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Fujino et al 2012 colour

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Reprinted from Bulletin of the Kyushu University Museum No. 10

pp. 39-50, March 2012

昆虫への負のイメージ変更における審美的観点からの展示の効果

―昆虫展「MUSHI ATSUI 小さな虫たちの色と形の美術展 」の事例から―

(2)

昆虫への負のイメージ変更における審美的観点からの展示の効果:

昆虫展「MUSHI ATSUI —小さな虫たちの色と形の美術展—」の事例から

藤野理香1 ・金尾太輔2 ・キムワンギュウ2 ・橋本幸3 ・弘岡拓人2 ・丸山宗利

1九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻、2九州大学大学院資源環境科学府昆虫学教室、

3九州大学芸術工学部工業設計学科、4九州大学総合研究博物館

On the Efects of Displaying Insects in an Aesthetic Fashion on Negative Images of Insects:

From the Insect Exhibition "MUSHI ATSUI: An Art Exhibition on the Color and Form of Small

Insects"

Rika Fujino 1, Taisuke Kanao 2, Wang Gyu Kim 2, Sachi Hashimoto 3, Takuto Hirooka 2, Munetoshi Maruyama 4

1 Department of Kansei Science, Graduate School of Integrated Frontier Sciences, Kyushu University : 6-10-1 Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JAPAN

2 Entomological Laboratory, Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Science, Kyushu University : 6-10-1 Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JAPAN

3 Department of Industrial Design, Graduete School of Design, Kyushu University : 4-9-1 Shiobaru, Minamiku, Fukuoka, 815-0032, JAPAN

4 The Kyushu University Museum : 6-10-1 Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JAPAN

本論は、2011年7月25日から9月7日に、九州大学箱崎キャンパスで実施された昆虫展「MUSHI ATSUI —小さ な虫たちの色と形の美術展—」の実施報告である。今回、我々は非専門的な分類による学術標本展示及びサイエ ンスとアートの融合型展示の実施を試みた。事前調査により、昆虫に対して負のイメージを持つ人が多いことが明ら かになった。そこで、そのような方の来館を促す方法を考案し実施した。その結果、我々が提案した展示手法は、芸 術視点からの鑑賞を促し「昆虫が嫌い」な来館者の審美眼を刺激し昆虫に対する認識の変容を伴わせたことが示 唆された。

キーワード:サイエンス×アート、知の統合、大学博物館、科学イベント

本報の構成: 1.背景

1-1. 今日的課題解決のための知の統合

1-2. 博物館における「知の包括性」を取り戻す 試み

1-3. 昆虫展「MUSHI ATSUI —小さな虫たちの 色と形の美術展—」における試み

2.事前調査 3.実施概要 4.宣伝 5.会場設営 6.展示内容

6-1. 昆虫標本

6-2. パネル 6-3. 虫づくしな絵 6-4. 生きている昆虫

7.来館者数調査及び来館者アンケートの実施と集 計結果

8.ふりかえり

8-1. 来館者アンケート結果からの知見 8-2. 学術情報の提示方法について 8-3. その他展示内容について 9.おわりに

10.謝辞

11.引用・参考文献

(3)

1. 背景

1-1.今日的課題解決のための知の統合

近年、知の統合や融合により様々な社会的課題の解 決を図ろうとする試みが盛んである。現代社会において は、一学問分野の知だけでは解決し得ない複合的な問 題が次々と生み出されつつある。そうした課題解決のた めに、知の細分化にもとづく縦割りの学術分野を横断し 統合する新しい知の在り方が模索されている。例えば、 本論の対象である博物館も、従来の近代的な知のあり 方と深くむすびついた施設である。これまで博物館は 研究成果を「モノ」を媒介に公表する場であった。一方、 従来的な知のあり方への問い直しは、その成果を学問 の体系に則って展示する博物館においても見出される ようになっている。

例えば、文部省学術審議会による「ユニバーシティ・ ミュージアムの設置について(報告)—学術標本の収

集・保存・活用体制のあり方について—」では、今日的な 課題解決の為に知の統合が必要であることや、そのた めの博物館の有用性が述べられている。また、「保存さ れている学術標本は当該分野の研究者の利用に供さ れることはもちろんであるが、多面的な学術情報を内包 しており、研究成果を学術標本を用いて展示・公開する ことは、異なる分野の研究者にも新たな研究構想を与 える契機となるのみならず、『物』と接することにより創造 的探求心を育むなど学生の教育にとっても極めて重要 な環境を提供することになる。」と述べられ、博物館が 所蔵する学術標本を多面的に活用することの必要性 が示されている(文部省学術審議会 1996)。さらに、東京

大学総合研究博物館館長の西野嘉章は、著書「大学 博物館—理念と実践と将来と」の中で、博物館において も「教育研究の基盤となる学術標本もまた個々の専門 領域のあいだに文蔵され、効果的に役立て難くなって いる」と述べ、現代の知のあり方やそれに伴う先行きを 危惧するとともに、知の再構成を可能にするのは大学を おいて他にないのではないだろうかと述べている(西野

