, AFD−BW群を

下回っていた.またAFDBW群の修正1歳時の

発育は健常児の平均値を越える良好なものであっ たと述べている.  このように未熟児SFD児は,健常児はもとよ り未熟児AFD児に対してもcatch upできない 例が多い.後年この差が縮まっていくか否かはさ らに長期にわたる慎重なfollow upが必要であ る.  その他の因子が発育に与える影響:身体発育に

影響を与えるその他の因子としてVLBWに多い

呼吸障害および栄養障害が重要であるが,今回の 研究においても1歳までのcatch upの有無で比 較すると,catch upしない群にCLD例が有意に 多く認められた.同様な結果が他にも報告されて いる6)27)∼3D. CLD例では呼吸仕事量の増大,酸素 消費量が増加している32)33)ため,必要熱量が大で, 体重増加を妨げる因子となる.本間6)によると,摂

取カロリー量が同じでもCLD例が多かったグ

ループの体重増加は不良であったという.しかし,

長期に渡るfoUow upでCLDの発育に対する影

響がなくなるとの報告もなされている.Lindroth・ ら34)は呼吸管理した低出生体重児でCLDでも重 症なbronchopulmonary dysplasiaを認めた児の 身体発育は,最:初の2年は遅れていたが,6歳ま でに健常児の平均値にcatch upしたと述べてい る。  栄養についても,100kcal/kg/day経口摂取ま で要した日数はcatch up(一)群が有意に長かっ たが,この群には超未熟児例も多かった.一般に, 出生体重が小さいほど呼吸器系が未熟で呼吸管理 が必要になり,その結果経口栄養開始時期が遅く なる.また消化器系が未熟のため,必要な栄養量 を十分摂取できない可能性がでてくる.Fenton ら35)は極小未熟児を出生体重別に発育と栄養につ いて比較し,出生体重の小さい群ほど,出生後早 期における熱量の喪失が大きく,体重増加(g/ day)は出生体重の大きい群ほど多いと報告して いる.  頭囲については極小未熟児は体重・身長に先行 したcatch upが認められた.このことは多くの報 告で述べられており8)9)11),さらに,その頭囲の増 加については頭部の発育つまり脳の量的増加と同 等に評価され,知的予後の指標になり得1ると注目 されている. Winickら36)37)は周産;期の栄養と脳のDNA量 の変化について研究し,脳内DNA量は子宮内か ら生後3∼4ヵ月まで直線的に増加すると報告し た.このDNA量は脳神経細胞数を反映しており, 生後3∼4ヵ月までに脳神経細胞数は急速に増加 する.またこの時期に低酸素・低栄養状態におか れた児の脳内DNA量は正常に比し減少するとい う.脳重量は頭囲に対して双曲線的に増加し, DNA含有量は頭囲に対して直線的に増加する. 従って出生後の数ヵ月の頭高増加如何が児の神経 学的発達の重要な指標となる.Bobsonら38)は, IUGR女児10人の出生後1年の温品で,10パーセ ンタイル以下の群では,25パーセソタイル以上の 群と比較して7歳時の知能指数で低値を示したと 報告している.出生時頭囲が一1.5SD未満であっ たSFD児を追跡した著者ら39)の報告においても, 生後3ヵ月までに藁囲が3パーセンタイル以上に catch upしなかった群は,同じくcatch upした 群に比べ,脳障害例が多い傾向が認められた.ま たGrossら40)は,極小未熟児を出生時頭囲と生後 6週間の頭囲の増大で4群に分け,その予後を比 較検討し,生後の頭囲増大の不良な群が神経学的 予後不良であったと報告している.このように早 期の頭部発育はその後の良好な精神運動発達に とって重要であり,未熟児の発育が,体重・身長 に先がけて頭部から始まるのは極めて合目的と考 えられる.  以上のごとく,頭囲は早期より高率なcatch up を示すが,本研究で24ヵ月から36ヵ月の時点で

