わたし あなた おはよう こんにちは こんばんは
◆趣旨と位置づけ◆
私たちが住む地域社会は、少子高齢化や核家族化がさらに進行しており、加えて住民同士のつながりの希薄化による一人暮ら しや高齢者等の孤立や孤独死、家庭内における子供や高齢者への虐待など、さまざまな問題が発生しています。また、東日本大 震災を経験し、災害時における避難行動支援の重要性も再認識されております。このような中、地域の支え合いによる地域福祉へ の取り組みが、問題解決に向けた取組として期待されています。
本計画は、地域福祉を推進するため、本市として今後取り組むべき課題を明らかにするとともに、その解決に向けた目標を掲げ、 関連する施策の連携の在り方を定めるものです。
また、同時に、市民やボランティア、NPO法人等の民間団体が自主的に取り組む実践計画として社会福祉協議会が策定する 地域福祉活動計画として定めるものでもあります。
◆データから見る熊谷市(平成 20 年~平成 24 年)◆
◆アンケート調査結果からみる地域福祉の課題(平成 25年実施、810 人回答)◆
・行政
・社会福祉協議会 ・民生委員児童委員 ・福祉施設 など
●総人口は減少傾向 ↘ ●総世帯数は増加傾向 ↗ ●1世帯当たりの人数は減少傾向 ↘ ●年少人口は減少 ↘ ●高齢者人口は増加 ↗ ●要介護認定者数は増加傾向 ↗ ●出生数は減少傾向 ↘ ●保育所入所状況は増加傾向 ↗ ●ひとり親家庭は増加傾向 ↗ ●精神障害者手帳所持者数は増加傾向 ↗ ●生活保護世帯数は増加傾向 ↗ ●自治会加入率は低下傾向 ↘
■少子高齢化が進み、単身高齢者等が増加しています
■核家族化の進行し、家族機能の低下や身近な住民との交流が少なくなっています
●「福祉への関心」については、「とても(まあまあ)ある」が 85.1%
●「福祉のまちづくりに向けた行政と地域住民の関係」については、「協働して取組むべき」が 53.1%
●「近所付き合い」については、「会えばあいさつする程度」が 38%、「相談し合ったり、助け合ったりする」が 19.7% ●「福祉サービスに関する情報の入手度」については、「入手できていない」が 66.2%
■地域のふれあいや交流が希薄化している実感がある ■身近な支え合いや助け合い活動が必要であると感じている ■行政との協働により取り組むべきという考えが伺える
地域福祉の取組イメージ
地域の中で困っていること ・支援が必要な高齢者の増加 ・障害や病気の悩み
・近隣住民間交流の希薄化 ・子育て環境の悩み ・災害時の不安 など ・近隣住民
・自治会 ・校区連絡会
・ボランティア団体・NPO法人 ・長寿クラブ・サークル
・民間事業所 など
社会福祉制度によるサービス
連 携 地域資源による活動
熊谷市地域福祉計画・地域福祉活動計画策定の趣旨
◆基本理念◆
市民一人ひとりが個々のつながりにより集まり、その集まりが組織となり、組織と組織がつながり合いながら地域となります。人と人 が共生する地域づくり実現のためには、市民一人ひとりが取り組む「自助」、地域で協力して取り組む「共助」、行政等が取り組む 「公助」がそれぞれ連携、協働することが重要となります。
本計画は「共生」の考え方に基づき、すべての市民が地域福祉の担い手として、お互いが支え合い、助け合い、しあわせを感じな がら安心して暮らせる、心つながるまちづくりを目指し、次のとおり基本理念を定めます。
すべての市民が、地域福祉に関心を持てるよう、必要な情報を正確にわかりやすく伝える仕組みを強化するとともに、福祉教育や 情報の提供を充実させ、地域福祉に触れる機会を増やす取組を推進します。
また、ボランティアなど市民活動に参加しやすくするような仕組みづくりを進め、市民の主体的な参加が根付く環境づくりを進めま す。
自治会やサロン、地域のボランティア、サークル活動などを通じて、地域福祉の根幹となる人と人とのつながり・交流が盛んなまち づくりを推進し、地域ぐるみによる支援体制の充実を目指します。
さらに、今後、定年退職を迎える方などの社会参加を促進するため、生涯学習や生きがいづくりによる地域交流の機会を充実さ せる取組を進めます。
基本目標1 市民参加による地域福祉の推進
■地域・福祉への意識を高める
◇地域への参加意識の高揚
◇福祉意識を高める講座・機会の充実 ◇広報等による情報提供の充実
<地域のかたは…>
○地域行事を発信し、参加機会を広げましょう。 ○地域活動や福祉イベントに積極的に参加しましょう。 ○お祭りや伝統行事などの地域行事に参加しましょう。
<市は…>
○ボランティア活動や地域行事への参加呼びかけ ○地域活動への支援やPR
○福祉体験学習機会の提供 ○地域の福祉活動の情報発信
<社会福祉協議会は…>
