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義中学情報を読み解く 報道 新聞記事を読み比べよう

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Academic year: 2021

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第3学年 国語科学習指導案 1 単 元 情報を読み解く 「報道 新聞記事を読み比べよう」 2 指導観 ○ 私たちは、情報社会を生きており、人生の大半をテレビやインターネットなどのメディアとともに過ごし ている。情報社会を生きる私たちにとってメディアにどのように対応するかは大きな問題である。本単元は、 論説「情報社会を生きる」と報道「新聞記事を読み比べよう」実践編を合わせて学習するものである。論説 では、「メディアから発信される情報は現実そのものではなく、送り手の観点から捉えたものであること」な どの特性をわかりやすく説明することで、情報に向き合うためのメディアリテラシーを一人ひとり身につけ る必要性を主張している。さらに、この筆者の主張を後半の学習活動「新聞記事を読み比べる」の中で、具 体的に確認することができる。この活動は、同じ出来事について2社の新聞記事を比較読みするもので、ど のように構成されたものであるか、読者にどう受け止められているのか、それぞれの特徴がくっきりと見え てくる。また、情報メディアとしての「新聞」とのつきあい方を考えるきっかけにもなる。これらの活動は メディアの特徴を身近なところで実感し、メディアリテラシーを身につけることの重要性を学ぶ上で大変有 意義な学習である。また、比較の観点を示すことで、語句の効果的な使い方を捉え、構成や表現の仕方につ いて評価する力が身につくと考える。 ○ 本学級のメディアに関する意識調査によると、「生活に必要な情報を何から得ているか」という問い(複数 回答可)にテレビ〇人、インターネット〇人、新聞〇人という解答結果だった。また、「『メディアリテラシ ー』という言葉を聞いたことがありますか」という問いに対して、あると答えた生徒は〇人であり、その意 味を尋ねたところ、情報に対して自分の意見を持つことや、情報モラルといったことが返ってきた。以上の 結果から、メディアから情報を得るときには、手軽に情報が引き出せるものだけに集中していることや、メ ディアとの向き合い方に関する意識が低いことが分かる。さらに、4 月に行われた全国学力・学習状況調査 では、国語Bの「話の論理的な構成や展開などに注意して聞く」項目の正答率が、約〇%、「目的に応じて必 要な情報を読み取る」項目の正答率が、約〇%、「必要な情報を集めるための見通しをもつ」項目の正答率は、 約〇%であり、相対的に見るとある程度の力はあるものの、個人に注目すると共通して課題のある生徒もお り、必要な情報を読み取り精査して、活用する力がついていないことも分かる。以上のことから本単元では 視点の異なりによって見出しの立て方や掲載した写真、記事の内容に大きな違いが出ることを読み取り、「メ ディアの伝える情報」とは何であるのかについて学習する必要があると考える。 ○ 本単元では、文章中の構成や表現の仕方について読み取り、評価することをねらう。そこで第一次では論 説「情報社会を生きる」を読み、筆者の主張を読み取るとともに、メディアについて説明している語句の効 果的な使い方を捉えることができるようにする。ここでは、内容理解のために、メディアとの利点と限界が 書かれている段落を探して読み取る活動を設定する。また、メディアについて説明している語句の効果的な 使い方を捉えることができるように、同じ意味で使われている、別の言葉を抜き出す活動を設定する。第二 次では、文章中の構成や表現の仕方について読み取り、評価することができるように、実践編「新聞記事を 読み比べよう」に取り組む。ここでは、「富士山の山開きを報じた新聞記事AB」を読み比べ、表現の仕方に ついて評価できるように、比較の観点を明確にした学習プリントに記入させる。第三次では、「構成」や「表 現の仕方」に見られる筆者の工夫とその効果について、自分の考えをまとめる活動を仕組む。 3 単元目標 ○語句の効果的な使い方を捉え、構成や表現の仕方について評価しようとする。 (関心・意欲・態度) ○文章の構成や表現の仕方での筆者の工夫と効果について、自分の考えをまとめることができる。(読むこと) ○文章の構成や表現の仕方について読み取り、評価することができる。 (読むこと) ○メディアについて説明している語句の効果的な使い方をとらえることができる。 (伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項)