SFD群を中心にcatch up率の減少が認められ

(13)

た.このことは,重要臓器である脳が他の身体部 分に先行して発育する過程で,もし身長・体重の catch upが伴ってこない場合には,次第に頭囲の 増加も鈍って,頭部が大きいdisproportionalな 体型からproportionalな小柄な体型となる傾向 を示したと考えられる.このような頭尾のcatch upの落ちこみについては他の報告においても認 められる.Kitchenら15}は,極小未熟児の身体発育

の追跡研究で,2歳時よりも5歳時のほうに10

パーセンタイル未満の四囲を示す忌数が多いと述 べているが,その理由としては脳の成長が減少し たのではなく2歳から5歳にかけて未熟児特有の dolichocephalic shapeを呈する児が減るためと 推測している.またRossら12)}14)は,極小未熟児 の身体発育を1歳時,3∼4歳時,7∼8歳時に, それぞれ普通児の値と比較検討した.1歳時では 体重・身長の平均値は普通児のそれを下回ってい たが,頭囲には差はなかった.3∼4歳になると 体重・身長・頭高のすべてが普通児より小さくなっ たが,7∼8歳になるといずれの平均値も50パー センタイル近くを示し,普通児と大きな違いはな くなったと述べている.頭囲のcatch up率につい ては,さらに長い時間をかけてその推移を追跡す る必要があると考えられる.  下垂体性小人症の85%は原因不明の特発性であ り41),その特発性下垂体性小人症の半数以上に骨 盤位分娩,胎児・新生児仮死,未熟児出生などと いった周産期異常が認められる.Fujiwaraら42)や Kikuchiら43)は超伝導MRIを用いて,周産期異常 のある特発性下垂体性小人症に下垂体柄の切断が 高率に認められると報告している.Okabeら44)は 下垂体柄の形態異常などの特徴より,周産期異常 を既往歴に持つ特発性下垂体性小人症の病因は, 分娩時の物理的外力による下垂体柄の損傷であ り,前葉の血行障害によって前葉に低酸素症が起 こり,前葉が低形成とな:つたと推測している.未 熟児の多くはその周産期に低酸素状態を含めた何 らかのトラブルを有している例が多く,上記のよ うに特発性下垂体性小人症となる可能性も十分に 考えられる.したがって,この点に十分留意した

慎重なfollow upが必要であり,単に身長の

catch upぽかりでなく,成長率の評価45)をするこ とが重要である.ヒト成長ホルモン(hGH)は1986 年より合成hGHが日本でも認可になり,1990年 1月にヒト成長ホルモン治療開始時の適応基準に 大幅な改変が加えられ,使用条件を緩和する方向 に改訂された.現在,すでに極小未熟児でその適 応を受け,治療を開始している例も報告されてい る46).未熟児は周産期異常を伴うことが圧倒的に 多く,今回対象例においても,胎児仮死は15例 (29.4%),新生児仮死11例(21.6%),骨盤位分娩 9例(17.6%)に認められ,逆にこれらのいずれ も認めていないのは17例(33。3%)に過ぎなかっ た.従って「未熟児だから発育も小さい」などと 漫然に発育経過を見ている場合には特発性下垂体 性小人症を見落としてしまう可能性がある.著者 が述べた極小未熟児の発育の特徴を踏まえた上で の発育の遅れ,成長率の低下などが認められた場 合には,保護者に児の特発性下垂体性小人症の可 能性とその治療法について説明する義務があるこ とを,未熟児をfollow upする者は常に念頭に置 く必要があると考えられる,  極小未熟児の身体発育は果たして,健常児に catch upするのか否かについては様々な報告が なされている7)9)11)∼14)17)19}47).就学年齢以上の長期 追跡研究としては,極小未熟児で14歳まで追跡し たKitchenら19)の報告がある.これは人工呼吸器 も使用されず,生存率も低かった1966∼1970年に 出生した極小未熟児を対象とした成績であるが, ほぼ正常に近い成長発育に到達していると述べて いる.しかし,新生児医療が急速に進歩し,非常 な重症例も救命可能にになった現在の極小未熟児 の十数年後の成育がこのようになるかどうかは疑 問である.

