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Linux でのリストアの注意事項および制限事項

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド (ページ 165-184)

リストアを開始する前に、次のことに注意してください。

クロスプラットフォームの個々のファイルのリストアはサポートされません。Linux ファイ ルはサポート対象の Linux ゲストオペレーティングシステムにリストアできます。

Windows にはリストアできません。

ext2 または ext3 のファイルシステムを ext4 に移行するには、Ext4 wiki の次のペー ジに記載されている「Converting an ext3 file system to ext4 (ext3 ファイルシステ ムの ext4 への変換)」の手順に必ず従います。

https://ext4.wiki.kernel.org/index.php/UpgradeToExt4

これらの手順に従わなければ、新しく作成された ext4 ファイルのデータがメモリから ディスクへすみやかにフラッシュされません。その結果、NetBackup は ext4 ファイル システムの最近作成されたファイルのデータをバックアップできません。(NetBackup のスナップショットは長さゼロとしてファイルをキャプチャします。)

正しく移行されなかったファイルシステムの回避策として、次のいずれかを実行しま す。

各バックアップを開始する前に、ext4 ファイルシステム上で Linux 同期コマンドを 実行します。

第 10 章 仮想マシンのリストア 165 Linux でのリストアの注意事項および制限事項

Linux ゲスト OS でスナップショットの静止が有効になっていることを確認します。

詳しくは、オペレーティングシステムベンダーまたは VMware 社にお問い合わせ ください。

Linux 仮想マシンでは、NetBackup はソフトウェア RAID ボリュームから個々のファ

イルをリストアできません。ファイルは仮想マシン全体をリストアするときにリストアされ ます。

Linux ext4 ファイルシステムには、割り当てられた領域に 0 を埋め込まずにファイル

のディスク領域を確保する、永続的事前割り当て機能が備わっています。NetBackup が事前に割り当てられたファイルを (サポート対象の ext ファイルシステムへ) リストア すると、ファイルは事前割り当てを失い、スパースファイルとしてリストアされます。リス トアされるスパースファイルは、元のファイルに書き込まれた最後のバイトと同じ大きさ しかありません。また、スパースファイルへのそれ以降の書き込みが続かないこともあ ります。

NetBackup は、LVM2 ボリュームからの個々のファイルのリストアを含む、Linux の

LVM2 ボリュームのバックアップとリストアをサポートします。ただし、NetBackup は、

LVM2 のスナップショット機能を使用して作成されたスナップショットからの個々のファ

イルのリストアをサポートしないことに注意してください。LVM2 スナップショットがバッ クアップ時に存在する場合、スナップショットのデータはバックアップで取得されます。

このデータは仮想マシン全体をリカバリするときに他の仮想マシンデータとともにリス トアできます。

NetBackup は Linux の FIFO ファイルとソケットファイルのバックアップをサポートし

ます。NetBackup は FIFO ファイルとソケットファイルの個々のリストアをサポートしま せん。FIFO ファイルとソケットファイルは仮想マシン全体をリカバリするときに他の仮 想マシンデータとともにリストアできます。

Linux 仮想マシンの場合、ext2、ext3、および ext4 のファイルシステムが個々のファ

イルのリストアでサポートされます。パーティションで他のファイルシステムを使用する 場合、バックアップは成功しますが、そのパーティションのファイルを個別にリストアす ることはできません。NetBackup のバックアップ、アーカイブおよびリストアインター フェースでリストアのマウントポイントを表示できるように、「/」(ルート) パーティションを ext2、ext3、および ext4 でフォーマットする必要があります。

p.295 の 「Linux 仮想マシンからファイルをリストアするときにマウントポイントを利用で きない」 を参照してください。

Linux 仮想マシン上の NFS 共有デバイスに Linux ファイルを個別にリストアすると

き、NetBackup はファイルデータと属性しかリストアできません。拡張属性は NFS 共 有されたデバイスにリストアできません。

Linux のゲストオペレーティングシステムを実行している仮想マシンの場合には、仮

想マシンをリストアするときに ESX サーバーが仮想マシンに新しい (仮想の) MAC アドレスを割り当てます。仮想マシンを再起動した後に、その MAC アドレスを構成し なければならないことがあります。たとえば、仮想マシンの元の MAC アドレスは、更 新されなければならない構成ファイルに存在することがあります。

第 10 章 仮想マシンのリストア 166 Linux でのリストアの注意事項および制限事項

詳しくは VMware のマニュアルを参照してください。

Linux の場合、追加の注意事項が適用されます。

p.36 の 「NetBackup for VMware: Linux 仮想マシンの注意事項」 を参照してくださ い。

VMware 仮想マシン全体のリストア

仮想マシン全体をリストアするには

1 NetBackup 管理コンソールで、[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup,

Archive, and Restore)]をクリックします。

2 [処理 (Actions)]、[NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines and Policy Type)]の順にクリックします。

3 次の項目を指定します。

バックアップを実行した NetBackup マスターサーバー バックアップおよびリス

トアに使用するサー バー (Server to use for backups and restores)

バックアップされた VMware 仮想マシン。

仮想マシンを検索または参照するには、[VM クライアントの検索 (Search VM Clients)]をクリックします。このオプションを使って大規 模な、マルチ階層の仮想環境内にある仮想マシンを検出します。

p.218 の 「リストアする仮想マシンの参照と検索」 を参照してください。

または、ポリシーの[VMware]タブの[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプション用に選択した名前の種類を入力します。

たとえば、[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプショ ンが VM のホスト名に設定されたら、仮想マシンのホスト名を入力し てください。

