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「類似商品・役務審査基準」における商品・役務の類否関係の見直しに係る諸問題についての調査研究

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平成 年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書

類似商品・役務審査基準 における

商品・役務の類否関係の見直しに係る

諸問題についての調査研究報告書

平成 1年 月

財団法人 知的財産研究所

(2)
(3)

要取取約取 取

.取取序論取

.取取検討 背晙取

商標法第 条第 項第 11 号 先願 係る他人 録商標又 これ 類似 る商標 あ そ 録 係る指定商品ン役 又 これ 類似 る商品ン役 使用 る 商 標 録 い旨を定 いる そ 審査 い 如何 る商品ン役 類似 関係 ある 基準 類似商品ン役 審査基準 以 類似基準 いう ある 取 審査 い 類似基準 同一類似群 係る商品又 役 原則 互い 類似 商品又 類似役 ある 推定 迅速 統一的 類否 断を行 いる 類似 基準 出願人等 マヴギヴ 出願前調査等 い 活用される 予見可能 性 確保 いう意味 い 重要 役割を担 いる 取

商品 類似関係 い 商 引 実情や経済実態 変化等 わら 昭和 アィ 年 日本独自 商品区 を採用 い 当時以来抜本的 見直 され い

り 役 い 成 年 キヴニケブヴェ 録制度 入以来 抜本的 見直 され い い 類似基準を現在 引 実情 適合さ る く見直 こ 求 られ いる 取

ら 見直 あ 例え 以 よう 問題 生 るこ 考えられ る 取

取取国際 類 関係 い 生 る諸問題 他類間類似 問題を含 取 取取改正後 類似基準 入方法 い 取

取取いわゆる けり合い 問題取

取取そ 他 問題 例え 商品 類似範 見直 密接 関連 る商品又 役 表 示 あり方を巡る問題 取

そこ 国内外 関連情報 集 各界 暼識者 よる議論を踏 え 類似基 準 見直 基本的 方向性及び見直 伴い生 る 記問題を中心 諸問題 対 応 在り方 い 調査研究を るこ 取

.取取調査研究方法取 取

本調査研究 い 具体的 以 四 調査を実施 取 取

(4)

取取委員会 設置取 取

本調査研究 関 専門的 視点 ら 検討 析 言を得る 学識経験者 弁護士 弁理士 産業界暼識者 ら構成される調査研究委員会を設置 当 委員会 合計 回開催され 取

取取国内゚ンォヴダンナ゚モンエ調査取 取

国内 企業 団体 特許事 所等 類似基準 マヴギヴ約 ア,000 所 対 類似基準 暼用性ン問題点ン改善 点ン見直 際 予想される影響等 い ゚ンォヴダ 調査を行 取

゚ンォヴダ調査 回答を踏 え 国内 11 企業ン特許事 所 対 直接面談 形式 ナ゚モンエ調査を実施 取

取取海外質問票ンナ゚モンエ調査取 取

諸外国 知 庁や法 事 所 対 各国 ける類似基準 相当 る基準又 商品ン 役 類否 断 関 るブニポ゚ャ等 暼無 知 庁 ける商品ン役 類否 断及び キヴチ 状況 い 質問票形式 よる調査を行い さら 回答 あ 知 庁ン法 事 所 う 類否 断やキヴチ方法等 タ゜ハ 異 る 思われる国 知 庁ン法 事 所 対 面談形式 ナ゚モンエ調査を行 取

取取国内外文献調査取 取

諸外国 ける類似基準 相当 る基準書類 商品ン役 類否 断 関連 る各国 審査ブニポ゚ャ 日本を含 各国 紛 事例ン 例等 そ 他 関連情報を 集 委 員会 い 報告 各委員 配布を行 取

.取取マヴギヴ 類似商品ン役 審査基準 取 取

.取取趣旨取 取

類似基準 出願人等 マヴギヴ 広く利用され り そ 見直 マヴギヴ 大 影響を及 得る あるこ ら 電機業界及び食品業界 各団体 委員 マヴギヴ 立場 ら 類似基準 対 る現状 認識や要望 意見を伺う

(5)

゚ンォヴダ調査やナ゚モンエ調査を行 取 取

.取取概要取 取

●取類似基準 特許庁 出願人等 間 共通 ャヴャ あり そ 統一的 審査 よ 揮される予見可能性 最大 メモセダ ある こ 見直 い 予見可能 性を損 うこ いよう 配慮 取

●取類似基準 見直 あ 全体的 変更 る く 近時 引実情や業態 合わ 業界等 ら不都合 指摘され いる部 を中心 検討を進 るこ 肝要 ある 取

●取あわ 例示 る商品又 役 い 古く 一般的 いい い い 削除や表示 修正を行い 引実情 合致さ る検討 必要 取

●取類似基準 い 商品又 役 を類似 るエャヴヌンエ 範 や考え方 い 明 確化を るこ 肝要 取

.取取 類似商品ン役 審査基準 見直 伴う諸問題 検討取 取

.取取国際 類 関係 い 生 る諸問題 い 取 取

成 年 国際 類 移行 際 商品 類似関係 見直 見送られ こ ら

日本 類 ん 見られ 類似商品 複数区 散 いる状態 他類

間類似 生 るこ 取

こ 全く異 る業種 商標権者 録商標を引用され 出願 拒絶される いう 結果を招い り 出願人 特許庁 方 担を大 くさ いる 取

特 他類間類似 複数 区 散され 商品 中 引 関連性 大 い いい難い商品 現在 古く一般的 引され い い商品 例示 あり これら 問題をより大 く いる面 あるこ ら これらを中心 見直 あ 他類 間類似を縮 さ る方向 検討を行う ある 取

日本 類当時 エャヴヌンエを引 継い いる現行 類似群 日本 類を 経験 こ い者 増え いる現在 現行 類似基準を使用 る者 個々

類似群 エャヴヌンエ 考え方や経緯 把握 難く いる い 指摘 ある こ 個々 類似群 係るエャヴヌンエ 考え方や経緯を明ら る手段 検討をあわ 行う ある 取

(6)

.取取いわゆる けり合い 問題 い 取 取

類似基準 改正 よ 従来 非類似 類似 関係 場合 同一又

類似 商標 録 い 従来 類似基準 基 く指定商品ン役 類似範 応

され い け 崩れる こ 従来 類似基準 よる け

よ 乙 録商標を暼 い 改正後 類似基準 よ 乙 指定商品

又 指定役 類似 関係 るこ ら 本人 録 い 既 録商標を多少ペタ ャチェング ィタィヂ文 を欧文 り 書体を変更 り 形を追加 る

を よう 商標 改正後 互い 録 く る いわゆる けり合い 関係 生 る 取

企業 時代背晙や経営戦略 応 録商標を多少ペタャチェング 使用 るこ 晘通 行われ いる ころ あり けり合い 頻繁 生 るこ れ 企 業 ノメンチ戦略 支 生 い 取

けり合い 生 る類似範 見直 一 行わ い 方向 適当 い

非類似 商品又 役 を類似 関係 変更 る改正 い 特 企業 ノメン チ戦略 影響を 考慮 引 出所 誤認混同を招く それ ある商品又 役

い 慎重 見直 を進 る ある あわ こ よう けり合い 事 案 出願人 い 引実情 係る証拠を示 類否を うこ を検討 いく

ある 取 取

.取取改正後 類似基準 入方法 い 取 取

改正後 類似基準 入方法 一定 日以降 出願 改正後 類似基準を適用 る方法 出願日基準 査定又 審決 一定 日以降 る出願 改正後 類似基準 を適用 る方法 査定時ン審決時基準 案 考え得る 取

出願日基準 出願人 自己 出願 類否 断 い 予見可能性 高 るメ モセダ ある一方 引 実情 合わ る 改正を わら 基準 適 用されるこ 等 タメモセダ ある 取

査定時ン審決時基準 類似基準 改正 趣旨 基 より現在 引 実情 沿 商品又 役 類似 断 可能 るメモセダ ある一方 出願人 予見可能性 損 われるこ 査定又 審決 タ゜ミンエ 施行日 前後 より 録 可否 変わり うるこ よる不公 感 増大 いこ 等 タメモセダ ある 取

そこ 改正後 類似基準 入 出願人 予見可能性確保 原則 一定 出願日以降 出願 い 適用 るこ 望 れる 出願人 拒絶理由通知 対

引実情を証明 ら商品又 役 類似 い る主張等を 場合 る

(7)