1996a, 1996b)。

1-2.博物館における「知の包括性」を取り戻す試み

このような動向に伴い、博物館において学術標本 というモノを媒体に細分化した知を横につなげ「知の 包括性」を取り戻そうとする試みが行われている。そ の先駆けとしては、東京大学における2002年特別展 示「MICROCOSMOGRAPHIA–マーク・ダイオンの

『 驚異の部屋 』」(2002年12月7日 ―2003年3月2日)や常 設展示「COSMOGRAPHIA ACADEMIAE— 学 術 標 本の宇 宙 誌 」(2 0 0 3 年3月1 9日2 0 0 6 年2月1 9 )、常設展示「驚異の部屋—The Chambers of

Curiosities」(2006年3月9日 ―)などが挙げられる。

「MICROCOSMOGRAPHIA–マーク・ダイオンの『驚 異の部屋』」は、アメリカの現代芸術家マーク・ダイオン 氏と東京大学のコラボレーションによる展示であり、東京 大学の学術標本や模型・実験装置など多種多様なモノ を現代アートの文脈から再構成しようとしたものであった

東京大学総合研究博物館ウェブサイト)。実施報告による と、展示物には一切の説明が無く、それにより来館者が

自由な視点で展示と向き合うことが促され、1つ1つの展 示物や各部屋の空気を各自の思いのままに感じ取るこ とができたようである。「驚異の部屋—The Chambers

of Curiosities」は、医学・自然・建築・工学という4つの 区分から構成された。展示されるモノがもつ、木・石・金 属・ガラスなどの質感を重視し標本相互の最適な組み 合わせが模索されることにより、全体として一つのアー ト作品となるような三次元「小宇宙」の実現が図られた

東京大学総合研究博物館ウェブサイト)。

「包括性」とは、東京大学総合研究博物館館長の西 野嘉章が著した『大学博物館』にある語で、学術標本と いうモノを、その当事者以外の者が先入観なしに眺め ることから生まれる全体性や好奇心を表している(西野

1996a)。この「知の包括性」を取り戻そうとする試みの 一端としては、学術と芸術の融合を目指す「サイエンス× アート」と称したサイエンスとアートの融合型展示への試 みが活発である。具体的には、前述した東京大学総合 研究博物館の試みや北海道大学総合博物館の2008 年夏の企画展示「分子のかたち展—サイエンス×アー ト」などが挙げられる。「分子のかたち展—サイエンス× アート」は、分子の「かたち」に注目し、学術的な分子の

(4)

紹介や分子の形に着想を得ているアーティストの作品 が展示され、アートの力を借りることにより来館者が直感 的に分子に興味を持つことができる展示であった(小俣 2008)。

1-3.昆虫展「MUSHI ATSUI —小さな虫たちの色 と形の美術展—」における試み

今回我々が実施した「MUSHI ATSUI —小さな虫 たちの色と形の美術展—」は、九州大学総合研究博物 館が主催し2011年7月25日(月)から9月7日(水)に実施 した昆虫展である。今回の展示は、学術的分類から距 離を置き、昆虫自身がもつ形態・色・模様に着目し、従来 の学術的な昆虫展示には無かった新しい見方、楽しみ 方を提示することにより、昆虫に対して負のイメージを持 つ人の来館を促すことを目指していた。本展示は、九州 大学の統合新領域学府ユーザー感性学専攻・資源環 境科学府昆虫学教室・芸術工学部工業設計学科の学 生が自主的・主体的に企画運営し、九州大学総合研究 博物館がそれを全面的に支援した。

展示案を検討するにあたり、学内の学生130名を対 象に昆虫への嗜好に関するアンケートを実施し、その結 果をもとに展示方法を検討した(2.事前調査にて後述)。具 体的には、非専門的な分類による展示と学術と芸術の 融合による展示という2つの実験的な試みを行った。来 館者アンケートの結果から、我々が提案した展示手法 は芸術視点からの鑑賞を促し、「昆虫が嫌い」な来館 者の審美眼を刺激し昆虫に対する認識の変容を伴わ せたことが示唆された(8.ふりかえりにて詳述)。

2.事前調査

今回の展示案を検討するにあたり、昆虫への嗜好に 関して図1のようなアンケートを実施し130枚の回答を得 た。アンケートは九州大学の学生を対象とし、学年や専 攻に関わらず講義の際等に配布し回収した。アンケー トの結果は、図2に示した通りである。「虫は好きです か?」という質問に対して、約7割の学生が「きらい」と答 えた。さらに男女別で結果を見てみると、「きらい」と答え

