準天頂衛星初号機「みちびき」を使用した
民間利用実証報告書
平成 24 年 5 月 16 日
財団法人衛星測位利用推進センター
1 背景及び経緯
2 民間利用実証の進捗状況
3 民間利用実証の中間まとめ
4 今後の計画及び課題
目 次
2
1 背景及び経緯
1.1 背景、経緯
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
■2008.4 「地理空間情報活用推進基本計画」閣議決定
SPACは民間における利用実証のとりまとめ
■2008.5~2010.4 衛星測位補強事業推進委員会を設立
実証システム全体構想の立案、基本計画案の策定、産学官連携、普及啓発を推進
■2009.3~ (独)科学技術振興機構(JST)の委託を受け、サブメータ級測位補強システ
ム開発
■2010.2~2011.3 文部科学省の委託を受け、利用実証用センチメータ級測位補強シ
ステム、メモリカード型測位受信機、シミュレータ
シームレス測位テストレンジ等
の開発
■2010.3 サブメータ級補強及びセンチメータ級補強に対応した実験用受信機を試作
■2010.9 民間利用実証調整会議設立
■2010.9 準天頂衛星初号機を打上
■2010.11 利用実証補強データの送信に関して、JAXAと協定を締結
■2010.12 サブメータ級、センチメータ級測位補強データの送信実験を開始
■2011.1 試作受信機の貸与、民間利用実証開始。
1.1 背景、経緯
電子基準点網 補強データ生成 L1-SAIF LEX
QZS
GPS
実験地球局(MCS等) L1CA(and L1P)、L2P L1C/A、L1C L2C、L5 補強検証 補強監視 サブメータ級 補強受信機 センチメータ級 補強受信機 補強 データ QZS(及びGPS) 観測/運用データSPAC
民間企業など
JAXA
宇宙関係インフラ開発、実験整備 補強技術開発 民間利用実証推進 モニタ局網 観測データ 補完検証 補強検証 補強技術検証 アブリケーション試用 運用調整会議 [事務局;JAXA] 全体計画まとめ 会議に出席し 実証への要望 結果の報告 SPACから 実証支援 (受信機貸与等)民間利用
実証調整会議
[事務局:SPAC] 計画調整 計画調整 実証報告 ミッション運用計画 補強 配信計画 フィールド検証 利用に則した補強検証 アプリケーション試用 モニタ利用 L1-SAIF LEX L1CA L1CA L2P L1CA L2P L1CA L2P民間利用実証の推進体制
1.1 背景、経緯
4
5
利用実証スケジュール
民間利用実証
24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 22011 Sep 2011 Oct 2011 Nov 2011 Dec 2012 Jan 2012 Feb 2012 Mar 2012 Apr 2012 May 2012 Jun 2012 Jul 2012 Aug
0
2011 Sep 2011 Oct 2011 Nov 2011 Dec 2012 Jan 2012 Feb 2012 Mar 2012 Apr 2012 May 2012 Jun 2012 Jul 2012 Aug
24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2
2010 Sep 2010 Oct 2010 Nov 2010 Dec 2011 Jan 2011 Feb 2011 Mar 2011 Apr 2011 May 2011 Jun 2011 Jul 2011 Aug
0
2010 Sep 2010 Oct 2010 Nov 2010 Dec 2011 Jan 2011 Feb 2011 Mar 2011 Apr 2011 May 2011 Jun 2011 Jul 2011 Aug
平成22年9月-平成24年8月
時刻はUTCを示す
は日本時間の午前9時から午後5時の時間帯
仰角60度以上
仰角10度~60度
仰角10度未満
JAXA殿資料引用2011年1月~
↑ 時 刻2010.9.11
打ち上げ
東日本大震災
2012/5/16時点
1.1 背景、経緯
JAXA/ENRIなどの研究機関と日程調整しながらQZS-1の利用時期を調整
→ QZSが1機しかないため、日本で高仰角になる時期(秋~春)に集中実施
→ 東日本大震災による電子基準点移動に起因した補強システムの動作中断
6
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
補正情報
測位 電子基準点データの収集準天頂衛星
JAXA地上局
捕捉支援情報
電子基準点網
(GEONET)
・全国に約1200ヶ所 (国土地理院設置) ・真の位置が既知 ・GPS信号を連続受信 (補強情報の生成)
準天頂衛星を利用した 高精度位置情報システムGPS衛星
補強データ
測位信号
平均 15秒以内
初期位置算出に必要な
航法データの取得時間
サブメータ級(<1m(rms))
測位精度の向上
補正情報 捕捉支援情報 時刻・軌道・電離層等の測位補正情報 の配信により早期精度を向上 概略軌道や精密軌道等の衛星時刻・軌道情報 の高頻度な配信により測位時間を短縮 補強情報の送信 準天頂衛星から配信 アップリンクサブメータ級補強システム(L1SPS)の開発
[注]現状では補正/捕捉支援情報はGPSのみに限定されてい るが、GEONETのQZS信号受信への対応は現在進行中。8
8
サブメータ級測位補強の利用推進
メモリカード型測位受信機の概要(仕様)
10
準天頂衛星対応
メモリカード型測位受信機 QZSR
操作ソフトウェア(Prove-Tool)搭載
iPAQ212に実装したQZSR
■貸与品;サブメータ級補強対応測位受信機QZSRと
操作ソフトウエアProve-Tool(アイサンテクノロジー(株)殿提供)
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
QZSR;350台準備
No.
