3. インストール
3.4. ソースからのインストール
3.4.3. ZABBIX サーバ
サーバサイド
ステップ1 ZABBIXスーパーユーザアカウントの作成
サーバを実行するユーザを作成します。本番環境用に、特権を持たない専用アカウント(通常は
zabbix)を作成する必要があります。セキュリティ上のリスクが生じるので、rootやbin など、特権を
持つアカウントでは、決してZABBIXを実行しないでください。
注: ZABBIXサーバプロセス(zabbix_server)は、rootアカウントで実行できないように保護されてい ます。
ステップ2 ZABBIXソースの展開
shell> gunzip zabbix-1.4.tar.gz && tar -xvf zabbix-1.4.tar
ステップ3 ZABBIXデータベースの作成
ZABBIX には、必要なデータベーススキーマを作成し、デフォルト設定データを挿入するための
SQL スクリプトが付属しています。スクリプトは、MySQL、Oracle、PostgreSQL、SQLite 用に別々 に用意されています。
MySQLの場合
shell> mysql -u<username> -p<password>
mysql> create database zabbix;
mysql> quit;
shell> cd create/schema
shell> cat mysql.sql | mysql -u<username> -p<password> zabbix shell> cd ../data
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shell> cat images_mysql.sql | mysql -u<username> -p<password> zabbix
Oracleの場合(ユーザzabbixがパスワードpasswordで登録され、データベースオブジェクト作成
権限が与えられているものとします)
shell> cd create/schema
shell> cat oracle.sql | sqlplus zabbix/password >out.log
注: エラーメッセージが出力されていないか、out.logをチェックしてください。
shell> cd ../data
shell> cat data.sql | sqlplus zabbix/password >out.log
shell> cat images_oracle.sql | sqlplus zabbix/password >>out.log
PostgreSQLの場合
shell> psql -U <username>
psql> create database zabbix;
psql> \q
shell> cd create/schema
shell> cat postgresql.sql | psql -U <username> zabbix shell> cd ../data
shell> cat data.sql | psql -U <username> zabbix
shell> cat images_pgsql.sql | psql -U <username> zabbix
SQLiteの場合
shell> cd create/schema
shell> cat sqlite.sql | sqlite3 /var/lib/sqlite/zabbix.db shell> cd ../data
shell> cat data.sql | sqlite3 /var/lib/sqlite/zabbix.db
shell> cat images_sqlite3.sql | sqlite3 /var/lib/sqlite/zabbix.db
注: データベースが既存でない場合は、自動的に作成されます。
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ステップ4 使用するシステムに対応するソースコードの設定とコンパイル
サーバ(マシンを監視する)とクライアント(監視されるマシン)は、どちらもソースをコンパイルして作 成する必要があります。サーバのソースを設定するために、使用するデータベースを指定する必要 があります。
shell> ./configure --enable-server --with-mysql --with-net-snmp –with-jabber – with-libcurl # for MySQL + Jabber + WEB monitoring
または
shell> ./configure --enable-server --with-pgsql --with-net-snmp –with-jabber – with-libcurl # for PostgreSQL + Jabber + WEB monitoring
または
shell> ./configure --enable-server --with-oracle=/home/zabbix/sqlora8 --with-net-snmp –with-jabber –with-libcurl # for Oracle + Jabber + WEB monitoring
注: sqlora8 のライブラリの位置を指定する場合はフラグ--with-oracle を使用します。Oracle をサ
ポートする場合はこのライブラリが必要であり、libsqlora8のホームページから入手できます。
注: ライブラリをスタティックリンクする場合はフラグ--enable-staticを使用します。コンパイルしたバ イナリを複数のサーバに分散させる場合は、分散先のサーバに必要なライブラリが存在しなくても バイナリが動作するように、このフラグを使用する必要があります。Solaris では--enable-static は 使用できません。--with-net-snmp の代わりにフラグ--with-ucd-snmp を使用することができます。
SNMPをサポートする必要がない場合は、--with-net-snmpと--with-ucd-snmpはどちらも指定する 必要はありません。
クライアントバイナリとサーババイナリを両方ともコンパイルする場合は、以下のコマンドを実行し ます。
shell> ./configure --enable-server --enable-agent --with-mysql --with-net-snmp – with-jabber –with-libcurl
パラメータ--enable-staticを使用すると、強制的にスタティックリンクすることができます。
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ステップ5 Makeとインストール
shell> make install
デフォルトでは、
make install
を実行すると、全てのファイルが/usr/local/bin、/usr/local/lib などにインストールされます。--prefix を使用すると、/usr/local以外のインストールプリフィクスを指定できます。
ステップ6 /etc/servicesの設定
このステップは必ずしも必要ではありませんが、実行することをお奨めします。クライアント(監視さ れる)マシンで、以下の行を/etc/servicesに追加します。
zabbix_agent 10050/tcp zabbix_trap 10051/tcp
ステップ7 /etc/inetd.confの設定
推奨されている zabbix_agentd ではなく、zabbix_agent を使用する場合は、以下の行を追加する 必要があります。
zabbix_agent stream tcp nowait.3600 zabbix /opt/zabbix/bin/zabbix_agent
inetdをリスタートします。
shell> killall -HUP inetd
設定ファイルのデフォルト設定を変更します。
ステップ8 /etc/zabbix/zabbix_agent.confの設定
zabbix_agent をインストールする全てのホストでこのファイルを設定する必要があります。このファ
イルには、ZABBIXサーバのIPアドレスを指定する必要があります。他のホストからの接続は拒否 されます。サンプルとしてmisc/conf/zabbix_agent.confが提供されているので、必要に応じて参照 してください。
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ステップ9 /etc/zabbix/zabbix_agentd.confの設定
zabbix_agentd をインストールする全てのホストでこのファイルを設定する必要があります。この
ファイルには、ZABBIX サーバのIP アドレスを指定する必要があります。他のホストからの接続は 拒否されます。サンプルとして misc/conf/zabbix_agentd.conf が提供されているので、必要に応じ て参照してください。
ステップ10 /etc/zabbix/zabbix_server.confの設定
小規模な環境(監視するホスト数が10以下)にインストールする場合、デフォルトパラメータを修正す る必要はありません。ただし、ZABBIX のパフォーマンスを最大限に高めるには、デフォルトパラ メータを変更する必要があります。詳細については、「パフォーマンスチューニング」を参照してくださ い。サンプルとしてmisc/conf/zabbix_server.conf が提供されているので、必要に応じて参照してく ださい。
You may take misc/conf/zabbix_server.conf as example.
ステップ11 サーバプロセスの実行
サーバサイドでzabbix_serverを実行します。
shell> cd bin
shell> ./zabbix_server
ステップ12 エージェントの実行
必要なマシン上でzabbix_agentdを実行します。
shell> cd bin
shell> ./zabbix_agentd
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