た男性は54%であるのに対し、女性は77%と非常に高く 結果に性差が見られた。また、昆虫が嫌いな理由として は、「独特の動きが嫌」「見た目が気持ち悪い」「不潔だ から」「予測不可能なところが嫌」などが挙げられてい る。他に、「とにかく受け入れられない」「生理的に無理」 など理由は不明確だが、昆虫を拒絶するような回答も目 立った。

Q3 好きな虫を教えて下さい。    ※できるだけ詳しくお願いします

Q4 その虫のどんなところに魅力    を感じるのか教えて下さい。

ご協力ありがとうございました。

昆虫展示に関するアンケート

大学・大学院  (       )専攻  (  )年  男・女

Q2 虫は好きですか?   好き ・ 嫌い

Q3 特に嫌いな虫を教えて下さい。    ※できるだけ詳しくお願いします

Q4 その虫のどんなところが嫌な    のか教えて下さい。 好きな方      嫌いな方 Q1 博物館展示に行くきっかけは何ですか?      ちらし・ポスター・友人からの紹介・行ったことが無  この夏、九州大学総合研究博物館において昆虫展示を企画させていただくことにな りました。この展示では、虫が嫌いな方にもできる限り楽しんでいただける内容を目 指しています。その中で、九州大学の学生の皆様にとって魅力ある昆虫を紹介する場 所も設けたいと計画しています。そこで、皆様に以下のご質問に対するご回答をお願 い致します。

展示期間は、7 月 25 日(月) ∼ 8 月 12 日 ( 金 )、場所は、旧工学部 本館 3 階エレベーター前です。また後日ポスター等で告知致します。

図1 事前アンケート

図2 事前アンケート結果

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昆虫に負のイメージを持っている場合、昆虫は鑑賞 の対象としては遠い存在になっており、昆虫展の集客は 見込めないと推測される。我々は、多くの人が持っている と考えられる負のイメージに焦点を当て、「昆虫が嫌い」

「昆虫が嫌いではないが好きでもない」方にも来館して もらう方法について検討した。そして、以下に示すような 2つの展示形態を考案した。

①非専門的な分類

学術的分類から距離を置き、昆虫自身がもつ形態・ 色・模様に着目し、従来の学術的な昆虫展示には無 かった新しい見方、楽しみ方の提示を目指した。

②学術と芸術の融合

芸術視点からの鑑賞を促し、昆虫に対する負のイ メージを想起させない見方の提示を目指した。

3.実施概要

【企画名】「 MUSHI ATSUI —小さな虫たちの色と形 の美術展—」

【日時と場所】 第一期

2011年7月25日(月)-8月14日(日) 平日10:00-16:30、休日13:00-17:00

於: 九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館3階旧 工学部図書室

第二期

2011年8月15日(月)-9月7日(水) 平日10:00-16:30

於:常設展示室(延長開催

【実施案検討】

丸山・藤野・金尾・金・弘岡・橋本

【総来場者数】 1330名

【実施スケジュール】

  準備期間 2011年5月-7月   会場下見 7月1日(金)     設営 7月23日・24日

    実施 7月25日(月)-9月7日(水)     撤収 8月15日(月)

    設営 8月15日(月)

    実施 8月15日(月)-9月7日(水)     撤収 9月7日(水)・8日(木)

【企画の概要】

「MUSHI ATSUI —小さな虫たちの色と形の美 術展—」というタイトルは、企画運営した学生の昆虫 への情熱(虫熱い)と開催期間の気候(蒸し暑い)をか けたものである。日頃昆虫に親しみを持っていない方 にも楽しんでいただきたいという思いから、キャッチフ レーズとして「嫌いじゃないけど、好きでもない。そんな あなたに来てほしい!」とつけた。タイトルに美術展とあ るように、昆虫の美しさに焦点を当て、色や形に注目 して選んだ標本や芸術工学部の学生が描いた虫づ くしな絵などを展示した。また、九州大学の学生を対 象に実施した昆虫への嗜好に関するアンケート結果 や、九州大学で昆虫について研究している研究者を 対象に実施したインタビュー結果を展示した。さらに、 カブトムシやクワガタムシ、ヒゲコガネなどの生体展示 を行った。

4.宣伝

主にちらし(図3)の配布やポスター(図4・5)掲示を 行った。ちらしは、箱崎キャンパス付近の書店など各種 店舗、箱崎キャンパス・大橋キャンパス内にて配布した。 ポスターは、箱崎キャンパス・大橋キャンパス・伊都キャン パスの各種掲示板、箱崎キャンパス付近の食堂など各

お問い合わせ 九州大学総合研究博物館事務室

〒812-8581 福岡市東区箱崎 6 -10 -1 TEL:092-642-4252 HP:http://www.museum.kyushu-u.ac.jp

入場無料 平日 10:00 - 16:30 土日 13:00 - 17:00 会場 : 九州大学 箱崎キャンパス 旧工学部本館 3 階エレベータ前

※詳しくは裏面をご覧ください 2011.7.25 ( 月 ) 8.14 ( 日 )

九州大学総合研究博物館 特別展示

嫌いじゃないけど、好きでもない。 そんなあなたに来てほしい!