モード
動作
1
GPS only
GPS衛星のみを使って測位を行なう
2
GPS + QZS C/A
GPS衛星およびQZS衛星のC/Aを使って測位
を行なう
3
GPS + QZS SAIF
GPS衛星を使って測位を行ない,QZS SAIFに
より位置の補正を行なう.
3つの補正 (電離層補正,高速補正,長期補
正) の全てが適用できる場合にのみ補正を行
なう
4 * GPS + QZS C/A + QZS SAIF QZS SAIFによる補正が可能な場合はGPS +
QZS SAIFモードと同様の動作をする.
QZS SAIFによる補正ができない場合はGPS
onlyもしくはGPS + QZS C/Aモードと同様の
動作をする.
動作モードによらずIMES受信機能のON/OFFが可能
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
サブメータ級補強対応測位受信機
・民間利用実証用にメッセージタイプIDの40~51を割り当て
SBAS互換メッセージ
SBAS非互換メッセージ
L1-SAIF+固有メッセージ
(SPAC利用実証用)
L1-SAIF+メッセージ
タイプID:0~7、10、18、24~26、 28、62~63 タイプID:52~60 タイプID:40~51L1-SAIF信号
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
サブメータ級補強システムの開発
12
# MT Message # MT Message 1 1 PRNマスク 19 50 初期位置算出支援クロック 2 10 劣化係数 20 51 初期位置算出支援衛星軌道1 3 26 電離層伝搬遅延補正1 21 51 初期位置算出支援衛星軌道2 4 2 高速補正[1~13] 22 2 高速補正[1~13] 5 3 高速補正[14~26] 23 3 高速補正[14~26] 6 24 複合高速[27~32]/長期補正 24 24 複合高速[27~32]/長期補正 7 50 初期位置算出支援クロック 25 18 IGPマスク2 8 51 初期位置算出支援衛星軌道1 26 26 電離層伝搬遅延補正4 9 51 初期位置算出支援衛星軌道2 27 26 電離層伝搬遅延補正5 10 2 高速補正[1~13] 28 2 高速補正[1~13] 11 3 高速補正[14~26] 29 3 高速補正[14~26] 12 24 複合高速[27~32]/長期補正 30 24 複合高速[27~32]/長期補正 13 18 IGPマスク1 31 50 初期位置算出支援クロック 14 26 電離層伝搬遅延補正2 32 51 初期位置算出支援衛星軌道1 15 26 電離層伝搬遅延補正3 33 51 初期位置算出支援衛星軌道2 16 2 高速補正[1~13] 34 2 高速補正[1~13] 17 3 高速補正[14~26] 35 3 高速補正[14~26] 18 24 複合高速[27~32]/長期補正 36 24 複合高速[27~32]/長期補正現在の放送データパターン例
3011(川越) 2011/07/04での補正精度の例
単独垂直RMS 1.83[m]
単独水平RMS 1.30[m]
補正垂直RMS 0.59[m]
補正水平RMS 0.38[m]
赤:単独:GPSデータのみによる測位 青:補強:L1-SAIF+補強による測位電子基準点のうちからユーザ受信局として14点を均等になるように選択して 仮想のユーザ受信
局とみなし、それらの受信データ(シュードレンジ)に対するL1-SAIF信号の補強効果を確認した。
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
サブメータ級補強の測位補正性能
※赤:単独測位 青:L1-SAIF+補強測位
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
3011(川越) 2011/07/04(24時間)での補正精度の例
サブメータ級補強の測位補正性能
14
捕捉支援情報による初期位置算出時間及び測位誤差
結果
①GPS単独
②軌道&クロック
③クロック
垂直誤差RMS
2.19
5.47
2.62
水平誤差RMS
1.35
2.88
1.69
捕捉時間
30~60秒
15秒以下
15秒以下
①GPS単独(通常測位)
②L1-SAIF+の軌道&クロック情報
(即時測位)