 就学年齢まで追跡した報告は,他にHirata

ら7),Rossら12}∼14),福田ら11)のものがあるが,い ずれも前述したように就学年齢頃に50パーセンタ イル近くとなり,健常児と差が無くなったと述べ ている.このように,就学年齢ころになると健常 児とほぼ同程度の体重,身長,体型になると述べ ている報告が多いが,3∼4歳頃までは,いずれ の報告でも体重,身長共に,健常児に対して大き

(14)

な隔たりがあると述べている.  Caseyら47)は早産低出生体重児を出生体重別で 3群に分けて修正36ヵ月まで身体発育を追跡した が,その平均値は健常児のそれを下回っており, また発育パターンは出生体重別で違っていたと述 べている.このように生後数年間ではcatch upを 認めない例が多く,特に超未熟児,「SFD児ではそ の傾向が強いことは本研究結果からも窺い知れ る.このことより,健常児の発育曲線に早期から 未熟児の発育を重ね合わせ評価することは適切で なく,未熟児とくに極小,超未熟児用の独自の発 育パターンを認識して未熟児をfollowし,指導す ることが必要である.  この発育パターンについては,出生体重,胎内 発育状態,新生児期・乳児期の合併症あるいは栄 養状態などの要素が強く影響を及ぼしていること が,本研究によって明確にされた.周産期医療の 進歩により未熟児が増加している現在,大きな規 模での未熟児の発育追跡を実施し,出生体重,胎 内発育状態などの影響を十分考慮した未熟児独自 の発育曲線が作成されることが必要と考えられ る.  稿を終えるにあたり,御指導,.御校閲を賜りました 福山幸夫教授,ならびに終始温かな御指導,御助言を いただきました山口規容子教授に深謝いたします.ま た,ご協力いただきました母子総合医療センターの諸 先生に感謝いたします.  なお,本論文の要旨の一部は,第35回日本未熟児新 生児学会(1990,神戸),第38回日本小児保健学会 (1991,旭川)において発表した.       文  献  1)Dubowitz LMS, Dubowitz V, Goldberg C:   Clinical assesrnent of gestational age in the   newbom infant. J Pediatr 77:}10,1970  2)日本小児保健協会編:乳幼児の身体発育値(昭和   55年).小児保健シリーズNo.23,日本小児保健協   会,東京(1986)  3)村田光範,楠 智一,大国真彦ほか:幼児期にお    ける性別,年齢別,身長別標準体重について,小   児保健研究 46:52−57,1987  4)数問雅子,市川みやぎ,清水寛子ほか:幼児肥満   度計算尺の有用性に関する検討.小児保健研究   49 :17−25, 1990 5)仁志田博司,坂上正道,倉智敬一ほか:日本人の   胎児発育曲線(出生時体格基準曲線).日新生児会   誌  20:90−97, 1984 6)本間洋子:超未熟児の身体的発育.周産期医   19:1435−1439, 1990 7)Hirata T, Epcar JT, Walsh A et al:Survival   and outcome of infants 501 to 750gm:Asix−   year experience. J Pediatr 102:741−748, 1983 8)Hack M, Merkatz lR, McGrath SK et aL   Catch・up growth in very・low・birth−weight   infants. Am J D圭s Child 138:370−375,1984 、9)小川雄之亮,鬼頭秀行,塚田明子ほか:超未熟児   (出生体重1,000g未満児)の長期予後.周産期医   14:1409−1415, 1984 10)後藤彰子:超未熟児のfollow up.周産期医   17:1001−1005, 1987 11)福田清一,橋本武夫:超未熟児・極小未熟児の身   体発育。小児内科23:59−63,1991 12)Ross G, Krauss AN, Auld PAM:Growth   ach三evement ln low−birth・we1ght premature   infants;Relationship to neurobehavioral out−   come at one year. J Pediatr 103:105−108,1983 13)Ross G, Lipper EG, Auld PAM:Physical   growth and developmental outcome in very   Iow birth weight premature infants at 3 years   of age。 J Pediatr 107:284−286,1985 14)Ross G, Dpper EG, A11璽d PAM l Growth   achievement of very‘low birth weight pre−   mature children at school age. J Pediatr 117:   307−309, 1990 15)Kitchen WH, Ford GW, Doyle LW:Growth   and very low birth weight. Arch Dis Child 64:   379−382, 1989 16)Hoski皿s EM, Elliot E, Sbennan AT et al:   Outcome of very low.birth weight infants bom   at a perinatal center. Am J Obstet Gynecol   145:135−140, 1983 17)Kimble KJ, Ariagno RL, Stevenson I)K et al:   Growth to 3 years among very low・birth−   weight sequelae−free survivor of modern   neonatal intensive care. J Pediatr 100:   622−624, 1982 18)Saigal S, Rosenbaum P, Stoskopf B et al:   Follow・up of infants 501 to 1,500gm birth   weight delivered to residents of a geographi−   cally de丘ned region with perinatal intensive   care facnities. J Pediatr 100:606−613, 1982 19)Kitchen WH, Rya疑MM, Rickards AL:Lon−   gitudinal study of very low birthweight