共 催 :m a l u m( 九 州 大 学 学 生 有 志 )

図3 ちらし 図4 ポスター英語

(6)

種店舗、JR箱崎駅、少年科学文化会館、留学生会館に て掲示した。開催期間中は、構内入り口や構内各所に 案内板を設置した。ポスターは、日本語版に加え、英語版

図4)と韓国語・中国語版(図5)も作成した。

5.会場設営

当初、旧工学部本館3階旧工学部図書室(広さは 142m2図6)だけの開催予定だったが、同館3階常設展 示室(広さは208m2)(図7)にて延長開催することになった。

旧工学部図書室では、3室にわたり展示した。1室目 と2室目には、昆虫標本・昆虫の紹介パネル・虫づくしな 絵・学生へのアンケート結果パネルを展示した。3室目に は、昆虫標本・昆虫について研究している研究者への インタビュー結果パネル・生きている昆虫を展示した。博 物館分館倉庫から、椅子2脚、机2台、標本箱用壁型パ ネル(4つのドイツ型標本箱を設置可能)7台を運び設置した。 パネルは博物館所有のイーゼルにのせ、虫づくしな絵は 釣り糸で天井から吊るした。開催期間中、観察によって 気付いたことや来館者の方のご指摘をもとに展示方法 を何点か変更した。例えば、開催2日目、イーゼルの高さ が低くパネル内容が読みにくいとのご指摘をもとに、高さ を調整した。また、来館者数調査は当初3室目の出口付

近で実施したが、気づかない方が多かったため1室目

図5 ポスター韓国語・中国語

図6 旧工学部図書室

視点1

視点2

視点3

視点4

視点5

(7)

の入口付近へ移動した。生きている昆虫は随時追加し、 3室目から水道が近い2室目と1室目へ移動した。

常設展示室では、入り口左手にあるスペース(広さは 約70m2)で展示を実施した。虫づくしな絵・学生へのアン ケート結果パネル・研究者へのインタビュー結果は、自立 式の掲示板に釘でとめ展示した。他のパネルはイーゼル にのせた。デスクトップ画面で、ツノゼミのスライドショーを 実施した。生きている昆虫は展示しなかった。

6.展示内容

展示内容は、大きく分けて4つの展示物から構成され ている。1つ目は昆虫標本、2つ目はパネル、3つ目は虫づ

くしな絵、そして4つ目は生きている昆虫である。 6-1.昆虫標本

標本は、博物館所蔵の烏山邦夫コレクションから色 や形に注目して選んだ。昆虫が苦手な方にも親しみを もってもらえるよう、学術的な分類体系に準ずるのではな く、色や模様など昆虫の外観による独自の分類を行い 展示した。例えば、水玉模様や縞模様といった基準で 昆虫を分類した(図8)。また、標本箱の背景に芸術学部 の学生(後述する虫づくしな絵の作者)が描いた絵を取り入

れ、芸術と学術の融合に試みた(図8・9)。子どもにも楽し んでもらえるよう、クイズ「甲虫でないのはどれでしょう?」

「クワガタはどれでしょう?」を取り入れた。

図7 常設展示室(延長開催) 視点2

視点1

図8

 左上から時計回り に 水玉模様・縞模模 様・毛深い・透け感が ある

図9

 左上から時計回り に 他の動物に似て いる・擬態・カブトム シいろいろ・クワガタ ムシいろいろ

(8)

6-2.パネル

展示したパネルは、昆虫紹介・学生へのアンケート結 果・研究者へのインタビュー結果の3種類である(サイズ

はすべてA3)。展示標本の中から、特に色や形が特徴的 でインパクトのあるものを選び、着眼点を書き添えて紹介 した(図10A)。また、九州大学の学生及び昆虫研究者 を対象に昆虫の嗜好に関するアンケートやインタビュー を実施し(2.事前調査にて前述)、それらの結果をもとにパ ネルを作成した(図10B-D)。

MUSHI RANKING

九州大学の学生 130 人に聞きました!

Q その虫のどんなところが嫌い/好きですか?

すきな虫 きらいな虫

1位 ゴキブリ 57票 16票 ハエ 15票 ムカデ 11票 ケムシ 10票

チョウ 19票 テントウムシ 13票

クワガタ 9票

カブトムシ・トンボ・ホタル8票 アリ 5票

2位3位 4位 5位 Q 虫についてどう思いますか?

