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h11 no05

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(1)

ロシアに

第 11期 ブ ロ ・ ナ ト ゥ ー ラ ・ フ 7 ン ド 助 成 成 果 報 告 游 ( 2002)

おけるシマフクロウの生息環境調査と日本の保護への応用

      日露シマフクロウ研究グループ

  竹中 健1)Ser gey Sur m ac h2)Ser gey Abdey uk3)

Habi t at s t udy of t he Bl ak i s t onl s F i s h Owl s i n Rus s i a and t he aPPl i c at i on ofi t s r es ul t s t o t he c ons er v at i on i n J aPan

      J aPanand Rus s i a・l nt er nat i ona1 F i s h Ow1 Res ear c h Gr ouP       Tak es hi Tak enak a ( F i s h Ow1 Env i r onment a1 Res ear c h)

Ser gey Sur mac h ( l ns t i t ut eof Bi ol ogy and Soi lSc i enc es ・ l ab. 0mi t hol ogy ・ Ac ademy of Sc i enc eRus s i a. )       Ser geyAbdey uk ( Amur - Us s ur y Cent r e)

 日本において個体数が危機的に減少しているシマフクロウの生息環境を保全することを 目的に、原生自然が多く残るロシア沿海地方の日本海に面した地域でシマフクロウの生息 調査と環境調査を行った。調査の結果、多数のシマフクロウを確認し、極めて高密度に生 息することが明らかとなった。行動圏の大きさは6−8k mと推定され、日本の個体の行動 圏より小さかった。営巣木はサイズが北海道のものと同じレベルであった。河川には春か ら初冬にかけてサケ科魚類が連統して遡上し、魚類密度も高いと推測され、シマフクロウ の餌条件は非常に良いと考えられた。生息地の景観は、地形、植物相、動物相、魚類相の 面で北海道と非常によく似ているため、今後詳細かつ定量的な調査を進めることで、過去 の北海道の環境を復元することが可能であると示唆された。―方、現在は自然度が高いが、 周辺の森林伐採が進んでおり予断を許さない状況にあることが明らかになった。

は じ め に

  シ マ フ ク ロ ウ ( Ket 卵 a bl ak i s t ol t i ) は 世 界 に 分 布 す る フ ク ロ ウ 類 の 中 で 最 大 の フ ク ロ ウ で あ り 、 ユ ー ラ シ ア 大 陸 極 東 沿 岸 と 北 海 道 周 辺 に し か 分 布 し て い な い 。 シ マ フ ク ロ ウ は 2亜 種 に 分 類 さ れ て お り 、 大 陸 に 分 布 す る も の を K. b. doey r i es i 、 北 海 道 、 サ ハ リ ン 、 国 後 の 島 嶼 に 分 布 す る も の を K . b . 哉 涵 s 如 μと し て い る 。 魚 食 性 で 大 径 木 の 樹 洞 に 営 巣 す る シ マ フ ク ロ 。 ・ ウ は 自 然 度 の 高 い 環 境 を 生 息 に 必 要 と す る が 、 日 本 で は 環 境 悪 化 が 原 因 で 20世 紀

1) シ マ フ ク ロ ウ 環 境 研 究 会

2) ロ シ ア 科 学 ア カ デ ミ ー 土 壌 生 物 学 研 究 所 鳥 類 研 究 室 3) ア ム ー ル ー ウ ス リ ー   セ ン タ ー

に入って生息域と生息数が激減した。筆者らが現 在確認している生息地は北海道東部を中心にわず かに約50地点で、成鳥の個体数は120羽程度と推 定しており、RDBの絶滅危惧種に指定されている。 絶滅に瀕するシマフクロウの今後の保護のために は生息環境の保全が最も重要であるが、個体数の 減少と環境改変が進んでしまった結果、今では保 護の目標となるべき本来の生態や生息環境がはっ きりとしていない。

 一方、大陸のシマフクロウは、ロシアのシホテ

(2)

アリニ山脈を中心とする地域からオホーツク海に 沿ってマガダン周辺まで分布しているが、近年の シホテアリニ周辺の調査で多くの生息地が確認さ れ、相当数の個体がいることが明らかになってき ている。沿海地方は旧ソビエト時代に開発の手が 比較的入らなかったことから、良好な白然環境が 保たれているとされている。今後の日本のシマフ クロウ保護を考える上では、原始河川や森林が数 多く残るロシアの生息地を調査し、生息状況や環 境に関する情報を得ることが不可欠である。その 結果を日本の生息地改善もしくは復元に応用する ことが本調査の主要な目的である。

調 査 地 お よ び 調 査 方 法

  過 去 の 独 自 調 査 に よ り 、 沿 海 地 方 の 日 本 海 沿 岸 地 域 の 環 境 が 地 形 や 気 候 条 件 な ど 北 海 道 と 多 く の 点 で 共 通 す る 印 象 を 得 て い る た め 、 本 調 査 の 主 要