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4 単元指導計画(6時間) 次 時 学習活動・内容 指導のねらい・手だて ○評価規準 一 次 1 ② 1「情報社会を生きる」を読む。 (1)「情報社会」の現状を読み取る。 ・メディアに触れる時間の長さ ・価値観、物事の選択における影響 (2)「メディアがもたらす利点、限界」を読み取る。 ・利点…時間、空間を飛び越えて情報が得られる ・限界…情報は現実を再構成した恣意的なもの 2 メディアリテラシーの概念を理解する。 (1)文中から次と同じ意味を表す言葉を探す。 ・「情報を形づくる」→構成、編集機能 ・「事実を選び取る」→情報の取捨選択 ・「情報を送り出す」→発信、表現 (2)筆者の主張を読みとる。 ・メディアが形づくる「現実」 ・効果的に表現する総合的な能力 ・一人ひとりが身につけていく必要性 ・文章構成理解のために、利点と限界が書かれた段落を 探して読み取る活動を設ける。 ○語句の効果的な使い方を捉えようとしている。 (関・学習プリント) ・語句の効果的な使い方を捉えることができるように、 同じような意味で使われている、別の言葉を抜き出す 活動を設定する。 ○メディアについて説明している語句の効果的な使い方 をとらえている。 (言・学習プリント) 二 次 1 ③ 3 実践編「新聞記事を読み比べよう」に取り組む。 (1)「富士山の山開きを報じた新聞記事AB」を読み比 べ、記事の印象を個人でまとめる。 【比較の観点】 ・見出し・取り上げる事実・写真・構成や文体 4 情報の取捨選択の基準について考える。 (1)比較した記事の印象を交流する。 ・見出し→送り手の印象の違い ・取り上げている事実→登山客の様子 ・写真→登山客の気持ち ・構成や文体→記事の順序、文末表現 (2)新聞ABが伝えていることをまとめる。 ・A新聞…登山者の増加への喜び ・B新聞…登山者の増加に対する問題点 (3)情報の取捨選択の基準を考える。 ・相手・目的 5 教科書とは別の新聞記事アイを読み比べる。 (1) 情報の取捨選択の基準を確認する。 ・相手・目的・分量・送り手の意図 (2)新聞記事アイを読み比べて評価する。 ・送り手の意図の違い ・選択されている情報の違い ・送り手の意図の違いが理解できるように、表現の仕方 について観点を示して比較する活動を設定する。 ・互いの考えを出し合い、読みを深めるために、少人数 で交流活動を設定する。 ・送り手の伝えたいことを考え、まとめる活動を設定す る。 ・送り手が情報を選択するときの基準について考え、記 事の評価をする活動を設定する。 ○文章中の構成や表現の仕方について読み取り評価する ことができる。 (読・学習プリント) ・情報選択の基準をより明確にするために、別の新聞記 事で比較する活動を設定する。 ○文章中の構成や表現の仕方について読み取り評価する ことができる。 (読・学習プリント) 三 次 1 ① 6 新聞記事での効果について自分の考えをまとめる。 (1)「構成」や「表現の仕方」に見られる情報の筆者の 工夫とその効果について考え、まとめる。 (2)情報化社会を生きる上で必要なことをまとめる。 ・伝えたい事柄で情報が選択されている事の理解 ・より必要な情報を読み取る力 ○文章の構成や表現の仕方での工夫とその効果につい て、自分の考えをまとめることができる。 (読・学習プリント) 文章中の構成や表現の仕方について読み取り、評 価することができるようにする。 本 時 ( 2 / 3 ) 文章中におけるメディアについて説明している語 句の効果的な使い方を捉えることができるように する。 「構成」や「表現の仕方」に見られる情報の筆者 の工夫とその効果について、自分の考えをまとめ ることができるようにする。

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5 本時の指導観 前時までに子どもたちは「報道:新聞記事を読み比べよう」で新聞記事ABを比較の観点に基づいて読み、 個人で違いをまとめている。本時では、比較した二つの新聞記事を使い、情報選択の基準を明確にして、文 章中の構成や表現の仕方ついて読み取り評価することをねらう。そのために手だてを次のように講じる。 ・新聞記事を比較して、情報を選択する時の基準を考え、交流する活動を設定する。 ・情報選択の基準から、新聞記事の構成や表現の仕方について評価する活動を設定する。 6 本時の主眼 文章中の構成や表現の仕方について読み取り評価することができる。 7 準 備 観点カード 学習プリント 新聞記事Aの評価モデル文 8 本時の学習過程 学習活動・内容 指導上の手だて ○評価規準 0.帯単元学習 ・漢字の読み(漢字ノート)・慣用句 ・漢字ノート・フラッシュカードを利用して、基礎基本 の定着を図る。 1.写真を見て本時のめあてを確認する。 ・本時の学習活動に興味が持てるように新聞記事AB の画像を提示する。 2.「富士山の山開きを報じた新聞記事AB」を読み比べる。 (1)前時に個人で比較したものを班で確認し合う。 ・見出し→送り手が注目している点 ・取り上げている事実→送り手が選び取った事実 ・写真→見出しや本文と対応 ・構成や文体→効果的な表現方法 (2)全体で交流し、新聞ABが伝えていることをまとめる。 ・A新聞…登山者の増加への喜び ・B新聞…登山者の増加に対する問題点 ・前時の内容を想起するために前時のプリントを見直 させる。 ①見出し→例:送り手の印象の違い ②取り上げている事実→例:登山客の様子 ③写真→例:登山客の気持ち ④構成や文体→例:記事の順序、文末表現 ・視覚的に把握しやすいように比較の観点4点を提示 する。 ・活発な交流活動を促すためにグループは4人班とし、 机をT字に配置する。 3.情報を取捨選択するための基準を見つける。 (1)比較して出てきた違いから、送り手が情報を取捨選択 するための基準を全体でまとめる。 ・相手→伝える相手は誰か ・目的→情報を伝える目的は何か (2)学習活動3(1)で見つけた基準を基に、モデル文Aを提 示し、新聞記事Bで読み取ったことを評価する。 ・送り手の意図の違い(相手・目的) ・選択されている情報の違い (3)評価活動を通して、情報の取捨選択の基準についてわ かったことを70字程度でまとめる。 ・比較して分かったABの違いをもとに情報を取捨選 択するときの基準を見いださせる。 ・新聞記事の評価活動ができるように、Aの記事で評価 のモデル文を提示する。 ・Bの記事について、情報の取捨選択の基準をもとに評 価させる。 ・本時で学んだことを再確認するために、情報の取捨選 択は、何を基準にして行われているのか、情報の取捨 選択とはどのようなものであるかを100字程度の 文で書かせる。その際、書くことが困難な生徒には書 き方のモデルに沿って書かせる。 ○文章中の構成や表現の仕方について読み取り評価し ている。 (読・学習プリント) 二つの新聞記事を読み比べ、表現の仕方の工夫を評価をしよう。 情報の取捨選択は、事実を伝える相手や、どうしてそ の情報を伝えたいのかという目的によって行われてい おり、その意図の違いに応じて必要な情報を選択し構 成している。

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