きらい67% すき

33% すき23%

きらい 76% すき 46% きらい 54%

天敵昆虫学専攻 学部4年 女  嫌いな虫:ゴキブリ、蚊、蛾 不快感を与えるから。 システム生命科学専攻 博士3年 女  嫌いな虫:ゴキブリ カブトムシと間違えてトラウマになった。 生命機能科学専攻 修士2年 女 嫌いな虫:カメムシ

寝ている時に耳に入って砂嵐のような音と匂いで嫌いになった。 環境農学専攻 修士2年

好きな虫:カブトムシ、バッタ

カッコイイ。テカテカしていてきれい。なかなか見ることがなく、 貴重な感じがする。

生物防除専攻 修士1年 男 アブラムシ・スズメガ・アカヤマアリ Because they are very important for their trophic levels. 作物学専攻 修士課程2年 男 嫌いな虫:アブラムシ・カメムシ 実験材料にくっついてダメージを与えるから。 細胞制御工学専攻 学部4年 男 嫌いな虫:蚊 人の血を吸うから。

畜産学専攻 学部3年 男 嫌いな虫:チョウ以外 プライベートな空間にずかずか入ってくる。 ユーザー感性学専攻 修士1年 男 嫌いな虫:ゴキブリ

予想不能の動き、見た目の生々しさ、触角など絶えず動いているところ。 生物自然科学専攻 修士1年 女

嫌いな虫:毛虫、ゴキブリ

↘↗→な動きがきもちわるい、ニョッキみたいな、素早い動きが嫌、ど れも写真で見る分にはいいのですが、実物が苦手。 心理学専攻 学部3年 女 嫌いな虫:ゴキブリ

とにかくきもちわるい、というか「嫌悪」の感情が周りの人からすりこ まれるようなきがする。

好きな理由 生命機能科学専攻 修士2年 男 好きな虫:ゴマダラカミキリ、ミヤマクワガタ、ゲンゴロウ カッコイイから。幼い頃捕まえると勇者になれた。 農学部 学部3年 女

好きな虫:ヤママユガ

触角と体毛がふわふわしていてかわいい。人間に害がない。 蚕学専攻 学部3年 男

好きな虫:アリ

小さいのにみんなで協力してかわいいと思う。 経済学専攻 学部4年 女 すきな虫:ホタル、チョウ

キラキラしていてきれい。でも近くで見ると気持ち悪い。 園芸学専攻 学部4年 女

好きな虫:コオロギ、バッタ 素手で捕まえられるところ。見ていると面白いから。

ミヤマクワガタ 撮影:加藤 啓佑

①クワガタムシ

②加藤 啓佑

③生物体系学教室 修士1年

④日本産オオクワガタにおける人為的撹乱の検証

⑤アウトドア・旅行

⑥大きな種に男のロマンを感じます(ギラファノコギ  リ、パラワンヒラタ、オオクワガタ など)。小型で  も美しい色の種がいます(ニジイロクワ ガタ、パ  プアキンイロクワガタ、オウゴンオニ クワガタ な  ど)。色んな形の種がいます(エレフスホソアカク  ワガタ、マダラクワガタ、マルバネクワガタ、 ミヤ  マクワガタなど)。そして何より外で見つけるとテ  ンションが上がります。 トビコバチ

撮影:松尾 和典

①ノブオオオアオコメツキ

②有本 晃一

③生態科学研究室 学部 4 年

④コメツキムシ上科の分類、系統、多様性

⑤昆虫採集

⑥きれいであること、与那国のような平地にいる分布  の特異性に魅力を感じます。カラスザンショウの木  に何十匹もとまっている姿には見ていて感動を誘わ  れます。

ノブオオアオコメツキ 撮影:山本 周平

①スズキナガハナアブ

②弘岡 拓人

③昆虫学教室 修士2年

④日本産ハラブトハナアブ属の分類学的研究

⑤自然観察,写真撮影,旅行(離島)

⑥野山での散策を楽しんでいると、黄色と黒の縞模様  のある昆虫が近づいてくることがあります。もし、  その昆虫がカチカチと音を立てながらこちらに飛ん  できたならば,そっと退いた方が得策です。スズメ  バチが、「巣があるから近づくな」と警告している  のです。

  しかし、同じような衣装をまとっていても、空中  に静止して様子をうかがう様な飛び方をしていたら  …それが私の大好きな昆虫,ハナアブ類です。なか  でもスズキナガハナアブは体調 15 20mm もある  大型ハナアブで,見た目はスズメバチにそっくりで  す。

スズキナガアブ 撮影:弘岡 拓人

①リュウキュウムラサキ(赤斑型)

②大隅 有理子

③生物体系学教室 修士 1 年

④エゾスジグロシロチョウ亜種の発香麟形態について

⑤ネコについて考えること

⑥構造色を有し、地域変異が豊かなことです。 オナガコバチ 撮影:松尾 和典

①寄生峰類

②松尾 和典

③昆虫学教室 博士2年

④日本産オナガコバチ科の分類学的研究

⑤特になし

⑥他のハチとは全くちがった形や生態をしているの  でとても魅力を感じています。

トビコバチ 撮影:松尾 和典 ハラビロクロバチ 撮影:松尾 和典

アリヤドリコバチ 撮影:松尾 和典

クワガタムシ 撮影:加藤 啓佑

図10 A 昆虫紹介

 B 学生へのアンケート結果ランキング

 C 昆虫について研究している学生へのアンケート結果

 D 昆虫について研究している教員へのインタビュー結果

(9)

