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◎宮崎市・佐土原町・田野町・高岡町 合併後10年のあゆみ(平成27年10月作成)

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(1)

宮崎市・佐土原町・田野町・高岡町

合併後10年のあゆみ

平成27年10月

(2)
(3)

(ページ)

第1編

概要

第1章

新市建設計画の概要

---

計画の趣旨

---

計画の範囲

---

計画の期間

---

まちづくりの基本理念及び基本的方向

---

第2章

合併の背景

---

第3章

合併による変化

---

人口

---

産業構造

---

職員数

---

議員数

---

財政指標

---

10

第2編

主な取組

(4)

(ページ)

第4章

宮崎市域

---

39

人にやさしい健康福祉のまちづくり

---

39

安全で快適な生活環境づくり

---

39

未来を担う人間性豊かな人づくり

---

40

新たな可能性を開く産業づくり

---

41

心がかよいあう市民連携の推進

---

41

まちづくり計画の推進

---

42

第5章

市全域共通

---

43

人にやさしい健康福祉のまちづくり

---

43

安全で快適な生活環境づくり

---

43

未来を担う人間性豊かな人づくり

---

44

新たな可能性を開く産業づくり

---

44

心がかよいあう市民連携の推進

---

45

まちづくり計画の推進

---

45

第3編

まとめ

第1章

合併後の生活基盤

---

47

道路(市道)

---

47

上水道

---

49

下水道等

---

50

第2章

合併後の行財政運営

---

51

行政機能

---

51

財政状況

---

53

第3章

今後のまちづくり

---

62

資料編

(5)

第1章

新市建設計画の概要

計画の趣旨

平成18年1月1日、宮崎市、佐土原町、田野町、高岡町の1市3町が合併し、新

しい宮崎市が誕生しました。これに先立って、合併前の宮崎市と各町が協議のうえ、

合併後のそれぞれの目標やまちづくりの基本指針を定めたものが新市建設計画です。

新市建設計画は、

合併前の1市3町と合併後の新市とをつなぐものであり、

その内

容は、合併後に策定された第四次宮崎市総合計画に引き継がれています。

また、

新市建設計画に基づくまちづくりを総合的かつ計画的に推進するため、

平成

17年12月に新市建設計画実施計画を策定(平成22年6月に改定)し、これまで

着実に遂行してきました。

計画の範囲

新市建設計画は、

「宮崎・佐土原まちづくり計画」が宮崎市(主に北部地域)及び佐土原町域を

「宮崎・田野まちづくり計画」が宮崎市(主に南西地域)及び田野町域を

「宮崎・高岡まちづくり計画」が宮崎市(主に西部地域)及び高岡町域を

対象としています。

計画の期間

新市建設計画の期間は、

いずれも平成17年度から平成26年度までの10年間と

なっています。

まちづくりの基本理念及び基本的方向

新市の目指すべき将来像として

「躍動する太陽都市

…みやざき…

-自然と調和し、健康・文化・産業をはぐくむ魅力ある中核市として-」

を掲げるとともに、町域ごとに個別のサブテーマを設けています。

また、

将来像を実現するため、

まちづくりの方向として6つの基本目標を掲げてお

り、それぞれの取組は次のとおりです。

(6)

(1)人にやさしい健康福祉のまちづくり

<保健・福祉・医療の分野>

少子高齢化が進む中、

市民が毎日の暮らしを豊かに安心して送れるよう、

「自助

互助・共助」の連携により人にやさしい笑顔あふれる健康福祉都市づくりに努 めま

した。

市民のボランティアやNPO活動への参加意識の醸成を図りながら、

市民と各種

団体、行政が連携・協働し、健康の維持増進、育児や介護の環境整備など、多様な

福祉ニーズに対応した総合的な支援体制の構築を進めました。

(2)安全で快適な生活環境づくり

<生活環境・都市基盤の分野>

ふりそそぐ太陽、青い海、大淀川などの河川、四季折々の花と緑など豊かな自然

との共生に努めながら、

自然の循環を基調とした安心して暮らせる快適な環境都市

づくりに努めました。

また、こうした豊かな自然環境と恵まれた気候、さらに陸・海・空の交通拠点と

しての特性を生かし、国際観光リゾート都市づくりを推進するとともに、

安全で快

適な都市空間を形成し、魅力と潤いのある交流拠点都市づくりに努めました。

さらに、新たな市域が一体性を持って、生活・医療・福祉・教育・産業等の各分

野で「人、

物、

情報」の交流・活用が一層促進されるよう、

情報通信基盤や行政情報

地域情報システムの構築、情報管理体制の整備を進めました。

(3)未来を担う人間性豊かな人づくり

<教育・文化の分野>

心の豊かさやいきがいを重視し、人材の育成、文化の継承、魅力あるスポーツの

振興を図り、

地域の歴史や文化等を積極的に生かした教育文化都市づくりに努めま

した。

また、高度情報社会に対応した人材の育成を図るため、

情報教育の充実を図ると

ともに、小・中学校や文化施設等において情報通信ネットワーク等を積極的に活用

した情報教育都市づくりを進めました。

就学前教育、小・中学校教育、社会教育の充実を図るとともに、高等教育機関や

各種団体等と連携しながら、

新たな市域が一体となった未来を担う人間性豊かな人

づくりを進めました。

(4)新たな可能性を開く産業づくり

<産業の分野>

農林水産業や商工業の振興と経済の活性化を図るため、

交通・情報等の産業イン

フラの整備を推進し、高付加価値型産業を創造する都市づくりに努めました。

また、

豊かな自然と調和した観光

リゾート都市としての魅力を高めるとともに、

(7)

(5)心がかよいあう市民連携の推進

<市民・団体等の連携の分野>

少子高齢化や国際化、情報化が進展する中で、市民が真に豊かさを実感でき、誇

りに思える郷土を築いていくため、ボランティアやNPO等の市民活動を推進し、

日常の暮らしの中で、様々な形での交流や連携の促進を図りました。また、住民が

お互いに支えあい、

自らまちづくりに参画できる活動の輪やふれあいの場を広げる

施策を推進しました。

(6)まちづくり計画の推進

<行財政運営の分野>

計画の推進に当たっては、最少の経費で最大の効果を上げるよう、簡素で効率的

な組織体制づくりと健全な財政運営に努めました。

また、人材の育成や電子化・情報化の推進、及び市民参画の推進により、個性的

で魅力ある地域づくりを進めました。

(8)

第2章

合併の背景

宮崎市は、

平成18年1月の1市3町の合併、

さらに平成22年3月の清武町との合

併を経て、現在の形になりました。

特に平成18年当時は、

全国で合併特例債等の国の支援を活用した市町村合併の動き

が加速している最中にありました。

(平成の大合併)

