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総務委員会会議録

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平成25年6月定例月議会

予 算 決 算 委 員 会 ( 総 務 分 科 会 )

会 議 録

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(第1日目) 1、開催日時・場所 ……… 1 2、出 席 者 ……… 1 3、審 査 事 件 ……… 1 4、付 託 事 件 ……… 2 5、経 過 ≪委員会≫ 審査内容に関する委員間討議 ……… 2 総務部長総括説明 ……… 4 人事課長補足説明 ……… 4 議案に対する質疑 ……… 5 議案に対する討論 ……… 7 ≪分科会≫ 警務部長予算議案説明 ……… 7 予算議案に対する質疑 ……… 8 予算議案に対する討論 ……… 12 ≪委員会≫ 警務部長総括説明 ……… 12 決議に基づく提出資料の説明 ……… 13 議案に対する質疑 ……… 14 議案に対する討論 ……… 15 議案外所管事項に対する質問 ……… 15 (第2日目) 1、開催日時・場所 ……… 53 2、出 席 者 ……… 53 3、経 過 ≪分科会≫ 文化観光物産局長予算議案説明 ……… 53 予算議案に対する質疑 ……… 54 予算議案に対する討論 ……… 55 ≪委員会≫ 文化観光物産局長総括説明 ……… 56 決議に基づく提出資料の説明 ……… 57 陳情審査 ……… 59 議案外所管事項に対する質問 ……… 59 (第3日目) 1、開催日時・場所 ……… 95 2、出 席 者 ……… 95 3、経 過 ≪委員会≫ 議案外所管事項に対する質問(続き) ……… 95

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(第4日目) 1、開催日時・場所 ……… 143 2、出 席 者 ……… 143 3、経 過 ≪分科会≫ 会計管理者及び各種委員会事務局長予算議案説明 ……… 143 予算議案に対する質疑 ……… 145 予算議案に対する討論 ……… 147 ≪委員会≫ 会計管理者及び各種委員会事務局長総括説明 ……… 147 決議に基づく提出資料の説明 ……… 148 議案外所管事項に対する質問 ……… 148 ≪分科会≫ 企画振興部長予算議案説明 ……… 165 予算議案に対する質疑 ……… 165 予算議案に対する討論 ……… 172 ≪委員会≫ 企画振興部長総括説明 ……… 172 決議に基づく提出資料の説明 ……… 174 議案に対する質疑 ……… 177 議案に対する討論 ……… 177 陳情審査 ……… 177 議案外所管事項に対する質問 ……… 180 (第5日目) 1、開催日時・場所 ……… 209 2、出 席 者 ……… 209 3、経 過 ≪委員会≫ 議案外所管事項に対する質問(続き) ……… 209 ≪分科会≫ 危機管理監予算議案説明 ……… 241 予算議案に対する質疑 ……… 242 予算議案に対する討論 ……… 243 ≪委員会≫ 危機管理監総括説明 ……… 243 決議に基づく提出資料の説明 ……… 243 陳情審査 ……… 244 議案外所管事項に対する質問 ……… 245 (第6日目) 1、開催日時・場所 ……… 273 2、出 席 者 ……… 273 3、経 過

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予算議案に対する質疑 ……… 274 予算議案に対する討論 ……… 276 ≪委員会≫ 総務部長総括説明 ……… 276 次長兼秘書課長補足説明 ……… 277 議案に対する質疑 ……… 278 議案に対する討論 ……… 278 決議に基づく提出資料の説明 ……… 278 陳情審査 ……… 279 議案外所管事項に対する質問 ……… 281 (第7日目) 1、開催日時・場所 ……… 337 2、出 席 者 ……… 337 3、経 過 ≪委員会≫ 審査内容報告及び委員会運営に関する委員間協議 ……… 337 4、審査結果報告書 ……… 339 (配付資料) ・分科会関係議案説明資料 ・委員会関係議案説明資料 ・委員会関係議案説明資料(給与減額措置関係) ・委員会関係議案説明資料(追加1) ・委員会関係議案説明資料(追加2)

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1、開催年月日時刻及び場所 平成25年6月25日 自 午前10時 2分 至 午後 3時57分 於 第 1 別館第 1 会議室 2、出席委員の氏名 委員長(分科会長) 久野 哲 君 副委員長(副会長) 松本 洋介 君 委 員 八江 利春 君 〃 馬込 彰 君 〃 吉村 庄二 君 〃 中山 功 君 〃 橋村松太郎 君 〃 坂本 智徳 君 〃 瀬川 光之 君 〃 外間 雅広 君 3、欠席委員の氏名 な し 4、委員外出席議員の氏名 な し 5、県側出席者の氏名 総 務 部 長 池松 誠二 君 次長兼財政課長 古川 敬三 君 人 事 課 長 永松 和人 君 警 務 部 長 杉 俊弘 君 首 席 監 察 官 平 新一郎 君 総 務 課 長 馬場 昌宏 君 広 報 相 談 課 長 船家 和之 君 会 計 課 長 松永 利雄 君 警 務 課 長 駒田 敏郎 君 装 備 施 設 課 長 豊永 孝文 君 監 察 課 長 長谷川伸彦 君 厚 生 課 長 伯川 晴己 君 生 活 安 全 部 長 前田 玄治 君 生活安全企画課長 梅本久美彦 君 地 域 課 長 福山 康博 君 少 年 課 長 平井啓一郎 君 生 活 環 境 課 長 赤瀬 幸利 君 刑 事 部 長 泉 繁樹 君 刑 事 総 務 課 長 森田 英孝 君 捜 査 第 一 課 長 本田 憲一 君 捜 査 第 二 課 長 羽田 敏雄 君 組織犯罪対策課長 田尻 弘久 君 交 通 部 長 坂谷 朝男 君 交 通 企 画 課 長 秋泉 尚寿 君 交 通 指 導 課 長 若松 昭二 君 交 通 規 制 課 長 尾崎 浩一 君 運転免許管理課長 井川光一郎 君 警 備 部 長 富永 光臣 君 公 安 課 長 吉原 博之 君 警 備 課 長 西浦 泰治 君 外 事 課 長 木下愼一郎 君 6、審査事件の件名 ○予算決算委員会(総務分科会) 第78号議案 平成25年度長崎県一般会計補正予算(第1号) (関係分) 報告第1号 知事専決事項報告「平成24年度長崎県一般会 計補正予算(第10号)」(関係分) 報告第8号 知事専決事項報告「平成24年度長崎県庁用管 理特別会計補正予算(第3号)」(関係分)