③L1-SAIF+のクロック情報
(即時測位)
⇒捕捉支援情報による初期捕捉誤差が目標の10[m]以下であることを確認
②:GPS受信データ(シュードレンジ)を元に、捕捉支援情報(軌道及びクロック)のみで測位演算 ③:GPS受信データ(シュードレンジ)を元に、エフェメリス情報及び捕捉支援情報(クロック)で測位演算1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
①GPS単独(通常測位)
0.30
0.35
0.40
0.45
0.50
0.55
0.60
0848 稚内 0119 根室 2 0022 函館 0910 江刺 3011 川越 0601 御蔵島 0603 母島 0053 輪島 0058 高山 0356 神戸 … 0434 伊予 0458 石田 0491 佐多 1096 那覇水平
RM
S[
m]
2011/7/4 L1-SAIF補強測位 : 水平RMS
配信パターン1:緊急情報なし(36秒サイクル)
配信パターン2:緊急情報(MT49)を37秒毎に付加
配信パターン3:緊急情報(MT49)を6秒毎に付加
37秒毎に1秒間(または 6秒毎に1秒間)付加データを組込み配信した結果による測位精度への影
響は殆んど見当たらない。
1.2 サブメータ級補強システムの開発及び利用推進
緊急情報など付加データ配信による測位精度への影響
16
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
利用実証用センチメータ級測位補強システムの概要
●文科省との委託契約に基づきSPACが開発
●主要機能
① 電子基準点データより衛星軌道誤差、衛星時計誤差、
電離層遅延誤差および対流圏遅延誤差を推定し、補
強情報(補正データ)を生成
② LEX信号にて放送し得るよう補強情報を圧縮
(1/1000)③ 電子基準点データを用いた測位精度の品質評価
④ 後処理
(下図参照)18
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
利用実証用センチメータ級測位補強システムの概要
[注]現状では補正情報はGPSのみに限定されているが、 GEONETのQZS信号受信への対応は現在進行中。
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
20
低速移動体端末の概要(仕様)
20
■貸与品 ;
低速移動体端末 2式、
デコーダ 1台
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
低速移動体端末+表示PC+アンテナ
LEX受信機+アンテナ
デコーダ
利用実証用センチメータ級測位補強の利用推進
■後処理方式によるQZS利用実証機会の拡大
22
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
開発目標仕様
(*1) : GPS衛星の配置及び可視条件が良好なことを前提とする。
(*2) : 衛星測位システムとしての精度であり、搭載車両の位置決め精度は車両への実装方式に依存する。
(*3) : ジャイロ、加速度計及びオドメータにより計測した走行データを複合させ位置を推定することを前提とする。
〈 開発の前提条件 〉
●サービス対象地域の定義
一部の離島や半島の先端を除き、
日本の外周部に位置する電子基準点
を結んだ線の外側10km以内
●網構成
上記のサービス対象地域を左図
のとおり12網に分割
●補強情報の圧縮
「みちびき」のLEX信号を用いて、
左図の12網すべてに対し同時に配信
し得るよう、補強情報を圧縮
〈実験システムのサービス対象地域〉
左図の12網の内、任意の1網を選択
し、補強情報を配信
また、必要に応じて、カスタム網を構
築する機能を具備
サービス対象地域
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
●
MMSに測位端末を搭載し、
林道にてリアルタイム移動
体測位を実施
●FIX率 : 79%
●FIXしている区間
における測位精度
2.4cm(drms)
リアルタイム移動体測位
新潟大学との共同研究として、移動体測量を行う車両(MMS)に低速移動体
端末を搭載し、林道において移動体測位実験を実施
時速100km迄の測位精度とFIX率も実測し、良好であることを確認
