jdh_trkget トラッカ情報の取得

本オプションを指定しない場合、トラッカ名による取得対象の制限は行いません。

本オプションは、未アーカイブのトラッカ情報を取得対象とした場合のみ有効です。-t arcでは、

指定できません。

-i $tracker-id

取得対象のトラッカIDを指定します。指定したトラッカIDは、取得期間の影響を受けません。

本オプションを指定しない場合、トラッカIDを指定したトラッカの取得は行いません。

(例) NewJnw.20121221095106

本オプションは、未アーカイブのトラッカ情報を取得対象とした場合のみ有効です。-t arcでは、

指定できません。

-o $output

出力ファイル名を指定します。省略した場合はデフォルトの名前(trkget_YYYYMMDDhhmmss.jpf)で出力し ます。

$YYYYMMDD-YYYYMMDD

トラッカアーカイブファイルを取得する期間を指定します。期間は開始日と終了日を8桁の年月日 (YYYYMMDD[ローカルタイム])でハイフンで繋いで指定します。

(例) 20110702-20110912

トラッカアーカイブファイルは、指定した期間に一部でも含まれる場合は取得します。

本オプションは、-t actのみ省略可能です。

3.16.3. 戻り値

戻り値 内　容

0 正常終了です。

1 異常終了です。

3.16.4. 主要メッセージ

メッセージ 内容

get trkdata(archive) user(user-count). 取得前情報の表示です。

取得対象がトラッカアーカイブファイルのみで、取得 対象のユーザ数をuser-countに表示します。

get trkdata(active) user(user-count)

tracker(tracker-count). 取得前情報の表示です。

取得対象が未アーカイブのトラッカ情報のみで、取得 対象のユーザ数をuser-count、取得する未アーカイブ のトラッカ情報数をtracker-countに表示します。

get trkdata(all) user(user-count) tracker[active]

(tracker-count). 取得前情報の表示です。

取得対象が全てのトラッカ情報で、取得対象のユーザ 数をuser-count、取得する未アーカイブのトラッカ情 報数をtracker-countに表示します。

メッセージ 内容

Only root user can execute this command. rootユーザ(Windowsの場合はJobCenter管理者)でコ マンドを実行してください。

Too few arguments. コマンドの引数が不足しています。トラッカアーカイ

ブファイルの取得期間(YYYYMMDD-YYYYMMDD)の 引数を指定してください。

no trkdata in YYYYMMDD-YYYYMMDD 指定された期間(YYYYMMDD-YYYYMMDD)にトラッ カアーカイブファイルは存在しませんでした。

Invalid time format(YYYYMMDD-YYYYMMDD) 指定された期間のフォーマットが間違っていま す。YYYYMMDD-YYYYMMDDのフォーマットで指定 してください。

Invalid time format(start>end) 指定された取得期間の終了日が開始日より前になって います。終了日を開始日より後にしてください。

Invalid target(target) 指定された取得対象(target)が間違っています。-tで 指定できる取得対象を指定してください。

No such a user (user=username) 指定されたユーザは存在しません。指定したユーザ名 を確認し、指定ユーザがCL/Winでログイン可能か確 認してください。

failed to get tracker[active] user=(user-count)

tracker(tracker-count). 取得後情報の表示です。

未アーカイブのトラッカ情報において、取得できな かった情報がありました。 取得できなかったユーザ数 をuser-count、取得できなかった未アーカイブのト ラッカ情報数をtracker-countに表示します。

jpf_statコマンドで採取した情報を確認し、必要なト ラッカ情報がなければ、本コマンドを再度実行してく ださい。

failed to get tracker[archive] user=(user-count)

tracker(tracker-count). 取得後情報の表示です。

取得できなかったトラッカアーカイブファイルがあり ました。 取得できなかったユーザ数をuser-count、

取得できなかったトラッカアーカイブ数をtracker-countに表示します。

jpf_statコマンドで採取した情報を確認し、必要なト ラッカ情報がなければ、本コマンドを再度実行してく ださい。

3.16.5. 注意事項

■クラスタサイトについてコマンドを実行する場合、事前に環境変数NQS_SITE、NQS_SITEDBを設定する必要 があります。

詳細は1章 「コマンド一覧」 の注意事項を参照してください。

■環境変数LANGについて

UNIX版の場合、コマンド実行時の環境変数LANGはJobCenterのセットアップ言語に合わせてください。

Windows版の場合は、環境変数LANGではなくインストール時に指定したセットアップ言語が利用されるの で、特に注意する必要はありません