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報告第12号 知事専決事項報告「平成24年度長崎県公債管 理特別会計補正予算(第2号)」(関係分) 7、付託事件の件名 ○総務委員会 (1)議 案 第79号議案 知事の調査等の対象となる法人の範囲を定 める条例の一部を改正する条例(関係分) 第80号議案 長崎県名誉県民条例の一部を改正する条例 第81号議案 知事及び副知事に対する退職手当支給に関 する条例の一部を改正する条例 第82号議案 知事、副知事、教育長及び常勤の監査委員の 給与の特例に関する条例(関係分) 第83号議案 長崎県議会議員及び長崎県知事の選挙にお ける選挙運動用自動車の使用等の公営に関 する条例の一部を改正する条例 第88号議案 和解及び損害賠償の額の決定に ついて 第97号議案 職員の給与の臨時特例に関する条例(関係 分) 報告第15号 知事専決事項報告「長崎県税条例の一部を改 正する条例」 (2)請 願 な し (3)陳 情 ・松尾敏男先生へ「名誉県民」を(要望書) ・日本政府は北方領土問題を早期に解決し、日 露平和条約の締結後、日露経済協力関係を築 く際、北海道庁を経済協力のメンバーに加え る意見書を国に提出するように求める事に ついての陳情 ・違法な臓器生体移植を禁じることを求める陳 情書 ・母(朱春菊)が中国で不法に逮捕されている 件に関する要望 ・本県における資源循環型社会の構築並びに低 炭素社会の確立に向けた取組について ・松尾敏男氏の「名誉県民」称号の贈に関する 要望書 ・県の施策に関する要望書(合併市町村の地方 交付税一本算定移行に対する財政基盤の強 化について 外) ・平成26年度 県の施策等に関する重点要望事 項(佐世保港におけるすみ分けの早期実現等 について 外) 8、審査の経過次のとおり ― 午前10時 2分 開会 ― 【久野委員長】 おはようございます。 ただいまから、総務委員会及び予算決算委員 会総務分科会を開会いたします。 それでは、これより議事に入ります。 まず、会議録署名委員を慣例によりまして、 私から指名させていただきます。 会議録署名委員は、橋村委員、瀬川委員のご 両人にお願いいたします。 今回、本委員会に付託されました案件は、第 79 号議案「知事の調査等の対象となる法人の範 囲を定める条例の一部を改正する条例」のうち 関係部分ほか 7 件であります。

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このほか、陳情 8 件の送付を受けております。 なお、予算及び報告議案につきましては、予 算決算委員会に付託されました予算及び報告議 案の関係部分を総務分科会において審査するこ とになっておりますので、本分科会として審査 いたします案件は、第 78 号議案「平成 25 年度 長崎県一般会計補正予算(第 1 号)」のうち関 係部分ほか 3 件であります。 次に、審査の方法についてお諮りします。 第 82 号議案及び第 97 号議案の審査について ですが、給与の減額措置に関する条例で、7 月 1 日の施行を予定していることから、まず、こ の付託議案に限って審査を行い、そのほかにつ いては、分科会審査、委員会審査の順に行うこ ととし、各部局ごとに分科会による予算及び報 告議案、委員会による関係議案、陳情等の順に 進め、その終了後、議案外の所管事務一般につ いての質問を行うことにいたしたいと思います が、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ご異議がないようですので、そ のように進めることといたします。 次に、各部局の審査順序についてですが、お 手元に配付しております審査順序のとおり、「総 務部(給与条例関係)」、「警察本部」、「文化観光 物産局」、「出納局及び各種委員会」、「企画振興 部」、「危機管理監」、「総務部」の順で審査を行 うことにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ご異議ないようですので、その ように進めることにいたします。 次に、理事者の提出資料に関して協議させて いただきます。 「政策等決定過程の透明性等の確保及び県議 会・議員との協議等の拡充に関する決議」に基 づく資料については、通告外での質問を許可し たいと思いますが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ご異議ないようですので、その ように進めることといたします。 次に、議案外所管事務一般に対する質問に関 して協議いたします。 理事者の出席範囲についてでありますが、各 部局の審査開始時においては従来どおりの配席 表とし、通告に基づく議案外所管事務一般に対 する質問より、質問通告のなかった所属課(室) については退席を許可したいと思いますが、ご 異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ご異議ないようですので、その ように進めることにいたします。 それでは、これより審査内容等についての協 議に入ります。 7 月 9 日の予算決算委員会分科会長報告及び 7 月 11 日の本会議における委員長報告の取りま とめについては、基本的に各審査部局終了後、 委員会で協議していただく予定にしております が、そのようなことでよろしいでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ご異議ないようですので、その ように進めることといたします。 日程及び審査内容等に関し、ほかに何か質問 等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ほかにないようですので、以上 をもちまして、日程及び審査内容に関する協議 を終了いたします。 それでは、各部局ごとの審査を始めることと いたします。 この後、直ちに給与減額措置の議案審査に入

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ります。 理事者入室のため、しばらく休憩いたします。 ― 午前10時 6分 休憩 ― ― 午前10時 9分 再開 ― 【久野委員長】 委員会を再開いたします。 これより、第 82 号議案のうち関係部分及び 第 97 号議案のうち関係部分の審査を行います。 総務部長より、総括説明をお願いいたします。 【池松総務部長】 おはようございます。 総務部関係の所管事項についてご説明いたし ます。 総務委員会関係議案説明資料、「知事、副知 事、教育長及び常勤の監査委員の給与の特例に 関する条例」関係、「職員の給与の臨時特例に 関する条例」関係をお開きください。 今回、ご審議をお願いいたしておりますのは、 第82号議案「知事、副知事、教育長及び常勤の 監査委員の給与の特例に関する条例」のうち関 係部分。 この条例は、職員の給与の減額支給措置の実 施とあわせ、平成25年7月1日から平成26年3月 31日までの間、特別職の給与の減額支給措置を 実施しようとするものであります。 第97号議案「職員の給与の臨時特例に関する 条例」のうち関係部分。 この条例は、地方公務員の給与減額を前提と した地方交付税の削減等を踏まえ、平成25年7 月1日から平成26年3月31日までの間、臨時特例 として職員の給料月額等を減額する給与減額支 給措置を実施しようとするものであります。 なお、この2件の議案につきましては、人事 課長より補足説明をさせていただきたいと存じ ます。 以上をもちまして、総務部関係の説明を終わ ります。 よろしくご審議を賜りますようお願いいたし ます。 【久野委員長】 ありがとうございました。 次に、人事課長より、補足説明を行いたい旨 の申し出があっておりますので、これを許可い たします。 【永松人事課長】 お手元に配付いたしておりま す平成25年6月定例月議会総務委員会説明資料 という横長の分厚い方の6ページをご覧いただ ければと思います。 第82号議案「知事、副知事、教育長及び常勤 の監査委員の給与の特例に関する条例」につい てご説明をさせていただきます。 制定の趣旨でございますが、この条例は、後 ほどご説明いたします地方公務員の給与減額を 前提とした地方交付税の削減等を踏まえて、臨 時特例として職員の給与減額措置を実施するこ とにあわせて、知事及び副知事については現行 行っております給与減額措置を拡大し、常勤の 監査委員につきましては新たに給与減額措置を 実施しようとするものでございます。 制定の内容でございますが、真ん中あたりの 2、給与減額の内容につきましては、本来額か らの減額となります。知事が給料月額を20%減、 12月に支給されます期末手当を10%減、副知事 が給料月額を15%減、期末手当を10%減、常勤 の監査委員が給料月額、地域手当、期末手当を それぞれ10%減したいと考えております。 給与減額の実施時期につきましては、職員の 給与減額措置と同様に、平成25年7月1日から平 成26年3月31日までと考えております。 具体的な金額につきましては、「総務委員会 補足説明資料①」によりご説明したいと思いま すので、特別職の給与減額措置についてをご覧

