第2章 互換に関する情報
2.5 V10.0L10/10.0/V10.0L20/10.1/V10.0L21からの移行
SystemWalker/CentricMGR V10.0L10/10.0、Systemwalker CentricMGR V10.0L20/10.1/V10.0L21から移行する場合は、本節以降に記 載されているすべての非互換項目の確認が必要です。
2.5.1 システム監視についての非互換項目
Systemwalker Centric Managerおよび、Systemwalker Operation Managerが混在した場合に通知されるイベントに ついて【Windows版】
Systemwalker CentricMGR V10.0L20以前と比較して、Systemwalker Operation Managerから通知される以下のメッセージの出力形式を 変更しています。
・ ジョブネットが異常終了したイベントがSystemwalker Centric Managerに通知された場合 変更前
jobschExit: エラー:399: ジョブネットが異常終了しました.ジョブネット名称=%1 ジョブネット名=%2 コード=%3 プロジェクト名=%4 サブシステム番号=%5
変更後
jobschExit: エラー: 399: ジョブネットが異常終了しました.ジョブネット名称=%1 ジョブネット名=%2 コード=%3 プロジェクト名=
%4 サブシステム番号=%5
クラスタシステムでSystemwalker CentricMGRの共有ディスクファイル監視を行っている場合について【Solaris版/Linux 版】
10.1/V10.0L20以前のクラスタシステムで、Systemwalker CentricMGRの共有ディスクファイル監視を行っている場合、以下の発生条件す べてに一致すると、業務起動における共有ディスクのマウントに失敗し、業務が異常終了して待機システムに移動します。また、業務の移動 によるアンマウントに失敗し、システムが強制停止され、すべての業務が待機システムに移動する現象が発生します。
11.0/V11.0L10以降では共有ディスクファイルの監視方法を、コマンドモードに設定する必要があります。また、このとき、共有ディスクファ イル監視定義ファイルに指定する項目が増えるため、以下の“共有ディスクファイル監視定義ファイル”を参照して定義を実施してください。
また、Systemwalker Centric Managerを起動する前に、opasfmon コマンドで監視モードをコマンドモードにする必要があります。また opasfmonコマンドで監視開始を指示する必要があります。“コマンド実行例”を参照してコマンドを実行してください。
発生条件
発生条件を以下に記載します。
- 共有ディスクファイル監視を行っている
- 以下の状態のどれかに該当する - Systemwalker CentricMGR起動時、
または、
- 定期的な共有ディスクのファイルへのアクセス時 (ファイル監視間隔の指定に従う)
- 以下の状態のどれかに該当する - OS ブート時、
または、
- 業務のフェールオーバ発生時、
または、
- 業務のフェールバック発生時 共有ディスクファイル監視定義ファイル
以下の定義ファイルに監視対象ファイルのある共有ディスクのマウントポイントを追加してください。
/etc/opt/FJSVsagt/opashrfmon 例)
monitor-file label errclass work-file mount-point(注)
"/shdisk1/app1.log" "UX:app1" ERROR "" "/shdisk1"
注)
監視対象ファイルがある共有ディスクのマウントポイント名のフルパスを、" " で囲んで指定します。最大長は511バイトまでで、共有ディ スクファイル監視を行う場合は必ず指定してください。
コマンド実行例
コマンドの実行例を以下に記載します。
モードの変更
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -m cmd 監視開始の指示
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -s monitor-file
opasfmonコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
2.5.2 ノード検出において既存ノードを更新する場合の非互換項目
[既存ノードを更新する]を選択してノード検出を行う場合に使用するコミュニティ名が、以下のように変更されました。
【旧版】
[ノード検出]画面の[SNMPエージェント]の[コミュニティ名]で指定されたコミュニティ名を使用します。
【V11.0L10/11.0以降】
ノードごとに使用するコミュニティ名が異なります。[ノードプロパティ]の[ネットワーク]タブに設定されているRコミュニティ名を使用します。
2.5.3 プロセス監視のメッセージについての非互換項目
プロセス監視のメッセージ(MpPmonCで始まるメッセージ)のIDが、以下のように変更されました。
【旧版】
メッセージのIDは、7桁で出力されます。
例)
[UNIX]MpPmonC: ERROR: 1000002: Systemwalker CentricMGR のプロセス(*1)が正常に動作しているか確認してください。
[Windows]MpPmonC: エラー: 3: 1000002: Systemwalker CentricMGR のプロセス(*1)が正常に動作しているか確認してください。
【V11.0L10/11.0以降】
メッセージのIDは、5桁で出力されます。
例)
MpPmonC: ERROR: 10002: Check if the Systemwalker Centric Manager process (%1) is running properly.
