4. ZABBIX のプロセス
4.1. ZABBIX サーバ
ZABBIXサーバは、ZABBIXソフトウェアの中核プロセスです。ZABBIXサーバを起動するには、以
下のコマンドを実行します。
shell> cd bin
shell> ./zabbix_server
ZABBIXサーバは、デーモンプロセスとして動作します。
以下のコマンドラインパラメータを指定できます。
-c --config <file> 設定ファイルを指定します。デフォルトは以下のファイルです。
/etc/zabbix/zabbix_server.conf
-h --help ヘルプを表示します。
-v --version バージョン番号を表示します。
ヘルプを表示するには、以下のコマンドを実行します。
shell> zabbix_server –h
コマンドラインパラメータの使用例を示します。
shell> zabbix_server –c /usr/local/etc/zabbix_server.conf shell> zabbix_server --help
shell> zabbix_server –v
設定ファイルには、zabbix_serverが使用する設定パラメータが格納されています。このファイルは 必須であり、ユーザ zabbix にはこのファイルに対する読み取りパーミッションが必要です。以下の パラメータがサポートされています。
パラメータ 必須 デフォルト値 説明
AlertScriptsPath × /home/zabbix/bin ユーザ定義メディアタイプスクリ
プトの保存ディレクトリ
DBHost ○ - データベース名(通常はzabbix)
DBName ○ - データベース名(通常はzabbix)
Copyright 2007 ZABBIX SIA 57 /196
パラメータ 必須 デフォルト値 説明
DBSocket × - データベースソケット名。MySQL
データベースにTCP以外の方法 で接続する場合に使用します。
例: /tmp/mysql.sock
DBPassword × NULL データベース接続ユーザのパス
ワード。パスワードを使用しない 場合は、このパラメータをコメン トアウトする必要があります。
DBUser × NULL データベース接続ユーザ名
DebugLevel × 3 デバッグレベル。以下のいずれ
か1つを指定します。
0 - なし
1 - クリティカル 2 - エラー 3 - 警告 4 - デバッグ DisableHouseke
eping
× 0 1に設定した場合、
housekeeperが無効になります。
ExternalScripts × /etc/zabbix/extern
alscripts
外 部 チェックスクリプトの 保 存 先
FpingLocation × /usr/sbin/fping ICMP pingerの格納先。
ICMP pingerにはsetuidフラグを 設定する必要があります。
Housekkeping Frequency
× 1 housekeeper の実行間隔を時
間単位で定義します。
PostgreSQL を使用する場合、
VACUUM コマンドが実行され
るので、この値は24に設定し ます。
Include × - 設定ファイルにインクルードする
ファイルを指定します。Include パラメータは何個でも指定でき ます。
以下に例を示します。
Include=/etc/zabbix/db_conn.
conf
ListenIP × - trapper プロセスが待ち受ける
インタフェース。設定しない場 合、trapper は全インタフェース で待ち受けます。
ListenPort × 10051 trapper プロセスが待ち受ける
ポート番号。
Copyright 2007 ZABBIX SIA 58 /196
パラメータ 必須 デフォルト値 説明
LogFile × - ログファイル名。設定しない場
合、syslogが使用されます。
LogFileSize × 1 LogFileのログローテーション
設定をコントロールします。デ フォルトでは、ログファイルのサ イズが1MBに達すると自動的 にログローテーションが行われ ます。
このパラメータはMB単位で指 定します。
0 に設定すると、ログローテー ションは行われません。
NodeID × 0 一意なノードID(0~999)を指定
します。スタンドアロン ZABBIX サーバの場合は 0 を設定する か、何も設定しないでください。
NodeNoEvents × 0 1に設定すると、ローカルイベン
トはマスターノードに送信されま せん。
NodeNoHistory × 0 1 に設定すると、ローカルヒスト
リはマスターノードに送信され ません。
PidFile × /tmp/zabbix_serv
er.pid
PIDを保存するファイル名。
PingerFrequency × 30 ZABBIX サーバが各サーバに
pingする間隔(秒: 1~3600)を 設定します。
SenderFrequency × 30 デーモンがアラートの送信を試
行する間隔(秒)を設定します。
StartDiscoverers × 1 起動するdiscovererの数
(0~255)。
StartHTTPPollers × 5 起動するHTTP pollerの数
(0~255)。
StartPollers × 5 起動するpollerの数
(0~255)。
StartPollersUnre achable
× 1 監視不能ホスト用に起動する
pollerの数(0~255)。
StartTrappers × 5 起動するtrapperの数
(0~255)。
Copyright 2007 ZABBIX SIA 59 /196
パラメータ 必須 デフォルト値 説明
Timeout × 5 要求された値を取得する際のタ
イムアウト時間(1~255)を秒単 位で設定します。
注: 設定例については、
misc/conf/zabbix_server.conf を参照してください。
TrapperTimeout × 5 トラップを処理する際のタイム
アウト時間(1~255)を秒単位で 設定します。
UnavailableDelay × 60 応答のないホストへの接続を試
行する間隔を設定します。
UnreachableDelay × 15 応答のないホストへの接続を試
行する間隔を設定します。
UnreachablePeriod × 45 ホストが応答しない状態がこの
パラメータで設定された秒数以 上継続した場合、ホストは監視 不能とみなされます。