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ください。 表の中ほどに現行の給与減額措置の内容を、 右側に今回ご審議をお願いしております7月か らの給与減額措置の内容を記載しております。 なお、表中の金額につきましては、1,000円単位 でございます。 知事を例にご説明いたしますと、表の中ほど に給与減額措置の例として書いております。 知事につきましては、現在、給料月額を5万 円の減額、率にして4%、期末手当を52万5,000 円、率にして約21%の減額、平成25年度の年収 ベースで見た場合、約170万円の減額、率にし て約8%減の減額措置を実施いたしております。 表の右側の7月からの給与減額措置の列でご ざいますが、そこに本年7月から、先ほどご説 明しました給与減額措置を実施することにより、 平成25年度の年収は、6月まで現行の給与減額 措置を実施しておりますので、その削減分と合 わせまして約320万円の減、率にして約16%の 減となります。 現行の給与減額措置を続けた場合の平成25 年度の年収が、先ほど申し上げましたとおり、 約8%の減額でございますので、差引約8%減額 措置を拡大するということになります。 以上で、第82号議案のご説明を終わります。 引き続きまして第97号議案「職員の給与の臨 時特例に関する条例」についてご説明いたしま す。恐縮でございますが、この総務委員会説明 資料の職員の給与の特例等に関する条例案をご 覧いただければと思います。 1ページ目にあります制定の趣旨でございま すが、この条例は、地方公務員の給与減額を前 提とした地方交付税の減額等を踏まえ、臨時特 例として職員の給与減額措置を実施しようとす るものでございます。 制定の内容でございますが、中ほどにありま すように、給料月額につきましては代表的なも のとして行政職給料表適用職員の減額率を記載 してございます。職務の級に応じて減額率を設 定しております。 一つの例でいきますと、非役付職員である行 政職1級及び2級の職員は、給料月額を4.77%減 額すると、あとは記載のとおりでございます。 その他の給料表につきましては、行政職に準 じた減額率といたしております。 その他の手当等につきましては、管理職手当 を一律10%減としております。その他の手当等 で、給料の減額によりまして自動的に計算され る手当につきましても減額することといたして おります。 給与減額の実施時期につきましては、平成25 年7月1日から平成26年3月31日までとしており ます。 補足説明は、以上でございます。 【久野委員長】 以上で説明が終わりましたので、 これより議案について質疑を行います。 質疑はございませんか。 【吉村委員】 総務部長、今の第82号議案と第 97号議案ですが、これは手続上の問題もあると 思いますが、議会に対しては第82号議案が先に 出てきたんですよ、知事の報酬の20%カットの 方がね。要するに、知事もカットしますよと。 総務部長と人事課長から説明があったように、 第82号議案は公務員の給与のカットを前提と してという話がありました。もちろん第97号議 案は、いわゆる職員団体等との協議、そういう ものがずっと行われておって、第82号議案と一 緒に提出するのは間に合わなかったんでしょう。 後先を言うわけじゃないですが、受け取り方に よっては知事のカットを先に出して、一般職の

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皆さん方にも迫ると、こういう雰囲気に受け取 られかねない状況があったと私は判断したんで すけれども、手続上の問題、それから基本的な 考え方としては、職員の皆さん方にもその時点 ではどうなるかわからないけれども、知事も一 緒に頑張らないとということであったと理解は しますが、ちょっと出し方のところに私自身は 少し違和感がありました。 同じように、例えば今日も、第82号議案と第 97号議案を一緒に審査するわけだから、7月1日 から施行するために、議会に対しても6月中の 議決を求めると、こういう状況であるならば、 私は一緒に出されて、一般職にもお願いしたと、 こういうことになりましたと。知事あたりでも 職員のご苦労ということを考えたなら、当然考 えておったんだけれども、考えるということで 一緒にお出しになった。こういうふうなことが 県の職員の皆さん方にしてみれば、大幅にカッ トされるということであれば、そういうところ は理解されるのではないかという感じも私はし ますから、今後の取り扱いとしてはそういう点 についても配慮していただければと思っており ます。 そこで、私は一般質問でも基本的なことにつ いて質問し、見解も知事からいただきました。 それで、21日に人事委員会の見解が議長にも 示され、報道もあったと思います。そういう状 態で遺憾であるというようなこともございまし たけれども、その前段、私に対する17日の一般 質問の折に、これはやり方として国のやり方は やっぱり問題ありと。言葉は悪うございますが、 地方交付税とかませた分やり方がね。地方交付 税は地方交付税のあり方がある、固有財源とい うことも含めてね。給与は給与で、それぞれの 地方で十分検討しながら自ら決定すべきである ということだから、非常に遺憾であるというこ とです。 もう一つは、今後、国の方がそういうやり方 をしないように、二度とこういうことがないよ うに国に対してやっていくんだと、こういうこ となんですが、おっしゃっているように、「全 国知事会等と連携をしながら」と書いてあるん ですね。これはやっぱり全国知事会の中でと言 ったらいいでしょうか、ちょっと老婆心という か、考えることで心配ということでいくならば、 やっぱり全国知事会が一致団結してやっていか ないと、時の政権がいろいろなことを考えて、 財政がどうだこうだということになっていくと、 我々の心配としては、二度と行わないと、ある いは二度とこういうことがないようにと。もち ろん、時限立法だということですから、当然な んですが、制度上も当然4月からは元に戻すと、 こういうことになっていくんですけれども、と にかく二度とこういうことがないようにやって いくためには、全国知事会等が一致団結して国 に求めていかないといけない。だって、平成25 年度はそうやってできたじゃないかと、時の政 府が判断をすればいいことなんだけれども、い ろんな状態が出てくると思いますから、突拍子 もない、予断を許さない大事件、そういうもの がある時は、またいろいろあるでしょうけれど も、今のような状況の中ではやっぱりされては 困ると、こういうふうに思いますから、要する に全国知事会との連携をちゃんとやって、一致 団結して国に当たると、こういう考え方を当然 長崎県知事としては持っていただくべきだと、 こういうふうに思いますが、いかがですか。 【池松総務部長】 今回の国のいわゆる交付税の 一方的な給与分の減額ということについては、 一般質問でも知事も答弁しておりますとおり、