市町村合併が進んだ背景には、次のような理由が挙げられます。

地方分権への対応

住民に身近な市町村がより多くの行政サービスを担えるよう、

国や県から権限が

移譲される流れにあったこと。

人口減少・少子高齢化への対応

人口減少により税収等の資源が減少する一方で、

少子高齢化により福祉や医療に

対する需要はますます増加することが予想されていたこと。

生活圏の広域化

交通の利便性が向上し、

住民の行動範囲が広がる中、行政区画と生活圏とが一致

しないことによる問題や不都合が増えつつあったこと。

国・地方の厳しい財政状況

景気の低迷や少子高齢化の進展による社会保障費の増大等により、

財政的に厳し

い状況が続いていること。

地方がこのような問題に対応し、

良質かつ多様な行政サービスを継続して提供してい

くためには、

生活圏を同じくする近隣の市町村が合併して、

効率的な行財政運営と人材

(9)

第3章

合併による変化

宮崎市は、

合併の前後でどのように変わったのか、

また、

その後どのように推移して

いるのか、主な事項は次のとおりです。

人口

合併前の平成17年当時、宮崎市の人口は310,123人でした。

平成18年1月の3町との合併を経て、人口は367,829人(うち、旧宮崎市

311,164人、佐土原町33,182人、田野町11,447人、高岡町12,

036人)に増加しました。

また、平成22年3月の清武町との合併を経て、40万人を超える400,583

人となり、その後も微増傾向にありましたが、平成26年から減少に転じています。

( 単位: 人)

平成1 7 年 1 8 年 1 9 年 2 0 年 2 1 年 2 2 年 2 3 年 2 4 年 2 5 年 2 6 年 2 7 年

旧宮崎市 3 1 0 , 1 2 3 3 1 1 , 1 6 4 3 1 2 , 3 2 5 3 1 3 , 3 5 9 3 1 4 , 0 8 2 3 1 6 , 1 9 8 3 1 7 , 1 6 2 3 1 7 , 8 0 3 3 1 8 , 0 7 8 3 1 7 , 8 5 4 3 1 7 , 8 5 3 佐土原町 3 2 , 9 8 1 3 3 , 1 8 2 3 3 , 2 5 7 3 3, 0 9 0 3 2 , 8 9 9 3 2 , 9 4 1 3 3 , 0 0 3 33 , 0 0 5 3 3 , 0 8 6 3 3 , 1 2 5 3 3 , 2 0 4 田野町 1 1 , 5 8 0 1 1 , 4 4 7 1 1 , 2 7 6 1 1 ,1 6 5 1 1 , 0 1 6 1 1 , 0 2 5 1 0 , 9 9 2 1 0, 9 3 2 1 0 , 8 6 9 1 0 , 8 4 4 1 0 , 7 7 0 高岡町 1 2 , 2 1 3 1 2 , 0 3 6 1 1 , 9 1 9 1 1 ,8 1 3 1 1 , 7 0 9 1 1 , 5 2 8 1 1 , 3 8 6 1 1, 3 6 0 1 1 , 1 1 0 1 1 , 0 5 1 1 0 , 9 8 3 清武町 2 8 , 6 9 6 2 8 , 8 8 7 2 8 , 9 5 1 2 8 ,5 8 4 2 8 , 7 0 1 2 8 , 8 9 1 2 9 , 1 1 1 2 9, 3 3 6 2 9 , 4 2 9 2 9 , 5 5 9 2 9 , 5 1 8 合計( 1 市4 町) 3 9 5 , 5 9 3 3 9 6 , 7 1 6 3 9 7 , 7 2 8 3 9 8 , 0 1 1 3 9 8 , 4 0 7 4 0 0 , 5 8 3 4 0 1 , 6 5 4 4 0 2 , 4 36 4 0 2 , 5 7 2 4 0 2 , 4 3 3 4 0 2 , 3 2 8

(10)

なお、合併前後の年齢別人口構成(0~14歳、15~64歳、65歳以上の3区

分)は次のようになっており、高齢化の進展によって、新市においても平成26年は

(11)

産業構造

合併前は、

旧宮崎市のサービス業、

佐土原町の製造業、

田野町と高岡町の農業など、

各市町で盛んな産業が異なっていたため、

合併後はそれぞれの長所が生かされ、

バラ

ンスのとれた産業構造となっています。

また、市内総生産額は、平成24年度には1兆3,000億円を超えました。

市内総生産額

旧宮崎市

佐土原町

田野町

高岡町

清武町

平成16年度

1,027,678

87,338

29,011

39,193

107,942

1,291,162

平成24年度

1,311,178

資料) 宮崎県の市町村民経済計算( 平成1 6 年度、平成2 4 年度)

(単位:百万円)

(12)

職員数

職員数については、

「定員適 正化計画」に基づいて、 市民サービスの向上に努めな

がら、より一層効率的な人員配置を行ってきました。

その結果、

平成22年3月の清武町との合併によって一時的な増加となったものの、

1市3町合併時から平成27年度までの間に、187人(約6.9%)の減員となっ

ています。

また、

各総合支所においても新市建設計画期間の終了等に伴って配置人員は減少し

ていますが、

平成26年度に総合支所のあり方を見直し、

地域の問題を地域で解決で

きる域内分権を進める観点から、

平成27年度に各総合支所に予算管理権を付与する

(13)

議員数

議員数は、3町との合併時は、

(旧)市町村の合併の特例に関する法律」第7条第

1項第2号の規定を適用し、

宮崎市議会の議員の残任期間に限り、

旧3町の議員が引

き続き宮崎市議会の議員として在任したため、計90人となりました。

また、清武町との合併 時は、

「市町村の合併の特例に 関する法律」第9条第1項第

2号の規定を適用し、

宮崎市議会の議員の残任期間に限り、

旧清武町の議員が引き続

き宮崎市議会の議員として在任したたため、議員数は、計56人となりました。

なお、条例定数については、旧宮崎市では42人でしたが、平成19年4月の一般

選挙から46人に改められ、

その後、

市議会において適正な議員定数の検討がなされ

(14)

