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VSC for VMware vSphereソフトウェアがインストールされているWindowsサーバで、[コントロー ル パネル ] > [ プログラムの追加と削除 ] ( Windows Server 2003 )または [ コントロール パネル ] >

[プログラムと機能](Windows Server 2008)を選択します。

2. Virtual Storage Console for VMware vSphereを選択し、 [削除]をクリックしてプログラムをすぐに 削除するか、 [変更]をクリックしてインストール ウィザードを起動します。

3. [変更]を選択した場合は、[はい]をクリックして、プログラムを削除することを確定します。

4. インストールウィザードで、[削除]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。

5. [削除]をクリックしてVSC for VMware vSphereソフトウェアをアンインストールします。

処理が完了すると、確認のプロンプトが表示されます。

注: 確認のプロンプトで、インストール ディレクトリからすべてのメタデータを削除する場合は [はい]をクリックします。ディレクトリのファイルを手動で削除する場合は [いいえ]をクリックし ます。

サイレント モードでの VSC for VMware vSphere のアンインストール

Windowsの[プログラムの追加と削除]ではなく、サイレントモードでVirtual Storage Console for VMware vSphereをアンインストールすることができます。 サイレント モードでは、コマンドラインか らVSCのすべての機能を一度に自動でアンインストールできます。

開始する前に

VSCをアンインストールするマシンに対する管理者権限を持つユーザとしてログオンする必要があ ります。

手順

1. VSCをアンインストールするには、次のコマンドラインを使用します。

installer.exe /s /v"/qn /Li logfileREMOVE=ALL INSTALLDIR=\"installation path\""

VSCのすべての機能が削除されます。

次に、64ビットのホストマシンからVSC 6.0をアンインストールする場合のコマンドラインの例を 示します。

VSC-6.0-win64.exe /s /v"/qn /Li uninstall.log REMOVE=ALL

VSC for VMware vSphere でサポートされるプラグイン と仮想アプライアンスのインストール

Virtual Storage Console for VMware vSphereと連携するプラグインと仮想アプライアンスをインスト ールして、VSCタスクとストレージ管理を強化することができます。 VSCは、NFS Plug-in for VMware VAAIとVASA Provider for clustered Data ONTAPの両方をサポートします。

NetApp NFS Plug-in for VMware VAAI のインストール

NetApp NFS Plug-in for VMware VAAIはVirtual Storage Console for VMware vSphereに付属して いません。このプラグインのインストールパッケージとそのマニュアルは、ネットアップサポートサ イト(mysupport.netapp.com)で入手できます。パッケージを入手したら、Virtual Storage Consoleの [ツール] > [NFS VAAI]ページからインストールを実行します。

このプラグインは、ESXiホストにインストールされたVMware Virtual Disk Librariesを統合するソフ トウェア ライブラリです。 コピー オフロード機能やスペース リザベーション機能などのVAAI

(VMware vStorage APIs for Array Integration)機能を使用するとクローニング処理のパフォーマン スが向上するため、このプラグインをインストールすることを推奨します。

このプラグインは、vSphere 5.0以降に含まれるESXi 5.0以降を実行しており、かつclustered Data ONTAP 8.1以降またはData ONTAP 8.1.1以降(7-Mode)を実行しているシステムでサポートされま す。

プラグインをダウンロードするには、ネットアップ サポート サイトのソフトウェアのダウンロードのペ ージにログインします。 [NetApp NFS Plug-in for VAAI]の行で、ESXiを選択して[Go!]をクリックし ます。リストの中から[NetApp NFS Plug-in for VMware VAAI Download]を探します。このページ には、インストール パッケージおよびインストール ガイドへのリンクが記載されています。

『Installing the NetApp NFS 1.0.20 Plug-in for VMware VAAI』のVSCのインストール手順に従って 操作します。

プラグインをインストールしたら、ホストをリブートする必要があります。リブート後、VSCで自動的 にプラグインが検出されて使用されます。 プラグインを有効にする手順は必要ありません。

