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jdh_conv JDFファイルとJPFファイルの相互変換

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3. JobCenter MG/SVのコマンド

3.21. jdh_conv JDFファイルとJPFファイルの相互変換

オプション 説明 -o $output 出力先を指定します。

本オプションを指定しない場合、「jc_def_<YYYYMMDDhhmmss形式の実行日時

>.jpf」というファイル名で出力します。-xオプション指定時のデフォルトの出力先は

「jpf_YYYYMMDDHHMMSS」になります。

$JDFFile ... JPFに変換したいJDFファイルを指定します。customjob_templateタイプ、jnwタイ プ、shcedタイプ、trgタイプ、wkcalタイプは全て指定する必要はなく定義を作成した ものだけ指定可能です。また、オペレーションファイル(operation.jdf)のみで指定する ことも可能です。

(例1) $jdh_conv customjob_template.jdf jnw.jdf sched.jdf trg.jdf wkcal.jdf operation.jdf

(例2) $jdh_conv jnw.jdf operation.jdf (例3) $jdh_conv operation.jdf

jdh_convコマンドで変換を行う際、オペレーションを定義したオペレーショ ンファイル(operation.jdf)は必ず指定してください。

-x JPFからJDFへの変換を行います。結果の構成は以下のとおりです。

jpf/ |-- def/

| |-- customjob_template.jdf //customjob_templateタイプのJDF | |-- jnw.jdf //jnwタイプのJDF

| |-- sched.jdf //schedタイプのJDF | |-- trg.jdf //trgタイプのJDF | `-- wkcal.jdf //wkcalタイプのJDF `-- operation/

`-- operation.jdf //operationタイプのJDF

各JDFファイルは、定義がない場合は存在しません。

$JPFFile JDFに変換したいJPFファイルを指定します。

3.21.3. 戻り値

戻り値 内容

0 正常終了です。

1 異常終了です。

3.21.4. 主要メッセージ一覧

メッセージ 内容

JPF file "jc_def_20111028162232.jpf" conversion

successfully. JDFファイルからJPFファイルの作成に成功しまし

た。作成ファイル名

は"jc_def_20111028162232.jpf"です。

Output JDFs to "jpf_20111028162342/jpf". JPFファイルからJDFファイルへの変換に成功しまし た。出力先は"jpf_20111028162342/jpf"です。

Convert check successfully. JDFのチェックが成功しました。

ERROR: test.jdf:2: Invalid line format. "param=" このエラーメッセージは行のJDFフォーマットが間 違っている場合の一般的なメッセージです。該当ファ

メッセージ 内容

イルの行を確認してJDFフォーマットに従っているか 確認してください。上記は「test.jdfファイルの2行 目のフォーマットが不正です。2行目の内容

は"param="です。」と言う意味になります。

ERROR: test.jdf: No body section. JDFファイルにボディセクションが存在しませ ん。JDFファイルには必ずボディセクションが必要な ので指定してください。具体的には「%%%」セパ レータが必要になります。

ERROR: test.jdf:1: No "version" key in header

section. ヘッダセクションにversionキーが存在しません。JDF

ファイルではヘッダセクションにversionキーは必ず 指定してください。

ERROR: test.jdf:1: No "type" key in header section. ヘッダセクションにtypeキーが存在しません。JDF ファイルではヘッダセクションにtypeキーは必ず指定 してください。

ERROR: test.jdf:4: No "id" key オブジェクトに必須なキーが存在しません。必須な キーを指定してください。この場合は「test.jdfファ イルの4行目付近のオブジェクトに必要なidキーが存 在しません」という意味になります。

ERROR: test.jdf:5: Unknown object type(soso) 未定義のキーが指定されています。この場合は

「soso」という存在しないキーが指定されています。

ERROR: test.jdf:4: pre_parts (1) not found for obj

3 JNWフローの依存関係エラーです。この場合は「部品

のid=3の前部品に指定されているid=1の部品が存在 しません。」という依存関係エラーになります。

ERROR: test.jdf:9: Duplicate object id (3) 部品のidが重複しています。この場合は「test.jdf ファイルの9行目でid=9が重複しています」と言う意 味になります。

ERROR: test.jdf:10:Invalid parameter(recovery_jnw) : need estop="stop" or

"quit".

ジョブネットワーク定義の「自動停止後リカバリJNW を実行」パラメータを設定する場合、「エラー時の自 動停止」パラメータの値は「stop(停止)」または

「quit(中断)」にする必要があります。

ERROR: recovery_jnw(<自動停止後リカバリJNWを実 行の値>) is not SJNW or is not placed at the end of the flow.

ジョブネットワーク定義の「自動停止後リカバリJNW を実行」パラメータに設定しているサブジョブネット ワーク部品がフローの最後に設定されていません。

ERROR: test.jdf:10: "recovery_jnw" is supported in

version 8.0 or later. JDFのバージョンが8.0より前のバージョンが指定され ており、かつジョブネットワーク定義の「自動停止後 リカバリJNWを実行」パラメータが存在するた め、JPFファイルの作成に失敗しました。

WARNING: test.jdf: JDF of Launch Trigger was ignored. This JDF format is available in version 7.0 or later.

JDFのバージョンが7.0より前のバージョンが指定され たため、起動トリガ定義、および監視対象テキストロ グはJPFファイルに含まれません。

WARNING: test.jdf: Operation of Launch Trigger was ignored. This type is available in version 7.0 or later.

JDFのバージョンが7.0より前のバージョンが指定され たため、起動トリガ定義、および監視対象テキストロ グのアップロード時の操作が無視されました。

3.21.5. 注意事項

■12.8.2~12.10に同梱されているjdh_convは現在一般ユーザには非公開機能であり、以下の制限事項があり ます。本コマンドを使用の際には制限事項について理解した上でご使用ください。

▪ JDFのフォーマットのエラーチェックが十分ではありません。使用の際には、JDFのフォーマットが正確に 記載されているかを確認して、注意してご使用ください。

▪ JPFバージョンの互換性のチェックは実装されていません。互換性に関してはJDFファイル作成時に十分確 認して作成してください。

▪ JDFのフォーマット、JPFバージョンの互換性に関しては、<テキスト定義機能の利用手引き>を参照して ください。

■不正なJDFファイルから作成したJPFファイルをサーバにアップロードした場合、予期せぬ不具合が生じる可 能性があります。

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