財政指標

(1)財政力指数

地方公共団体の財政力を示す指標で、

基準財政収入額を基準財政需要額で除して

得た数値の過去3か年の平均値で表します。この指数が「1」に近く、また「1」

を超えるほど、財源に余裕があることを示します。

合併後は0.604~0.652の間で推移しています。

区 分

宮 崎 市

佐 土 原 町

田 野 町

高 岡 町

清 武 町

平 成 1 5 年 度

0.625

0.545

0.317

0.351

0.665

平 成 1 6 年 度

0.637

0.546

0.323

0.371

0.672

平 成 1 7 年 度

0.649

0.546

0.320

0.370

0.648

平 成 1 8 年 度

0.633

0.632

平 成 1 9 年 度

0.644

0.651

平 成 2 0 年 度

0.652

0.677

平 成 2 1 年 度

0.644

0.676

平 成 2 2 年 度

0.625

平 成 2 3 年 度

0.612

平 成 2 4 年 度

0.604

平 成 2 5 年 度

0.611

平 成 2 6 年 度

0.617

基準財政収入額

基準財政需要額

(15)

(2)経常収支比率

地方公共団体の財政構造の弾力性を示す指標で、

人件費、

扶助費、

公債費などの

経常経費に、地方税(普通税)

、普通交付税を中心とする経常一般財源がどの 程度

使われたかを表します。

この比率が低いほど、

建設事業などの臨時的経費に充当で

きる一般財源が豊かで、財政構造が弾力性に富んでいることを示します。

合併後は86.5%~94.1%の間で推移しています。

経常経費に充当された一般財源の額

経常一般財源の額

( 単 位 : % )

区 分

宮 崎 市

佐 土 原 町

田 野 町

高 岡 町

清 武 町

8 2 . 5

8 4 . 9

8 7 . 8

8 2 . 6

9 3 .6

( 9 0 . 1 )

( 9 6 . 2 )

( 9 9 . 8 )

( 9 3 . 4 )

( 1 0 8 . 2 )

8 5 . 6

8 6 . 4

8 9 . 5

8 7 . 6

9 2 .6

( 9 1 . 8 )

( 9 4 . 7 )

( 9 8 . 0 )

( 9 5 . 9 )

( 1 0 2 . 1 )

8 6 . 5

8 7 .2

( 9 1 . 3 )

( 9 3. 5 )

8 8 . 2

8 7 .3

( 9 2 . 4 )

( 9 2. 7 )

9 1 . 2

9 2 .8

( 9 4 . 8 )

( 9 7. 8 )

9 0 . 4

9 5 .1

( 9 3 . 6 )

( 9 9. 9 )

9 2 . 1

( 9 7 . 3 )

9 0 . 1

( 9 8 . 6 )

8 9 . 9

( 9 7 . 3 )

9 3 . 0

( 1 0 1 . 0 )

8 9 . 8

( 9 8 . 1 )

9 4 . 1

( 1 0 2 . 2 )

※( )は、減税補てん債、臨時財政対策債を除いた場合の比率

   経常収支比率

平 成 1 5 年 度

平 成 1 6 年 度

平 成 1 7 年 度

平 成 1 8 年 度

平 成 1 9 年 度

平 成 2 0 年 度

平 成 2 1 年 度

平 成 2 2 年 度

平 成 2 3 年 度

平 成 2 4 年 度

平 成 2 5 年 度

平 成 2 6 年 度

(16)

(3)公債費負担比率

地方公共団体の財政運営の硬直性を示す指標で、

公債費充当一般財源

(地方債の

元利償還金等の公債費に充当された一般財源)

が、

一般財源総額に対し、

どの程度

の割合かを表します。

この比率が高いほど、

財政運営の硬直性が高くなっているこ

とを示します。

合併後は19.0%~22.7%の間で推移しています。

公債費充当一般財源

一般財源総額

( 単 位 : % )

区 分

宮 崎 市

佐 土 原 町

田 野 町

高 岡 町

清 武 町

1 9 . 2

1 7 . 1

2 2 . 6

1 5 . 0

1 7 . 5

( 1 8 . 6 )

( 1 7 . 1 )

( 2 2 . 6 )

(1 5 . 0 )

( 1 7 . 5 )

1 9 . 0

1 8 . 2

2 3 . 0

1 6 . 6

1 8 . 7

( 1 8 . 7 )

( 1 8 . 2 )

( 2 3 . 0 )

(1 6 . 6 )

( 1 8 . 7 )

1 9 . 0

2 1 . 1

( 1 8 . 2 )

( 2 1 . 1 )

1 9 . 8

2 1 . 2

( 1 9 . 8 )

( 2 1 . 2 )

2 1 . 2

2 4 . 1

( 2 1 . 1 )

( 2 4 . 1 )

2 2 . 6

2 3 . 1

( 2 1 . 6 )

( 2 3 . 0 )

2 1 . 6

( 2 0 . 9 )

2 1 . 4

( 2 1 . 3 )

2 2 . 7

( 2 1 . 9 )

2 2 . 5

( 2 2 . 5 )

2 1 . 5

( 2 1 . 4 )

2 1 . 0

( 2 1 . 0 )

※( )は、繰上償還を除いた場合の比率

   公債費負担比率

×100

平 成 1 5 年 度

平 成 1 6 年 度

平 成 1 7 年 度

平 成 1 8 年 度

平 成 1 9 年 度

平 成 2 0 年 度

平 成 2 1 年 度

平 成 2 2 年 度

平 成 2 3 年 度

平 成 2 4 年 度

平 成 2 5 年 度

平 成 2 6 年 度

(17)

第1章

佐土原町域

佐土原町域で は、

「躍動をはぐくむ安らぎ と潤いのある地域」をテーマに掲げ、 もの

づくり産業や観 光・交流活動がさらに活発に なることにより、新たな市域全体の躍 動を

はぐくむととも に、佐土原城跡 などの歴史・文化的な環境や自然環境と共生した快 適な

暮らしができる地域の醸成を進めました。

以下、

佐土原町域において取り組んできた主な事業を、

基本目標ごとにまとめました。

人にやさしい健康福祉のまちづくり

佐土原保健センターを新たな市域北部の拠点施設と位置付け、

ボランティアやNP

O法人等の各種団体と連携しながら、

保健・医療・福祉が一体となった総合的な支援体

制の確立に努めました。

(1)学習等供用施設バリアフリー改修事業

福祉のまちづくり条例建築物整備基準に基づき、

学習等供用施設のバリアフリー

改修工事を実施し、

高齢者や身体障がい者の利便性の向上を図りました。

段差解消、

手すりや点字ブロックの設置、障がい者が使用しやすいトイレへの改修等により、

全ての人が利用しやすく改善され、

地域の活動拠点として継続して活用されていま

す。

(2)石崎浜荘リニューアル整備事業

佐土原町域の健康増進の拠点施設である石崎浜荘を、

複合施設として整備するこ

とにより、市民の疾病予防や健康維持に役立つ憩いの場として提供するとともに、

新たな利用者を確保し、安定的な運営ができるよう努めています。

【開設】平成23年4月

【面積】5,575.05㎡

【整備内容】温泉施設、25m屋内温水プール、トレーニングルーム

(3)敬老バス事業

高齢者の 外出を支援する ことで、

「生 きがいづくり」と「健康づくり」につ なげ

ることを目的に、以下の支援を行いました。

【利用者数】

(単位:人)