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
24
利用実証用センチメータ級測位補強の実験例
分 類 標 示 最大測位誤差 割 合 水平 標高 センチメータ級 3cm 6cm 76% デシメータ級 30cm 60cm 12% メータ級 175cm 350cm 12% ●
INS複合処理を施す
ことにより、測位率が
100%に向上
●センチメータ級測位
が可能な区間の割合
は76%
GPS観測データと車両の走行データを複合して測位演算を行うINS
複合処理を施すことにより、測位率が100%に向上することを確認
INS複合処理による測位率の向上
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
利用実証用センチメータ級測位補強の実験例
分 類 標 示 最大測位誤差 割 合 水平 標高 センチメータ級 3cm 6cm 95.0% デシメータ級 30cm 60cm 4.3% メータ級 175cm 350cm 0.7%
補強対象衛星に
「みちびき」を付加
●センチメータ級測位
が可能な区間の割合
が95%に向上
(シミュレーションによる確認)補強対象衛星に「みちびき」を付加することによる測位精度の向上効果を
シミュレーションにより確認
「みちびき」の付加による測位精度の向上
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
26
利用実証用センチメータ級測位補強の実験例
利用実証用 センチメータ級 測位補強システム 測位演算 (後処理) 9月20日~22日 9月20日 ~22日 補強情報 GPS津波計 ( 文科省科研費基盤研究(S)21221007 ) GPS 観測 データ
測
位
結
果
RINEX データ 電子基準点網 補強情報の 保存 補強情報 の生成GPS津波計への活用
サービスエリアは日本の外周に位置する電子基準点を結んだ線の外側10km以内と定義しているが、
津波監視や海洋土木等への適用を想定し日本周辺海域における測位精度を評価
結果、測位アルゴリズムの若干の改良により53km沖合迄センチメータ級の測位精度が得られること
を確認
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
津波観測灯浮標 塗装及び構造:黄色X形頭標1個付 黄色 やぐら形(鉄造) 灯質: 群閃黄光 毎20秒に5閃光 光度: 実効光度35カンデラ 光達距離: 3.5海里利用実証用センチメータ級測位補強の実験例
RINEXデータ
取得日
平均FIX率(%)
備 考
処理全体
DOP劣化の
時間帯を除く
9月20日
89.2
94.9
・大型の台風15号が四国沖
を低速にて通過中
9月21日
94.0
95.4
・午前中、室戸岬は強風域内
9月22日
95.4
96.6
・北海道の東海上に到達
全期間
92.7
95.9
アプリケーションの一例として、東京大学地震研究所と高知工業高等専門学校の協力を
得、大型の台風15号が来襲した9月20日~22日にGPS津波計を用いた実証実験を行っ
た結果、測位精度およびFIX率とも良好な成果を得た。
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
28
利用実証用センチメータ級測位補強の実験例
GPS津波計への活用
測位点
電子基準点「藤沢」
鎌倉テストフィールド
区 分
一周波
二周波
一周波
二周波
標準
偏差
水
平
0.62 cm
0.76 cm
1.04 cm
1.28 cm
標
高
1.87 cm
2.30 cm
1.41 cm
1.59 cm
測位
精度
水
平
0.81 cm
(drms)
0.91 cm
(drms)
―――
―――
標
高
3.71 cm
(rms)
2.37 cm
(rms)
―――
―――
FIX率
89 %
99 %
92 %
96 %
初期位置
算出時間
244 秒
32 秒
136 秒
30 秒
備 考
―
―
測位点の正確な座標が不明なため、測位精度は算出していない。一周波搬送波測位への適合性
移動体測位に適合するよう、初期位置算出時間を短縮し得る二周波搬送波測位を前提として開
発したが、測量分野における衛星測位の普及に係わる国土地理院のコメントに基づき一周波搬送
波測位への適合性を評価した結果、測位精度およびFIX率とも良好な成果を得た。