地 域 を プ リ モ リ エ 州 の オ リ ガ 地 方 、 テ ル ネ イ 地 方 、 サ マ ル ガ 地 方 に 設 定 し た 。 オ リ ガ 地 方 、 テ ル ネ イ 地 方 は ロ シ ア 側 研 究 者 の チ ー ム に よ り 1998− 2000 年 に い く つ か の 生 息 地 情 報 を 得 て お り 、 2000年 11 月 お よ び 2001年 6月 に 日 本 チ ー ム で そ れ ぞ れ 2週 間 の 現 地 調 査 を 行 っ た 。 調 査 体 制 は 11月 調 査 は 日 本 か ら 竹 中 ほ か 1名 、 ロ シ ア 側 か ら Abdey uk の 計 3名 、 6月 調 査 は 竹 中 、 Abdey uk ( 一 部 参 加 ) の 1− 2名 で 行 い 、 調 査 地 を 猟 場 に す る 現 地 ハ ン タ ー が 場 合 に よ り 調 査 補 助 を 行 っ た 。 調 査 は 生 息 確 認 調 査 と 共 に 、 営 巣 環 境 、 河 川 環 境 を 調 査 し た 。 調 査 地 名 は 現 段 階 で は 公 表 を 控 え る こ と と し 、 便 宜 上 河 川 名 を α、 β… と 表 記 す る 。

  サ マ ル ガ 地 方 は 今 ま で 全 く 情 報 が 得 ら れ て い な い 地 域 で あ り 、 ロ シ ア チ ー ム 2名 が 2001年 4月 に 約 1 ヶ 月 間 、 本 助 成 で 初 め て 調 査 を 行 っ た 。 陸 路 で

の ア プ ロ ー チ 方 法 が 無 い た め ヘ リ コ プ タ ー で 中 核 の 村 に 入 り 、 そ こ を 拠 点 に 流 域 を 調 査 し た 。 サ マ ル ガ 地 域 は 少 数 民 族 の ウ デ ゲ が 伝 統 的 生 活 を 行 っ て い る 地 域 で も あ る 。 2001年 6月 に 日 本 チ ー ム の 現 地 調 査 を 目 指 し た が 、 交 通 障 害 と 燃 料 不 足 、 洪 水 の た め 調 査 を 断 念 し た 。

  ロ シ ア の 森 林 で は ト ラ や ヒ グ マ な ど の 猛 獣 が 多

いため、生息調査の多くは猟師などの案内人同行 の上、車両もしくは徒歩にて行い、森林での宿泊 は猟師小屋やテントで行った。

 なお、以下の文章で記載される生物種は日本に 分布しないもののみ学名を併記した。

調査結果 I . 生息調査

(1)テルネイ地方

 α流域はシホテアリニ山塊の束端にある中規模 の流域である。河口から本流最上流部までの直線 距離は約30k mである。標高1、000m程度の分水嶺 を源流とする。上流でほぼ同規模の支流に別れ、 中流域で支流αA、下流地帯で支流α B、河□付 近で支流αCが合流する。 α Aは山間部を流れる 10k m程度の中規模の支流である(写真1)。α B は緩やかな流れの約10k mの小規模な支流である。 α Cは水源まで20k mと比較的流路長が長く規模の 大きな支流であるが、広い谷部に分流と網状流が 発達している。

 情報収集と調査の結果、この流域には最低7− 8の生息地があることが推測された。図1に鳴声 と痕跡の確認地点、ロシアチームの過去の調査と 最近数年間の繁殖期の鳴声情報、ロシアチームの 確認した営巣地、以上の情報から推定行動圏を示 した。なお、生息数や行動圏は今後情報蓄積が進 むにつれて大きく変わる可能性が高い。

写真1 河川中流部景観(テルネイ地方) 澗腰賜藤… … … ' … … ‘ ,鵬  ゜, 回皿, 一。

・/ 7j

ご' 回宍回 宍惣L I J

(3)

鳴 声 確 認 地 点 ( 2001年 繁 殖 期 )   ●  痕 跡 確 認 地 点   ×  主 な 鴫 声 惰 報 地 点 ( 繁 殖 期 )   ▼  営 巣 地

… … … … ; ・ 推 定 行 勁 圖

図 1   テ ル ネ イ 地 方 シ マ フ ク ロ ウ 生 息 状 況

・ α− 1   本 流 α の 中 流 域 で 住 民 に よ り 毎 年 春 に 鳴 き 声 が 聞 か れ て お り 、 ロ シ ア チ ー ム も 2000年 2

月 に つ が い の 鳴 き 声 を 確 認 し て い る 。 本 調 査 で は 小 集 落 の 下 流 3 k m に お い て つ が い を 目 視 、 鳴 き 声 の 確 認 を し た 。 ね ぐ ら 地 点 に は 多 量 の 羽 毛 が あ り 、 や や 古 い も の が あ っ た こ と か ら 、 恒 常 的 に 使 っ て い る 場 所 だ と 思 わ れ た が 、 繁 殖 は 失 敗 し た 。 あ る 日 別 個 体 ( メ ス ) が 現 れ 一 度 だ け 鳴 き 声 を 発 し た の に 反 応 し て 激 し く 警 戒 し て 鳴 き 、 翌 日 本 流 を 下 流 に 2k m移 動 し 、 支 流 αA 合 流 下 500mま で 鳴

