Chapter8: 対策の戦術と技術
概要
これまではソフトウェアをモデル化して
脅威を見つける方法について学んだ
ここからは見つけた脅威についてそれぞ
れ対応を考える
本章は脅威に対する標準的な対策の戦術
と技術を紹介
STRIDE ごとに分かれている
構成
認証 : なりすまし (S) 対策
完全性 : 改ざん (T) 対策
Non-repudiation: 否認 (R) 対策
機密性 : 情報漏洩 (I) 対策
可用性 : DoS(D) 対策
認可 : 権限昇格 (E) 対策
パターン
プライバシー脅威への対策
個人的感想
attack tree などを使い、大本の STRIDE
を細かい攻撃レベルに分解している
個々の細かい攻撃は STRIDE に直接対応
しているとは限らない
なのに、個々の攻撃への対策で考えるの
ではなく、大本の STRIDE への対策を考
えるので、網羅できているのか?
リプレイアタック対策とかどうするか
認証 : なりすまし (S)
対策 なりすましはいろいろなところからやっ
てくる
プログラムになりすまし
ポートの無許可利用? (squatting a port)
ポートの中継? (splicing a port)
リモートマシンになりすまし
通常は同一あるいはそれ以下の信頼レベ
ルで動いているプログラムがなりすまし
可能なので、 OS のようなより高い信頼レ
ベルのみ信用せよ
認証 : なりすまし (S)
対策 戦術
暗号技術を使わない対策は信頼できない
人の認証については、詳細は 14 章で扱う
技術を用いる時は、用語の違いなどに注意 PKI 、 public key infrastructure 、 certificate a uthorities 、 CA 、 ...
認証 : なりすまし (S)
対策 開発者の対策
ライブラリなどのパスはフルパスを使おう
ネットワークではアクティブディレクトリや LDAP を使うのがよい
暗号も使えるが詳細は 16 章
運用時の対策
運用時に強化できる対策は限られている
DNSSEC,SSH,SSL
認証 : なりすまし (S)
対策
認証技術 コンピュータを認証
IPSEC
DNSSEC
SSH
Kerberos認証
HTTP Digest認証 /BASIC 認証
Windows認証 (NTLM)
PKI
ビット列やファイル、メッセージの認証
デジタル署名
ハッシュ
人を認証
パスワード
アクセスカード
生体情報
認証してくれる人
認証の管理
cookie
完全性 : 改ざん (T)
対策 戦術
アクセス権限管理 ( パーミッション )
暗号
ハッシュ
デジタル署名
ログ
担当コメント : パーミッションは防止、後
2 つは検知に関わるもの
完全性 : 改ざん (T)
対策
完全性の実現アクセス権限管理 ( パーミッション )
→ リファレンスモニタ
すべてのものに関するすべての権限を 集中管理
暗号については、 16 章参照
運用時における完全性の保証
完全性の保証で重要なのはプロセス
プロセスやプロトコルの例外のミスから完全性が崩壊⇒機密性 の例ですが Heartbleed が該当しますね ( 担当 )
SSH 、 SSL 、 IPSec なども運用時には使える
完全性 : 改ざん (T)
対策
完全性対策技術ファイルの保護
ACL/ パーミッション
デジタル署名
ハッシュ
Windows MIC
UNIX 不変ビット
ネットワーク通信の保護
SSL
SSH
IPSec
Digital signatures
MAC は?
non-repudiation: 否認 (R) 対策
対策の要素
不正なトランザクションの防止
議論になる問題の記録
問題の調査、捜査
問題への応対
否認は時には必要な機能になる場合があ
る。注意⇒ 6 章の LINDDUN 参照
non-repudiation: 否認 (R) 対策
対策の要素
不正なトランザクションの防止
議論になる問題の記録
問題の調査、捜査
問題への応対
否認は時には必要な機能になる場合があ
る。注意⇒ 6 章の LINDDUN 参照
non-repudiation: 否認 (R) 対策
部外者による詐欺の防止戦術
安定性に着目することが役に立つ
異常検知
10 年間月一でロマンス小説しか買わなかった人が 突然別の場所 ( スロバキアとか ) で技術書を新しい カードで購入??
non-repudiation: 否認 (R) 対策
詐欺防止ツール
バリデーションサービス
CVN/CVV や郵便番号などによる検証
固有データ / 顧客履歴 顧客の注文履歴
複数の取引先データ
業者間でブラックリストを共有するようなも のか
購入デバイス追跡
デバイスの fingerprinting 、 IP 、位置情報
non-repudiation: 否認 (R) 対策
否認対策の実現
ログ
Web だったら、 IP 、位置情報、ブラウザの 詳細情報などをおさえておくべき
デジタル署名
米国法が規定する「電子署名」とは意味が違うら しい
誰かが持っている鍵によって署名が生成されたこ とを「反駁できないほどに」示す数学的変換
反駁のできなさは数学的な強さに依存
non-repudiation: 否認 (R) 対策
否認対策技術
ログ
ログ解析ツール
セキュアログストレージ
デジタル署名
タイムスタンプ
信頼のおける第三者機関
ハッシュ木