○ふれあいいきいきサロン事業や子育てサロン事業の開催支援 ○小・中・高等学校、保育園・幼稚園の社会福祉活動に対する支援
この計画で私たちが取り組むこと
この計画で目指すもの
基本目標2 地域ネットワークによる支え合いの構築
■地域ぐるみの支援体制の構築
◇隣近所の支え合い ◇自治会の活動支援 ◇校区連絡会の活動支援
■地域交流の促進
◇地域交流の場の充実
■社会参加の促進
◇生きがいづくり ◇地域の市民活動の推進
<地域のかたは…>
○あいさつや声かけを行い、顔見知りの関係をつくりましょう ○自治会や長寿クラブ、PTA などの活動に参加しましょう ○芸術・文化活動など、生きがいづくりに努めましょう
<市は…>
○民生委員の見守り活動支援
○自治会への加入促進・市民活動の担い手育成 ○校区連絡会を支援し、自主的なまちづくりを推進 ○生涯学習やスポーツ活動等の施設整備
○市民活動保険の加入や情報提供
<社会福祉協議会は…>
○単身高齢者や障害者の安否確認、ふれあい弁当の配達サービス ○ボランティアに関する相談、登録、派遣など
基本施策と取組内容
【第2次熊谷市地域福祉計画・熊谷市地域福祉活動計画】(概要版) ◆熊谷市福祉部生活福祉課 ☎ 048-524-1111 Fax048-525-7718 ◆熊谷市社会福祉協議会 ☎ 048-588-2345 Fax048-588-2815
地域の中で支援を必要としている人が、円滑に福祉サービスを利用することができるよう、市、社会福祉協議会、関係団体のネッ トワーク化を進め、福祉サービスのニーズを的確に把握し、サービス利用へと結びつける仕組みづくりを推進します。
また、地域の中で市民一人ひとりの人種がお互いに尊重され、自分らしくいきいきと生活できる社会を目指します。
市民のだれもが安心して暮らすことができるよう、交通安全や防災・防犯体制を強化するとともに、支援を必要とする人を孤立さ せないよう、地域の見守り、支援体制の充実を図ります。
また、すべての人が自由に外に出て活動が行えるよう、快適で住みやすいユニバーサルデザインのまちづくりの推進を図ります。
基本目標3 福祉サービスの適切な推進
基本目標4 安全で安心できる生活環境の実現
■福祉関係組織の充実・連携◇民生委員・児童委員の機能充実 ◇市と社会福祉協議会との連携強化
■情報提供・相談支援体制の構築
◇情報提供の充実 ◇相談支援体制の充実 ◇利用者の権利擁護
■福祉サービス利用の推進
◇高齢者福祉の推進 ◇障害者福祉の推進 ◇児童福祉の推進
◇ボランティア団体や NPO 法人との連携
<地域のかたは…>
○地域で民生委員・児童委員の活動に協力しましょう ○社会福祉協議会が行う事業に積極的に参加しましょう ○隣近所の人と相談し合える関係づくりに努めましょう
○介護予防サービスを利用し、元気で暮らせるよう心がけましょう ○支援を必要としている方に、手を差し伸べましょう
○地域全体で子育てを支援しましょう
○学校、地域の行事など、身近なボランティア活動に参加しましょう
<市は…>
○地域包括支援センター等との連携
○生活困窮者自立相談支援事業の実施・充実 ○障害者自立支援給付事業の実施
○在宅高齢者の自立支援・介護者への支援 ○地域子育て支援拠点事業の推進
<社会福祉協議会は…>
○生活福祉資金、善意銀行等の貸付事業
○紙おむつの給付、敬老修繕サービスなど、在宅高齢者等への支援 ○リフト付自動車運行、手話通訳派遣など、障害者の福祉増進 ○交通遺児や里親への慰問金支給
■災害時の対応
◇地域防災体制の整備 ◇避難行動要支援者への支援
■見守り活動の推進
◇地域見守り体制の支援・拡充 ◇防犯・交通事故防止対策の充実 ◇環境美化の推進
■健康づくり
◇健康づくり・介護予防の推進 ◇地域包括ケアシステムの整備
■人にやさしいまちづくり
◇外出支援の推進
◇ユニバーサルデザインの普及
<地域のかたは…>
○災害時の避難経路・場所を確認し、防災訓練などに参加しましょう ○高齢者や子どもの虐待を発見した場合は、市に通報しましょう ○地域の防犯パトロールに参加したり、交通ルールを守りましょう ○ごみ出しのマナーやルールを守りましょう
○定期的に健康診断を受診しましょう
○歩道に看板や自転車などを置かないようにしましょう
<市は…>
○防災意識の普及、自主防災組織の設立等支援 ○避難行動要支援者名簿の整備、防災マップの作成 ○災害時の支援協定の締結
○熱中症予防の情報提供、普及・啓発 ○環境美化推進員の活動支援
○がん検診等、各種検診の機会確保、受診の促進 ○ユニバーサルデザインのまちづくりを推進
<社会福祉協議会は…>
○災害ボランティアセンターの設置・災害ボランティアの育成 ○車椅子貸出し、在宅福祉サービス備品等の貸出事業
○エコキャップ回収事業
基本施策と取組内容