6-3.虫づくしな絵

著者の1人、橋本幸が描いた虫づくしな絵を3枚展 示た(サイズはすべてA0)。作者は、幼い頃から人体や昆 虫に興味があり、絵の中には昆虫の他に骨が露になっ た人体の絵などが含まれている。展示した作品のうち2 枚は、これまで作者が趣味で描きためていた作品である

図11)。ほか1枚は、本展示のために新たに描かれた 作品であり、画中にパネルや標本で紹介される昆虫が 含まれている(図12)。これら全ての作品はシャープペン シルで描かれ、昆虫の細微な特徴まで正確に表現して いる。

6-4.生きている昆虫

キリギリス・カブトムシ・クワガタムシ・ヒゲコガネなどを、 採集地別に透明な飼育ケースに入れ展示した。キリギリ スはよく鳴く昆虫、カブトムシとクワガタムシは夏の風物詩、 ヒゲコガネは研究者おすすめの昆虫としてパネルで紹

介した昆虫である。展示した昆虫の主な採集地は、鹿 児島県肝属郡と福岡県久留米市である。鹿児島県肝 属郡採集のカブトムシ・クワガタムシは農学部の卒業生 と理学部の学生から提供していただき、キリギリスは丸 山が福岡市内で採集した。その他のカブトムシ・クワガタ ムシ・ヒゲコガネなどは、丸山・藤野・金尾・弘岡が久留米 市で採集した。

7. 来館者数調査及び来館者アンケートの実

施と集計結果

旧工学部図書室における来館者数は、専用用紙に任 意でシールを貼っていただき調査した。専用用紙は、当 初3室目の出口付近に設置したが、気づかない方が多 かったため1室目の入口付近へ移動した。常設展示室 における来館者数は、設置カメラの映像記録をもとに調 査した。その結果、総来館者数(概算)は1330名であった。

図11 上「気持ちわるいは気持ちいい」下「逆に、挑む」(「」内は作品名)

図12 「桃色」

昆虫展 アンケート

一般・教員・学生・(大学・大学院  (       )専攻  (  )年  男・女  その他(         )    0∼9 才 10代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代 91 才∼

Q2 この展示で魅力を感じた虫がいれば教えてください。 Q1 今回の展示に来て下さったきっかけは何ですか。      ちらし・ポスター・友人・その他(       )

ご意見・ご感想・今後見たい展示など

ご協力ありがとうございました。

図13 来場者アンケート

(10)

今回の展示について、図13のようなアンケートを実施 し201枚の回答を得た。アンケートは非構造データ(自由

回答形式)とし、会場の出口の備え付け箱で回収した。回 収率は15%であった。質問項目は、来館者層の 把握と展示の感想の2点にしぼり、なるべく多く の人に気軽に答えてもらうことを意図した。

アンケートの結果は、図14-17に示した通り である。情報源については、「ポスター」が33%、

「友人」が26%を占める。年齢層は20代が最も 多かったが、これは九州大学の学生の来館や 友人(九州大学の学生)からの紹介による来館が 多かったためだと考えられる(図14)。

「この展示で魅力を感じた虫がいれば教えて ください。」については、有効回答数が141だっ た。最も多かったのは、「チョウ」で28%、続く「ツ ノゼミ」は26%だった(図15)。ツノゼミについては、

「小さくて驚いた」「昨年度のツノゼミ展に来ら れなかったので観られて嬉しい」「もっと観たい」 など多数の意見があった。

「ご意見、ご感想、今後見たい展示など」につ いては、有効回答数が160で約8割の肯定的な 感想を得た(図16・図17)。最も多かったのは、「展 示手法」に関する内容でほぼ半数を占めた。次 に多かったのが「楽しかった・面白かった・驚い た」など感想の記述だった。「展示手法につい て」のなかで最も多かったのは「非専門的な分 類」「サイエンス×アート」に関する内容だった。そ の他には、展示ポスターやちらしのデザインにつ

いて、「大学らしくなくて良い」との意見があった。アンケー ト結果をもとに、今回我々が提案した展示手法が来館

者へ及ぼす効果について考察した(8.ふりかえりにて後述)。

「非専門的な分類」と「サイエンス×アート」

 ①色や模様で分類する展示ははじめて見たので楽しかったです。

 ②展示の分類の仕方が、今までにない方法で、色で分けられてたり、バックに イラストがあったりとても興味を持って見学することができました。  ③学術的分類より、色、形で分けるのがオモシロイと思いました。  ④虫に詳しくなくても見た目からわかる興味をそそる感じが良かった。  ⑤絵と展示昆虫の組み合わせというのが新しくて、とても好きでした。  ⑥芸工の方の絵がとても良かったです。アート×虫っていうコンセプトだった

