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第6回会議概要(平成17年7月5日実施) 市原市都市交流拠点整備推進協議会 市原市

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(1)

第6回 市原市都市交流拠点整備推進協議会 会議概要

1 開会、閉会に関する事項及びその年月日

・平成17年7月5日(火) 9時30分から11時20分まで ・市原市役所議会棟1階第4委員会室において

2 出席者

・出席の委員

遠山一郎会長、芦沢哲蔵、村木美貴、宍倉健一郎、斉藤文宏、勝地光、永野幸雄、 三宅邦弘、安達道雄、貝塚新治、阿部忠弘、泉水孝男、田邉健、永井紀生

株式会社イトーヨーカ堂(島村良一、吉崎高夫、望月裕之) 株式会社カインズ(桜井弘光、石塚隆、加藤学)

・事務局

市原市企画部まちづくり課… 稲垣、石井、山仲、泉水、加藤 ( 財) 千葉県まちづくり公社… 大塚、平賀、木村

3 議題 1)基本計画の策定について 4 会議の概要

1)基本計画の策定について

・「基本計画の策定について」について、事務局より説明。

・ 初めに前回の資料の中で修正した第2章についてのご意見ご質問をお願いしたい。(会 長)

・ 会議所の立場でお聞きしたいが、東口についての説明はよくわかるが、当初のこの企画 は中心市街地の交流だという発想の中で出たと思う。そして今日の説明を見ると、西口に ついての説明が非常に遅れていると思う。

東口と西口の問題で、東口がこのようにできたと仮定した場合に、本当に西口でヨーカ 堂さんはやれるのか。

私は、現在の状況であるなら西口は壊滅すると思う。市当局として西口に対する、東口 と同様の対案があってしかるべきだと思う。東口だけの案を示しているが、西口は区画整 理を20年前に行っていて、もうそろそろ見直す期間に来ている。西口のヨーカ堂さんと ラオックスさん周辺の開発、五井の西口の一部の開発等々があってしかるべきだと思う。

私はこれでは東口のみを開発して、西口が壊滅していくと思う。ヨーカ堂さんもそう思っ ていると思う。そうであるならば、企業としてヨーカ堂さんは西口で成り立たない。当初、 両方やると言ってくださっているわけだが、採算に合わないものをいつまでもやっている わけにいかない。ヨーカ堂さんはこのままだと、東口あっての西口ではなくなってくる。 そうすると当初の目的の開発が違って、交流拠点という意味合いから違ってくると思う。

それともう1つ。市原市の中心拠点ということで、南総、八幡、姉崎等に対する配慮が 非常にないと思う。例えばここにある都心型住居機能についても、西口中心の定住促進と いうことは再三聞いているが、私はこの前の会議の際に、隣接に対する住居の安定性や促 進をお願いしたわけだが、これについては何も触れていない。単に東口地区に対する都心 型住居の機能だと思うので、それについて八幡地区の商店街、南総地区の商店街はどのよ うになるのかお聞かせ願いたい。それに対する配慮がどこにも入っていないので、支部に 対してどのように説明していくのか、非常に私としては困難な立場になるのでお聞かせ願 いたい。

(2)

い。西口の今の我々の商業者の会議、TMOも云々と言うと思うが、TMOの年間補助は 少ないので、TMOを本当に生かすのであるならば、それ相応の助成、市当局で西口へ何 らかの差し伸べがあってしかるべきだと思う。(委員)

・ この基本計画については中心市街地を見るために西口も入っている。本日の提示分の資 料 に は 未 だ 掲 載 さ れ て い な が 、 第 4 章 の 中 心 市 街 地 の ま ち づ く り の あ り 方 で 予 定 し て い る。(会長)

・ 次のステップではなく、前のステップでやらないと併記にならない。会議所としても会 員に説明する場合に次のステップで、次のステップと先送りすると、東口は進んで西口は 遅れてくる。新しいところを開発するのは易しいというと語弊があるが、良いものを作る のは可能だが、西口は既存のものを直すので非常に手間暇かかる。ヨーカ堂さん、ラオッ クスさん周辺の中心としての西口。姉崎はヨーカ堂を中心にしての商業地。八幡はヨーカ 堂さんに代わる何らかの商業施設をもっての開発ということを考えていく中で、それに対 する提起はないように聞こえる。(委員)