き な が ら 移 動 し た 。

・ α − 2  支 流 α A の 下 流 で 、 ロ シ ア チ ー ム が 2000 年 春 に 営 巣 木 を 特 定 し た 。 繁 殖 は 失 敗 し た 。 本 調 査 で は 数 度 の 調 査 で も 確 認 で き な か っ た 。 2000年 春 に α− 1と 同 時 期 に 確 認 さ れ て い る こ と か ら 別 個 体 。

・ α − 3  支 流 α Bで は 猟 師 に よ り 毎 年 つ が い の 鳴 き 声 情 報 が 得 ら れ て い る 。 本 調 査 で は 確 認 で き な

い を α− 4、 上 流 側 つ が い を α− 5と す る が 、 α− 4は 1999年 に あ る 猟 師 に よ り 密 猟 さ れ た と の 情 報

が あ る 。 本 調 査 で は 縄 張 り の 境 界 線 付 近 の 上 流 2− 3k mで 11月 に 複 数 の 足 跡 を 確 認 し 、 境 界 線 の

下 流 1− 2k mで 6月 に 鳴 き 交 わ し を 確 認 し た 。 α− 4 が 密 猟 さ れ て い な く な っ た と す る と 、 本 調 査 で 確 認 さ れ た の は α− 5 で 、 行 動 圏 を 多 少 下 流 に 広 げ た の か も し れ な い 。

・ α− 6  近 く に 猟 師 小 屋 が あ り 、 鳴 き 声 は よ く 確 認 さ れ て い る 。 2001年 5月 に は ほ ぼ 同 じ 地 点 で つ が い の 鳴 き 交 わ し が 頻 繁 に 聞 か れ て い た 。 6月

の 調 査 で 調 査 補 助 者 が っ が い の 鳴 き 声 を 聞 き 、 林 内 を 踏 査 し た と こ ろ 多 量 の 羽 毛 を 採 取 し た 。

・ a− 7  6月 の 調 査 で 、 明 け 方 に 単 独 の 鳴 き 声 を 確 認 し た 。   α− 6地 点 か ら 8k m上 流 。 つ が い か ど う か は 不 明 。

・ a− 8  支 流 αA の 営 巣 地 点 の 上 流 10k mで 住 民 に よ り 情 報 が あ る 。 つ が い か ど う か 不 明 。   β流 域 は 流 域 α の 北 に あ る 小 流 域 で あ る 。

・ β− 1   地 元 住 民 か ら 情 報 が あ り 、 ロ シ ア チ ー ム が 2000年 に 営 巣 木 を 確 認 し た 。 6月 の 本 調 査 で つ が い を 確 認 し た 。 2000年 の 営 巣 木 は 利 用 し て い

な か っ た が 、 比 較 的 営 巣 木 か ら 近 い 斜 面 で 鳴 き 交 わ し を 始 め 、 鳴 き な が ら 上 流 に 移 動 し 、 最 終 的 に 3k m上 流 で 鳴 き や ん だ 。

  ァ 流 域 は 流 域 a l   βの 北 に 位 置 し 、 シ ホ テ ア リ ニ 山 脈 の 脊 梁 部 を 水 源 と す る 大 規 模 河 川 で あ る 。

流 域 の 多 く で シ マ フ ク ロ ウ の 情 報 が あ り 、 ロ シ ア チ ー ム が 1999− 2000年 に 下 流 地 帯 で 複 数 つ が い の 営 巣 を 確 認 し て い る ( 本 調 査 で は 下 流 域 は 到 達 不 可 能 で 調 査 は 行 っ て い な い ) 。

・ y − 1  猟 師 に よ り つ が い の 鳴 声 情 報 が あ り 、 6 月 の 本 調 査 で 単 独 ( オ ス ) の 鳴 き 声 を 確 認 し た 。

か っ た が 、 6月 の 調 査 期 寸 前 に 別 の 猟 師 に よ り 鳴   ( 2) オ リ ガ 地 方 きかわしが聞かれた。

・α −4およびα −5 支流α Cでは、猟師などに より流域全般に渡って鳴き声の情報がある。ロシ アチームは1999年繁殖期に下流部の同一地点から 2つがいの鳴き交わしを確認した。下流側のつが

 オリガ地方∂流域はシホテアリニ山脈の南部地 域に位置する中規模の河川である。1998年にロシ アチームが営巣確認した。本調査では11月に現地 調査を行ったが生息の痕跡は確認できなかった。

(4)