引実情を考慮 類否 断 るこ をあわ 検討 ある 取 取

.取取長期的視 ら 類似基準 今後 あり方 い 取 取

取取ニヴケ協定 作業部会 ける検討成果 期反映 要否取 取

類似基準 改正 い ニヴケ協定 専門家委員会 決定を待 こ く 準備作業 部会 ける採択 成果を 期 反映さ るこ 要否 い 国際 類 改訂 頻 度 を検討 いる同協定 ゚チホセェ作業部会 動向やマヴギヴニヴゲを踏 え検討

いく必要 ある 取 取

取取類似基準 世界的デヴペヂ゜ゴヴクミン 要否取 取

国 審査手段 類似群 考え方 継 ェロケキヴチモケダ方式 移行 る必要 い 類似基準を日本 ら 東゚グ゚諸国 さら 世界標準 る 世界的デヴペヂ゜ゴヴクミン 推進を る 力 肝要 ある 意見 ある一方 各国

引実情 わら デヴペヂ゜ゴヴクミンあり 類似 推定 るこ や

国 ける 引実情 応 迅速 見直 影響等 い 懸念 る意見 あ 取 取

取取審 決結果 期ネ゛ヴチトセェ よる見直 要否 い 取 取

審 決 類似基準 期ネ゛ヴチトセェ い 審 決を参照

ろん ある 商品又 役 考え方 定着又 確立され いる 否 を踏 え検討 いくこ 必要 ある 取

取取そ 他取 取

商品又 役 表示 あり方を巡る問題 い 出願 際 便宜等を 案 検討を いくこ 必要 ある 取

.取取海外主要国 ける商品又 役 類否 断並び キヴチ 状況取 取

.取取海外質問票調査取 取

欧州 ィ国+共同体商標庁 米州 ィ国 ゚グ゚ ィ国 約 20 ィ所 知 庁ン法 時事

(8)

所 質問票を送付 回答を 領 そ 結果 韓国及び中国 国同様類似商品ン役 をエャヴヌンエ 基準を策定ン公開 いるこ 確認され 取

そ 他 国々 う 相対的拒絶理由 職権審査を行う国 概 商品ン役 類否 断 ブニポ゚ャを策定ン公開 いるこ 確認され 取

.取取海外ナ゚モンエ調査取 取

質問票回答を 析 韓国ンチ゜ゼン英国ン米国 ィ国 知 庁 法 事 所 チ

゜ゼ 法 事 所 を訪問 商品ン役 類否審査ン 断方法 実態 い

細 ナ゚モンエを実施 チ゜ゼ 英国 法 事 所 ら 欧州共同体商標制度 マ ヴギヴ 立場 ら 情報提供 け 取

ィ国 う 特 注目 国同様 類似商品ン役 審査基準 を策定 いる韓国 ある 韓国 200ウ年 1暻1日 効 類似商品ン役 審査基準 改正

い 個 商品ン役 類否関係 即 類似群 範 変更 行われ 当 改正 よ 本調査研究 主要 課題 いる けり合い 問題 生 いる 韓国 知 庁 問題解決 事前検討 行 ら 事後的 対応ン゚チト゜ケ 行 い い こ 改正後 類似基準 適用時期 審査時 査定ン審決時 基準 ある 出願時 予測 先行商標を引用され 拒絶を ける可能性 あ り 実際 そう 事件 生 いる 多く 指定商品 縮減 よ 拒絶理由を克

服 り 大 問題 生 い い こ あ 取

こ 他 英国 類似基準 相当 るイ゜チメ゜ン 存在 い 日本 け る他類間類似 同様 区 を跨い 類否を審査 商品ン役 定 られ り これ らを列記 助ro具具取Sピarヒ勘取セ務具典 存在 る 米国 これ 相当 る 助oorビ務na典ピビ取 助ホa具具 いうモケダを策定 公開 いる 取

.取取 取 取

類似基準 商標法第 条第 項第 11号 ける商品又 役 類否 関 る審査 基

準 あ 極 専門的 基準 いえる 一方 それ 特許庁 ら

出願人等 マヴギヴ側 出願前 商標キヴチ 審査中 出願 拒絶理由通知 対応 録後 メ゜コンケや権利譲渡 さら 商標権 行使 る 様々 局面 利用され り マヴギヴ 影響 多大 ある 取

特 昨今 特許庁 い 類似基準 い 引実情 合致さ る 見直 検討を進 いる ころ あり こ よう 状況 中 各 暼識者 集 り 国内 外 動向を調査 研究 類似基準見直 基本的 方向性や そ 見直 伴う

(9)

諸問題 対応 方向性等 い 検討 報告書 り るこ こ 極 暼意義 あり 特許庁 検討 い 暼意義 資料 ろう 取

類似基準 引実情 変遷 応 継 的 見直 られる あり 本報告 書 今後 類似基準 見直 寄 特許庁及びマヴギヴ 利便性 高いよりよ い類似基準 見直 られるこ を期待 る 取

(10)
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現行の 類似商品・役務審査基準 以 類似基準 いう )の原型 ある 類似商 品審査基準 特許庁における審査官の判断の統一 円滑 商標審査を図る観点 策 定・公表さ たの 昭和36年のこ ある 類似基準に 類似商品・役務毎にグル ピン グした 類似群 設け この情報 出願人ユ ザ 共有さ 商標制度の運営・ 利用の両側面において極 て有用 もの ているこ 論を俟た い

一方 類似基準 類似商品審査基準 の制定以来抜本的 見直し さ いままに ている 制定当時 現在 産業構造や商取引の形態等 大 く変化しているこ いうま も く そ にあわせて当該類似基準 定 る商品・役務の類似関係につい ても当然に変化 あ 得 その見直し 求 ている この点について 産業構造審 議会知的財産政策部会商標制度小委員会の報告書 商標制度の在 方について 平成18 年 月)や 知的財産推進計画2006~2008においても 現行の類似基準における商品・役 務の類否について 取引の実情の変化に対応したもの る う指摘 さ た こ あ る 類似基準の見直し 商標制度運用の上 喫緊の課題 ている

本調査研究 この う 情況を踏まえ 学界・法 界・産業界の有識者 る委員 会を設置し 類似基準を改正した場合の影響・課題等について検討を行う もに 諸 外 国 の 商 品 ・ 役 務 の 類 否 判 断 手 法 や 類 似 基 準 に 類 る 基 準 の 有 無 等 に つ い て 網 羅 的 つ 細 調 査 や 我 国 に お け る 類 似 基 準 に 対 る ユ ザ の 意 識 や 意 見 等 の 調 査 整 理 分 析 を 行 い 類 似 基 準 の 最 適 改 正 を る た の 基 礎 資 料 の 取 ま を 行 た

本報告書 委員会 の議論 国内ユ ザ の意識調査 アン ト) 国内企業等への ヒアリング 諸外国の知的財産庁や実務家に対 るヒアリング等調査の結果を集約したも の ある 今後 類似基準の見直しを行うにあた ての検討の一助 幸い ある

最後に 本調査研究の遂行に当た 御指導いた いた委員の方々を始 国内アン ト調査 国内ヒアリング調査 そして海外調査に 協力いた いた方々に対して この 場を借 て深く感謝申し上 る次第 ある

平成 21 年 月

財団法人 知的財産研究所

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類 似 商 品 ・ 役 務 審 査 基 準 に お け る 商 品 ・ 役 務 の 類 否 関 係 の 見 直 し に 係 る 諸 問 題 に つ い て の 調 査 研 究 委 員 会 名 簿

委 員 長

土 肥 一 史 一 橋 大 学 大 学 院 教 授

委 員

内 海 正 人 社 団 法 人 日 本 電 子 情 報 技 術 産 業 協 会 商 標 委 員 会 委 員 長

。 富 士 通 株 式 会 社 )

江 幡 奈 歩 阿 部 ・ 井 窪 ・ 片 山 法 律 事 務 所 弁 護 士 小 川 宗 一 日 本 大 学 法 学 部 教 授

押 本 泰 彦 日 本 商 標 協 会 押 本 特 許 商 標 事 務 所 弁 理 士 ) 小 根 山 隆 之 社 団 法 人 日 本 食 品 ・ バ イ オ 知 的 財 産 権 セ ン タ

株 式 会 社 日 清 製 粉 グ ル プ 本 社 ) 清 水 茂 仁 日 本 知 的 財 産 協 会 商 標 委 員 会 委 員 長

エ ザ イ 株 式 会 社 )