・ 波及効果の部分を踏まえた上で東口のインパクトを受け、西口はどのように変わってい くのかということを次の章立てで整理する予定でいる。(事務局)

・ 東口の開発の波及効果は現実問題、無理である。ヨーカ堂さんが八幡で撤退したのは、 同じ商圏の中で蘇我にあれだけのものができたから、商業ベースが成り立たないので撤退 した。基本的にはそういうことであり、東口があって、それから西口云々といってTMO が一生懸命やるんだといったら、言葉としてわかるが、現実としては非常に難しいと思う。 (委員)

・ 東金のサンピアというところに市長も一緒に先週伺った。東金の地元商店街は、商店街 全 盛 期 の こ ろ か ら い ず れ こ う い う 時 代 が 来 る と 取 り 組 み 、 ス ー パ ー や シ ョ ッ ピ ン グ セ ン ターという名前がないころに、準百貨店をつくろうといって駅前に創設したそうである。 できるまでに10年かかったが、その後も行政に対して自立した意識を持って取り組んで いるというお話を聞いてきた。

あえてここで申し上げたのは、だからどうのではなく、今ちょうどこの時期に、市もこ のままでは市原市の商業がどうなるのか、市原市の中心市街地はどうなるのかという課題 に対して取り組むときで、皆さんがご一緒に考えていただける貴重な時期を迎えているの ではないかと痛切に感じた。

そのときにこの東口が、大きなきっかけになっている。東口の開発でどうなるのか、な かったらそのまま優勢を誇っているだろうかといったら、データが示すように10年前か ら徐々に下降しつつある。そういう中で今、この東口をきっかけにしてどのようにしたら 良いのか考えることを、市も必死でやらなければならない時代へ来た。

今のお話が同じことだと思う。オレたち大変なんだぞ、必死でやらなきゃいけないんだ と。だから、この基本計画というのは、今後地域やまちづくりを具体的に各地区でやって いただくための大きなテーマを提出することにより、まず使命を果たせると思う。ただ、 この中ですべての答えを用意することは、この基本計画ではすべての網羅はかなえられな いと思うが、こういう胸襟を開いてお話ができるような機会ができたということで、今後 は以前よりも前向きな動きがとれ、プラス思考で考えないとうまくいかないのではないか というのが、私の考えである。

今の段階で答えを出してくれと言われると、まだ答えのレベルにはいかないと思うが、 組立とすればベクトルは良い方向に太い線で流れていくと思う。また、そういうきっかけ にしなければこのプロジェクトは失敗してしまう。(会長)

(3)

の整備が優先じゃなかろうかというのが私の考えである。少しでもヨーカ堂を核として生 かすとか、再整理をこうしますよという絵でもいいのでそういうものを示していかないと 会議所としては非常に難しい。

TMOの問題も東口を見てからの西口、総合的なTMOをやるということになると、や はり難しい立場になるのではないかという懸念がある。(委員)

・ 西口を含む中心市街地について、具体的な回答を出すというレベルかどうかについては、 この基本計画の持っている使命の中の範囲で処理することになる。今の段階では東口の都 市交流拠点整備の話題というレベルであるが、今のご指摘、ご意見、ご提案については今 後生かしていきたい。(会長)

・ よろしくお願いします。特に近隣における影響等も考えていただきたい。それに対する 助成等も考慮していただきたい。他地区の定住人口の問題、あるいは地域商業施設の問題 等々も含めたてお願いしたい。(委員)

・ 今の補足だが、そもそもこの協議会の会議というのは、ここのタイトルにあるように、 市原市の都市交流拠点の整備推進を協議する場であり、都市交流拠点とは駅西口地区も含 んだ範囲と定義されている。次回に予定されている第4章の「中心市街地のまちづくりの あり方」では、西口地区を含んだ中心市街地のあり方について提案される予定と理解して いる。(委員)

・ 最初の説明にありましたようにこの30数年、経済がどんどん落ち込んできた。逆に言 えば説明があったように何かインパクトがないと、物事は動かない。だから、そのインパ クトがこの基本計画ではないか。これをいかに地元商工も活用するかだと思う。(委員) ・ 先ほど東金の事例が出たが、おっしゃられている西口の再開発というか、再建というの