写真2 採取されたシマフクロウの羽根。日本の     ものより濃色。

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(3)サマルガ地方

 サマルガ地方はロシアチームのみで調査を行っ た。調査はサマルガ川本流沿いの中下流域で行い、 4−5地点でつがいを確認した。ただし繁殖地は見 つからなかった。地元猟師(ウデゲ)の話では毎 年3−5羽のシマフクロウを冬に同じ場所で捕獲し ているが、減ることなく常に補充されているらし い。また、個体が冬季に上流部から下流部に季節 移動しているふしがあるらしい。ロシアチームは シマフクロウが捕獲により間引きされていても個 体数が減らないことから、周辺にも相当数の個体 が安定して生息しており、さらに小規模の季節的 移動をしていると考えている。

 シマフクロウを捕獲する猟師は2001年に亡くな ったらしく、それ以上の細かい情報はわからない が、シマフクロウの脂肪から民間薬を作るため捕 獲していたそうである。

(4)北海道産亜種との相違

 夜間であるが、α−1個体を比較的近距離で観 察することができた。目視個体(オス)は河川が 道路に接する地点で道路縁に止まり、対岸のメス と鳴き交わしを行っていた。数分間観察できたが その後飛び立ちメスと合流した。体長は北海道の ものと大きな差はないが、羽色はかなり濃く、濃 褐色で頭頂に白い羽毛が目立った。採取した体毛

も褐色が強かった(写真2)。

 鳴き声は3つがいと単独オス、単独メスを確認 したが、つがいは北海道産亜種と明らかに違うデ ュエットを行った。北海道の個体は、オスの Boo−Booの2声に続けてメスのW( w) ooが答え、

全体として3音がワンセットとなり45−60秒間隔 でデュエットが繰り返される。調査地域の亜種は、 声のトーンは同じであるが、オスHo、メスHo、 オスHoo、メスHuuの順に1声づつ交互に鳴き交わ しを行い、全体として4声がワンセットで30−45 秒間隔で繰り返された。

2. 生 息 地 の 景 観 概 要

  シ マ フ ク ロ ウ が 高 密 度 に 確 認 さ れ た α流 域 に つ い て 、 生 息 地 の 景 観 の 概 要 を 述 べ る 。

  α流 域 は 河 □ か ら 支 流 αA の 合 流 点 ま で 広 い 沖 積 平 野 に な っ て い る 。 河 口 に は 約 300軒 の 集 落 が あ り 、 主 要 な 産 業 は 農 林 水 産 業 と 狩 猟 で あ る 。 気 温 は 冬 季 は − 30度 以 下 に な る こ と が あ る が 、 内 陸 よ り は 気 温 が 高 い 。 沖 に は 寒 流 が 流 れ て お り 夏 も あ ま り 気 温 が 上 が ら な い 。 河 □部 で の 川 幅 は 約 50 m、 水 深 1− 2m、 底 質 は 平 均 5c m程 度 の 丸 レ キ で あ る 。 川 は 蛇 行 と 分 流 を 繰 り 返 す 。 河 畔 林 は 安 定 し た 段 丘 面 に は ド ロ ノ キ 、 ハ ル ニ レ の 巨 木 が 林 立 す る 。 河 □近 く の 低 地 帯 は 湿 地 帯 が 多 い が 、 多 く は 牧 草 地 と し て 利 用 さ れ て い る 。 周 辺 の 丘 陵 地 は ミ ズ ナ ラ ( Q回 πs s 凹 卯 & α) 、 シ ナ ノ キ ( Ti l i a α凹 肖 s i s ) 、 キ ハ ダ 、 シ ラ カ バ 、 ヤ エ ガ ワ カ ン バ 、 イ タ ヤ カ エ デ 、 ケ ヤ マ ハ ン ノ キ 、 カ ラ マ ツ ( L ( l y i x gmel i 筒 i i ) の 二 次 林 で あ る 。 北 海 道 の 植 生 景 観 と 酷 似 す る 。

  河 □近 く で 合 流 す る 支 流 αB 、 α C は 流 域 の 半 ば ま で 広 い 沖 積 低 地 と 丘 陵 地 で あ る 。 αC の つ が い α − 5∼ 6の 生 息 地 周 辺 で は 川 幅 が 15mの Bbタ イ プ 河 川 で 、 川 の 透 明 度 は き わ め て 高 く 、 水 深 30c m、 底 質 は 10− 20c mの 丸 レ キ で 、 エ ビ モ や バ

イ カ モ が 生 育 し て お り 、 非 常 に 安 定 し た 流 量 を 維 持 し て い る 。 網 状 流 が 発 達 し て お り 、 冬 季 も 凍 結

し な い 部 分 が 多 い 。 上 流 ま で ほ ぼ 同 じ 流 況 で あ る 。 αB と αC に は 流 路 に 沿 っ て 林 道 が つ い て い る が 、 本 流 に 橋 が な い た め 白 動 車 の 乗 り 入 れ が で き ず 、

(5)