(15)

infants: Impairments, health and distance growth to 14 years of age. Aust Paediatr J 23: 335-338, 1987

20) Bennet FC, Robinson NM, Sells CJ : Growth and development of infants weighing less than 800 grams at birth. Pediatrics 71 1 319m323, 1983

21) Kitchen WH, MeDougall AB, Nayler FD : A longitudinai study of very low-birth weight infants III: Distance growth at eight years of age. Dev Med Child Neurol 22 I 163-171, 1980

22) Vohr BR, Oh W, Rosenfield AG et al: The preterm small-for-gestational age infant: A two-year follow-up study. Am J Obstet Gynecol 133:425-431, 1979

23) Vohr BR, Oh W : Growth and development in preterm infants small for gestational age. J Pediatr 103l941-945, 1983

24) Pena IC, Teberg AJ, Finello KM : The mature small-for-gestational-age infant during the first year of life: Comparison by birth weight and gestational age. J Pediatr 1131 1066-1073, 1988

25) Karniski W, Blair C, Vitucci JS: The sion pf catch up growth in premature infants. Am J Dis Child 141 : 520-526, 1987

26) Ernst JA, Bull MJ, Rickard KA et al:

Growth outcome and feeding practices of the very low birth weight infant (less than 1500 grams) within the first year of life, J Pediatr 117:S156-S166, 1990

27) Tenovuo A, Kero P, Piekkala P et al:

Growth of 519 small for gestational age infants during the first two years of 1ife. Acta Pediatr Scand 76l636-646, 1987

28) Markestad T, Fitzhardinge PM: Grewth

and development in children recovering form bronchopulmonary dysplasia. J Pediatr 98: 597-602, 1981

29) Vohr BR, Bell EF, Oh W : Infants with chopulmonary dysplasia : Growth pattern and developmental outcome. Am J Dis Child 136 l 443-447, 1982

30) Yu VYH,. Orgill AA, Lim SB et al: Growth

and development of very low birthweight

infants recovering from bronchopulmonary dysplasia. Arch Dis Child 58 l 791-794, 1983 31) Maisels SJ, Plunkett JW, Roloff DW et al : Growth and development of preterm infants with respiratory distress syndrome and chopulmonary dysplasia. Pediatrics 77 l

345-352, 1986

32) Weinstein MR, 0h W : Oxygen consumption in infants with bronchopulmonary dysplasia. J Pediatr 99l958-961, 1981

