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4 今後の計画及び課題

4.1 実用段階に向けた開発技術のフォローアップ

4.2 実用段階に向けた政策要望

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4 今後の計画及び課題

実用準天頂衛星システム事業の推進については、「2010 年代後半を目途にまずは4機 体制を整備する」ことが2011年9月に閣議決定された。

国土地理院は、GEONETのマルチGNSS化を進めており、従来のGPS観測データに加え、

QZS及びGLONASSの観測データを提供できる電子基準点を順次拡大している。

これら国の動向を含め、実利用段階に向けた全体のロードマップを明確にし、インフラ、

受信機を含む利用分野毎の活動課題を衛星測位関係事業者が共有して推進することが 必要である。

・GPSに加え準天頂衛星も補強対象とした実証実験を実施し、補強/補完の両者に よる実用段階を想定した準天頂衛星の有効性の継続評価。

・4機体制の実運用を開始するまでに、現在の準天頂衛星初号機を用いて一般の ユーザが参加する社会実証の推進

・実用化に向けた政策及び補強事業課題策定と推進

以上の活動と並行して、補強データ配信頻度などのTUNE-UPを図る。

4.1 実用段階に向けた開発技術のフォローアップ

[サブメータ級測位補強システム]

a. L1SPS等インフラの整備及び仕様の確立

・太陽活動の長期変動による影響の観測、季節変動および低緯度地域における精度劣 化の改善等L1-SAIFによる測位の高精度化・評価の継続実施

・現補強情報以外のメッセージ(緊急通報等の簡易メッセージ)を組み込んだ場合の精 度劣化に関する評価の継続

・GPSに加え、QZS(準天頂衛星)を対象とした補強情報配信の検討と実装 ・ユーザ意向を反映したL1-SAIF仕様の確立

b. 受信機の性能向上化

・高速で最新のCPUを使用したQZS対応受信機

(測位補強/屋内測位を含む多CH化/高速化/多機能化/ 低消費電力化)

・サブメータ級補強に適した測位データの統計処理(フィルタ)のTune-Up ・PC/PDA/スマートフォンなどとの柔軟な接続性

→ 多くの端末メーカが各社の戦略に基づき自主開発して頂けることを期待

c.簡易メッセージ(緊急通報など)の付加機能整備 ・仕様、インフラ、スキーム関係の確立化/標準化

・関連省庁との連携 及び 運用スキームの確立

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a. 配信システム

・配信システムと測位端末とのインタフェースの標準化

→ RTCM SSR規格の整備状況をフォローアップし、インタフェース標準化の推進

(注):本配信システムの補強情報は、RTCM SSR規格の整備における最終段階 にて制定予定の RTK-PPP 測位 に対応している。

・ユーザが補完と補強の相乗効果を活用できるよう、補強対象衛星にQZSを付加

(注):本配信システムの開発当時、電子基準点網はGPS観測信号しか受信できな かったが、現在 GNSS化が進められている。

・SoLアプリケーションの拡大のため、インテグリティ情報を高度化

b. 測位端末

・QZSS特有のLEX信号受信機とデコーダの小型化/一体化および低価格化

(注): 本測位端末は、LEX信号受信機、デコーダ、搬送波受信機、測位演算機で 構成されており、搬送波受信機、測位演算機はGPSと同等の装置である。

RTCM : Radio Technical Commission for Maritime services (国際機関)

SSR : State Space Representation (状態空間表現)

RTK-PPP : RealTime Kinematic - Precise Point Positioning (RTCM 10403.1 §3.5.12.2) SoL : Safety of Life

[センチメータ級測位補強システム]

4.1 実用段階に向けた開発技術のフォローアップ

(1)準天頂衛星システムの具体的な方向性の明示 4機整備計画ロードマップの具体化

(2)準天頂衛星システムの利用に必要な運用体制の整備、社会制度の整備 宇宙戦略室を中心とした関係省庁の連携体制の整備

関連する技術開発の着実な実施

安全性・信頼性等の規格化やその認証スキーム、妨害行為等の規制の検討 海外展開を視野に入れた人財育成、国際標準化を見据えた体制整備等 (3)事業モデルの構築

利用実証の蓄積による技術課題の解決 事業モデル実証の実施

社会実証の実施

補完信号の利用促進策の実施

簡易メッセージ送信機能実証の実施

(4)衛星測位仕様の明確化 (2)、(3)項に関連

利用者(チップ、ASP,端末ベンダー)の意見を吸い上げる仕組み・組織と体制構築 (5)産業界活性化への支援 (2)、(3)項に関連

欧州のFP7に類する産業活性化手段の新設と実施

(6)アジアオセアニア地域における関係諸国との連携、協働体制の構築 (2)項に関連

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