松 田 治 躬 日 本 弁 理 士 会 特 許 業 務 法 人 松 田 特 許 事 務 所 弁 理 士 ) 早 川 信 秀 財 団 法 人 知 的 財 産 研 究 所 主 任 研 究 員

オ ブ ザ バ

武 濤 雄 一 郎 特 許 庁 審 査 業 務 部 長

小 林 徹 特 許 庁 総 務 部 知 的 財 産 研 究 官

林 郎 特 許 庁 審 判 部 審 判 長 ・ 商 標 上 席 部 門 長 森 吉 正 美 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 長

水 茎 弥 特 許 庁 審 査 業 務 部 機 械 審 査 室 上 席 審 査 長

土 井 敬 子 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 商 標 審 査 機 械 化 企 画 調 整 室 長 平 山 啓 子 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 商 標 国 際 分 類 管 理 室 長

林 栄 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 商 標 審 査 基 準 室 長

冨 澤 美 加 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 商 標 審 査 基 準 室 課 長 補 佐 真 鍋 伸 行 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 商 標 審 査 基 準 室 審 査 官 茂 木 祐 輔 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 商 標 審 査 基 準 室 審 査 官

矢 野 容 子 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 商 標 審 査 基 準 室 審 査 基 準 係 長 矢 澤 一 幸 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 企 画 調 査 班 長

林 田 悠 子 特 許 庁 審 査 業 務 部 商 標 課 企 画 調 査 班 企 画 調 査 係 長 前 田 博 貴 特 許 庁 総 務 部 総 務 課 企 画 班 長

(13)

小 林 英 司 特 許 庁 総 務 部 企 画 調 査 課 研 究 班 長 蛭 間 亮 特 許 庁 総 務 部 企 画 調 査 課 研 究 班

齋 藤 貴 博 特 許 庁 審 判 部 審 判 課 審 判 企 画 室 課 長 補 佐 中 屋 裕 一 郎 内 官 知 的 財 産 戦 略 推 進 事 務 局 参 事 官 補 佐 岡 野 聡 子 社 団 法 人 電 子 情 報 技 術 産 業 協 会 商 標 委 員 会 委 員

富 士 通 株 式 会 社 )

事 務 局

早 川 信 秀 財 団 法 人 知 的 財 産 研 究 所 主 任 研 究 員 西 村 も も 子 財 団 法 人 知 的 財 産 研 究 所 研 究 員 青 木 博 文 財 団 法 人 知 的 財 産 研 究 所 統 括 研 究 員 桂 正 憲 財 団 法 人 知 的 財 産 研 究 所 研 究 部 長

(14)

目 次

要約 に 委員会名簿

Ⅰ. 序論

1. 本調査研究の目的・必要性 ··· 1

. 本調査研究の実施方法 ··· 『 Ⅱ. ユ ザ に ての 類似商品・役務審査基準 1. 電機業界のユ ザ に ての 類似商品・役務審査基準 の 必要性及び問題点について ··· 7

. 食品業界のユ ザ に ての 類似商品・役務審査基準 の 必要性及び問題点や要望<業務における 類似商品・役務審査 基準 類似群コ ド) の接点 > ··· 16

. 類似商品・役務審査基準 に対 る国内ユ ザ の意識調査 同基準の意義及び問題点に関 る国内アン ト及びヒアリ ング調査の結果 ) ··· 22

1) 国内アン ト調査結果について ··· 22

) 国内ヒアリング調査結果について ··· 30

Ⅲ. 類似商品・役務審査基準 の見直しに伴う諸問題等の検討 ··· 33

1. 国際分類 の関係において生 る諸問題 他類間類似の問題等)について ···· 33

. いわゆる け 合い の問題について ··· 『0

. 見直し後の 類似商品・役務審査基準 の導入方法についての検討 ··· 『8

4. 長期的視野 の 類似商品・役務審査基準 の今後のあ 方 ··· 』7

Ⅳ. 検討の総括 ··· 69

Ⅴ. 海外主要国における商品又 役務の類否判断並びにサ チの状況/ 質問票及びヒアリング調査の結果 ··· 8』

1. 海外質問票調査 ··· 8』

. 海外ヒアリング調査 ··· 88

(15)

Ⅵ. ま ··· 9』

資料編 資料Ⅰ 国内アン ト調査 資料1 国内アン ト調査表 ··· 10』

資料 国内アン ト集計結果 ··· 11』

資料Ⅱ 国内ヒアリング調査 資料1 国内ヒアリング報告 ··· 1『3 資料Ⅲ 海外質問票調査 資料1 質問票 日本語) ··· 169

資料 質問票 英語) ··· 17』

資料Ⅳ 海外ヒアリング調査 資料1 韓国 知的財産庁)調査報告書 ··· 183

資料 韓国 法律事務所)調査報告書 ··· 18』

資料 ドイツ 法律事務所)調査報告書 ··· 187

資料4 英国 法律事務所)調査報告書 ··· 189

資料 英国 知的財産庁)調査報告書 ··· 191

資料 米国 特許商標庁)調査報告書 ··· 193

資料 米国 法律事務所)調査報告書 ··· 19』

資料8 IM 法律事務所)調査報告書 ··· 196

資料Ⅴ その他参考資料 資料1 韓国 類似商品・役務審査基準 総論) 日本語訳 ··· 201

資料 中国 類似商品和服務区分表 前文写し及び日本語訳 ··· 211

資料 ドイツ Wolfgang Stoppel The Similaritと of GooIs anI SerづiHe 前文写し及び日本語訳 ··· 221

(16)

本報告書 第Ⅱ章第1項 電機業界のユ ザ に ての 類似商品・役務審査基 準 の必要性及び問題点について を内海正人委員に 同第 項 食品業界のユ ザ に ての 類似商品・役務審査基準 の必要性及び問題点や要望<業務における 類 似商品・役務審査基準 類似群コ ド) の接点 > を小根山隆之委員に 第Ⅲ 章第1項 国際分類 の関係において生 る諸問題 対応の方向性/ 類似商品・役務 審査基準 における 他類間類似 の問題点 を松田治躬委員に 同第 項 いわゆる け 合い の問題について を清水茂仁委員に 同第 項 見直し後の 類似商品・ 役務審査基準 の導入方法についての検討 を江幡奈歩委員に 同第4項 長期的視野 の 類似商品・役務審査基準 の今後のあ 方 を押本泰彦委員にそ 執筆 いた いた

そして 第Ⅴ章 検討の総括 小川宗一委員に委員会における議論の総括を 第Ⅵ章 ま 土肥一史委員長に委員会の議論の方向性 本調査研究のま を 執筆いた いた その他の部分 事務局 執筆を担当した

本調査研究にあた て 日本知的財産協会を る国内の知的財産関連団体 各種事業団体 事業協同組合 並びに当該団体に所属 る多数の企業にアン トに 協力いた いた また このうちの国内の 11 の企業及び特許事務所に ヒアリングに も 協力をいた いた

(17)

Ⅰ. 序論

1. 本調査研究の目的・必要性

商標法第4条第1項第 11 号 先願に係る他人の 録商標又 こ に類似 る商標 あ て その 録に係る指定商品・役務又 こ に類似 る商品・役務に使用 るもの 商 標 録 い旨を定 ている その審査において 如何 る商品・役務 類似の関係 にある の基準 して 類似商品・役務審査基準 ある

類似商品・役務審査基準 以 類似基準 いう ) 商品の類否判断における 審査官の判断の統一 商標審査の円滑化を目的 して昭和 年に 類似商品例集 して 作成さ 昭和 28 年に公表さ るに至 たもの あ その後幾多の改訂を経て 現行の 類似基準 平成 19年1月に国際分類の改訂 第9版)に るもの ある

類似基準 基本的に 商品及び役務の区分に関 る商標法施行規則第 条の 表に 例示さ ている商品及び役務を 類似 る商品又 役務 にグル ピングしたもの あ

平成4年4月以降 類似 る商品又 役務のグル プに対して特定のコ ド 以 類似群コ ド いう )を付与したもの ている 審査において 類似基準 同 一のグル プ さ た商品又 役務 原則 して互いに類似商品又 類似役務 ある 推定し 迅速 つ統一的 類否判断を行 ている また 出願人 出願前調査を行う際や 審査 引用さ た他人の先願 録商標を調査 る際にも類似群コ ド 利用さ ているこ