のでしょうか?新鮮で楽しい試みだと思います。 芸術視点からの鑑賞を促進

 ⑦昆虫の造形の美しさは以前から好きでしたので、とても面白い展示でした。  ⑧堅苦しい雰囲気はまるでなく、美術館をかんしょうするような気持ちで見

ることができました。初めての人も興味を持って見ることができると思い ます。

虫嫌いでも見られる昆虫展

 ⑨普段なら身近にいたらゲって思う虫が美しくおもしろく見えた。  ⑩たしかに気持ち悪いけどみてしまう。そんな空気だった。

 ⑪一見気持ちの悪い昆虫でも展示の仕方、観察の仕方によっては美しさが いくつも見つかる(表現できる)と思います。

 ⑫展示の仕方がユニークで面白かったです。虫嫌いな人でも楽しめそうだと 思いました。

 ⑬虫は本当に嫌いじゃないけど好きじゃない、いや、やっぱりすきではないけ ど、見方によってはポジティブなイメージも持てるなーと思いました!! 昆虫に対する認識の変容

 ⑭ガ類は嫌いでしたがキレイな姿にほれなおしました。  ⑮少し虫に対する見方が変わったように思います。 学術情報の提示方法

 ⑯詳しく説明してくれる人がいるとうれしい。

 ⑰標本の虫がなんという虫なのかどこに生息しているのか知りたかった。  ⑱昆虫ひとつひとつの名前がわかる別立てのパンフか何かがあればよかったです。  ⑲細々した説明がなくて分かりやすかった。

図16 来場者アンケート結果(感想)

図17 感想の例 図14 来場者アンケート結果(来場者層)

図15 来場者アンケート結果(魅力を感じた虫)

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8.ふりかえり

8-1.来館者アンケート結果からの知見

最も多かった感想は、展示手法に関するものだった。 その中でも特に「非専門的な分類」と「サイエンス×アー ト」について述べたものが半数を占め、我々が意図した 展示手法への反響は概して高かった。感想①-⑥( 17 以下同様)からは、我々が提案した展示手法自体が、 来館者にとっては興味を引く新鮮なものだったことを見 て取ることができる。また、感想⑦⑧からは、観覧者が学 術的な視点ではなく、芸術という視点で展示を観ており、 昆虫の造形は芸術作品として捉えられたことを伺うこ とができる。これに関連する感想の中でとりわけ特徴的 であったのは、「虫嫌いでも見られた」という感想である。 例えば、感想⑨–⑬からは、我々が提案した展示手法は、 昆虫に対して嫌悪感を抱いている方の鑑賞を促したこ とが伺える。さらに、感想⑭⑮からは、もともと持っていた

「昆虫は嫌い」という認識が本展示の体験を契機に改 められたということが示唆された。

8-2.学術情報の提示方法について

展示手法に関しては、感想⑯⑰⑱のような学術的な 情報や展示手法を求める助言もあった。これらは予想で きた批判だが、謙虚に受け止めると同時に、一方で学術 的な情報が少ない展示手法に賛同する⑲のような感想 もあったため、学術情報の提示方法の難しさを感じた。

8-3.その他展示内容について

キリギリスの生体展示は、「鳴き声が良いBGMになっ ていた」と好評だった。三宅ら(2007)の研究によると、国 によって「好き」な昆虫の音と「嫌い」な昆虫の音は異な る。例えば、ヒグラシの音は日本人の約80%が好むが、ド イツ人の50%は嫌う。また、ミンミンゼミの音は、日本人に も外国人にも嫌われている。彼らの研究によると、今回 展示したキリギリスの音は、日本人にも外国人にも好まれ る音であった。感想の中には、「もっと色んな鳴く昆虫を 展示してほしい」といった意見もあった。三宅ら(2007)の

研究では、日本人にも外国人にも好まれる虫の音として スズムシの他にエンマコオロギとキリギリスが挙げられて いる。今後昆虫展を開催する際は、これらの展示が適し ていると考えられる。

パネル展示については、特に昆虫紹介と研究者への インタビュー結果が好評だった。昆虫紹介のパネルに ついては、昆虫ごとに添えたコメントについて「面白い」

「親しみやすい」などの感想を得た。研究者へのインタ ビュー結果のパネルについては、「研究者の顔が見える のが良い」「興味をそそられた」との好評に加え、「幼い 頃から昆虫が好きでした。昆虫の研究をしたかったがか なわなかったのでうらやましい。敬意を表します。」や、大 学院で昆虫について研究している学生から「とても興 味深く考えさせられることが多かった」という感想を得た。

9.おわりに

我々が提案した展示手法は、来館者にとって興味を 引く新鮮なものだったようである。また、昆虫の美しさに 焦点を当てることにより、来館者の芸術視点からの鑑賞 が促され、時にそれは、「昆虫が嫌い」な来館者の審美 眼を刺激し昆虫に対する認識の変容を伴わせたと考え られる。