(18)

【敬老バスカ交付】

本市に3か月以上住所を有する70歳以上の高齢者を対象に、

宮崎交通株式会社

の定期路線バスを1乗車100円で利用できるバスカードを交付。

【悠々パス購入費助成】

本市に3か月以上住所を有する65歳~69歳の高齢者を対象に、

宮崎交通株式

会社が販売する「悠々パス」を通常より安価で購入できる資格証を交付。

(半年券

通常15,000円→12,500円)

この事業によって、合併前に同様の制度が無かった佐土原町域においては、多く

の方々の外出促進につながりました。

(平成26年度末の敬老バスカ保有者

4,567人、平成26年度悠々パス購入費助成者6人)

(4)老人福祉施設整備費補助事業

経済的・環境的な理由から、在宅での生活が困難な高齢者が入所する養護老人

ホームに対して、老朽化に伴う施設改築の補助を行い、入所者の安全・安心の確保

に努めるなど生活環境の改善を図りました。

養護老人 ホーム「望洋園 (定員50人)

」が再整備された結果、居室が相部 屋か

ら個室となり生活環境が改善されたほか、

新たに定員4人のショートステイが併設

され、高齢者が安心して暮らせる地域づくりが進みました。

(5)私立保育所施設整備費補助事業(梅野保育園)

地域における保育ニーズに対応するため、

老朽化していた梅野保育園の改築を支

援しました。

この結果、

定員が90人から120人に増員され、

ニーズに応えるこ

とができました。

同園は平成27年4月から幼保連携型認定こども園へ移行し、

称も七つの星幼稚舎に変更されました。

教育と保育を一体的に提供する認定こども園は、

保護者の新たな選択肢として期

待されている施設であるため、運営法人と連携し、今後、さらに地域の保育ニーズ

に対応できるよう取り組みます。

(6)小中学校バリアフリー整備事業

児童・生徒や地域住民等、

全ての人が安心して利用できる安全な学校施設の整備

を目的として、

渡り廊下等の段差解消や多目的トイレの設置等を行い、

バリアフリ

ー化を図りました。

(7)児童クラブ待機児童解消対策施設整備事業(広瀬北・那珂)

児童クラブの充実と待機児童の解消のための施設整備を行いました。

(19)

用室を設置し、定員を30人から90人に拡大しました。

那珂児童クラブについても、

那珂地区公民館内で児童クラブを開設していました

が、

利用希望者が増加したため那珂小学校の敷地内にプレハブの児童クラブ専用室

を設置し、定員を20人から40人に拡大しました。

この結果、待機児童が減少し、子育て環境が改善しました。

安全で快適な生活環境づくり

下水道等の生活基盤の整備を進めながら、

田園や里山等の豊かな自然と共生した安

全で快適な生活環境づくりに努めました。

また、

新たな市域の北の玄関口として、

佐土原駅周辺等の市街地整備及び主な幹線

道路、生活に密着した生活道路、ゆとりある歩道など、宮崎市北部地域を含めた利便

性の高い交通ネットワークの整備を進めました。

(1)地域情報システム整備事業

合併前に旧宮崎市が整備したインターネットを介した住民サービスを、

佐土原町

域でも利用できるようにするため、

サンシャインコミュニティシステムをはじめと

する住民サービス利用に必要な機器類を導入しました。

また、

インターネット接続

のためのネットワークが未整備であったため、

既設のケーブルテレビ網を利用して、

公民館などの主要な公共施設をインターネットへ接続しました。

この結果、

地域間の情報格差が解消し、市内全域でサンシャインコミュニティシ

ステム等の住民サービスが受けられるようになりました。

(2)公設合併処理浄化槽事業

公 共 下 水 道 計 画 区 域 外 及 び 農 業 集 落 排 水 事 業 区 域 外 に お け る 地 域 住 民 の 生 活 環

境の向上及び公共用水域の水質保全を図るため、

公共による合併処理浄化槽の設置、

維持管理を行いました。

この結果、生活排水が適正に処理され、水質保全対策が図られるとともに、対象

区域を順次拡大し、

平成22年度からは1市3町の全域を対象として事業を展開し

ました。

(3)上町平小牧線道路改良工事

佐土原町域の道路網を構築し円滑な交通機能を確保するため、

上町平小牧線道路

の拡幅整備を行いました。

(20)

(4)鳥越国道1号線外道路改良工事

佐土原町域内の重要な生活道路30路線について、

幅員が狭小で緊急車両の通行

に支障をきたしていた路線の道路拡幅等、

生活環境改善の面から整備を図りました。

2.0~4.0メートル幅の道路を4.0~5.0メートルに拡幅するなどの整備

により、緊急車両の通行や通行車両の離合等が円滑に行えるようになりました。

(5)広瀬台団地建替事業

建物や設備の老朽化が著しかった市営住宅広瀬台団地の建替えに併せて、

周辺の

松小路・西松小路・仲町団地を集約し、一体的な整備を実施することにより、事業

コストを抑えつつ、居住環境や管理効率の向上を図りました。

この結果、

入居者に対しては良好な住環境を提供するとともに、

団地の集約化を

推進することで管理効率の向上が図られました。

【整備箇所】

広瀬台団地

鉄筋コンクリート造

8棟

162戸

(6)宝塔山公園整備事業

佐土原城を中心とした史跡空間の一つであり、

レクリエーション機能を持った地

区公園でもある宝塔山公園を、

市民の憩いの場や環境学習の場としての活用を図る

ため整備を行いました。

この結果、春には桜の名所として親しまれるとともに、グラウンドゴルフ大会、

ウォーキング大会等が開催されるなど地域の憩いの場となりました。

また、

地震時の指定緊急避難場所としても活用されるなど、

安全で快適に過ごせ

る地区公園として地域住民に愛されています。

【整備面積】6.8ha

【整備内容】園路、遊戯施設、展望台、遊歩道等

(7)松小路土地区画整理事業

佐土原町域の地域拠点として位置付けられた松小路地区において、

宮崎市の北の

玄関口にふさわしい活力ある区域への再生を目指し、

安全で快適な住環境の確保と、

優れた都市景観の形成を図るため、

幹線道路・区画道路等の公共施設や宅地の総合

的な基盤整備を進めました。

【面積】4.7ha

【事業期間】平成21~33年度(清算期間を含む)