1.3 センチメータ級補強システムの開発及び利用推進
利用実証用センチメータ級測位補強の実験例
30
2 民間利用実証の進捗状況
2.1 民間利用実証の全容
2.2 代表的な実証事例
民間利用実証調整会議
目的;情報共有及び実証支援
3回に亘る公募を通じて募集
実証テーマ数; 106テーマ 参加企業数; 129機関(延べ235機関)
(2012年3月31日時点)
全テーマリスト / 分野別集計
調整会議(5回)及び貸与機器などの説明会を通じて、補強内容の技術的説
明や補強配信計画の説明(内容はHPに掲載)、QZS専用受信機の貸与など
2.1 民間利用実証の全容
民間利用実証の活動状況は SPACホームページにて公開
http://www.eiseisokui.or.jp/ja/demonstration
32
2.1 民間利用実証の全容
23
19
17
16
10
7
5
2 7
パーソナルナビゲーション
障害者支援ナビ、徘徊老人
観光情報提供
山間地(登山)行動支援 等
測量
静止・移動測量、登記
山林調査、地籍、土木
固定資産土地評価
湖面(河床形状)測量 等
基礎研究
補強情報(測位補正情報)の
基本性能検証
サービス精度適応性検証 等
カーナビゲーション
ナビゲーション
運転支援・分析
ルート最適化検証
歩行者危険報知 等
防災
地盤変位観測
斜面モニタリング
災害救難・津波検知 等
IT施工
IT農業(農機運転支援)
除雪車誘導・精度検証
建機運転支援 等
鉄道・バス運行
地図調製
海洋調査、物流管理、位置認証、ロボット
テーマ数 106
参加企業・団体数 235
‘みちびき’を利用した実証実験を2011年1月から開始、3度の公募を経て、2012年3月31日
時点のテーマ数106件(参加企業数;延べ235機関)で活動している。
民間利用実証リスト(1/3)
2.1 民間利用実証の全容
1 01-01 ○ 姫路登記測量事業協同組合 測位精度向上に関する実証 2 02-01 ○ パイオニア株式会社 GPS単独測位と準天頂衛星を含んだ測位での測位性能比較実証 3 03-01 ○ 株式会社COSMOGRAV 航空機船舶によるリアルタイム重力測定のためのQZS-1の利用と実証 4 04-01 ○ 山梨大学(近藤研究室) 山間地行動者の安全みまもりと遭難救援への応用可能性の検証 5 05-01 ○ ○ (社)日本建設機械化協会(代:東亜建設工業株式会社) 情報化施工機器による精度検証およびGNSS出来形管理精度検証 6 06-01 ○ 日本大学(佐田研究室) L1SAIF信号受信による静止時及び低速度移動時の測位特性に関する基礎実験 7 07-01 ○ 株式会社デンソー 車両用途(カーナビ)応用における効果確認に関する実証 8 07-02 ○ 株式会社デンソー 車両用途(運転支援)応用における効果確認に関する実証 9 08-01 ○ 株式会社アドイン研究所 山間部の経済林における測位精度および樹木位置・傾斜計測の実証(L1-SAIF) 10 08-02 ○ 株式会社アドイン研究所 山間部の経済林における測位精度および樹木位置・傾斜計測の実証(LEX) 11 09-01 ○ 測位衛星技術株式会社 L1-SAIF、IMES信号の利活用(コンシューマ受信機の測位性能向上)実証実験 12 10-01 ○ 防衛大学校(浪江研究室) 定点および移動体におけるサブメートル級の測位の実証 13 10-02 ○ 防衛大学校(浪江研究室) 定点および移動体におけるセンチメートル級の測位の実証 14 11-01 ○ 三菱スペース・ソフトウエア株式会社(鎌倉事業部) 位置と観光情報を融合したアプリ搭載端末による観光地散策支援の有効性実証 15 12-01 ○ 大阪府地籍調査推進協議会(代:株式会社GIS関西) 山林部地籍測量に関する実証 16 13-01 ○ ○ 社団法人日本測量協会 L1-SAIF補強及びLEX補強を利用した場所情報コード(位置情報点)の測位に関する実証実験 17 14-01 ○ 株式会社日立産機システム 移動体における準天頂衛星L1-C/A信号の効果評価 18 15-01 ○ 北海道旅客鉄道株式会社 鉄道車両の高速移動中の衛星測位精度向上性能の確認に関する実証 19 16-01 ○ NTTコミュニケーションズ株式会社 高精度位置情報を活用した河川監視サービスに関する実証 20 17-01 ○ NTTコミュニケーションズ株式会社 位置情報を利用した情報配信・流通管理に関する実証 