出願人に ても予見可能性を確保しうる いう意味において重要 役割を担 ている

るグル ピングのうち商品の類似関係について 昭和 3『年の日本独自の商品区分 を採用していた当時以来抜本的 見直し さ いままに ている また役務について も平成4年のサ ビスマ 録制度導入以来 抜本的 見直し さ てい い

本来商品や役務の類似関係 時代時代の商取引や経済界等の実情に伴 て変化してい くもの あ 過去平成4年に国際分類を主たる体系 る現行の分類制度に移行 る際 に 商品の類似関係について見直しを行う う 検討さ た し し 当時 見直しに対 る慎重論 多く 類似関係の変更 商標権者や出願人の権利保護や利益保 護等に極 て重大 影響を及ぼ の判断 こ を変更し いこ た

その後今日ま の間 国際分類への移行 相当の期間 経過し 特許庁を含 たユ ザ の国際分類に対 る理解や経験 深化を続けている さ に昨今の商取引や経済界 平成4年当時 比べても産業構造の変化 技術革新 商品・役務の多種多様化 経済のグ ロ バル化 インタ ネット等に る取引形態の多様化・情報の高度化 消費者行動の多 様化等 ま るしい進展・変化を遂 ている こうした経済状況の 類似基準 定 る 商品・役務の類似関係を現在の商取引や経済界の実情に適合させるこ 特許庁 出願

(18)

人・権利者双方の利益に適うもの ある 考え る この点について 産業構造審議 会知的財産政策部会商標制度小委員会の報告書 商標制度の在 方について 平成 18 年 月)や 知的財産権推進計画 2006~2008においても 現行の当該基準における商品・ 役務の類否について 取引の実情の変化に対応したもの る う指摘 さ た こ ある

この う 状況の 現在の取引の実情に適合させるべく類似基準を見直 こ 喫緊 の課題 ている 見直しにあた て 例え 以 の う 問題 生 るこ 考え

る 特に こ の問題を含 具体的に如何 る方向 見直しを進 ていく

特許庁の 出願人等のユ ザ にも多大 影響を与えるもの あ 取引の実情 への適合 絶え 検討し け い課題 もあるこ 直面 る喫緊の課題

く 長期的 視野をも踏まえ 様々 観点 見直しの基本的 方向性や今後の あ 方を検討 る必要 ある

国際分類 の関係において生 る諸問題

平成4年の国際分類への移行の際に商品の類似関係の見直し 見送 たこ

旧日本分類の ほ 見 た類似商品 複数区分に分散して存在 る ス 大幅に増加した このた ユ ザ 全く異 る業種の商標権者の 録商標を引用さ て出願 拒絶さ る いう結果を招いている の指摘 さ てい る

改正後の類似基準の導入方法について

商標法第4条第1項第 11 号に該当 る 否 の判断時期 査定又 審決時 さ ている 同号の審査における商品又 役務の類否判断も査定又 審決時を基準に 行うこ る このた 当該見直し後の類似基準を施行 同時に審査に適用した 場合 出願時に 非類似 あ た商品 審査時 即ち査定時 類似扱い 出 願時に予期してい た先 録商標を引用さ て出願 拒絶さ る ス 発生し 予見性の確保 いう類似基準の重要 意義 損 わ るおそ ある 一方 改正後 の類似基準について出願日を境に適用 る方法を考えた場合にも そもそも 第4条 第1項第11 号の判断の基準時 査定又 審決時 あるにも拘わ 過去 ある 出願日に着目して基準を適用 るこ に てしまう等の問題 ある

いわゆる け 合い の問題

商品の類似関係の見直しに 見直し前の基準に基 いて成立していた 同一又 類似の商標の 録に関 る指定商品・役務の範囲に応 た 分けの関係 崩 る このた 他人の 録を排除 ていたもの 排除 く た また 従来 本人 録 ていた既 録商標の態様を多少変更した う 商標 録 く た いう け 合い の問題 生 る 類似基準の見直しに当た て この う け 合い の問題を踏まえ 如何 る方向 見直しを進 るべ を検討 る

(19)

必要 ある その他の問題

上記以外にも 例え 商品の類似範囲の見直しに密接に関連 る商品又 役務の 表示のあ 方を巡る問題 類似基準を見直 にあた て生 る諸問題を洗い出し 検討 る必要 ある

そこ こ の問題を中心に 関連 る情報を収集 る もに 各界の有識者に る議論を行い 類似基準の見直しの基本的 方向性及び見直しに伴い生 る諸問題につい ての対応の方向性を見出 こ を 本調査研究の主たる目的 してこ に取 組

(20)

. 本調査研究の実施方法

本調査研究において 具体的に 以 の四つの調査研究を実施した

1) 委員会の設置

ま 本調査研究に関して専門的 視点 の検討 分析 助言を得るた に 本調査 研究に関して専門的 知見を有 る学識経験者 弁護士 弁理士 産業界有識者 構成 さ る調査研究委員会を設置した 当該委員会 合計 回開催さ た 各委員会 の主要

検討議題を以 の お 示

お 委員会の開催にあた て 各委員の担当制に る事前の議題検討 委員会当日 に 当該検討成果の発表をお願いし 当該発表に基 いて議論を深 る形式を採用した 発表を担当していた いた部分 報告書の執筆担当部分 概 範囲 同一 あ 細

第Ⅱ章及び第Ⅳ章にて紹介 る

第1回委員会

・本調査研究の主旨説明

・本調査研究の進 方・ス ュ ル案の検討 第 回委員会

・ユ ザ に ての類似基準の必要性及び問題点や要望についての検討

・国際分類 の関係において生 る諸問題 対応 他類間類似の問題に対 る対応等) の方向性についての検討

・国内アン ト調査・海外質問票調査結果報告 第 回委員会:

・いわゆる け 合い についての問題 対応の方向性についての検討

・改正後の類似基準の導入方法についての検討

・国内ヒアリング・海外ヒアリング調査結果報告並びに国内外文献調査報告 第4回委員会:

・第1回 第 回委員会における議論の小括

・長期的視点 の類似基準の今後のあ 方についての検討 第 回委員会:

・報告書ま 案についての検討

(21)

) 国内アン ト・ヒアリング調査

第 に 国内の企業 団体 特許事務所等類似基準のユ ザ に対し 類似基準の有用 性・問題点・改善要望・改正時に予想さ る影響等について書面形式のアン ト調査及 び面談形式のヒアリング調査を行 た

アン ト 知的財産関連の協会会員企業・特許事務所を中心に 全国の中小企業団 体や各種事業協同組合等類似基準のユ ザ 約 3,000 所に電子メ ルまた 郵送方式に て配布し 広く意見を求 た

また アン ト調査の回答を踏まえ 事業分野のバランスにも考慮し 国内の 11 の企 業・事務所に対し 直接面談形式のヒアリング調査し 率直 つ具体的 意見を頂戴し た

こ アン ト・ヒアリング調査の結果 委員会における課題検討の基礎資料・参 考資料 して利用した その内容について 本編第Ⅱ章及び資料編において しく紹介

) 海外質問票・ヒアリング調査

第三に 諸外国の知財庁や法律事務所に対し 各国における類似基準に相当 る基準又 商品・役務の類否判断に関 るマニュアル等の有無 知財庁における商品・役務の類否 判 断 及 び サ チ の 状 況 に つ い て 質 問 票 形 式 に る 調 査 を 行 い さ に 回 答 の あ た 知 財 庁・法律事務所のうち類否判断やサ チ方法等のタイプ 異 る 思わ る国の知財庁・ 法律事務所に対して しい商品・役務の類否審査・判断方法の情報を得るべく面談 形式のヒアリング調査を行 た

質問票 欧州4カ国+共同体商標庁 米州 カ国 ア ア カ国の約20 カ所の知財庁・ 法律時事務所に送付し回答を受領 回答を分析の上 韓国・ドイツ・英国・米国の4カ国 の知財庁 法律事務所 ドイツ 法律事務所の )を訪問し 商品・役務の類否審査・判 断方法の実態についての 細 ヒアリングを実施した ドイツ 英国の法律事務所

共同体商標制度のユ ザ しての立場 の情報提供も受けた

海外調査の結果について 本編第Ⅴ章及び資料編において しく紹介 る

4) 国内外文献調査

第四に 諸外国における類似基準に相当 る基準書類 商品・役務の類否判断に関連 る各国の審査マニュアル 日本を含 各国 の紛 事例・判例等 その他の関連情報を収 集し 第 回委員会において報告し各委員に配布を行 た

(22)