リストアのソースクライ アント (Source client for restores)

このフィールドは無視されます。リストアの宛先は後述の手順で説明 されているように異なる画面で指定されます。

リストアの宛先クライア ント (Destination client for restores)

バックアップを作成したポリシーの形式(VMware)。

リストアのポリシー形式 (Policy type for restores)

4 [OK]をクリックします。

第 10 章 仮想マシンのリストア 167 VMware 仮想マシン全体のリストア

5 [リストア形式 (Restore Type)]で[仮想マシンのバックアップ (Virtual Machine Backups)]を選択します。

6 [開始日 (Start date)]と[終了日 (End date)]アイコンを使って、バックアップが行わ れた日付範囲を選択します。

第 10 章 仮想マシンのリストア 168 VMware 仮想マシン全体のリストア

7 [ディレクトリ構造 (Directory Structure)]で、リストアするバックアップをクリックしま す。

8 [リストア (Restore)]をクリックします。

現れるダイアログボックスの種類は vCloud のバックアップが有効かどうかによって 変わります。

p.170 の 「[仮想マシンのリカバリ (Virtual Machine Recovery)]ダイアログボックス (元の場所へ のリストア)」 を参照してください。

p.176 の 「[仮想マシンのリカバリ (Virtual Machine Recovery)]ダイアログボックス (代替場所へ のリストア)」 を参照してください。

vSphere (vCloud ではな い)

p.260 の 「vCloud Director の[仮想マシンのリカバリ (Virtual machine recovery)]ダイアログボッ クス」 を参照してください。

vCloud

第 10 章 仮想マシンのリストア 169 VMware 仮想マシン全体のリストア

[仮想マシンのリカバリ (Virtual Machine Recovery) ]ダイアログボック ス (元の場所へのリストア)

次のトピックはオリジナルの場所に仮想マシンをリストアするためのバックアップ、アーカ イブ、リストア画面を説明します。これらの画面は vCloud Director には適用されません。

p.260 の 「vCloud Director の[仮想マシンのリカバリ (Virtual machine recovery)]ダイア ログボックス」 を参照してください。

[リカバリ先 (Recovery Destination)]ダイアログボックス

仮想マシンのリカバリの宛先形式 (元の場所または代替場所) を選択できます。

このダイアログには、次の情報が含まれます。

バックアップされたときの仮想マシンの元の設定 (Original settings of the virtual machine at backup)

バックアップ時の仮想マシンの構成を示します。

仮想マシンを元の場所にリストアする場合、これらの構成設定が使用され、変更する ことはできません。

代替の場所 (元の場所以外) にリストアする場合は、[次へ (Next)]をクリックした後に これらの設定を変更できます。

仮想マシンのリカバリ先 (Recover virtual machine to)

[元の場所 (Original location)]または[代替場所 (Alternate location)]を選択しま す。

[リカバリオプション (Recovery Options) ]ダイアログボックス

次のように、リカバリホストおよびトランスポートモードを選択します。

宛先の設定

バックアップ時の仮想マシンの構成を示します。これらの設定は、仮想マシンのリスト ア時に仮想マシンに適用されます。

メモ: この情報は vSphere に対するリカバリのみのために含まれています (vCloud には含まれません)。

NetBackup リカバリホスト (NetBackup Recovery Host)

リカバリを実行するホスト。デフォルトはバックアップを実行したホスト (バックアップホ スト) です。

ほとんどの場合、バックアップを実行したホストを使うことができます。リカバリホストとし て異なるホストを選択すると、トランスポートモードによってはリストアが低速となったり 失敗したりする可能性があります。

第 10 章 仮想マシンのリストア 170 VMware 仮想マシン全体のリストア

たとえば、次のような場合に SAN トランスポートモードを選択すると、リストアは失敗し ます。

バックアップを実行したホストがデータストアにアクセスするのに SAN の接続を使 用した場合。

リカバリホストとして選択するホストにデータストアにアクセスするための SAN が構 成されていない場合。

メディアサーバー (Media Server)

このオプションを使用して、バックアップイメージが含まれるストレージユニットにアクセ スするメディアサーバーを選択できます。このような環境の例として複数のメディアサー バーで構成するメディアサーバー重複排除プール(MSDP)があります。

メモ: バックアップイメージを含むストレージユニットが複数のメディアサーバーで共有 されていない場合は、このプションは灰色で表示されます。

トランスポートモード (Transport Modes)

リストアデータをリカバリホストから VMware データストアに送信する方法を決定しま す。適切なオプションは、VMware データストアとリカバリホストを接続するネットワー ク形式によっても異なります。

デフォルトはバックアップが使った形式です。

ファイバーチャネル (SAN) または iSCSI を介した、暗号 化されていない転送の場合に指定します。

SAN

Network Block Device (NBD) ドライバプロトコルを使用 する、ローカルネットワークを介した暗号化されていない 転送の場合に指定します。この転送モードは、通常、ファ イバーチャネルを介した転送よりも低速です。

nbd

Network Block Device (NBD) ドライバプロトコルを使用 する、ローカルネットワークを介した暗号化転送 (SSL) の 場合に指定します。この転送モードは、通常、ファイバー チャネルを介した転送よりも低速です。

nbdssl

リカバリホストが仮想マシンにある必要があります。

このトランスポートモードの手順と、リカバリホストの VMware 仮想マシンへのインストール手順に関しては、

VMware のマニュアルを参照してください。

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第 10 章 仮想マシンのリストア 171 VMware 仮想マシン全体のリストア

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド (ページ 165-184)