VASA Provider for clustered Data ONTAP のインストールと登録

VASA Provider for clustered Data ONTAPをインストールしたら、ESXiホストに導入し、Virtual Storage Console for VMware vSphereに登録する必要があります。 VSCはVASA Providerの管理コ ンソールであり、特定のタスクに使用するVASA Provider GUIも備えています。

VASA ProviderをVSCに登録したら、VMware vSphere Web Clientからログアウトし、再度ログイン する必要があります。再度ログインするまで、VSCが提供するVASA Provider GUIは表示されま せん。

VASA Providerをインストールして登録すると、VVOL、ストレージ機能プロファイル、アラーム、お

よびVASA Providerの通常メンテナンスに関連するタスクを実行できるようになります。タスクに応

じて適切なVASA Providerユーザ インターフェイスを使用する必要があります。

• VVOLを処理する場合は、VSC GUIではなくVMware vSphere Web Clientの[アクション]メニュ ーの[VASA Provider for clustered Data ONTAP]オプションを選択します。

• VASA Providerの登録、ストレージ機能プロファイルの管理とデータストアへのマッピング、およ

びしきい値アラームの設定を行う場合は、VSC GUIの[VASA Provider for clustered Data

ONTAP]セクションを選択します。

• VASA Providerの設定の調整やメンテナンス作業を行う場合は、仮想アプライアンスのコンソー

ルからVASA Providerのメンテナンス メニューにアクセスします。

[Main Menu]のオプションを使用して、VASA Providerの設定や診断処理を行うことができま

す。

サポート バンドルを作成する必要がある場合は、[Vendor Provider Control Panel]画面(https://

vm_ip:9083)を使用します。サポートバンドルはメンテナンスメニューでも作成できますが、

[Vendor Provider Control Panel]を使用すれば、より完全なバンドルを作成できます。

VSC for VMware vSphere 環境の設定

Virtual Storage Console for VMware vSphereはさまざまな環境に対応しています。それらの環境 の機能を使用するために、追加の設定が必要になることがあります。場合によっては、メンテナン ス作業が必要になることもあります。

たとえば、次のような設定やメンテナンスの作業が必要になる可能性があります。

• ESXホストの設定(UNMAPなど)の確認

• ゲストオペレーティングシステムのタイムアウト値の追加

• VSCの手動登録

• VSCのSSL証明書の再生成

• ポートの設定の確認

• プロビジョニングとクローニングの処理のためのコネクションブローカーの設定

• VASA Providerの登録とストレージ機能プロファイルおよびしきい値アラームの設定

• 異なるサブネット間でのデータストアのマウントを有効化するためのプリファレンス ファイルの 編集

ESX サーバとゲスト オペレーティング システムの設定

ESXサーバのほとんどの値はデフォルトで設定されますが、システムの設定に適した値になって いるかどうかを確認することを推奨します。 Virtual Storage Console for VMware vSphereには、ゲ スト オペレーティング システムの適切なタイムアウト値を設定するためのISOファイルも用意され ています。

ESX サーバのマルチパスとタイムアウトの設定

Virtual Storage Console for VMware vSphereにより、ESXホストまたはESXiホストのマルチパスと HBAタイムアウトの設定が確認され、ネットアップストレージシステムで適切に動作するように設 定されます。

開始する前に

この処理には、構成やシステムの負荷によっては時間がかかることがあります。タスクの進捗状 況は[最近のタスク]パネルに表示されます。タスクが完了すると、ホストのステータスを示す[アラ ート]アイコンが[正常]アイコンまたは[リブートを保留中]アイコンに変わります。

手順

1. VMware vSphere Web Client[ホーム]ページで、[vCenter] > [ホスト]をクリックします。

2. ホストを右クリックし、[操作] > [NetApp VSC] > [推奨値に設定]を選択します。

3. [ネットアップの推奨設定]ポップアップボックスで、システムに最適な値を選択します。

標準の推奨値がデフォルトで設定されます。

4. [OK]をクリックします。

VSC for VMware vSphereで設定されるESXホストの値

Virtual Storage Console for VMware vSphereでは、最適なパフォーマンスが得られ、フェイルオー バーが正常に実行されるように、ESX / ESXiホストのタイムアウトなどの値が設定されます。 VSC で設定される値は、ネットアップ独自のテスト結果に基づいています。

