■ ブロックレベルバックアップ (BLIB): 完全と増分
■ vSphere Client のスナップショットの削除
VMware バックアップサイズの縮小について
NetBackup では、VMware 仮想マシンのバックアップサイズを小さくするために以下の オプションを提供します。
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表 7-1 仮想マシンのバックアップサイズを減らすためのオプション 説明
オプション
BLIB がブロックレベルの変更を追跡することで、バックアップ (完全と増分) のサイズが減ります。最 後の完全または増分以降の変更が含まれているブロックのみが、バックアップに含まれます。増分バッ クアップの場合、このオプションは累積バックアップと差分バックアップに適用されます。
BLIB は仮想マシンのブロックレベルの変更を追跡するために vSphere で VMware の Changed Block Tracking と連携して動作します。
[Block Level Incremental バックアップを有効にする (Enable block-level incremental backup)]オ プションは NetBackup のポリシーの[VMware]タブ上で、デフォルトで有効になっています。NetBackup はバックアップ実行時にストレージを最適化するために BLIB を使用します。
メモ: BLIB を使用して実行する最初のバックアップは完全バックアップである必要があります。
p.137 の 「ブロックレベルバックアップ (BLIB): 完全と増分」 を参照してください。
メモ: BLIB は、バージョン vmx-07 以降の、ESX 4.0 以降の仮想マシンでのみ機能します。
メモ: 手動で VM のスナップショットを作成するために vSphere Client を使い、そのスナップショット が現在アクティブであれば、そのスナップショットを削除する必要がある場合があります。
p.138 の 「vSphere Client のスナップショットの削除」 を参照してください。
ブロックレベルの増分 バックアップ (BLIB)
仮想マシン上のファイルシステム内の削除されたセクタを除くことによって仮想マシンバックアップの サイズを減らします。
このオプションを有効にするには、ポリシーの VMware タブの[削除されたブロックのエクスクルード (Exclude deleted blocks)]をクリックします。
次のトピックの[削除されたブロックのエクスクルード (Exclude deleted blocks)]を参照してください。
p.65 の 「[最適化 (Optimizations)]オプション (VMware)」 を参照してください。
削除されたブロックの 除外
ブロックレベルバックアップ (BLIB): 完全と増分
ポリシーの[Block Level Incremental (BLI) バックアップを有効にする (Enable block-level incremental backup)]オプションを使用すると、NetBackup はバックアップサイズを減ら すために VMware の Changed Block Tracking 機能 (CBT) を使用します。
このオプションを使用すると、次のように、完全バックアップのサイズおよび増分バックアッ プのサイズが縮小します。
第 7 章 バックアップサイズの縮小 137 ブロックレベルバックアップ (BLIB): 完全と増分
表 7-2 仮想マシンのブロックレベルバックアップ: 完全スケジュールと増分 スケジュール
バックアップで使われる最適化 バックアップ形式
.vmdk の作成以降に変更されたブロックのみをバックアップします。
初期化されていないブロックがバックアップから除外されることに注意 してください。
完全スケジュールによる仮 想マシン全体のバックアッ プ
次のように、最後のバックアップ以降に変更されたブロックのみをバッ クアップします。
■ 累積増分の場合、BLIB は最後の完全バックアップ以降に変更さ れたブロックのみをバックアップします。
■ 差分増分の場合、BLIB は以前の任意の形式のバックアップ以降 に変更されたブロックのみをバックアップします。
メモ: 増分バックアップでは、[Block Level Incremental (BLI) バック アップを有効にする (Enable block-level incremental backup)]オ プションにより、変更されたファイルとそのメタデータがバックアップさ れます。
メモ: VMware CBT は停電やハードウェアのシャットダウンの後など
に、仮想マシンのファイルの変更の追跡をリセットする場合がありま す。次回のバックアップで NetBackup は vmdk ファイルからすべて のデータを読み込むため、バックアップの時間が予想より長くかかりま す。 重複排除が有効になれば、重複排除率は予想以上に低くなりま す。
次の VMware 技術情報には、CBT に関する詳細な情報が含まれて います:
Changed Block Tracking (CBT) on virtual machines (1020128) 増分スケジュールによる仮
想マシン全体のバックアッ プ
vSphere Client のスナップショットの削除
BLIB を NetBackup for VMware とともに使用するには、次の両方が該当する場合に既 存の vSphere Client のスナップショットを削除する必要があります。
■ 手動で仮想マシンのスナップショットを作成するために vSphere Client インターフェー スを使い、そのスナップショットは現在アクティブである。
■ vSphere Client のスナップショットを開始する前に、[Block Level Incremental (BLI) バックアップを有効にする (Enable block-level incremental backup)]機能が有効 になっている NetBackup ポリシーが仮想マシンをバックアップするために使用され ていない。