基 本 的 に 狩 猟 権 を 持 つ 一 部 の 猟 師 以 外 は あ ま り 入 り 込 み は な い 。 魚 類 は サ ク ラ マ ス と オ シ ョ ロ コ マ が 多 い 。 川 べ り に は カ ワ ウ ソ ( L 秘 t Mh4t y a) 、 ア メ リ カ ミ ン ク ( Mz 、 か ぬ 咄 回 、 移 入 種 ) の 痕 跡 が 多 数 見 ら れ る 。 αC は 中 流 か ら チ ョ ウ セ ン ゴ ヨ ウ 、 ト ド マ ツ 、 エ ソ マ ツ の 針 葉 樹 が 増 え は じ め る 。 林 内 で は ク ロ テ ン 、 イ ノ シ シ 、 ジ ャ コ ウ ジ カ

( Mz 4s 油 z 4s s s 1汲 as ) 、 ア カ シ カ ( Cm・ s 。 / α顛 s ) 、 ノ ロ シ カ ( COy eoh4s c 卯 粍 oh4s ) 、 ヒ グ マ 、 ツ キ ノ ワ グ マ 、 ト ラ ( F el i s t i gy i s ) 、 キ タ キ ッ ネ 、 タ ヌ キ 、 ユ キ ウ サ ギ 、 エ ゾ リ ス 、 シ マ リ ス の 痕 跡 を 見 る こ と が で き る 。 多 く の 哺 乳 類 は 日 本 と 共 通 す る 。   本 流 は 河 □ か ら 10k mの 支 流 α A 合 流 付 近 で 川 に 山 地 斜 面 が 迫 る 。 こ こ か ら 上 流 部 は 内 陸 性 気 候 に 変 わ り 、 斜 面 は チ ョ ウ セ ン ゴ ヨ ウ 、 エ ゾ マ ツ 、 ト ド マ ツ 、 カ ラ マ ツ な ど 針 葉 樹 が 優 占 し は じ め る が 、

  テ ル ネ イ 地 方 の 営 巣 木 α− 2Nは 、 2000年 の 調 査 で 確 認 さ れ た が 繁 殖 は 失 敗 し た 。 営 巣 木 は オ ヒ ョ ウ ニ レ を 主 体 と す る 河 畔 林 の 胸 高 直 径 98c m、 樹 高 34mの ド ロ ノ キ で 、 河 川 か ら 150m、 比 高 4mの 低 位 河 岸 段 丘 上 に 位 置 し て い た 。 樹 洞 は 地 上 26m に 位 置 し て い た 。

  テ ル ネ イ 地 方 の 営 巣 木 β− 1Nは 2000年 に 確 認 し た が 繁 殖 は 成 功 し な か っ た 。 営 巣 木 は 川 か ら 30m、 比 高 2mの ド ロ ノ キ 、 ハ ン ノ キ を 主 体 と す る 氾 濫 原 河 畔 林 に 位 置 す る 、 樹 高 22m、 胸 高 直 径 96c mの ド ロ ノ キ で 、 地 上 15mに 樹 洞 が あ っ た 。

  オ リ ガ 地 方 の 営 巣 木 ∂ − 1Nは 1999年 に 繁 殖 が 確 認 さ れ た 。 川 か ら 30mの 低 位 段 丘 上 に 位 置 す る 樹 高 16m、 胸 高 直 径 89c mの ハ ル ニ レ で 、 地 上 か ら 7mの 位 置 に 樹 洞 が あ っ た ( 写 真 3 ) 。

ミズナラ、カンバ類も多い。 α −1地点で本流は (2)営巣地の植生 Bbタイプの川幅25m、水深30c m、平均径30−

50c mのレキ底となる。河畔林はドロノキ、ヤナ ギ類、ハルニレだが、チョウセンゴヨウ、トドマ ツなどの針葉樹も混じり始める。河口から20k m ほどでAaタイプの山地渓流となり、多くの支流と 分流し川幅10m以下となる。明瞭な河畔林帯はな

 テルネイ地方の営巣地α −2Nと、オリガ地方の 営巣地δ −1N周辺の植生調査を行った。植生調査 は、河畔林の中に約200mのラインを3本とり、そ れぞれ四分角法で胸高直径10c m以上の樹木をラ ンダムサンプリングして、出現樹木の樹種、胸高

く な り 針 葉 樹 が 河 岸 ま で 迫 る よ う に な る 。 周 辺 の   写 真 3   営 巣 木 ( オ リ ガ 地 方 ) 森林は針葉樹とカンバ類が優占する。本流や支流

α Aには動物の痕跡があるが、林道が流路に沿っ ているため、支流αBやα Cに比べると痕跡密度 が低い。

3. 営 巣 環 境

( 1) 営 巣 木

  ロ シ ア 調 査 チ ー ム が 1998− 2000年 に 確 認 し た 営 巣 木 の 中 か ら 調 査 可 能 な 3本 を 計 測 し た ( 表 1 ) 。

表 1   シ マ フ ク ロ ウ 営 巣 木

蜃姪懇癩謳端瀧

予 ル ネ イ 地 方 子 ル ネ イ 地 方

オ リ ガ 地 方 - 一 一 −

ド ロ ノ キ ド ロ ノ キ

£ リ レ ニ レ

98 96 89

34 22 16

-−−-−・ -

150 30

30

(6)

50

  4 0

9 3 0

  2 0

  1 0

    0

      テ ル ネ イ 地 方 河 畔 林 樹 種 構 成 忿 恂 吼 x サ ケ ラ   ( 1竃 n=闇

      ト r マ S .   ヱ ソ マ ツ ー 、 . .

