• 検索結果がありません。

Systemwalker IT Change Managerのセットアップ(待機ノード)

ドキュメント内 クラスタ適用ガイド (ページ 47-67)

第2章 導入

2.3 サーバ導入作業

2.3.7 Systemwalker IT Change Managerのセットアップ(待機ノード)

Systemwalker IT Change Managerのセットアップを実施します。

【Windows版】

注意

・ 事前に待機ノードで共有ディスクをオンラインにし、Interstageを起動しておく必要があります。

・ セットアップで入力する値(ファイル・ディレクトリのパス、ポート番号等)は、すべて現用ノードと同一にしてください。

・ 現用ノードにおいて"共有ディスクへデータを構築する"を選択してセットアップを実行した場合、[Systemwalker IT Change Manager インストールディレクトリ]\itpm\etc\setup.infが作成されます。このファイルを待機系の同一ディレクトリにコピーすることで、セットアッ プ時の入力を省略することができます。

・ リモートデスクトップでの接続は行わないでください。

1. 待機ノードのサーバに管理者権限をもったユーザでログインします。

2. 以下のコマンドを実行して、セットアップを開始します。

[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_setup -s 3. Systemwalker IT Change Managerセットアップツールが起動されます。

表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

4. 構築するサーバ種別を選択します。

各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。

項目名 入力値

構築するサーバの種別 "スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 待機ノード)"を 選択します。

共有ディスク 現用ノードと待機ノードで共有するデータを格納す るディスクを選択します。

5. BASEDBシステムの設定を行います。

各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。

項目名 入力値

BASEDBポート番号 BASEDBが通信に利用するポート番号を入力しま

す。1~65535の範囲で指定してください。

デフォルト値:9655 RDB管理情報ディレクトリ

(※注)

BASEDBのシステムファイルを格納する共有ディス

ク上のディレクトリを入力します。100バイト以内で指 定してください。必須サイズは"Systemwalker IT Change Manager 解説書"を参照してください。

RDBシステムファイル格納先を 変更する

RDBシステムファイル格納先を変更する場合にチェッ クします。

BASEDB用RDBディクショナリ ファイル格納ディレクトリ (※注)

BASEDBのRDBディクショナリファイルを格納する共 有ディスク上のディレクトリを入力します。100バイト 以内で指定してください。必須サイズ

は"Systemwalker IT Change Manager 解説書"を参 照してください。

BASEDB用RDBログ管理ファ イル格納ディレクトリ

(※注)

BASEDBのRDBログ管理ファイルを格納する共有 ディスク上のディレクトリを入力します。100バイト以 内で指定してください。必須サイズは"Systemwalker IT Change Manager 解説書"を参照してください。

BASEDB用RDBテンポラリログ ファイル格納ディレクトリ (※注)

RDBテンポラリログファイルを格納する共有ディスク 上のディレクトリを入力します。100バイト以内で指定 してください。必須サイズは"Systemwalker IT Change Manager 解説書"を参照してください。

注意

空白を含むディレクトリを指定することはできません。

7. FLOWDBの設定を行います。

各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。

項目名 入力値 FLOWDBのポート番

FLOWDBが通信に利用するポート番号を入力します。

デフォルト:9652 FLOWDBデータベー

ススペース格納ディレ クトリ

データベーススペースを格納する共有ディスク上のディレク トリを入力します。100バイト以内で指定してください。

指定したディレクトリには、手順6でメッセージボックスに表示 されたサイズ以上の容量が必要です。

空白を含むディレクトリを指定することはできません。

8. Systemwalker IT Change Managerの環境設定を行います。

各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。

項目名 入力値 ワークフロー格納ディレク

トリ

ワークフロー履歴情報を格納する共有ディスク上のディレク トリを指定します。

空白を含むディレクトリを指定することはできません。

メール機能を使用する メール機能を使用する場合はチェックします。チェックする と、メール設定の入力が可能となります。

メールサーバ名 メールサーバ名を指定します。

最大長:255文字

メールサーバ名に使用できるのは、半角英数字、「-」(ハイフ ン)、「.」(ピリオド)、「_」(アンダースコア)、「'」(シングルクォー テーション)のみです。

メール送信者名 送信メールの表示名を指定します。

最大長:1024文字

英数字以外は使用できません。

送信元アドレス 送信元メールアドレスを指定します。

最大長:1024文字 必須文字:@

9. LDAPの設定を行います。

各設定値を入力し、[次へ]をクリックしてください。

項目名 入力値

使用するLDAP 使用するLDAPサーバの種類を選択します。

ホスト名 LDAPサーバのホスト名を設定します。

上限値:64バイト

キー ドメイン環境を設定します。以下の書式に従い設定し てください。

書式:dc=[第nレベルドメイン],dc=[第n-1レベルドメイ ン],...dc=[トップ(第1)レベルドメイン]

上限値:1024バイト

ドメインが複数階層の場合、カンマ(,)で連結してくだ さい。

例:ドメイン名がitpm.comの場合 dc=itpm,dc=com

組織単位(OU) グループが登録されている組織単位名を指定します。

以下の書式に従い設定してください。

書式:ou=組織単位名 上限値:1024バイト

アカウント組織単位(OU) アカウントが登録されている組織単位名を指定しま す。以下の書式に従い設定してください。

11. セットアップ状況表示画面が表示されます。

12. セットアップが正常終了した場合、設定内容が表示されます。表示内容を確認して[完了]ボタンをクリックしてください。

13. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerを停止します。

[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_stop

【UNIX版】

注意

・ 事前に待機ノードで共有ディスクをオンラインにし、Interstageを起動しておく必要があります。

・ セットアップで入力する値(ファイル・ディレクトリのパス、ポート番号等)は、すべて現用ノードと同一にしてください。

・ 現用ノードにおいて"共有ディスクへデータを構築する"を選択してセットアップを実行した場合、/etc/opt/FJSVswpm/setup.infが作 成されます。このファイルを待機系の同一ディレクトリにコピーすることで、セットアップ時の入力を省略することができます。