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まさに交付税制度の根幹を揺るがす遺憾なもの であるということで、知事自らも直接総務大臣 等に、今後二度とこういうことがないようにと いう要請をしております。 それと、委員ご指摘のとおり、全国知事会も 含めて地方六団体としても、今回の措置につい ては国に対して強く抗議をしておりますし、公 務員の給与のあり方については、国と地方の協 議の場でしっかり協議をしていくべきだという 基本的な考え方については、地方六団体と同じ でございますので、長崎県は長崎県で、先ほど 申し上げたとおり独自に、先般の政府施策要望 の中でも総務省に対しても要請をしましたし、 知事会は知事会として、全体としてそこの認識 は47都道府県一致しておりますので、まさに連 携をもって対応していきたいと考えております。 【吉村委員】 そこはしっかりやってもらいたい と思います。 私は、個人的には議会でも県知事に対して、 もう絶対こんなことはするなという附帯決議ぐ らい出したいという気持ちもあるんです。今回 はそこまではしませんが、知事自身が長崎県と しておっしゃったように、それから全国知事会、 地方六団体ともしっかりやっていくと、基本的 に問題があったんだということですから、そこ のところについてきちっとやっていただくこと を信頼して質問を終わりたいと思います。 【久野委員長】 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ほかに質疑がないようですので、 これをもって質疑を終了いたします。 次に、討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 討論がないようですので、これ をもって討論を終了いたします。 議案に対する質疑、討論を終了しましたので、 採決をいたします。 第82号議案のうち関係部分及び第97号議案 のうち関係部分は、原案のとおり可決すること にご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ご異議なしと認めます。 よって、各議案は、原案のとおり可決すべき ものと決定されました。 これをもちまして、第82号議案及び第97号議 案の審査を終了いたします。 この後、警察本部関係の審査に入ります。 しばらく休憩いたします。 ― 午前10時26分 休憩 ― ― 午前10時31分 再開 ― 【久野委員長】 委員会及び分科会を再開いたし ます。 これより、警察本部関係の審査を行います。 【久野分科会長】 まず、分科会による審査を行 います。 予算及び報告議案を議題といたします。 警務部長より、予算及び報告議案説明をお願 いいたします。 【杉警務部長】 警察本部関係の議案について、 ご説明いたします。 予算決算委員会総務分科会関係議案説明資料 の警察本部をお開き願います。 今回、ご審議をお願いしておりますのは、第 78 号議案「平成 25 年度長崎県一般会計補正予 算(第 1 号)」のうち関係部分、報告第 1 号 知 事専決事項報告「平成 24 年度長崎県一般会計 補正予算(第 10 号)」のうち関係部分でありま す。

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第 78 号議案「平成 25 年度長崎県一般会計補 正予算(第 1 号)」のうち関係部分につきまし ては、債務負担の増 3 億 5,064 万 3,000 円を計 上いたしております。 これは、交通管制センター上位装置賃借の更 新に伴う平成 26 年度以降の警察行政事務機器 の賃借等に係る債務負担の増であります。 次に、報告第 1 号「平成 24 年度長崎県一般 会計補正予算(第 10 号)」のうち関係部分につ いてでございます。 これは、さきの 2 月定例月議会予算決算委員 会におきまして、専決処分により措置すること について、あらかじめご了承いただいておりま した平成 24 年度予算の補正を 3 月 29 日付けで 専決処分させていただいたもので、その概要を ご報告いたします。 歳入予算は 2,263 万円の増、歳出予算は 2 億 9,518 万 3,000 円の減を計上いたしております。 歳入予算の主なものとしましては、財産収入 につきましては、交番・駐在所跡地不動産売払 収入等の増 3,046 万 8,000 円を計上しておりま して、その他は記載のとおりであります。 歳出予算の主なものとしましては、一般管理 費につきまして光熱水費や各種機器借上料の執 行残等による減5,719万8,000円を計上いたし ており、その他は記載のとおりであります。 最後に、繰越明許費についてご説明いたしま す。 さきの2月定例月議会において設定いたしま した繰越明許費を警察活動費7,210万円に補正 をお願いするものであります。 これは、2月定例月議会に計上しました交通 信号機用発電機、道路標識等交通安全施設整備 につきまして、年度内に適正な工期を確保する ことができなかったことによるものであります。 以上をもちまして、警察本部関係の説明を終 わります。 よろしくご審議賜りますようお願いいたしま す。 【久野分科会長】 ありがとうございました。 以上で説明が終わりましたので、これより予 算及び報告議案に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 【馬込委員】 債務負担行為の3億5,000万円の 件についてですが、県警本部を建設されるわけ でございますけれども、これの債務負担行為が 10年間ですね。これは機器の更新について、ど ういう基本的な考え方をお持ちなのか、まずお 聞かせいただきたいと思います。 【松永会計課長】 長崎交通管制センター上位装 置の機器の借り上げに関する考え方でよろしい でしょうか。 【馬込委員】 できたら、補正だけではなくて、 全体の18億円、当初予算の中身を全く知らなか ったものですから、全体のこともひっくるめて ご説明をいただきたいと思います。 【松永会計課長】 この機器の借り上げ18億円 につきましては、15億円は2月定例月議会で承 認していただきました債務負担行為でございま す。これにつきましては、上空からの犯罪の予 防、検挙のため、警察活動を行う警察ヘリコプ ターが撮影した画像を受信し、警察本部へ伝送 するため必要なヘリコプターテレビ伝送システ ムの地上設備の更新に伴う債務負担、こういう ものがございます。その中で庁舎絡みにつきま しては、今回お願いしております管制センター 上位装置がございます。 以上でございます。 【馬込委員】 今の管制センターで使われている 機器の更新に伴う契約をされるわけでしょう。

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それと、県警本部をつくられるわけですよね。 だから、県警本部を新築されるに当たって、リ ース契約の基本的な考え方はどうなんですか。 この契約をされると、この機器を新しい県警本 部にそのまま移されるという考えですか。 【松永会計課長】 今回お願いしておりますのは、 5年契約でございます。したがいまして、今回、 9月に契約を予定しておりますが、その機器は 次の庁舎に移設するという考え方でございます。 【馬込委員】 私は、議案外で県警本部の新築の ことについて通告しておりますけれども、それ にもかかわります。議案外の質問時間が非常に 短いものですから、この更新について、これだ けじゃなくて、県警本部には相当なデジタル機 器を入れていると思うんです。そのほとんどが リース契約で利用されているのではなかろうか と思うんです。 基本的な考え方として、今、デジタル機器の 機能が非常に急ピッチで開発されて、1年前、2 年前のデジタル機器では対応できなくなる。要 するに、犯罪を犯す人たちは常に新しい機能を 持ったデジタル機器を使って犯罪を犯している と。そういうものに対応していくには、通信機 器の5年とか4年、あるいは10年というスパンは いかがなものかと思うわけですよ。 だから、建設に当たって、そういう通信機器 の更新等もひっくるめて、全体的にどういうビ ジョンを持って警察本部の建設に当たっている のかというところがよく見えない。ただ、古い ものを持っていってやればいいというような事 務的な、県庁の中の事務的な仕事と県警本部の 抱えている仕事は非常に違うと私は認識してい るんだけれども、通信機器の更新について、県 庁の財政課と協議されたのか、県警の会計課で 独自に制度設計をされたものなのかよくわから ないんだけれども、県庁の財政課と協議した中 で、県庁の事務機器の更新のあり方と警察の更 新のあり方は全く同じではないという考え方を 私は持っているんだけれども、どうなんですか。 【松永会計課長】 新しい庁舎になれば新しい機 器でと、そうした電子機器の機能も向上してい るということで、馬込委員のご指摘のとおりで あると思いますが、今回の上位装置に関しまし ては、この機器の耐用年数を考慮した場合、こ の機器は5年間使用できます。新庁舎に合わせ て更新しますと、5年間使用可能な機器を3年間 の使用ということになります。また、支払総額 につきましては、5年リース、3年リースでも大 差はありません。3年リースでは短期間である 分余分な経費の支出が必要となります。交通管 制センター上位装置につきましては、機器の移 設が可能であること、また、移設方法も信号機 の制御など、県民の皆様に影響が出ないような 方法が可能ということでございましたので、移 設で対応した方が、より経済的で経費が削減で きるということから、今回、5年間の契約をし たいということで債務負担をお願いしていると ころでございます。 【馬込委員】 そういうことじゃなくて、県警本 部が建設されるまでの期間、完成を見るまでに まだ3年ばかりあるわけですね。その間、警察 本部の中のデジタル機器、あるいは事務機器の リース契約も更新時期を迎えるものが相当数出 てくると思うんです。だから、聞いているんで すよ。新しい県警本部の完成に合わせて、そう いう更新の期間を考えてされるのかと。基本的 な県警本部の考え方はどうなんですか。警務部 長、どうですか。 【杉警務部長】 新庁舎につきましては、ご案内 のとおり平成29年から運用できるということ