は同じような商業ベースで再生を考えているのか、またはこういう案があって、こういう ふうな形を整えるためにどんなお力を貸してくれますかと言っているのか、私には見えな い。(委員)

・ 五井の西口も区画整理を20年前からやっていて、その区画整理も新たに区画整理をや る時期にきている。だから、東口と同時にやはり西口も、それに対抗する再開発をやはり 市は考えるべきだということである。(委員)

・ それは地元の地権者が考えることである。(委員)

・ 区画整理は組合施行と市施行といろいろあり、西口の場合は市施行で行った。東口は組 合施行で行う。しかし組合施行といってもやはり税金を投入するわけなので、やはりそれ と 同 時 に 西 口 に 対 し て も ヨ ー カ 堂 さ ん の 周 辺 だ け は 区 画 整 理 を も う 1 回 や る ん で す よ と か、何らかのアクションを市で考えていただきたいということである。(委員)

・ 東 金 の 例 の お 話 が 出 た が 、 東 金 は 全 額 自 己 負 担 で 旧 市 街 か ら 新 市 街 へ 商 店 主 の 方 々 が 行ったわけで、そういう計画があるかどうかである。この話は非常に大事なことだと思う。 いつになっても堂々巡りをしてしまう。ですから、本当にその西口をどうするかというと きに、市の施策だけでどうこうできる問題なのか。あるいは個人の負担も考えてやるのか というのをはっきりしないと。ただ何をやってくれるんですかでは、おそらく進まないと 思う。それをはっきりしないと論議をしても決まらない。(委員)

・ 20年前に市施行でおこなったが、もう再開発の時期にきている。(委員) ・ ただし、まだ区画整理は完了していない。(委員)

・ 最初の第2章に今回は絞っていただきたい。(会長)

(4)

には組合の区画整理である。しかし、市街化調整区域でもあり、市原市の都市計画の見直 しの全体の中での考え方、市原市の顔としてのまちづくり。したがって、五井駅を中心と した中心市街地と新しい新市街地を併せた中での都市交流拠点という議論をするために、 地元の権利者、それから学識の先生方、そして地元商工会議所を中心としてこういう席で 議論をしていくわけなので、おのずからそれぞれの立場で意見が出てくるわけである。

私も五井駅前の区画整理事業に携わり40年近くなるわけだが、その両サイドも今、区 画整理事業が施行している。東口は終わったが、区画整理事業は1つは土台づくりであっ て、上物まではなかなか今まではできなかった。今回は、この50haの区画整理という のは単なる土台づくりではなく、まちづくりも含めた中での区画整理ということであるの で、まさに都市計画の母と言われる事業を展開しようとしているわけなので、今後この基 本計画をさらに煮詰めていく中ではいろんな意見が出てくると思う。

中心市街地のあり方・考え方というものが次回というふうに予定しました関係上、西口 の商工会議所を中心とした商店街の人たちにしてみれば、今後どんなようなものが市から 提案されてくるのか、あるいは市がやるべきものと商工会議所あるいはTMOがやるべき 仕事というのは、どんなふうに棲み分けされていくのかというようなことがこれからの議 論になると思います。今後この会議の中で十分議論をしていただくということで、今日は この基本計画を進めさせていただきたい。(委員)

・ 第2章についてということで進めさせていただいたが、3章も一緒にして全体でのご意 見をお願いしたい。(会長)

・ まちづくりの基本方針の中の、8、9頁に示されている「導入機能の検討」では、東口 地区での開発を生かして西口地区等、駅の直近の中心市街地の振興も図っていくための考 え方がもっと分かるようになっていることが望ましい。

その観点で、まず1点目として、8頁に示されている中心市街地と東口地区の性格付け の所では、東口地区の性格付けはこれで大変良いと思うが、中心市街地については、魅力 付けをどうするかの観点から様々なキーワードや考え方が欲しい。東口の新しい開発地に 来る沢山のお客を中心市街地にも呼び込むためには、特徴ある魅力が必要で、どのように 魅力で呼び込むかについて、もっと議論する必要がある。