こ 国内外文献調査資料 海外調査報告資料 を利用して 各委員に 担当 る 検討項目を中心 した分析や委員会 の発表 検討をしていた く もに その結果を 報告書にま た

(23)

.取取マヴギヴ 類似商品ン役 審査基準 取 取

類似基準 特許庁 り く 出願人等 マヴギヴ 広く利用され り そ 見直 マヴギヴ 大 影響を及 得る あるこ ら 本調査研究委員会

諸問題 検討 先 出願人等 マヴギヴ 類似基準 利用 状況や 評価 感 いる問題点等 傾向を明ら く 出願件数 位 あり

1

商 引 状況等 異 る 思われる電機業界 食品業界 各団体 委員 マヴギヴ 立場 ら 類似 基準 対 る現状 認識や要望 意見を伺う マヴギヴ 対 る゚ンォヴダ調査 やナ゚モンエ調査を行 取

そ 状況 以 り ある 取 取

.取取電機業界 マヴギヴ 類似商品ン役 審査基準 必要性及び問題点 い 取

取取電機業界 ける商標及び商品ン役 特徴取 取

類似基準 い 必要性及び問題点 言及 る あ 電機業界 ける 商標出願ン 録並び 商標及び商品ン役 特徴 い 触れ い 取

取取商標出願ン 録件数取 取

電機業界 い 出願ン 録 ニヴゲ 高い区 第 類 第 類 第 11 類 第 アウ 類 第 ィ2 類 考えられる これら 区 特許庁 ら公開され いる 200拠 年度 統計 タヴタ よれ 表 り 他 区 比較 多数 出願ン 録 集中 特 電機業界 い 最 ニヴゲ 高い第 類 200イ 年ン200① 年 全 ィイ 区 う 出 願ン 録件数 最多 いる

2ア

これら 区 い 必 区 内 全 商品ン役 い 電機業界

い ニヴゲ 高いわけ い ら 商標権を 得 るこ 比較的困難 業界 一 ある 考えられる 取

1

特許行政年次報告書取200拠 年版 統計ン資料編 よれ 国際 ィイ 変更され 国際 類第 位を第 理化学ン配電ン電気通信機器等 位を第 ア0 類 コヴナヴ,調味料,菓子等

2

取勘典典p://ユユユ.jpo.ブo.jp/具勘務ryou/典ou具勘務n/nピnj務/nピnpou200拠/典oukピ務/02-0イ-0拡.pビフ取 取取勘典典p://ユユユ.jpo.ブo.jp/具勘務ryou/典ou具勘務n/nピnj務/nピnpou200拠/典oukピ務/02-0イ-10.pビフ取

取200ウ 年 出願件数 第 アイ 類 2①,拠1イ 件 最多 いる 前年 拡,2ア拠 件 より よそ 1ウ,①00 件増 いる これ 売等役 商標 録制度 入され 影響 考えられる 200ウ 年 第 拡 類 出願件数 1イ,①イ1 件 いる

(24)

年度及び総数取 取

類取

200イ 年度取 出願:取1拡拡,1拡2取

録:取1ィ2,22イ取

200① 年度取 出願:取1拡ウ,拠①2取

録:取1イウ,①20取

200ウ 年度取 出願:取202,02ア取

録:取110,①ウ0取 第 類取

出願:取取取ア,2ィ1取 録:取取取2,ィ拡2取

出願:取取取ア,0①イ取 録:取取取2,ィィ①取

出願:取取取2,拠1イ取 録:取取取2,0ウ拠取 第 類取

出願:取取1ウ,ウ拡1取 録:取取1ア,ィアイ取

出願:取取1①,拡1①取 録:取取1ア,ィ0拡取

出願:取取1イ,①イ1取 録:取取取拡,ウア拠取 第 11 類取

出願:取取取ア,①アア取 録:取取取2,ウウイ取

出願:取取取ア,ィウ0取 録:取取取2,①拠ィ取

出願:取取取ア,2①拠取 録:取取取2,11ア取 第 アウ 類取

出願:取取取ィ,①①1取 録:取取取ア,①ウ1取

出願:取取取ィ,イ拠ウ取 録:取取取ィ,022取

出願:取取取ィ,1ウ2取 録:取取取2,イア①取 第 ィ2 類取

出願:取取取拠,拠10取 録:取取取①,拠イ1取

出願:取取取拠,①拠0取 録:取取取ウ,イ拡①取

出願:取取取ウ,拡1ィ取 録:取取取ィ,拡ィィ取 取

取取商品ン役 特徴取 取

電機業界 ける商品ン役 特徴 商品ン役 企画 ら 当 商品ン 役 販売又 表 期間 短いこ 挙 られる 例え ドセォヴグソネダゞェ

゚ 当 期間 長く 年 ある これ 予 商標出願を行い 商標 録を待 使用 るこ 困難 あるこ を意味 記 関連区 ける出願ン 録件数

多さ 起因 る権利 得 困難性 加わり 必然的 商標出願前 他社権利 抵触 断 重要 ら るを得 い 取

次 技術革新 速いこ あり 商品ン役 メ゜ネキ゜ェャ 短い 多い 例 え ドソコン 機種 い 年あ り 回 新商品 販売される ハヤ゜ン ケダヴャソネダゞェ゚ 短い ィ暻程度 を終える ネヴミンエ 新

技術や゜メヴグを需要者 訴求 る 既 録され いる商標 ネヴミンエ 古び いる こ より使用され 新 ネヴミンエを考案 る必要性 高い

商標 出願件数 増加 る傾向 ある 記 い 触れ 第 類等 出願ン 録件数 多さ 当 事情 反映され いる 思われる これら多数 商標出 願を行う あ 商標出願前 他社権利 抵触 断 件数 商標出願件数 数倍

るこ る 取

第 省 表 記載され いる所謂例示商品ン役 概念 当 ら い 新 概念 商品ン役 出現 るこ 多いこ 挙 られる 類似基準 ら 例示

(25)

商品ン役 表示 ゚セハタヴダ 対 るニヴゲ 高い 考えられる 取 取

取取 類似商品ン役 審査基準 必要性取 取

取取日本 類似商品ン役 審査基準 位置 け取 取

日本 類似基準 特徴 特許庁 内部基準 あり裁 所を拘束 る く

特 許庁 内部基準 原則 互い 類似商品又 類似役 ある 推定 る

ある 取

本委員会 研究 よれ 商品ン役 関 る類似審査基準を公開 い い国 や地域 チ゜ゼ OシジM ェロケキヴチモケダを公開 い 類単位 ある国 ゚ メモィ ゜ウモケ あり 日本 類似基準 如く 細 商品ン役 関 る類似審査 基準を公開 いる国 韓国 少 い 細 商品ン役 関 る類似審 査基準を公開 いる 結果 出願人 特許庁 類似基準を共暼 いる 日 本 類似基準 特徴 良い 考えられる 取

取取電機業界 ける商品ン役 関 る類似基準 効用取 取

記 類似基準 位置 けを踏 え 電機業界 出願人 実 い 類似 基準を よう 利用 如何 るメモセダ タメモセダを類似基準 見出 いる を 商標出願前 ら商標 録後 場面 け 以 記 取

結論 記 ~ い れ 場合 い 出願人 特許庁 共暼 る類似 基準 存在 るメモセダ 大 く 類似基準 必要 考える ある 取

取取商標出願前 抵触 断取 取

(a)取取メモセダ取

類似 る商品ン役 類型化され いるこ より 出願人 よる商標出願前 抵触 断調査 い 出願人 使用予定 商標 る商品ン役 既 録ン出願 商標

る商品ン役 類似 断 容易 いるこ 取

※取電機関係 企業実 い 新商品ン役 る商標を 既 自社 録 い る商標 ら採択 るこ 稀 ある そ 出願人 新 採択 る商標 い

取東京高 昭和 ィイ 年 暻 1① 日取無体集 号 ア①ア 頁取昭和取ィ1 年取(行ォ)取12ィ 号取

取特許庁 類似商品ン役 審査基準 国際 類第 版対応 本審査基準 運用

(26)

