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Virtual Storage Consoleの[ホーム]ページで、[設定] > [コネクション ブローカー]を選択します。

VSC for VMware vSphereのポート要件

1. Virtual Storage Consoleの[ホーム]ページで、[設定] > [コネクション ブローカー]を選択します。

2. [コネクションブローカー]ダイアログボックスで、[追加]をクリックします。

3. [コネクション ブローカーの追加]ウィンドウで、次の情報を指定します。

a. [コネクション ブローカーのバージョン]で、ドロップダウン リストからコネクション ブローカー の名前とバージョンを選択します。

b. [ドメイン]に、コネクションブローカーが所属するドメインを入力します。

c. [接続名](XenDesktop 5.0のみ)に、Citrix XenDesktop 5.0接続に割り当てられている名前を 入力します。

d. [ホスト名または IP アドレス](VMware View Serverのみ)に、コネクション ブローカーのホス ト名またはIPアドレスを入力します。

e. [ユーザ名](VMware View Serverのみ)に、ドメインユーザ名を入力します。

f. [パスワード](VMware View Serverのみ)に、ドメインパスワードを入力します。

コネクション ブローカーの削除

使用可能なコネクションブローカーの一覧からコネクションブローカーを削除することができます。

手順

1. Virtual Storage Console[ホーム]ページで、[設定] > [コネクションブローカー]を選択します。

2. [コネクションブローカー]ポップアップボックスで、[削除]をクリックします。

3. [はい]をクリックして処理を確定します。

バックアップ ジョブでの AutoSupport メッセージの設定

バックアップとリストアの処理中に発生したエラーに関する情報は、自動的にEMSログファイルに 送られます。さらに、Virtual Storage Console for VMware vSphereでAutoSupportメッセージを有効 にすると、VMwareスナップショットの取得時やSnapshotコピーの作成時のエラーが原因でバックア ップに失敗した場合に、それらのイベントがEMSログに送られるようになります。

開始する前に

このタスクで使用するvCenter Serverを選択しておく必要があります。

手順

1. Virtual Storage Console[ホーム]ページで、[設定] > [バックアップ / リカバリ設定]をクリックし ます。

2. [バックアップ / リカバリ設定]ダイアログボックスで、[AutoSupport の有効化]チェックボックス をオンにしてAutoSupportメッセージを有効にします。

関連タスク

VSC for VMware vSphereのログ ファイルの収集(140ページ)

バックアップ ジョブの E メール アラートの設定

バックアップ ジョブ実行時にVirtual Storage Consoleサーバから送信されるEメール アラート通知を 事前に設定することができます。 [バックアップ / リカバリ設定]ダイアログボックスで指定した情報 がバックアップのスケジュール設定ウィザードに取り込まれるため、バックアップジョブごとに同じ 情報を入力する必要はありません。

開始する前に

このタスクで使用するvCenter Serverを選択しておく必要があります。

次の情報が必要です。

• アラート通知の送信元Eメール アドレス

• アラート通知の送信先Eメール アドレス

• SMTPサーバを設定するホスト名 手順

1. Virtual Storage Console[ホーム]ページで、[設定] > [バックアップ / リカバリ設定]をクリックし ます。

2. [バックアップ / リカバリ設定]ダイアログボックスで、アラート通知の送信元Eメールアドレスと

SMTPサーバ、およびアラート通知の送信先Eメール サーバを指定します。

3. オプション: [テストメールの送信]をクリックして、アラート通知の送信先Eメールサーバが正しく 動作していることを確認します。

プリファレンス ファイル

プリファレンスファイルには、Virtual Storage Console for VMware vSphereの処理を制御する設定 が格納されています。これらのファイルの設定は、一部の特別な場合を除き、変更する必要はあ りません。

VSCには複数のプリファレンス ファイルがあります。 これらのファイルには、VSCによる処理の実 行方法を決定するエントリキーと値が含まれています。役に立つプリファレンスファイルには次の ものがあります。

VSC_install_dir\etc\kamino\kaminoprefs.xml VSC_install_dir\etc\caster\kaminosdkprefs.xml VSC_install_dir\vsc\vscPreferences.xml

プリファレンスファイルの変更が必要になる状況の1つに、iSCSIまたはNFSを使用する環境にお いて、ESXホストとストレージシステムでサブネットが異なる場合があります。この場合、プリファレ ンス ファイルの設定を変更しないと、VSCでデータストアをマウントできないためにデータストアの プロビジョニングが失敗します。

異なるサブネット間でのデータストアのマウントの有効化

NFSまたはiSCSIを使用していて、ESXホストとストレージシステムでサブネットが異なる場合、

Virtual Storage Console for VMware vSphereプリファレンスファイル内の2つの設定を変更する必 要があります。 この変更を行わないと、VSCはデータベースをマウントできないため、プロビジョニ ングに失敗します。

タスク概要

データストアのプロビジョニングに失敗した場合、以下のエラーが記録されます。

Unable to continue. No ip addresses found when cross-referencing kernel ip addresses and addresses on the controller.

Unable to find a matching network to NFS mount volume to these hosts.