例えば、特色ある専門的な店舗としての魅力を増していく、或いはそのような店舗を増 やしていくということがもっと求められるのではないか。表現として、歴史を感じさせる 街、個性的な店、といった言葉が必要ではないか。また、様々な個性的な店舗がミックス する多様性の魅力を期待したい。東口地区では、新規の大規模開発という特徴になるが、 中心市街地では、現在までの歴史や専門性のある店舗による多様性が魅力の一つになるの ではないか。また、そのような魅力を育てなければならない。それから少し別の観点から は、馴染みの店、人間的な温かい触れ合いが感じられる店が集積している商業地として育 てていくとよい。これは、高齢化社会の進展を考えると特に大切なキーワードである。中 心市街地の魅力向上の方向について、これらの言葉で表現していくとよいと考えるが、こ の点は、次回に提案される第4章「中心市街地のあり方」でも、導入部分で必要になる表 現ではないか。

(5)

間に限って誰でも自由に利用できるようにして、利便性を上げるという考えである。バス については、事業者等の負担で無料にできるとよいし、またバス停以外でも手を挙げれば 乗り降り出来るような形式がとれるとよい。

要は、この両地区をどのようにしてうまく繋げるかについて、様々なアイディアを出し、 その実現に向けて工夫していくことが大切で、そのような趣旨を強調できる表現を欲しい。 (委員)

・ 魅力付けについては、先ほどの個々の商店の努力や取り組み方を考慮した方向で明記し ていきたいと思っている。

バス停、ネットワークの件は、駅からの連続性、個々のブロックがそれぞれ分断されて しまっては何もならないので、その連続性を図れるような交通システムをつくり上げたい と思っている。それを施策の中で検討していきたい。(事務局)

・ プロムナードから鉄道を挟んだ西口への道路について、大きな課題になると思う。今の ままではアンダーパスのところは道幅が狭くておそらく自転車で行けない状態で、踏切を 渡るしかない。狭くて階段でかなり急勾配で無理がある。絵は書けるが、実際計画どおり に行動できないと思う。(委員)

・ 技術的にはどうなのか土木部の委員に伺いたい。(会長)

・ 今おっしゃっていたとおりのことだと思う。西口に向かい、区画整理を1度行っている。 これをイメージどおりの幅員まで広げるというのは、とても金銭的にも時間的にも市民合 意も含めて無理だと思う。

したがって、イメージをどのように現地で生かせるのか。住民の合意形成が前提だが、 一方通行にするとか、土日は歩行者天国にするとか、交通形態を多少変えることをこの中 で検討して行かざるを得ないと考える。(委員)

・ できないものは表現せず、できないものはできないで別な形で、今言われたような形で 表現したほうが良いと思う。(委員)

・ 導入機能の検討の8ページで五井駅東口と中心市街地の性格付け、役割分担については、 今まで説明されてきた内容が文章化されているのでこのとおりだと思う。中心市街地の性 格付けの中で的確な表現だと思うが、多様な機能が複合的に集積した市原市の都心。ある いは鉄道・バス云々。あるいは住環境を中心とした市街地。さらに言うと多様な住環境の 供給に取り組む。日常性のまち。新たな人の流入。商業・業務等の土地の共同化、高度利 用。中心市街地への定住志向の高まり。都心型住居の拡充。これは東口の整備をきっかけ に、西口の再生の大きなインパクトにつながるのではないかと思う。

商業従事者の方が順次減ってきているが、今まで頑張って残って来られた方が立ち上が るためのきっかけになるような提案、方向性の定義がなされている。

だから、東金の商工会の方々が40年代に示した情熱。自分たちがやるんだ、役所の言 うことなんか聞いていられるかい、というぐらいの迫力をぜひ持っていただきたい。座し て死を待つようなことではだめだと思う。(委員)

・ TMOの立場と同時に商工会議所の支部を去年までやっていたので、6月に西口中心の 各商店会の会長さん、それから五井支部の役員の方々10名ほどで2回の説明会を行って いる。

その説明会の中では、概ねこの施策の中における、いわゆる今後の商売チャンスという のはどこに見つけられるかというところを参加者は冷静に見ている。それで、交流人口と いうのは当てにしていない。定住人口をいかに増やして、後は自分の商売の努力がいかに できるかというところについて、ある程度コンセンサスを得ている。

(6)

ては賛否両論、いろいろな話が出てくるかもしれないが、おおむね支部として、また商店 会として進むべき方向というのは、自分たちの自助努力をどういうふうに持っていくかと いうところに、概ねベクトルはある。