MpPmonC: エラー: 10002: Systemwalker Centric Manager のプロセス(%1)が正常に動作しているか確認してください。
2.5.4 リモート操作についての非互換項目【Solaris版】
SystemWalker/CentricMGR 10.0、およびSystemwalker CentricMGR 10.1のリモート操作機能から移行する場合、以下の機能が使用で きません。
・ Windows 95、Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 4.0での動作 また、以下サービスのスタートアップ設定が手動起動に変更になります。
・ リモート操作コネクションマネージャ
「LiveHelp Connection Manager Service」サービス
注意
本サービスをご利用になる場合は、[コントロール パネル]の[サービス]から、[LiveHelp Connection Manager Service]サービスの[ス タートアップの種類]を[自動]に変更してください。
2.5.5 環境定義ファイルについての非互換項目
Systemwalker Centric Managerでは、インストール時にイベント監視の条件定義について標準の定義を提供しています。Systemwalker
Centric Managerの旧バージョンからバージョンアップする場合、すでに利用されている定義を継承するため、新規機能に対する定義が追加
されません。必要に応じて以下の定義を追加、または変更してください。
【Windows版】
以下で説明している項目も対象となります。
・ “V4.0L10/4.0からの移行”の“環境定義ファイルについての非互換項目”を参照してください。
・ “V4.0L20/4.1からの移行”の“環境定義ファイルについての非互換項目”を参照してください。
・ “V5.0L10/5.0/V5.0L20/5.1からの移行”の“環境定義ファイルについての非互換項目”を参照してください。
[イベント定義]
[ホスト名] : [特定しない]
[エラー種別] : [特定しない]
[ラベル] : AP:MpPmon [メッセージテキスト] : [特定しない]
[アクション定義]-[メッセージ監視]タブ [上位システムに送信する]: [する]
[ログ格納] : [する]
[監視イベント種別] : [システム]
[イベント定義]
[ホスト名] : [特定しない]
[エラー種別] : [特定しない]
[ラベル] : AP:SelfChk [メッセージテキスト] : [特定しない]
[アクション定義]-[メッセージ監視]タブ [上位システムに送信する]: [する]
[ログ格納] : [する]
[監視イベント種別] : [システム]
[イベント定義]
[ホスト名] : [特定しない]
[エラー種別] : [特定しない]
[ラベル] : [特定しない]
[メッセージテキスト] : enterprise:aplSWProcMon [アクション定義]-[メッセージ監視]タブ
[上位システムに送信する]: [する]
[ログ格納] : [する]
[監視イベント種別] : [システム]
【UNIX版】
[イベント定義]
[ホスト名] : [特定しない]
[エラー種別] : [特定しない]
[ラベル] : ^UX:MpPmon [メッセージテキスト] : [特定しない]
[アクション定義]-[メッセージ監視]タブ [上位システムに送信する]: [する]
[ログ格納] : [する]
[監視イベント種別] : [システム]
[イベント定義]
[ホスト名] : [特定しない]
[エラー種別] : [特定しない]
[ラベル] : ^UX:SelfChk [メッセージテキスト] : [特定しない]
[アクション定義]-[メッセージ監視]タブ [上位システムに送信する]: [する]
[ログ格納] : [する]
[監視イベント種別] : [システム]
[イベント定義]
[ホスト名] : [特定しない]
[エラー種別] : [特定しない]
[ラベル] : [特定しない]
[メッセージテキスト] : enterprise:aplSWProcMon [アクション定義]-[メッセージ監視]タブ
[上位システムに送信する]: [する]
[ログ格納] : [する]
[監視イベント種別] : [システム]
2.5.6 ACLマネージャについての非互換項目【UNIX版】
運用管理サーバのクラスタ環境において、切り換え元・切り換え先の各系で、以下ロールの少なくともひとつに、OSユーザが登録されている 場合、クラスタの系切り換えが発生すると、切り替え先の系の「/etc/group」ファイルが更新されます。
・ DmAdmin
・ DmOperation
・ DmReference
・ DistributionAdmin
・ DistributionOperation
・ DistributionReference
・ OrmOperation
・ AssetAdmin
・ AssetSectionAdmin