ハ シ F イ ・ べ . I S

イ タ ヤ カ エ デ

− シ ラ カ パ

  ニ レ ( ハ ル ニ レ 4 t オ ヒ ョ ウ ) k   2 4 s

ケ ヤ マ ハ ン ノ キ

テ ル ネ イ 地 方 河 畔 林 胸 高 厦 径 分 布       ( 平 均 36. 3c Rn=132)

10- 29 30- 49   S ( ト 69 蜘 高 直 − e m)

7 0 - 8 9 9 0 -

図2 営巣地河畔林樹種および胸高直径構成

直 径 、 樹 高 を 記 載 し 、 樹 木 密 度 を 算 出 し た ( 写 真 4) 。 樹 木 の 同 定 は ロ シ ア チ ー ム か ら 補 助 を 受 け た が 、 一 部 誤 認 の 可 能 性 が あ る 。 樹 高 は 目 測 で 行 っ た 。

・ α − 2N

  ラ ン ダ ム サ ン プ リ ン グ ( 計 132本 ) の 結 果 、 ニ レ ( ハ ル ニ レ 、 オ ヒ ョ ウ ニ レ ) 24% 、 ケ ヤ マ ハ ン

ノ キ 18% 、 イ タ ヤ カ エ デ 17% を 主 体 と し て 、 ド ロ ノ キ 、 チ ョ ウ セ ン ゴ ヨ ウ 、 ヤ チ ダ モ 、 ヤ エ ガ ワ 力 ン バ 、 シ ラ カ バ 、 エ ゾ マ ツ 、 ト ド マ ツ 、 マ ン シ ュ ウ ク ル ミ   く 、 μ り 面 郷 s 回 ぬ 加 汝 α) 、 ヤ ナ ギ s p. 、 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ ( Pn4? 唯 s s l ) 。 ) 、 ハ シ ド イ ( S函 昭 α 功 。 ) の 15種 が 得 ら れ た 。 3本 の サ ン プ リ ン グ ラ イ ン で

平 均 胸 高 直 径 お よ び 樹 木 密 度 は 36. 8c m− 307. 5本 / ha、 37. 0c m− 257. 9本 / ha、 35. 2c m− 327. 3本 / ha で あ っ た 。 全 体 で は 胸 高 直 径 90c m以 上 の 大 木 が 5. 3%と 比 較 的 多 く 、 平 均 36. 3c mで あ っ た ( 図 2 ) 。 大 径 木 は ほ と ん ど が ド ロ ノ キ で あ っ た 。 樹 高 は 高 木 層 が 30− 34mの 高 さ で あ っ た 。

・ ∂ − 1N

  ラ ン ダ ム サ ン プ リ ン グ ( 計 132本 ) の 結 果 、 ニ レ

( ハ ル ニ レ 、 オ ヒ ョ ウ ニ レ ) 34% 、 ハ シ ド イ 17% 、 マ ン シ ュ ウ ク ル ミ 12% 、 ヤ チ ダ モ 10% を 主 体 と し て 、 他 に キ ハ ダ 、 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 、 ノ リ ウ ツ ギ 、

6050

  4 0

8 3 0

2010

-・−−

      F 一 ノ キ

・ f タ ヤ l z f   l ●

ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ     e S

晦 j i ダ   ●

ヤ チ ダ ぞ   10S

マ ン シ ュ ウ ク ,     1 2 S

オ リ ガ 地 方 河 畔 林 樹 種 槙 成       ( 10t n=132)

z t 4 ハ ル z &・ ●   オ ヒ 1 ウ )     S 4 ●

ハ シ ド イ   1 7 S

オ リ ガ 地 方 河 畔 林 胸 高 直 径 分 布     ( 平 均 30. 6・ m. n- 132)

1 0 - 2 9 3 0 - 4 9     5 0 - 6 9

絢 高 匯 径 ( c ,i

70- 89 9 0 -

イ タ ヤ カ エ デ 、 ド ロ ノ キ の 10種 が 得 ら れ た 。 3本 の サ ン プ リ ン グ ラ イ ン で 平 均 胸 高 直 径 お よ び 樹 木 密 度 は 29. 8c m− 370. 5本 / ha、 26. 3c m− 557. 2本 / ha、 35. 7c m− 295. 0本 / haで あ り 、 ラ イ ン 間 で 大 き な 差 が あ っ た 。 胸 高 直 径 の 全 平 均 値 は 30. 6c mで 、 90c m 以 上 の 大 径 木 は 0. 8% と 少 な か っ た 。