そのような中で伺いたいことが何点かある。当初人口フレームの問題があると聞いてい たが、複合型商業施設エリアの複合型の住居兼用住宅の話等が、本日私の知る限りどこで 話が起こって、ここに加わったのか分からない。商業の開発エリアだと思っていたところ に、住居という言葉が今回初めて出てきたが、どのような経緯で加わったのか。

もう1つ、西口を再生、活気づけるためにサンプラザが1つの大きな柱になることは間 違いないと思っている。その中で民間委託の話がこの中で出てきているが、具体的に管理 委託を含めてどのように市の中で話が進んでいるのか。私はどうしてもここは、新しく住 民を呼び込むための子育ての支援を中心とした専門の施設にしてもらいたいという念願が ある。

あともう1つ、横軸の土地区画整理や道路の改良等はこれから進んでいくと思うが、縦 軸の整備というのはどうなのか。無理なものは無理と言われれば仕方がないが。しかし、 例えば商店会の方々は要望としてどこまで加えられるのかということも話し合われる。

それからもう1つ、高齢化の社会になるが、やはり新しい住民が市の勢いとして必要に なる。第4章の話の中で具体的に、この新しい人たちを注入するための施策というのは何 があるのか、どのような施策を持っていくのかを盛り込んでもらいたい。西口を新しい、 コンパクトシティー的な考え方の中で総合的な住みよいまちづくりを考えるのであれば、 具体的な施策として人口をどこにどのように配置させるために、どういう施策があるかと いうことを示していただきたい。(委員)

・ どうもこの話を聞いているとこの協議会の場に西口の皆さんの動きが全く反映されてい ない。東口の地権者の意向は、開発協議会に市原市も同席していたので反映されている。

我々東側の意向をいろいろ協議してきた立場で言うと、西口の商工会の人たちは自分達 の意見をオーソライズして、市原市とコンタクトをとっておいたほうが良い。サンプラザ の俯瞰を持っていたり、色々な動きが実はあるので、逆に市の事務方はもう少し商工会と の接点を持ち、すり合わせをしておけば、先ほどのような根本的な質疑が毎回出てくるこ とがなくなるのではないか。(委員)

・ 商工会議所さんに何回か説明に行かせていただいておりますし、また個人的にも説明会 に 参 加 さ せ て い た だ い て い る 。 で き れ ば 商 工 会 議 所 さ ん の 中 に も プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム を 作っていただきたいと話もしており、そういう形で委員も動いていただいていると解釈し ている。これからも具体的にどんどん話に行きたい。

複合施設エリアについては、都市計画上、人口を増やすから市街化区域を増やしたいと いうの市街化区域編入のための人口フレーム論が1つある。

(7)

ターゲットは徒歩圏としては、高齢者の居場所、仲間のたまり場的なものは検討事項に あるが、中心市街地に委ねるほうが多いと思う。複合商業エリアにおいては、例えば駅か ら来た、あるいは車で来た方が、広域の商業施設とは違った雰囲気の店に立ち寄ったり、 地元の土地活用としてそれぞれに使われるようなゾーンは、土地利用的には想定しておく。 たまり場的なもの、専門性、ウインドウショッピング的なものをという発想。技術的な話 のところから、設ける必要があるだろうという形の中でつくられたという背景がある。

サンプラザの件については、庁内で調整している段階であるが、念頭に置かなくてはい けないものとして協議を進めていく。サンプラザの活用方策の議論内容について公表でき る部分ができたら説明をしていきたい。(事務局)

・ サンプラザの件については、賛否両論がいろいろ入り交じっている議論の話題なので、 丹念に情報公開に従って進めるのでご了解いただきたい。(会長)

・ 縦軸の整備についてはご存じのように区画整理をやってきた背景から、新たに線を引く ことは非常に難しいが、いろいろ工夫をしながら考えていく必要はあるとは考えている。 (事務局)

・ 補足だが、今度の総合計画で大きな意味を持っていたのは、都市交流核と出したこと。 今まで40年間、市はいろいろと顔づくりを行ってきたが、それぞれの地区がクラスター 型に形成できた。今回は都市交流核というものを明確に出して、総合計画に位置付けた。 基本構想も位置付けた。それを受けて、中心市街地というのは斯くあるべしというのを打 ち出し、それを受けてのこの基本計画であり、これらを踏まえて市原市の実施計画は動い ていくので、少なくとも今までよりも縦軸整備については動き始める下地が整ったという ことはご了解いただきたい。(会長)