【佐土原地域における市営住宅の高度なバリアフリー化率】

平成19年度

24.2%

平成24年度

44.2%

※高度なバリアフリーとは、

①手摺り2箇所以上

②段差のない屋内

③廊下などが車椅子で通行可能な幅

(21)

(8)現王通線整備事業

国道219号から上田島北部市街地を経由し、

西都市及び新富町方面に至る幹線

街路である現王通線の整備を行いました。

(延長462メートル、幅員11~ 17

メートル)

この結果、

周辺住民の利便性が増すとともに、旧国鉄妻線跡地の有効利用を行う

ことで、未利用地の解消にもつながりました。

(9)佐土原町域連絡管整備事業

一ツ瀬川の濁水対策及び海水遡上の問題に対処するため、

下北方配水池から池内

町への約5キロメートルの送水管及び池内配水池を整備するとともに、

池内配水池

から佐土原町域への約10キロメートルの配水管等を整備し、

下北方浄水場から全

量送水することにより、

佐土原町域の安定給水及び非常時のライフラインの確保を

図りました。

未来を担う人間性豊かな人づくり

いつでも、どこでも、だれでも自由に学習できるよう、佐土原総合文化センターを

新たな市域北部の拠点に位置付け、

市域全体で多彩な生涯学習の推進や市民文化の振

興に努めました。

さらに、

心を満たす余暇活動が実践できるよう、

佐土原城跡を中心とした恵まれた

歴史・文化 的な資源の保全や活用、及び久峰総 合公園、 総合体育館等を中心としたス

ポーツ活動を推進しました。

(1)学習等供用施設整備事業

老朽化が進んでいた学習等供用施設について、

今後も地域の活動拠点として活用

できるよう、屋根防水改修・公共下水道接続・浄化槽改修等、年次的に施設整備を

行いました。

(2)那珂地区公民館屋根防水改修事業

那珂地区公民館の施設全体の老朽化が進み、

雨漏りが発生していたことから、

設維持に必要な措置として、屋根防水改修を行いました。

この結果、雨漏りの解消、施設の長寿命化が図られ、継続して、那珂地区の拠点

施設として活用されています。

(3)佐土原町域体育館整備事業

<佐土原体育館>

(22)

図りました。

競技スペースが増えたことにより、

大規模大会の開催も可能になり、

施設の年間

利用者数は、整備前の約30,000人から50,000人程度に増加しました。

【開設】平成23年1月

【面積】1,656㎡

【整備内容】バレーコート3面、バスケットコート2面

(4)佐土原中学校校舎改築事業(南校舎)

教育環境の改善を図るため、老朽化した校舎の改築工事を行いました。

この結果、生徒に安全・安心で快適な教育環境を提供することができました。

(5)小中学校コンピュータ推進整備事業

合併に伴い、

佐土原町域の小中学校のコンピュータ環境及びネットワーク環境を

整備し、旧宮崎市の環境と同水準にしました。

この結果、

合併前までは、

主にパソコン室にしか整備されていなかった環境が改

善され、各教室でも使用可能となりました。

(6)

(仮称)佐土原中地区公民館整備事業

<佐土原地区交流センター>

佐 土 原 中 学 校区 を 区 域 と す る 公 立 公 民 館 及 び 児 童 セ ン タ ー 等 の 機 能 を 併 せ 持 つ

交流センターを建設し、

生涯学習の推進及び地域コミュニティ活動の拠点を整備し

ました。

市民が、

公民館講座の受講や自主学習活動により、

生涯学習を実践できるように

なり、また、地元住民や様々な世代の市民が公立公民館に集い、学習活動を行うこ

とにより、地域内や世代間での交流が深まりました。

平成25年11月に開館し、

25年度には延べ7,

589人、

26年度には延べ

24,155人が利用しています。

【開設】平成25年11月

【面積】1,648.6㎡

【整備内容】多目的ホール、学習室、和室、料理実習室、図書室、遊戯室、

高齢者ふれあい室

(7)

(仮称)広瀬中地区公民館整備事業

<広瀬地区交流センター>

広瀬中学校区を区域とする交流センターを建設し、生涯学習の推進及び地域コミュ

ニティ活動の拠点を整備しました。

市民が、

公民館講座の受講や自主学習活動を通して生涯学習を実践できるように

なり、また、地元住民や様々な世代の市民が公立公民館に集い、学習活動を行うこ

とにより、地域内や世代間での交流が深まりました。

【開設】平成27年4月

【面積】1,590.9㎡

(23)

高齢者ふれあい室

(8)佐土原城跡保存整備事業

国指定史跡である佐土原城跡を復元整備し、

市民の学習や憩いの場として活用を

図ることを目的に事業を進めました。

保存管理計画及び整備基本計画等を策定し、

史跡の公有化を進めた結果、

史跡を

適正に保存管理できる体制が整い、

史跡をより顕在化し、

活用するための整備工事

に着手することができました。

これまでに、

本丸及びその周辺を一次整備と位置付け、

整備を進めており、

その

他の区域については、今後、中長期的な整備を検討しています。

新たな可能性を開く産業づくり

宮崎県総合農業試験場や宮崎県工業技術センター、

各種団体等と連携しながら、

市の産業をリードする拠点づくりを進めました。

また、歴史・文化的な資源や石崎浜荘の温泉資源及び伝統的な特産物・特産品を

積極的に活用し、新市が一体となって観光・リゾート拠点づくりに努めました。

(1)

(仮称)城の駅整備事業

<城の駅(佐土原いろは館)>

佐土原城下の、

歴史遺産が点在する文化的な背景のもと、

佐土原町域の活性化の

拠点及び地域住民や来訪者が交流する施設として、

地域資源や観光情報の発信機能

を持ち、まちのエントランス機能を充実させる「 城の駅」を、

「佐土原地区交 流セ

ンター」と一体的に整備しました。

地域住民が、隣接する佐土原地区交流センターと一体的に活用することにより、

地域活性化のための交流の場となり、賑わいを創出することが期待されます。

【開設】平成27年2月

【面積】280㎡

【整備内容】観光案内等スペース、物産品等販売施設、飲食提供施設

(2)宮崎銘柄牛産地育成事業

「優良牛」

の産地としてブランドの確立を図るため、市内産の優良な繁殖雌牛を

保留・導入した畜産農家に対し、1頭当たり50,000円の助成を行いました。

この結果、優良な繁殖雌牛が地域内で導入・保留されました。なお、宮崎市の制

度に統一された平成22年度以降では、

佐土原町域で139頭の優良牛が保留され

ています。

(3)営農研修施設等補修事業

(24)

経年劣化や破損などが見られたことから、

屋根・外壁塗装や柱の取替え等の不具合

箇所の補修を行いました。

施設の点検、

整備により、

地域住民が継続的に安心して利用できる環境が整いま

した。

(4)綾川2期地区国営かんがい排水事業

国営綾川土地改良事業

(昭和33年~45年度)

で造成された施設について、

朽化による漏水事故等で用水確保に支障をきたし、

補修等の維持管理に多大な労力

と費用を要していたことから、

維持管理費の低減を図るとともに、

農業生産の維持

及び農業の経営安定化を目的として、国営幹線パイプライン更新工事(区間46.