4. 魚類相および生活史

 魚類相の調査はa流域住民への聞き取りで行っ た。流域で主に採捕される魚類はサケ科魚類を中 心に、多くが日本と共通していた。ただし、生活 史が日本のものとやや違った。地元住民の情報を 元に整理すると以下のようになる。

・オショロコマ… 極めて多い。5月末−6月遡上、  10−11月産卵。冬季は河川で過ごし4月に降海。

・サクラマス… 極めて多い。6−8月遡上、9月産卵、  死亡。河川残留個体としてヤマメが周年いる。

・アメマス… 多い。8−9月遡上、10月産卵後、一  部降海、一部河川残留。

・カラフトマス… 極めて多い。7−8月遡上、産卵  し死亡。

・シロザケ… 少い。8−10月遡上、産卵後死亡。

・イトウ… 少い。5月遡上、6月産卵、降海。一部

(7)

  は 河 川 に 残 留 。

・ ウ グ イ … 多 い 。 春 に 大 量 に 遡 上 。

・ ア ブ ラ ハ ヤ … 多 い 。 6月 に 下 流 部 で 群 れ て 産 卵 。

考察

 本調査の中で、特に高密度にシマフクロウが分 布したα流域では、河川沿いに約6−8k m長の行 動圏を持っていることが示唆された。これは北海 道でのシマフクロウの一般的な行動圏の大きさ、 河川沿いに10−15k mに比べると明らかに小さい。 ただ、北海道ではシマフクロウが行動圏を接して 多数生息していることはほとんど無いため、行動 圏をある程度拡大していると考えられる。今後営 巣地が特定され、行動圏の詳細や環境利用がはっ きりしてくれば、より具体的な比較検討が行える であろう。このような高密度のシマフクロウの生 息を維持しているのは、明らかに餌の豊富な環境 であることと、営巣に適する巨木が依然として数 多く存在している環境があり、さらに高密度に生 息していることで新規個体の供給がスムーズに行

われているからであろう。

 魚類は河川における生息密度が非常に高いと考 えられる上に、春の雪解け直後から回遊魚が遡上

 本調査地ではシマフクロウだけではなく、多く の生物の痕跡を見たが、特にカワウソの痕跡が非 常に多かった。これは過去に実施した沿海地方の 他地域やサハリンでも同様である。カワウソはシ マフクロウと同じ魚食性で、周知のように北海道 では絶滅し、本州でもほぼ絶滅状態である。シマ フクロウが生きる環境を定量的に明らかにするこ とは、カワウソが生息できる環境を把握すること にも繋がるはずである。

 注目すべきは、調査地域では未だに狩猟で生計 の一部もしくは多くを立てる人々が存在している ことである。猟師は地域ごとに組合を作り、猟場 は基本的に特定猟師に帰属するため、猟師は猟場 の資源管理意識が高く、猟場内の生物を熟知して いる。高度の自然に依存する産業とその採取限界 を詳しく分析することは、日本の野生生物保護上 重要な示唆を与えると考えられる。また、サマル ガ地方ではシマフクロウを採取する先住民族の事 例が得られたが、捕獲することの良し悪しは別と して、民族学上貴重な情報であると思われたが、 詳しい聞き取りが行われないままその猟師が死去 したのは極めて残念である。

を は じ め 、 降 雪 の 寸 前 ま で 続 く こ と か ら 、 シ マ フ   写 真 4   植 生 調 査 風 景 ( テ ル ネ イ 地 方 ) クロウの雛が育つ上では非常に有利な環境である

といえる。現在の北海道ではサケマスは河口で捕 獲され、ダムや頭首工での遡上遮断や河川環境自 体の悪化で河川の魚類は激減してしまい、これが シマフクロウ減少の主要な要因になっている。本 調査地の魚類生息状況をさらに定量化すること で、シマフクロウの生息に必要な魚類資源量を提 示することが可能であろう。また、調査の結果得 られた営巣木のサイズは北海道における平均値

(DBH- 98c m)と変わらず、河畔林の樹種構成も 北海道とほぼ同じであるということは、シマフク ロウの営巣木を今後恒常的に提供できる河畔林の 質を具体的にシュミレートする材料となりうる。 いずれにしても多くの景観要素が北海道と共通し ていることから、開拓初期の北海遺の景観を知る

上では非常に参考になる地域であると言える。

ノ佐二、詠謳兪>煥4ul 嶮居言レシ:

(8)