1)取商品ン役 類似を画一的 断 るこ より 商標出願前 調査 迅速 る こ 取

2)取商品ン役 類似 い 出願人 特許庁 同一 基準 基 断 るこ より 当 調査 い 特 第 条第 項第11号 い 録可否 予測可能性

あるこ 取

非常 重要 る 取 取

(パ)取取タメモセダ取

1)取新 商品ン役 生 場合 い れ 包括概念表示 属 る 断 困難 場 合 あるこ 取

※取類似基準 材料主義 生産者主義 加え 生産部門 販売部門 原材料 よび品質 一致等を総合的 断

作成され いる 個 包括概念表示 い 如何 る根拠 より 当 包括概念表示 商品ン役 エャヴヌンエされ いる 考え方や 基準 示され い い 取

一方 電機業界 い 類似基準 ける商品ン役 表示 当 い新 商品ン役 生 る 例え クモコンアヴタ゛ア ホケゾ゛ンエキヴニケ等 こ 多い 当 商品ン役 い れ 包括概念表示 包含される 断 困難 場合 ある 取

2)取類似基準 現実 引 実情 対応 く いる部 あるこ これ い

記 具体例を示 取

取取商標出願後 ら商標 録前取 取

(a)取取メモセダ取

審査 ける商品ン役 類似 断 画一的 行われるこ 取

※取 記 . り 包括概念表示 含 れる商品ン役 類似 推定される 市場 ける需要者 商品ン役 誤認混同 可能性 い 審査 い 画一的 処 理されるこ 妥当 あり 商標権 安定性 重要 あるこ ら 審査毎 断 異 るこ 可能 限り排除される 考える 取

画一的 処理 より 審査期間 短縮化 資 いる 思われる 取 取

(パ)取取タメモセダ取

包括概念表示 包含される個 商品ン役 を指定 いわゆる 単品指定 相互

6

取特許庁 類似商品ン役 審査基準 国際 類第 版対応 類似商品・役 審査基準 作成 趣旨

(27)

類否 断 い 画一的 類否を 断される 取

※取現行 包括概念表示 含 れる商品ン役 個 類否を 断 場合 必

相互 類似 言え い場合 あり得る これ 記 a 記載 画一的 断 行われるこ よるメモセダ 反射 ある 本タメモセダ い 問題 スEジッグ

商標専門委員会 許容範 る意見 多数 あ 記

問題 ある 取 取

取取 録後取 取

(a)取取メモセダ取

1)取類似 る商品ン役 類型化され いるこ より 自己 商標権 対 る第 者 よ る侵害 第 者 商標権 対 る自己 商標 侵害 い 一定 予測可能 性 ある 取

※取行政 法 ける審理手法 違い ら 断 異 る場合 あるこ 当然 前提

あり 類似基準 ける商品ン役 類似 推定 ある 商標法第

アウ 条 断 い 一定 範 予測可能性 ある 取

2)取反射的 効果 出願後 現実 使用 る商品ン役 を変更ン 張 るこ

断 い 記 1) 問題 ある 一定 範 予測可能性 ある こ 場合 包 括概念表示 い いわゆる 単品指定 場合 あ 同一 包括概念表示 範 内 存在 る異 る商品ン役 い 同一出願人 よる出願ン 録 可能 断 る 取

取取類似基準 求 る条件取 取

記 ~ 記 電機業界 ける出願人 よる類似基準 利用態様 ら 類似基準 少 く 以 条件を満 必要 ある 考えられる 取

取類似基準 ける商品ン役 類似 範 市場 い 需要者 商品ン役 誤認 混同 可能性 生 る範 合致 いるこ 取

取類似基準 ける包括概念表示や例示され いる商品ン役 表示 出願人 意 商品ン役 い 指定 特許庁 ける審査 よび権利を公示され 需要者 い 出願人 意 り 理解される 出願人 特許庁 需要者 者

適 理解される あるこ 取 取類似基準 公開され いるこ 取

(28)

取取現行 類似商品ン役 審査基準 問題点取 取

記 記 類似基準 求 る条件 照ら 現行 類似基準 い 以 り考える 取

現行 類似基準 商品ン役 る類似 範 い 記 ( ) 記 り 個 包括概念表示 い 如何 る根拠 より 当 包括概念表示 商品ン役 エャヴヌンエされ いる 考え方や基準 示され い い

ら 当 基準 適用され 結果 存在 る包括概念表示 い 全面的 見直 必要 考え ら 昨今 引 実態 合致さ る 部 的 修正 必要 考 える 取

次 包括概念表示や例示され いる商品ン役 表示 い 概 問題 い 考える 一部 商品ン役 い 表示 変更や入れ暶えを要 る ある 考え られる 取

電機業界 い 利用頻度 高い商品ン役 関 現行 類似基準 る具体的 問題点及び要望を 商品ン役 表示 い 次 包括概念 い 以 列 挙 る 取

取取商品ン役 表示取 取

取取商品ン役 表示取 取

現行 類似基準 出願人 意 商品ン役 審査官 理解 いる商品ン役 合致 いる い 疑義 生 る可能性 懸念される商品ン役 表示 ある 具体的 以 項目 い 検討 必要 考える 取

(a)取取例示 入れ暶えを希望 る商品ン役 取 取

現在 い 製 ン販売 数量ン金 多い 思われ い商品 例え 手 動交換機 写真電送機 グポヴェピセェケ 電気蓄音機 他 商品表示 入れ 暶え い 検討 るこ 妥当 思われる 取

(パ)取取追加を希望 る商品ン役 取 取

近年 場 生産ン販売等 大 いる商品 例え 産業用ロピセダ や 商 品 不明確 ある 補正 をよく ける商品 例え 無線基地局用中継器

(29)

明確化 例示 追加 い 検討 るこ 妥当 思われる 取 取

(ヒ)取取例示商品ン役 表示を゚セハタヴダ 思われる一例取 取

商品自体 現在 存在 る あろう 当 表示を見 具体的 商品 ら 且 市 場 そ よう び方をされるこ 少 く いる 思われる商品 例え 測定 機械器具 .自動調節機械器具 や 電気通信機械器具 .搬送機械器具

現在市場 通用 いる表示 変更 い 検討 取 取

取取英文表示取 取

特許庁 作成 いる包括概念表示 英文 商品ン役 表示 い 当 表示を 優先権等 より海外出願 場合 実際 商品ン役 範 を適 表 いる

言い難く 漠然 いる 等 拒絶理由 るこ 多い 見直 検

討 必要 思われる 取

例え 電子応用機械器具 英文表示 ある Eホピヒ典ron務ヒ取ボaヒ勘務nピ具取anビ取appara典u具 や 電気通信機械器具 英文表示 ある ッピホピヒoボボun務ヒa典務on取ボaヒ勘務nピ具取anビ取appara典u具 記 拒絶理由 る 型的 例 ある 取

取取包括概念表示取 取

今後 割ン変更され 包括概念 い 従前 包括概念表示を用いるこ 混同を 招く可能性 ある 記 問題を 考慮 和英 包括概念表示を変更

考える 取 取

取取包括概念取 取

冒頭 記 り 包括概念表示 エャヴヌンエ い 全面的 見直 必要 い 考える 以 項目 い 検討 必要 考える 取

取取包括概念単位 統合取 取

電機業界 利用されるこ 多い包括概念 い 統合を要 る い 考え る 取

(30)

取取包括概念 割取

類似基準制定当時 現在 業態 大 く異 いる 考えられる包括概念 例 え 電子応用機械器具及びそ 部品 や業態又 実態 合わ い包括概念 例え

建築工事 類似群 割や他 類似群 移行 い 検討 取

取取他類間類似取 取

いわゆる他類間類似 い 他類間類似 広範 わ り 相互 類似 るこ 必 妥当 い 例え 家庭用電熱用品類 11 類他 電気式歯 ノメク 21 類 家庭用電熱用品類 11 類他 電気式鉛筆削り 1① 類

い 相互 非類似 る方向 い 検討 る必要 ある 考える 取 取

取取備考類似取 取

備考類似 当 商品ン役 属 る包括概念以外 当 商品ン役 類似 る 商品ン役 存在 る場合 い 当 類似関係を表 必要 考えられる 取

備考類似 い 現状 り異議ン無効審 い 類似 断を

審査 い 類似 断を 備考類似 関 る異議や無効審 件数 よび当 異議ン無効審 結論を踏 え 検討 考える 取

取取そ 他取 取

新類似基準 入 あ 出願日を基準 新類似基準を適用 考える 確 第 条第 項第 11 号 い 本来 基準時 査定又 審決時 ある 取

取出願人 使用意 既 録ン出願商標 る商品・役 類似 可能性を 案 商 品ン役 指定 出願時 定 るこ 取

取 記 り 類似基準 効用 録ン使用 予測可能性 ある 一

方 査定又 審決時を基準 類似基準を適用 場合 出願人 自ら 意思 コ ンダロヴャ い審査ン審理 期間 より 類似基準 適用 異 拒絶さ れる事態 生 得る こ よう 出願人 キハメ゜ゲ るこ 避ける