第 7 章 バックアップサイズの縮小 138 vSphere Client のスナップショットの削除
この場合、NetBackup は仮想マシンの BLIB を有効にできません。vSphere Client の スナップショットを削除する必要があります。その後、NetBackup ポリシーが実行されると きに、BLIB は有効になります。
NetBackup のブロックレベルバックアップについて、詳細情報を参照できます。
vSphere Client のスナップショットを削除する方法
1 vSphere Client のインターフェースで、仮想マシン上を右クリックし、[スナップショッ
ト]>[スナップショットマネージャ]を選択します。
2 スナップショットを選択し、[削除]をクリックします。
3 BLIB で仮想マシンをバックアップするには、[Block Level Incremental (BLI) バッ クアップを有効にする (Enable block-level incremental backup)]を使用する NetBackup ポリシーをこの時点で実行できます。
このポリシーの NetBackup バックアップは、手動で vSphere Client を使って仮想 マシンのスナップショットを作成する場合でもストレージの最適化を使い続けます。
第 7 章 バックアップサイズの縮小 139 vSphere Client のスナップショットの削除
仮想マシンのバックアップ
この章では以下の項目について説明しています。
■ 仮想マシンのバックアップ
■ アクティビティモニターを使って仮想マシンバックアップを監視する
■ アクティビティモニターでジョブを個別に再起動する
■ vSphere Web Client で NetBackup アクティビティを表示
■ 仮想マシンバックアップをレポートするための OpsCenter の使用
仮想マシンのバックアップ
仮想マシンのバックアップは、NetBackup ポリシーから開始されます。バックアップは、ポ リシーから手動で開始したり、ポリシーで定義したスケジュールに従って自動的に実行す ることができます。
ポリシーを作成するには、NetBackup 管理コンソールの[ポリシー (Policies)]ユーティリ ティを使用するか、またはポリシーの構成ウィザードを使用することができます。
p.59 の 「ポリシーユーティリティでの VMware ポリシーの構成」 を参照してください。
p.58 の 「ポリシーウィザードからの VMware ポリシーの構成 」 を参照してください。
ポリシーとバックアップスケジュールについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol.
I』のバックアップポリシーの作成に関する章を参照してください。
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既存のポリシーから仮想マシンを手動でバックアップする方法
1 NetBackup 管理コンソールの[ポリシー (Policies)]をクリックし、ポリシーを右クリッ
クして、[手動バックアップ (Manual Backup)]をクリックします。
[手動バックアップ (Manual Backup)]ダイアログボックスが表示されます。
2 バックアップのスケジュール形式を選択します。
第 8 章 仮想マシンのバックアップ 141 仮想マシンのバックアップ
3 バックアップ対象のクライアント (仮想マシン) を選択します。
ポリシーで仮想マシンの自動選択が構成されていたら、[クライアント (Clients)]ペイ ンには仮想マシンではなく VMware バックアップホストが表示されます。
4 [OK]をクリックして、バックアップを開始します。
5 ジョブの進捗を確認するには、NetBackup 管理コンソールで[アクティビティモニター (Activity Monitor)]をクリックします。
ジョブがアクティビティモニターに表示されるまで少し時間がかかる場合があります。
ジョブがすぐに表示されない場合は、別のバックアップを開始しないでください。し ばらく待ってもジョブが表示されない場合は、NetBackup 管理コンソールを閉じて、
再起動します。
VMware バックアップ要求が複数のジョブを起動することに注意してください。最初 のジョブはスナップショットを自動的に作成し、削除します。このジョブの[スケジュー ル (Schedule)]列には、ダッシュ (-) が表示されています。2 番目のジョブは、スナッ プショットから仮想マシンファイルをバックアップします。
アクティビティモニターを使って仮想マシンバックアップを 監視する
NetBackup アクティビティモニターを使って、ポリシーのバックアップ対象である VMware
仮想マシンをトラッキングすることができます。
仮想マシンのバックアップを監視する方法
1 管理コンソールの左ペインで[アクティビティモニター (Activity Monitor)]をクリックし ます。
2 行に表示される各ジョブを確認します。
ポリシーが仮想マシンを (クエリーに基づいて) 自動的に選択する場合、バックアッ プはジョブの 3 世代で構成されます。
■ 最初のジョブで仮想マシンを検出します。このジョブは、[バックアップ (Backup)]
とラベル付けされます。(このジョブは、仮想マシンを選択するクエリーを使うポリ シーに一意です。)
■ 検出 ([バックアップ (Backup)]) ジョブは、仮想マシンの VMware スナップショッ トを作成する子ジョブを開始します。スナップショットジョブは各仮想マシンで開 始されます。ジョブのそれぞれが[スナップショット (Snapshot)]とラベル付けされ ます。
■ 各スナップショットジョブは、仮想マシンをバックアップする子ジョブを開始します。
バックアップジョブは各仮想マシンで開始されます。ジョブのそれぞれが[バック アップ (Backup)]とラベル付けされます。
ジョブの流れは次のとおりです。
第 8 章 仮想マシンのバックアップ 142 アクティビティモニターを使って仮想マシンバックアップを監視する