・ 新しい住民の方々に来てもらうための具体的な施策については、6月に国交省で街なか 居住再生ファンド、これは中心市街地の空洞化が激しいエリアにおいて資金の融資をしよ うという基金の創設がされた。

他市の事例等、施策を研究しながら市原市独自のものも出していく必要があると思って いる。(事務局)

・ ありがとうございます。説明はよくわかったが、そういう形で住居系のものが入るとい うのは、私とすれば唐突に今回初めて知ったというのが事実である。それは区画整理の手 法として当然だと言われてしまえばそれまでだが、協議会資料に突然入ると今までの説明 会で説明していないので後でお聞きしたい。

サンプラザは短期計画ということで載っていたので、おそらく2年位のスパンの中でや らなければならないことでしょうから、早急にTMO等、意見を吸い上げてくれるように 組織として注意してやっていきたい。(委員)

(8)

関連して、都市交流拠点整備の導入検討項目のところで、14番目にサインとモニュメ ントというのが3つ目のところにあるが、モニュメントは確かにまちのアメニティーとい う観点ではわかるが、サインというのはイメージが違う。サインのデザインというのも重 要だと思うが、これは外部から来る人のための誘導案内であれば、これは中期ではなくて 早めにしたほうが良いと思う。見方を考えて、場所が本当に適切かどうか、もう少し検討 を今後されると良いのではないか。

それから、先ほどから自転車の話が出たが、結局どんなにきれいに並べても自転車はき れいに見えないので、オートロック式の自転車を止めるような仕組みの検討や、駐輪スペー スを外からなるべく見えないような形にするなどの細かい配慮等を計画に入れると、質の 高い空間づくりになると思う。

あともう1つ、中心市街地の話について先ほどから出ているが、結局できてしまえば新 しい開発はどうしても人の脚光を浴びるので、初めは絶対西口は落ち込むのは目に見えて わかっていると思うが、人は絶対に新しいものとか大型店だけを望むわけではない。せっ かく先ほどから出てきているような都心型の住宅の話があるが、人は近くで必ず買い物を するので、その辺も見越して今後の中心市街地について、次にそのようなことも含めて話 ができると良いと思う。(委員)

・ 今おっしゃった件についてだが、先進地区を伺ったときの説明ですが、地区の商店街に ついては1つも関係ない。よく調べてみると車で遠くから来て、買い物をして、同時に名 店とかには立ち寄ったりいろんなことをするから、そういう人たちの利益については1つ も関係ないですよということを伺った例があるので、その点については逆にというような 気がした。(委員)

・ 先ほどの建築協定をはじめとした質の高さを維持していくという部分については5章の 「計画の実現に向けて」で、「地権者・事業者・市民・行政の役割と責務」「まちの維持 管理について」というところで、基本計画でそれらがすべて定まるものではないと思って いる。そうすると次のステップとして建築協定、デザイン協定等の形でまち中のルールと いうものをお互いにつくり上げなくてはならないと思う。そういう提案をこのつながりの 中で明記できるような形でこの中に記入していきたいと思っている。

それから、モニュメントとサインの関係、オートロック式駐輪スペースの関係、これに ついては参考にさせていただきたい。

最後に中心市街地の考え方は、新たな中心市街地の動きというのが出てきているので、 我々も早急に検討して取り入れなくてはいけないと思っている。今まで中心市街地活性化 というと、国ではTMOや、商業者、行政が一緒になって、まち中でイベントを行うよう な話があったが、どうも違うんじゃないのかなと、我々はやってきた体験としてあった。 そういうことを考えると今回は定住人口という形になっているのでヒントやきっかけとし て今の中心市街他の考え方というのを整理していきたい。(事務局)

・ 青森ではねぶた祭で中心市街地が活性化したが、最終的には片側が海で、青函連絡船が なくなり、駅が移るということで中心市街地の活性化をどうするかと、今一生懸命やって いる。ここの事例に近いが、五所川原では中心地から8kmのところに大型店が出店して、 中心市街地が落ち込んだ。中心市街地の活性化のために電信柱を全部地中化にして、地元 出身の著名人に歌を作ってもらい立ちねぶたを復活させて今では観光名所となった。