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で、今、計画をして進めているところでありま すけれども、それまでの間にご指摘のとおり更 新を迎えるものもございます。 それから、ご指摘にもありました、今のデジ タル社会の中で、機器の寿命といいますか、新 しいものがどんどん出てくる中で、より新しい ものを入れていくというのも一方で重要である と思っております。もちろん、県警の新しい庁 舎ができた時に、当然新しい庁舎に新しい機器、 あるいはその時の最新のものを入れる必要があ るものもあると思います。そういったものにつ いては、庁舎の運用に合わせて、リース期間を 延長する等ある程度調整するということは県警 としても考えてまいりたいと思っております。 他方、今回、リースが終了あるいは昨年リー スが終了したというものもございまして、そう いったものにつきましては庁舎完成までの間も 運用しなければいけないわけで、それも現在の 水準に合わせた、より新しいものを入れていく というところも必要かと思いますので、そうい ったものについては現在更新もさせていただい て、新しい庁舎になった時に入れられるものか どうかというのも併せて検討はしております。 今回、お願いしております交通管制センター の上位装置につきましては、もちろん最新の部 分というのはこれからも出てこようかと思いま すけれども、3年経た段階でも十分に機能は果 たせるものと考えておりまして、5年リースと いうことで新庁舎に移すことも含めて考えさせ ていただいております。県警全体としましては、 可能であれば新庁舎に全部新しいものをという のが理想ではありますけれども、現在の運用と いうものも考え、そのバランスをとりながら見 ていきたいと考えているところであります。 【久野分科会長】 ほかに質疑はございませんか。 【外間委員】 財産収入3,046万8,000円につい ては、交番・駐在所跡地の不動産売払収入とい うご説明をいただきました。 統廃合によって、長崎県内の多くの交番を最 終的に民間の方に売り払った形について、どう いうふうな方法で処分をされ、この収入に至っ たのか。 まず、最初にお聞きしたいのは、統廃合によ って、県内にどれくらいの交番の跡地が出て、 どの地域で、どれだけの金額で売れたのか、一 覧の資料があったらその資料を要求したいので すが、ご提出できますか。 【豊永装備施設課長】 後ほど提出できます。 【外間委員】 ありがとうございました。では、 その資料を確認した上で、できれば質問したい んですけれども、県内の交番の統廃合によって、 私の家の30メートル先の交番も、当初は地域の 人たちが抑止力になるので統廃合に大反対をし ておったんですが、結果、パトロールによって パトカーを増台し、24時間パトロールの強化に 努めていただくことによって、年間を通して一 度も町内会で空き巣事件がなかった。というこ とは、その交番が抑止力になっていたかという と、今の警備態勢、防犯体制もすぐれものであ るということで、地域からも評価されておりま す。 いずれにしても、その交番をお隣の鍼灸院が 結構安価な値段で買われ、大変喜んでおられる んですけれども、そうやって地域の方に交番の 跡地が有効利用されているのかどうか、県内全 体の実態を把握したいがために、ぜひ資料の提 供をお願いしたいと存じます。 【豊永装備施設課長】 委員には、後ほど資料を 提供したいと思いますけれども、一応統廃合し た交番・駐在所は90カ所ございます。一応概要

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をこの場でお答えをさせていただきたいと思い ます。 まず、市町等への無償譲渡ということで25カ 所ほどあります。これにつきましては、町内の 安全・安心の拠点、公民館、職員公舎、公営住 宅等に利用されております。 36件につきましては売却ということで、これ につきましては住居や公民館として使用してお ります。 20カ所につきましては、解体をして、今後、 未利用地として県警の方で処分を考えていると いう状況でございます。 あと8カ所につきましては、まだ建物等を解 体しておりません。これも未処分ということで、 合計すれば28カ所がまだ処分をしていないと いう状況でございます。(発言する者あり) それでは、ご説明をさせていただきます。 そのうち、昨年度につきましては未利用地の 売払収入ということで、10件、7,217万1,900円 でございました。歳入予算額との差が2,350万 1,900円でございます。 この10件の中身につきましては、一般競争入 札で6件、4,881万円の収入です。それから、先 着順の随意契約で3件、2,194万円。残る1件に つきましては、県の長崎振興局への随意契約と いうことで1件、142万1,900円となっておりま す。平成23年度に既に売りに出しておりました 土地が、平成24年度に一般競争入札、あるいは インターネットオークションで落札されたもの が3件、2,194万円ございましたので、予定額よ りもかなり多かったという状況でございます。 【吉村委員】 先ほど、外間委員が資料提供を求 められました。ここでも、私は意見は言いませ んが、収入の増について今説明があったように 3,000万円ぐらい増になっていますね。これは専 決でしょう。そうすると、ほかのところについ ては数字が大きいけれども、例えば各種機器借 上料等、光熱水費は執行残で5,000万円減しまし たとか、給与費あたりは共済費等でというのは わかるけれども、先ほど資料提供の話がありま したから、これは委員長もオーケーされたと思 いますので、すぐできるのだったら、すぐ配付 してください。外間委員は、それを見て質問し たいという話もあるんだから、すぐできるんで すか、できないのですか。委員長から言っても らって、すぐできるものなら出してもらって、 外間委員も議論をされればもっとわかりやすい ですね、口頭でずっと説明をされましたけれど も。 大体3,000万円も収入が増えたんですから、こ れは何ですよという話は、もう既に用意をされ ていたらよかったのではないかと思うんですけ れども、いかがですか。それは委員長の裁量で すが、間に合わなければしようがないですが、 どうでしょうか。 【外間委員】 質問した私としては、今の状況が 90カ所ということで、25カ所が無償、36カ所が 売却、20カ所が未利用地であるという概略のご 説明をいただいたことについて、まず了といた します。 ただいま、吉村委員からもご助言をいただい たとおり、後ほどその資料について、残り20カ 所の未利用地については、今後どうなされるの か、先ほどと同じような方法で一般競争入札、 あるいは地域の状況を鑑みて随契でやられると か、そういう方法を残りの20カ所の跡地につい てもやっていかれるおつもりか、その辺をもう 一度確認したいと思います。 【豊永装備施設課長】 今、委員ご指摘の20カ 所、それに加えて官舎の跡地等も含めて、現在、