33) Kurzner SI, Gorg M,.Bautista DB et al: Growth,failure in bronchopulmonary

dysplasia: Elevated metabolic rates and monary mechanics.J Pediatr 112173-80, 1988

34) Lindroth M, Mortensson W:

follow. up of ventilator treated low birthweight infants. Acta Pediatr Scand 75l819-826, 1986

35) Fenton TR, McMillan DD, Sauve RS : tion and growth analysis,of very low birth weight infants. Pediatrcs 861378-383, 1990

36) Winick M: Cellular groWth d'uring early malnutrition Pediatrics 47 l 969-978, 1971

37) Winick M, Rosso P : Head circum ference and cellular growth of the brain in normal and marasmic children. J Pediatr 74 l 774-778, 1969

38) Babson SG, Henderson NB: Fetal

growth : Relation of head growth to later lectual performance. Pediatrics 53 : 890-894, 1974

39) =- MBE l, M C, LIJ Uscg3 {Z hN : BaNft ' fiwasoutfi(egblzaeg4w-eeggrefft*rpma*ss

i th viz ou -g- 6 it gsi・-. H xt !k JH. A., st,, 2s l

524-529, 1989

4e) Gross SJ, Oehler JM, Eckerman CO: Head

growth and developmental outcome in very low-birth-weight infants. Pediatrics 71 ': 70-75, 1983

41) tsYhpfire, thR$mXts : ntftri;7v e7・GRF・ IGF. p97, offiptJli, Mfir (1989)

42) Fujisawa I, Kikuchi K, Nishimura K et al: Transection of the pituitary stalk: ment of an ectopic posterior lobe assessed with MR irnaging. Radiology 165:487-489, 1987

43) Kikuchi K, Fujisawa I, Momoi T:

Hypothalamic-pituitary function in growth hormone-deficient patients with pituitary ktransection. J CIin Endocrinol Metab 67 I 817-823, 1988

44) Okabe Y, Ueda K, Kurikawa T et al :

natal abnormalities and subhypothalamic

bright spot on magnetic resonance imaging in pituitary dwarfs. Am J Dis Child 143 : 1394,

1989

45) NpPtwl : 4hJEtzt*sVsj-6ecmpILatft$, tawt)Isik vewtuaegeeeeILatftdemecDeliat. escDtwue 4oI 3-8, 1989

(16)

-996-46)竹内豊:NICU退院児のフォッローアップ.    一未熟児の就学前後の問題点.新生児科医の立場    から一身体発育を中心として一.第36回日本未熟    児新生児学会プレコングレスミーティング抄録    集:8,1991 47)Casey PH, Kraemer HC, Bembaum JB et al: Growth status and growth rates of a varied sample of low birth wiehgt, preterm infants:A longitudinal cohort from birth to three years of age. J Pediatr 119:599−605,1991

参照

関連したドキュメント

2)医用画像診断及び臨床事例担当 松井 修 大学院医学系研究科教授 利波 紀久 大学院医学系研究科教授 分校 久志 医学部附属病院助教授 小島 一彦 医学部教授.

 尿路結石症のうち小児期に発生するものは比較的少

大学教員養成プログラム(PFFP)に関する動向として、名古屋大学では、高等教育研究センターの

工学部の川西琢也助教授が「米 国におけるファカルティディベ ロップメントと遠隔地 学習の実 態」について,また医学系研究科

女子の STEM 教育参加に否定的に影響し、女子は、継続して STEM

Analysis of the results suggested the following: (1) In boys, there was no clear trend with regard to their like and dislike of science, whereas in girls, it was significantly

学識経験者 小玉 祐一郎 神戸芸術工科大学 教授 学識経験者 小玉 祐 郎   神戸芸術工科大学  教授. 東京都

関谷 直也 東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター准教授 小宮山 庄一 危機管理室⻑. 岩田 直子