21 18-01 ○ NTTコミュニケーションズ株式会社 バスの運行情報周知によるバスの利便性向上に関する実証 欠 19-01 ○ 株式会社NTTデータ → No.99-02に統合 衛星からの広域同報小容量データを利用したリアルタイム防災ソリューションの構築 22 20-01 ○ アイサンテクノロジー株式会社 森林における準天頂衛星補強情報利用に関する実証(L1-SAIF) 23 21-01 ○ アイサンテクノロジー株式会社 森林における準天頂衛星補強情報利用に関する実証(LEX) 24 22-01 ○ 株式会社クレスト サブメータ級測位を利用した移動体遠隔操作実現に向けた衛星補強の精度実証 25 23-01 ○ 株式会社ジラッファ 準天頂衛星を活用した教育分野における高精度位置情報技術実証(記憶) 26 23-02 ○ 株式会社ジラッファ 準天頂衛星を活用した福祉分野における高精度位置情報技術実証(安全) 27 24-01 ○ 株式会社デジタルリンク SNSサービス向け個人移動履歴情報収集に関する実証 28 25-01 ○ 株式会社トプコン 準天頂衛星を使った静的/動的測位精度と効果の検証(L1-SAIF) 29 25-02 ○ 株式会社トプコン 準天頂衛星を使った静的/動的測位精度と効果の検証(LEX) 30 26-01 ○ 日本電気株式会社 宇宙システム事業部 歩行者向け高精度測位技術の実証実験 31 27-01 ○ 財団法人リモート・センシング技術センター 2衛星を利用した簡易版電子野帳の可能性調査 32 28-01 ○ 京都大学防災研究所(福岡研究室) 準天頂衛星を利用した高信頼性斜面健康診断の構築 33 29-01 ○ 三菱スペース・ソフトウエア株式会社(営業本部) 車両事故検証システムの実現性に関する実証 34 30-01 ○ 古野電気株式会社 防災・安全・施工管理における地盤変位連続観測に関する実証(L1-SAIF) 35 30-02 ○ 古野電気株式会社 防災・安全・施工管理における地盤変位連続観測に関する実証(LEX) 36 31-01 ○ 独立行政法人交通安全環境研究所 地方鉄道の駅構内における過走防護に関する実証試験 37 32-01 ○ 新潟大学(牧野研究室) 視覚障害者歩行補助と中山間地訪問看護師支援のための測位方式の検討 38 32-02 ○ 新潟大学(牧野研究室) 除雪車誘導と空撮用ラジコンヘリ位置推定に関する実用的測位方式の検討 39 32-03 ○ 新潟大学(牧野研究室) 視覚障害者歩行補助と中山間地における除雪車制御のための測位方式の検討34
民間利用実証リスト(2/3)
2.1 民間利用実証の全容
整理No SAIF LEX 主 幹 機 関 実 証 テ ー マ
41 34-01 ○ 日立造船株式会社 準天頂衛星を利用したIT自動走行実証実験 42 34-02 ○ 日立造船株式会社 準天頂衛星を利用したGPS波浪計に関する実証実験 43 34-03 ○ 日立造船株式会社 準天頂衛星を利用したIT自動走行実証実験-その2 44 34-04 ○ 日立造船株式会社 準天頂衛星を利用した鉄道車両位置管理システムの実証実験 45 35-01 ○ 株式会社ニコン・トリンブル 準天頂衛星を利用したモバイル計測の可能性に関する実証実験 46 36-01 ○ 株式会社ニコン・トリンブル GISデータシステム構築におけるL1-SAIF補強の観測精度向上度合の実証検証 47 36-02 ○ 株式会社ニコン・トリンブル GISデータシステム構築におけるLEX補強の観測精度向上度合の実証検証 48 37-01 ○ 早稲田大学理工学術院(高畑研究室) 3次元地図データ利用の計算機シミュレーションによる準天頂衛星の測位性能検証 49 38-01 ○ 早稲田大学理工学術院(橋詰研究室) 車載型受信機による都市部環境下での準天頂衛星可視率と測位精度の評価 50 39-01 ○ 株式会社パスコ 準天頂衛星を活用した基盤地図情報の整備・更新に係る検証 51 40-01 ○ 金沢工業大学(徳永研究室) 測位補強時の観光へのG空間情報活用に関する実証 52 41-01 ○ 株式会社桑原測量社 北陸の都市域・山間域での移動体計測の位置精度向上に関する検証(L1-SAIF) 53 41-02 ○ 株式会社桑原測量社 北陸の都市域・山間域での移動体計測の位置精度向上に関する検証(LEX) 54 42-01 ○ 株式会社北日本ジオグラフィ 