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県警では30カ所未利用地を持っております。こ れにつきましては、今、委員がおっしゃったと おり、処分の方法といたしましては、まず、国、 県、市町への利用照会を行いまして、それでそ ういった引き合いがなかったら一般競争入札、 それもなければインターネットオークションを 利用した再度の入札、それでもなければ先着順 による随意契約という順番で処分をいたします。 この随意契約もなければ、また一般競争入札 に戻って、繰り返し、繰り返し売却をしていく ということになります。 県警といたしましては、先ほど申しました30 カ所につきましては同様の方法で売却していく 方向であります。 【久野分科会長】 外間委員から請求がありまし た資料については、今、取りに行かれたんです か。もし、出せるのであれば出してもらいたい と思います。 【中山委員】 今回の専決処分は3,046万円です ね。全体を問うていないんですね。その辺を考 慮しながら質問していかないと、さかのぼって となると、急に出せと言われてもなかなか難し いだろう。この分については、すぐ出せると思 うんです。その辺は整理しないといけない。 【豊永装備施設課長】 手元にあります資料には 部内的なことも書き込んでおりますので、ちょ っと整理をして、午後から提出ということでお 願いします。 【久野分科会長】 外間委員、いいでしょうか。 それでは、午後から資料の提出をお願いした いと思います。 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野分科会長】 ほかに質疑がないようでござ いますので、これをもって質疑を終了いたしま す。 次に、討論に入ります。 討論はございませんか。 【中山委員】 先ほど、外間委員は、資料が来て から質疑をするという話をしていたんですよ。 いいんですか。 【外間委員】 概略90カ所あるということが見 えたんですね。その説明を3段階でされたので、 それについては結構です。 【中山委員】 これは採決していいのか。 【久野分科会長】 しばらく休憩します。 ― 午前10時55分 休憩 ― ― 午前10時55分 再開 ― 【久野分科会長】 再開いたします。 ほかに討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野分科会長】 討論がないようですので、こ れをもって討論を終了いたします。 予算及び報告議案に対する質疑、討論が終了 しましたので、採決いたします。 第78号議案のうち関係部分及び報告第1号の うち関係部分について、原案のとおりそれぞれ 可決・承認することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野分科会長】 ご異議なしと認めます。 よって、予算及び報告議案は、原案のとおり それぞれ可決・承認すべきものと決定されまし た。 【久野委員長】 次に、委員会による審査を行い ます。 議案を議題といたします。 警務部長より総括説明をお願いいたします。 【杉警務部長】 警察本部関係の議案、所管事項 についてご説明いたします。

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総務委員会関係議案説明資料の警察本部をご 覧ください。 はじめに、事件議案についてご説明をいたし ます。 今回、審議をお願いしております議案は、第 88号議案「和解及び損害賠償の額の決定につい て」であります。 本件については、警察職員の交通事故に関し て、相手方と和解が成立し、損害賠償の額を決 定しようとするものであります。専決処分をさ せていただきました交通事故と併せて、このよ うな事故を起こし、県民の皆様には大変申しわ けなく思っております。 公用車事故防止対策としましては、本年1月 から、若手職員及び事故歴を有する職員への指 導の徹底など、新たな施策に基づき、公用車交 通事故の絶無を目指して全職員で取り組んでい るところであります。 今後も引き続き、県民の模範となるような高 い交通安全意識を持つよう努めてまいりますの でご理解をお願いいたします。 次に、所管事項として今回ご報告いたします のは、犯罪の一般概況について、ストーカー及 び配偶者等暴力事案の認知状況について、暴力 団情勢について、特殊詐欺の被害防止対策につ いて、少年非行の概況について、生活経済事件 の取締り状況について、交通事故の発生状況に ついて、そして「長崎県『新』行財政改革プラ ン」に基づく取組についてであります。 所管事項として報告させていただいている項 目のうち、資料2ページの犯罪の一般概況につ いてをご覧ください。 中ほどに記載しております「犯罪なく3ば運 動」でありますが、これは「カギかけんば」、 「ひと声かけんば」、「見守りせんば」という 犯罪抑止対策を県民に浸透させるための運動で あります。これら犯罪抑止運動を推進すること によって、日本一犯罪率が低い、安全で安心な 長崎県づくりに邁進したいと考えております。 次に、資料の6ページをご覧ください。 本年4月末までの交通事故につきましては、 発生件数、負傷者数とも減少しているものの、 死者数は前年同期比では5人増加しており、厳 しい情勢となっております。 そのため、今後も「高齢者の交通死亡事故抑 止対策」、「飲酒運転の根絶対策」、「脇見・ ぼんやり運転防止運動」を中心として、交通安 全指導や取締り、また交通監視などの街頭活動 を強力に推進していきたいと考えております。 その他の所管事項報告内容につきましては、 記載しているとおりであります。 なお、平成25年5月末の犯罪発生状況等各種 統計につきましては、別途お配りしている資料 のとおりであります。 以上をもちまして、警察本部関係の説明を終 わります。 よろしくご審議賜りますようお願いいたしま す。 【久野委員長】 次に、お手元に配付しておりま す「政策等決定過程の透明性等の確保などに関 する資料」について、警務部長より説明をお願 いいたします。 【杉警務部長】 続きまして、「政策等決定過程 の透明性等の確保及び県議会議員との協議等の 充実に関する決議」に基づき、本委員会に提出 いたしました警察本部関係の資料についてご説 明いたします。 1,000万円以上の契約案件について、本年2月 から5月の実績は、資料1ページから2ページに 記載のとおり、計10件となっております。

