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jnwop (control) ジョブネットワーク上の各部品を操作

ドキュメント内 <コマンドリファレンス> (ページ 65-68)

3. JobCenter MG/SVのコマンド

3.3. jnwop (control) ジョブネットワーク上の各部品を操作

(例)

"rootJNW:ALIAS(subJNW)"

■$JOBnameには操作対象となる単位ジョブ名を指定します。

省略した場合、$JNWnameで指定したジョブネットワークまたはサブジョブネットワークが対象になりま す。

3.3.2. オプション

-u $user

操作対象とするジョブネットワークを所有しているユーザ名を指定します。指定しない場合、本コマンドを実 行するユーザが所有するジョブネットワークが操作対象となります。

ジョブネットワーク投入時に使用される環境変数については、「3.3.4 注意事項」を参照してください。

本オプションを使用できるのはJobCenter管理者のみです。

-t $YYYYMMDDHHmmSS

対象となるトラッカを指定するために使用します。

ジョブネットワークの投入時刻はLocal timeで次のように表します(トラッカ名の一部で使用されているGMT とは異なります)。

形式は(YYYYMMDDHHmmSS)です。

省略した場合、一番最近に投入したトラッカが対象となります。

-tid $machine:$user:$JNWname.YYYYMMDDHHmmSS(GMT).nstrk 対象となるトラッカをGMTで指定するために使用します。

次のように指定します。

マシン名:ユーザ名:ジョブネットワーク名.投入時刻(YYYYMMDDHHmmSS(GMT)).nstrk -oldest

部品の所属するジョブネットワークのトラッカのステータスが「実行中」または「予定(確定)」の中で、現在 時刻の前後72時間以内で投入予定時刻が最も古いトラッカを操作対象とします。

投入予定時刻を変更した場合、変更前の投入予定時刻(トラッカIDの投入時刻)で操作対象を判断します。

本オプションは-tまたは-tidオプションと同時には指定できません。

3.3.3. 戻り値

戻り値 内 容

0 正常終了です。

0以外 異常終了です。エラー内容のメッセージを標準エラーに出力します。

3.3.4. 注意事項

■UNIXでnsumsmgr(またはroot)でjnwopコマンドを-uオプション付で使用すると、「Failed: mkdir () failure…」というメッセージが表示される場合がありますが、操作が完了したかどうかは戻り値によって判 断してください。CL/Winにより一度でもnsumsmgr(またはroot)でログインすると、このメッセージは表示 されなくなります。

■Windowsでjnwopコマンドを使用する場合は、管理者権限が必要です。

■hold/release, skip/noskip等を実行する際、操作が不能であれば無視します。

■実際には存在しないトラッカを-tまたは-tidで指定して操作を行おうとした場合、操作自体は失敗します が、その指定したトラッカが「予定(確定)」状態で指定した日時で作成されますので注意してください。(作 成された場合はdeleteで直ちに消去してください)

■クラスタサイトについてコマンドを実行する場合、事前に環境変数NQS_SITEにサイト名を設定する必要があ ります。(Windowsの場合NQS_SITEDBにサイトのデータベースパスの設定も必要)

詳細は1章 「コマンド一覧」 の注意事項を参照してください。

■jnwopコマンドを実行することで「予定」状態のトラッカを「予定(確定)」状態にした場合(具体的に

は、$commandにstatusdone, archive以外を指定して実行した場合)、そのトラッカの使用する環境変数は以 下の通りです。

▪ コマンド実行ユーザ自身が所有するジョブネットワークを対象として実行した場合 コマンド実行時の環境変数がそのまま使用されます。特に環境変数

TZ、LOGNAME、HOME、LANG、NQS_SITEの設定に注意して正しい値を設定してください。

▪ 他ユーザのジョブネットワークを対象として実行した場合

ジョブネットワークがスケジュール投入される時と同じ環境変数が使用されます。

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