あるこ 取

取 記 り 類似基準 商品ン役 類似 い 画一的 断 行

われるこ 暼用性 あり 基準そ 商品ン役 類似を類型化

いわ 想定 あるこ ら 本編 . . 問題提起 過去 あ

(31)

る 出願日 着目 基準を適用 るこ 事実 問題 ある 思われ いこ 取 取

ら 出願日を基準 新類似基準を適用 考える 取

出願日を基準 新類似基準を適用 場合 あ 添付資料記載 問題 存在 る 記 ~ 理由 より 当 問題 相対化される 考える 取

取 取 取

内海正人 取 取

(32)

. 食品業界のユ ザ に ての 類似商品・役務審査基準 の必要性及び問題点や 要望<業務における 類似商品・役務審査基準 類似群コ ド) の接点 >

本項 食品の製造・販売を主たる業務 している企業の商標担当者の視点 商 標に関 る業務を進 る中 類似基準 類似群コ ド)を意識 る場面 に ユ ザ に ての類似基準の必要性及び問題点や要望について考察した

1) 調査

) 商品の調査範囲の確認

商標調査を行うにあた て ま 対象 る商品を特定 る その際 その商品 類 似 る範囲 わち調査 る範囲を決 る指針 して 類似基準を活用している

既存の商品について ある商品 の商品 類似 ある している 列挙さ て いるの 調査を る範囲 容易に判断 る 類似基準に掲載さ てい い商品につい て 商品・役務名リスト

1

類似群コ ドを確認 る 新規 商品の場合に も も近い 思わ る商品を検討し 類似基準 商品・役務名リスト 及び 商品及び役 務の区分解説 を参考にして 調査 る範囲 類似群コ ド)を決定している こ に

確定した商品の範囲 類似群コ ド)をも に 先願商標調査を行 ている ち に 商標担当者 自社の商品に関係 る範囲について あ 対応表を作成している 場合 多い

この うに 類似基準及び類似群コ ド こ をも に調査の範囲を特定 るこ 容易 あ 調査の負担を軽減しているメリット ある また 調査を迅速に行うこ

るこ や 共通ル ル してのメリット ある

こ 商品に て 類似群コ ド 多数付与さ ている場合 あ 調査範囲 を広く行わ け いもの ある 食餌療法用飲料 29A01 29B01 29(01 31)01 32F01 32F02 32F03 32F0『) ) また 異 る類似群コ ドの商品 あ ても 商 品 類似 る例 類似基準に 備考類似 あ ている その他 ビス ット状の 健康食品 32F1』)を調査 る際に 類似商品 して菓子 30A01)も想定しておく また 豆乳 32F0』) 健康食品 32F1』) 類似 るもの 判断さ た例

2

ある )

1

独)工業所有権情報・研修館のホ ムペ 上に公開している 特許電子図書館 IP)1) 利用 る検索ツ 具体的 商品又 役務について その区分及び類似群コ ドを調査 るこ

2

知財高判平成19 年9月 26日 最高裁ホ ムペ 平成 19 年 )100『2 健康成分を含 )豆乳 32F0』) 健康食品 32F1』)

本件商標の指定商品 豆乳を主原料 るカプセル状の加工食品 及び引用商標の指定商品中の 共棲 養した乳酸菌 生成エキスを加味して る豆乳 ,い も,豆乳を主原料 し,健康に効果 ある して,又 効果 期待さ もの して製造販売さ る,いわゆる健康食品の範疇に属 る商品を含 点において共通 るこ に照 両者

(33)

あ 調査の際に 注意を要 る こ ある こ に対して 同 類似群コ ド 付 与さ ていても 商品 類似し い 判断さ た例もある 飲料用野菜 ュ ス ア

モンドペ スト 32F0『)

3

その他 類似基準及び類似群コ ドについて 同一類似群コ ド内に含ま る商品の基 準 範囲) わ にくいもの ある 例え 30類 う ,サンドイッチ,し う まい, し,たこ焼 ,肉ま う,ハンバ ,ピザ,べ う,ホットドッグ, ミ トパイ,ラビオリ 32F06) こ の商品 類似 るもの 推定さ ている の 穀物を主原料 る調理済 の食品 あるこ 共通しているこ 想像 る 明確 い 商品及び役務の区分解説 発行さ ている 解説 不十分の うに 感 る 具体的に商品名 掲載さ てい い商品や新規 商品 こに分類さ るの 的 確に判断 る うに 明確 解説を加える等の対応の検討 必要 思わ る

) 商標採択時における他社権利 の抵触関係の確認

同一類似群コ ド内の商品 類似商品 推定 さ るの 商標調査の結果 同一 及び類似商標に同一類似群コ ド 含ま てい け あえ 安心して使用

るメリット ある

一方 例え 小麦粉 食用粉類 30 類 33A01)) の使用を検討している 他の 区分の 33A01 1類 工業用粉類 29類 豆 31 類 あわ・ び・ ま・そ ・ う も こし・ え・麦・籾米・も こし )を含 録商標 あ 採択を差し える つま 広く 29類を指定した 録商標 あ そのうちの 豆 重複しているこ に

実際のビ ネス上 出所の混同を生 るおそ 極 て低い 考える ) 商品 類似 るもの 推定 さ るの リス あるもの 推定 るた 採択の 害

ている お 食品業界 商品開発の期間 短く 採択の 害 ている 録商標 に対して不使用取消審判を けている時間的余裕 いこ も この う 場合に採択を 差し えている一因 あ う

商品の性質,用途,原材料,生産過程,販売過程及び需要者の範囲 の取引の実情において共通 る商品 ,さ に,仮に商標法4条1項11 号にいう 類似 る商標 使用さ るこ を想定した場合,こ に接 る取引者,需要 ,商品の出所につ 誤認混同を生 るおそ いえ い程度に共通の特徴を有 る商品 ある

ある

3

拒絶査定不服審判・平成 17年9月 29 日審決・不服 2001 10887 32F0『 飲料用野菜 モンドペ スト

1)取引の実情及び )商品の関連性を考慮 本願の指定商品中の 飲料用野菜 引用商標 の指定商品中の モンドペ スト 原材料を全く異にし その用途において大 く相違し その取扱い業者 生産及び流通経路並びに主たる需要者をも異にし その商取引の競合性にも乏しいもの の商品に同一又

類似の商標を使用しても に接 る取引者 需要者 同一営業主の製造又 販売に係る商品 ある 誤認混同 るおそ るこ の商品 互いに非類似の商品に当たる るの 相当 ある

(34)

) 出願

商標出願時に 権利取得可能性の判断 指定商品を決定 る際に 類似基準及び類似 群コ ドを参考に る

権利取得可能性の判断に関して 出願し う る商標の指定商品に他人の同一及び 類似商標の同一類似群コ ドに含ま る商品を指定し け 当該商標 録さ る可 能性 非常に高い 判断 るメリット ある また 審査の迅速化 共通ル ル して のメリット ある

指定商品の決定に関して 類似群コ ドに 類似範囲 明確に るた 効率的 出願 可能に る また 先願の類似群コ ド 重複 る商品について あ 指 定商品 外しておくこ 拒絶を避け る 一方 例え いわゆる健康食品の う に 現実の商品を保護 るた に多区分出願を る必要 あるもの ある

ここ 食品会社の指定商品に関 る商標取得傾向を る コ ポ トブランド: 食品に限 る け広く権利範囲をおさえたい プロ トブランド:食品の範囲

る け広く権利範囲をおさえたい 個々の商品名 及びその一部:使用商品について おさえ 良い キャッチフ :他社権利に抵触し い う 念のた 出願 る

い た傾向にある 思わ る 実際の出願に際して つの商品区分 る け広く権利範囲をおさえる傾向にある

この う 出願の傾向 食品分野における類似群コ ドの問題点を考える 第 32 類 つ の類似群コ ド 第 33類 4つ の類似群コ ドし いた 第32 類 や第 33 類の特定の商品を出願 る場合に 本来不必要 商品を含 全商品を指定して 全商品指定しても 類似群コ ド以 に る)出願さ るこ 多い その結果 例え

