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平成19 年度には、田野 (3,630世帯) ・高岡の中心部(4,160世 帯)

へ、 平成 21 年度 には 、富 吉・ 有田・ 跡江 の中 心部( 1

,

39 3世 帯) へ、平 成2 5年度には佐土原(1,106世帯) 、吉野・島之内・広原・新名爪(125世帯)

へ、ケーブルテレビエリアを拡大しました。

(2)下水道の整備

住環境の整備、公共用水域の水質保全、浸水の防止を目的とし、良好な水環境、

豊かな自然を次世代につなぐため、下水道の整備を推進し、特に佐土原・田野・高 岡町域では、 できる限り早期に旧宮崎市の整備水準まで引き上げるよう努めました。

合併によって整備が促進され、 田野町域は、 区画整理事業地内等の一部区域を除 いて平成24年度末で、 佐土原町域においても平成26年度末で、 管きょの整備が ほぼ完了しています。

また、高岡町域においては、合併を機に下水道事業に着手し、整備を推進したこ とで、下水道普及が大きく進展しました。

なお、下水道普及率の推移については、第3編で改めて紹介します。

安全で快適な生活環境の基礎となる社会基盤整備については、 合併に伴う有利な財 源等を活用して推進してきたところですが、 道路整備や区画整理、 農地改良等の一部 では、 国庫補助金等の減少や事業費の増加、 地元との調整の遅延等によって、 計画期 間内に終了していないものがあります。

これらについては、 今後も事業を継続し、 早期に完了できるよう計画的な整備に取 り組んでいきます。

3 未来を担う人間性豊かな人づくり

「基本目標3 未来を担う人間性豊かな人づくり」 については、 第1章から第4章 に記述しています。

4 新たな可能性を開く産業づくり

(1)ファミリー・サポート・センター事業

勤労者家庭の仕事と子育ての両立を支援するため、 会員制で育児援助活動を行う ファミリー・サポート・センターを運営しました。

このセンターは、子育ての援助を受けたい人(依頼会員)と、子育ての援助を行

いたい人 (援助会員) によって組織され、 依頼会員には安心して子育てができる環

境を提供するとともに、援助会員には社会参加の機会となっています。

5 心がかよいあう市民連携の推進

(1)国際化の推進

バージニアビーチ市・葫芦島市・報恩郡等との交流事業を通じて、地域の特色を 生かした国際交流を目指し、 国際化への市民意識の向上を図るための啓発事業に取 り組むとともに、 地域の文化を大切にしながら異文化を認め合うことができる国際 感覚豊かな人材の育成を図りました。

合併により様々な国の国際交流員が在籍することとなったため、 語学や異文化理 解講座の幅が広がり、市民が国際感覚を養う機会が増えました。

(2)男女共同参画社会づくり

男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別にかかわりなく、

そ の 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 す る こ と が で き る 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 目 的 と して、 男女共同参画に係る意識啓発事業、推進講座への講師派遣事業、 情報誌発行 事業等を市全域で継続して実施しました。

6 まちづくり計画の推進

(1)地域自治区の運営支援

宮崎市では、 地方自治法第202条の4の規定に基づく地域自治区を設置し、 そ れぞれの特色を生かした個性的で魅力ある地域づくりの実現を目指しています。 佐 土原町・田野町・高岡町は平成23年1月に合併特例区から地域自治区に移行し、

平成27年度には、 清武を含む21の地域自治区がまちづくりに取り組んでいます。

地域自治区では、 地域の課題解決に向けた協議や市への施策の提言を行う地域協 議会を開催するとともに、 地域コミュニティ活動交付金を活用し、 地域の課題解決 に向けた事業を実施する各地域まちづくり推進委員会の支援を行いました。

それぞれの地域自治区で、地域まちづくり活動が活性化され、 地域の課題は地域 で解決する住民自治のまちづくりが推進されています。

(2)市民活動支援基金活用事業

ボランティア活動をはじめとする市民活動を行いやすい環境づくりを推進し、 公 益を目的とした非営利活動で自主性のある市民活動や団体の自立を支援するため、

市民活動支援基金を活用して補助金を交付しまし た。 (平成18年度~平成2 6年 度の交付実績:163件)

地域まちづくり活動の事業数 (件)

平成18年度 平成20年度 平成22年度 平成24年度 平成26年度

29 79 324 416 426

市民活動団体を財政的に支援することで、 市民活動団体による社会貢献事業が推 進されるとともに、市民活動に対する理解や関心が深まりました。

(3)パブリックコメント制度の活用

市政への市民参画の機会を拡充するとともに、市民に対する説明責任を果たし、

公正で開かれた市政の推進に寄与することを目的として、 市の基本的な施策等 (施 策に関する計画、 方針を定めることを内容とする条例の制定や改廃、 市民等に義務 を課し、 または権利を制限することを内容とする条例の制定または改廃など) の策 定過程において、 ホームページ等でその趣旨や内容などを公表し、 市民からの意見 を考慮するとともに、意見に対する市の考え方を公表しています。

平成18年1月の1市3町合併後、 125件のパブリックコメント制度を実施し、

853件の意見提出がありました。

(4)事業評価制度の推進

市が行う事務事業について、 有効性や効率性などを点検することにより、 現状と 課題を認識し、改革改善の方策を見出す事業評価制度を実施しています。

この制度を実施することにより、効率的で効果的な行財政運営に努めています。

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