3.131 3.343
7 5.11
4 10.10 2 51.792144
1
・壱 4
明らか しかし
w
曾
3.501 4.l13
2 14.80
2 3.09
14 67
「国民,党,信頼,貴任,決意,問題,政治,金」と,政治家の演説・コメントにしばしば見 られる単語が取り出されている。「いたす,非常,率直」なども同様である。
人称詞の「わたくし」が卯月されており,かたよりが見られる。
3.19プロデューサー(延べ語数=466)
データ中に登場するプロデューーサ・一は一一名のみで,二つの標本が採られている同一の番組の話 者である。したがって,ここでの条件により抽出される単語は鯛人の語であり,プロデューサー
という職種の特微語とは言えない。参考までに掲げておく。
代蓑影、、.、、
お越し きょうく今日〉
商品情報言
いただく この その そんな こういうく連〉
特 ちょっと おお・おく感〉
、語種.、分類.、、
W 1.1521
W 1.ユ641
K 1.3123 W 1.3130
秤 2.113 騨 3.100
W 3.100 W 3.100 w 3.loeo K 3.132e W 3.195
w 4.3玉0
度数∫特廊係数、tt総度数
2 38.Cl 9 4.62
2 114.02
9 12.36 4 28.50
嘘上Qり33ワ97ぐ匡よ 玉
6
2.28 2.71 3.6e 14.53 12.eG 2.79 3.05
6222 283
16 550 379 95
玉02 19 286 224
3.20ミュージシャン(延べ語数:464)
代表形三1、.:
あれ 皆さん メ ち
ttttt Att、.、_:A語種1∫分類、tt、.、、
W 圭.10G
W 1.2000 H 1.3004 W 1.572
度数.、、特化係数_総度数
2 3.52 65 6 9.16 75 3 8.38 41 2 25.45 9
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2.152玉
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2.玉530 2.3060 2.3王2
2 6.36 2 3.47 15 3.34
くれる そのまま ど こんにちは
w
2.377 3.玉00
W 4.3玉2
H 4.331
2 20.82 2 11.45
4 2
5.26 6.36
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36
玉4 5
1 1 20 87 36
先に見た歌手の場合とは異なり,「送る,来る,知る,言う,どうも」など,ごく日常的な単 語が多い。 「気持ち,胸」などは歌の歌詞。
4.おわりに
テレビにおける人材の登用は「適材適所」が原則だと考えられる(『報告IJ第4部第11章参 照)。その場合も個々の登場人物は,その場で必要とされている各自の個性を前衝に押し出すご
話暫の糊轍から晃た特徴語 163
とを求められる。つまり,各人が個々の個性をいわば 演じる ことを求められるのではないだ ろうか。
むろん,収録の場面では,ある人物が麟作者側の意図とは無関係に,与えられたテーマについ て自由に語る場合もある(街頭でのインタビューなど)が,録爾・編集などの手段により,制作 者鰯の意図を実現できるかたちに加Xされることが多いのではないか。
上では話者の性溺・年代・職業という三つの属姓について,それぞれ特徴語を観察した。上で 述べたとおり,カテゴリーごとにかなり明確な差異が見られる部分があった。だが,たとえば男 女差における相の類の類義表規,女性にあいさつことばがかたよる傾向など,差異のきわだつ部 分では,ことばの男女差をことさらに明確にするための演出という要困も働いているのではない かと考えられる。また,20代から40代にかけての特微語に晃られるN野上のかたよりは,番組の 姓質によって起用する話者が瞳定されているという事情を反映していると考えられる。いずれの 場合においても,日常的な話しことばとは事情がかなり異なっており,テレビ放送に固膚な姓格 が端的に現れていると言える。
今圓の調査は音声舞語を主な対象とした語彙調査であり,話者の属性というパラメータは藷然 きわめて重要な役罰をもつ。だが,上に述べたとおり,原データのテレビ放送固有の特殊性とい うものが想定されることから,ここでの観察がそのまま現在の話しことばの特徴であるとは言え ない。現代鷺本語の話しことばにおける語彙と話者属性の関係を総体的にとらえるためには,さ らにさまざまな種類のデータにあたる必要があるだろう。
語形の変異とその使用
石井 正彦・小沼 悦
1.目的
この報告では,テレビ放送(の音声)における単語使用の一一環として,見出し語における語形 変異と,その変異形の使用に注目する。すなわち,標本中,本編部分に音声として現れた17,647 の見出し語,および,その具体的な語形である単位語(延べ103,081)を対象に,以下の三点に ついて,報告する。
(1)どのような見出し語において,どのような変異形があったか (2)変異形の間には,その使用において,どのような違いがあったか (3)変異形の使用において,テレビ放送はどのような特徴をもつか