7キロメートル)及び2箇所の調整池改修等を行いました。

この結果、

農業用水の確保が安定し、

漏水事故のリスクが軽減されて安全性が向

上するとともに、維持管理等の負担も改善され、農業経営の安定が図られました。

(5)村づくり交付金事業

農業経営の安定と地域の安全で快適な居住空間の確保を目的に、

むらづくり交付

金事業による農業振興地域の生産基盤、生活環境基盤の整備を行いました。

この結果、農業用排水施設7路線、農道整備8路線、地域活動拠点施設2箇所な

どの整備が進み、農業用水の安定供給や農村集落の安全確保、良好な居住環境整備

が図られました。

(6)今層津下地区団体営ため池等整備事業

老朽化が著しく、

災害危険度の高い今層津下池を整備し、

農業用水の安定供給と

下流側住民の安全確保を図るため、団体営事業としてため池の整備を行いました。

この結果、老朽化に伴う危険性は低減したと考えられ、今後、

A

ランクとされて

いた危険度判定の見直しがなされる見込みです。

(7)天神川地区県営経営体育成基盤整備事業

担い手農家への農地の集積や機械の大型化を通して、

農業経営の安定化が図られ

るよう、土地基盤整備を推進しました。

この結果、農地利用集積が促進され、利用集積率が33.34%(事業実施前)

から54.8%(平成26年度末時点)へ上昇するなど、営農体系の確立・生産性

の向上につながりました。

心がかよいあう市民連携の推進

(25)

てきました。

また、新たな市域の一体性を醸成するため、歴史的な経過を踏まえながら、地域や

世代を越えた様々な交流を促進し、

ふれあいのあるコミュニティの形成、

ボランティ

アやNPO法人等の各種団体活動の活性化、

男女共同参画社会の形成等に努めました。

さらに、

有縁都市交流や国際交流を継続するなど、

地域特性を生かした特色ある施

策を行いながら、

新市が一体となって心がかよいあう市民連携のまちづくりを進めま

した。

(1)自治公民館建設費補助事業

自治公民館の整備費用の一部を助成し、

地域コミュニティ活動の拠点となる施設

を整備することにより、地域における住民活動の活性化を推進しました。

(2)コミュニティづくり

自治会補助金については、

合併後5年間の合併特例期間中は旧町制度が適用され、

合 併 特 例 期 間 終 了 後 の 平 成 2 3 年 度 か ら 旧 宮 崎 市 の 制 度 に 統 一 さ れ る こ と に な っ

ていましたが、平成23年度から平成27年度の5年間は経過措置を設け、新たな

制度に円滑に移行することができるよう、各自治会に対する支援を行っています。

まちづくり計画の推進

これまでのまちづくりの歴史を継承するとともに、

住民自らが新しいまちづくりに

参画できるよう合併特例区を設置し、

新市の速やかな一体性の確立と佐土原町域にお

ける計画の着実な実行を図りました。

(1)合併特例区実施事業

・さどわら健康ふくしまつり開催支援事業

地域福祉活動に対する住民の理解を深め、地域福祉の充実・発展を図るため、

佐土原町域のボランティア団体等が連携して実施する

「さどわら健康ふくしまつ

り」の開催支援を行いました。

例年、約40団体の参画と、約4,000人の来場があり、様々な福祉に関す

る情報や、

行政からの健康相談、

健康づくりに関する情報を提供することで、

域の福祉に対する意識が高まっています。

・サマーフェスティバル

in

一ツ瀬開催支援事業

(26)

夏のイベントとして定着している花火大会には、

佐土原町域に限らず、

市内外

からも多くの来場者があり、40,000人ほどの人出となっています。

・佐土原藩歴史交流事業

地域の活性化を図るとともに、

佐土原藩時代の先人の足取りや郷土の歴史を後

世に伝えるため、

佐土原藩とゆかりのある地域との継続した相互交流や地域イベ

ントの開催を支援しました。

さどわら・きょうわ有縁交流事業、島津太鼓フェスティバル、旧佐土原藩10ヶ町

村四半的弓道大会等を通じて、

佐土原藩の歴史に由来する民間組織を中心とした

交流が続いており、地域独自の歴史や文化が引き継がれています。

(2)佐土原総合支所庁舎整備事業

佐土原町庁舎を総合支所庁舎として引き続き使用するに当たって、

耐震性能診断

及び補強工事をはじめ、

外壁の改修、

防水改修など、

必要な整備を計画的に実施し

ました。

(27)

第2章

田野町域

田野町域では 、

「 自然豊かで住みやすい魅 力ある都市づくり」をテーマに掲げ、 鰐塚

山など豊かな自然と田園地の調和を基本として快適な居住環境を形成するとともに、

業の振興を図り、新市の躍動を支える活力ある地域づくりを進めました。

以下、田野町域において取り組んできた主な事業を、基本目標ごとにまとめました。

人にやさしい健康福祉のまちづくり

田野病院、

田野保健センター及び田野総合福祉館を保健・医療・福祉の核となる拠

点として位置付け、

その機能の充実を図りつつ、

ボランティアやNPO法人等の各種

団体と連携しながら、

保健・医療・福祉が一体となった総合的な支援体制の確立に努

めました。

(1)敬老バス事業

高齢者の 外出を支援する ことで、

「生 きがいづくり」と「健康づくり」につ なげ

ることを目的に、以下の支援を行いました。

【敬老バスカ交付】

本市に3か月以上住所を有する70歳以上の高齢者を対象に、

宮崎交通株式会社

の定期路線バスを1乗車100円で利用できるバスカードを交付。

【悠々パス購入費助成】

本市に3か月以上住所を有する65歳~69歳の高齢者を対象に、

宮崎交通株式

会社が販売する「悠々パス」を通常より安価で購入できる資格証を交付。

(半年券

通常15,000円→12,500円)