地方都市は人口が少ないので中心市街地の落ち込みが関東以上に激しく、それに対して どうするかというのが結構先進の例としてあるので、こちらに導入しながら中心市街地の に 人 が 集 ま る 要 素 と い う も の を 新 た な 商 業 と プ ラ ス α で 考 え て い け れ ば と 思 っ て い る 。 (委員)

(9)

に先を見越したリーダーがいて、組み立てた話であった。なおかつ、今の理事長さんは5 代目で、若い人でないとアイデアを出せないので、若い人でないとだめだということだっ た。文化も、それからセンスも機能も、10年変わったらみんな変わるということで10 年ごとに必ず見直しを行っている。大変参考になった。

この基本計画、都市交流拠点の整備、基本計画、東口整備と言わずあえて都市交流拠点 と言ったほうが、きっと皆様になじみが良いのかと思う。これもできれば10年ごとに必 ず見直しをすると計画の中に明記したほうが良いと思う。(会長)

・ いろいろお話を伺い、やはり個人商店でできるもの、大型店でできるもの、その辺の使 い分けというか、それを明確に提案できることがあればと思っている。(委員)

・ 12頁の土地利用図にある文化交流エリアは、大型店の立地する「広域立地型商業施設 エリア」と中心市街地を結ぶ途中にあり、人の流れを繋げていく作用を期待できる地区と して、かなり重要である。特に、大型店への大量の客を駅周辺にもたくさん流れていくよ うにするには、この途中区間を魅力的にしていくことが必要である。この点から、文化交 流エリアでは、時々催し物があるというのではなく、定住的に人を引き付ける魅力のある 仕掛けを造り、常にそこへの人の流れが生じるようにするとよい。その流れが、そのまま 自然に駅周辺に向かうということを期待したい。

20頁に提案されているバスルートは、駅の東口と西口のそれぞれで終点になっている。 両地区の一体性のためには、終点にしないで、鉄道との立体交差をくぐって抜けていくと いう経路がとれるとよい。

それから、景観形成についてで、開発地区全体に、まとまりのあるデザイン構成を実現 していく必要がある。例えば東京の汐留ではイタリア風の街並みが造られている。私は、 外国人というよりは、日本的で、かつ斬新なものが良いと思う。別の言葉で言えば、市原 の雄大な地域性から、おおらかさ、素朴さと優雅、親しみといった感覚が、私は良いと思 う。蘇我のハーバーシティは、香港のデザイナーがデザインをしているそうで、そういう 点での特徴は出ている。いろいろ一人ひとりご意見があると思うので、本地区でのデザイ ンコンセプトについて、多くの議論が必要と思う。(委員)

・ まず文化交流エリアについては、エントランスゾーンとして位置付けをしているので、 何らかのインパクトのあるものにしたいと思っている。実は検討項目の中でも幾つかの事 業が出ているが、これは準備委員会の皆さん、それからパートナー企業さんともいろいろ 話し合っていきたいと思っている。

それからバスルートの検討も、説明の中で通常バスでいいのかどうか等を含めて検討す るという話をしたが、新交通についても検討しながら、バスルートを検討したいと思って いる。

最後に景観については、全体にわたってのポイントとなるデザインというのは非常に必 要だと思っている。ただ、それについては準備委員会やパートナー企業の皆さんとも、一 度話をしなければならない部分があるので、少しお時間をいただきたい。(事務局) ・ 長距離バス、循環バスの駐車施設の用意はどうなのか。(委員)

・ 長距離バスについては計画が進んでいて、そことの連携を図っていく等は考えられると 思っている。これは循環バスという形の中でエリア内での検討しかしていないが、駅を含 めた中で、またその長距離バスのバスターミナルを含んだ中での交通アクセスを載せるこ とが必要かとは思っている。(事務局)

・ 道路計画については周辺に影響を及ぼさないように、進出業者の過去のデータをもとに 道 路 計 画 に つ い て 十 分 検 討 し て く だ さ い と い う コ メ ン ト を 本 日 欠 席 の 委 員 よ り 預 か っ て きた。(委員)

参照

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