北陸の都市域・山間域でのL1-SAIFの精度検証 55 42-02 ○ 株式会社北日本ジオグラフィ 北陸の都市域・山間域でのLEXの精度検証 56 43-01 ○ 金井度量衡株式会社 北陸の都市域・山間域での地域・業界活性化、安全・安心環境へのL1-SAIF利用 57 43-02 ○ 金井度量衡株式会社 北陸の都市域・山間域での地域・業界活性化、安全・安心環境へのLEX利用 58 44-01 ○ 株式会社日本海コンサルタント 北陸の都市域・山間域での三角点・基準点との精度比較 59 45-01 ○ 株式会社国土開発センター 北陸の都市域・山間域での移動体(人・自転車)の精度検証 60 46-01 ○ 金沢工業大学(鹿田研究室) 基盤地図情報を含む電子地図の即時更新への応用 61 46-02 ○ 金沢工業大学(鹿田研究室) インドア・アウトドアシームレス測位における精度検証 62 47-01 ○ 株式会社地域みらい 北陸の都市域・山間域でのポータブル測位端末の精度検証 63 48-01 ○ 上智大学理工学部情報理工学科(矢入研究室) 屋外の人間行動分析に関する実証 64 49-01 ○ 三菱電機株式会社 三田製作所 都市部走行における測位精度に関する検証 65 50-01 ○ 釧路工業高等専門学校電子工学科(山形研究室) 車両走行軌跡データによる道路地図作成に関する検証 66 51-01 ○ 東京大学空間情報科学研究センター(柴崎研究室) L1SAIF信号のサブメータ級測位の実証 欠 52-01 ○ 株式会社 ANALOG TWELVE → 震災で辞退 準天頂衛星を利用したモバイルコンテンツサービス向上の実証 67 53-01 ○ アジア航測株式会社 固定資産土地評価業務における現地情報収集の効率化についての検証 68 54-01 ○ 国際航業株式会社 自動車を対象とした位置特定技術の開発に関する実証 69 55-01 ○ アルパイン株式会社 準天頂衛星使用による車載環境での位置精度向上の効果確認実証 70 56-01 ○ 愛媛大学総合情報メディアセンター(二神研究室) 精緻な救急車走行情報を利用した搬送の最適化による地域医療改善可能性の検討 71 57-01 ○ 慶応義塾大学大学院(神武研究室) 測位補強・補完機能の活用による位置情報サービスへの効果に関する実証 72 58-01 ○ ホームネット株式会社 準天頂衛星測位の徘徊老人への利用評価に関する実証 73 59-01 ○ 日本郵船株式会社 物流管理用電子デバイスの測位機能に対する補強効果と適用性に関する実証 74 60-01 ○ 富士警備保障株式会社 高精度位置情報を利用した自走式巡回警備ロボットによる敷地内警備に関する実証 75 61-01 ○ 株式会社ゼンリン 地図の精度向上検討 76 62-01 ○ 東京海洋大学大学院(安田研究室) L1-SAIF信号のマーケティング活用のための基礎データ取得 77 63-01 ○ IDEC株式会社 搭乗型生活支援ロボット(シニアカー、ゴルフカート)用危険区域事前警告システムの実証 78 64-01 ○ 東北大学電気通信研究所(末松研究室) 準天頂衛星を活用したロケーション・メッセージ通信ネットワークに関する実証-L1SAIF 79 64-02 ○ 東北大学電気通信研究所(末松研究室) 準天頂衛星を活用したロケーション・メッセージ通信ネットワークに関する実証-LEX 80 65-01 ○ ○ 三菱電機株式会社鎌倉製作所 隊列走行システムにおける準天頂衛星補強情報の活用に関する実証
民間利用実証リスト(3/3)
2.1 民間利用実証の全容
整理No SAIF LEX
主 幹 機 関
実 証 テ ー マ
36
主なアウトリーチ活動 (1/3)
活動形態 主幹実施機関 当該実験実施日時・場所 内容 プレス発表 JAXA/SPAC 2010.12.27 三菱電機鎌倉製作所 LEX補強信号全系確認試験を2010.12.27 に実施し、結果等をJAXAと連名 で公開した。 プレス発表 公開実証 広島県商工労働局産業振興 部観光課 2011.2.21~3.13 広島市内 「みちびき」の測量情報を利用実証に活用できる期間(2月21日~3月13日)で、 ソフトバンクのアプリ「ふらっと案内」を使い公開利用実証を実施した。 プレス発表 JAXA/SPAC 2011.6.22 JAXA 「みちびき」のアラートフラグ解除(JAXA)と、利用実証状況報告(SPAC)を行っ た。 