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このうち、道路交通情報提供に関する業務委 託1件を随意契約しております。道路交通情報 につきましては、道路交通法に「公安委員会は 車両の運転者に対し、交通情報の提供に努めな ければならない」と定められ、その事務を内閣 府令で定める者に委託することができるように なっておりますが、現在のところ、道路交通情 報センターが全国で1社のみの対応できる公益 法人であることから随意契約となったものであ ります。その他の契約については、記載のとお りでございます。 ご審議をよろしくお願いいたします。 【久野委員長】 以上で説明が終わりましたので、 これより議案について質疑を行います。 質疑はございませんか。 【吉村委員】 どなたかから質問があればと思っ ていたんですが、和解関係の議案です。 これで警察側の過失100%というのが認定さ れて云々と、事故の内容も書いてあります。で すから、これはこれであってはいけませんが、 理解をしたいと思います。 その後の賠償金の問題で任意保険が100万円、 県費から155万円という数字になっているんで すが、この辺のシステムは今、長崎県警ではど ういうふうになっているのか教えてください。 【豊永装備施設課長】 お答えいたします。 県警におきましては、現在、警察車両4輪と2 輪と合わせて1,106台を保有しております。その 全てにつきまして、任意保険に加入させていた だいております。契約は、昨年の10月1日から1 年間ということでございますけれども、対人賠 償保険を1,000万円、それから対物賠償保険を 100万円ということで契約をしております。 なお、この契約につきましては、平成16年度 から順次ご理解をいただきながら加入している ところでございますけれども、その際、他県の 補償額を参考といたしまして、まず1,000万円、 100万円ということで加入をしておりますけれ ども、その後、賠償事案で対人1,000万円を超え るもの、それから対物につきましても100万円 を超えるものがなかったということで、この金 額で継続して契約している状況でございます。 【吉村委員】 他県の状況などを見て、長崎県警 としては、当分はこの仕組みで継続をすると、 そういうふうに受け取りましたが、そういう理 解でいいですか。特別その状態がたくさんあっ ても困るんですね、公務中の事故で、しかもこ ちらが100%の過失割合というのは。私たちも、 例えば完全に止まっている車に追突すると、こ ちらが100%の過失割合なんですけれども、こ の場合は、運転中対向車線にはみ出し云々とな っていますね。これは警察の皆さん方としては、 我々を取締る側ですから、こういう状態になっ たわけですから、これは全部で255万9,515円で すか。その損害賠償の仕組みについては、ほか の事案や今までの事案からいって大体やれるだ ろうと。当分の間は、今のような状態で契約を していくと受け取ってよろしゅうございますか。 【豊永装備施設課長】 若干そういうスタンスで はございませんで、先ほど申しましたように、 それを超えるものがなかったということで継続 をしてまいりましたけれども、今回、100万円 を超えて255万9,515円ということもございま したので、今後は財政当局ともご相談をしなが ら、増額も考えていきたいと思っております。 【久野委員長】 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ほかに質疑がないようでござい ますので、これをもって質疑を終了いたします。 次に、討論に入ります。

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討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 討論がないようでございますの で、これをもって討論を終了いたします。 議案に対する質疑、討論を終了しましたので、 採決をいたします。 第88号議案は、原案のとおり可決することに ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 ご異議なしと認めます。 よって、議案は、原案のとおり可決すべきも のと決定されました。 次に、議案外所管事務一般に入ります。 まず、理事者提出の「政策等決定過程の透明 性等の確保などに関する資料」について、質問 を行います。 この件については通告外での質問を許可した いと思います。 これについて、何かご質問はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 【久野委員長】 質問がないようですので、これ をもって、「政策等決定過程の透明性等の確保 などに関する資料」についての質問を終了いた します。 次に、通告に基づく質問に入ります。 事前通告された委員の方で質問はありません か。 【中山委員】 それでは、長崎県警察の重点目標 についてお尋ねします。 今回、5項目あるようでありますが、その中 で2つほど質問したいと思います。 まず、県民が安全で安心して暮らせる犯罪の 起きにくい社会づくりの推進とありますので、 県民の皆さん方は、安心・安全に対する長崎県 警の日頃からの努力に敬意を表しているところ があると考えておりますし、併せて刑法犯認知 件数が9年連続で減少しているということで、 平成24年度は史上最少を更新したとありまし たので、この辺が減ってきた背景、当然皆さん 方が日夜努力している結果だと思いますけれど も、社会的な背景もあるのかなと思いますが、 この背景についてどのように捉えているのか、 まず、その点についてお聞きしたいと思います。 【梅本生活安全企画課長】 犯罪の減少の背景に つきましては、これは全国的な傾向でございま して、全国的にも減少しております。 その要因としましては、手前みそではござい ますけれども、我々警察と民間の方や公共機関 の方と連携しての犯罪抑止活動、これが功を奏 してきていると考えております。 ただし、昨年は若干下げ止まりの傾向がござ いましたので、本年はさらに、先ほど申しまし た「犯罪なく3ば運動」等を展開しながら、強 力に抑止活動を推進しているところでございま して、本年は昨年に比較すると、かなり減少率 も向上してきておりますので、この方向性で鋭 意努力をしていきたいと考えております。 【中山委員】 民間等との協力が功を奏したとい うことでありますので、さらにそれを進めてほ しいと考えております。 そういう中で私が心配しているのは、子ども、 女性を各種犯罪から守ろうという活動です。平 成24年度はこれを項目として掲げて取り組ま れたのではないかと考えておりますが、この子 ども・女性を各種犯罪から守る活動について、 平成25年度はどのように取り組んでいくのか、 それについてお尋ねしたいと思います。 【梅本生活安全企画課長】 子ども・女性の安全 を守る対策としましては、当生活安全企画課内 に子ども・女性安全対策係という専門チームを

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持っておりまして、そのチームによりまして、 たとえ小さな声かけ事案、「送っていこうか」 というような声かけ事案等につきましても、も ちろん痴漢等の犯罪行為につきましても、この 対策係で鋭意捜査、調査を行いまして、その行 為者の特定、それと特定した場合の警告、所轄 による事件化等を図って、この対象の犯罪行為、 これらの抑止に努めているところでございます。 【中山委員】 対策チームをつくってきめ細かく 取り組んでいるということでありますから、そ の方向性については何ら異議を唱えるものでは ありませんけれども、最近の犯罪は、私の感じ では弱い者にどうしても向きがちな傾向があり ますので、さらにきめ細かく、徹底した取組を お願いしたいと考えております。 最 後 に 、 刑 法 犯 の 平 成 25 年 度 の 目 標 値 は 7,600件以下を目指すと書いてありますが、前年 度は目標値が7,800件に対して、8,460件あった という報告があっております。そうしますと、 数字的にはかなり厳しい数字を目標に掲げても らっている点については評価するわけでありま すが、今年度は120件ぐらい減少傾向にあると いうことも言われておりますが、この目標達成 について、数字がいい、悪いは別として、目標 としていますので、これを達成するために今年 度は何か取組があるのかどうか。先ほどお話が あった「犯罪なく3ば運動」が基本になると思 いますけれども、再度お尋ねしたいと思います。 【梅本生活安全企画課長】 数字的なものにつき ましては、本年は、現在のところ前年比15∼ 16%減というところで推進中でございます。 目標を達成するためには、約11%減等で達成 できるという考えでおりますけれども、現時点 ではそれを上回る抑止傾向でございますので、 この方向性で鋭意頑張っていきたい、努力して いきたいと考えております。 それと抑止の対策でございますけれども、委 員からもありましたとおり、「犯罪なく3ば運 動」、これを平成27年度まで3年間継続して推 進していく方向でございます。平成27年度とい うのは、それまでに長崎県の犯罪率、全国1位 を目指しております。昨年は第6位でございま したので、これをさらに進めて「犯罪なく3ば 運動」等を強力に推進して、これは県の運動と いうことにも位置付けていただいておりますの で、強力に推進をしていきたいと考えておりま す。 さらに、それ以外にも商工会等と協力提携等 も推進しておりまして、あらゆる方面からその 抑止を図っていきたいと考えております。 【中山委員】 目標値の7,600件以下については、 今年の1月から4月の推計を見ると、大体いける のではないかということでありましたので了と いたしますし、目標をぜひ達成できますように ご尽力いただきたいと考えております。 あわせて平成27年度まで「犯罪なく3ば運動」、 先ほど警務部長からも話がありましたが、「鍵 をかけんば」、「一声かけんば」、「見守りせ んば」、こういうわかりやすい標語で徹底して いくことがその推進になろうかと思いますので、 ぜひこれについても県民運動まで盛り上がって いくように、ひとつ徹底した取組をお願いし、 要望しておきたいと思います。 もう一点は、交通死亡事故の抑止対策の推進 についてということでありますけれども、平成 24年度は43名に対して39名ということで、数字 的には非常にすばらしい成果が出たということ で、これは長官賞かなんかいただいたというこ とでありまして、長崎県警の名誉でもあろうと 考えております。