VSCで設定されるESX / ESXiホストの値を次に示します。

ESXの高度な設定

/VMFS/hardwareacceleratedlocking 1に設定されます。

NFS設定

Net.TcpipHeapSize

vSphere 5.0以降を使用している場合は、32に設定されます。

他のすべてのNFS設定の場合は、30に設定されます。

Net.TcpipHeapMax

vSphere 5.5以降を使用している場合は、512に設定されます。

vSphere 5.0から5.5より前までを使用している場合は、128に設定されます。

他のすべてのNFS設定の場合は、120に設定されます。

NFS.MaxVolumes

vSphere 5.0以降を使用している場合は、256に設定されます。

他のすべてのNFS設定の場合は、64に設定されます。

NFS41.MaxVolumes

vSphere 6.0以降を使用している場合は、256に設定されます。

NFS.MaxQueueDepth

vSphere 5.0以降を使用している場合は、64に設定されます。

NFS.HeartbeatMaxFailures

すべてのNFS設定について、10に設定されます。

NFS.HeartbeatFrequency

すべてのNFS設定について、12に設定されます。

NFS.HeartbeatTimeout

すべてのNFS設定について、5に設定されます。

FC / FCoEの設定 パス選択ポリシー

ESX 4.0または4.1、およびESXi 5.xで、FCパスのALUAが有効な場合は、RR(ラウンド ロビン)に設定されます。それ以外の構成では、すべてFIXEDに設定されます。

この値をRRに設定すると、最適化されたすべてのアクティブなパスで負荷を分散できま す。 FIXEDは、ALUAに対応していない従来の構成用の値で、プロキシI/Oを防止でき ます。 つまり、Data ONTAP 7-Modeを実行する環境でHAペアの他方のノードにI/Oが 送られないようにすることができます。

Disk.QFullSampleSize

すべての構成で32に設定されます。この設定は、ESXi 5.xおよびESX 4.xが対象です。

この値を設定すると、I/Oエラーの防止に役立ちます。

注: vSphere 5.1では、Task Set Full(QFull)状態への対処方法がvSphere 4.xおよび5.0 とは異なります。 vSphere 5.1のQFullの設定の詳細については、技術情報アーティク ル:kb1013944(kb.netapp.com/support/index?page=content&id=1013944)を参照してく ださい。

Disk.QFullThreshold

すべての構成で8に設定されます。この設定は、ESXi 5.0およびESX 4.xが対象です。

この値を設定すると、I/Oエラーの防止に役立ちます。

注: vSphere 5.1では、Task Set Full(QFull)状態への対処方法がvSphere 4.xおよび5.0 とは異なります。 vSphere 5.1のQFullの設定の詳細については、技術情報アーティク ル:kb1013944(kb.netapp.com/support/index?page=content&id=1013944)を参照してく ださい。

Emulex FC HBAタイムアウト

ESX 4.0または4.1、およびESXi 5.xでは、デフォルト値を使用します。

QLogic FC HBAタイムアウト

ESX 4.0または4.1、およびESXi 5.xでは、デフォルト値を使用します。

iSCSIの設定 パス選択ポリシー

すべてのiSCSIパスに対してRR(ラウンドロビン)に設定されます。

この値をRRに設定すると、最適化されたすべてのアクティブなパスで負荷を分散できま す。

Disk.QFullSampleSize

すべての構成で32に設定されます。この設定は、ESX 4.xおよびESXi 5.xが対象です。

この値を設定すると、I/Oエラーの防止に役立ちます。

注: vSphere 5.1では、Task Set Full(QFull)状態への対処方法がvSphere 4.xおよび5.0 とは異なります。 vSphere 5.1のQFullの設定の詳細については、技術情報アーティク ル:kb1013944(kb.netapp.com/support/index?page=content&id=1013944)を参照してく ださい。