・ ローデバイスを作成する際、シリンダ0のデバイスは指定できません。

1. プロセス管理サーバにスーパーユーザでログインします。

2. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerのセットアップを開始します。

# /opt/FJSVswpm/bin/swpm_setup -s -dispbasedbsys 3. セットアップ開始のメッセージが表示されます。

======================================================================

===========

Systemwalker IT Change Managerセットアップを開始します。

4. 構築するサーバの種別を指定します。

プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、構築するサーバの種別を示す番号を入力します。待機ノードの場合は3を入 力します。

[運用構築設定]

構築するサーバの種別を選択してください。

1. スタンドアロンサーバ(通常運用)

2. スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード) 3. スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 待機ノード) ENTER==>

5. 共有ディスクにデータを構築するかどうかを指定します。

プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、データを構築する場合は"y"を指定します。

[共有ディスク設定]

共有ディスクへデータを構築しますか?

[y:構築する/n:構築しない] ENTER==>y

6. 共有ディスクのマウントポイントを指定します。

プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。(例:/share/itcmbasedb) [共有ディスクのマウントポイント設定]

共有ディスクのマウントポイントを指定してください。

ENTER==>

7. 前回設定情報(setup.infファイル)がある場合、このファイルにもとづいてセットアップを行うかどうかを指定します。

プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、このファイルの設定にしたがってセットアップを行う場合は"y"を、異なる設定 でセットアップを行う場合は"n"をそれぞれ入力します。

"y"を指定した場合は手順36に進みます。"n"を指定した場合は次の手順に進みます。

また、前回設定情報(setup.infファイル)がない場合、この画面は表示されません。

[前回設定情報の読み込み]

setup.infが存在します。setup.infの設定に基づいてセットアップしますか?

[y:セットアップする/n:セットアップしない]

ENTER==>y

8. BASEDBの管理情報ディレクトリを設定します。

プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。

エンターキーのみが入力された場合、デフォルト値"/var/opt/FJSVswpm/BASEDB"を設定します。

すべてのRDBシステムファイルを管理情報ディレクトリに作成する場合、指定するディレクトリに72MB以上の容量が必要です。

また、指定可能なパス長は最大100バイトです。

[BASEDB用RDB管理情報ディレクトリ設定]

BASEDBで使用するRDB管理情報格納用ディレクトリを指定してください。

※すべてのRDBシステムファイルを管理情報ディレクトリに作成する場合 指定するディレクトリに72M以上の容量が必要です。

※指定可能なパス長は最大100バイトです。

エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。

( default : /share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB ) ENTER==>

9. BASEDBのRDBディクショナリ用ファイルを作成するディレクトリ名を設定します。

プロンプト"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。

エンターキーのみが入力された場合、手順8で入力されたディレクトリ配下にディクショナリファイルを作成します。

指定可能なパス長は最大100バイトです。

指定するディレクトリに20MB以上の容量が必要です。

また、"d"と入力すると、手順10に進み、ローデバイスの設定画面が表示されます。

それ以外の場合は、手順11に進みます。

[BASEDB用RDBディクショナリファイル設定]

BASEDBで使用するRDBディクショナリ用ファイルを作成するディレクトリを指定してください。

※ディレクトリに20M以上の容量が必要です。

※指定可能なパス長は最大100バイトです。

エンターキーのみを押下された場合、RDB管理情報ディレクトリ配下に作成します。

また、”d”と入力すると、ローデバイスの設定画面を表示します。

( default : /share/itcmbasedb/FJSVswpm/BASEDB/DIC ) ENTER==>

10. BASEDBのRDBディクショナリ用デバイスを設定します。

【Solaris】

プロンプト"ENTER==>/dev/rdsk/"が入力されたところで、ローデバイス名"c?t?d?s?"を入力します。本画面は手順9で"d"と入力し た場合のみ表示されます。

本入力内容に省略値はありません。

指定するデバイスには20MB以上の容量が必要です。

[BASEDB用RDBディクショナリデバイス設定]

BASEDBで使用するRDBディクショナリ用ローデバイスを指定してください。

※デバイスに20M以上の容量が必要です。

( example: /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER==>/dev/rdsk/

【Linux】

プロンプト“ENTER ==>/dev/raw/”が表示されたところで、ローデバイス名“raw<N>”(Nは数字)を入力します。本画面は手順9 で”d”と入力された場合のみ表示します。

本入力内容に省略値はありません。

指定するデバイスには20M以上の容量が必要です。

[BASEDB用RDBディクショナリデバイス設定]

BASEDBで使用するRDBディクショナリ用ローデバイスを指定してください。

※デバイスに20M以上の容量が必要です。

( example: /dev/raw/raw? ) ENTER==>/dev/raw/

11. BASEDBのRDBログ管理ファイル用ディレクトリを設定します。

プロンプトに"ENTER ==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。

指定されたディレクトリ配下にRDBログ管理ファイルを作成します。

エンターキーのみが入力された場合、RDB管理情報ディレクトリ配下にLOGディレクトリを作成し、その配下にRDBログ管理ファ イルを作成します。

指定するディレクトリに2MB以上の容量が必要です。

また、"d"と入力すると、手順12に進み、ローデバイスの設定画面が表示されます。

それ以外の場合は、手順13に進みます。

ドキュメント内 クラスタ適用ガイド (ページ 47-67)