第 32類の 清涼飲料・果実飲料 類似群コ ド:29(01) け 必要 場合 も 全商品を指定して出願 る ビ ル 類似群コ ド:28A02)や 乳清飲料 類似 群コ ド:31)01) 飲料用野菜 ュ ス 類似群コ ド:32F0『)の類似群コ ド 付いてしまい 第 33類の 洋酒,果実酒 類似群コ ド:28A02)や第 29 類 乳製品

類似群コ ド:31)01) 加工野菜及び加工果実 類似群コ ド:32F0『) 影 響を受けてしまう 審査の運用上 類似群コ ド以 の場合に 条1項柱書に る 確認 ほぼ求 るこ い こ の問題 ある もし い 一方 この問題点

出願人側 る メリット ある

) 中間手続

中間手続 に関して 拒絶理由通知への対応時に類似基準及び類似群コ ドを活用 る 具体的に 拒絶理由 4条1項 11号の場合 引用商標 の抵触関係を避けるた に

(35)

重複 る類似群コ ドの指定商品を削除 る際に 対象商品を選定 るた に参考にして いる

類似基準及び類似群コ ド あるこ 拒絶理由対応 簡単・迅速に ている

4) 録

録時に 録商標の権利範囲の明確化・整理 る際に 類似群コ ドを活用してい る 録商標の使用範囲の確認やストッ 商標の使用可能範囲を提示 るた の タベ

スお び資料の作成に活用している

) 更新

更新時に 権利範囲を確認 る際に 類似群コ ドを活用している 具体的に 指 定商品 類似商品も含 )に関係 る事業部門に対して 更新対象の商標について使用及 び使用予定の有無を確認 る際に 活用している 類似範囲を含 て類似群コ ド毎に整 理 更新要否の確認作業 効率的に ている

) 権利行使

権利行使に関して 使用商標 商標 録済) 同一又 類似 る商標に対 る権利行 使を検討 る際に 類似基準及び類似群コ ドを活用している 具体的に 同一類似群 コ ド内の商品 類似商品 推定 さ るの 同一及び類似商標に同一類似群コ ドに含ま る商品を使用してい 権利侵害をしているこ 推定さ る こ をも にして ア ションを起こ 際の判断材料 している し し 裁判に て同一 類似群内の商品 あ ても商品 類似 く 権利侵害 い 判断さ る可能性も あるた 実際に 現実の取引の実情を精査して 権利行使を る 否 を考慮 る必要

ある

) 許諾・被許諾

許諾を る場合また 許諾を受ける場合に そ の立場 類似基準及び類似群 コ ドを活用 るこ に る 許諾を る立場 許諾 る範囲を検討 る際に自社 の使用商品や既に許諾している商品の範囲 の関係を確認 るた に類似基準及び類似群 コ ドを参考にして範囲を決定 る 許諾を受ける立場 の権利者 許諾を受

(36)

け い 使用予定商品 他社所有商標権の範囲 の関係を 類似基準及び類似群コ ドを参考にして見極 る

ここ 許諾・被許諾また こ に類 る場合 類似基準及び類似群コ ド 変更さ た際の問題点について 具体的 仮定事例を考えて た

)商標 C について 社 社 そ わけをしていた る し し 類似基準及び類似群コ ド 変更さ 社の商標権の指定商品の一部 社の 商標権の指定商品の一部 類似 るこ た場合に 当該商品に 社 商標

C を付 場合に 実務的に 社 禁止権不行使の約束を取 付ける必要 生 る また C社 当該商品に商標 C を付 場合に 社の使用許諾 け く 社 禁止権不行使の約束を取 付ける必要 生 る

)韓国の事例 30類中 従来 パスティ 肉パイ) 饅頭 パン・菓子 同 類似群 G0301)に含ま ていた 審査基準の改定に 穀物の加工品 G0206) に変更さ た こ に X社 商標 X を 社に配慮して 30類 穀物 の加工品 を含ま い 録していた 上記の改定のた 社 商標 X を 穀物の加工品 について 録し う した 害 てしま た 日本に おいても ある商品について類似群の移動 あ た場合に 同様のこ 起こ う る

8) 小売等役務商標 商品商標の ロスサ チの影響

最後に 小売等役務商標 商品商標の ロスサ チの影響について 述べたい

小売等役務商標 飲食料品の小売 を指定 る 他人に対して 食品関係の商品商 標を広くおさえたの 似た効果 生 てしまう わち 28A01 33A01ま の 『3類 似群を つの出願 カバ てしまうこ に る そのた 先に 飲食料品の小売 を指定 る小売等役務商標を 録さ る あ 他人 食品の商品商標の出願をして も ロスサ チに て拒絶さ てしまい権利取得 いし 商標採択の 害 る 一方 新たに 飲食料品の小売 を指定 る小売等役務商標を出願し う しても

に他人の食品関係の商品商標 あ た場合に 権利取得の 害に る 複数の他人の商 品商標 ある場合に 実質的に 飲食料品の小売 を指定 る小売等役務商標の取得 不可能 る 上記の場合 飲食料品の小売 を指定 る小売等役務商標の出願人 食 品の商品商標の権利者を一致させ 録の道 ある 録後に元の権利者へ商標権を 返還 るこ に る 将来 そ の権利者 類似商標を出願 る際に お互い

害に る

(37)

以上の うに ロスサ チ 行わ るこ に 商標選択の範囲 狭ま 害に た の対応方法 煩雑 つ複雑に ている 思わ る

9) ま

本項のま して ユ ザ に ての類似基準の必要性を挙 る 類似基準 類 似群コ ド) あるこ に 商標業務において類似商品の判断 容易 つ統一的に行 うこ るの 大変有益 あるこ いえる

また 問題点 して 商標採択の範囲を狭 ている ス あるこ あ る た し こ 言い換え 事前に侵害を回避している効果 ある 考え る

最後に 要望 して 現状 基準 わ にくいの 理解しや い基準を作る必要 あるこ を挙 てお たい

小根山隆之)

(38)

. 類似商品・役務審査基準 に対 る国内ユ ザ の意識調査 同基準の意義及び 問題点に関 る国内アン ト及びヒアリング調査の結果 )

国内の企業 団体 特許事務所等類似基準のユ ザ に対し 委員会 の参考資料 し て また将来の具体的に見直しを行う際の基礎資料 して 類似基準の有用性・問題点・ 改善要望・改訂時に予想さ る影響等についてアン ト並びにヒアリング調査を行 た その調査結果を報告 る

1) 国内アン ト調査結果について

アン ト調査 知的財産権関連の協会会員企業 各種業界団体の会員企業・団体 事業協同組合等の幅広いユ ザ に対して協力を求 た 3,308 の企業・団体に電子メ ルあるい 郵送方式にてアン ト調査票を送付し 『『』 件の回答を得た 回答率 1『.6%)

以 今回のアン トの概要 主要 設問に対 る回答結果について報告 る

) アン ト配布先

以 の協会会員に対し 電子メ ルあるい 郵送方式にてアン ト調査票を送付した 日本知的財産協会 日本弁理士会 インテリア産業協会 映画産業団体連合会 大阪

薬品協会 音楽事業者協会 コンピュ タソフトウェア協会 自動車工業会 情報 サ ビス産業協会 情報通信ネットワ 産業協会 スポ ツ健康産業団体連合会 全国楽器協会 全国銀行協会 全国小売酒販組合連合会 全国生活衛生指導センタ 全国中小企業団体中央会所属の地方協同組合 全日本文具協会 トラッ 協会 日本 アパ ル産業協会 日本アミュ メントマシン工業会 日本イベント産業振興会 日本衛生材料工業連合会 日本映像ソフト協会 日本オ ト・キャンプ協会 日本オ フィス家具協会 日本化学繊維協会 日本家具工業会連合会 日本観 協会 日本機 械工業連合会 日本化粧品工業連合会 日本建築材料協会 日本広告業協会 日本酒 造組合中央会 日本証券業協会 日本商工会議所 日本食品・バイオ知的財産権セン タ 日本植物油協会 日本ス パ マ ット協会 日本製紙連合会 日本洗剤石 鹸工業会 日本電子回路工業会 日本電子情報技術産業協会 日本百 店協会 日本 フ ドサ ビス協会 日本物流団体連合会 日本 績協会 日本ホテル協会 日本 ランタリ チェ ン協会 日本民間放送連盟 日本メンテ ンス工業会 農薬工業会 不動産協会 プ ハブ建築協会 日本乳業協会 日本ホ ムヘルス機器協会 日本 コ ド協会 日本香料工業会 順不同)

参照

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