手順

1. 次のファイルをテキストエディタで開きます。

VSC_install_dir\etc\kamino\kaminoprefs.xml VSC_install_dir\etc\kamino\kaminosdkprefs.xml 2. 以下の説明に従って、この2つのファイルを更新します。

インターフェイス 操作

iSCSI エントリキーdefault.allow.iscsi.mount.networksの値を

「ALL」からESXホストのサブネット マスクに変更します。

NFS エントリ キーdefault.allow.nfs.mount.networksの値を

ALL」からESXホストのサブネットマスクに変更します。

プリファレンス ファイルには、これらのエントリ キー用のサンプル値が含まれています。

注: 「ALL」はすべてのネットワークという意味ではなく、ホストとストレージシステムの間に ある一致するすべてのネットワークを、データベースのマウントに使用できることを意味しま す。サブネットマスクを指定すると、指定したサブネット間でのみマウントが有効になりま す。

3. ファイルを保存して閉じます。

NFS パスの最適化チェックの間隔設定

デフォルトでは、Virtual Storage Console for VMware vSphereによるNFSパスの最適化チェックは5 分間隔で実行されます。 このチェック間隔は、vscPreferences.xmlファイルを編集することで変 更できます。

手順

1. etc/vsc/vscPreferences.xmlファイルで、次のエントリを追加します。

<entry key="default.server.path.optimization.sleep"

value="value_in_seconds"/>

value_in_secondsに、VSCでNFSパスの最適化チェックを実行する間隔(秒数)を指定しま す。

2. 最適化チェックが新しい間隔で実行されるようになったことを確認するには、log/vsc.logログ ファイルでエントリを確認します。

ログファイルの次の記述から、パスチェックの実行間隔を確認できます。

2013-10-17 16:26:58,665 [Thread-16] DEBUG (PathOptimizationManager) - Refreshing controllers and recalculating path optimization

details...

2013-10-17 16:26:58,667 [Thread-16] DEBUG (PathOptimizationManager) - Path optimization detection complete.

vCenter RBACData ONTAP RBAC を使用した認証 およびユーザ管理

Role-Based Access Control(RBAC;ロールベースアクセス制御)は、管理者がvSphereオブジェクト

およびData ONTAPを実行するストレージシステムに対するアクセスとユーザ操作を制御できるよ

うにするためのプロセスです。 Virtual Storage Console for VMware vSphereは、vCenter Server RBACとData ONTAP RBACの両方をサポートします。

RBACロールは管理者が設定します。システムのセットアップによっては、次の2つのタイプの RBACをそれぞれ別の管理者が管理する場合があります。

vCenter Server RBAC

仮想マシン、データストア、データセンターなどのvSphereオブジェクトに対してVSCタスクを実行

するvSphereユーザの権限が制限されます。

vSphere管理者は、vSphereインベントリに一覧表示される特定のvSphereオブジェクトに対して

権限を付与することで、vCenter Server RBACを設定します。多くの場合、VSCタスクには、複 数のオブジェクトに対する権限が必要です。 そのため、権限をルート オブジェクト(ルート フォ ルダとも呼ばれる)に割り当てることをお勧めします。 そのうえで、権限を必要としないエンティ ティを制限できます。

注: 最低でも、すべてのユーザに、VSC専用の、読み取り専用のView権限を割り当てる必要 があります。この権限がないユーザはVSC GUIにアクセスできません。

Data ONTAP RBAC

特定のストレージシステムに対して、VSCから、データストアのストレージを作成、削除、バック アップするなどの特定のストレージ処理を実行する権限を制限します。

ストレージ管理者は、Data ONTAPのユーザ名とパスワードで構成されるストレージクレデンシ ャルを定義することで、Data ONTAP RBACをセットアップします。ストレージクレデンシャル は、VSCストレージ処理とマップされます。 次に管理者(通常はストレージ管理者)は、VSCで 管理する各ストレージ システム用のストレージ クレデンシャルをVSCで設定します。 VSCで は、ストレージシステムごとに1セットのクレデンシャルを使用します。

ユーザがvSphereオブジェクトをクリックして操作を開始すると、vCenter Server RBACの権限がチェ ックされます。 そのvSphereオブジェクトに対してそのタスクを実行するために必要なvCenter Server RBAC権限がユーザに付与されている場合、VSCは次にストレージシステムのData ONTAPクレ デンシャルを確認します。 Data ONTAPクレデンシャルも確認された場合、VSCはユーザにタスク の実行を許可します。

以下の図に、RBAC権限(vCenterおよびData ONTAP用)のVSC検証ワークフローを示します。

関連コンセプト

VSC for VMware vSphereでのvCenter Server RBAC機能の使用(60ページ)

VSC for VMware vSphereに付属の標準ロール(65ページ)

VSC for VMware vSphereでのData ONTAP RBAC機能の使用(69ページ)

VSC for VMware vSphere での vCenter Server RBAC 機能の使 用

vCenter ServerのRBACを使用すると、vSphereオブジェクトへのアクセスを制御できます。 Virtual Storage Console for VMware vSphereでは、vCenter Server RBACとData ONTAP RBACにより、特 定のストレージ システムのオブジェクトに対して特定のユーザが実行できるVSCタスクが決まりま す。

タスクを完了するには、適切なvCenter Server RBACアクセス許可が必要です。 VSCでのタスクの 実行時、まずユーザのvCenter Serverアクセス許可が確認され、次にユーザのData ONTAP権限が 確認されます。