プレス発表 公開実証 北海道庁・ソフトバンクテレコム ㈱・ソフトバンクモバイル㈱ 2011.10.13~10.17 北海道網走市網走監獄博物館 「オホーツクみちびきプロジェクト」準天頂衛星と屋内測位を連携させた公開実 証実験を網走監獄博物館内で実施した。 プレス発表 公開実証 北海道経済産業局/北海道大学 2011.11.8 帯広市農業技術センター セミナーは、農作業の自動化・ロボット化分野の説明、また、圃場では複数台の 無人操縦トラクター実演を実施した。 デモ実証 日本大学理工学部 2011.2.3 日本大学キャンパス内 LEX補強信号を利用した実証実験を、民間利用実証調整会議メンバーに公開 した。 デモ実証・取材 (株)日立造船 2011.2.9 (独)農村工学研究所 実証実験場所で、朝日新聞、(株)新農林社の取材を受けた。 デモ実証・取材 (社)日本建設機械化協会JC MA 2011.2.9 JCMA施工技術総合研究所 JCMA会員に対して実証実験を公開した。同時に、建通新聞社の取材を受け た。 説明会・取材 金沢工業大学 2011.3.2 金沢工業大学 北陸地区利用実証実験開始に先立ち、具体的内容説明会を実施、その説明会 が北陸新聞、北陸TV等で放映された。 デモ実証 SPAC他 2011.9.7 浅草寺/海洋大構内 ICGテクニカルツアーで「みちびき」を利用した実証デモを行った。L1-SAIFデモ は浅草寺、LEXデモは海洋大構内で実施した。 デモ実証・取材 新潟大学 2011.4.16 銀座界隈 新潟大学がクリエイトシステム開発株式会社ならびにNPO法人障害者自立支 援センターオアシスと共同で開発を進めている視覚障害者向け音声案内装置 (Stella2)の屋外実験結果を発表した。 取材(TV) ソフトバンクモバイル(株)北大他2011.8.2 浅草寺境内/北大圃場 他 浅草寺境内で観光ナビの紹介、北大圃場でのトラクタ運転の紹介をした。(TV 東京 特集) 取材(TV) 北海道大学 2011.11.15 北海道大学 「みちびき」を利用したIT自動走行実証実験について、TBSテレビ 夢の扉+[プ ラス] NEXT DOORの取材を受けた。2.1 民間利用実証の全容
活動形態 主幹実施機関 当該実験実施日時・場所 内容 取材(TV) 日立造船 2011.11.25 NHK松山放送局 IT農業の実現に向けた準天頂衛星による高精度走行システムの実証実験/北 海道実証実験 アシスト走行ビデオ映像を提供した。 取材(ラジオ) SPAC 2011.11.26 浅草浅草寺境内 L1-SAIFを利用した観光ナビのデモを行った。 取材(TV,新聞) 金沢工大 2012.3.6金沢工大及び金沢市内 利用実証風景の撮影と、取材を受けた。(TV金沢、石川TV、北陸放送) 取材(TV,新聞) 桑原測量社/金井度量衡 2012.3.7 妙高市 道の駅あらい近辺 利用実証風景の撮影と、取材を受けた。 学会・講演 SPAC/三菱電機 2010.11.19 第54回宇宙科学技術連合講演会 補強信号L1-SAIF,LEXに関して講演した。 報告会 (社)日本建設機械化協会 JCMA 2011.3.3 (社)日本建設機械化協会 2011.2.7~2.10に実施した実証内容をJCMA情報化施工委員会にて報告した。 シンポジューム 講演 SPAC/日大/日立造船 2011.4.27 東京海洋大学 測位航法学会 「みちびき」利用実証全般説明と、日大、日立造船の利用実証状況を発表した。 フォーラム 講演 SPAC 2011.5.18 日本経団連 「みちびき」利用実証全般説明と、ソフトバンク、日立造船の利用実証状況を発 表した。 講演 SPAC 2011.7.14 電波利用懇話会 「みちびき」利用実証について説明した。 学会・講演 SPAC 2011.7.14 信州大 電子情報通信学会研究会 「みちびき」利用実証全般説明と、事例、補強信号L1-SAIF,LEXについて講演し た。 学会・講演 SPAC 2011.7.15 日本写真測量学会北信越支部総会 「みちびき」利用実証全般説明と、事例、補強信号L1-SAIF,LEXについて講演し た。 学会・講演 日本大学理工学部 2011.9.7 土木学会年次各術講演会 「みちびき」のLEX信号受信による低速移動時のRTK測位実験について講演し た。 学会・講演 SPAC 2011.10.20 電子基準点を利用したリアルタイム測 位推進協議会 「みちびき」利用実証全般の状況説明と、事例について講演した。