この事業によって、合併前に同様の制度が無かった田野町域においては、多くの

方々の外出促進につながりました。

(平成26年度末の敬老バスカ保有者1

,

366

人、平成26年度悠々パス購入費助成者1人)

(2)児童館・児童センター施設整備事業

福 祉 の ま ち づく り 条 例 の 整 備 基 準 に 適 合 し な い 箇 所 の バ リ ア フ リ ー 化 や 施 設 の

長寿命化等を図ることを目的に、

誘導用床材・注意喚起用床材の敷設や車椅子駐車

スペースの設置、屋根及び外部階段の修繕等の改修工事を行いました。

この結果、

施設を良好な状態に保つことができるとともに、

児童を中心とする施

(28)

(3)田野病院等整備事業

田野町域の地域医療の拠点である市立田野病院の機能を強化し、

地域医療及び救

急医療の充実を図るため、病院施設の改築工事を行いました。

この結果、

利用者が安心して良質かつ適切な医療サービスを享受できる環境が整

うとともに、災害時の拠点施設としての機能を強化することができました。

【整備完了】平成24年3月

【整備内容】病室の増設(16室→19室)

、MRIの導入、CT等の更新、

内視鏡待合室・検診控室・食堂兼デイルーム等の新設

(4)介護老人保健施設さざんか苑改修事業

高齢者が安心して自立した生活を送れるよう、

施設が老朽化していた介護老人保

健施設「さざんか苑」の大規模改修工事を行いました。

この結果、

地域に開かれた介護老人保健施設として、高齢者の自立した生活を援

助し、早期の家庭復帰を図るための環境が整えられました。

【改修工事完了】平成27年3月

(5)田野健康管理センター移転整備事業

<田野保健センター>

市立田野病院の改築整備に伴い、

田野総合支所の有効活用を図るため、

病院に隣

接していた田野健康管理センターを総合支所の3階に移転整備しました。

総合支所内に健康管理センター(現保健センター)が設置されたことによって、

他課との連携が深まり、住民の利便性が向上しました。

(6)小中学校バリアフリー整備事業

児童・生徒や地域住民等、

全ての人が安心して利用できる安全な学校施設の整備

を目的として、

渡り廊下等の段差解消や多目的トイレの設置等を行い、

バリアフリ

ー化を図りました。

安全で快適な生活環境づくり

国 道 2 6 9 号 バ イ パ ス 周 辺 の 区 画 整 理 や 下 水 道 の 整 備 な ど 生 活 基 盤 の 整 備 を 進 め

ながら、人と自然が共生するまちづくりに努めました。

また、

西地区の住宅と産業ゾーンからなる環境ふれあいタウン

「田野詩魅21」

(た

のしみ21)等において、新しい拠点地区の形成を進めました。

(1)防災行政無線購入事業

災害時等の情報伝達・収集体制の充実を図るため、

田野町域に移動系防災行政無

(29)

この結果、災害発生時における円滑な情報伝達が可能となりました。

(2)地域情報システム整備事業

合併前に旧宮崎市が整備したインターネットを介した住民サービスを、

田野町域

でも利用できるようにするため、

サンシャインコミュニティシステムをはじめとす

る住民サービス利用に必要な機器類を導入しました。

この結果、

地域間の情報格差が解消し、市内全域でサンシャインコミュニティシ

ステム等の住民サービスが受けられるようになりました。

(3)東桜町駅通り線道路改良事業

通行の円滑化及び安全で快適な環境の整備を目的として、

旧国道269号

(市道

麓梅谷線)

及び県道宮崎田野線を連絡させるとともに、

田野駅への安全な接続道を

確保しました。

この結果、

550メートルにわたって道路の拡幅と歩道の整備が図られ、交通の

利便性、安全性が向上しました。

(4)田野駅北口整備事業

通行の円滑化及び安全で快適な環境の確保を目的として、

田野駅北口周辺の整備

を行いました。

田野駅の北口に自動車回転広場及び駐輪場(64台)等を整備したことにより、

自転車の安全が確保されるとともに、一時的な路上駐車車両が減少し、

駅利用者の

利便性が向上しました。

(5)公営住宅ストック総合改善事業

建物の長寿命化及び安全性や居住環境、

衛生環境の向上を目的として、

既存公営

住宅ストックの計画的な改修・修繕を行いました。

外壁改修や下水道接続、

エレベーターの設置などにより、

生活環境の改善や建物

の長寿命化が図られました。

(6)南原団地建替事業

建物や設備の老朽化が著しかった市営住宅南原団地の建替えに併せて、

近隣の西

桜団地を集約し、一体的な整備を実施することにより、事業コストを抑えつつ、居

住環境や管理効率の向上を図りました。

この結果、

入居者に対しては良好な住環境を提供するとともに、

団地の集約化を

推進することで管理効率の向上が図られました。

(30)

(7)中ノ原、南原街区公園整備事業

土地区画整理事業の整備計画に併せて、

住宅地としての魅力を向上させるととも

に、地域住民が身近に利用でき、親しみが持てる公園の整備を行いました。

この結果、

地域のレクリエーション等の憩いの場や災害時の避難場所として活用

されています。

【整備面積】1.24ha

【整備内容】造成、広場整備、植栽、便所新設、遊具設置

(8)南原土地区画整理事業

田野町域の商業等の中心地に近接した南原地区において、

幹線道路網の整備をは

じ め と す る 公 共 施 設 の 整 備 改 善 及 び 宅 地 利 用 の 増 進 を 通 じ て 健 全 な 市 街 地 の 形 成

を図ることを目的に、区画整理を行いました。

国道269号バイパス及び主要地方道日南高岡線を骨格とし、

これに接続する都

市計画道路、区画道路を整備したことにより、快適な街区が形成されました。

【面積】35.4ha

【事業期間】平成5年度から36年度(清算期間含む)

(9)南原通線整備事業

旧国道269号を起点に県道日南高岡線をつなぐ、

田野町域の環状線に位置付け

られた南原通線の整備を行っています。

(延長1

,

070m、幅員12m)

本路線の完成により、

宮崎市立田野病院へのアクセスも良くなることから、

交通

の利便性の向上に加えて、地域医療・救急医療の充実も期待されます。

(10)田野町域連絡管整備事業

渇水や濁水による慢性的な給水能力の低下を補完するため、

田野総合運動公園近

くに田野第3配水池を築造するとともに、

宮崎市古城町から田野第3配水池までの

約11キロメートルの送水管等を整備し、

田野町域の安定給水及び非常時のライフ

ラインの確保を図りました。

(11)資源物集団回収事業(有価物回収推進事業)