 しかしながら、自然度が高いとはいえ、本調査 地やその周辺地域での今後の状況は予断を許さな い。シホテアリニ山脈の多くの部分は、山火事で 二次林化しているが、さらに近年急速に森林伐採 が進んでいる。現在シホテアリニ山中に整備され ている道路のほぼ全ては伐採木の搬出路である。 伐採に伴い斜面の崩落や土砂の流出が各所で見ら れ、河畔林の中を道路が貫き、洪水で道路が流さ れるたびに新たな道路を作っている状況である。 環境の悪化は主に猟師を不安にさせているが、さ らに問題なのは、地域の産業構造が持続的な一次 産業形態から変わり始めていることである。伐採 木の主要な消費先は日本であるので、ロシアの自 然を守る上での我々の具体的な行動が望まれる。

えた。しかしながら、帰国後の筆者(竹中)の仮 報告を聞き、現地への訪問を計画している団体が あることなどを聞くと心中穏やかでない。エコツ アーが地域経済や価値観を崩壊させた例は非常に 多く、果ては自然環境にも悪影響を及ぼす。現状 では、本調査地にエコツアー仕立ての訪問をする のは可能な限り控えていただきたいのが、調査地 を開拓した筆者の切なる希望である(もっと影響

の少ない訪問場所はいくらでもある)。

謝辞

 Vl adi mi r v ol k ov 一家には調査や生活面などあら ゆる面でサポート頂いた。飯島千恵さんは自費で 調査に参加して手伝いを頂いた。この場を借りて お札申し上げます。

終 わ り に

  本 調 査 は 今 後 の 調 査 の た め の 開 拓 的 要 素 が 強 か   文 献

っ た 。 調 査 地 域 は 日 本 人 が 過 去 に ほ と ん ど 立 ち 入   Hay as hi , Y. 1997, Home Range, Habi t at us e and っ た こ と が な い た め , 信 頼 関 係 の 構 築 に は 非 常 に     Nat al Di s per s al of Bl ak i s t onl s F i s h- Owl s . J oumal 気 を 使 っ た 。 金 銭 や 物 品 で 利 害 関 係 を 構 築 す る こ     of Rapt or Res ear c h. v ol . 31, N0. 3, pp. 283- 285. と は 慎 む よ う に し た 。 ま た , 調 査 地 域 は 辺 境 の た   Tak enak a, T. 1998. Di s t r i but i on, Habi t at

め 慢 性 的 に 燃 料 が 不 足 し て お り , 本 調 査 で 燃 料 を     Env i r onment s and Reas ons f orReduc t i on of t he 買 い 上 げ る と 地 域 の 燃 料 不 足 を 引 き 起 こ す の で ,     Endanger ed Bl ak i s t on' s F i s h Owl i n Hok k ai do, い く つ か の 調 査 は 断 念 し た 。 本 調 査 自 体 が 微 妙 な     J apan. 北 海 道 大 学 博 士 論 文 。

バ ラ ン ス の 上 で 成 り 立 っ て い る 地 域 経 済 や 人 々 の   竹 中 健 。 1999. シ マ フ ク ロ ウ 。 知 床 の 鳥 類 , pp. 78- 価 値 観 に 影 響 を 与 え る こ と は , 極 力 避 け た い と 考     125. 北 海 道 新 聞 社 。

      Bl ak i s t on' sF i s h Owl s i nJ aPanar e x へ z el lk nox v n as oneof t heendanger ed s Pec i es . The mai n r eas onsf ort hei r POPul at i onr educ t i on hav e been c aus ed by t he habi t at des t r uc t i on. l n or der t o Pr ot ec towl s and mak e POPul at i on ㎞ c r eas eけ he habi t at c ons el ' v at i oni s t he“ 1os t i mPor t ant way ; howev er ・ we ar e not abl e t ounder s t and t hei rhabi t at r equi r ement s

s c i ent i f i c al l y ・as t hePr i mi t i v e l ands c aPe i squi t e r ar ei n Hok k ai dor ec ent l y . F ac i ng t o t he ot hers i deof t heSea ofl aPan, Pr i mor y e- Rus s i a has gr eat POPul at i on of t heF i s h Owl s and Pr i mi t i v e nat ur e・l nv es t i gat i on i nRus s i an F i s h Owl s ' habi t at wi l lc ont r i but e J aPanes e f ut ur e Pr ot ec t i on. F r om 2000 t o 2001,r es ear c hes ar e c onduc t ed i nTer ney , 01i ga,and Samar ga r egi ons . Many F i s h Owl s ar eobs er v ed i n a bas i n i nTemey and t hehol ne r ange of eac h

Pai r smi ght r eac h t o 6- 8k m, whi c h i ss mal l er t han t heJ aPanes e owl s ' . F or es t s and r i v er s

(9)

hav e hi gh bi omas s and qual i t y j n addi t i onj auna, nor a andl ands c aPear equi t e s i mi l art o J aPan. Thi s means t hat t he det ai l r es ear c h her eaf t er i n t hear eawi l l be v er y us ef ul and i mPor t ant . 0n t heot her hand, adv anc i ng t hef or es t har v es t i ngi n Shi hot e- Al i n Mount ai ns ar e obs er v ed ev er y wher e. Car ef ul r emar k i s needed t oc ons er v e t he habi t at of t hewi l d ani mal s .

参照

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