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そうしますと、今年度は39人以下という形で、 これも実現すれば大変ありがたいけれども、数 字的には大変厳しいのではないかと考えておる わけでございます。 そういう中で、高齢者の死亡事故抑制を重点 に取り組もうということでありますけれども、 ここが一つのかぎになるんじゃないかと思って いるんです。今年度は少し増えているようであ りますけれども、高齢者の死亡事故抑止に対し て、今年、特にこの部分に力を入れて取り組み たいということがあると思いますので、それに ついて少しお尋ねしたいと思います。 【秋泉交通企画課長】 現在、死亡事故が増加し ておりまして、5月末現在では高齢者の死者は 13名でございます。前年同時期と比べプラス5 人ということで、大変危機感を抱いているとこ ろでございます。 今後の対策といたしましては、交通安全教育 車を活用した交通安全教育や高齢者宅訪問活動、 あるいは出前型の講習といいまして、ゲートボ ール場など高齢者の方がお集まりになるところ に警察官が出かけて行って講習を行うこととか、 あるいは自治体予算による参加体験型講習の開 催の働きかけ、交通指導取締まり、交通安全啓 発活動、運転免許の自主返納の広報、道路標識 の大型化や信号機のLED化など、高齢者にや さしい交通環境の整備などをしていきたいと思 っております。ほとんどの事故は、脇見・ぼん やり運転といいまして、7割ぐらいは安全運転 義務違反、いわゆる前をよく見ていなくて脇 見・ぼんやり運転が原因で事故を起こして、そ れが重大な結果につながっておりますので、特 に今年度は、この脇見・ぼんやり運転防止運動 を強力に推進していきたいと思っております。 【中山委員】 今、対策についていろいろなお話 がありましたが、いずれも浸透するのはなかな か難しい部分もあろうかと思います。 そういう中で、高齢者宅訪問による交通安全 指導というのがあります。これは、やればやる ほど効果が出てくるのではないかと思いますが、 県下一円ということになりますと、物量的にも なかなか厳しい面もあろうかと思います。現在、 高齢者宅の訪問による交通指導というのは、ど の程度やられているのか、その実態を少し教え ていただきたいと思います。 【秋泉交通企画課長】平成24年中は、9万243 世帯を訪問いたしまして、高齢者の方は13万 1,604人の方に交通安全のお話をしております。 【中山委員】 量的には結構やっていますね。9 万243世帯と13万1,604人ですからね。 そうしますと、平成25年度は同程度という形 になりますか。今年度の計画について教えてい ただきたいと思います。 【秋泉交通企画課長】 現在も訪問活動を積極的 にしておりますが、昨年よりも早いペースで進 んでおります。交通安全教育については35万人 の方に教育したいと思っております。 【中山委員】 非常に積極的に、平成24年度が 12万人程度だったのを35万人にやろうという ことでありますから、その姿勢については評価 したいと思いますので、ぜひ35万人を目標に徹 底した指導をお願いしておきたいと思います。 もう一つ、脇見・ぼんやり運転防止運動、言 葉で言えば何となくわかるんですけれども、実 質的にどのような運動をやろうとしているのか、 少し詳しく教えていただけませんか。 【秋泉交通企画課長】 高齢者の方については、 これまでも運転する時に注意しましょうとか、 横断する時は横断歩道、信号機のあるところを 渡りましょうとか、高齢者の方が被害に遭わな

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いためにとか、あるいは高齢ドライバーの方に は交通事故を起こさないように慎重に運転しま しょう、そういったことを言ってきたのですが、 実際に大きい事故を見ますと、高齢者の方をは ねる人は20代の方もいれば、30代、40代の方も います。結局、その人たちの事故の実態を見る と、衝突まで気づいていなかったとか、衝突直 前に気づいたとかという事故が多いものですか ら、脇見・ぼんやり運転をしていてはだめです よと、今は体のご不自由な方も道路を横断した り、50メートル離れた信号機のところまで行っ て渡らない方もいらっしゃる、そのまま渡る方 もいらっしゃれば、夜に歩いている方もいる、 徘徊している方もいらっしゃるから、運転する 者はみんな、脇見・ぼんやり運転せずに、十分 注意していこうということで、そういったチラ シも今度大幅につくる予定でありますし、ある いは今までは交通の関係団体の方だけにお願い していた部分についても、もっと広めて、いろ んな団体もございますので、そういったところ にもお願いして、あらゆる広報媒体を使って広 げてまいりたいと思っております。 【中山委員】 確かにぼんやりしたり、ちょっと したことで事故というのは起きると考えており ます。このくらいじゃ事故にならないだろうと いう安易な気持ちが事故を誘発する原因だと思 いますので、その発想自体は非常にいいなあと 思いますけれども、これをどのような形で、そ のぼんやりを注意喚起するかということになる となかなか難しい部分もあると考えております。 そういう中で、これと直接つながらないとは思 いますが、私たちが朝から車で県庁に来る時に、 交番に警察官が立っている姿を見ると、非常に 気が引き締まるというか、そういう部分がある わけであります。現在、交番あたりで立哨です ね、立哨というのは一概に言わないと思います けれども、どういう時にどの程度交番員が立哨 をしているのか、わかれば教えてください。 【秋泉交通企画課長】 現在把握しているところ では、特に、通学路などで警察官が立番してい る箇所は262カ所でございます。 特に、10日、20日、30日のようにゼロの付く 日は街頭活動強化の日ということで、朝も立ち ますし、夕方は夕暮れ時の早めの点灯といいま すか、車を運転する方は早めにライトをつけて くださいといった意味を含めて街頭に立って活 動しているところでございます。 【中山委員】 262カ所で10日、20日、30日と いうことであります。 そうしますと、この辺の効果というのは、数 字で見るような形で出ているのかどうか、普通 の日と特別の日と比較したことがあるのかどう か、それを含めて立哨の効果についてどのよう に捉えているのか、お尋ねしたいと思います。 【秋泉交通企画課長】 今までいろんな施策をし てまいりまして、特に去年の死亡事故が39人に までなったということで、一定の効果は上がっ ていると思いますし、シートベルトの着用率な ども全国1位ということでございますので、警 察官が立つことによって、そういったシートベ ルトを着ける方も、もちろんほかの関係機関の 方の働きかけなどもあるんですが、一定の効果 は上がっていると思っております。 【中山委員】 数をどうだこうだと聞く必要はあ りませんけれども、死亡事故を一件でも減らし てほしいという思いがあるわけであります。そ うしますと、この警察官の立哨箇所とか、10日、 20日、30日という日にち、箇所と日にちをもう 少し増やす、例えば10日と20日間の15日とか、 25日とかという形で立哨できるだけの余裕が

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