• 検索結果がありません。

3. 20年の経過で再発したanaplastic astrocytomaの一例(第45回群馬脳腫瘍研究会)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "3. 20年の経過で再発したanaplastic astrocytomaの一例(第45回群馬脳腫瘍研究会)"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

す腫瘍細胞の起源が共通なものであるのか否かが本例の 問題点である. 具体的には, ①上衣腫に肉腫様 化を 伴ったもの, ②上衣腫と髄膜腫が合併したもの, などが えられるが結論を得ていない. 両説について若干の文 献的 察を加えて検討する. 3.20年の経過で再発した anaplastic astrocytomaの 一例 岡野美津子,塚田 晃裕,塚原 隆司 (北信 合病院 脳神経外科) 【目 的】 放射線壊死巣に対する経過観察中に再発が確 認 さ れ, 早 期 に 摘 出 手 術 を 施 行 し え た anaplastic astrocytomaの一例を経験したので報告する. 【症 例】 59 歳男性,1990年 11月 Jacsonian seizureで発症し,1991 年 3月に frontoparietal内側面の Gd (+) lesionに対し 腫瘍摘出術を施行 (病理診断 : Anaplastic Astrocytoma Gr 3)した.後療法として放射線療法 (拡大局所 60Gy)及 び化学療法 (CDDP+MCNU 4クール) 施行. 2009 年 8 月 MRI で腫瘍摘出部に一致して淡い Gd (+) lesionが 出現した. 同部は FDG-PET で核種の集積を認めず, radiation necrosisと診断し, ステロイド内服治療を継続 していたが, 2010年 1月の MRI で Gd増強効果の亢進 と perifocal edemaの進行を認め, FDG-PET で核種の集 積を強く認めるようになった. Gliomaの再発と診断し, 同年 2月腫瘍摘出術を施行した. 病理診断にて Secon-dary glioblastoma (MIB-1 24.9%) と診断された.

4.HIV抗体検査が頭蓋内占拠性病変の診断に有用で あった1症例 川島 隆弘,大谷 敏幸,笹口 修男 栗原 秀行(独立行政法人 国立病院機構 高崎 合医療センター 脳神経外科) 合田 (同 合診療科) 症例は 56歳男性, 来院 1か月前より頭痛, 疲労感あり, しばしばおかしな言動を認めていた. 家族の勧めで 4月 1日, 近医受診, 精査加療目的に入院. 入院時より 38℃台 の発熱を認めた. 意識障害も出現し, 造影 MRI にて多発 性頭蓋内占拠性病変を指摘され 4月 9 日当院脳神経外科 紹介受診. 入院時 JCS20程度の意識障害, 左片麻痺を認 めた.入院時スクリーニング検査で HIV陽性が判明した ため, 頭蓋内病変の確定診断をつけるため 4月 12日定 位的脳生検術施行. 病理で虫体は確認されなかったが, 壊死性脳炎の所見あり, トキソプラズマ脳症の診断でサ ルファ剤の投与が開始され, 意識障害, 麻痺の改善, 病変 の縮小がみられた. HIV感染症は本邦ではまだ日常診療で出会う機会は 多くないが, 当院では, 手術目的の入院時スクリーニン グ検査としてほぼ全例に抗体検査を実施しており, 来院 後早期に診断の確定, および治療方針の決定に結びつき 有用であった. 5.術前診断,術中診断,病理診断において解離を認め た3症例 清水 暢裕,橋本 幸治,八木 貴 八木 伸一,井上 洋,卯木 次郎 清水 庸夫 (関東脳神経外科病院 脳神経外科) 当院では脳腫瘍性症例に対しては全例に術前 MRI (T1,T1(E),T2,FLAIR,DWI,MRS),CT を行っている. しかしながらこれらの情報を統合しても, 診断に苦慮す る症例が少なからず存在し, 術前診断, 術中診断, 病理診 断の解離が認められる事がある. 当院で行った脳腫瘍症例において術前, 術中, 病理診 断において解離を認めた 3症例を提示し検討した. 症例 1 60歳女性 左前頭葉腫瘍 症例 2 26歳女性 右前頭葉腫瘍 症例 3 55歳男性 右側頭葉腫瘍 6.頸静脈孔内の摘出に苦慮した髄膜腫の一例 田中 志岳,富田 庸介,黒崎みのり 甲賀 英明 ( 立藤岡 合病院 脳神経外科) 【症 例】 41歳女性. 無症候性左小脳橋角部髄膜腫. 【病 歴】 2004年 MRI にて左小脳橋角部腫瘍ありとの 記載. 2009 年 3月人間ドックにて病巣指摘され, 10月当 科受診.[腫瘍径 21.5×14.5×19.5mm]本人の手術希望強 く, 2010年 1月 21日治療目的に入院. 【治 療】 2010 年 1月 26日 Lt. lateral suboccipital approachにて摘出 術施行 (顔面神経モニターを行い, 内視鏡 (Free Hand) にて観察を行い, 顕微鏡下に可及的に摘出). 【所 見】 性状は軽度の出血性を示す Pinkish Grayで Softな腫瘍. 発生母地は内耳道と頸静脈孔の中間点. 内耳道内には伸 展しておらず CNVII-VIII とは 離可能. CNXI とは軽 度の癒着はあったものの剥離可能. 頸静脈孔では 膜の 肥 厚 と 一 部 腫 瘍 の 伸 展 が あった. 【組 織】 Menin-gothelial Menigioma: MIB-1 index 1.8% 【経 過】 術後の神経脱落症状なく 2月 4日独歩自宅退院. 本症例 は若く, 全摘 (Simpson GradeⅠ orⅡ) をすべきもので ある. 顕微鏡下には GradeⅡと言ってもよいような顕微 鏡所見ではあるが, 内視鏡で観察すると頸静脈孔に一部 膜肥厚像と腫瘍成 と思われる所見があり, 焼 をし たものの摘出ではない為 GradeⅣの摘出とした. このよ うな場合どのように処置するのが最善の策なのか諸先輩 から御意見を伺いたく症例を提示する. 第 45回群馬脳腫瘍研究会 74

参照

関連したドキュメント

例えば,金沢市へのヒアリングによると,木造住宅の 耐震診断・設計・改修工事の件数は,補助制度を拡充し た 2008 年度以降において 120

 高齢者の性腺機能低下は,その症状が特異的で

報  告  者 患者年齢 経産轍 前産難易 破裂前胎児位置 破裂駒﹁陣痛持績 骨盤 診   噺 破裂ノ原因 手術迄ノ時間 手  術轄  蹄 木下 正 中 明治三十七年 三十一年ニケ月 三

および皮膚性状の変化がみられる患者においては,コ.. 動性クリーゼ補助診断に利用できると述べている。本 症 例 に お け る ChE/Alb 比 は 入 院 時 に 2.4 と 低 値

infectious disease society of America clinical practice guide- lines: treatment of drug-susceptible

Medicine (Baltimore).. A model to predict survival in patients with end-stage liver disease. Urinary neutrophil gelatinase-associated lipocalin as a marker of acute

前項では脳梗塞の治療適応について学びましたが,本項では脳梗塞の初診時投薬治療に

アドバイザーとして 東京海洋大学 独立行政法人 海上技術安全研究所、 社団法人 日本船長協会、全国内航タンカー海運組合会