今後の課題としては、今回の実験的展示手法の長 期的な効果に関する調査が挙げられる。本展示の観覧 は昆虫に対する興味へとつながったのか、また、博物館 への来館に対する動機づけは強められたのかという疑 問は、今後明らかにしていく必要があると考える。

本展示は、「森の彩り〜昆虫たちの色と形の美術 展」として、石川県ふれあい昆虫館にて2011年12月17日

(土)から2012年3月18日(日)まで共催で巡回展示され た。今後、大学博物館を起点に地方へ広がるような博 物館連携の在り方についても考えたい。

10.謝辞

今回の展示を開催するにあたり、標本ついてご教示く ださった矢田脩名誉教授はじめ、インタビューに応じてく

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ださった生物資源環境科学府と比較社会文化学府の 御教員の皆様、アンケートに協力してくださった学生の 皆様、石川県ふれあい昆虫館の福富宏和様、展示資 料を提供してくださったケイ・ネットワーク松原憲治様、ド イツ型標本箱の貸出に便宜を図ってくださった農学部 昆虫学教室の山口大輔様、パネルデザインのアドバイ スをいただいた統合新領域学府の大西弘明さん、ポス ターの翻訳にご協力いただいた同学府の劉秀凰さん、

昆虫生体を提供してくださった福岡県森林林業技術セ ンターの野田亮さんと理学部の有本晃一さん、タイトル についてご助言くださったJeff Gayman様、本論をまと めるにあたりご助言してくださった坂元一光教授、三島 美佐子准教授、そして観覧してくださった来館者の皆 様に感謝いたします。

※ここで用いた「虫」という語は「昆虫」を意図しており、正式には、

「昆虫」と表記するべきであった。岩波国語辞典によると「昆虫」 とは「頭・胸・腹の三部がはっきり分かれ、胸に三対のあしがある。」 ものであり、「虫」は「一般に、人・獣・鳥・魚・貝の類以外の 小動物。昆虫の総称として使うが、へびを「長虫」と言うなど、 範囲は漠然としている。」。今回のアンケートでは、「虫」と表記 したため、回答では百足・蜘蛛・蛙など「昆虫」ではない生き

物も散見された。

11.引用・参考文献

小俣友輝. 2008. 「『分子のかたち展-サイエンス× アート』-かたちを通した様々な人のかたち形

成」形の科学会誌, 23(2) pp.245-246. 西野嘉章.

1996a. 『大学博物館—理念と実践と将来と』 pp.xi東京大学出版会.

1996b. 『大学博物館—理念と実践と将来と』 pp.42-44東京大学出会.

北海道大学綜合博物館. 2008. 「北海道大学 総合 博物館ニュース」 17号, pp.2.

三宅/井内/木戸/熊田/大山/佐々木. 2009.

「鳴く虫5種に対する日本人と外国人への「好 き」「嫌い」調査-2009年度予備調査結果」

神戸女学院大学 論集57(1), pp.125-132. 文部省学術審議会. 1996. 「ユニバーシティ・ミュージ

術情報資料分科会学術資料部会.

参考ウェブサイト

東京大学総合研究博物館ウェブサイト

「 MICROCOSMOGRAPHIA–マーク・ダイオ ンの驚異の部屋」展 企画・展示・評価(2002 年度)<http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CR/ jyuken/jisshu_dion.html>(2011/12/14 アクセス).

「 学 術 標 本 の 殿 堂として の『 驚 異 の 部 屋』」<http://www.um.u-tokyo.ac.jp/ exhibition/2006chamber_description. html>(2011/12/14アクセス).

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参照

関連したドキュメント

[r]

, Graduate School of Medicine, Kanazawa University of Pathology , Graduate School of Medicine, Kanazawa University Ishikawa Department of Radiology, Graduate School of

Department of Cardiovascular and Internal Medicine, Kanazawa University Graduate School of Medicine, Kanazawa (N.F., T.Y., M. Kawashiri, K.H., M.Y.); Department of Pediatrics,

3 Department of Respiratory Medicine, Cellular Transplantation Biology, Graduate School of Medicine, Kanazawa University, Japan. Reprints : Asao Sakai, Respiratory Medicine,

*2 Kanazawa University, Institute of Science and Engineering, Faculty of Geosciences and civil Engineering, Associate Professor. *3 Kanazawa University, Graduate School of

, Kanazawa University Hospital 13-1 Takara-machi, Kanazawa 920-8641, Japan *2 Clinical Trial Control Center , Kanazawa University Hospital *3 Division of Pharmacy and Health Science

* Department of Mathematical Science, School of Fundamental Science and Engineering, Waseda University, 3‐4‐1 Okubo, Shinjuku, Tokyo 169‐8555, Japan... \mathrm{e}

Department of Orthopedic Surgery Okayama University Medical School Okayama Japan.. in