地域活動の支援を行うとともに、ごみの減量・再資源化を推進するため、日常生

【田野地域における市営住宅の高度なバリアフリー化率】

平成20年度

25.2%

平成22年度

37.9%

※高度なバリアフリーとは、

①手摺り2箇所以上

②段差のない屋内

③廊下などが車椅子で通行可能な幅

(31)

活 に 伴 っ て 排 出 さ れ る ご み の 中 か ら 再 資 源 化 で き る 資 源 物 を 回 収 す る 市 民 の 団 体

に対し、回収量に応じた報償金を交付しました。

旧 宮 崎 市 で 実 施 し て い る 資 源 物 集 団 回 収 事 業 を 田 野 町 域 で も 展 開 す る こ と に よ

り、地域団体の活性化につながっています。

未来を担う人間性豊かな人づくり

就学前教育、小・中学校教育、社会教育の充実を図るとともに、高等教育機関や各

種団体等と連携しながら、

一人一人の個性を大事にした教育・文化の充実に努めまし

た。

また、

文化会館や運動公園などを地域の拠点として生かし、

新市の他の拠点施設と

連携しながら、いつでも、どこでも、だれでも、自由に多彩な文化活動や生涯学習、

生涯スポーツなどに参加できる環境づくりを進めました。

(1)田野運動公園整備事業(野球場・テニスコート)

子どもから高齢者までスポーツを楽しめる環境のさらなる充実を図るとともに、

スポーツキャンプの誘致等につなげるため、

拠点施設である田野運動公園の野球場

改修、テニスコート整備、公園遊具設置等の整備を行いました。

この結果、年間17,000人ほどが野球場を、6,000人ほどがテニスコー

トを利用しています。

(2)田野小学校校舎改築事業

教育環境の改善を図るため、老朽化した校舎の改築工事を行いました。

この結果、児童に安全・安心で快適な教育環境を提供することができました。

(3)小中学校コンピュータ推進整備事業

合併に伴い、

田野町域の小中学校のコンピュータ環境及びネットワーク環境を整

備し、旧宮崎市の環境と同水準にしました。

この結果、

合併前までは、

主にパソコン室にしか整備されていなかった環境が改

善され、各教室でも使用可能となりました。

(4)田野地区図書室整備事業

田野公民館

(田野文化会館)

の1階部分を活用し、

図書室を整備することにより、

読書環境のさらなる充実を図りました。

田野児童センターからの移管分約5,

000冊に、

新規購入9,

000冊を加え

た蔵書で、

平成22年4月の開館以降、

年間4,

000人ほどが図書貸出を利用し

(32)

(5)本野原遺跡保存整備事業

国指定史跡である本野原遺跡を保存整備し、

市民の学習や憩いの場として活用を

図ることを目的

事業を進めました。

史跡の適正な保存管理を行うため、

史跡指定地の公有化を図るとともに、

保存整

備工事に着手しました。

また、

ガイダンス施設及び駐車場を整備するため、

その実

施設計を行いました。

本遺跡は、

縄文時代の集落遺跡としては西日本最大であり、

宮崎県内でも唯一の

史跡であるため、田野町域のシンボル的存在となることが期待されます。

新たな可能性を開く産業づくり

漬物大根・里芋・葉タバコなどの畑作農業を軸に、

強固な基盤を持ったたくましい

産業づくりを進めました。

また、生涯学習などと 関連付け、

「歴史の小径」など の歴史的な資源を生かした新

たな観光メニューの構築に取り組みました。

さらに、

西地区工業団地等を中心として積極的に企業誘致を展開し、

新しい産業拠

点づくりを進めました。

(1)宮崎銘柄牛産地育成事業

「優良牛」

の産地としてブランドの確立を図るため、

市内産の優良な繁殖雌牛を

保留・導入した畜産農家に対し、1頭当たり50,000円の助成を行いました。

この結果、優良な繁殖雌牛が地域内で導入・保留され、宮崎市の制度に統一され

た平成22年度以降では、田野町域で439頭の優良牛が保留されています。

(2)国営大淀川右岸土地改良事業

国営大淀川右岸土地改良事業で完成した天神ダム及び幹線水路等について、

建設

にかかる市負担金の償還を行っています。

(3)村内地区県営経営体育成基盤整備事業

担い手農家の育成・確保や集落営農の展開を目的として、

区画整理やかんがい排

水整備事業により、

営農条件を改善し、

農地の流動化や農作業の委託などを促進し

ています。

区画整理及びパイプラインの整備等により、

農作物の生産性が向上し、

農家経営

の安定化が図られています。

(4)ハイテクランド尾脇道路整備事業

(33)

害の防止を図りました。

この結果、

市有地法面から工場へ流れる湧水による冠水被害が解消されるととも

に、

台風や大雨による法面の崩壊を未然に防ぎ、従業員の生命や企業の財産の保全

を図ることができました。

心がかよいあう市民連携の推進

少子高齢化の進行に備えて、

市民一人一人がともに支え合う地域社会づくりを進め

るとともに、新たな市域の一体性を醸成するため、歴史的な経過を踏まえながら、地

域や世代を越えた様々な交流を促進し、

ふれあいのあるコミュニティの形成、

ボラン

ティアやNPO法人等の各種団体活動の活性化、

男女共同参画社会の形成等に努めま

した。

また、田野町と愛知県 一色町(現 :西尾市)

、高知県 田野町との姉妹都市交流につ

いては、

それぞれ相手都市と将来の方向性を確認したほか、

地域特性を生かした特色

ある施策を行いながら、

新市が一体となって心がかよいあう市民連携のまちづくりを

進めました。

(1)自治公民館建設費補助事業

自治公民館の整備費用の一部を助成し、

地域コミュニティ活動の拠点となる施設

を整備することにより、地域における住民活動の活性化を推進しました。

(2)コミュニティづくり

自治会補助金については、

合併後5年間の合併特例期間中は旧町制度が適用され、

合 併 特 例 期 間 終 了 後 の 平 成 2 3 年 度 か ら 旧 宮 崎 市 の 制 度 に 統 一 さ れ る こ と に な っ

ていましたが、平成23年度から平成27年度の5年間は経過措置を設け、新たな

制度に円滑に移行することができるよう、各自治会に対する支援を行っています。

まちづくり計画の推進

これまでのまちづくりの歴史を継承するとともに、

住民自らが新しいまちづくりに

参画できるよう合併特例区を設置し、

新市の速やかな一体性の確立と田野町域におけ

る計画の着実な実行を図りました。

(1)合併特例区実施事業

・田野町健康福祉まつり開催事業

参照

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