インストールの手順
1 Mandrake Linux 10.1 CD を CD-ROM ドライブに挿入します。
2 仮想マシンを起動して Mandrake Linux 10.1 のインストールを開始してください。
3 実際のマシンの場合と同じように、画面の指示に従ってインストールプロセスを 実行します。下記のステップでは必ず指示どおりの選択を行ってください。
4 テキストモードのインストーラを使用してください。オプションを選択するには 起動画面で <F1> を押します。次にtextと入力すると、テキストモードが選択 されます。
5 パーティションを設定する時、特殊な要件がない限り、Mandrake Linux にス ペースを自動的に割り当てさせて構いません。[Use free space] を選択してくだ さい。
6 Summary 画面では、グラフィカルインターフェイスを構成します。
[Graphical Interface] を選択してから [Do] をクリックし、次の選択を行ってくだ さい。
ゲストで使用する解像度とリフレッシュレート
[VMware virtual video card](VMware 仮想ビデオカード)
パッケージにアップデートをインストールするかどうかを聞かれたら、[No]
と答えます。
再起動時に X を起動させるかどうかを聞かれたら、[No] と答えます。
これで、Mandrake Linux 10.1 ゲスト OS の基本インストールは完了です。
VMware Tools
ゲスト OS には必ず VMware Tools をインストールしてください。詳しくは、各 VMware 製品のマニュアルを参照するか、ナレッジベースの該当する項目
(kb.vmware.com/kb/340)に従ってください。
多くの Linux ディストリビューションでは、VMware Tools のインストール後に IPv6 が有効になっていると、VMware Tools をvmware-config-tools.plで構成すること ができません。この場合、VMware Tools は該当仮想マシン向けにネットワーク デバ イスを正しく設定することができず、以下のようなメッセージが表示されます。
注意 BusLogic 仮想 SCSI アダプタを VMware 仮想マシンで使用する際、Linux ゲスト OS の 多くで様々な問題が発生しています。このゲスト OS では、LSI Logic 仮想 SCSI アダ プタの使用をお勧めします。
Unloading pcnet32 module
unregister_netdevice: waiting for eth0 to become free
このメッセージは、仮想マシンを再起動するまで連続して繰り返されます。Linux を 実行する仮想マシンでこの問題を防ぐには、VMware Tools のインストールに先立ち、
IPv6 を無効にしておいてください。
Linux を実行する仮想マシンで IPv6 を無効にする
1 /etc/sysconfig/networkファイルにNETWORKING_IPV6=yesという行が含ま れている場合は、この行を以下のように変更してください。
NETWORKING_IPV6=no
2 /etc/modules.confファイルに次の行を追加します。
alias ipv6 off alias net-pf-10 off
IPv6 を無効にすれば、VMware Tools を正常にインストール、構成できます。
既知の問題
ゲスト OS 内の時間の経過に関する問題
ゲスト OS 内のクロックの動作が速い、あるいは遅い場合、当社ナレッジベース
(kb.vmware.com/kb/1420)に記載されている対処方法のいずれかを実践してください。
ゲスト OS の解像度を変更
ゲストの画面解像度を変更するには、root (-su) の権限で VMware Tools 構成プログ ラムvmware-config-tools.plを再実行し、このプログラムが表示するリストから 希望する解像度を選択してください。X 構成ファイルを直接編集して変更を行うこと も可能です。
ゲスト OS 内での DHCP アドレスの取得
ゲスト OS が DHCP アドレスを取得しようとすると、正常に動作せずに、リンクが壊 れている旨を告げるエラーメッセージが表示されます。この問題を迂回するには、
root (su -) の権限で、 ゲスト OS 内の次のファイルをテキストエディタを使って編集 してください。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth<n>
/etc/sysconfig/networking/devices/ifcfg-eth<n>
いずれのファイルも、<n>の箇所にはイーサネットアダプタの番号(例えばeth0)
が入ります。
上記 2 個のファイルにそれぞれ次の行を追加してください。
MII_NOT_SUPPORTED=yes
次にコマンド ifup eth<n>(<n>の箇所にはイーサネットアダプタの番号が入りま す)を実行し、ゲスト OS を再起動してください。
ゲストのスクリーンセーバー
XFree86 3.x X サーバを持つ Linux ホストでは、ゲスト OS でのスクリーンセーバーの 使用を避けてください。ゲスト上のスクリーンセーバーは大量の処理能力を必要とす るため、ホストの X サーバがフリーズしてしまう可能性があります。
異なるプロセッサへの移行
Linux 仮想マシンを AMD プロセッサ上で稼働するホストと Intel プロセッサ上で稼働す るホストの間で移動することはお勧めしません。
Linux ディストリビューションの多くは、インストール時に、インストール先の特定 プロセッサに最も適したカーネルを選択します。また、一部ディストリビューション は、デフォルトで GENERIC カーネルをインストールしますが、ユーザーが選択して インストールできるアーキテクチャ固有のカーネルも提供しています。このような カーネルには、そのプロセッサでのみ利用できる命令が含まれている場合がありま す。そのような命令を異なるプロセッサを使用するホストで実行すると、悪影響が生 じる可能性があります。
このため、AMD プロセッサを使用するホストで作成された Linux 仮想マシンは、 Intel プロセッサを使用するホストに移動しても動作しないことがあります。逆に、Intel プロセッサを使用するホストで作成された Linux 仮想マシンを AMD プロセッサを使 用するホストに移動しても動作しない場合があります。
これは仮想マシンに限られたものではなく、物理コンピュータでも生じる問題です。
例えば、Linux がインストールされたハードドライブを AMD マシンから Intel マシン に移動した場合、そのドライブから起動しようとすると問題が生じます。
表示上の問題
Mandrake Linux 10.1 のコンソールでは、表示上の問題が発生する場合があります。 こ の問題を解決するには、lilo.confファイルにある vga=788行をコメント アウトす る必要があります。
1 コマンド ラインでrootユーザーとしてログインします。
2 etcディレクトリに移動します。
3 テキスト エディタを使用して、lilo.confファイルのvga=788の行をコメント アウトします。
label="linux"
root=/dev/sda1
initrd=/boot/initrd.img
append="acpi=ht resume=/dev/sda5 splash=silent"
vga=788 read-only
4 コマンド ラインでliloと入力して、ファイルを実行します。
5 ゲストを再起動します。
以上で表示上の問題は解決します。