2.「語形」とは
語形変異とは,語彙調査の用語を使って言うならば,一つの見出し語が語形の異なる複数の単 位語をもっている,という現象である。ただし,この場合の語形とは,「単語は一定の意味と一 定の形とをもっている」と書うときの単語の形のことであって,活用形などの文法的な語形のこ とではない。たとえば,「あなた」という見畠し語が「アナタ」 「アンタ1 「アータ」という単 位語をもっていたり,「おいかける」という見出し語が「オイカケル」「オヅカケル」という単 位語をもっていたりするのは,ここで言う語形変異だが,見出し語「あなた」が「アナタガ」
「アナタノ」 「アナタダ」といった単位語をもっていることや,見出し語「おいかける」が「オ イカケテ」 「オイカケロ」 「オイカケルノワ」といった単位語をもっているなどということは,
形態論的な語形変化の一環であり,ここで謡う語形変異にはあてはまらない(SU 1)。
なお,変異形間に見られる語形の違いは,通常,ごくわずかであり,したがって,音声雪面の 場舎には,その聞き取り(文字化)の精度が問題となる。今回の語彙調査における文字化の実際 については,『報告1』の「調査の手頽」 (pp.29−32)および「音声の文字化」 (pp.46−48)を 参照されたい。
(注1)ここでは, 「あなた」における「アンタ」の類と「アナタガiの類とを,ともに「単位語」と呼んだが,繭者も,
また,「アンタガ」「アンタノ」……といった文法的な語形をもっている点では,一種の見出し語である。したがって,
「あなた」における「アナタ」「アンタ」「アータ」といった語形は,単位認というより,「下位見出し語」とでも呼 ぷべきものである。
3.ヂ変異」とは
語形変異のうち,同義異形の関係にあるものを,とくに「語形のゆれ」と言うことがある。し かし,ここでの語形変異は,一つの見出し語が複数の変異形をもつ現象を広く指し,変異形間に 意味・用法の差があるか否かを問うものではない。むしろ,この報告では,後述するように,文
語形の変翼とその使用 165
体差などに見られる変異形間の使い分けに注目するのであり,したがって,「語形のゆれ」とい う術語を用いることは適当ではないと考える。
このようなわけで,ほぼ同じ意味・用法をもつ語形でも,異なる見出し語とされていれば,語 形変異としてとりあげられないという場合がある。たとえば,「イロイロナ/イロンナ」という 語形変異は,玄圃の調査では,「イロイロナ」は「いろいろ」という見出し語に,「イロンナ」
は「いろんな」という見出し語にまとめられているので,ここでは,語形変異としてはあつかわ れない。今回の語彙調査で,個々の語形を,どのような場含に同じ見澄し語にまとめ,どのよう な場合に異なる見出し語に振り分けたかは,『報告1』の「話出し語の認定と集爵」(pp.64−67)
を参照されたい。
このほか,この報告で言う;語形変異」には,以下のような限定が付いている。
①見出し語の語形にかかわる部分での変異であり,かかわらない部分(付属語部分)の変異 (「ミラレル/ミレル」「ミテイル/ミチル」「〜バカリ/〜バッカリ」など〉は対象と しない
②一つの見出し語における変異であり,2語以上の見出し語の結びつきを単位とする変異 (「ミズガ ノミタイ/ミズヲ ノミタイ」など)は対象としない
③語形の音韻上の変異であり,アクセント上の変異(「アクマデ/アクマデ」など)や語法 上の変異(「オーキイ/オーキナ」 「カンジル/カンズル」 「トーサン/オトーサン」な ど)は対象としない
④音韻上の変異のうち,恒常的なもの(たとえば「ヤハリ/ヤッパリ」)であり,その場限 りの臨時的なもの(たとえば「ヤハリ/ヤハリー一」)は対象としない
⑤音韻上の変異のうち,カナ表記できるものであり,カナでは表記できないもの(語中尾の ガ行子音における鼻音と葬鼻音との変異など)は対象と.しない
⑥共通語内での変異であり,共通語と方言との間の変異や方言聞の変異は対象としない
4.意義
語形変異の調査といえば,これまでのところ,意識(内省)調査がほとんどである磁》。つま り,変異形とされる語形を提示して,そのどちらを使うか,あるいは,使うべきだと考えるか,
といったことを被調査者に尋ねるのである。それらの回答を集計・分析すれば,それぞれの変異 形が,使用者の性別,年齢,階層,地域などによって,どのように異なって使用されているかを 知ることができる。ただし,調査者は,このような意識調査によって得られる結果が,被調査春 の実際の欝語使用と一一一一致するとは限らない,ということをつねに用心しなければならない。
この報讐は,こうした意識調査とは違って,テレビ放送において,どのような語形変異が実際 にあり,また,それらの変異形が実際にどのように使われているか,ということを調べたもので ある。この種の実態調査は,これまでのところ,あまり行われていない㈱)。それは,実際に現 れた語形変異を広範に調べようとすれば,膨大な量の文章や発話に当たらなければならないから である。この報告で用いたデータ,つまり,今回の語彙調査のデータも,その点ではけっして十 分な規模とは言えないが,同種の調査,とりわけ音声言語を対象とした語形変異の実態調査が少 ないことを考えれば,一定の価値を有するものと考えられる。